ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 俺たちの箱根駅伝 下

    Posted by ブクログ

    分かっていても読み進めたい本でした。
    まぁ実録ではないし、小説だから盛り上げる必要もあるからなのは分かっているけど、あんな他校をけなす学生、指導者はいないと思っているし、監督が他の監督をバカにするようなことはないよなぁと思ったり。

    ドラマ楽しみです。

    0
    2026年05月09日
  • 暁星

    Posted by ブクログ

    小説の構成が変わっていて、物語を理解できるか不安でしたが、杞憂でした。
    ページを捲る手が止まらず、一晩で読み終えるくらい、のめり込みました。
    前半の手記と後半の小説を読み終えたあと、身体が痺れるくらい、愛情を感じました。
    テーマが宗教2世の人権や宗教団体の社会掌握といった思いテーマだが、根底には愛情が絡み合っているのを感じ、気持ちが温かくなりました。
    終盤の「こういう事か!」と、自身で気付いた時の、脳が痺れる感覚が快感になる小説でした。
    しばらく、余韻に浸れるのを楽しめます。

    0
    2026年05月09日
  • 憧れの作家は人間じゃありませんでした

    Posted by ブクログ

    作家で吸血鬼で映画好きで眉目秀麗の御崎禅はもちろん、担当編集のあさひや刑事の夏樹を含め全体的にキャラが良すぎる。
    スカイエマさんのカバーイラストもめっちゃ好き。
    人ならざる存在が関与する事件を捜査する中で人の心や繋がりを描いている。
    思わず涙ぐんでしまうような切なさもあるし、ホント面白いな。
    あまりにも気に入ったので全巻揃えた。
    今から続きを読むのが楽しみ。

    0
    2026年05月09日
  • 月夜行路 Returns

    Posted by ブクログ

    「月夜行路」続編。再びルナに会いたくなり、彼女を訪ねて行った涼子。そのときルナにはパスワードでロックのかかったノートパソコンが託されていた。パスワードの手がかりは一冊の本。謎を解くため、彼女たちは再び文学を巡る謎に向き合う。
    いろいろな前提条件があるので、前作を先に読んでおくほうが良いです。前作での謎となる部分はぎりぎりのところで明かされていないような気もしますが、彼女たちの関係性はあらかじめ読んでおく方が理解しやすいし。あの真相を乗り越えて友人関係となった彼女たちの姿は微笑ましいし、そして楽しくて仕方がありません。いいなあ、こういう友達。
    今回彼女たちが出くわす事件は、どれも悪意にまみれてい

    0
    2026年05月09日
  • 鑑定人 氏家京太郎

    Posted by ブクログ

    新シリーズ、君臨
    新シリーズだが、あの作品のあんな人やこんな人が登場し、懐かしく感じました。
    今回もどんでん返し、見せてくれましたよ。
    ラストに至るまでの軸の作り込みが、さすが中山先生です。

    0
    2026年05月09日
  • 螺旋墜落

    Posted by ブクログ

    息子のセオと仲違いしたチャーリーは、関係を修復するためにセオが副操縦士を務める飛行機に内緒で搭乗する。しかしその飛行機は、謎のトラブルにより午前0時に墜落した。そして死んだはずのチャーリーだったが、目覚めるとそこは墜落前の機内。これは墜落を阻止するためのチャンスなのだろうか。息詰まる展開のタイプリープサスペンスです。
    なぜ飛行機が墜落するのか、止めるためには何をすればいいのか。限られた時間の中で原因を突き止めようとするチャーリーを嘲笑うかのように、短くなっていくループ時間。とある法則によりあと何度のチャンスがあるかわかるというのもスリリングです。こんな状態、普通なら耐えられません。あくまでも冷

    0
    2026年05月09日
  • 黄色い家(下)

    Posted by ブクログ

    『黄色い家』 川上未映子

    最後の最後まで食い入るように読んだ。まるで自分が「花」になってしまったかのように布団に丸まりながら読み切ってしまった。最後の方で思い出したかのように好きな箇所に付箋を貼った。
    すごく簡単に人は犯罪に手を染めてしまうんだなあ、でも犯罪ってなんなのだろう。何が悪くて何が正しくて、ずっと変わらない確実なものなんてない気がして。
    出てくる登場人物に、極悪人なんていなかった。
    みんないい人で。
    でもいい人って何?直接暴力を振るったりされなかっただけで、本当はあの中で花は洗脳されていたんじゃないの?
    けど、花も同じようなことしてたよね?
    でもそれって避けられないものだったかもし

    0
    2026年05月09日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    下巻もめちゃくちゃ面白かった。映画でさらっと流されていて(なんかわからんけどとりあえず上手くいったんだな)と感じていた部分の試行錯誤がふんだんに描かれていて、それがとても面白かった。
    地球に戻れるだけのアストロファージをロッキーが分け与えてくれるシーン、映画ではハグをしていてそれがとてもよかったが、原作にはない映画オリジナルであることに驚いた。映画を先に観ておいてよかったなと思った。原作が先だったら余計なオリジナルだったなと思っていた可能性がある。映画でのハグは、3時間という短い時間で彼らの親密度を描くのに効果的だったと思う。
    アストロファージを採取し分析、そしてタウセチで釣りをして大気を採取

    0
    2026年05月09日
  • 異セカイ系

    Posted by ブクログ

    自分の書いた小説世界に入る能力を手に入れた主人公が、小説の登場人物や物語世界を守るために必死で考えて考え抜いて奮闘する物語。
    主人公が自分の生み出したキャラクターを一人の人格として大切にしたり、ランキングで競い合う他の作家の作品世界まで守ろうとするのがすごく好印象でかっこいいなーと思った。

    終わり方は、意外性とか驚きはそんなに強くはないけど「現実世界が少しでも良いものになりますように」っていう祈りのようなものを感じて、暖かい気持ちになる読後感だった。

    0
    2026年05月09日
  • 新装版 密閉教室

    Posted by ブクログ

    最初と最後に頭をぶん殴られたような感覚に陥る名作だった。
    一気に作品へ引き込まれて、夢中で読み進めて、最後に袋叩きに合った。

    対話の中にあらゆる矛盾や関係性が隠れており、読みやすいのに読みごたえがあった
    自身の思考の浅さに辟易し、対話での読みあいに舌を巻いた。

    特に私が膝を打った点としては
    ・作中の高校生の中途半端に未熟な思考の解像度が高すぎて、生々しさを感じた。
    ・(ミステリ好きを)ミスリードへ誘導する艶やかな手際
    ・刑事が有能であり、対話によって解決していく、探偵の一辺倒な作品ではない。
    ・文学的要素を盛り込み、知見があるとなお楽しめる。
    ・捜査側と推理側のそれぞれの思惑が交差し、より

    0
    2026年05月09日
  • 憧れの作家は人間じゃありませんでしたEX

    Posted by ブクログ

    今回は主役が変わるけど、どのストーリーもただただ温まる
    御崎禅は人外でありながら温かくて愛おしい
    夏樹もまた懐が大きくて過去を感じさせないのはすごい

    0
    2026年05月09日
  • サラバ! 上

    Posted by ブクログ

    面白いです。続きが気になる。

    イランに生まれ、美人で気が強い母、静かで優しい父、そして猟奇的な姉(今ではよく聞く、発達に課題がある子、にカテゴライズされるのでしょう)を家族に持つ、僕。その幼少期が語られています。
    仲の良くない母と姉の機嫌を損ねぬように、幼い頃から処世術を上手く身に付けてしまった主人公の心の動きがとても興味深い。

    そして日本での生活も束の間、物語は父の次の赴任先、エジプトのカイロでの暮らしへ。
    日本生まれ日本育ちの私にはカルチャーショック、とても刺激的でした。うわぁ大変そう、と思って読み進めますが、住めば都なのかだんだんとこの国を愛していく主人公の感情も知り。現地でできた家

    0
    2026年05月09日
  • 十戒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    流石に途中で中断できず、半日で読み終わりました。

    「方舟」に今までに受けたことのない衝撃を受けたので、あれ以上の衝撃はないだろう…と思っていましたが、横転。

    今何時?って聞くくらいナチュラルに、サラッと真相を語り出して、声すら出なかったです。ただページ間違えてないか、自分を疑いました。

    方舟と関係あるとチラッと聞いていてどんな感じで関係してくるんだろうと思ってたらガッツリ。

    犯人、本当に怖い……人間味あるのに、全然無い感じ。
    犯人からの指示も、とてもよくできていて面白かった。
    犯人が明かされた状態でもう一度読みたいです。

    0
    2026年05月09日
  • 本日は、お日柄もよく

    Posted by ブクログ

     容姿が整っている人にはたしかに惹かれるけど、言葉のセンスがあったり、言葉を上手に操れる人には心掴まれ、もっと惹かれる。
     結婚式のスピーチや会社のスピーチなどの一方的なスピーチに対して、選挙演説という相手に対抗するスピーチはまた書き方が違っていて面白かった。

    0
    2026年05月09日
  • プールの底に眠る

    Posted by ブクログ

    「私を知らないで」から入り、白河三兎ワールドに魅力を感じつつ、今回4作目としてデビュー作を。
    鮮烈な7日間をテンポ良く描きつつ、本当に少しずつ明かされていく真実。とにかく読む手が止まらなかった!
    ここ数年で確実にトップクラスに興奮した小説。
    主人公の思考、魅力的なキャラ、セリフ回し、展開構成、全てにおいてやはり僕はどうしようもなく白河三兎が大好きだということを再認識する。

    0
    2026年05月09日
  • 書店ガール 2 最強のふたり

    Posted by ブクログ

    本離れや電子書籍の普及で本の売り上げが減少しているなかで
    どうすれば本屋に来てもらえるかを考える姿に心打たれました。

    読んでいてますます本屋に行きたくなりました。

    0
    2026年05月09日
  • ザ・エッセイ万博

    Posted by ブクログ

    相変わらずのまきめ節、おかしくて興味深かった!

    去年25年の大阪万博関連の本の横で見かけたので、すっかり大阪万博の話かと思ったら、全然違ったけど^_^

    最後の章だけ大阪万博のお話。
    やはり東京の人(と万城目さんを呼びたくはないけど)
    と、私のように万博ロス組とでは、万博への熱量が違うな。
    この本は25年8月にできてるので、万城目さんの訪れた初期の頃の大阪万博の静けさしか万城目さんは体験していない。
    閉幕前のあの狂気の万博を経験していたらなんと思われたのかな。

    0
    2026年05月09日
  • おやすみラフマニノフ

    Posted by ブクログ

    こんなにも音楽が溢れてくる小説、すごいなと思う。ミステリーかと思えば、途中はミステリーを忘れて音楽に没頭して、最後に物語がミステリーだった…と思い出した。

    主人公の晶が、音楽に魅せられて没頭して、コンマスとして演奏者として入り込んでいく感じがとてもいい。

    0
    2026年05月09日
  • 井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今年の読み聞かせでは憲法や戦争に関するものを持っていこうと思っておりまして。
    今週は憲法関係の絵本を多めに読むつもりです。

    表紙はスッキリとしておりますが、中はいわさきちひろさんの優しい絵の絵本と、お話(小学生新聞で小学生にお返事したもの)の二部構成です。

    絵本の部分は日本国憲法の全文と9条を小学生にも分かるように優しく噛み砕いてあります。
    大人が読んでもすんなり心に入ってきます。

    全文と9条に書かれていることは綺麗事だと言われてしまうかもしれない。
    でも私はこれを信じて生きていきたいし、末永く守っていきたいと思う。

    この国の生き方を決める力は私たち国民だけにある。
    心を尽くして話し合

    0
    2026年05月09日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

    Posted by ブクログ

    読み終わってしまったーーーー!!!
     SF超大作!ということで時間はかなり要したが、本当に読んで良かった。グレースとロッキーの喜びも悲しみも、様々な感情がたくさん伝わってきて、もう最後の方は興奮が抑えられない!!
    熱すぎだろこの二人!!
     下巻からは一気に物語が動いて、過去回想の方で謎を全て回収した状態でストーリーが進むため、拍車をかけて最後まで物語に惹き込まれた。
     最後の結末は予想外なんだけど、しっかり感動できて思わずニヤけてしまう。素晴らしい締めくくりだった!
    無限に広がる宇宙、異星人との遭遇、夢があるなぁ。
     
    映画を見る前に読んで良かった。こりゃ、映画が楽しみすぎんだろ!

    0
    2026年05月09日