ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ルパンの消息

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     冒頭から、「15年前の女教師の自殺事案につき他殺の疑い濃厚と有力情報あり
     至急、帰署されたし。」と署長に連絡があり察官が動いた。
     あれは殺しだと署に情報が入ったのだ。
    教え子の男子生徒三人が犯人だと…
    「殺しだったとしても、明日いっぱいで時効が完成するそうです」
     ―時効まで二十四時間ってわけか―

     時効を取り扱った著書は、何冊か読んだ記憶がありますが、特に本書は読み進めるうちに熱が入っていき、現場の臨場感と緊迫感がダイナミックに表現され読者を飽きさせない。横山秀夫さんの本を、数多く読んでいませんが、傑作でした。そして、戦後最大の強奪事件に紐つけるなんて…。

     被疑者逮捕だけでは事件は終結しない時間との戦い!終盤までの息詰まる攻防が圧巻で、読者も焦燥してきます。

     ◆終盤まで一抹の疑問が残っていました。
    15年も前の事件です。いったい誰が何のために有力情報をタレコミしたのか?

    どんでん返しの巧妙さと、トリックの面白さや、締めのエピソードも素晴らしい作品でした。
     読書は楽しい

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    2026年09月26日
  • ぼくたちの告白

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    めちゃくちゃ面白かった!

    どんでん返し好きにはたまらない一冊で、どんでん返しからの、え、またどんでん返し!?うそーん!?ってなる展開で読み出し始めるととまらなかった。

    再読するとまた違った見方で楽しめそう。

    周りにもオススメしたいくらい出会えてよかった一冊。

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    2026年09月26日
  • さよならドビュッシー

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    相変わらず!!!相変わらず素晴らしい!!!!
    大好きです。

    中山さんの描くおじいちゃんキャラが大好き。こんな大黒柱がいてくれたらなって
    精神的支柱になります。

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    2026年09月26日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    今回もさすがの朔さんって感じ!でも私は前作のほうが好きだなあ。前回のほうが美味しいものが想像しやすかった気がするし、登場も多かったなと!

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    2026年09月26日
  • 日記の練習

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    れいんさんのクスっとセンサーが本当に大好き!

    れいんさんだけの感情や孤独があって、それは、ずっとれいんさんだけのものであってほしいなぁ。

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    2026年09月26日
  • 十戒

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    ネタバレ

    無人島に来た9人は、ある殺人事件を皮切りに、10の戒律によって縛られることになった。これを破れば島ごと爆弾が爆破されるからだ。
    その後、次々と殺人が起こるも、犯人は探してはならない戒律。
    この危機的状況を里英と綾川は乗り切り、無事に島を脱出することができるのか!?

    面白い!好きです!
    やっぱりあなたは面白い作品を作るなぁ〜
    方舟の方が初心者はオススメだけど、方舟読んだらこれを読まなきゃもったいない!
    まさか麻衣だとは思わなかった!

    十戒単体で見ると、1週目スリル感はやや薄め、でも多分2週目はスリル感ヤバそうで、評価するのむずい。キャラクターに味がある、というわけでもなく、状況やこの先起こること、へのドキドキ感がリーダビリティーに繋がってて、先が気になる!という展開。

    やや十戒がわずわらしい感もあるが、解決編で死んでいる藤原が犯人でえー!?となり、真相編で綾川が犯人でえー!?となり、その綾川が冷たいさよならで麻衣かも?でえー!?となる、ラスト50ページのエグさたるや!
    また、脱出したのに、「わたしは犯人に声をかけられた」の一文は、マジで衝撃だった!!!

    どうしても方舟と比べてしまう不利さはあるけど、十戒単体でも十分満足できる面白さはあった。新作の楽園がそろそろでるらしいので、読みたい!

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    2026年09月26日
  • ある翻訳家の取り憑かれた日常2

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    ネタバレ

    厚さ2.5cmの
    たーっぷり楽しめる一冊

    第2弾(^_^)v
    しかし前作は読破できず(T0T)

    琵琶湖の流木をかみちぎる
    ハリーの写真や
    村井理子氏の家に飾られている首だけウサギぬいぐるみとか(キモカワ?)

    ハマっている村井理子氏の
    生活を見ることができる写真は
    嬉しくて何度も見てしまった(ワタシもキモい?)

    ハリーもテオもでかくて
    可愛いo(^o^)o

    しかし
    村井理子氏の書く文章は面白い♪

    日記形式2024年一年間が
    かかれているがすらすらと
    読めてしまうので
    ぜひ読んでみて!

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    2026年09月26日
  • 元彼の遺言状

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    とにかくキャラクターがいい。とくに主人公のキャラクターが個性的で飽きがこない。
    簡潔明瞭な文章は小気味よく、読みやすい。
    まるでドラマでも見終わったかのような読後感で、他の話も読んでみたいと思い、既刊を調べたほど。いい出会いに感謝です。

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    2026年09月26日
  • OFF 猟奇犯罪分析官・中島保

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    漆黒の長いトンネルを抜けるとそこは比奈ちゃんだった

    はい、スピンオーフ!
    比奈ちゃんシリーズのスピンオーフ!

    内藤了さんのデビュー作『ON』は、実は心理カウンセラー中島保こと野比先生の視点で構想された物語だったことが、比奈ちゃんシリーズ最終作の『BURN』のあとがきにおいて明かされ、いつかその物語を書きたいと仰っていて、それがこの『OFF』というわけですね

    まぁ、当然と言えば当然の如く野比先生を取り巻くのはもう、闇、闇、闇ですよ
    でもね、分かってますから
    こちとら全て分かってますから
    もう一回読んだことあるんじゃないかってくらい全て分かってますから

    そう!大丈夫だよ野比先生!
    闇の先に比奈ちゃんがいるから!
    比奈ちゃんが待っているから!

    『ON』は比奈ちゃん目線で描いた「スイッチを押す者」の苦悩の物語でした

    そして『OFF』は野比先生目線で描いた「スイッチを切る者」に出会う物語だったのです

    やったね!

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    2026年09月26日
  • 楽園のカンヴァス

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    美術館に行ったり絵画を観たりするのが好きなので、作中に漂うアートの空気感や作品をめぐる情熱に引き込まれて面白く読めました。
    ルソーの絵画『夢』をめぐる真贋鑑定の緊迫感や、アートの世界の裏側を覗き見るようなワクワク感は、間違いなく本作の大きな魅力です。

    ただ、読み進めながらふと思ったのは「絵画や美術館に普段あまり興味がない人が読んだら、このミステリーはどう感じるんだろう?」ということ。
    知識があればあるほど美術うんちくや作品の背景描写がごちそうに感じられますが、純粋なサスペンスやミステリーのスピード感だけを求めて読むと、少し好みが分かれる部分もあるのかもしれません。
    とはいえ、一つの絵画をめぐって人生を狂わせる人々の熱量や、絵に秘められたストーリーの魅せ方は見事でした。

    絵画が好きな人は絶対に読んで損はないですし、普段アートに馴染みがない人にとっても、新しい扉を開くきっかけになるかもしれない一冊です。

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    2026年09月26日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

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    元彼の…が良くて、こちらの方も読んで見たところ、こちらも面白い。読み終わりが惜しくなるほど。
    このシリーズで、もっと書いて欲しいなぁ。

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    2026年09月26日
  • ゆっくり人生検証中

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    やはり100菌はおもしろい!

    いつも動画を見ているが動画外の出来事も書かれていてこの本でしかわからないとこがこの本の魅力だと自分は思った。それ以外の100菌さんの心情とかも面白いのでみんなも見て欲しい

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    2026年09月26日
  • ヤングケアラーの僕が東大に合格するまで―家事、介護、そして勉強 それでも僕はこの家から東大に行く

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    文章量は少ないので、1時間くらいですぐ読めます。
    が、その分量に収まりきらないドラマが、語りきれない一人の少年の人生が、青春が、この一冊には詰まってる。貧困と、ヤングケアラーとなってしまった家庭環境、よくぞここまでたどり着けたなあ、と淡白な文章なのに後半涙が勝手にこぼれました。

    横浜翠嵐に最後1ヶ月で合格、そこから事件はありながらも東大に現役合格。
    地頭がよくなければこれはない。でもやっぱり地頭だけではここまではこれない。
    友達や先生、警察官と助けてくれる人たちとの巡り合わせはがあったこと、そして何より本人の努力がないとここまでは来れない。
    だれでもが辿り着ける場所じゃないけど「諦めずにトライすると、辿り着けることもある」というのは何よりの応援。勇気をもらえました。

    生活保護を受けていると、大学には行けないとか、彼だけでなく受験期にいろんなバックグラウンドで悩む子がいるとか、この先世の中に変わってほしいことも知れました。
    読んでよかった!この先も頑張ってほしい。

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    2026年09月26日
  • リバース

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    物語の構成が凄い!!
    結末を先にお題で出されて、そのお題が成立するように物語を考えて組み立てたなんて、凄すぎる。

    主人公とともに広沢について少しずつ知っていくにつれて、だんだんと思いもよらなかった人間関係が結びついて、、
    最後の最後には一気に鳥肌が立って「えっ!えぇっ!えぇぇぇ…‎( ꒪⌓꒪)」思わず声が出てしまった。
    主人公の、自分を棚に上げてる感じにずっとモヤモヤしながら読んでいたから……はぁぁぁ

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    2026年09月26日
  • 嘘つきアーニャの真っ赤な真実

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    1960年から64年までプラハのソビエト学校にいた著者。早熟のギリシャ出身のリッツァ、ルーマニアの外交官の娘のアーニャ、絵が上手なユーゴスラビア出身のヤスミンカ。同級生たちの思い出とその後の彼女らを描くドキュメント。

    久しぶりに再読。こんなに面白いのに何も覚えてなかった。面白おかしく描く軽妙な文章、そして共産主義。世界史を勉強してるときよりも共産主義について深く考えさせられた。やっぱり多様性って大切なんだよなっとも思った。

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    2026年09月26日
  • 君が最後に遺した歌

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    ネタバレ

    主人公の愛に感動した。たぶん彼女に歌手の道を進めなければもっと一緒にいれて、幸せだったはずなのに自分の幸せではなく1番に彼女の幸せを願っていた。最後に彼女が引退の時に歌った曲を娘が歌い、主人公が役目を終え涙を流すシーンですごく泣きそうになった、

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    2026年09月26日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    ネタバレ

    最初の唐揚げ弁当の話から惹き込まれてしまった。
    日常生活の喜怒哀楽が描かれていて、ところどころ、クスッと笑えたり、親近感が湧くような話もあって、楽しく読めました。

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    2026年09月26日
  • けんぐゎい

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    りよとヒデさんのくだりが一番泣けてすごく好き。
    あとはふゆがガストホイスをつくるところ。
    そしてみんなのお守り袋。

    人はただこの世界に生かされているものなのかもしれないけど、そこにはたしかに生きている自分の味がある。一人ひとり違う、生まれ持った何かと人生の中で培った何かが合わさった独特な味が。
    わたしもそう思いたい。

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    2026年09月26日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    短編集。
    悪いことをした人が「これを隠せたら」と思って行動する様がリアルに描かれててゾワゾワする。最初はちょっとしたきっかけだったのに、どんどんおかしな方に転がっていく。後味は良くないけど、面白かった。

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    2026年09月26日
  • リカバリー・カバヒコ

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    『自分の体のつらいところと同じ部分を触ると
    回復する。』と言われているのは

    「日の出公園」の隅っこにある

    上目遣いの楕円の大きな瞳で 
    目の黒いところが部分的に白くなっていて
    まるで笑いながら泣いているみたいに見える
    のんきな表情の ただ乗るだけの
    アニマルライドのカバ。

    人呼んで
    「リカバリー、カバヒコ… カバだけに。」

    カバヒコが劇的に効果があらわれるような
    魔法をかけてくれるわけではないけれど
    カバヒコは
    心にそっと寄り添ってくれ
    受け入れて見守ってくれる
    みんなの大事な存在。

    カバヒコに触れながら彼らは
    本気で願い 自分の心と真剣に向き合い 気づき
    その後 勇気をもって行動し立ち向かっていく。
    そうして願いは叶えられていく。

    カバヒコがいなければ
    自分が本当になにを願っているのかを
    気づけず自分の心と向き合えなかっただろう

    カバヒコは何も言わない
    けれど優しい瞳で心を照らし 包んでくれ
    人の心をふぅーっとほどいてくれる大切な存在

    そんなカバヒコに
    私も会ってみたい。

    たくさん泣いて
    今までの自分 そのままを
    見つめてみたくなりました。

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    2026年09月26日