小説・文芸の高評価レビュー
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前半は読書の歴史の話であり、正直タイトルから期待していた内容ではなく退屈に感じる部分も多い。しかし、この予期しなかった偶然である情報こそが知識であり、自分から遠く離れた他社の文脈を知ることこそが読書である。意図的かどうかは分からないが、複線回収をされた気分であった。
自分の文脈を1つのことに集約させ、何かにコミットすることは楽であり、それは実際は逃げなのである。だから、仕事に全集中するのではなく、半身で働き、様々な文脈に触れてこそ人生は豊かになる。
本を読みながら、この本を読み切れる人は現代にはきっと少ないのだろうと悲しくなった。しかし、話題にはなっていたので、もしかしたら今後の日本も広がって -
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いかにも最近流行っているロマンス詐欺❣️だと思ったが毒婦木嶋佳苗と言う現実の犯罪が下敷きにあるのだと参考文献をみてなるほどと思いました。およそ20年前週刊誌を賑わせた女性だと直ぐ思い出した。美人でも無い太った女性に何故こんなにも騙されたのか不思議な気持ちだった。
作者のButterの使い方が上手い❗️
色々なrecipeが作中に登場しますが小道具として最高の活用なのである。素晴らしい‼️
梶井真奈子はbutterを使いまくれと里佳を煽り雑誌記者の記事を書くと言う功名心に火が着きまんまと術中にハマり里佳や親友の伶子も操られ最悪の結果になる。作者は様々な登場人物を使い里佳や伶子を追い詰めて行く過程 -
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再読作品です。はじめて読んだのは2年前かな。とても好きなSFです。
去年、2025年5月にApple TV+にてドラマが配信されて、すごく良いドラマだったので「原作を読み返したいな~」と思ってたのですが、読み返すのが遅くなって今になってしまいました。
上巻に中編が2編、下巻に中編が2編、それぞれ収録されている本です。はじめて読む人は上下巻一気に揃えなくても、上巻に収録されている「システムの危殆」をまず読んでみて、マーダーボットの独特なキャラクターを味わってみるのも良いのかもしれません。
主人公は人間ではなく、自分のことを「マーダーボット」と呼んでいる人型のAIロボット。マーダーボットは自 -
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司書の小町さんがセレクトした、本と付録の羊毛フェルト。それらによって人生に行き詰まった人たちの運命が少しずつ動いていく…
日常に悩みを抱え、人間関係も上手く行かず、全方位行き止まりのような状況に陥ったとき、手足を引っ込めた亀のように、殻に閉じこもりじっとしてしまいがちだ。もうこれ以上、何も受け付けたくないと。
しかし本作の登場人物たちは、なにかに導かれるように小町さんのところへ赴き、そこでセレクトしてもらった本を手に取る。ドミノの初めのコマをそっと押したときのように、そこから静かに流れるように運命が動き出していく。いろいろなことが上手く行かなくなったとき、亀のようなスピードでもいいから目の前 -
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ネタバレ本を手に取った時は、500ページ越えの圧巻に思えたが、読み始めると勢いよくページが進み気が付いたら読み終わっていたってくらいに没頭する。昭和に起こった事件が奇跡的に時効がなくなり平成、令和と捜査官がそれまでの捜査ノートや資料を引き継ぎ執念的に犯人を追い詰めていく。ある一家の殺人事件を調べると過去に起こった函館一家殺人事件に繋がる。そこからが面白い。人物相関図から欠ける謎の人物、理解を超えた動機、そして進化していく科学捜査DNA鑑定。篤い刑事たちの些細な盲点までも疑問で終わらせない探求心。
そして火種は満州の地での結束にまでたどり着く。途中阪神大震災やオウム真理教などの実際の事件なども入り込み時
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