小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
私は家族に愛されて育ったんだなと本を読んで思った
母から聞かされる私の幼少期にそっくり
こんなに素直でいい子ではなかったんだろうけど、思い出すシーンがたくさんあって幸せな子供だったなと思った
私が子供を持ちたくない理由は、自分が子供だからというのと責任を持てないから、そして自分の理解できないことをする可能性があるからなんだけど、
自分の理解できないことが、自分の生きる世界を広げてくれることもあるんだなと思った。
お金をかけずに楽しむ術を子供はたくさん持っていて、それを知るのは楽しいだろうなと思った
想像力は豊かだと思っているけどきっと子供の突飛的な考えには勝てない、知らない世界を教えてくれる -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃよかった…!!読み終えて本を閉じたあと、物語の余韻が、こころたちの声が、彼らが見た光景が、頭のなかにはっきり残っていてしばらく放心状態になってしまった。
もう忘れてしまっていても、人生において、いつかの誰かの存在・言動が背中を押してくれる場面はたくさんある。一緒に笑った人たちや大切に思ってくれた人たち、その人たちにもらった言葉や感謝されたこと…
こころたちのように、昔の自分にとってはとても大切なことだったのに忘れてしまう可能性も十分ある。日常のなかでうまく説明できないけれどなぜか気になる、なぜかピンとくるものに出会ったとしたら、実は忘れてしまった大切なものかもしれない…それってめ -
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Posted by ブクログ
傲慢さは、誰もが持っている。そして善良な人間にも、必ずある側面だ。読み終えてまず思ったのは、この二つは対義語ではなく、同じ人間の中に等しく同居しているということ。問題は、自分のどちらに気づけているか、それだけだと思う。
傲慢さが一番表れるのは、相手をその時の自分の物差しで測ってしまうときだ。相手の悪いところを探し、自分に有利な基準で都合よく採点する。しかもその基準は、年齢や環境で簡単に変わる。だから「あのとき選ばなかった理由」は、今の自分から見ると驚くほど小さく見えたりする。架が真実をどう見ていたかの変化は、まさにこれだった。
一方で善良さも、過ぎれば融通が効かないと受け取られ、自分の人生 -
Posted by ブクログ
エッセイと言われるもので私が今まで読んだものは、贔屓の小説家が書いたものが多かったように思う。
なぜなら、エッセイは、書き手の人となりがわかっていないと読む気がしなかったからなのです。
でも、著者の中前結花さんのことを全く存じ上げないのに評判の良かった1作目の「好きよトウモロコシ」を読んでみたくなり、さらに2作目も読みたくなり、今回が3作目です。
今回も言葉一つ一つが優しく紡がれていきます。
中前さんのお母様も作品に登場しますが、中前さんに掛けていた言葉が優しく、そんなお母様の影響だと思う。
読んでいたら、リリー・フランキーさんの「東京タワー、オカンとボクと、時々、オトン」に出てくるお母様を思 -
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ネタバレ小学四年生ながら老成したアオヤマ君の研究熱心な態度に感心して「私も頑張ろう」と思ったり、優秀なハマモトさんやアオヤマ君に引け目を感じながらも、自分の心や考えたことを粗末に扱わないウチダ君に「この態度は見習いたいな」と思ったり。
本筋と全然関係ないところで、なぜか励まされました。
登場人物はいずれも魅力的なのですが、アオヤマ君のことをじっと見守るお父さんが、これまたいい。口数は少ないけど、愛情の深さが端々に表れています。
そういうキャラクターを描ける森見氏自身が愛情深い人なのでしょうね。
そんなことを思いながら読んだこの作品、奇抜な発想のSFながら文章がとても味わい深くて、一文一文噛みしめな -
Posted by ブクログ
ネタバレ時代小説?は多分初めてというのもあるし、激しい戦闘描写を文字だけで理解できるかを危惧してたけど杞憂でしたね。
実写ドラマがネトフリで配信されているというのもあり、ずっと前から気になっていた作品ではあるけど、長らく積読の山に埋もれていた本作をようやく読むことができた。それだけでなにか感慨深いですね。なんだかマッチポンプのような気もするけど……。
もちろんまだ一巻を読んだだけなので、感想の詳細を述べる段階にはないけど、前評判通り魅力的な登場人物がたくさん出てきますね!最初からぽんぽん出てきて、今後も増えていくだろうから覚えられるかどうか一抹の不安はありますが。
それにしても第一巻から衝撃のラ -
Posted by ブクログ
頁を捲る手が止まらなくて、本当に一瞬で読み切っちゃった
こんなに引き込まれた本久しぶり
登場人物がそれぞれ本当に魅力的で、ある意味主人公が何人もいるかのような、面白い本になってる
そして伏線と視点の切り替わりも絶妙で、展開も遅くもなく早くもなく非常に読みやすい
ちょうど先日、欲望という名の電車を観に行ったので、最後のオーディションのシーンがすごく想像しやすくて、観ててよかったと思えた
本を読むのも好きだし、映画を見るのも好きだからどっちも続けていきたいなと思える素敵な作品でした
にしても、恩田陸って才能のある人間の描き方が瑞々しくて多彩で、本当にすごい
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