小説・文芸の高評価レビュー
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読書の趣味が合う義母がお友達の本を又貸ししてくれてやっと読めた。1.食べることの大切さ。2.子どもを迎えることについて。3.人付き合いの難しさ、特に親や夫婦をはじめとする家族との関係。大きな3本柱を1つの物語で伝え切るって器用だなって思った。
1.いま1歳になった娘のご飯を離乳食からずっと担当してて、『おいしいって思うことが、楽しいって思うことが、嬉しいって思うことが、生きていくためにどれだけ大事か』を伝えられるような食事時間にしようと思った。
2.『 僕にはどうしても、子供を持つということは、またひとり不幸な思いをする人間をこの世に生み出すことに思えてしまう』似たようなことは思ったことあ -
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19世紀、まだ奴隷制度が存在する時代、一部のアメリカの反奴隷制度の人々が黒人奴隷を逃がすために築いたネットワークが「地下鉄道」という名前で呼ばれていた。
この物語はその地下鉄道が本当の地下鉄道として存在したら、つまり、What if actual "The Underground Railroad" exist?という反実仮想を描いている。
つまりSFである。そして文章もSFエンターテインメントとして読みやすくできている。ただ、単にSFとして気軽に読み始めると大火傷を負う。
確かにSFで、確かに「地下鉄道」なる鉄道などは当時ない。
ただ、ここで描かれている奴隷制度は、紛れ -
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多様性とは何か。マジョリティとはなんなのか。を考えさせられた。
特に印象的だったのは、我々は「みんな、正しいか。合っているか。多数派なのか。まともなのか。」を気にしながら、不安を抱えながら生きているのだという考え。
目にする事象は同じでも、それをみてどう解釈するかは人によって異なる。蛇口から流れる水を見てなんとも思わなかったり、綺麗だと感じたり、性的に興奮する人がいる。
私はなんとも思わなかった、と発言して、周囲から同じようなリアクションをもらえれば、自分はマジョリティであることがわかる。同じことを思う仲間がたくさんいるのだと安心する。そうして自分の居場所をみつける。
私もこれまでそうしてき -
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先祖と戸籍をテーマに色々な角度から様々なエッセンスが加えられておりとても面白かった。
特に前半は民俗学的な要素とか民間人の作った歴史を感じられて興味深く感じた。また8世代も遡ると先祖が200人以上になり、通常はその中の一筋を奉っているという事実は言われてみれば確かにそうで、改めて数字として見ると多いなと実感する。
自身は親戚付き合いはあまりなく、聞いた事はあるけど会ったことのない親戚が多い。「母方のばあちゃんの妹の子供」とか「父方のじいちゃんの○番目の弟の奥さん」なんて説明されるのも何だか分かりにくくて覚えられない。祖父母の時代は特に兄弟が多いからさっぱりだ。曽祖父の時代ともなるとお妾さんの子 -
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読書備忘録988号。
★★★★★。
良かったわぁ~。
思春期を迎えた小学校6年生の娘と父親という難しい関係性。
子供の将来の為にちょっとでもと中学受験を考える家族。
中学受験という生まれて初めて経験する戦いの中で、親子の関係性、正しい家族の形を問いかける物語。
★粗筋とはいえネタバレ臭あるのでご注意★
舞台は吉祥寺!
皆様!武蔵野書店吉祥寺本店のある街ですよ!
主人公長谷川十和。小6。
中学受験するために小4から至誠塾に通う。
塾の定期試験、国語の長文問題。「昨日までの家族」なる作品からの出題。
「問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい」
十和には家族の幸せの形がわか -
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読み終わったあと思わず「面白かったぁ~」という言葉が出てくるほどだった。
池井戸潤先生の作品には必ず銀行が出てくるが、他の作品では銀行という立場があまり良くないように出てきたりするが、半沢直樹シリーズは銀行がホームのように描かれているので、感情移入しやすい。
今回の話は会社対銀行の話だが、素人から見ても「何言ってんの?」というようなことを簡単に言われるが、それを正論でぶった斬る様が最高だった。
特にボイスレコーダーのところは何度も戻って読んでしまった。
フィクションなのは分かっているが、限りなくこういうことはあると思うので、世論やらマスコミやらの一方的な意見ではなく、多角的な視野で物事を見
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