【感想・ネタバレ】爆弾【電子限定特典付き】のレビュー

あらすじ

★★★祝・W1位!!★★★
日本最大級のミステリランキング、『このミステリーがすごい! 2023年版』(宝島社)、『ミステリが読みたい! 2023年版』(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)国内篇で驚異の2冠!!
これを読まねば、“旬”のミステリーは語れない!

◎第167回直木賞候補作◎
◎各書評で大絶賛!!◎

☆☆☆

東京中に爆弾。怪物級ミステリ-!

自称・スズキタゴサク。
取調室に捕らわれた冴えない男が、
突如「十時に爆発があります」と予言した。

直後、秋葉原の廃ビルが爆発。
爆破は三度、続くと言う。

ただの“霊感”だと嘯くタゴサクに、
警視庁特殊犯係の類家は情報を引き出すべく知能戦を挑む。

炎上する東京。拡散する悪意を前に、正義は守れるか。



【業界、震撼!】
著者の集大成とも言うべき衝撃の爆弾サスペンスにしてミステリの爆弾。取扱注意。
ーー大森望(書評家)

この作家は自身の最高傑作をどこまで更新してゆくのだろうか。
ーー千街晶之(書評家)

登場人物の個々の物語であると同時に、正体の見えない集団というもののありようを描いた力作だ。
ーー瀧井朝世(ライター)

この作品を読むことで自分の悪意の総量がわかってしまう。
ーー櫻井美怜(成田本店みなと高台店)

爆風に備えよ。呉勝浩が正義を吹き飛ばす。
ーー本間悠(うなぎBOOKS)

自分はどちらの「誰か」になるのだろう。
ーー山田麻紀子(書泉ブックタワー)

※電子版には特典として、『法廷占拠 爆弾2』の「試し読み増量版」を収録しています。
<映画化記念! 期間限定スペシャル表紙>
2026年1月末日まで、映画化記念の期間限定特別表紙です。
2026年2月1日以降は、順次元の表紙に差し替えられます。
■映画『爆弾』
2025 年10 月31 日公開
出演:山田裕貴 佐藤二朗/他

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

愉快犯と警察の殺人ゲームの駆け引きを描いた作品。
超大作だったがノンストップでのめり込んだ。
作中に沢山の登場人物と各々の正義、そしてスズキの野望が描かれ、特にその揺らぎがとても印象深かった。
公務員は法規を遵守し市民の為に正義を執行しながらも、感情論に板挟みされる世界。
それを翻弄し作用しようとする、世界の外にいるスズキ。警察側にすごい感情移入して辛くもあり、とても楽しませてもらった。

0
2026年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正月休みに小説を読んでみようと思い購入。映画に興味もあったことからこの本を選択。
スズキタゴサクを名乗る中年男性が軽犯罪で取り調べを受けている中で爆弾の預言を披露。実際に次々と的中させ、警察と犯人の心理戦が見どころ。最後の結末も予想外で見所でした。
この本を読んで、描写の的確さや確信に迫る過程、葛藤などの表現が面白かった。
佐藤二朗のはまりぶりも容易に想像できた。

0
2026年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もしこの作品がまだ実写化される前に読んだとして、スズキタゴサクの役について佐藤二朗氏以外の俳優を思い浮かべることができただろうか。
類家の、相手の意表を突いた推理のぶつけ方、絶対に主導権渡さないみたいな強い意志を感じて、痺れた。他の刑事の捜査情報もリアルタイムで入るは入るけど、タゴサクの奇妙な語り口で告げられるヒントをちゃんと読み解いたところとかも、痺れた。
タゴサクのような本来複雑な話なのに極端なほどに簡略化してまるでそれしか答えがないように誘導する話術、気をつけたい。

0
2026年01月13日

Posted by ブクログ

映画から入ったけど、映画で???だった犯人の動機が、原作でも補完はできなかった。
それにしても、映画のキャスティングの見事なことよ!

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

映画を見て、本を買い、読んだ。
映画では感じ取れなかった細かな描写や人物ごとの心情にも触れ、率直に面白いと感じた。

またこの物語は一冊の本の中で展開されているわけだが、なんだか私とも共通するところがあるようなことを感じ取り、ふむふむ

考える機会となった

続編んもあるみたいなので購入して読もうと思う

0
2026年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!映画も観に行きたいと思える内容。
類家さんキレ者過ぎるけど、それでもやっぱり引き分けではなくタゴサクの勝ち?
そもそも類家が解き明かしても明日香が嘘をつき続けることになるならタゴサクの勝利は最初から決まっていたもののような気も...。
法廷占拠では、どうやってタゴサクを出すのだろう。次に読む楽しみができた。

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2026年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なぜ、スズキタゴサクは警察との心理戦に挑んだのか?

警察側の人間に『お前らは俺と同じだ』と思わせたい
警察官としてのルールを逸脱し、破滅的欲望を自分に向けてほしい
壮大な爆弾劇の主役になること
単に帽子を貰った感謝だけではありません

ということから、心理戦を挑まれた警察官の心を中心に読む必要があります。何人もスズキタゴサクの言動に揺さぶられてしまうのです

爆弾が不発弾であったことから、明日香は娘を守るために嘘をつき続けることになります。最後の爆弾が見つからないことも含め、タゴサク優勢の心理戦の結末なのではないでしょうか

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スズキタゴサクが気持ち悪くて読むのが大変!
という意見が多いが、私は真逆で、こういう気色の悪いキャラクターは好物なのでサクサク読めた。
彼の発言には社会の不平等、命の重さについて一見正しい内容が盛り込まれている。それは、登場人物だけでなく、読者の私の価値観にも疑問を投げかける。たとえ絶望したとしても我々がテロリズムのような暴力に陥ってはならないのはなぜかという疑問。その答えを、登場人物たちがミステリーの進行と共に導いていく様子は読み応えがあり面白かった。

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2026年01月13日

mii

購入済み

スズキタゴサクを憎めない悔しさ

映画からの原作です。

映画を見た際に、サスペンスというより群像劇だなと感じましたが、小説を読んでその印象はさらに強くなりました。

類家だけじゃなく、等々力、倖田、清宮、鶴久、それぞれエピソードを見せられて、誰しもがそれぞれの人生の主人公であり空っぽな人間なんていないのだと強く感じました。伊勢のエピソードもうちょっと深掘りしてほしかったー

そして誰しも主人公というのはスズキタゴサクにも当てはまることで、倫理観がぶっ壊れてること(それすら本当かわからないですが)をのぞけばとても人間味があり、ある意味魅力的な人物でした。

巻末の爆弾2の導入が良すぎてすでにキャスティングが気になっています(気が早い笑)
小説は購入済みなのでこのまま読みに行ってきます。

#ドキドキハラハラ #深い #ダーク

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2025年11月19日

匿名

購入済み

映画化納得

映画化する事を知ってから読みましたが
本当におすすめです

#深い #怖い

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2025年11月07日

購入済み

映画も楽しみ

はじめのうちスズキタゴサクのグダグダした会話に少しウンザリしたが、次第に読者もだんだん事件に巻き込まれる感じが。
今まで読んだことのない実に不思議な推理小説であるがこの世の実態をよく表している気もする緻密な表現はたいしたものである。
映画でスズキタゴサクを誰が演じるのかと思っていたらフジTVのCMに佐藤二朗の顔が出て、さもありなんと。

#ドキドキハラハラ #シュール #ダーク

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2025年04月28日

匿名

購入済み

酔っ払って人を殴って捕まった男の取り調べから始まり、霊感と称して男が爆弾が爆破する予言をする。そこからは凄かった。取調室の中だけでしかスズキタゴサク存在しない。気持ち悪いほどスズキタゴサクの言葉遣いや表情が伝わってくる。言葉遊びも見おとさないようにと、読み進めました。それぞれの刑事目線からの物語もあり、取り調べに全神経を注いでるのにはハラハラしたり、タゴサクに上手く乗せられてる刑事には腹が立ったり沢山の感情がグルグルまわりました。爆弾2ではどんな展開が待ってるのか早く読みたいです。

#アツい #ドキドキハラハラ #怖い

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2024年12月15日

Posted by ブクログ

取調室でのスズキタゴサクとの攻防と現場でのタイムリミットのある動きがハラハラしながら読めた。2もあるのね。どうなる??

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

映画のイメージがありすぎて、佐藤二朗さんと山田裕貴がずっと向かい合ってる姿を思い浮かべながら読んでました笑

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

犯人がわかってる状況でどう展開するのか、犯人が小出しにしてくる情報は何を紡ぐのかがずっと気になる。スズキタゴサクに翻弄される刑事たちの混沌と読者の混沌が重なる感じ。映画も見たけど再現度高くて公開しなかった。

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

スズキタゴサクが魅力的で序盤から引き込まれた。群像劇が好きなので、それぞれの視点で展開していたストーリーが、最終的に複雑に関わってきて、面白かった。

気になった点

命の選別のくだり、そもそも炊き出しを救うという選択肢が清宮に浮かんでいなかったので、単純にタゴサクのクイズに答えられなかっただけで、命の選別をしたわけではなくないか?と思った。そこが引っかかって清宮が崩れる姿に感情移入できなかった。


犯人が魅力的なサイコスリラーとして期待していたが、結末がいまいちだった。類家がスズキタゴサクの計画をすべて看破したが、裁くことはできそうにない(ほとんどの爆発にタゴサクは関与していないため)、という構成のほうが後味が悪くタゴサクの有能さを示せてよかったと思う。本の主題として、タゴサクが捕まるということが大事なのかもしれないけど。あと好みの問もあるだろうな。

と思っていたが、続編がありスズキタゴサクが登場するらしい。そこで上記のような感じになるのかな?続編も読んでみたい。


あとクイズの内容がしょーもない。

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2026年01月15日

Posted by ブクログ

終始ハラハラドキドキ。
次に何が起きるのか、どうなるのか気になって離れなかった。まるで1本の映画を見てるようで場面展開がスムーズ。『白い衝動』と比べてすごく読みやすかなってる気がする。推理が本格というよりなぞなぞみたいでスズキの不気味な愛らしさが存分に滲み出てる。欲望や悪意との付き合い方に各登場人物が右往左往し、自身の折り合いの付け方を見つけていく。その人間心理の量も適切で、大筋を邪魔せず物語に厚みを持たせて、インパクトのあるストーリーになってた。読みやすいし、スズキタゴサクのキャラクター性と対照的な類家も捻じ曲がってて大好き!
誰が読んでも面白いと思う。続きも読みたい。

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

映画がやるのを知ってから読んだので、タゴサクは佐藤二郎さんとしか思えなかったけど、類家さんが山田裕貴がやったと聞いて、思ってた人とちょっと違うイメージでした。映画観てないのでなんとも言えないけど、犯人がけっこう気持ち悪いので、面白いけどある意味きつかった。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一部は最高に面白かった。
類家に変わってからつまらなくなった。
探偵役の類家だが、彼の推理がほぼノーヒント近いものを根拠なくどんどん言い当て、わたしは置いてけぼりになってしまった。清宮みたく、読者も読みながら作品パズルやっているわけだが、ミステリでもっとも楽しいパズルが埋まる感覚、カタルシスはとても薄い。
後半の類家の口調も冷めた。スズキを揺さぶる目的があったとはいえ、後半のラノベ感が強い。
スズキの中学時代の殺人事件や、長谷川の不祥事も、話の根幹に入れてほしかった。
あと警察官多すぎる。2人くらい削った方がスッキリする。
竜頭蛇尾感の強い作品。
キャラなど含め漫画向きかな?思ったら、ヤンマガで既にやってた。アニメとかしたらまた流行るかもね。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

スズキタゴサクがとにかく不気味
とにかく先が読めなくて、ずっとハラハラドキドキしてた
最後どうなるんだろうと思いながらの一気読み
あっという間だった
登場人物それぞれに共感できる部分があって
切なくなったり、頑張ろうと思ったり
ミステリーだけでなく、考えさせられる哲学的な作品でもあった


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2026年01月11日

Posted by ブクログ

映画がとても面白かったので気になって読み、映画の再現度の高さに驚きました。読みながら映像がよみがえってきて楽しかった。動画の場面はとくにお気に入りのシーン、共感できてしまう自分が怖かった。自分が将来ああなる可能性もあるだろうなと。映画の方が爆発の臨場感があって好きでした。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

去年から話題になっていた小説「爆弾」。
期待から、読んでしまうのがもったいない気がして積読になっていたのですが、やっと手を出して読み終えました。

映画が大ヒット中だけど、まだ見ていない。まだ見ていないのだけど、テレビでちょくちょく紹介されていたので、自然と容疑者と容疑者に対峙する刑事は、佐藤二朗と山田裕貴に置き換えて読めました。
佐藤二朗、ハマり役と思います。映画見てないけど。
屁理屈をこねて、山田裕貴をけむにまくとこ、平気で嘘をつくとこ、とぼけた感じとかまさに。
同じく映像化された「イクサガミ」は主人公愁二郎が岡田准一だったのは、私的には違和感があったけど。
「爆弾」の容疑者スズキタゴサクの佐藤二朗はピッタリ!
余談ですが、「イクサガミ」の愁二郎は私が監督だったら、津田健次郎にします。

爆弾をしかけたとされる容疑者スズキタゴサクに翻弄される刑事、警察官たちのスリリングな謎解きに引き込まれました。自然と刑事側に感情移入されて、「スズキタゴサクめ、成敗されろ!山田裕貴、頑張れ!」となりました。先の読めない展開に、何度も「まじかよ!」と思わされました。

勧善懲悪を期待して、山田裕貴がスズキタゴサクをギャフンと言わせると思っていただけに、最後がちょっと不完全燃焼。続編があるので、そっちに期待することにしよう。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

倖田巡査の心理描写がすごく良かった
特に最後、押し寄せた人間でごった返す署内でストレスフルな市民にヘイトを向けられることで「制服脱ぎたい」と思いながらも、課長の続けたいか?問にはっきりと「続けさせてください」と答えるあたり。個人的には一番グッときた

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スズキタゴサクのモンスターっぷりが炸裂していた。悪役としてかっこよすぎる。類家との言葉遊びにもひきつけられた。
ただ、スズキがそこまでのモンスターになる動機にいまいち納得感がなかった。

0
2026年01月09日

Posted by ブクログ

評価3.7
瞬き、呼吸を忘れて一気読み。
ただ、展開が終盤にかけて助長(やりすぎ)と感じたため、疲れてしまった。

他作品も読みたい!
表現力がずば抜けてるため、短編、長編問わず楽しめそう。

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2026年01月07日

ネタバレ 購入済み

刻々と変わる状況と心理

映画化もされた話題作。
映画館では観ないだろうけれど、内容を知りたくて読み始めました。

犯人のビジュアルは映像とは違うなぁ、というのが最初に感じたこと。
そんなのんびりした感想の後は、刻々と変わっていく状況に引き込まれていました。
ある時は取調官に、ある時は捜査員に、そして…
犯人が関わった人達になって、犯人と対峙しながら事件は進んでいきました。

一応の決着をみて終わりますが、そのまま…
続編読みます。

#ドキドキハラハラ #ドロドロ #ダーク

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2026年01月06日

匿名

無料版購入済み

映画予告を先に見ていたおかげで、スズキタゴサクはあの人の喋り方で再生されてしまうが、それでなんら違和感がない。役者さんの凄さを思い知る。

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2025年12月29日

ネタバレ

映画より原作が上!

2025年12月読了。

原作未読のままで映画を観たのたが、これだけの原作量に対して、圧倒的に尺(時間)が足りなかったため、山田くんのセリフが終盤へ向かうにつれて早口言葉のように速く成ってしまい、正直ストーリーに付いていくのが精一杯な感じで終幕となり、消化不良感満載で原作を読み始めた。
やはり謎解きのロジックはゆっくり分かりやすく説明してもらわないと「???」の連続に成ってしまう。その点でせっかく好演していた佐藤二朗の役どころがよく見えていなかったのが、原作を読んで非常に腑に落ちた感があった。
とは言え、原作にも全く瑕疵が無いとは言えない。山田くんが扮した類家の推理は、仮定や拠り所の薄い土台で論理展開しているので「仮に…、仮に…、」が多く、結果的にそれが当たりと成る辺りは、若干の都合の良さも感じてしまった。
但し、それを差し引いても、犯罪者の独白から始まる序盤の展開の薄気味悪さと、それに対峙する警察との攻防は素晴らしいものだと思う。そして奇抜なストーリー展開は他の追随を許さないリーダビリティも相俟って、極上のミステリーを読めたことに心から敬服する。

そして、この小説には続きがあるので、順次追いかけていきたいと思う。

#アツい #ドキドキハラハラ #アガる

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2025年12月15日

購入済み

人間の弱さや狡さや歪みを炙り出し、それを愉しんでいるかのようなスズキタゴサクという存在が心底気持ち悪いし恐ろしかった。

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2025年12月11日

sun

購入済み

ノンストップの緊張感を堪能

爆弾魔スズキタゴサクと警視庁特殊犯係の類家警部補の対峙は一室に凝縮され、まるで生の舞台さながら。
言葉の応酬が爆弾のカウントダウンと連動し、息を潜めてページをめくってしまうほど。
犯人・タゴサクは、まるで佐藤二朗に当て書きされたかのようなキャラ付け。冴えない風貌の裏に、毒舌と哲学的な悪意を湛えた男。
映画では、コミカルさと不気味さを併せ持つ演技が脳裏に浮かぶ。ネット拡散の現代社会を風刺し、善悪の境界を問う深みもある。ノンストップの緊張感を堪能した。



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2025年09月15日

Posted by ブクログ

映画と小説どっちにしようか悩んでたけど、時間もないので小説にした。
エンタメ小説としてハラハラ感は十分にあり楽しめた。
しかし秀逸なものかと言われると、そこまでではないかなぁ、という印象。
展開や動機が現代風になっているのが新しいのかもしれないが、そのせいで事件の真相が少々ややこしくなっており、その謎が明かされた時も理解するのに頭を使い、驚くことに脳のリソースがあんまり使えなかった。

スズキの気持ち悪さと気味悪さは良かった。しかし警察側がちょいちょい浅はかなのが興醒めするんだよなあ。
拘束されてる人体に不用意に近づいたり、スズキの甘言に唆されたり。しっかりしろよ。。。と思った。

あと過去スキャンダルでやめた長谷部とその元部下等々力の掘り下げが中途半端だった。なんかもう少しあるのかと思った。主人公かと思ったらあんまり出番無いし。

登場人物が多く、舞台に立つ人物の入れ替わりが多いことも、なんか感情移入先がフワついてハマりにくかったのかもしれない。

続編も少し読んだが、蛇足感が強く途中で辞めてしまった。
スズキはもう一作目で十分じゃない?
また類家とか出てくるのかな。うーん、まぁいいや。そこまでシリーズとして読みたくなる濃いキャラクターはいないから続編は不要かなぁ。

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと気になりつつも評判が軒並み良いから、いつ読んでも絶対に面白いやつ。と思って後回しにしてたら映画化しちゃった…ということで満を持して手に取りました。
どうせ読むつもりだったし。

読み始めてまずは「思ってたんと違う」って感想だった。
というか前評判良すぎて期待値上げすぎてたかも。

ただ、二部に入ってからは読むスピードが上がりました。それまでが取調室での場面が続くのでダラダラ読んでしまった。
しかしスズキの頭の良さには辟易する感じ。
見た目は世間的に弱者の風貌なのに、口を開けば相当に賢い人間だと分かる。

倒叙トリック…になるんですかね?
倒叙トリックに見せかけてからの別の展開はオッてなりました。

あとは社会派ミステリーなんだと思います。
現代社会における「他人への興味のなさ」だったり、スズキタゴサクを「見た目」で判断しがちだったり(いわゆるルッキズム)なんかそんなところまで辛辣な風刺があるように感じました。

フーダニット、ハウダニットのミステリー愛好者や、私みたいに面白いミステリー=叙述トリックを期待してしまう人には物足りないというか「思ってたんとちゃうなぁ…」ってなるかもしれません。
本格ミステリーではないと思う。けど、社会派ミステリーと捉えてそこに焦点を置けば、なかなかに興味深い一冊でした。

私もスズキタゴサクは脳内ずっと佐藤二朗さんで再生されてしまった 笑

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2026年01月15日

Posted by ブクログ

確かに映画になるだけのことはあって、気になって一気読みではあった。でも、犯人が気持ち悪いし、登場人物もあんまり魅力的ではない。それに、読後感が良くない。
いや、でも、小説としてはよくできているので、好みの問題なんでしょう‥。

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

描写の半分程度はスズキタゴサクと警察が取調室で話しているだけなので、場面が動かず退屈に感じてしまうこともありました。また、警官が多くて等々力、清宮、類家、倖田、矢吹以外は誰が誰なのか分かりにくかったです…がどちらも私の能力不足だと思います( ᵕ ᵕ̩̩ )

第一部は清宮と一緒にクイズ考えようと思ったらす〜ぐ答え出てきた〜!第二部は類家がタゴサクを詰ってくれるか気持ちェエエ!!と思ってたらなんか推理がドンドコ進んでいる!?置いてかないで〜!って感じで、一緒に悩みたい派の私としては物足りなかったかもです。

自分の中の黒い気持ちの部分が色々な人の心情描写として描かれていて、共感したくないのに共感できました。

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画化もされ話題になっていた作品。
この作品のテーマだったり、各登場人物の設定、爆破事件の背景の1つとなった元警官の醜聞などこれまでなかった展開であったことは間違いないと思う。
スズキVS警察のやりとりが面白い一方で若干冗長であった感もないではない。あの辺の表現にもっとスピード感があると評価はもう少し高かったと思う。
まだ実写化されたものは観ていながい、スズキの役は適役だと思う。
続編もこの流れに沿っているようなので早めに読んでみようと思った。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

2日間で一気読み。読み終えたあと、細野ゆかりって誰だ?と疑問に思いながらも、どこかでもしかして読者の『自分』を指しているのではと思う自分もいたりして…

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

自分の醜い感情を自覚しつつも綺麗事を並べて自分を抑える人間が集合することで何とか保っている世の均衡を嘲笑うようなストーリーに鳥肌。逃げずに向き合える人間の強さと、蚊帳の外で眺めるだけの人間のおぞましさ。どちらも自分の中にあることにヒヤリとさせられる…

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

スズキタゴサクのインパクトが凄い。。。
星は4よりの3です★★★★

夢中になって小説を読んでいましたが、正直内容は普通だと思います。ただしスズキタゴサク彼だけは、今までに出会ったことのないキャラで、非常に嫌悪し気持ち悪く、不快感満載で、個人的には素晴らしく良いキャラだと感じました。

話の内容は、つまらなくはないですが、めちゃめちゃ面白いともならず、多少驚かされる部分はあるのかな、、?が凄い予想外の展開みたいなのは無く、全体的に普通に感じました。
恐らく、この小説を、本を読んで間もない時に読んでいたらまた感想は変わっていたかもしれないです。
それだけ、斬新でインパクトの強い小説が、今の時代多いんだなと感じます。
私は、他にはない世界観の小説だったり、奇抜な設定の小説が好みなので、「取調室で犯人と対峙して、事件を解決する」みたいなよくある設定には燃えませんでした。やはりクローズドサークル、密室殺人、星占術殺人事件で使われたようなトリック、叙述トリックが最高です…

内容にはあまり燃えませんでしたが、キャラクターはやばいです。絶妙にやばいやつが登場してきます。
ただのサイコシリアルキラーとかでは無く、本当にやべー奴で、も凄くリアルに描かれていました。スズキタゴサクです。あんまり書くとネタバレになってしまうので控えますが、衝撃すぎて忘れられないです。映画では佐藤二郎が演じており、頭の中ではその様子が思い浮かび離れないです。よくもまあこんなに嫌悪感を抱かせるようなキャラを作り上げたなと感服です。

また警察側の類家も良いキャラをしていました。頭が良くて少し変わっていて生意気なキャラクターってめちゃめちゃカッコいいですよね、、、ズバズバと推理して、タゴサクを追い詰める感じは読んでいて面白いなと感じました。

そのほかのキャラも良かったです。

卑屈な態度で警察を馬鹿にしてくるスズキタゴサクに対峙する等々力と類家、固い真面目な性格をした清宮、出世ばかり考えている矢吹、矢吹の相棒の倖田。取調を行う刑事、被疑者の捜査を行う所轄の刑事、爆弾の捜索にあたる交番の警察官、それぞれの立場・場面で臨場感あふれる様子で描かれています。

没入感はありますが、やはり動機にしても今後の展開にしても意外性が無いのが個人的に勿体無さを感じました。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

Audbleで聴了。タゴサクの声が喪黒福造だった…

ある日、酒屋で暴れた容疑で野方警察署で取調べを受けるスズキタゴサクと名乗る人物が、霊感があると称して都内各所での爆発事件を予言する。秋葉原や後楽園といった場所でタゴサクの予言どおり爆発が発生し、犠牲者が増えていくなかで取調室の中では警視庁捜査一課から清宮と類家が交渉役として派遣され、タゴサクと珍妙なやり取りが繰り広げる。

無差別爆弾犯と頭の切れる捜査官のやり取り、タゴサクの言葉からヒントを読み取って次の爆発現場を割り出していく中で、無意識の差別や人の欲や正義、道徳観といった個人によって異なる部分が露わになっていく。それとともにタゴサクが爆弾を都内各地にばら撒いていった動機ややり方についても明らかになる。

取調室のスピード感のあるやり取りの一方で、爆発現場の状況や被害者の様子といった犯罪描写は限定的である。映画化を見通した描き方と考えることもできるが、タゴサクの自己卑下した表現とは裏腹の相手を小馬鹿にしたような発言には、警察組織のような硬直化した官僚に対する反感が見え隠れしており、好き嫌いは分かれるように思う。途中から展開が読めてしまった。

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2026年01月06日

ネタバレ 購入済み

映像で見たほうがたぶんよかったのかもしれない。タゴサクの一人しゃべりが長い。映像だったら面白いのかもしれないけれど、文だと途中で私は飽きてしまった。読み進めるのに苦労しました。
場面もあまり変わらないし、淡々と進んでいくという印象。

#ダーク

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2025年12月02日

匿名

真相究明されずモヤった

好評レビューも多く面白そうな内容だったので期待して読んでみたのですが
非常に読みにくく地味にストレスが溜まりました。
その1番の理由は、誰のセリフかわからない場面が何回もあったこと。
会話の応酬に「」がついていない。警察用語が注釈もなく使われている点。
登場人物も多く、場面転換も多いためこの人誰だっけ?となりがち。
なのでいちいち読む手を止めて前の方のページを遡ったりして読むのに時間がかかりました。
以上の不満は映像化でほぼ解決されるだろうけど、1番の不満は中途半端なところで話がおわってる点。
事件の真相究明がされないまま終わるのでモヤモヤする。
劇場版ではその辺りをある程度スッキリさせてほしい。

この小説で一番面白かったところは
タゴサクが爆破予告ビデオで「〜は〜だから殺します」ってターゲットを列挙するところ
ほぼ全員じゃん!と脳内でツッコミ入れました


#怖い #ドロドロ #じれったい

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2025年09月09日

匿名

購入済み

面白いかどうかと言うなら面白いが、読後感が宜しくない。で、星二つマイナス。
スズキタゴサク氏は、私にとってはエイリアンです。言葉通じない、会話できない。場面に登場するだけでストレスが溜まっていく。
続編も面白いに違いないが、またこのストレスと読後感にあうかと思うと買うのは躊躇します。

0
2025年08月19日

購入済み

深みが足りない気がしました

これはシリーズモノの1作目なのかな。
登場人物の掘り下げが少なく、ぶっちゃけ誰が主人公なの!?と思いました。
もう少し、各キャラの役目をはっきり与えてもらえたら読みやすかったかな。
結局、タゴサクが主人公ってことになるのかも知れないけど、パーソナリティも動機も良く分からない理由で、最後まで読んでもカタルシスゼロ、フラストレーションが溜まる一方でした。

タゴサク嘘ツカナイの割に記憶喪失が嘘だしさ笑
あんな大掛かりな連続爆破事件もリアリティが全くないし、、、
作者はもう少し筆力高い方かと思っていましたが、うーん。

#じれったい

0
2025年11月10日

「小説」ランキング