ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ライオンのおやつ

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    死というものや死後の世界が本当にこんなふうだったら、すごく救われる。
    ずっと見守っていてくれると信じて、体が無くてもどかしい思いをさせないように、心配かけずにたくさん幸せな姿を見せようと思う。

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    2026年07月17日
  • ヴィヨンの妻

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    再読。『家庭の幸福』が、いちばん抉られた。「家庭の幸福のため」に行う、自分では善いこと、と思って行うそのことが、誰かを傷つけ、苦悶させることがあるという真実。「家族の幸せ」と思い続けて生きていれば、罪悪感を持たずに生きていける。その傲慢さ、自分勝手さ。
    『曰く、家庭の幸福は諸悪の本(もと)』。すごいなぁ。こんなふうに鋭い感性を持って生きていたら、さぞつらかったに違いない。
    一般的な幸せの内にある、残酷な真実を抉り出された気分。
    すごいなぁ、この人。本当に。

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    2026年07月17日
  • 容疑者Xの献身

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    やはりこれ、素晴らしい。
    再読でした。
    よくこんなトリックを思いつくな、と言う感想しかありません。
    これ確か、映画も良かった記憶があります。
    石神の恋愛感情だけでなく、湯川と石神の友情にも揺さぶられる内容です。

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    2026年07月17日
  • なんくるない

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    よしもとばななさんは、沖縄でしか感じられないものをたくさん感じたんだろうなぁ。大自然とそこで出会う人々に心が落ち着いていくお話ばかりでおもしろかった。なにも考えられない心がだんだんと回復して、また新しい楽しいことを見つけようとできる。沖縄は素敵な場所なんだろうなー、

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    2026年07月17日
  • 一次元の挿し木

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    最初から最後まで、猶予をくれない‥本でした。面白い・・・
    テレビドラマが始まったので、慌てて古本購入。
    ドラマはこの先観ますが、このミステリー?面白すぎて…久々に興奮しました。
    この本は誰かの手に渡そう…

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    2026年07月17日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ネタバレ

    ひさしぶりに村上春樹さんの長編が読めることをまず嬉しく思う。(もう20年以上前の中学生の頃、ハルキストな僧侶の父の本棚に並んでいた辞書みたいな3冊のねじまき鳥クロニクルからわたしの村上春樹ワールドははじまった。ひとしきり全部の著書は読んでいて、新しいものが出ると知れば必ず手に取る)ページを開いてその世界が相変わらず現在である奇妙な心地よさに浸かる。なかなかいい年頃になった私は一時期あった村上春樹さんの世界に対する現実的な拒絶感や気持ち悪さも超えて、ただただ突然のスカーレット・ヨハンソンにくすりと笑ったりしながら結局この物語を超えてどんな「有用性」があったのかはまだわからない。(あるいはそんなも

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    2026年07月17日
  • 方舟

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    ミステリーは初めて読んだ!!!
    ぞぞぞぞ!!!ミステリーを持って読んでみたいと思ったきっかけの一冊!

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    2026年07月17日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    とっても読み応えのある短編集だった。

    わたし的には、澪さんのお話がとても印象的で
    澪さんに直接会って話したら涙が止まらないだろうな〜と。

    元気をもらえた作品だった。

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    2026年07月17日
  • 夏物語

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    ネタバレ

    1人の女性の人生を追体験し、自分の持っていなかった価値観に触れることができた。
    自分の人生もなかなかの人生だよな、と思うが、それでも、人生に対して希望を持つことができる自分がいる。それがただ、ありがたいな、と思った。今まで自分にもいろんなことがあったけど、「とは言えど、人生って捨てたもんじゃない」と思う。でも、
    本当に、心の底から、人生を、自分を、肯定できない人もいるんだよな、と、頭の中ではわかってはいたけど、なんとなく曖昧にしていた部分がハッキリとなったと言うか、
    世の中キレイゴトばかりでは厳しいということもあるという事実を、心の奥でそう思えたというか、「そういう人もいるんだよな」と静かに思

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    2026年07月17日
  • 風と共にゆとりぬ

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    ネタバレ

    ゆとり第2弾
    今までの肛門の総集編と言うべき最後の肛門記が
    面白すぎてそれまでの笑いがどこかに行ってしまった。礼服が喪服になるところとかすごく面白かったんだけど。
    前作に引き続き思いっきり笑ってもいい場所で
    読むべき。

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    2026年07月17日
  • ファイア・ドーム 下

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    ネタバレ

    読み終わってまず思うのは、紗英ちゃんや晋也くんは戻らないという事実。
    悲しみは消えないし、失ったものも戻らない。
    それでも、みんなでその出来事を背負って生きていくと決めたことで、止まっていた時間が少しずつ未来へ動き出したように感じた。

    辛い物語ではあったけれど、ラストには確かな希望があった。
    「作家ってすごいなぁ」と思える一冊だった。
    辻村さんの本はこの作品が初めてだったので、他の作品も拝読したい。

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    2026年07月17日
  • アルテミス 下

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    月面都市を舞台に繰り広げるスリル抜群のストーリーと、登場人物たちの軽快な会話やジャズの跳ねっ返り娘感が絶妙。解説を読んで納得しました。
    何気にハートネルズのビリーと常連客たちの雰囲気が好きです。
    アルテミスを舞台にした続編の構想もあるみたいなので楽しみです

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    2026年07月17日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    烏滸がましいことだが、私と筆者はモノの見方や捉え方で似ているところがあるように感じた。

    本作は筆者の私小説と思わせる構成で、実際の出来事を組み合わせたり編集したりして小説仕立てにしたのかな、と思いながら読んだ。

    筆者は小さい頃から変わってると周りの人に言われていて、だけどある程度成長するまで変わり者だと自覚していなかったタイプだと思う。
    会話の内容をよく覚えているから、その場のノリの会話は過去の会話と整合性が取れないので矛盾を感じることもあったと思う。だけど学習能力や適応性の高さによって、話は合わせられるし、変わってるところも面白いと捉えられて、さらに初対面の人に対する先入観は少ない性質で

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    2026年07月17日
  • 余命一週間の探偵として

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    ネタバレ

    27歳のジェットは、ハロウィーンの夜に何者かに襲われる。頭部を殴打されたジェットは一命を取り留めたものの、持病のせいでわずか一週間しか生きられない。
    そこでジェットは残りの時間を「自分を殺した犯人」を突き止めるために使うことに。それを手伝うのは幼馴染のビリー。事件を追う中でジェットは家族や友人が抱える秘密を知ることになる。だが秘密を抱えるのはジェット自身もだった。
    最後の最後まで犯人がわからず、ハラハラしながら読み進める。タイムリミットが迫る中、少しずつジェットの体に変調が表れるのが辛い。犯人は誰かという謎と同じくらい、ジェットの運命が気になり一気読み必至。あまりにも濃密で切ない一週間。それで

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    2026年07月17日
  • ファイア・ドーム 上

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    登場人物が多く最初は関係性を掴むのに少し時間がかかったが、中盤から一気に物語へ引き込まれた。
    毎度のことだが、通勤時間とかにしか読む時間が取れず、ほんとに細切れで読んだのが辛かった。
    それでも「この先どうなる?」とページをめくる手が止まらず、上下巻という長さを感じさせない作品だった。
    下巻へ続く終盤は、続きが気になって仕方がなかった。

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    2026年07月17日
  • 虫ぎらいはなおるかな? 昆虫の達人に教えを乞う

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    私は虫嫌いではないけど、嫌いなものとの向き合い方がわかってよかった。あと、文章かとっても面白く読みやすかったです。

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    2026年07月17日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    各話、読みながらゾワゾワする。
    ホラーじゃないのに背筋がスーッとなりました。
    人との関わりの中で生まれるモヤっとした感情とそれを裏付ける過去の出来事。
    どれも自分の身近にも起こりうりそうな話で、自分のことについても見つめ直すきっかけを与えてくれました。

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    2026年07月17日
  • がむしゃら なぜ俺は、こんなに走るのか——。

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    オフサイドルールがいまいちわからん
    的なとこには思わず笑ってしまった

    学ランでのあの会で言ったことが実現されるとは
    有言実行(結果的に)だけど本人もふわふわしてたようでちょっとかわいいなと思った
    でもそれを努力で叶えるんだからすごい
    そして全部読んでも「自分すごいだろ」とは全然思ってなくて
    「わかんないこと多いけど自分のレベルあげなきゃ」という感じであっさりしてる感じが伝わってくる

    W杯をみたばっかりだから他の代表選手のこともでてきてよりおもしろかった
    想像してたより人のこと見ている・分析してる人だなと思った

    そしていろんな人から応援される素質・ひたむきさがあるしまだまだ伸びしろあるし(

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    2026年07月17日
  • 無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

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    まさに、コロナ禍での突然の出来事。
    末期の膵臓がんと宣告され、余命は4ヶ月、120日。
    作家である山本文緒さんは、辛いだろうに、軽快に、ユーモアも交えて、赤裸々に記している。
    後書きで、角田さんが言われていたが、よくある闘病記とは、一線を画しており、最後まで読み手に優しく寄り添ってくれている。
    山本文緒さんのご冥福をお祈りします。

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    2026年07月17日
  • 硝子の塔の殺人

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    先の展開が気になって、久々に夜更かしするくらい面白く一気に読んだ。
    登場人物のラノベや漫画ちっくなキャラを受け入れれば面白いと思う。自分はおかげで終始明るい雰囲気で読めたし、もっとたくさんのミステリーを読みたい気持ちにさせてくれた。
    倒叙もので続編やってくれないかなぁ。

    謎解きは全然分かりませんでした。

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    2026年07月17日