小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ大聖堂のようなゴシック建築。螺旋階段。
大雨のせいで橋が壊れる。
紗耶加、昨日から泊まっている。
鞠子、死んでいた。
大晦日の人気番組、ミステリー・アリーナ。
司会の樺山桃太郎。アシスタントのモンテレオーネ怜華。
問題を聞いてわかつまたら答えてもらう。
一ノ瀬、早押し。
回答の権利は一人一回。
生中継が売りの番組。
一ノ瀬「犯人は〈俺〉」
多重人格。ベッドに横になった瞬間に意識途切れている。
問題編。
被害者は屋敷の持ち主の鞠子。刺殺。
〈俺〉の名前は〈三郎〉。
二谷、回答。「犯人は、丸茂」
一人遅れてやってきて、探偵役を買ってでている。
性別誤認トリック。
アキと呼ばれ -
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小樹海と呼ばれる神森で5歳の子供が行方不明になる。自閉症スペクトラム障害と診断された男の子だという。だが1週間後に無事に保護された。その間子供はどうしていたのか。
悩みを抱えた人たちが迷い込む自殺の名所か、今どき流行りのソロキャンプに最適な場所か、表には出せないいわく付きの金を巡る争いの末に逃げ込むところか。次々起こる事件を追っていると森というのは本当に人の姿だけでなく、心も包み込んでしまうような場所なのだなぁと思わされた。そしてそこで何が起こったのかを解きほぐしていくストーリーは、樹海の中を彷徨うようなところから、少しずつ道が見えてくる感じ。それは物理的な道だけでなく、心の中の迷いを解き明か -
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文句無しの5.
感動した。この後の展開があるなら知りたい。
橘は全著連の社員で、音楽教室の教材としての曲の著作権についての裁判で優勢になるため、音楽教室の生徒として潜り込む。
そこで出会う先生や生徒とのコミュニティ、そしてチェロの演奏の楽しさを再認識する。
理屈や正しさ云々では、表せきれない
『講師の生徒のあいだには、信頼があり、絆があり、固定された関係がある。それらは決して代替なきくものではないのだ(p242)』のセリフがすごく素敵に、そして心に染みた。最後に信頼が回復方向に向かい、読み切ってなおこのセリフがより刺さった。
優しい人の信頼は大事にしたい。 -
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「誘拐された少女と誘拐犯との間に生まれたーーー
家族でもない、恋人でもないけれどもそばにいたい。」
この不思議な関係性の正体はなんであろうか?
本作を読む前から前情報で知っていたテーマの答えを求めて読み始めた。
しかしながら作中でも2人の不思議な関係性に明確な答えは提示されない。そこにこそ、この物語の面白さがあると思う。
重なり合う2人の日常「食生活や洗濯の匂い、部屋の装い」や胸の内「境遇や何に恐怖を感じているか」を描写していくことで、読者の中には2人の絆とも言えぬ何かが深まっていく様が刻まれていった。
文体は優しいながらも湿度が高く非常に読み応えがあった。読んでいる最中は終始価値観の揺ら -
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ネタバレ本を読んでいると、「私の人生のなかで、その部分の言語化は避けていたなぁ」と自覚するときがある。避けるという動詞が適切なのかはわからない。サボっていた、という後ろめたさも含めた動詞のほうが適切かも知れないし、うすうす気づいてるけど言語化しないように気をつけていた、とも言えるかもしれない。
村田さんは言語化する。ちゃんと文字に起こす。最大限に書き込むし、描き込む。
だから書かれてしまった。「これが痴漢かも知れないけどそうじゃないかも知れない」という迷いの一部始終も、周りに対して「あのことをもう忘れたんだなぁ」と思っていたことも、身を守る術として「おっさん」をトレースしていたときのこととかも。 -
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ネタバレあまり本を読むのは得意ではなく、語彙も少ないため、一個一個わからない言葉が出てきたら調べながら、3週間ほどかけて読み終わりました。伊坂幸太郎さんの本はこれが一冊目です。春が二階から落ちてきたという書き出しのフレーズが気になり、読み始めたことがきっかけで、伊坂さんの比喩の表現、言葉の選び方がすごく好きになる一冊でした。兄弟について、家族について、改めて考える、クライマックスの内容は楽しい内容ではないし、緊張感を持ちながら読んだけど、最終的には心温まる話だなと不思議に思いました。重力ピエロというタイトルの意味、そして最後、冒頭の文で終わるという作品の終末、とにかく全てがツボの作品でした。伊坂幸太郎
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映画「爆弾」を観て、その素晴らしさに感動し、次作の「法廷占拠 爆弾2」を読みたくて、それなら爆弾も小説で読まねば、ということで本作を読んだ。
どうしても映画を観た上での感想になってしまうが、
スズキタゴサクの怪物じみた話術と計画、それに相対する類家というこれまた天才であり怪物じみた青年。
昨今の論破文化を象徴するようなやりとりと、息も詰まる心理戦はやはり素晴らしいし、俳優陣の演技があってこその映像化だったと感じた。
加えて、命の平等性を考えさせられる作品だった。
映画と比べると小説では等々力の心理描写が丁寧に描かれていて、映画で見るよりも重要な登場人物だと感じた。
スズキタゴサクがどうして等々 -
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冤罪をテーマにしたとても読み応えのある作品です。緻密でスケールが大きく、サスペンス映画を見ているような臨場感がありました。
殺人犯の父親を持った12歳の少年が突如 行方不明になり、謎の印が残されます。行方不明になったのは金曜日なのに見つかったランドセルの中には土曜日の時間割が入っていました。
23年後、諦めきれない母親は興信所の探偵に息子を探してと依頼します。
作者は時間軸を超えて冤罪の構造を浮かび上がらせます。
密室で行われる被疑者の取り調べ、有罪を勝ち取るため被告に有利なことは書かない検察、捜査機関には証拠を全面開示する義務はない、多忙な裁判官に警察をチェックする余裕がない‥よ -
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ネタバレ2026年夏の新潮文庫の100冊に入っていたので、書店で文庫本を購入しました。もっと早く読むべきだった!以前、ブレイディみかこさんの「子どもたちの階級闘争」を読んで非常に感銘を受けたので、本書を読みました。
アイルランド人の父と東洋人(日本人)の母との間に生まれ、イギリスで育っている中学生の息子とのやりとり。母である著者は知的で、調べたところ「社会民主主義寄りの左派」という立場になるようなのだが、彼女の考えには個人的にも大いに共感する。
このような考えをする人が増えれば、世界が平和になるハズと思う。そして学校でレイシズムに直面し、ママ、こんなことがあったんだ…と話し、それに対する母の意見を自分
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