ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 星を編む

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    ネタバレ

    心に刺さる声がいくつも出てきて手元の付箋を取る手途中で休まらなかった。

    心の奥底に静かに重みを持って沈む。

    “もう息を止めてあの深い海にたったひとりで潜ることはできないんです。”

    胸を突く痛みを伴う淋しさ。

    生きること・人生を深く考えさせてくれる作品になりました。

    ー以下感銘を受けた文章を本書より抜粋ー

    不幸自慢は相手の口を塞ぐ。貧すれど鈍したくはない。

    約束なんかしたら、荷物になるやろ。

    美しく理想どおりに整った愛などない。歪みこそが愛の本質なのである。

    喜びも怒りも哀しみも楽しさも人それぞれで、けれど隣に同じように疲れて、それでも膝をつかない人がいる。

    追いかけるのをや

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    2026年01月03日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    おもしろかったーーーーーー!!
    読みやすいしぞくぞくわくわくする!!

    読者への挑戦があるミステリ、久しぶりだった。図とかを見直したりしながら考える体験、楽しい、ほんとに。

    上記のためにはその時点で必要な情報が読者にすべて与えられている必要があるから、探偵が多少推測で補ったり読者には開示されなかった事実を使ったりするミステリに比べてより難しい部分があると思う
    出会えて嬉しい!!

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    2026年01月03日
  • 秘仏の扉

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    廃仏毀釈に揺れる明治日本と、東洋美術を評価する欧米。法隆寺の秘仏開帳に関わった男たちを、多視点で描く構成が印象的だった。岡倉天心やフェノロサといった偉人たちは、理想化されず、人間的な弱さや身勝手さも含めて描かれるけれど、彼らがいなければ、今、日本が海外へのアピールに必死な日本美術の美しさや仏教は失われていたかもしれない。
    これまで、アルカイックスマイルは慈悲の象徴だと思っていたけれど、「人間って本当にしょうもないな」と半ば呆れて見守る表情のようにも思えてきた。

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    2026年01月03日
  • 傲慢と善良

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    現代の恋活・婚活をする若者の内面を、これでもかというほどに詳細かつ綿密に描き晒した小説。
    様々な人との繋がりを辿ることで、現代の若者の抱える心の闇、主人公の真相に迫るストーリー展開。途中で2人の主人公それぞれの視点から、何を思って行動に移ったのかが描き出されている点も面白かった。
    個人的には、狭い了見に留まり、周りを顧みず終始自分のことしか考えていないような言動を続ける女性側の視点には共感しきれなかった。ただ、これは男女問わずリアルな現代の若者の思考様式の一つなのかもしれないと自省する次第。

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    2026年01月03日
  • 本日は、お日柄もよく

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    7年ぶりに読んだ。すごく良かった印象だけ残ってて、でも細部はやっぱり忘れてた。言葉の力を改めて感じさせられた。もっとよく考えて話をせねばと思った

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    2026年01月03日
  • 革命前夜

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    個人的にドイツ在住経験があり、趣味で楽器演奏をしているため、演奏者の葛藤や現地の雰囲気を鮮明にイメージしながら楽しんで読むことができた。
    しかし、どうしても不思議なのが、著者はこの時代に居たわけでも、恐らく作家であることから海外の音大で学んだ経験もないと思われるのに、何故ここまで繊細かつ活き活きと、人々や情景を描けるのかである。
    巻末の解説で朝井リョウさんが「この人、書けないものない系の書き手だ」と評しているのに首肯した次第。深く感銘を受けた。
    ストーリーは、当時の東ドイツの暗く重たい雰囲気と、新たな時代に進もうとする熱狂のうねりの中に身を置く主人公の、他者との交流を通じた内面の葛藤と成長を表

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    2026年01月03日
  • はるか、ブレーメン

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    昔ブレーメンに住んでいたためか、本屋でふと目にした重松清x本書タイトルで、思わず手に取ってしまった一冊。
    人に触れることで、その人の過去を見ることができるという特殊能力により、人間の内面、それを通じた家族愛、葛藤を丁寧に描写している。
    ストーリー全体として急転直下な動きは無いものの、この後どうなってしまうんだろうか、とページを捲る手が止まらなくなるほど入り込める作品。
    電車内などの公共の場で本書を読むことは推奨しない。涙が溢れるのを堪える必要がある。
    最近の動画ストリーミングサービスは、地上波でないことを良いことに、過激な表現、ともするとどれもが同じように見える作品が多い印象。そんな現状に辟易

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    2026年01月03日
  • 変な家2 ~11の間取り図~

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    久しぶりに感想を投稿します…

    ずっと読みたかった変な家2!!
    今回は11個の間取りから真相に迫っていくストーリーになっていました
    400ページ以上ある長編ですが、ほとんどが会話で構成されているのでとにかく読みやすいです
    元日の夜から一気読みしてしまいました…
    とにかくおすすめです!

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    2026年01月03日
  • ラリルレ論

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    好きな人の本。中学生時代から唯一ずっと追いかけているバンド。

    学生時代からしばらく時間が経ち、本と離れてしまっていたけれど、ふと大好きな人の著書があることを思い出して購入。通勤中、お昼休憩、就寝前、、と読み進め、気づいたら読み終わっていた。こんなスピード感で本を読むのは久しぶりだ。


    私はどちらかというとマイノリティに苦しめられながら生きている人間だと思う。ずっとずっと誰とも分かり合えないと思っていたけれど、ここに、いた。いつもいつも支えになっていたバンドのボーカルがこんな想いを日々抱きながら生きていたなんて。嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。少し生きる意味に希望を持てた気がした。
    ※ネタ

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    2026年01月03日
  • 殺し屋の営業術

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    休む暇がない程、展開が早い。
    だからこそかなり読みやすい!
    伏線とかはあまりないですが、騙し合いがめちゃくちゃ面白かったです!

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    2026年01月03日
  • 光と糸

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    ノーベル文学賞受賞記念講演「光と糸」全文のほか、創作についてのエッセイ、5編の詩、光を求めて枝葉を伸ばす植物をめぐる庭の日記で構成される。

    創作のため、常に自問自答するための問いを立てていたというが、それよりもずっと昔の少女が愛についての詩を残していたということと、その問いは少女の詩に帰結するという気付きがいまのハン・ガンを作り上げたという。その気付きと庭仕事はどこか生命の営みとしてつながるように思う。美しい本だった。

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    2026年01月03日
  • 百年法 上

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    かなり好きな世界観。
    情景描写が丁寧で未来の街の様子がありありと思い浮かべられる。
    混乱の最中の国の統治を描くお話は好みかも。

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    2026年01月03日
  • アリアドネの声

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    目が見えない。聞こえない。でも、制限時間が迫っている状況でどうやって脱出するのか、、、
    その場の緊張が伝わってくるような、書き方や展開の面白さに一気読みしました。

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    2026年01月03日
  • 空、はてしない青 上

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    旅をしたくなる。自然を感じたくなる1冊だった。
    ジョアンヌの過去についてはまだ明かされていないが、この2人はお互いに全く違うものを持っている2人だと思う。だからこそ、新しい視点、考え方を持つことができるのだと思う。
    下巻に続いていくが、この2人の関係がどのようになっていくのか楽しみだ。

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    2026年01月03日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    タイトルから予想したものとは異なる内容で、そこも含めてわくわくした。
    様々なキャラクターの高校生の考え方を、よく理解して書き分けられるのは本当にすごい。
    人間観察をしても目に見える外側の振る舞いしか分からないのに、どうして心の内側の多様さを知ることができるんだろう。
    朝井リョウさんの本をもっと読みたい。

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    2026年01月03日
  • 最後の一色 上

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    五郎、カッコいいな。
    信長、どうも私の中のイメージと違う感じがしてる。
    「信長公記」も読んでみたくなるな。
    それにしても…。
    名前が難しすぎて覚えきれん!
    ノートに書いてる。

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    2026年01月03日
  • リカーシブル

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    民俗学ミステリというジャンル?
    土着信仰もので面白かった。じわじわと街の奇妙な部分を主人公の目線で知っていく。

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    2026年01月03日
  • 震える天秤

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    「自分の良心に従ったのです」

    自分だったらどうするだろう
    多分律さんと同じ答えを選んだと思う。

    正か、誤かー。
    答えがない問は永遠に晴れることがないんだろうな
    「震える天秤」というタイトルがぴったりな本だった。

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    2026年01月03日
  • 強運の持ち主

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    占いって良くも悪くも当たる。たとえ悪かったとしても言い方一つ変えれば良い方向に進むかもしれない。まるでお守りのような一冊になりました!

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    2026年01月03日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    先の気になる展開で止まらず読み進めてしまった。
    梶井の生き方、里佳の生き方。登場人物皆からの生活から、生きるってなに?価値観ってなに?幸せってなに?と考えさせられた。
    実際自分は、完全に里佳寄りで共感があって、自分も梶井に会って、キラキラ満たされた話を聞いたら影響されるだろうなって思った。そういう部分も自分の中に残る部分だったんだろうなと思う。
    また、小説中に出てくる料理の美味しそうなこと。どれも実際に食べたくなってしまう。実際、バター醤油ご飯にハマってしまった。エシレのバターも気になって、丸の内のエシレに行ってみた。エシレのフィナンシェ、マドレーヌ、クロワッサンどれもとても美味しい。それだけ

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    2026年01月03日