小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ眠り続ける姉のエリ
深夜のファミレスで何もしていない妹のマリ
2人の間を繋ぐ高橋
アルファヴィルの従業員、中国人の女の子
都会のサラリーマンの攻撃性の象徴みたいな白川
そして視点。
深夜帯の不思議な、別の世界みたいな感覚を味わえる作品。
「人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくもんやないのかな」コオロギの言葉がなんだかすごく沁みる。村上春樹が言いそうだけど言わそなそうな言葉。
高橋は孤独な幼少期のことが忘れられずにいるし、コオロギもとびきり怖いなにかから逃げ続けている。白川は中国の奴らに追われ続けるだろう。エリはマリとエレベーターに閉じ込められたことを燃料にできていなかったのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレとても好きな話だった。
17年ほどの長い期間を、主人公・かおりの視点で描いている。話の展開に無駄がなく、洗練されている。派手な展開はないが、主人公がどのような人物で、どのような感情を抱えているのかがよく伝わる、綿密な構成になっている。
主人公は罪を犯した人間であるにもかかわらず、読んでいるうちに応援したくなり、どうにか報われてほしいと願いながら読み進めた。これほど主人公に肩入れして読める話は、そうないと思う。
本の表紙に「熟柿」の意味が書かれているが、その言葉の通り、物語の序盤は、熟れすぎた柿が今にも落ちてしまいそうなように、かおりの人生もどこか危うく、重たく辛いものとして進んでいく。試 -
Posted by ブクログ
主人公の勢いに背中を押されるようにぐんぐん読み進むことができた。
自分の好奇心に忠実に行動し、自由でぶれない生き方を貫く成瀬あかりの周囲には、次々とユニークな仲間が集まって来て、楽しい。
あかりの日常が紹介され、両親が、あかりの全てを認め、心からいとおしんでいる事がよくわかる。母親の「そういう子なので」という言葉は、心に沁みました。
「わたしは大きなことを百個言って、ひとつ叶えばいいと思っているんだ…」という、あかりの言葉もとても印象的❗そう、結果じゃなくて、思いと行動、経過が大事なのですね。
あかりを真似て、「京都極め計画」、私も始めようかな。
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Posted by ブクログ
ITSUKIのキャンプ用小分け食材が売れ残っているという、このままではコーナー廃止もやむなしというところまで来ている。キャンプがブームになったのはコロナ禍で人が集まらない通気の良い場所だったからで、コロナがおさまって来た今キャンプ場の予約も取りやすいし、にわかキャンパーの騒がしさも無い。小分け食材は一人暮らしの年配の方にも好評だったはずと思うがその方も何ヶ月も見かけないそうだ。別の企画を立ち上げるべきかと企画部の親睦を兼ねてデイキャンプでアイデアを募る。上司の鷹野さんと奥様、従兄弟のお兄ちゃん、お気に入りのキャンプ場の美来ちゃんと過去の登場人物がたくさん出て来て5巻にして読み返しながら読み進め
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