ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • さいわい住むと人のいう

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    しあわせかどうかは、本人しかわからない…本人ですらわからないものなのかも…と思いました。戦争孤児のつらさは、想像を絶するものなのだろうと思います。大変な子ども時代を過ごしてきた80代の姉妹の気持ちの複雑さを、よくここまで描き込んでくださったと作者に感謝です。

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    2026年05月09日
  • リバース

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    ネタバレ

    正真正銘のイヤミス!
    最後の最後でゾクッとしました。

    自己肯定感が低く、地味で平凡な深瀬。
    そんな彼の唯一の特技 は「コーヒーを淹れること」

    自信が持てない深瀬に自分を重ねて、割とどっぷり物語の世界に入り込めました。

    思い悩む深瀬に、やっと希望の光が差し込んだ気がした瞬間からのどんでん返し。

    親友を殺したのは実は自分で、しかも特技のコーヒーが原因で…

    まさに救いようのない絶望感にゾグゾクさせられました。


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    2026年05月09日
  • 空白を満たしなさい(下)

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    上下巻の構成とは知らずに上巻だけ買って一気読みしてしまい、待ちきれず途中駅でわざわざ下車して下巻を買った。本当に面白かった〜〜
    一つ一つの描写で、自分が日々当たり前に見ている景色、考えていることがよりクリアに的確に表現されていく感じ、読んでいて気持ちいいなと思う。
    分人主義についての本を読んだことがあったので考え方自体は元々知ってはいたけど、自殺についての見方は新しくて、且つ納得感があった。
    あと、直前に原田マハの『たゆたえども沈まず』を読んだおかげで、ゴッホの肖像画のくだりがより一層深みを増したように思う。
    佐伯は結局何者だったんだろう。
    平野啓一郎の本、好き!

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    2026年05月09日
  • わたしたちの図書館旅団

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    100年は人の立ち入りが出来ないほど傷めつけられたという、フランスのある場所に 戦時中アメリカから女性メインのカーズという団体が活動していた。
    その中の司書の人を中心に、現代のニューヨークの女性司書との 時代を挟んだ物語。
     その場で生活していた人々が浮き上がってくる様な描写が良かった。数少ない書籍が人々に与える物の大きさを知る…

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    2026年05月09日
  • それは令和のことでした、

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    8編からなる、令和の殺伐とした空気感や世間の風当たりをリアルに描いた物語。
    毒親、いじめ、SNS、高齢化、同性婚、ヤングケアラーなど、世間で問題になっている事柄をミステリー仕立てで展開し、最後でびっくりさせられる作品。
    ラスト1行で驚かされるものもあり、少し違和感があったのが解消され、うまいなーと感じた。
    つらい終わり方もあったり、どの作品もああ今の時代だなーと思わされる。
    最後の極短編ではそれまでとは異なって、ほんわかする話。

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    2026年05月09日
  • 【電子限定SSつき】ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡

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    ンン〜〜最高…♡
    まんまと騙されましたね〜ンン〜♡
    ただ甘いだけの物語じゃなくて、ピリリと胡椒のようなスパイスが効いた2作目でした!
    そんでも〜〜まったくこの2人は……もう付き合っちゃえよッッ!!!!!

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    2026年05月09日
  • 時をかけるゆとり

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    とても面白かった。
    本を読んでこんなに笑ったことはない。
    電車内で読んでしまって“失敗した…”と思ったほど。
    学生時代にいろんな経験をしてる著者が羨ましい。
    続編を早く読みたいと思った。

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    2026年05月09日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    最終盤に向けてのトラブル続きでそれを解決していく流れが好みだった。
    なんで最初に記憶がなくて徐々に取り戻していくのかに理由があったのに驚かせた。
    結末も予想外で全体的にかなり面白かった。

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    2026年05月09日
  • 世界99 上

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    現実世界の見る視点が増えそうな本。そういう本は貴重だから嬉しい、ほんとに無感情な人が俯瞰的に世界を見るとこんなに滑稽でグロテスクなんだなと思った。ストーリー自体も面白い。
    以下気に入った文。

    ○4歳
    わたしはなんだか、薄気味悪くなった。七夕の短冊の色くらいで、一体なぜみんなで泣いているんだろう。変な儀式の真ん中にいるみたいだった。

    ○6歳
    「お母さん」はとても便利だけれど、その内側に常に何かを溜め込んでいるのが見てとれた。もしそれが爆発すれば私は怖い目に遭うだろうし、便利な存在を失うかもしれないから、それなりに大切に扱ったほうがいい。それが、当時の私の漠然とした感覚だった。

    ○11歳

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    2026年05月09日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    ネタバレ

    最初の方は用語とかのせいで難しいかなって思っていたが段々と記憶が戻っていく作りのおかげかすんなりと飲み込めた。
    ロッキーと出会ったあたりからの面白さが急上昇していく感じがすごかった。

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    2026年05月09日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    ネタバレ

    再読!
    1度目は本を読むようになってからすぐだったからか、なんだか内容をすっきり理解できなかったけれど、2回目にしてふあ〜いいなあ〜とめちゃめちゃ思った
    p40l6 「幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだよ」

    がやはりいちばん好きなところ

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    2026年05月09日
  • ものがたり洋菓子店 月と私 ひとさじの魔法

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    野村美月さんは文学少女シリーズから読んでるので、作中の登場人物の心の動きにも馴染みがあって懐かしかったなぁ〜!
    特に思春期の…ね!少年少女の気持ちの揺らぎとか……ね!!あの頃の価値観なんてちょっと歪んでるくらいが丁度いいんですわ!頑張れ少年少女大人たち〜!

    あと出てくるお菓子の描写が美味しそうで、わからないお菓子や専門用語はネットで調べながら読みました!
    「作中に出てきたお菓子を食べながら読み返したいな〜!近くにこのお菓子売ってるお店ないかな〜!」って笑

    そして表紙がすこぶる可愛い!これは揃えたくなるデザイン〜!次回作も期待大◎

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    2026年05月09日
  • 誓願

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    誓願読んでよかった。
    侍女の物語ではわからなかったことが、こちらでは少しずつわかってくる。男性の極端なロリコンは日本だけかと思ったが、そうでもないんだな。
    まぁこの物語の中の人物が特殊なのかもしれないけれど
    ディストピア小説としての展開も気になるが、女性の尊厳に対して改めて考えることになる小説でもあると思う。

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    2026年05月09日
  • 高宮麻綾の退職願

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    前作を読んでからずいぶん経過しているので、本作で言及されている人物関係やエピソードを忘れてしまっていたけれども、こちらはこちらで面白かった。作者が商社勤務なので、さすがに仕事内容が具体的でイメージしやすく、没入できる。5章のトゥルーエンドもありがちなものでなく、最後に予想を覆す大きな仕掛けもあり、最後までワクワクしながら読み終えた。

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    2026年05月09日
  • 猫を抱いて象と泳ぐ

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    冒頭2ページで本書との出会いに感謝した。これほど優しく、力強く、美しく、哀しく、心に染みるような不思議な魅力を持つ小説はまれ。勝負よりも美しい棋譜を残す大切さ。チェスを知らずとも小説の世界に没頭できる。ただ、チェスを打つ人が羨ましい

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    2026年05月09日
  • 熟柿

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    表紙や題の第一印象とは全く異なる読後感だった。
    たった一度罪を犯した主人公が、「普通」のレールから脱線し苦しみながら生きていく。環境や心情の変遷が機微に描かれており、読みながら情景を想像するととても辛く苦しくなる。「普通」の生活がどれだけ素晴らしいものか、本書を通して身に染みた読者は多いだろう。

    一方でただ辛い話で終わるのではなく、次第に第2の人生を歩んでいく。そのきっかけとなったのは、周囲の人。人間は社会的動物であり、他者との関わり無しには生きていけないことを本書は暗に示している。生きる希望?目的?を持った主人公が、「普通」の生活に戻りかけるところで物語は幕を閉じた。

    ここ最近読んだ本の

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    2026年05月09日
  • 推し、燃ゆ

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    非常に面白かった。
    自分にはファンとして応援しているアーティストや作家はいるが、推すという言葉はそういったものとは違う形の熱量を持っている気がして、自分では使わないようにしている。この本を読んで、やはり推すという行為はファンであるというのはおそらく違う性質を持っているのだなと再確認した。(まぁ、ファンというのと変わらない感覚で使っている人もいるとは思うが)
    しかし、この作品で書かれていることは推すという行為を心の支えにし、生きづらさを抱えながら生きている人間がそれを失いその生きづらさをより突きつけられていく様だ。
    おそらく、私と同じように推すという行為に対して懐疑的で違和感を持つ人間は多いと思

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    2026年05月09日
  • 坂の上の雲(三)

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    「世界史のうえでときに民族というものが後世の想像を絶する奇蹟のようなものを演ずることがあるが、日清戦争から日露戦争にかけての10年間の日本ほどの奇蹟を演じた民族はまず類がない」
    「奇蹟」を起こした日本人を描く3巻。冒頭で子規の最期を描く

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    2026年05月09日
  • 三体3 死神永生 上

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    三体世界と地球の戦いを、想像を絶する展開で描く。何を書いてもネタバレになってしまうのが残念。この小説の怒涛の面白さはやはり読むしかない
    切ない恋愛小説の要素もあるが、とにかく展開がすごい。あぁ、内容を思いっきり言いたい

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    2026年05月09日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    生涯読んだ中で最大級の娯楽本。「フェルミのパラドックス」に対する絶望的かつ論理的な解釈を中心に、これだけスリリングな物語を生んだ作者の想像力に脱帽。難解な箇所もあるがChatGPTが助けてくれる。

    「とにかく、読め!」に尽きる

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    2026年05月09日