小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ手に汗握るやりとりでエンタメとしても面白いのはもちろん、予想を超えて深い話だった。
恥ずかしながら教養のない私は石川啄木のあの詩を知らなかったけど、まさにこの本のテーマだと感じた。
最初の方は類家が解読する問題が難し過ぎて、この調子でトリックとかあるならついていけないかもと不安に思ったけど杞憂で、ミステリー要素で楽しませてきつつ、人間ドラマの要素までしっかりとあって、期待して読んだけど期待を裏切らなかった。
前半は、単純に、鶴久キャパ狭いなー!とか伊勢しっかりしろー!とかイライラしたりしていたけど、ラストに近づくにつれて、人格というものは一言であらわせない、むしろ本人も整理がつかないほど複 -
Posted by ブクログ
【個人的オススメ度】★★★★★5.0
【感想】
はじめて読んだ青山美智子さんの作品。
息子の模試で青山さんの作品が出題されていたことがあり、入試頻出作家たる所以を感じることができ、その事実も大いに頷ける、とにかく素晴らしい作品、読書体験だった。
以前朝井リョウさんが、窪美澄『じっと手を見る』について、
「心の柔らかいところとか痛いところに手を当ててくれているかと思いきや読み終わった後はアザになっていたりする作品」
と語っていたのが印象に残っている。
『リカバリー・カバヒコ』は、それとはまさに対を為すような読書体験だった。
人は、誰しも弱さや傷を抱えている。 そして、その弱さに気づく
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