ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 本日は、お日柄もよく

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     言葉の持つ力や美しさを堪能できる作品。わがままなところやスピーチ中に居眠りしちゃうところも含めて人間味のあること葉が言葉の力に魅せられて、自分の人生を選んでいく話。
     「言葉は、ときとして、世の中を変える力を持つ」という記述があるがこの言葉の通り、この作品中の言葉の力に魅せられて、人生が少し変わる人も多いと思う。そんな作品。

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    2026年01月04日
  • 初雪 海は灰色 第一部

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    ずっとずっと待っていた「聖なる黒夜」の続編。
    元妻の消息を追いはじめた麻生の周りで事件が起こる。道を違えたはずの練が、趣味だといいながら麻生にまとわりつくのが哀しくも嬉しい。ふたりの間には運命のなかで引き裂かれても寄り添いたがる魂がある。嵐のあとに残った花を、ただ愛しいと思う麻生。他人にではなく、練に言ってやってよ

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    2026年01月04日
  • 愛なき世界(下)

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    松田先生素敵。実際には眉間に皺を寄せて、喪服の様なスーツを毎日着ていたら近寄りがたいのかもしれないけど。印象を良くするために選んだのがアロハシャツって所もまた良い。
    愛なき世界のまわりには愛があった。彼らの少し先の人生が知りたい。

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    2026年01月04日
  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    半端じゃない傑作
    主人公の壮絶な人生を擬似体験した気分
    特に冴理には深く感情移入した
    ものすごく胸が痛くて、同じ状況なら自分も死を選択するだろうと思う
    でも死にたいくらい惨めな時間があったから冴理は大作を書いたし、どんな気持ちで過ごした夜も無駄ではなかったのだと本当に思った
    総じて良い人生だったようにみえる

    天音が冴理の小説を読んだ時に「暗闇にいるのは、毒を持っているのは、痛みを知っているのは、自分だけではないと安堵した」と言っていたが、私もこの小説を読んで天音の気持ちになれた

    読むペース遅い私が2日で読んだ!

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    2026年01月04日
  • 汝、星のごとく

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    世の中にはいろんな価値観を持った人がいて、さらに個人の価値観も環境や年齢を重ねるごとに変わっていくものである。そのことを理解したつもりになるだけじゃなくてしっかり自覚しないといけない。そして自分にとって何が大切かを判断し何かを選び捨てることができる強さを持つことが大切。難しいけどね。

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    2026年01月04日
  • 星を編む

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    汝、星のごとくの続編で、汝、星のごとくで書かれた時間軸の前後の物語とサブキャラの人生に焦点を当てている。主人公の定める良い親、人の条件のひとつとして「自立したひとりの人間であること」っていう表現がある。精神的にも経済的にもひとりで立てるからこそ、大事な人が転びそうになったときに支えることができるし、依存ではなく助け合える関係を人と築いていきたいと思わされる。

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    2026年01月04日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    作中作たるものを初めて読みました!
    序盤からワクワクドキドキが止まらず、最後まであっという間に読んでしまいました!!

    中村青司の建築のカラクリが明らかになった時、毛糸玉が転がる時のドキドキがもう最高でした!
    作中作を読み終えた後の島田の会話で明かされる事実を知った時、そういう関係?!?!と驚きました。

    とにかく終始面白かったーー!大好きな本の一つになりました♡

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    2026年01月04日
  • 流浪の月

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    自分の価値観が周りの人の価値観、世間の一般常識がひとりひとりの常識だと思っている人ばかりの世界で、世間一般とは違う感覚を持ったふたりが引き離され、苦しい思いをしながら生きていく感じの物語。まだ自分と他人を分けて考えることができない子供が、周りとの違いに苦しむ感覚とかまで書かれていて、幼い頃の感覚までしっかり言語化しているのがすごい。

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    2026年01月04日
  • されどめぐる季節のなかで

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    まめこちゃんと、遠藤くんのかわいいラブストーリー。滝羽麻子さんの「京都」シリーズのかわいさに似て、大好きな感じのお話。

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    2026年01月04日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    「普遍的な正しさは、僕ら人間には荷が重すぎるね」

    シリーズ4作目。
    レーエンデがまだ美しかったあの頃から、
    流れる時間は人の尊厳を奪っていた。

    慣れることは恐ろしいことなのかもしれない。
    向上心や活力を奪われ、今に甘んじることが最善だと、これが普通のことなんだと自覚してしまったら
    人は変化を恐れてしまうのかも。

    それでも立ち上がるレオナルドの姿が眩しかった。
    そんな兄を信じ抜き、正義を貫いたルクレツィア…

    “夜明け前”が1番暗いって本当だった。
    2人が信じる革命の道は、愛の形は、他になかったのか。

    次回最終巻、どうかレーエンデに自由を…!

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    2026年01月04日
  • 傲慢と善良

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     結婚とは家と家との結びつきであり、個人の問題だけにとどめては置けないもの。というのは昔の考え。
     結婚とはあくまで結婚する2人の問題である。しかし個人の問題として貫き通すためには、まず周りの声に惑わされず自分の価値基準で判断できるようにならなければならない。それは誰に助けられずとも自分の足で立てる、自分だけの力で歩いていける、ということである。

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    2026年01月04日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    何故今まで読んでいなかったのかがわからないくらい面白かった。
    これぞ本格ミステリーといった感じで、どんどん推理がひっくり返されていく感覚がなんとも気持ちがいい。
    読み進めていくに連れて、どんどん疑いの方向が変わっていってまったく予想していなかったところに物語が収束したのが素晴らしかった。解説も含め、とても好みだった。

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    2026年01月04日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    ネタバレ

    読みながら、亡くなった父や、一人暮らしの母、最近病気していると連絡をくれた友達のことを考えた。大切な人を、大切にしたいと願いながら、後回しにしてきた私。理由はいろいろある。けれど、言い訳でしかないのだ。
    その人とお別れすれば、やはり後悔は出てくる。あのとき、こうしていれば。ただ会うだけでも、一度でも多く会えていれば。

    原田マハさんの作品に出てくる美術系のものは、やはり気になってしまって、作品を、今回は建築物も、検索してこの人が見ていたのはここか、と思いながら読む。
    美術作品が好きなことは、両親が私にくれたギフトだ。自分の心を動かすような作品や自然にもっと触れてみたい。自分にとって大切なことに

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    2026年01月04日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    普通じゃない女の子の主人公成瀬がとても魅力的。
    自分も地元愛はあるが、成瀬ほど素直に、まっすぐ行動できない。
    すぐに続きが読みたくなった。

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    2026年01月04日
  • ぼくらは回収しない

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    【若者の気持ちに寄り添うミステリー】

    久しぶりに大変良い本に巡り合った。
    ・街頭インタビュー
    ・カエル殺し
    ・追想の家
    ・速水士郎を追いかけて
    ・ルナティック・レトリーバー
    の5編が収録された短編集だ。

    似たり寄ったりではなく、どれも違ったタイプの短編。
    だが、どれも今の若者の気持ち、どんなものにプレッシャーを感じ、どんな場面で絶望を感じるのか、若い頃を忘れかけている私にも伝わるものがあった。

    そして、本のタイトル
    「ぼくらは回収しない」
    に納得。

    ぜひ高校生に勧めたいと思った。

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    2026年01月04日
  • 何者

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    ネタバレ

    就活の経験があるので、とても感情移入をしながら読み進められました。最後の理香さんからの言葉に何故か私自身も鋭い指摘を受けた感覚を覚えました。なんだか自分のこれまでの人生の中に身に覚えがあり過ぎる出来事が多く、少しばかり気持ちを削られながら読み終えましたがこの作者の少し尖った内容が大好きですので、別の作品も手に取ってみたいと思いました。

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    2026年01月04日
  • 魔眼の匣の殺人

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    非常に読みやすくクローズドサークルに関しては条件を満たすためぶっ飛んでる気がするが予言自体がぶっ飛んるからあり

    まぁ思い返せば1作目のがぶっ飛んではいたか

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    2026年01月04日
  • 告白

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    小川哲さんが勧めていたので読んだ。圧倒された。久しぶりに臓物をえぐられた読書体験。中盤以降、休憩ができず夜中まで読み耽った。出会うべきタイミングで出会うべき本と出会えた。新年早々に今年の過ごし方の指針になった、ありがとう熊よ。。。

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    2026年01月04日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    小学生の時に読書感想文で仕方なく読み始めた。
    現在27歳、まさかこの本が人生のバイブルになるとはその時は思ってなかった。
    つらくなったり、どうもやる気が起きないといつも思い出す。
    いつか私も魔女になれるかな

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    2026年01月04日
  • 動物の義足やさん

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    以前、イルカの人工尾びれ開発のニュースをみていて「そもそも動物のための医療用具を作る職人さんとかいるのかな?」とネット検索した際に、”動物の義足やさん”である島田さんのことを知りました。
    その時は犬の義足を目にしましたが、この本で鴨やペンギン向けの装具まで製作されていると知って驚きました。
    写真のみですがウサギやポニーの装具も紹介されていて、その幅広さと同時に試行錯誤を重ねて積み上げられた技術のすごさに感嘆しました。
    個体に合わせて製作する以上どれ一つ同じものはなく、調整も重ねないといけない中でこれまでに3万匹分の装具を手がけられたとのこと。
    お仕事に対する熱量にもとても感服しました。

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    2026年01月04日