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鎌倉の海岸で、学生だった私は一人の男性と出会った。不思議な魅力を持つその人は、“先生”と呼んで慕う私になかなか心を開いてくれず、謎のような言葉で惑わせる。やがてある日、私のもとに分厚い手紙が届いたとき、先生はもはやこの世の人ではなかった。遺された手紙から明らかになる先生の人生の悲劇――それは親友とともに一人の女性に恋をしたときから始まったのだった。
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Posted by ブクログ
読み終わったあとはしばらくの間、虚無感、脱力感、それに似たものを感じました。 「死」というものはまだ身近で感じたことがない私だけれど、この作品読んで、身近な人が死んだあとの虚無感はかなり心に重くのしかかるんだろうなと考えさせられました。 夏目漱石の皮肉混じりの文章、鋭い洞察を伴った人間を描く文章が、...続きを読む思ったよりも面白くて「坊ちゃん」を昔に読んで気にはなっていた作品だけれど、ユーモアまじりのどこか軽快に進んでいく「坊ちゃん」とは全く違う、曇天の中をずっと重い時が流れていくような小説でした。 小説の中から何かを学べるのだとしたら、この本からは「自分の行動に自分自身で責任が持てるか」と常に考えて生きなければならない、とじぶんの「こころ」に釘を刺すような痛みを学べました。
本書を初めて読んだのは、高校生のとき。先生の心の奥底に沈んでいるものが、あまりにも辛く苦しく、そのことばかりが頭の中を占めていました。 一方、“自分には三角関係なんてあり得ないだろう。正直こんな状況に自分はなりたくない。”と思っていました。 ところが忘れもしない社会人になって1年目、絶対にありえ...続きを読むないと思っていたのに、自分自身がはまっていた。本書のように泥沼にならなかったのが幸いですが、恋愛の恐ろしい一面を知りました。先生の言葉“恋は罪悪しかし神聖”グサリときます。 今回再読して、先生の苦しさだけでなく、先生を慕っていた“私”という人物にも思いを馳せました。“私”は実父の死が迫り来る中で、先生からの長い手紙を読みます。“私”は父よりも先生を尊敬していた。しかし、最終的に2人の人物の生き様から、どんなことを感じとったのだろう。 何より不憫なのは三角関係の中にいた女性、静さん。何も知らないことが本当に幸せだったのか。自死を選んだ2人の男性。残された1人の女性。男性の身勝手さを感じてしまいます。 後期三部作、最後の作品『こころ』(大正4年、朝日新聞掲載)は、様々に読みを深められます。まずは明治という時代背景からの読み解きがあります。そして“私”と先生の関係性1つとっても“私”が先生を尊敬する以上の気持ちも感じとれますし、先生の友人K、静さんの気持ちにまで及ぶと沼にはまりそう。人生経験の深さ多様さにより、本書から得るものは違ってくるのでは。 『戦争平和』(トルストイ)、『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー)のように、人間の本質、内面が深く描かれている『こころ』も、後世まで読み継がれる作品であると、あらためて思いました。人間の心は洋の東西、時代を超えて普遍なのだなあと。 タイトルの『こころ』について。なぜ、漢字でなく平仮名なのかを考えたとき、“人の心は良く言えば柔軟、悪く言えば移ろいやすく、容易に変化してしまう”そんな意味を投影させるために硬くなく、柔らかい印象の平仮名にしたのではないかと、ふと脳裏をよぎりました。
数年ぶりに改めて読み返して胸がじーんとした。 人は自分に失望したときが一番辛い。 人生の希望が無くなるから。 だから自分を追い詰めすぎず、 また客観的に話が出来る相談相手が何人かいるのが良いと思った。
【Audibleにて】 本当に面白かった!!!今から100年以上前に書かれたとは思えない読みやすい作品で、初めはのんびりと作業しながらAudibleで聞いていたのですが、Kが出てきたあたりから作業中以外でも続きが気になって聞いていました。 教科書に載っている作品だとなかなかフランクに手を出しづら...続きを読むい作品かもしれませんが、ぜひ若い人でも、たくさんの人に手を取ってもらいたいなと思う不朽の名作です。
前半はゆるりとした感じで、何が面白いのかなかなか分からなかったが、後半で一気に動き出す。 描写が非常に丁寧。先生の過去についても、普遍的な恋愛ベタのあるあるで、共感できるところも多々あった。 本屋に今でも置かれて読まれ続けている意味がよく分かった。 自分が20代のときにこれを読んだらどう思ったかな。
高校生の頃、教科書に載っていたので読んだことがあったが、全編を通して読んだのは今回が初めて。 大人になった今読んだからなのか、全編通して読んだからなのか、当時とはまた違った印象を抱いた。 当時は行動の背景や意味がイマイチ理解できず入り込めなかったが、今回は自らを重ねて読むことができた。 さらに人生経...続きを読む験を重ねてから読むとまた違った感じ方をするかも。 是非とも20年後くらいに再読したい。
何度読んでも名作。 Kの「ただ苦しい」という心境も、先生の嫉妬や、進むべきか止まるべきか揺れ続ける姿も、若さゆえの「私」の未熟な考え方も、登場人物すべてに共感が持てる素晴らしい作品だと思う。 繊細で、物事を深く考えすぎてしまう先生。 初めて読んだ頃はあまり印象に残らなかったけれど、時代背景もあるし、...続きを読む先生自身の性質もあって、天皇の死に大きく影響を受けたのも本当に彼らしいと感じた。 先生の遺書には胸を抉られるほどの共感があり、ストイックなKと揺れ動く先生との空気が、とても鮮明に立ち上がってくる。 そして、Kの自殺の場面は何度読んでも圧巻。
夢中になって読んだ高校生のころ。授業中にこっそり読んで、どっかシーンでは保健室に行って大泣きした思い出。読書好きになるきっかけをくれた本。 また読み返したい!
教科書に載っていて、面白かったので本を買って読んでみました。 文章がとても読みやすくてネガティブな思考が自分と重なる部分がありました。 他の夏目漱石作品も読みたいです。
今更ながら、読んでみた。小学生の頃に国語の授業で読んだきりです。全てを読んだのは初めてでしたが、とてもよかった。語彙力が乏しくてもどかしいながらも、夏目の文体をマネしたくなるくらいには影響を受けました。自分の好きな文章鳥羽なんだろうと考えていたが、少し答えが出た気がします。形容詞の使い方や修飾の仕方...続きを読むが上手い文章が好きです。人間の暗い部分を覗いたような感覚であった。
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