小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレSNSて大バズりの異次元の妊婦コメディ誕生!
由依のキャラがぶっ飛んでいて、「次どんな行動をするのか。」と、気になって、ページを捲り続けました。
最初から最後まで、笑いが止まらない1冊でした。
それに、こんな太く大きなフォントで書かれた本もはじめて見た!!
「妊娠」も。「出産」も。「不妊治療」も。
「マタニティブルー」は知ってたものの、「マタニティハイ」という言葉ははじめて知った。
私にとっては、まだ未知の領域で。
全然経験してないものの、想像しながら、読み進めました!
途中で、水戸が作中に出てくるので、茨城県に住んでる私には親近感があった。
やっぱり茨城といえば、ヤンキー。
水 -
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作者の目線を通して語られるイギリス社会の有り様はとてもポップに面白く書かれていて読んでて飽きない。それはたくさんのエピソードが合わさった構成だから、というのもあるが、日本とは異なる世界を通じて、時に作者の息子をきっかけにしてたくさんの学びを得られるからかもしれない。
特に印象に残ったのは、「分断とはそのどれか一つを他者にまとわせ、自分の方が上にいるのだと思えるアイデンティティを選んで身にまとうとき起きるものなのかもしれない」の一節だ。
自分の優位な立場に立って、相手を下に見ることが、自分の価値観を相手に押し付けることを意味し、それが分断につながるということだ。
非常に納得である。
相手へのリ -
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ひめゆり学徒として戦争を体験した山内祐子さんの話は、とても重く、心に深く残る。
特に「どう死ぬかを選ぶ」という言葉には強い衝撃を受けました。本来、子どもが考えるべきことではない選択を迫られる状況があったことに、言葉では言い表せないほどの理不尽さと悲しさを感じました。「子どもに選択させるなんて、とんでもない」という思いが自然と湧き上がりました。
また、勉強するために学校へ通っていたはずの生徒たちが、戦争によって看護要員として動員され、命の危険にさらされたという事実にも胸が痛みました。未来のために学ぶ場所であった学校が、戦争によって全く違う意味を持ってしまったことに、戦争の恐ろしさを改めて感じま -
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ネタバレ百戦錬磨の警視正キャットと、AI捜査官ロックがバディを組んで未解決事件に挑む作品。
刑事の勘と、データや確率を重視するAIのやり方がぶつかりながらも、少しずつ真相に近づいていく展開は、ミステリとしても純粋に楽しめた。
印象的だったのは、ロックが「お悔やみ申し上げます」と人間に話しかけるシーン。
それをキャットは、自分には理解できない感情に対して、ただ学習した返答をしただけだと不快感をあらわにする。
けれどふと、友人たちが皆やっていることではないかとも思う。
「あなたのことを思っています」というメッセージ。心から思っていなくても、言葉を選ぶことは普通にある。機械の言葉と本当に違うのだろうか、 -
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これは夢の話。でも描写が本当の記憶のようで、読んでいたらいつの間にか夢ではない話だと錯覚していたのは不思議な感覚だった。私自身、毎日夢をたくさんみるのにすぐに忘れてしまうので、元々好きな吉本ばななさんの言葉で綴られる夢の話は、大変興味深かった。また、毎話 最後のページに原マスミさんの青い素敵なイラストが描かれていることにより、あぁそうか、これは夢の話なんだよな、と現実に引き戻されるような感じが読んでいてとても好きだった。白、青、白、青。考えてみたら、夢って青のイメージかもしれない。
余談:かなり前に出版された本だったので本屋さんに置いておらず、フリマアプリで購入したら、本を開くたびに知らない -
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恋愛小説は好んで読む方ではないですが、とても心に残る作品でした。恋愛部分もそうですが、人の孤独というものがとても綺麗に表現されていて、そして文章に透明さを感じるのはこの作者さんだからなのでしょうか。はじめてましての川上未映子さんです。第一冊目印象、結構好きです。
本書に登場する女性陣、冬子にも、聖にも、恭子さんにも、典子にも、共感ができるところがあります。もっと楽に生きたいなぁと思ってしまいます。先が知りたくてずっと文字を追っていたらあっという間に読み終えてしまいました。ドラマチックなラストにはならなかったですが、それが良かったのかなとも思います。また、時間を置いてもう一度読みたい作品かもと今 -
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ブルログでおすすめされたのと、本屋大賞ノミネートされてたので読んでみたけれど、表紙やタイトルからは想像できないくらい、面白かった。
ただのちょっと癖のある不倫調査だと思ってたら、至る所に思い込みが散りばめられていて、まんまとそれにハマっていた。
各章のラストにある犯行シーンでは、「引っかからないぞ」と思いながらも最後の怒涛の展開の中で自分の予想がだいぶズレていることに気づきながらも、どんどん回収されていく伏線や思い込みの答え合わせが気持ち良かった。
最後に進むにつれて、一気に読み切ってしまった。ラストもほんわか気分で読後感も良しでした。 -
Posted by ブクログ
やっと読むことができたこの作品。
読む前から決めていたことは、静寂の中で一人で読むということ。
すっかり春になってしまったけれど、寒い雪の日だったら尚、良かったなと思う。
散文詩のような短い文章に加えて写真もあるので、文章のボリュームは少ない。それなのに読者に色々なことを考えさせ、想像させる力はすごい。
感覚的に受け止めたものを言葉にするのがとても難しくて、なかなか感想を書く手が進まないので困ってしまうけれど…
今、感じているのは、「白」が決して無色ではないのだということ。「白」という色が持つ圧倒的な力を感じて、それに包まれている気分になっている。
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