ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 忘れられた花園 下

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    大河ドラマみたいな壮大なルーツを探る物語
    ケイトモートン独自の手法と世界観

    タイムマシンに乗ってるかのごとく、およそ百年の時を行ったり来たり…
    様々な時代の主人公たちの視点で進み、徐々に紐解かれていく一冊の寓話と忘れられた花園
    絶妙にリンクするイライザ、ローズ、ネル、カサンドラ
    彼女たちをとりまくそれぞれの時代に生きる人々
    数多くの登場人物が時空を跨いで生き生きと描写され、やがて一つの真実に辿り着く様は圧巻
    ディケンズやアーヴィングのようなストーリーテリング
    デュモーリアのようなゴシック感
    ミステリー小説という括りにはおさまりきれないスケールに唖然とした

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    2026年10月09日
  • 犬のうんちを踏んでも感動できる人の考え方 ものの見方クイズ

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    「ものの見方検定」の文庫版も購入。

    久方ぶりに、ひすいこたろうさんのエネルギーをあびたくて文庫版を購入して読みました。

    この数日で働く環境が変わることに…教え子から誘われて行くことに!

    行くにあたり不安も正直でてくる、でてくること。
    なんでマイナスばかり自分でつくるのかね〜 見方を変えれば必ずプラスなんだけどね! そぉ! 「考え方」次第で明るくできるのだ。

    楽ではなくワクワクする楽しい仕事、人生、自分を考え方で深化するんだ!

    さぁ〜 いきますか!

    エネルギー補充完了


    ぜひ〜

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    2026年10月09日
  • アリアドネの声

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    かつてこれほどまでに読者の心を掴む小説の「要素」をふんだんに詰め込んだミステリがあっただろうか。
    単なるミステリの枠を超えた上質な読書体験を味わうことができた。
    まず、ミステリが人を惹きつける取っ掛かり。それは舞台設定の巧妙さであろう。
    この小説は地下で身動きが取れなくなった「見えない・聞こえない・話せない」の三重障がいを抱えた女性をドローンを使って救出するというあらすじ。ここですでに読者の心は鷲掴みにされる。
    そんなことは果たして可能なのか?ページを開いて答えを確認したくなる。
    つぎにここでもミステリやサスペンスでの王道といえる要素、時間制限である。
    読者は時間や環境に追われ、リミットがありその制限内にミッションを終わらせようと奮闘する主人公に感情移入をし、応援する。
    太古の昔から使われてきた手法ではあるが、わかりやすく読者の心を惹きつけるのだ。
    そして、この小説の最も重要な要素。それが最高級の人間ドラマである。
    文庫の解説を担当されている「けんご」さんが指摘されたように、健常者も障がい者も平等に暮らせるようにと作られた地下施設では様々なハイテク技術が登場する。しかし、地下に置かれた彼女を、そして読者を最終的に救ったのは間違いなく、人の心であった。
    ぜひ、本文を読んでその体験に出会ってほしい。

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    2026年10月09日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    ネタバレ

    とうとう聞煥章、死す。色々な意味で最高の死にかただった。どんな形であれ燕建国に貢献しゲームメーカーになりたかったのかな。

    底の見えなかった楊令と童貫が弱さをみせた。

    他にも見所が多くあった巻。

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    2026年10月09日
  • あの日、小林書店で。

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    モノを売るために工夫をすること。お客さんと一緒になって楽しむこと…全ての業種に繋がることを教えてもらえた。
    自分の状況に重ねちゃって、涙なしには読めませんでしたが、最後までお客さんに感謝の気持ちを忘れずに…盛り上げよう!という気持ちになれた。

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    2026年10月09日
  • ナイフ投げ師

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    誰かの人生に、どこかの社会に、ふと立ち現れる蠱惑的で異質なもの。それは時に熱狂を、時に不安をまきおこしながら、人々の心を侵食していく。

    というふうに読んだが、まずこの短編集そのものがとびきり異質である。なんというか、物語世界に入るというより、このような虚構の世界を作り出した情熱と技の方に驚嘆してしまうのだ。もちろんどんな物語も多かれ少なかれ虚構の世界であるわけだが、それでもそこには「本当のこととして読む」という約束事があるように思う。ここにはそんな約束事は存在しない。それどころか「書かれていることはすべて絵空事であり、そのことは書き手も読み手も百も承知」という風情が色濃く漂っている。
    この感じは「架空の街の詳細な地図」や「存在しない植物の図鑑」によく似ている。つまりこれらの作品は本当は「物語」でも「小説」でもないのではないか。「架空の歴史」「架空の年代記」とでもいうべきものではないか。そう思うと実にしっくり来る。

    が、ではそれは結局物語とは違うのか、と言われると今のところ答えが出ない。なんだか、大変な作品に出会ってしまった。

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    2026年10月09日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    こういう小説でしか見ない言葉を使う本をを久しぶりに読んだ
    黒髪の乙女がかわいい
    他のキャラは顔が思い浮かんだけど乙女だけは思い浮かばなかった
    四畳半神話大系も読みたい
    なむなむ

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    2026年10月09日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    これまで競馬に一切関心がなかったのですが、そんな私でも想像以上にのめり込んで一気に読んでしまいました!
    単純な勝敗だけでなく、馬主・騎手・牧場・育成に関わる大勢の人々の情熱や、時代を経て受け継がれる血統の繋がりが丁寧に描かれていて感動の連続です。一頭の馬を巡る知られざるドラマや、人間と馬が織りなす絆の深さを知ることができ、競馬の概念が大きく変わりました。
    今度は競馬場に足を運んで、実際に駆け抜ける馬の姿を見てみたい…そう思わせてくれる一冊です。

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    2026年10月09日
  • まどろみの星たち

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    「悲しみは時間が解決する。けれど、それは忘れていくのと一緒だと。それが悲しくて、申し訳ないのだと。」「だからみんなで覚えていたいと思ったのだ。」

    「人は二度死ぬ。」というどこかで聞いた言葉。実際に命が尽きてしまった時が一度目の死。その人の存在が忘れさられてしまった時が二度目の死。
    二度死なないためにみんなで覚えていたいんだな。死を悼むってこういうことなんだなって思えた。

    みんな小さな子供を抱えて一生懸命生きている。大変なこともたくさんあるけど子供たちはほんときらきらした星の子どもだね。

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    2026年10月09日
  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2作目の成瀬は今までと変わらず自分のやりたい事を信じて実行している様子が痛快かつ、周りを巻き込み迷惑や心配もかけつつ人の人生を少しだけ変えていく。

    成信では1作目の成天よりも成瀬の人となり、そして周囲との感覚の違いを理解していく過程が細かく描かれていたと感じた。

    成信での推しはやはりかれんだ。
    映えているかどうかを人生の軸にしている大学生だが、家庭事情は他より少し複雑で古風。
    自分の容姿が良いことは自覚しておりよくいるタイプの今どき女子と言ったところだろうか。
    観光大使として成瀬と出会ってから彼女の人生が変わっていくのがいい。
    まず、古風な家柄と家族の価値観に対して、自分の人生全然映えてない!と嘆くシーンがとても共感できた。そこからは自分の好きな事を前面に押し出して行く過程が王道の青春模様で良かった。
    なんと言っても最後の、あんた最高に映えてるよの1言は今まで自分が映えているかどうかが基準だったかれんからは出てこない言葉だろう。この熱い1言がかれんの成長を表していて感情移入できるポイントでもあったと思う。

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    2026年10月09日
  • 恐竜発見 巨大な骨の化石の謎に挑んだ人々の物語

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    少しくどい部分もあるけれど、恐竜の発見と科学、そして宗教の関係が、主要人物の人間ドラマを通して理解できる面白い本だと思う。

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    2026年10月09日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    読むのが辛い本だった。
    2人が悲しい運命を辿ったからではなく、自分の過去の恋愛を思い出したから。

    全てを捨ててでも手に入れたい幸せ。きっとその幸せを手に入れても、幸せは一瞬だけであり、人生全体で見るときっと困難になものになる。
    それでも、全力で手に入れたい幸せ。
    その幸せを掴めることが、本当の幸せなのかと思った。

    昔好きだったあの子のことは、何人と付き合っても忘れられない。ただの片想いだったけど。でも、その子とはまだ仲が良い。人生を全て投げいってでも、その子との片想いを叶えるために頑張るべきか、必死に悩まされた。

    人生において本当に悩んだときに、この人に助けて欲しいって思える相手が、本当に好きな人なんだなって

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    2026年10月09日
  • 侵蝕 壊される家族の記録

    匿名

    購入済み

    とても怖かった。奇妙な女の出現が、最初はホラー小説なのかと思いましたが、人間の洗脳されていく様子がとてもリアルで怖かったです。TVでも、洗脳されて事件になっている家族のニュースを見る事があります。信じられないといつも思ってました。心が弱っているのに目をつけて入り込んで来る人間て、こんな感じなのかと思いとても怖かったです。

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    2026年10月09日
  • 楽園

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    ネタバレ

    『方舟』、『十戒』を読んでた身としては、犯人は凡その検討もついてたし、皆殺しで脱出かなと予想は立ててた。それがまさかの偽の目的だったとは…。毎回毎回ラストのどんでん返しに驚かされる。
    沙織はつくづく怖い女で、沙織のお眼鏡にかなう男が遂に現れたけど、もし方舟のように見合わなかったらどうするつもりだったのか気になるところ。そう考えてしまう私も知らず知らずの内に沙織に魅了されてるのかもしれない。

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    2026年10月09日
  • 探偵小石は恋しない

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     初めて読んだときは、どういうこと?とモヤモヤした。ストーリーを十分に理解できていなかったからだ。しかし、今回読み直してみて、構造の巧みさに舌を巻いた。
     作中には、読者が思い込んでしまう仕掛けが、まるでドミノのように並べられている。解決済みだった3つのケースの真相がひっくり返されると、それが次の事件へとつながり、さらにその先にある黒幕の正体へとつながっていく。一つの仕掛けが明らかになることで、次の仕掛けが動き出す。その連鎖と、最後にすべてがつながる爽快感がたまらない。
     探偵という設定だからこそ、請け負った3つのケースの真実を一気にひっくり返すことができる。しかも、そこには過去の事件とのつながりが示唆され、過去の事件が今の事件へとつながっていく。
     現実とのギャップが気になるところではあるが、再読したからこそ、構造の面白さに気づくことができた。
     復習はばっちり。2作目が楽しみだ。

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    2026年10月09日
  • 人間標本

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    すごく感動した、こんなグロテスクな作品なのに泣けてしまった。各々、狂っていたし残忍だったけれど、蝶になった時の所を読んだらそういう感情は減ったように思う。
    最後のどんでん返しが意外すぎて、え?そこ?となってしまった(空回りというか…)。でも途中までは驚かされたし、面白かったので星五をつけます。
    時間があれば再読したいです。

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    2026年10月09日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    敦弱者の文章なのかよの衝撃がまずある。太宰は弱者を自己の開陳として文章に昇華させ、そんな自分の周縁からの反応まで描く。安吾は弱者にこそ高潔な精神が宿る可能性を示唆した。敦のそれは誰よりも怜悧で徹底した俯瞰だ。恐ろしいほどの弱者に対する俯瞰と観察によって得られた知見を書き残すことこそが彼の仕事だった。そんな男が『環礁』みたいな旅行記(旅行記ではないが)を残してくれているのも嬉しい。観察者としての敦の役割と、しかし決して冷血ではなかった彼の温かみが一冊に余すことなくまとまっている。

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    2026年10月09日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    主人公が辛い過去と向き合い、乗り越えて成長していく姿に涙無しでは読めない素晴らしい小説でした。
    「52ヘルツのクジラたち」というタイトルがこれ以上ないくらいマッチしています。

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    2026年10月09日
  • 未だ本能寺にあり

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    【イクサガミ】か面白かったので安心して今作を手に取る事が出来ました!

    史実でも超有名な『本能寺の変』に焦点を当てており、最大の謎『信長の死』の真相に迫る!

    いや〜面白い!
    色んな人物の証言を聞いている内に浮かび上がる真実!

    ミステリーとしても時代小説としても面白く年末ミステリーランキングにどこまでいくのか楽しみです!!

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    2026年10月09日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    どこの大学、でもなく関東連合チームにフォーカスされた作品。箱根駅伝の区間やルールを分かっていなくても説明してくれるので、知識のない私には分かりやすかった。
    駅伝を走る側と、中継する側の話が同時進行される。撮影の裏側、業界側を知ることもできて面白い。
    サクサク読める!

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    2026年10月09日