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年商100億を超えるIT企業のCEOをつとめた小野龍光は、インドで仏教を牽引する日本出身の僧・佐々井秀嶺上人のもとで突如仏門に入り、資産、社会的地位、名声を捨てた。立教大学教授退官後、都会生活を離れ、総合診療医として北海道穂別でのへき地医療の道を選んだ香山リカ。仏門をくぐった男と精神科医。自分自身の人生とは? 師とは? とらわれとは? 利他とは? 死とは? 仏教の教えをベースに、科学的視点や現代社会の分析も取り入れて読者に新たな生き方のヒントを提供する。あえて「捨てる」選択をしたふたりが語り合う、限られた人生を納得して生きるための思索的問答。
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Posted by ブクログ
香山先生の書籍との出会いは、2009年に出版された『しがみつかない生き方』が最初でした。今回の『捨てる生き方』は、それに近い内容かなと思って読み始めました。今回は特に香山先生が大学教授の職を辞して、北海道の鵡川町国民健康保険穂別診療所で僻地医療に携るという、生き方をチェンジしたと事に驚くとともに、私も早期退職を決断したことに重なり、興味深い内容でした。
小野龍光さんとの対談も新鮮で、私たちがいろいろな事柄にしがみついて生きているとことが、自分の考え方を偏狭にして生きづらくしてこと。『捨てる生き方』を実践するためにも、自分の中に生き方の軸を持つこと、他人と比べるのではなく、それは自分自身の中にあると言うことが心に深く残りました。
Posted by ブクログ
求めればキリがない。
捨てることは、心を楽にする。と言うことはわかっていながら、それが難しい。
大学教授を辞めて、僻地医療に携わる香山リカさんと、IT企業を立ち上げ、時代の寵児から1人の仏僧になった小野流光さんの会話。
小野さんの、仏教という堅苦しい枠に嵌らずユーモアのある励ましや、助言が心を和ませる。香山さんも、一時期よりも、なかり丸くなられた気がします。
人の役に立ちたい。程度は人それぞれだと思うし、誰に会うかで、人はその後の生き方も決まってくる気もします。そういう意味で、人との縁は大切。1人では生きられないことを真っ先に悟って、これまでの人とのご縁や、これからの縁を大切にしていきたい。
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