ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 春までのセンセイ

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    自分も加賀美先生と同業である。
    加賀美先生の「自分のことが嫌い」という発言に大変共感をした。先生も理想との矛盾を抱えたまま,一人一人の生徒と向き合っている姿に感銘を受けた。矛盾の中にも,自分で考えるという筋が通っていて,それを生徒が学び実践して行く姿も良かった。
    私も毎日を当たり前にこなすのではなく,「今日一日を頑張る」と自らに言い聞かせて,心新たに頑張りたいと思う。来年の春が大変待ち遠しい。

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    2026年09月26日
  • 雪国

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    雪深い温泉町を舞台に、男女の儚い関係と美しい情景を描いた作品です。
    雪や温泉街の描写がとても幻想的で、美しいけれどどこか寂しい、独特の余韻が残る小説。
    恋愛だけでなく、人と人との距離感やすれ違いも印象的でした。

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    2026年09月26日
  • クローズアップ(スクープシリーズ)

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    クローズアップ

    ジャーナリズムと事件解決をテーマにした物語で週刊誌のライターが殺害されるという衝撃的なスタートを切ります。報道番組記者の布施と特命捜査係の黒田の何となく似通った性格にも共感する。記者と刑事のありえないこの両者の協力関係が事件解決に結びついて行く面白さは必見です。この2人の共通点は人間関係であり、根底に流れる正義感なんだなと改めて感じた。好かれる人柄はどんな職場でも同じだね。

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    2026年09月26日
  • ホルモー燦燦

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    ネタバレ

    20年目の続編にして最終話⁈そりゃ色々忘れてるわ

    でも確実に奇想天外で面白い!
    何故そんな展開?どこで思いつく??の連続

    今回は3話収録
    京都の2人、社会人ホルモーは東京タワーで!最後は西高茶道部を参考に埼玉女学院高等学校の2人の生徒、とバラバラなそれぞれが落語家『曲亭青龍』や『雲龍釜』もとい雲蛇釜(笑 ノッキー先生…が実は楠木さん、とゆる〜く繋がるベースにはべろべろばあの店長交代で高村になっているところから始まり、終わる…
    もう続かないと思うととても寂しい

    また鴨川ホルモーから読み直したい!


    薪の上に臥し、その痛みを感じることで毎夜、雪辱を果たす決意を新たにしたという、呉王夫差の「臥新嘗胆」の故事に倣ってのことである


    大文字山の頂上にホルモーでしのぎを削り合う五チーム…すなわち京都産業大学玄武組、立命館大学白虎隊、龍谷大学フェニックス、京都大学青竜会、同志社大学黄竜陣が一同に会し、そこで「大文字山ホルモー」なるイレギュラーなホルモーを開催することが決定したからだ。


    ホルモーを競い合う五大学には、それぞれ氏神社と言うべきものがある。すなわち、同志社大学なら上御霊神社、京都産業大学なら上賀茂神社、立命館大学なら北野天満宮、龍谷大学なら伏見稲荷大社ー、そして京都大学なら吉田神社。
    ホルモーが開催されるとき、それぞれの氏神社には一千匹オニが待機、そのオニを引き連れ、各大学の面々は勇躍、戦場として指定された場所へ向かう。


    陰陽五行説によると東西南北の各方角には、それぞれ四神が配置される。すなわち四神相応
    東の青竜、南の朱雀、西の白虎、北の玄武ー、真ん中に黄竜を置いて五神とも言う


    「わんふぉーおーる、おーるふぉーわん」
    アレクサンドル・デュマの『三銃士』に由来するこの有名なフレーズ


    落語『テンシキ』

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    2026年09月26日
  • 殺し屋の営業術

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    殺し屋の営業術というか超SSクラスの営業マン、殺し屋に入るという感じ
    漫画原作者としても活躍する著者だけあって文章が頭の中ですいすい映像化されて読みやすい
    私の頭の中では主人公はずっと堺雅人だった
    百舌さん嫌いじゃなかったから最後ちょびっと残念だったけど、内容破綻してる作品が多いエンタメ系にしてはイチャモンつけることなく最後まで楽しめた
    突っ込むとこあるとしたら鳥は生煮えは止めたがいいよマジでってことと、ハイパードパガキ美紅ちゃんwwくらいかな
    続編も読みます

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    2026年09月26日
  • わたしを庇わないで

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    デブとかブスとかに囚われた女の話!
    日常生活では言いづらい部分をズケズケと文字にしていて痛快な話だった。1話の会社のむかつくことを心の中で悪態つきまっているのはとてもおかしい、文字通りの死体蹴りすんな笑笑。2話はたぶん周りはそこまで見てないし気にしてないのに、自分が気にしてるから、意識がずっとそっちを向く事あるよね。3話の庇われると劣勢になるという文章が印象に残った。あと世間はデブに厳しすぎ、私もデブ嫌悪があるので、浴びせられる言葉たちが共感だったり言い過ぎだったりでおもしろい。急に我に帰って泣いちゃうのびっくりした。

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    2026年09月26日
  • 風と共にゆとりぬ

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    今作も本当に面白かった。ちょうどよくニヤっとさせめもらえた。
    朝井さんみたいに日常の出来事を面白く消化できる人になりたい。

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    2026年09月26日
  • 光のとこにいてね

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    ネタバレ

    ずっと探していてようやく購入できた本。

    結珠と果遠の、お互いを想い合う気持ちがとても美しくて、儚くて、読んでいてとても心が締め付けられた。2人の感情を、恋愛という枠に収めたくないくらい。

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    2026年09月26日
  • 七帝柔道記

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    タイトルに惹かれて手に取る。

    猛烈な練習に耐える主人公とその仲間たちが、リアルに描かれている。また、厳しい試合と、容赦のない出稽古先の選手たち。その中で培わされる仲間との友情。自然と部員たちに感情移入していく。
    総じて素晴らしい作品だった。

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    2026年09月26日
  • 島はぼくらと

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    青い空、広く澄んだ海、私はいいなぁと思う、でも島の人々はそれが当たり前なのでしょう。
    生活の不便さも、みんなひっくるめてそれぞれに、良さがあるのかも知れません。

    主人公は、4人の高校生。
    4人は本土の高校へと、フェリーで通学している。
    だから、部活はできない。
    島の大人たちは、様々な人間模様を繰り広げる。
    修学旅行の場面も、また面白い。途中で抜け出して・・・・そんなことできる?と思うが、4人には訪ね人がいた・・・・

    島の子どもは、学校を卒業するとほとんどが島を旅立つ。だから、親の子育てはそれで終わりだという。親はそれを承知で、可愛い我が子を育てあげる。
    ・・・・私には考えられない。
    ただ一つ、網元の子供は島を出てはならない、という決まりがあった。
    4人の中に、網元の娘がいた。
    それぞれ皆将来について、悩み、迷い、大学のこと等を話し合う。網元の娘は自分の立場を思い、葛藤する。
    さぞかし、島を出て自分の可能性を試してみたかったのではないだろうか。
    そして、とうとう皆の前で感情を爆発させ号泣してしまう・・・・・

    この場面で、涙してしまった。
    丁度、息子が高校生の時に読んだ本でどこの大学に進むか、将来はどういう職種に進めるか、などを考え始めた頃だった記憶がある。

    ラストはとてもびっくりさせられ、「え~っ」と声に出してしまった。この言葉は、嬉しさの籠もった「え~っ」で同じ場面を何度も繰り返し読んでしまいました。
    さわやかで、読者にとってうれしくなる終わり方でした。

    辻村深月さん、ありがとう!
    この本は辻村深月作品の中で、
    私の一番のお気に入りです。

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    2026年09月26日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    面白かった!ネズミ出てくるの思ったより早い!と思ったらはぐれてしまってどうなることかと思った。

    ラストはもう少し戦いの様子を味わいたかったけど、終わりよければ全てよし!

    でもなんか世界はファンタジーなんだけど、内容は現代社会を映し出しているようで、ぐさぐさと刺さりました。

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    2026年09月25日
  • まずはこれ食べて

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    このお話めっちゃ好きだ!原田ひ香の小説はどこか身近で共感したりほっこりしたりが良いのだけれど、これはただのほっこりではない。若き起業家たちの青春小説でもない。その要素を持ちながらのミステリー!とても面白かった。紅一点がブスなのも全く恋愛が絡まないのも良かった。あとは出てくる料理がたまらなく美味しそうでよかった。

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    2026年09月25日
  • ファイア・ドーム 下

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    最初から最後まで凄い読書体験だった。田舎ならではの生きにくさ、近所の目、人の噂。良くも悪くもそれに翻弄されて生きていく生き方を知っているから新沼家にはすごく同情して苦しかった。でも光が見つかってよかった。本当に良かった。
    どうか残された人がこれからも静かに自分たちの望む形で故人と生きていけますようにと願わずにはいられない。最高の小説をありがとう。

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    2026年09月25日
  • 本の読み方 スロー・リーディングの実践

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    昔も今も遅読だ。
    自分の脳が健康でいられる時間と、家に積まれたままの本や発行され続ける本、その両方から速くいっぱい読めたらいいのにと思っていた。
    そんな私に、深くじっくり読むことの大切さや、本の世界の醍醐味を改めて気づかせてくれた。
    中でも森鴎外の「高瀬舟」の解説は圧巻だ。
    振り返れば、本を読み始めた中学生の頃は、辞書や注釈で確認するのを厭わなかったし、作者の生涯や年譜を読み作品の背景を想像するのも好きだった。
    今は丁寧に読むことを面倒くさがり、わからないこともそのままにして諦めている。最近読んだSFは理解の領域外だと逃亡した感があり、自分が不甲斐なかった。
    平野さんの文章はわかりやすく納得でき、実践してみようという気にさせてくれる。
    丁寧にじっくりと、俯瞰で見つつも作者の術中にはまりながら読んでいこう。

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    2026年09月25日
  • マリスアングル

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    前作どんな終わりやったかとか色々忘れてるんやけど、あらすじを読んであの姫川玲子と魚住久江が共演とな!とテンション上がったわ。
    正反対の捜査のやり方をする二人やけど、年の差のせいか、魚住久江の包容力のおかげか、上手いことハマった!
    玲子、ちょっと楽になれたかな。
    内容には言及しません。
    でもあれやね、この二人、どうしても竹内結子さんと松下由樹さんで想像してしまうよね。

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    2026年09月25日
  • 冒険者カールの地球ダンジョン2 銀河生配信! デスゲームでめざせフォロワー爆増

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    良い意味で相変わらずでした。
    英語ではもうだいぶ刊行が進んでいるようなので、翻訳が待ち遠しい。

    さて、今後に色々ありそうなのは…
    元カノとの再会があるのか
    フランクQ、マギーマイとの激突
    三層でどのクラス、種族を選ぶか(種族は変えない気はする)
    アガサの今後
    9階が大変そう
    スキルポーションの累積効果はいかに
    といった所か

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    2026年09月25日
  • 正しく疑う 新時代のメディアリテラシー

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    素晴らしい一冊だと思う。大人として、10代の子供に伝えたいメディアとの付き合い方、特にスマホを使ったインターネットとの付き合い方について非常に熱意を持って書かれていると思う。マンガやイラストを挿入することで、活字が苦手な子供にも極力分かりやすく作られている。
    願わくば、できるだけたくさんの子どもたちが読んでくれますように。

    ちなみに、10代の子供たちだけでなく、オトナ世代(中高年)向けにもインターネットリテラシーは必須だと思う。

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    2026年09月25日
  • 私が私を生きる「余白」の美学

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    好みの本だった。
    前作もとても好きだったし、今作も読み応えがあってgood!!
    どんなことを大切にしているか、丁寧に暮らすことがそもそも趣味のようで、すべて真似することは出来ないけど、考え方や人との関わり方は取り入れたいなと思った。
    SNSを仕事でもたくさん使っていると思うが、デジタルデトックスが徹底していて素晴らしい。

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    2026年09月25日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    難しくて苦しくて読むのがなかなか進まなかったけど、それぞれが自分のできることを一生懸命に平和に向かって進む姿が最後は眩しかった。

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    2026年09月25日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    館シリーズ5作目。
    大変面白かったです。

    ランキングの上位に入っていたけど、これを読むために水車館、迷路館、人形館と読み進めてきて、無事今年中にたどり着くことができた。
    (迷路館は読んでてよかった。)

    面白かったとかそういうレベルの感想で良いのか、とにかくすごかった。

    多分こうなんじゃないかな?という部分もあるものの、論理を組み立ててそこに辿り着くことはできず、読み返してみると、確かに確実な伏線が張り巡らされてもいて、思わず声が出る。
    どうやったらこんな館(の小説)が構築できるのか。
    十角館とは別の意味で映像化が難しそうなので、Huluで配信されているドラマも後日観てみたいな。

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    2026年09月25日