ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 三千円の使いかた

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    定期的に読み返したい1冊。
    初めて呼んだ時と2回目読んだ時に考えたことが違ったから。
    人生の説目やお金の使い方に悩んでいる時に再読したい。

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    2025年12月12日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    新書判を持っているけれど、CreepyNutsのDJ松永さんの感想を読みたくて購入。私はオードリーのファンでもありたりないふたりのファンでもあるしCreepyNutsのファンでもあるので、泣けて泣けて仕方がなくらい感動した。尊敬する推しであり先輩である若林さんへの松永さんからの深い愛のこもったお手紙。松永さんが書く文章が好きすぎる!最高の一冊!

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    2025年12月12日
  • 100万回生きたねこ

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    子供の頃から大好きな絵本
    猫が本当の愛を見つけるまでの話
    猫はいつも飼い主を嫌いなのがひねくれていてそんな性格の猫が好き

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    2025年12月12日
  • 海底二万里(上)

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    ジュール・ヴェルヌは地理、科学、博物学を元にしてSFを書いてるからなんか知識の幅広さがダーウィンに似てる。ダーウィンは小説は書いてないけど、ビーグル号航海記っていう旅行記が、事実は小説よりも奇なりで小説以上に面白いけどね。

    「ジュール・ヴェルヌ  
    Jules Verne 1828年フランス、ナントに生まれる。ナントのリセを出たあと、 1847年法律の勉強のためパリを訪れる。 48年にアレクサンドル・デュマ父子と出逢い、劇作家を志す。地理や科学、博物学の広範な知識と、豊かな空想力を駆使して数多くの作品を発表した。空想科学小説の父と呼ばれる。主な作品に『地底旅行』『八十日間世界一周』『神秘の

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    2025年12月12日
  • 常識のない喫茶店

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    ツイッターのつぶやきを見ている時のような 
    気軽に笑えて息抜きができる作品でした

    接客業の経験があるため書かれている内容に
    共感する言葉が多く親近感があり
    飾らない素直な文章がとてもすてきでした

    この本を読んでいる途中にもうすでに
    “他にも作品があるかな”と探してしまいました
    次に読む作品が今からとても楽しみです

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    2025年12月12日
  • 私の馬

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    清々しいほどに、救いなんてない。
    みんな誰かにわかって欲しい。そのためにある言葉は、ただ人を傷つけるだけなのに。
    みんな自分が正しいと思ってる。そう思ってないと生きていけない世の中だから。

    未読だけれど、「コンビニ人間」にも通じるところがあると思う。今の社会、寂しすぎる。虚しすぎる。何のために生きているんだろう。誰のために生きているんだろう。それを認めて欲しくて。認められている実感が欲しくて。意味のない“なにか”に価値を見出して、この世を生きている。

    この空虚感を補う“繋がり”について考えることが今の命題です。

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    2025年12月12日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    良い本は洗練されている。不要なことは書かれない。執筆途中で旅立たれてしまったが、レイチェルの言葉でセンスオブワンダーの深みを踏み込んだところまで聞いてみたかった。

    現代人においては、自然を楽しむ余裕がより無くなっているのだろう。経済格差も相まっている。ダーチャフィールドのように週末だけでも楽しむというのが理想だろうが、それが出来る人の多くは富める者だと考えられる。

    ただし、レイチェルが言いたいことは、日常の中でもセンスオブワンダーを使える機会は溢れており、それを楽しむ事が必要だということ。

    今後の世界、特に子供たちが自然と共に生きられるように、まずは大人たちが自然を楽しみたい。

    センス

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    2025年12月12日
  • 汝、星のごとく

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    なんだか、終わったあとものすごい満足感があった!
    それぞれの心情がとてもリアルで、めんどくさい感情が細かく書かれていた。
    ここまで愛した人が待ってると思うと、天国に行くのも悪いもんじゃないかもしれないね

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    2025年12月12日
  • 人魚が逃げた

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    童話「人魚姫」を色んな角度から捉えて、5つの短編におとした本。直接関わりがある訳では無いけど、短編の主人公同士がまちですれ違いざまお互い認識をしていたので、2つの視点で同じシーンを読むために何度もページを戻ったり。

    エピローグの「おとぎ話界隈」という言い方だったかな?笑ってしまいました。そりゃカードも使えるよ。

    タイトルの回収も腑に落ちた!妙に詳細に書かれる通行人たちの理由も。カバーもかわいくてミッケみたいでした。

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    2025年12月12日
  • イタリア女子が沼ったジワる日本語

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    作者はただのイタリア人ではなかった。ものすごく日本語に詳しく、行動力の塊のような人だった。ケンブリッジ大学に日本学科があるのも初めて知ったけど、日本人よりきちんと勉強されていると思った。そして、日本に留学したこともあるし、今は日本で暮らしているから、と思うけど、それにしても日本中あちこちに出かけている。すごいよ。それもヒッチハイクで、なんて!
    テシさんの性格が表れている文章は読みやすくて、あっという間に読めました。それにすごく面白かった。出かけたくなる本でした。

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    2025年12月12日
  • 容疑者Xの献身

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    深い献身の愛が、こんなにも切ない結末になってしまうとは。数学者の石神は、天才で論理思考だけど、恋愛に関しては一途で真っ直ぐでピュアな人。なぜだか靖子に対しての応対は重たく感じなかった。普通は、殺人事件が起きて、犯人を探すストーリーだが、この小説は、一番最初に犯人がわかってしまう。そこから始まるストーリー、展開が新鮮で面白かった。
    娘さん、どうなったんだろ

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    2025年12月12日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    友人に勧められて読み始めたら、まんまと虜に。正直、何を言っているのか分からない場面もあるけど、気にせず読み進めてしまう。それは、自分の中の子どものような好奇心が復活して、ワクワクが止まらず、夜ふと星を見上げれば「あそこには宇宙人がいる」と本気で思う想像力を、この小説が与えてくれるからだと思う。さぁ下巻へ。

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    2025年12月12日
  • 最後の祈り

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    最期に罵詈雑言などを伝えて心を閉ざして亡くなるよりも、純粋な心で生きたいと思って亡くなることの方が酷な死に方なのかな。
    主人公も、結局言えなかったという葛藤を持ったまま生きていくことになったから、死ぬまで赦されたという感情は湧かないんだろう。

    物語の最後の方は本当に読んでていて辛いし、色々な思いが逡巡した。

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    2025年12月12日
  • 世界99 上

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    読んでしまったら最後、気持ち悪い感情を炙り出されること確定。不快感で満たされたのに、読後は快感を得るみたいな不思議な感覚。村田さんの作品は大好きで、いつも着眼点に驚かされる。一見ありえない世界設定のようで、私たちもそうなっていたかもしれない記憶を読んでいるかのような錯覚さえある。

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    2025年12月12日
  • ポケットにライ麦を〔新訳版〕

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    牧師館の殺人、火曜クラブ、書斎の死体を読んでいたのですが、こちらのミス・マープルは少し雰囲気が違う。おしゃべりな人柄の良い、正義感の強い老婦人であることは確かだけど、これまで読んだマープルはどこかおっとり…でもこのライ麦のマープルはカッコよくてクールでした。

    あとがきより、本作はクリスティ自身が晩年に書いたとのこと。クールな年上の女性として描いたのかな。他のも読む予定

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    2025年12月12日
  • 撮るあなたを撮るわたしを 自撮りとスクショの写真論

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    大山さんの文章、好きだなあ。スマホで写真を見ることが普通の今、時代や文化、写真やカメラやSNSなどの特性や仕組み、様々な視点から分析されていて、「確かにそうだな」「その発想はなかった!」と考えさせられることが多く、全く飽きない。私は写真を見るのが好きだ。SNSの写真や、写真メインの本などで写真に触れて、楽しんでいる。写真を撮ることも人並みにある。でも、そういうとき、私は、写真そのものついて、あんまり、というかほとんど、というか全く、考えていない。だから、この本を読んで、写真の世界って…面白!!となった。国境を超え時代を超え、数えきれない人を巻き込んで、何度も形を変えながら、変えられながら、日常

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    2025年12月11日
  • ゆうずどの結末

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    ネタバレ

    全ての章が面白い。

    個人的には第二章『牧野伊織』と第四章『青井克喜』が面白かった
    完全に騙されましたねぇ......新しい欺き方を教えてもらった
    第三章の『藤野翔太』は最後のヤツいるか? と思ったけど、ゆうずどを燃やそうとした者への罰則なんじゃないかと思う

    最終章も必要なのかなぁ。なんか無理やりイマーシブにしようとしてない? と思っちゃu

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    2025年12月11日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #6

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     「NO.6」文庫版の全9巻のうちの#6です。聖なる祝日を迎え、都市も人も決定的に動き始めたような巻でした。
     何か重大な局面に立たされた時、私だったら何を考えどう行動するだろうと、読み終えて思いました。そもそも人生の全ての時が重要な瞬間なんだなとも感じます。聖都市や条件付きの平和の中で暮らしているならば、本当にそれで良いのか考えてを止めてはいけないというのは、現実に生きる私には身につまされるメッセージでした。

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    2025年12月11日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    文章がずっと綺麗。
    最初はかず子の母親への想いに共感して、女性で通じるものも多くてかず子な気持ちで読み進めていたが、最後に『ちゃうわ、私は直治や。』てなりました。

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    2025年12月11日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    「スゲェ…」これは2度読みした時の感想。
    「2度読みミステリの最高峰」とはピッタリの言葉で、どんなに注意して読んでいても騙され、最後のどんでん返しで唸る。
    サイコホラー感が強いが、ミステリ好きなら絶対に読んだ方がいい!

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    2025年12月11日