ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ぼくらは星を見つけた

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    【感想】
    感動しました。本で久しぶりに心を動かされました。そらさん、シド、星、岬くん。それぞれが抱える後悔、苦悩、過去……。少しずつ各々の情報が点と点が線になった時、はっとした。特に星は子供なのに、すごく大人びているこの過程にも、こうならざるを得なくなる苦さを抱えているのかと感じました。

    【気になる】
    児童文学というより、内容は結構重たくて大人寄りな気がする。大人の自分が読んだからこそそれぞれのキャラクターの苦悩や意味を理解できたけど、果たして対象年齢の子たちはどうなんだろう?と感じた。ただ、子供の頃意味がわからなかったとしても、大人になった時に思い出してまた読むきっかけができた時、素敵な本

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    2026年09月04日
  • 多類婚姻譚

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    「Beautiful Dreamer」で描かれている〈持つ者〉と〈持たざる者〉との間の目に見えない格差に思わず胸がキュッとなってしまう。〈持つ者〉ゆえの無自覚な無邪気さ・傲慢や、〈持たざる者〉ゆえの冷静な焦燥感がとてもよく描かれていると思う。

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    2026年09月04日
  • わたしの知る花

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    なんともいえない優しさと不器用な生き方の物語。
    本当の気持ちを見てみぬふり…だけど気持ちは最後まで抑えられない無視できないんだ。

    ラストのシーンは……よかった!

    読んでみて、そして感じて〜


    ぜひ〜

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    2026年09月04日
  • アジア新聞屋台村

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    やっぱり大好きタカノさん。

    あの自由な高野さんがビックリする、自由に生きるエイジアン(いちおう新聞社)のひとたち。
    だから、私はもっとビックリ。

    計画性がなくても、根回ししなくても、やりたいことをやっていいんだね!!と勇気が湧いてきます。
    私はなんて小さいことを気にしていたんだ。いけ、いくのだ!と。

    そして随所に出てくる高野さんの丁寧な観察と分析が素晴らしい。
    熱くなりすぎるな、冷静になれ、と。

    自分が小さくまとまってしまいそうなときに読み直したい本です。

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    2026年09月04日
  • 春の星を一緒に

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    川岸さん、息子の涼介君、お父さんの耕平さん、そして三上医師。
    他にも登場人物みんないい人ばかりで、涙涙でした。

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    2026年09月04日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    表題作『月まで三キロ』のあらすじに惹かれて。
    どの話にも宇宙や自然、科学について書かれているけれど決して読みにくくなく、むしろ神秘的に感じられてそこがこの作品の魅力だなと思ったし、とても自然に触れたくなった。

    手に取るきっかけになった『月まで三キロ』もよかったけど、個人的には『星六花』と『アンモナイトの探し方』が好きだった。登場人物それぞれの行く末はわからないけど、明るい希望を感じられる終わり方で癒された。

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    2026年09月04日
  • 百年の時効

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    とにかく分厚い。購入時は、読み切れるか不安だったが、読み始めたらあっという間。
    情報量は多いのに、淀みなく読み進められる文章に感動すら覚えた。
    文章だけでなく、内容もとにかく厚い。
    各章や各時代で主役(目線)の人物が代わるのに、物語は途切れることなく続いていく。

    個人的には、めずらしく、映像化を望む。
    ネトフリなどで、数話に分けて濃く描いていただきたい。

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    2026年09月04日
  • 後宮女官の事件簿(四) 花の章

    購入済み

    中華後宮ミステリーってどうしていつもとても切ないんでしょうか………
    もっと読みたかった、それに尽きます。

    #切ない

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    2026年09月04日
  • 月曜のこない部屋

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    身近にひきこもり事象を実感する体験がなく、そのためかノンフィクションでも読む機会はほぼ無かったので、ひきこもり免疫はほぼ無し。はじめて小説というかたちだが興味深く拝読。勿論ケースは千差万別なんだろうが、ひきこもる心の揺らぎ・揺れ動きを認識することができた。同じ石川出身ということもあり、城山氏には親近感あるが、前作「金沢浅野川雨情」で完全に大化けした印象で、前作ほどではないが、素晴らしい作品で、今後も非常に楽しみ。。

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    2026年09月04日
  • きみの友だち

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    これも涙なくして読めなかった。

    それぞれの短編の中で、それぞれの「きみ」の心の奥を見抜いて、端的だけど刺さる言葉を発する恵美さんが、瀬尾まいこさんの「あと少し、もう少し」に登場する先生を思い出した。

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    でもさ、青だけの空って、のっぺらぼうじゃん。空の顔つきって雲で決まるんだよ。お日さまだってギラギラして、うっとうしいときもあるじゃん。雲は雨も降らせるし、日差しもさえぎるし、けっこうクセモノだから。
    邪魔じゃないよ、雲は。
    がんばれ、雲。

    私は「みんな」って嫌いだから。「みんな」が「みんな」でいるうちは、友だちじゃない、絶対に。
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    「みんな」という人はいないはずなのに、いつの間

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    2026年09月04日
  • ツミデミック

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    コロナ禍
    あの頃、なんだか分からない閉塞感に皆苛まれていたね。
    まだ数年しか経ってないけど、だいぶ記憶が薄まってる。
    だからこれを読んで、大変だったこと、辛かったこと、色々思い出した。

    こういう風に残しておくことって大切だね。

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    2026年09月04日
  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    前作に続き、成瀬節炸裂で新キャラもたくさん出てきて飽きずに読めた。まだまだ成瀬ワールドに浸っていたいけど、終わってしまうのが寂しくて続編をいつ読むか悩ましい…

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    2026年09月04日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    よくも悪くも淡々と進んでて完結感がなかった。でもそんな普段通りの成瀬を求めてたのかもしれない。親視点と成瀬視点が描かれているのがよかった。

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    2026年09月04日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    ものすごく引き込む力がある本だった。。。
    いやーまさかまさかの展開で、息も絶え絶え読み終えた汗

    救急医のもとに運ばれた溺死体が自分と全く同じ顔。きっとクローン的な話になるんでしょうと思っていたら、不妊治療とか人工授精とかの話になっていってびっくり!

    自分が妊婦で、夫と全く同じ顔の男が家に押しかけてきて、出生の秘密を捲し立てて強姦してくるとか想像しただけで恐ろしすぎる!
    「禁忌の子」に全力の愛情を注いで育てていかなきゃいけないけど、、、本当にこれでいいの?って一生思い続けてしまいそうだな。。

    考えさせられたし、(予想外の展開は) 面白いし、苦しい話だった。

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    2026年09月04日
  • 神様の暇つぶし

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    ネタバレ

    なんて真っ直ぐで綺麗で人間味のある作品なんだろうね…
    学生の頃のクラスに似ているというか
    当時その世界でしか生きられなくてその人しか見えなくてその世界のすべてだった人を失うこと、どれだけ自分の世界が真っ暗になったことだろうとおもう
    似たような経験を8個上にしていたので気持ちがよくわかる(勿論お相手は生きてますが)
    死後に作品のことを奥様から知るというのも良いし、何より藤子の名前に意味があったことをその後花言葉を調べて気づけたのが大きい 千早茜作品はじめてよんだけどキョーレツぅ、、、

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    2026年09月04日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    シジュウカラの鳴き声から始まり動物言語学という新しい学問を提唱した鈴木俊貴先生。
    人間には人間の言葉があるように、鳥には鳥の言葉がある。
    シジュウカラは言葉を持ち、文法のルールにのっとって鳴き声を組み合わせて文を作る。さらに翼でジェスチャーまでするなんて!しかも鳥たちは種を越えて言葉を理解しあってる!?なんてすごい世界。
    「ルー語による文法の証明」「ぼく・ドラえもん実験」「カエル人間救出作戦」わかりやすくておもしろい!!
    鈴木先生のシジュウカラへの愛情が詰まった一冊だった。

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    2026年09月04日
  • 旅屋おかえり

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    よかった。じんわりと心温かくなるようなお話。
    登場人物みんな魅力的で、主人公おかえりに自然と共感したり、応援したりしたくなった。
    言葉や態度と本当のきもちが別なことって、大人になるに連れて多くて、そんなことを思い出させてくれる。
    旅に想いを馳せる道中、見慣れない土地の景色や人も魅力的だけど、あー楽しかったって家に帰る安心感が旅の醍醐味なのかもしれない。

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    2026年09月04日
  • 本が読めない33歳が国語の教科書を読む やまなし・少年の日の思い出・山月記・枕草子

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    ああやまなしって、こんなに綺麗に情景が浮かぶ話だったんだ。山月記ってこんなに人間の話だったんだ。

    もう一冊の、ピンクの表紙の方は笑いながら読んでることが多かったけど
    こっちの緑の方は、何だか真剣になってしまって、泣きそうになることが何回かあったな。題材の違いもあるだろうけど。

    読んでよかったなー。
    本はどう読んでもいい。

    今の社会に生きていると
    なんだか正解を探して、それに捉われてなぜか焦るような気持ちでいることが多い。

    本は自由、自分の読み方でいいから
    楽なんだなー。

    次は何を読もうかとワクワクできるのもいとをかし!

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    2026年09月04日
  • 井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法

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    体裁は絵本である。内容は幼児向けではない。井上ひさしが話した内容をいわさきちひろの絵で掲載したものである。後ろには日本国憲法に全文がある。改めて見ると憲法1条から8条までが天皇に関することで9条が戦争放棄である。これは天皇と戦争放棄がカップリングになっていると考える人もいるであろう。

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    2026年09月04日
  • 塞王の楯 下

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    物事を極めたものが繰り広げる全身全霊の勝負は美しい。それはワールドシリーズの最終戦、名人同士が奏でる囲碁の棋譜のよう。飛田匡介、国友彦九郎、京極高次、立花宗茂。大津城の石垣を巡るその道の名人たち攻防は物理的な話にとどまらず、精神の世界に及ぶ。平和をもたらすものは最強の矛なのか、最強の盾なのか。答えはでない。しかし、塞王の楯とは石が作った盾ではではなく、大名から民まで一つになった心だと気づく。そのような楯を最期に作り上げた匡介は見事。小さな世界の話ながら、とても壮大で、描写も生々しく、素晴らしい作品でした。大好き度❤️❤️❤️❤️❤️

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    2026年09月04日