あらすじ
人間嘘発見器+演説名人+天才スリ+精確無比な体内時計=4人は史上最強の銀行強盗…のはずが、思わぬ誤算が。奪われた「売上」を取り戻せ!伊坂幸太郎ブームはここから始まった。「陽気なギャング」シリーズ第1作、お手頃価格でお届けします。
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Posted by ブクログ
96点。
めちゃめちゃ良かった!!
キャラクターが良いね。嘘を見抜く、スリ、演説の達人、正確な体内時計、特に最後がやばい。何食べたら思いつくんだという。おしゃべりで良く演説する響野がとても良いね。銀行強盗の現場で演説し始めてまじで楽しかった。臨場感があった。ずっと響野が良かったな。みんなちゃんと活躍してるのが良いね。嘘を見抜く成瀬も頭がキレていて、久遠は若い感じで少し危なっかしさもありつつたくさん盗んでいて偉い。
伊坂はキャラクターと構成の妙だ。あの時のあれだ!!!となるのが本当に楽しい。気づいた時にすごいにやにやしてしまった。中盤少しだれてしまって飽きがきていたので、もう少しコンパクトにできたのかなと思った。その分がマイナス4点。一方で最後に全部持ち直してニヤつかされたのが、伊坂に負けた気分で少し悔しかった。
本作は右足の悪い田中さんとタダシが出てきた。タダシはラッシュライフのとは別人かな、?
Posted by ブクログ
あまりにも面白すぎるし、雪子が驚いたことがないという話の伏線回収が鮮やかすぎて拍手案件だった
響野のキャラもいいし久遠のキャラもいい。成瀬さんみたいな余裕があって2歩も3歩も先を見れる人、めちゃくちゃ好きだな
あとは自閉症についての話があったけど、その見解も興味深かった。伊坂幸太郎さんが常々考えていたことなんだろうな
文末の伊坂幸太郎ワールドの解説も面白かった。伊坂幸太郎の良さはありえないファンタジーと現実世界の絶妙な融合にあるのかもしれない。
なんで伊坂幸太郎のファンタジーは大好きなのに夜は短し歩けよ乙女は刺さらなかったんだろうな、、、
これはきっと映画にしても面白い。直ぐに続刊も読みます
Posted by ブクログ
あとがきにあるように寓意は込められていない。登場人物たちに親しみを感じられる人間味のある作品だった。人間というのはそれぞれが主人を持っていて、常に理性に従って動くわけじゃない、という人間の本質的な部分が描かれていたのだと思う。人間はいかなる場合も内なる主人の精神の満足を求める機械である、というマーク•トウェインの人間観が思い起こされた。
Posted by ブクログ
嘘を見抜く名人 成瀬
演説の達人 響野
天才スリ 久遠
精確な体内時計を持つ女 雪子
4人仲間の銀行強盗のお話。ハイテンポで話が進むので一気読みでした!
軽妙な会話は飽きることなく、本当に楽しかったです!!
小さな伏線もきれいに回収され、読後はすっきり!爽やかな気持ちになりました
銀行強盗をしたり、死体を発見したりと結構ハードなストーリーですが、伊坂さんの素敵な文体でコミカルに書かれていました。重くならない展開で気軽に読めるのがこの作品の良さだなと感じました
登場するキャラクターはみんな魅力的!地道や田中、慎一、タダシなど、銀行強盗の4人以外もみんな良いキャラ!
「ロマンはどこだ」の強盗の合図である台詞もかっこいい!
Posted by ブクログ
とにかく面白い。4人がもつ特殊能力。それぞれどんな時にその能力を活かすかのかとてもワクワクした。また自分なりに展開を予想して読んでいたが物の見事に予想が覆された。成瀬達が自分の予想していた展開を見透かしていたかように全く異なる展開が用意されておりとても面白かった。ちなみに自分は響野さんがお気に入り。
Posted by ブクログ
「出会うべくして出逢う」とは、まさに彼らのこと!
嘘、演説、スリ、体内時計。一見バラバラな特殊能力を持つ4人が集まった時、どんな困難も「陽気」に変えてしまう魔法のような連携に、終始ワクワクが止まりませんでした。一人一人の視点から描かれることで、それぞれの個性がより深く、愛おしく感じられます。最高のメンバーによる、最高にスタイリッシュな強盗劇。文句なしに「最高!」と言える一冊です。
四人の天才?たちの銀行強盗が思わぬ方向に。犯罪ではあるのだが、できるだけ周りの迷惑にならないように仲間内で相談してスマート?な犯罪を目指している所が面白い。
仕事は手早くをモットーに犯行中は演説で巻き込まれた人々のケアも忘れないなど、鮮やかな手口で犯行を重ねるどこか憎めない強盗団の活躍が痛快。
今回も軽妙な会話の中に巧みに伏線が仕込んであるのが最後に繋がって面白かった。
タダシの電話が予言のようだったというのが、グラスホッパー幻覚説の元になった田中の話みたいだなと思った。
Posted by 読むコレ
正直、安かったから買ったんですが、やはり伊坂幸太郎、すごく面白かったです。こういう展開になるんだろうな、と予想はできましたが。辞書形式の文字?がなるほど〜と思えます。
Posted by ブクログ
4人の銀行強盗が出てきて、わいわいがやがやと喋りながら、騒動に巻き込まれていく話。というのが作者のあとがき。90分くらいで終わる映画、あまり頭を使わないで楽しめるという作者狙い通りのエンタメ。うまいもんだなぁ。
銀行強盗はそうやってやるのか解説付き。秒単位の時間計測が成功の決め手、確かにズレたら失敗するというのは何にでもあること。犯罪にだってロマンがなければいけない、そういえば殺伐とした世の中で陽気なギャングはお目にかからない。こういう奴らがちょっと頭に来る社会や集団を小気味良くやっつけてくれたりするとスカッとする。本当に頭のいい奴らは悪いことばかりはしない。という世の中であってほしい。
Posted by ブクログ
これぞ伊坂幸太郎ど真ん中。
安心して読み進められるし爽やかな読後感で気持ちが良い。
物語のテンポも良くて「陽気なギャング」一向のキャラクター性も良いのでストレス無く読めた。
Posted by ブクログ
自分は《コンフイデンスマンjp》《トリリオンゲーム》《オーシャンズ》みたいなものが好きなので、本作もワクワクしながら堪能いたしました。
ちょっと鼻につく成瀬のキャラがいい。
〜全面的に賛同するつもりはありませんが、でも、応援していますよ。ドジらないでください。
これに尽きます。
自分以外の人に対して、こんな完璧なエール。
さすがです。
Posted by ブクログ
ユーモアのあるタッチで描く4人の銀行強盗のお話。目当てのお金を手にするも逃走中に横取りされるということが起きる。物語中盤にかけて犯人が明かされていく。
真剣に悩んでいる人はどんな言葉も響く、というフレーズが印象に残った。
著者の個性が光る一冊でした。
Posted by ブクログ
【一言感想】
想定外なことに対応するのは普段からの周囲に対する何気ない言動に対する観察力
【感想】
人間嘘発見機•摺の名人•正確な体内時計•虚言癖のある演説の達人が織りなすハイテンポな犯罪サスペンス小説で次から次へと展開が続くので、飽きが来ずに中盤からは読む速度は体感的に早くなると思う
作中は常に主人公側にアクシデントやイベントが起き、中盤までは主人公側の特殊能力にて対応しているが、中盤以降は作中で登場した人物や発明品などに脚光を浴びせてフラグを回収しながら物語を収めていくのは凄く面白かった
Posted by ブクログ
非現実的な内容のはずなのに、現実を予感させる内容
4人の強盗は特殊能力を有しているが、その度合いが絶妙だと感じた。空を飛んだり、透明人間になったりする能力ではなく、五感を基盤とした拡張能力であるため、非現実的とは断定できない内容である。だからこそ、ワクワクする展開が続き最後まで楽しめた。
また、伊坂幸太郎の凄さを再確認させられた。伏線回収の秀逸さ、心残りを一切排除した完成度、全てにおいて素晴らしいと思った。最初の成瀬と久遠の会話がラストで回収される。綺麗な構成だと思った。
久遠のキャラクターが、物語のクッション的な役割を担っていた。人間よりも動物の命を大切にし、人間の腹黒さを嫌っている。強盗という立場でありながら善人である久遠の存在は、物語と読者の思考に対して不可解という余白を与えてくれていた。
4人の会話劇はもちろんのこと、展開のスムーズさが作品の面白さの全てだと思った
Posted by ブクログ
銀行強盗なのですが、愛すべきメンバーで、実害がない分応援態勢で読んだ。ガンバレ四人組 m(__)m
伊阪さんの作品は「死神の精度」もそうだが、ピリッと気の利いた反面とぼけたところもある面白い短編集も好きだ。
読後の安心感と、お得感がある。
文章(会話)もおしゃれで、ウイットもユーモアも、テンポもキレもいい。
スピード感も緊張感もある。
深刻な世界観を様々な形にくるんで、時々は幻想的な風景に紛らせて作り上げてくれる。
好き度マッハな作家に入れている。
楽しいという「面白い」もあるが、これには文章や内容、設定人物が興味深いという面白要素が多分にある。
主人公たちは実際ならアウトロー。泥棒だから。それも銀行強盗が主。
フランス映画の名作「地下室のメロディー」のように、ちゃんと綿密な下調べをして計画的に実行する。
「地下室のメロディー」に習ったわけではないが、今回はさっそくやらかして、せっかくの獲物をかすめ獲られてしまうが。
4人組だがそれぞれ特技がある。一人は真面目な公務員で、相手の考えが即座に読めて嘘を見わける。もう一人彼の同級生の仲間は、喫茶店主で演説が巧い(と本人は思っている)機会があれば一席でも二席でもぶちたい、特技は時間きっかりに終わらせることができること。この襲撃中にも、得意満面、欣喜雀躍という体で銀行のカウンターに上がって喋り始め、仲間が仕事を終わる4分きっかりで終わる。自信満々で実はハチャメチャな演説がまた実に可笑しい。
次は正確な体内時計を持っている女性。だから逃走ルートを走って行けば予定通り赤信号にも合わないで爆走することができる。
最後の青年はスリの名手で、テクは神業に近い、日ごろは動物をこよなく愛し(人間よりも)盗んだ金はニュージーランドで羊と過ごすために使う。
だがなんと、今回は無事盗んだ金をバッグにつめて逃げていたら、横からフイに出てきた車にあたり、しっかり上前をはねられるというか全額盗られて大失敗。
盗まれた金を取り戻そうと復讐心に燃える、というお話でした。
それぞれ癖がある愛すべき人物たちが実は泥棒集団で、それでも表向きは真面目に生活をしている。
このギャップにいい味がある。
泥棒たちが主人公で、警察は出てこない、あくまで計画的な物盗りを余技にする4人組の話は、面白おかしく展開していく。
肩の凝らない、楽しい話を読もうかなと思って古い山から掘り出した。
コレは映画にもなって
ボスの公務員は大沢たかお、喫茶店主は佐藤浩市、体内時計の女性は鈴木京香、羊君は松田翔太で、結構豪華キャスト。だったらしい。若い。
Posted by ブクログ
面白かったです!
唯一無二の伊坂ワールドがすごく楽しい!
まず好感度の高い魅力的なキャラクターが
徒党を組み、お互いの関係性が面白い!
次に一応舞台は日本でも日本では
まず有り得ない非現実的でコミカルな世界
その世界で物語がテンポ良く
一転二転を繰り返し最後まで飽きることなく
引き込まれます
そしてThe伊坂ワールドとも言える
登場人物達の軽妙、軽快でリズミカルな会話
何時までもこの主人公達を見ていたい
一緒に冒険をしたいと思わせる
グッと掴まれ頭に映像の浮かぶような
物語でした
サクサク読める
殺し屋シリーズが好きな人は多分好き。
どんでん返しとかは無いけど、ちょっとした伏線が多くて面白い。この4人が揃ったら無敵だなって安心しながら読める。どうせ成瀬が裏の裏まで見通してる、人生の解説書を読んでる男大好き。
Posted by 読むコレ
伊坂さんの本はずっと以前に「重力ピエロ」を読んで以来2冊目です。
日本を代表するミステリー作家であろう氏の作品に手が伸びなかったのは、ひとえに「重力~」が性に合わなかったからであり、今回も半分構えた感じでページを開き始めました。
しかし、本作は非常にキャラクターが秀逸で、最初の数ページで引き込まれていました。意外性のあるストーリーではありませんでしたが、本を読み終わることに寂しさすら感じる一冊でした。
面白かった!
Posted by ブクログ
表紙とタイトルからコメディ色全開作品かと思っていましたが、いつもの伊坂さんでした。少しだけシリアス分が少な目かもしれません。嘘発見器の成瀬、演説好きの響野、スリの久遠、体内時計を持つ雪子。それぞれがそれぞれの能力を発揮して共に銀行強盗を企む。響野の人生で驚いたことが印象的で、「プロポーズを受け入れてもらえたこと」「そのあとに、だって冗談なんでしょと言われたこと」。すごくほほえましいエピソードだと、響野に好感を持ちました。ドタバタと楽しい、良い作品でした。
Posted by ブクログ
昔読んだことがあるが内容忘れたため読んでみた。
読書自体久しぶりだったけど、テンポが良く読めやすかった。キャラクターが立っていて掛け合いが楽しかった。
Posted by ブクログ
癖強4人が銀行強盗を行うが、まさかの別の事件にも巻き込まれてしまう痛快ドタバタストーリー。どこか憎めない性格の4人のテンポ良い会話と、駆け抜けるかのようなスピード感ある展開が面白い。
Posted by ブクログ
未読だった伊坂本!
4人の銀行強盗がテンポよく話を進める。会話のセンスがさすがの伊坂節。こんな4人みたいな特殊能力ほしいなあ。でも響野のは特殊能力かな?
楽しめました!
Posted by ブクログ
読みやすくテンポが良かった。
終盤の展開にはヒヤヒヤしつつも、序盤の伏線が回収されていき、神崎より1手2手先にいる展開は読んでいて気持ちよかった。
Posted by ブクログ
重めの小説を読んだ後だったので、気軽に読むのに良さそうと思い積読からチョイス。
分かりやすいキャラクター設定と、良い意味でノリが軽いので自分の読書欲を調整するするのにちょうど良かった。
展開予想を上回り過ぎず、読者に寄り添った展開で読みやすかった反面、あと一つ二つ想像を上回るような展開があれば⭐︎1つ増えたかなーという感想。
響野の台詞回しがとても良くて愛せるキャラクターだった。