小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ★★★★★ 4.5/5
被害者が増えるたびに深まる謎と容赦ないグロ描写。古手川の奮闘も相まって緊張感は増すばかり。中だるみどころか終盤に向けてどんどん加速していく。
さゆりは聖母から鬼へ。薄々気づいてはいたものの、そこから御前崎でひっくり返され、最後の勝雄でさらに一撃!しかも御前崎、君も「お」から始まっとるやないか!見事に転がされた。
古手川もよく頑張った。あそこまで痛めつけられると、もうやめてあげてー!と叫びたくなる。それでも最後のおいしいところは渡瀬、お前が持っていくんかい!
悲惨すぎる生い立ち、育った環境の影響、信頼や信念の危うさ、精神障害と刑事責任の問題。単なる猟奇殺人ミステリーでは終わらず、いろいろ考えさせられた。
群衆の暴走はちょっとやり過ぎ感、ラストにも多少の無理は感じる。でも、それを差し引いてもストーリーと仕掛けはともに4.5点!
グロ耐性は必要だけど、これは読んでよかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ性的なものから解き放たれた聖人になりたいと考えるあまりにそれに固執しているみたいな宮沢賢治。
賢治の作品に繰り返し見られるある種行き過ぎた自己犠牲的な行動はその最たるものではないか的な。
この辺りまで読んで、自己犠牲とDTってすごい相性がいいんだなぁと思ったんですよね。全てが自分の中で完結している。他人が入り込む余地がない。
愛し合うには自分の醜いところもさらけ出さないといけないから、賢治はそういうところを他人に見せることを良しとしなかったのかもしれない。ただ自分を捧げるだけ捧げて、誰かの中に綺麗に残りたいというのは高潔なようでいて、ひどく幼稚だなというような感想を抱いた。
最後の方に「贈与」っていう概念が出てきます。
「贈与は贈与と認識された瞬間に、(返済が必要な)負債となる。そうならないためには贈与であることを忘れ無ければならないが、そうすると贈与として成立しなくなる」みたいな禅問答が割とすき。この辺は『セロ弾きのゴーシュ』らしい。
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箱根駅伝に学生連合なるチームが出走しているという
ことをつい最近知った。
去年だったか、、
テレビ番組で特集していたのを、たまたま見ていた。
学生連合チーム 2008年 総合4位。
このときのチーム監督が、現青山学院大の原監督。
こんなチームが出走していたのかと引き込まれ、来年
の箱根駅伝は「必ず観る!!」と誓いを立てていた。
その流れから、この10月に「箱根駅伝がドラマになる」
と知り、何てタイムリーな。しかも原作は池井戸潤。
絶対面白いじゃん!!と(笑)
そんな訳で、速攻で原作上下巻を購入し、今日「上巻」
を急ピッチで読み終えた。
ドラマは今夜からスタートするが、、
原作を読み終えてから、じっくり観たい。
なので、録画予約済。もちろん毎週。
これから「下巻」も急ピッチで猛読!!
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Posted by ブクログ
永瀬暁 主人公
父親はなくなってて、母親は宗教に多額の借金をして逃亡
永瀬明(長瀬暁良)父親
人間ピラミッドや暁闇を書いた人で亡くなっている
清水義之は協会の教祖と日本人女性(白凰市出身)の間に生まれた子
小説家で桜柳賞を22歳で受賞
24歳以降に教会のおつとめに使う原文の小説を書いた
その後政治家になって支えるかいの名前が桜龍会
教会のおつとめのかきけしに使う最高峰の書物は龍のようであり、神話の応龍にそっくり
暁はみんなのことを想像力のない、暴力を振るう人と言うけど、周りの人は暁の表情が分からない、何考えてるか分からないし、薄ら笑いを浮かべたり睨んだりするといいことを言わないから
暁の言うことが真実なのかも分からないし、洗脳されてるのでは?となってしまう
P77「明けの明星(みょうじょう)は暁星(ぎょうせい)とも呼ぶ」
P124 星々が集まって、夜空に白銀の美しい龍が現れた
暁良の星のことを書いた時の小説
P164 死んだ時ワープロない、遺書ないってなってそこから何も無いけどどうなった?
P257次期応龍って高橋さん?一葉さん?
天馬会病院分は母が窓口ってことは暁の母を唆したのはこの人?
P270 「私のは二等分、暁生くんのが本物の半分こだよ。」
本当の優しさだと思う。少し多めに食べて欲しいなっていう優しさ。
P272 好きとか楽しいとか〜プラスの感情を向けたものが消えていく。
消えていくより、最初から何も考えない方が楽だし失う時の方が辛い。
P275 「考え事してた。俺の前から消えた幸せは、金星のところに行ったって思えばいいんだ、って」
大事な存在なんだろうし、なんともいえない気持ちになる。でもお母さんが目指してる応龍なんだよ。
P277「アカリは逃げるんだ。それで腐った世界を立て直す。アカツキも成仏できる」
アカリは教会から逃げて、本で腐った世界を立てて直して、殺人をしてしまった暁を成仏させてくれるのかな
P279-281大好き
この瞬間2人は愛し合ってた。ここで星賀が愛光教会にいることを告げなかったら繋がってたかもしれない。けど黙ってたら逃げ出せれなかった。
8年後再会して、その瞬間を待ち望んでた2人が好き。
P296 この物語となら、強く生きていけると信じられる作品を。
素敵。そんな作品があるだけで、人生の糧になる。
P298 「夜明け前が1番暗い。だが、必ず日は昇る。そこには希望の星が輝いてる。」希望はあるよ。ずっと暗い訳じゃないよ。
P334 脱退した途端本が売れなくなった。敵になった。会社から本は出させて貰えない。他社へはいさせてもらえない。お父さんと同じでは?
P338「金星、半分こしよう」
この本には沢山の場面で二等分、半分こが出てくる。半分こは気持ちでどちらかに物事の重荷をどちらかに寄せてる。半分こしようってことは俺にもっと分けてよってこと?だから清水を殺したの?
→P343「あれは半分こじゃない」半分こどころか全部持ってっちゃってるよ。そんなに大好きだったの?
ねぇ、暁闇では星賀のこと全く出てこなかったじゃん。わざとじゃん。
→「暁生くん、私の半分こを受け取って」で清水の殺人計画を分けた。でも全部もってっちゃってるじゃん。
P354 2本の糸が交差していたんじゃなくて、細い2本が撚られて!やっと1本の糸に戻れたってことか。
→二人でひとつ的な??
P359 もう1人の偽物と楽園行列車の中身がおなじってことはやっぱりお父さんも教会に居て、書くことで龍の文字になってた?てことは星賀の本が龍に見えたってことは暁次のは応龍ってこと、?応龍の子は良子でお父さんに見せた?
違いました。星賀が思ってた人は一葉さんで旦那さんは高橋だった。龍の子は高橋だった。
P362「クッキーをありがとう」
ってバザーのクッキーじゃなくて、昔の朝日の会の時に渡したやつ、覚えてたじゃないの?
P363 「暁闇と金星の物語は暁星となり完結する」
最後に金星の最初の1行取るとある。本当に湊さんが体験したのではと思うほどなのだが、、、 -
Posted by ブクログ
バッドエンド本。
主人公は田中幸乃30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺した罪により、死刑宣告を受ける。
なぜ彼女は放火殺人を犯してしまったのか。
これまで彼女の人生に関わった、母の産科医、義姉、中学の親友、元恋人の友人からの追想エピソードから、マスコミの過剰な報道によって、作り上げられた被害者であることが判明。
幸乃の幼馴染の弁護士は、再審に向けて奔走するも、彼女は死刑を選ぶ。
自分が生きていると周りを不幸にしてしまう、生きていても何も良いことは起こらない、誰しも一度は考えたことがあると思うが、これまでに不幸な人生を経験すると、心の底からこう思ってしまうのか...
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荻野康考
内海警視
警視庁本部捜査一課長小菅警視正
理事官 大倉警視(サイダー)
民代はなんで被害者の親指が無いことを知ってるの?
1はは石本真弓の話。転落死、自殺。→違った。高木清彦だった。2人とも転落死?
池上真二郎は死んで由利岳彦(高木清彦の双子の兄)の体内?精神にいる
清彦は彩奈の中にいる。何かがあって自殺したりすると映るのか?
→親子の遺伝子情報で記憶等を継承できる
民代の中に真弓はいるんだろうな
双子に用があって民代は同じ児童養護施設に移ってきた
なにか繋がりだあるんだろうな
→真弓の前にも由利というか真二郎に配偶者を殺されていた
結果民代は由利の子を妊娠してしまい、真弓と民代の魂は殺された。
そして由利の魂が子供に継承されてしまい、子を曽根崎は殺した。
終止符は打てたが、この頃には最初曽根崎が赤ちゃん殺したの忘れてたからここに繋がるのかあってビビった
普通にミステリーだと思ってたらSFみたいな魂の継承が出てきて度肝抜かれた
面白かった -
Posted by ブクログ
【アイドルの心得】
P16 恐山(おそれざん)のイタコとは、青森県に伝わる女性の霊媒師。亡くなった家族との対話を求め、行列ができることで知られています。
P37 心が風邪をひく
P47「世の中が不公平なんて当たり前だよ。みんな平等に不公平。フェアなんて誰にとっても存在しない。」
P67「人間ってのは、身近なもの死しか感じることも悲しむこともできないんだよ。」
P74.75水城と会えば死のうと思うくらいにはどん底だったけど行きたいと思えるようになるならすごい価値のある、世界を嫌いにならずにすませてくれたって表現凄い
『感想』
世のなか不平等じゃないを口に出して納得できるのはとても強い事なのではないか。
でもその文フェアになるようにきっと出来てる。
死にたいと思う程の人生は一人の人に出会うことで希望が生まれると思う。
だし人がなくなって本当に悲しんだり、会いたいと思うのは身内や当事者にならないと感じないのは心理だな。結局どれも自分が可愛い。結局他人のことは他人事。
P266 尤も(もっとも)
P299「キラリが最後に告げた言葉は大好きで、消える直前まで、彼女は私にしがみついていた。その感触も重さも、匂いすら、いつの間にか、周りから綺麗に消えていた。」
生きてると信じてた人と会うことは自分の中の彼女を殺すことになる。認めてしまうは辛すぎるなぁ
死者が生者のためにあっていいのか、この回答が出せる日がくるのかは分からないけど、生者が前を向くためにあっていいのではないかと思う。
P440 読者が誰と会いたいかを考えた時点で辻村深月は読者にとってのツナグになってるのでは無いか。幸福に勘違いする作品になったのではないだろうか。
→会えるなら繁夫じいちゃんに会いたい。皆に尊敬される人はじいちゃん程聞かないかもしれない。でもじいちゃんの記憶が全然ない。最後の方だけしか覚えてない。会いたい。仕事の話やばあちゃんの話聞きたかった。
私は会いたい。でも死者にとっても1回しか会えれないなら私は会うべきでは無いと思う。ばあちゃんにでも、直子にでも会って欲しい。
でも現段階で会いたいと思うのは繁夫じいちゃん。
記憶がなくて後悔してるからなのかな。
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