【感想・ネタバレ】すごい短歌部のレビュー

あらすじ

あなたの短歌に胸を撃ち抜かれる準備はできている。人気歌人の思考回路を明かし、投稿者と腕を磨きあう。
全く新しい短歌エッセイ

入部希望殺到の好評連載、「群像短歌部」待望の単行本化!

選歌+講評+競作による
すごい一首の解体新書

短歌の詠み/読みの補助線を引く

短歌部発足にあたって
1.テーマを決めて短歌を募集。僕もみなさんと同じテーマで短歌をつくります。
2.採用歌のなにが「すごい」のかを言語化します。
3.僕の短歌の発想→推敲→完成までを詳細に記録します。
4.選者として、プレーヤーとして、腕を磨きながら投稿の場を楽しみます。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ユニークな視点で、凝った短歌を詠まれる木下龍也さんの短歌本。
木下さんの短歌批評と、テーマ詠についてご自身がどのように捉え、どう推敲して作っているのかその過程まで伝えてくれる神本。

ふつう「読み物として面白いが何より短歌の勉強になる1冊でした。

愛萌さんが本著について書評も書いていました。
検索したら出てくるのでそちらもぜひ。

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2025年04月22日

Posted by ブクログ

現代短歌を、詠みたい/読みたい、と思ってる方におすすめ!

あるテーマを決めて短歌を募集し、その中から、歌人・木下龍也さんが「すごい」と思った短歌を講評。
木下龍也さんも同テーマで短歌を制作。
短歌を思いついたきっかけから、何度も推敲した短歌とその過程を惜しげもなく開陳。
詠む者/読む者としては、たいへんありがたい書物。

読者投稿の短歌の講評は、ときに1ページまるまる使っていることもあり、読み応えがある。講評された方も嬉しいだろうなと思う。
短歌の読み方がわからない、という方も、木下さんの補助線に従って読み進めれば、よさがわかってくるかもしれない。
推敲過程は、ふだん人目にさらされないものだから、こうやって見せていただけると、なるほどと参考になるともに、木下さんも人の子なんだ、と安心する。
そういえば、亡くなった歌人・笹井宏之さんも、12回だか17回だか、推敲していた、というのを聞いたことがある。
サッと書いた一筆書きに見えるうつくしい書でも、たくさんの習作が必要なように、やはり推敲は大事なのだ。
読むのも読むのも、一首について、かなり練り込まれており、木下さんに比べたらわたしなどは、何も考えてないのに等しいよな、と思ってしまうのが副作用。
プロの歌人の方では、青松輝さんがベテランちというYouTuberネーム?で、自作の解説を一首2、30分掛けて解説されていた。
そちらにも感銘を受けたので、ご興味のある方は是非。

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2025年01月31日

Posted by ブクログ

投稿者の作品のみずみずしさと感性に心惹かれました。
ああそんなところにも短歌の芽があったんだと、ため息ばかりつきながら読んでました。

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2025年06月16日

Posted by ブクログ

まさに推敲の流れをそのまま見せてくれています。思考回路、思考パターンが分かりやすく解説されていることに学びが深まります。日本語に角度をつけてみる。毎日、毎日、短歌を作りたいです。

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2025年05月17日

Posted by ブクログ

短歌にわか勢の私としては、歌人の思考の過程、推敲の過程を見せてもらえて、なるほどなぁと感心することばかりだった。寄せられた歌はどれも着眼点だったり、言葉選びだったり、音の響きだったり、非常に凝っていて、これが素人の作なのか?と思うほど。
短歌は思いも寄らない結びつきが面白いけど、なかなか自分では生み出せないのでもどかしい。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

12のテーマ詠。投稿作品がそもそもレベル高くて、解説も面白い。著者である木下さんの作歌の過程を見るのは楽しい。なるほどこうやって短歌というのは出来上がるのか。

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2025年02月16日

Posted by ブクログ

テーマを決めて一般から応募した短歌を歌人・木下龍也が選評し、自信もその題に沿った作品を発表する。そこには推敲の過程も辿ることができる。
どういう点に着目して推敲するのか、脳みその道筋を少しだけ疑似体験できた気がしておもしろかった。

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2025年03月04日

Posted by ブクログ

選出されている短歌は流石にどれもレベルが高いし、「気になるスキマ」や「ふわふわ」など各回のテーマも絶妙。そして、木下さんの飽くなきプレーヤー目線からの講評を同時に読むことでさらに深まるそれぞれの歌の味わい深さ。推敲から完成までの過程を読むのも楽しい。

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2025年03月02日

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