ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ボトルネック

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    ネタバレ

    10年ぶりくらいの再読。
    大まかなストーリーは覚えていた。

    相当重い話であり、特に中高生の頃に読むと強い印象を残すんだろうと想像する。日々の仕事に一所懸命なおじさんの私にも衝撃を与えるのだから。
    周りで起こることを受け流すことが得意な主人公のリョウは何事も冷静に捉える現代人のよう。ただし本書ではそうやって仕方ないと諦め、何もしてこなかったことが全て悪い結果になったことが突きつけられる。読者によっては少し前向きに積極的に生きてみよう、と生き方を見直すかもしれません。

    最後の母親からのメールでリョウがどうしたかが気になる。

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    2026年10月10日
  • グロテスク 上

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    前半よ主人公わたし目線では全員を見下しているが、周りから見たら嫉妬と羨望で狂いそうな人として描かれているのが滑稽だった

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    2026年10月10日
  • ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど

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    面白かった〜(≧▽≦)いつもポジティブに生きているジェーン・スーさん(゚∀゚)美容重視なところもステキ!私は健康重視(それすら怪しい)のうえに、先月から薬に逃げました(-_-;)悪玉コレステロール…

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    2026年10月10日
  • 夜明けのはざま

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    親子関係の物語が苦手だった。
    私は一般的に幸せな家庭に生まれたし、私の親は一般的に良い親だから、不幸だなんて思ってはならないと思っていた。
    本作の主人公たちの家族のかたちや植え付けられたトラウマが私の記憶を呼び起こし、自分が自分の傷を無視し続けていたことに気づいた。
    この物語の本筋である死との向き合い方とは少しズレているかもしれないが、この本に出会えて良かった。

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    2026年10月10日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    ネタバレ

    ★★★★★ 4.5/5

    被害者が増えるたびに深まる謎と容赦ないグロ描写。古手川の奮闘も相まって緊張感は増すばかり。中だるみどころか終盤に向けてどんどん加速していく。
    さゆりは聖母から鬼へ。薄々気づいてはいたものの、そこから御前崎でひっくり返され、最後の勝雄でさらに一撃!しかも御前崎、君も「お」から始まっとるやないか!見事に転がされた。
    古手川もよく頑張った。あそこまで痛めつけられると、もうやめてあげてー!と叫びたくなる。それでも最後のおいしいところは渡瀬、お前が持っていくんかい!
    悲惨すぎる生い立ち、育った環境の影響、信頼や信念の危うさ、精神障害と刑事責任の問題。単なる猟奇殺人ミステリーでは終わらず、いろいろ考えさせられた。
    群衆の暴走はちょっとやり過ぎ感、ラストにも多少の無理は感じる。でも、それを差し引いてもストーリーと仕掛けはともに4.5点!
    グロ耐性は必要だけど、これは読んでよかった。

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    2026年10月10日
  • ガチョウの本

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    これまで私は、聡明で行動力のある主人公に惹かれてきた。しかし、本作の主人公は、行動するにも、考えを言葉にするにも時間がかかる。

    解説では、それを「あいまいさの能力」と表現していた。

    人は複雑な感情を抱えているからこそ、すぐに答えを出したり、明確な言葉にしたりできないこともある。あいまいなものを、あいまいなまま、受け止めることの大切さに気づかされた。

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    2026年10月10日
  • 童貞としての宮沢賢治

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    ネタバレ

    性的なものから解き放たれた聖人になりたいと考えるあまりにそれに固執しているみたいな宮沢賢治。
    賢治の作品に繰り返し見られるある種行き過ぎた自己犠牲的な行動はその最たるものではないか的な。

    この辺りまで読んで、自己犠牲とDTってすごい相性がいいんだなぁと思ったんですよね。全てが自分の中で完結している。他人が入り込む余地がない。

    愛し合うには自分の醜いところもさらけ出さないといけないから、賢治はそういうところを他人に見せることを良しとしなかったのかもしれない。ただ自分を捧げるだけ捧げて、誰かの中に綺麗に残りたいというのは高潔なようでいて、ひどく幼稚だなというような感想を抱いた。

    最後の方に「贈与」っていう概念が出てきます。
    「贈与は贈与と認識された瞬間に、(返済が必要な)負債となる。そうならないためには贈与であることを忘れ無ければならないが、そうすると贈与として成立しなくなる」みたいな禅問答が割とすき。この辺は『セロ弾きのゴーシュ』らしい。

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    2026年10月10日
  • もものかんづめ

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    とにかく面白い、笑える!
    作者さんの会話も考えも、とにかく反則級に面白い。言葉選びがセンスの塊です。

    ただ、ビックリするくらい、ざっくばらん、あけすけに書かれているので驚きました。そこが、この本の魅力なのですが。

    ちょっと、しんどいミステリを読んだ後や、辛く悲しい小説を読んだ後に、息抜き休憩的な意味で読むのをオススメします。

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    2026年10月10日
  • ファイア・ドーム 下

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    人は分からないものを、そのまま分からないままにはしておけない。断片的な事実に意味や因果を与え、自分が納得できる「物語」にしてしまう。そして一度その物語を信じると、事実を見るよりも、その物語に合う情報ばかりを集めてしまう。

    この作品で怖かったのは、噂そのものより、そうして作られた物語が人の判断を変え、やがて現実まで動かしてしまうことだった。ネットはそれを加速させるけれど、根にあるのはもっと普遍的な人間の性質なのだと思う。

    10段階評価: 8.5点

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    2026年10月10日
  • 777 トリプルセブン

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    久しぶりに伊坂作品を読んだが、素晴らしい疾走感。登場人物の軽快なやり取り、伏線、最終的に繋がってくる感じ。これぞ伊坂幸太郎と思った。
    りんごはりんごにしかならないよな。悪い奴には報いがあるよな。恩知らずはバチが当たるよな。
    一方で、もっと読んでいたかったと思ってしまうので、読み応えという点では少し寂しい。

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    2026年10月10日
  • 最高のアフタヌーンティーの作り方

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    「人が生きていくのは苦いもんだ。だからこそ、甘いもんが必要」。なるほどね。アフタヌーンティーに行ったことはないけど、そこで働く人や訪れる人たちの人間模様や。お仕事ぶりが生き生きしてて楽しかった。芯のある主人公、さすが古内さんらしい。

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    2026年10月10日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    箱根駅伝に学生連合なるチームが出走しているという
    ことをつい最近知った。

    去年だったか、、
    テレビ番組で特集していたのを、たまたま見ていた。
    学生連合チーム 2008年 総合4位。
    このときのチーム監督が、現青山学院大の原監督。
    こんなチームが出走していたのかと引き込まれ、来年
    の箱根駅伝は「必ず観る!!」と誓いを立てていた。

    その流れから、この10月に「箱根駅伝がドラマになる」
    と知り、何てタイムリーな。しかも原作は池井戸潤。
    絶対面白いじゃん!!と(笑)

    そんな訳で、速攻で原作上下巻を購入し、今日「上巻」
    を急ピッチで読み終えた。

    ドラマは今夜からスタートするが、、
    原作を読み終えてから、じっくり観たい。
    なので、録画予約済。もちろん毎週。

    これから「下巻」も急ピッチで猛読!!

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    2026年10月10日
  • 暁星

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    永瀬暁 主人公
    父親はなくなってて、母親は宗教に多額の借金をして逃亡

    永瀬明(長瀬暁良)父親
    人間ピラミッドや暁闇を書いた人で亡くなっている

    清水義之は協会の教祖と日本人女性(白凰市出身)の間に生まれた子
    小説家で桜柳賞を22歳で受賞
    24歳以降に教会のおつとめに使う原文の小説を書いた
    その後政治家になって支えるかいの名前が桜龍会
    教会のおつとめのかきけしに使う最高峰の書物は龍のようであり、神話の応龍にそっくり

    暁はみんなのことを想像力のない、暴力を振るう人と言うけど、周りの人は暁の表情が分からない、何考えてるか分からないし、薄ら笑いを浮かべたり睨んだりするといいことを言わないから
    暁の言うことが真実なのかも分からないし、洗脳されてるのでは?となってしまう

    P77「明けの明星(みょうじょう)は暁星(ぎょうせい)とも呼ぶ」

    P124 星々が集まって、夜空に白銀の美しい龍が現れた
    暁良の星のことを書いた時の小説

    P164 死んだ時ワープロない、遺書ないってなってそこから何も無いけどどうなった?


    P257次期応龍って高橋さん?一葉さん?
    天馬会病院分は母が窓口ってことは暁の母を唆したのはこの人?
    P270 「私のは二等分、暁生くんのが本物の半分こだよ。」
    本当の優しさだと思う。少し多めに食べて欲しいなっていう優しさ。

    P272 好きとか楽しいとか〜プラスの感情を向けたものが消えていく。
    消えていくより、最初から何も考えない方が楽だし失う時の方が辛い。

    P275 「考え事してた。俺の前から消えた幸せは、金星のところに行ったって思えばいいんだ、って」
    大事な存在なんだろうし、なんともいえない気持ちになる。でもお母さんが目指してる応龍なんだよ。

    P277「アカリは逃げるんだ。それで腐った世界を立て直す。アカツキも成仏できる」
    アカリは教会から逃げて、本で腐った世界を立てて直して、殺人をしてしまった暁を成仏させてくれるのかな

    P279-281大好き
    この瞬間2人は愛し合ってた。ここで星賀が愛光教会にいることを告げなかったら繋がってたかもしれない。けど黙ってたら逃げ出せれなかった。
    8年後再会して、その瞬間を待ち望んでた2人が好き。

    P296 この物語となら、強く生きていけると信じられる作品を。
    素敵。そんな作品があるだけで、人生の糧になる。

    P298 「夜明け前が1番暗い。だが、必ず日は昇る。そこには希望の星が輝いてる。」希望はあるよ。ずっと暗い訳じゃないよ。

    P334 脱退した途端本が売れなくなった。敵になった。会社から本は出させて貰えない。他社へはいさせてもらえない。お父さんと同じでは?

    P338「金星、半分こしよう」
    この本には沢山の場面で二等分、半分こが出てくる。半分こは気持ちでどちらかに物事の重荷をどちらかに寄せてる。半分こしようってことは俺にもっと分けてよってこと?だから清水を殺したの?
    →P343「あれは半分こじゃない」半分こどころか全部持ってっちゃってるよ。そんなに大好きだったの?
    ねぇ、暁闇では星賀のこと全く出てこなかったじゃん。わざとじゃん。
    →「暁生くん、私の半分こを受け取って」で清水の殺人計画を分けた。でも全部もってっちゃってるじゃん。

    P354 2本の糸が交差していたんじゃなくて、細い2本が撚られて!やっと1本の糸に戻れたってことか。
    →二人でひとつ的な??

    P359 もう1人の偽物と楽園行列車の中身がおなじってことはやっぱりお父さんも教会に居て、書くことで龍の文字になってた?てことは星賀の本が龍に見えたってことは暁次のは応龍ってこと、?応龍の子は良子でお父さんに見せた?
    違いました。星賀が思ってた人は一葉さんで旦那さんは高橋だった。龍の子は高橋だった。
    P362「クッキーをありがとう」
    ってバザーのクッキーじゃなくて、昔の朝日の会の時に渡したやつ、覚えてたじゃないの?

    P363 「暁闇と金星の物語は暁星となり完結する」

    最後に金星の最初の1行取るとある。本当に湊さんが体験したのではと思うほどなのだが、、、

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    2026年10月10日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    バッドエンド本。
    主人公は田中幸乃30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺した罪により、死刑宣告を受ける。
    なぜ彼女は放火殺人を犯してしまったのか。
    これまで彼女の人生に関わった、母の産科医、義姉、中学の親友、元恋人の友人からの追想エピソードから、マスコミの過剰な報道によって、作り上げられた被害者であることが判明。
    幸乃の幼馴染の弁護士は、再審に向けて奔走するも、彼女は死刑を選ぶ。
    自分が生きていると周りを不幸にしてしまう、生きていても何も良いことは起こらない、誰しも一度は考えたことがあると思うが、これまでに不幸な人生を経験すると、心の底からこう思ってしまうのか...

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    2026年10月10日
  • あなたが愛した記憶

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    荻野康考
    内海警視

    警視庁本部捜査一課長小菅警視正
    理事官 大倉警視(サイダー)

    民代はなんで被害者の親指が無いことを知ってるの?


    1はは石本真弓の話。転落死、自殺。→違った。高木清彦だった。2人とも転落死?

    池上真二郎は死んで由利岳彦(高木清彦の双子の兄)の体内?精神にいる
    清彦は彩奈の中にいる。何かがあって自殺したりすると映るのか?
    →親子の遺伝子情報で記憶等を継承できる

    民代の中に真弓はいるんだろうな

    双子に用があって民代は同じ児童養護施設に移ってきた
    なにか繋がりだあるんだろうな
    →真弓の前にも由利というか真二郎に配偶者を殺されていた

    結果民代は由利の子を妊娠してしまい、真弓と民代の魂は殺された。
    そして由利の魂が子供に継承されてしまい、子を曽根崎は殺した。
    終止符は打てたが、この頃には最初曽根崎が赤ちゃん殺したの忘れてたからここに繋がるのかあってビビった

    普通にミステリーだと思ってたらSFみたいな魂の継承が出てきて度肝抜かれた
    面白かった

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    2026年10月10日
  • 傲慢と善良

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    人間の心理描写をこれでもかというくらい詰め込んだ、
    私にとっては自己啓発本のような勉強になる本でした。
    読んでいてふっと思う、私は傲慢?善良?
    1歩引いて自分のことを改めて考えさせられました。
    自分と違う人間である夫に、何度も救われてきたことがあることに、最近目を向けることができていなかったと気づかされました。
    自分の価値を高く見積っていたのかもしれません。
    付箋を握りしめてゆっくりと再読しようと思います。

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    2026年10月10日
  • 方舟

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    P64明日は、日が登ったらなるべく早く地下建築を出た方がいいだろう。昇ったらの『ら』に点が付いてる。なんの伏線?

    P87 裕哉の殺され方がロープが背中側に固結びされていた。どういう殺され方?

    P109翔太郎が裕哉の荷物で一つだけ預かった。なんだ?

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    2026年10月10日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    プロポーズの心得
    美沙が演劇をしてて昔に親友を無くしたってまさか嵐じゃないよなって思ったけど調べたら嵐美沙で驚いた
    会わせたいってお願いしてるけど既に会ってるんだよなぁ、、、

    P294 「変わらない明日が来ると信じられるのは傲慢な考え」

    ツナグ2冊目
    ツナグという仕事、縁について歩美は悩んでたけど
    個人とツナグは別物で依頼者が願うことで縁が結ばれるんだと思う
    奈緒が好きと気がついたところで終わったから続きがあるのかな?読めるといいな

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    2026年10月10日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    【アイドルの心得】
    P16 恐山(おそれざん)のイタコとは、青森県に伝わる女性の霊媒師。亡くなった家族との対話を求め、行列ができることで知られています。

    P37 心が風邪をひく

    P47「世の中が不公平なんて当たり前だよ。みんな平等に不公平。フェアなんて誰にとっても存在しない。」

    P67「人間ってのは、身近なもの死しか感じることも悲しむこともできないんだよ。」

    P74.75水城と会えば死のうと思うくらいにはどん底だったけど行きたいと思えるようになるならすごい価値のある、世界を嫌いにならずにすませてくれたって表現凄い

    『感想』
    世のなか不平等じゃないを口に出して納得できるのはとても強い事なのではないか。
    でもその文フェアになるようにきっと出来てる。
    死にたいと思う程の人生は一人の人に出会うことで希望が生まれると思う。
    だし人がなくなって本当に悲しんだり、会いたいと思うのは身内や当事者にならないと感じないのは心理だな。結局どれも自分が可愛い。結局他人のことは他人事。

    P266 尤も(もっとも)

    P299「キラリが最後に告げた言葉は大好きで、消える直前まで、彼女は私にしがみついていた。その感触も重さも、匂いすら、いつの間にか、周りから綺麗に消えていた。」
    生きてると信じてた人と会うことは自分の中の彼女を殺すことになる。認めてしまうは辛すぎるなぁ

    死者が生者のためにあっていいのか、この回答が出せる日がくるのかは分からないけど、生者が前を向くためにあっていいのではないかと思う。

    P440 読者が誰と会いたいかを考えた時点で辻村深月は読者にとってのツナグになってるのでは無いか。幸福に勘違いする作品になったのではないだろうか。
    →会えるなら繁夫じいちゃんに会いたい。皆に尊敬される人はじいちゃん程聞かないかもしれない。でもじいちゃんの記憶が全然ない。最後の方だけしか覚えてない。会いたい。仕事の話やばあちゃんの話聞きたかった。
    私は会いたい。でも死者にとっても1回しか会えれないなら私は会うべきでは無いと思う。ばあちゃんにでも、直子にでも会って欲しい。
    でも現段階で会いたいと思うのは繁夫じいちゃん。
    記憶がなくて後悔してるからなのかな。

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    2026年10月10日
  • サウスバウンド

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    大きい、強いオヤジ。憧れますねぇ。ウチのオヤジは寡黙な人で、カッコいいとは程遠い人だったけど、オヤジが亡くなって、歳を取るごとにオヤジの凄さがわかってくるもの。10代で尊敬するオヤジの姿を見ることのできた二郎君は幸せ者だよ。将来が楽しみだ。それからお姉ちゃん!幸せになれるといいね。

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    2026年10月10日