【感想・ネタバレ】アヒルと鴨のコインロッカーのレビュー

あらすじ

大学入学のため引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。標的は――たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ! 四散した断片が描き出す物語の全体像とは? 注目の気鋭による清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。

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Posted by ブクログ

伏線回収が気持ちよくてめちゃくちゃ面白かった。
最近読んだ本の中で1番刺さったかも。
主人公の心の声とか言い回しが個人的に好き。

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

有名作品なのに長らく読む機会がなかったのだが、この度、伊坂ワールドデビュー。このタイトルと「一緒に本屋を襲わないか?」なんて突拍子もなく軽妙な始まり方からは想像もつかない、とても切ないミステリーだった。叙述トリックの代表としてもよく言及されるが、なるほどそこで騙してくるのかと大変楽しめた。タイトル回収を半分ずつ、でもしっかりさらってくれるのもいい(英語タイトルの方が直球でネタバレを想像させる?)
必ずしも後味の良い読後感ではないが、不思議と読んでよかったと思わされる作品。

作品を通じて要所で出てくるブータンの人達の人生観が作品のテーマと混然となって、いい味を出している。

これまでちゃんと聞いたことがなかったけど、ボブディラン、聞いてみようかな。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

お友達におすすめしてもらった本。
途中まで2年前と現在という文字を見落としていて混乱したけど、物語が一気にクリアになる場所からノンストップで読み続けてしまった!
きっと結末を知って、もう一度読むと色々なところに伏線が散りばめられていると思うので、もう一度読むか、映画を見たいな。
ダラダラ読み始めてしまったので買ってから時間がかかってしまったけど、またお友達に会えたら感想を話したいな。

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場するものたちは伏線たちです。メタに観てしまいすぎると浮かんで来るかもしれない「物語の要請」を、「輪廻」の理想と、ヒーロー達の情動の成長と儚さが隠してくれて余りあります。「輪廻」は救済です。五人が幸せな輪廻で再会しますように!

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2026年07月24日

Posted by ブクログ

この話はどう展開し、どう決着が着くのだろう?と終盤に差し掛かるまで、ふんわりと読み進めていると、大きなトリックが開示されたところから、全体像がクリアになり、一気に読んでしまった。全てのピースがはまるような伏線回収がお見事!読み返したい。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

__「一緒に本屋を襲わないか?」
あまりにも怪しい誘い話に乗ってしまう椎名

なんで!?と思いますよね。私も思いました。
隣人は、なぜ誘った?そもそも襲う理由は?

過去と現在を行き来しながら物語が進んでいきます。

そこに待っていたのは、想像していたよりも壮大な物語

読み終えたあと、非常に切ない気持ちになりました。

ザ!ミステリー!が苦手な方でも読みやすいと思います。


個人的な感想....
句読点がやたら多すぎて、読み慣れるまで時間かかった、、なんじゃこの書き方は!?って思いました。スミマセン

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2026年07月16日

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どわーーー。面白かった。
映画で前見たことがあって、289pのくだりだけ印象に残ってた。
それでもどのページも面白くて、ずっと面白かった。
これは、他の伊坂作品も読まなくてはいけない。

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2026年07月12日

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登場人物に好感が持てる
ミステリーとしても完成度が高い
ちょっとした違和感を見事にひっくり返された…

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

これは傑作。冒頭から掴みはバッチリ、「現在」と「2年前」を交互に描くことで何が起きているのかうっすら予想させつつ、はっきりとは説明せずに引っ張るから読者は先が気になる。登場人物も伊坂幸太郎らしい癖のある人たちで魅力的。デビュー作とは思えない完成度。

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2026年07月01日

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とにかく良かった
話の内容的には悲しい話ですが現在と2年前の視点でそれぞれ異なる人物が視点ですがその人物は全く交わらず2年前に出てくる3人から繋がる話でした
伏線回収もありボブ・デュランが聴きたくなりました
個人的にはこの言葉が良かった
楽しく生きるには2つの事を守るだけ
1・車のクラクションを鳴らさない事
2・細かいことは気にしない

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2026年06月26日

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マジで読んでよかった。メインのドルジと琴美と河崎は三人とも魅力があったし『アヒルと鴨のコインロッカー』っていうタイトル回収もエモい。動物が可哀想な目に遭うところだけダメだったけど、伊坂さんの作品の中で一番好き。

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

過去と現在の物語が、テンポよく交互に出てきて話が進み、最後にはものすごくキレイに伏線回収されて驚いた。

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

登場人物の軽妙なテンポの掛け合いが、初期の伊坂幸太郎の独特の「間」を感じさせる。
久しぶりに、伊坂幸太郎の作品を読んだが、こんなに読点が多かったっけ、となった。個人的には登場人物の思考のスピード感を反映しているようで、悪い違和感はなかった。
他に気になった点でいうと、似通った表現が多くなっている気がした。しかし、気持ちの悪いほどではなく、物語のリズムが良くなっていたり、対比のように感じたりする効果もあった。
感性的な文でありつつも、無駄な部分が削ぎ落とされていた。それにより、少しの違和感も放ったらかしにされず、最後に綺麗に伏線回収される気持ちの良い作品だった。

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2026年06月23日

Posted by ブクログ

伝説的作品。初トライ。面白かった。椎名の父の容体が気になるが、この物語はドルジと琴美と河崎の物語なので、ここまででいいのだ。

椎名は引越してきて、隣の103号室に挨拶に行ったら、河崎に本屋さんへの強盗に誘われる。広辞苑が欲しいらしい。

車が猫を撥ねて行ってしまったので、公園でブータン人のドルジと埋めてあげる。と、ペット殺しをしていると思しき三人の若者に襲われて逃げる。

本屋強盗に誘われた翌日、僕はバスに乗る。痴漢がいたが、コワモテのお兄さんで、僕は助けを求められたがみぬふりをしてしまう。葱をもったオバさんが助ける。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

過去と現在が交互に進むため、始めは断片的な情報しか得られない。しかし物語を読み進めるにつれて二つの話が次第に繋がり、最終的には楽しそうな日常が悲劇へと変わっていく展開に驚いた。叙述トリックにもしっかりと騙され満足感があった。

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2026年06月12日

購入済み

複雑だけど良い

動物が痛めつけられている描写はすごく不快で、犯人が最終的にどうなったか分かるまでとても長く感じた。
途中、過去から現在へ場面が変わって全ての話がつながった瞬間は、伊坂作品の良さを感じられて良かった。
それぞれの場面での人の顔や風景までイメージの沸く読みやすい作品で、かつストーリーも満足度の高いものだった。タイトルの伏線回収までしっかりされており、気持ち的には晴れないけれど、スッキリ読み切れた感じ。

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2023年01月08日

購入済み

途中

だけれども面白いです!

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2020年03月18日

ネタバレ 購入済み

河崎の正体は伏線も多くて分かったけど、琴美は死んだと思わせて生きてる? とか、麗子を信じるなとか黒幕? とか色々予想できて面白かった。
裏口が悲劇に繋がってるとか、アヒルと鴨の話とタイトルの繋がりとか、あーこれも繋がってくるのかーと伏線の回収がすごいなと思った。
シッポサキマルマリの持ってきた数字選択くじの番号がコインロッカーの番号かと推理したけど別の思惑だった。

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2019年12月03日

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ほ、ほぉーん!!!なんだろう!!ふんわりおもしろい!!!!広辞苑を盗みに、書店を襲おうだなんてなんてロマンチックなあらすじなんだ…私が買ったものにはビブリオバトルでの紹介文がかかれていたのですがこちらもとても魅力的でした

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2026年08月06日

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現在と2年前の物語が交互に進みます。関係なさそうな2つの話、でも共通の登場人物が何人かいることがわかってきます。
アパートの隣人・河崎から、書店襲撃計画を持ちかけられる主人公・椎名。
動機も強奪するものにもイマイチ納得できないまま、流れで手を貸すことに。
のっけからの「本屋襲撃」というワードに「どういうことなの」が止まらずグイグイ読んでいくと、ものすごい真相にたどり着き、ええー…(いろいろショック)。
でも、だからこその、この展開だったというのはわかりました。わかったけど悔しいなぁ。
伏線の回収はスッキリ!

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2026年08月05日

Posted by ブクログ

「神様に見えない場所で悪いことをする」コインロッカーに閉じ込めたのは、ボブ・ディランの歌と、誰にも汚されない存在だった。
2年前の悲劇の最終章に参加させられた椎名が目撃したのは、「アヒル」になった「鴨」。
来世で三人が再会しますように。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

伊坂さんの作品の中ではあんまり驚きはなかったかな。エンタメ的な面白さよりもタイトルと物語の展開のしんみり感が強かった。

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2026年08月01日

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なるほどと唸りました。『一次元の挿し木』を直近で読んだものだからトリックに驚ききれなかったことが残念でしたが、それでも驚かされました。

ドルジの物語はどうなるのかな。

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2026年07月28日

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高校〜大学生くらいの頃、伊坂幸太郎さんにめちゃくちゃハマり、著作を片っ端から読んでいた記憶があります。
あれから十数年…。最近は伊坂さんの作品を手に取ることは少なくなりましたが、今年の5月に「ジュウリョクピエロ」という馬がG1レースで勝利した(初めて女性騎手がG1をとった)という話題を聞き、なんだか伊坂さんの初期の作品が急に読みたくなりました。

本作に関しては、映画版もすごく好きだった(瑛太がハマり役すぎる)し、物語のカラクリもばっちり覚えています。
結末を知っているからこそ分かる伏線や伊坂作品でしか味わえないシュールな面白さ、独特の台詞回しや会話の掛け合いが非常に楽しかったです。

私は新しい小説をどんどん読みたい派なので、小説を再読することはほとんどしないのですが、懐かしい気持ちを噛み締めながら読書するのも良いものだなと思いました。
実家にある伊坂作品、また掘り出してこよう(笑)

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2026年07月26日

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地上からわずか何センチだけ浮いている物語
まさに伊坂幸太郎ワールドな作品でした。
現在と2年前が違い違いに紡がれており、289ページでそのボタンが掛け違えている事に気付かされる。
タイトルの回収もお見事。
面白かったです。

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2026年07月12日

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伊坂幸太郎先生の小説はなんと初めて。このポップでちょっとファンタジックでリズム感のある文章が先生の特徴なのだろうか。非常に読みやすい。
ただ、私には少し軽い感じがした。ミステリーは大抵人が死ぬ。死を扱う上での最低限の重みが今少し感じられたら良かった。
とはいえ話は面白いし読みやすいし。楽しい読書時間を過ごせました。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

 大学になり一人暮らしを始めた椎名が、アパートの隣室に住む河崎から「本屋を襲撃して広辞苑を盗む」という頓狂な計画に誘われた。
 並行して、2年前の琴美、ドルジ、河崎の3人を巡る物語が展開される。
 2年前の物語と現在の本屋襲撃が交わる先にあるものはーーー

 青春小説(とは言っても「溌剌」「甘酸っぱい」というよりは「気怠い」「白昼夢」のような空気感漂う)の要素とミステリ小説の要素を掛け合わしたような作品。
 要所要所に散らばった微妙な違和感が伏線となり最後に綺麗に回収。
 文章の端々やセリフの掛け合いがいちいち軽妙でコミカルでつい笑いそうになる。
 でも最後にはしんみりとして少し寂しいような読後感が残った。

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2026年06月20日

購入済み

面白かった

とても面白かったです。

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2014年05月06日

Posted by ブクログ

期待値が高すぎたのか、そこまで面白くはなかった。帯に『たったひと言で、それまで見ていた世界が一気に書き換えられてしまいます』と書いてあったので、期待していたが、数あるパターンの1つだとしか思わなかった。
後半の伏線回収は伊坂幸太郎の作品だなぁと思った。

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

伊坂さん初めてです。
文体や細かい伏線などは凄いし、大分好みだなと思いました。
ただ、もう少し早い時代に読めていたらまた評価も変わったのかなと思いました。刺激になれてしまった現代でもっとこの作品に刺激ある展開がみたかったです。

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2026年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生きるのを楽しむコツは二つだけ。クラクションを鳴らさないことと、細かいことを気にしないこと

動物虐待は心が痛くなる……

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2026年07月22日

Posted by ブクログ

約10年前に読んだけどほとんど覚えていなくて新鮮な気持ちで読めた
最初は現代と過去がどうやって繋がっていくのかわからなくて、途中から交差していくとともに展開がどんどん進んでいくのがおもしろい
個人的にはもっと爽快感ある終わり方が好き

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

下北沢、高円寺、若さ、青くささ、ロマン、こうしたワードが好きな人はどハマりするんじゃないか?という印象です。

ミステリーとして紹介されることも多いですが、ミステリー要素もありつつ、でもどちらかというと上記のような青春ヒューマンドラマ作品という印象でした。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

最近の伊坂作品を先に読んでいたので、伊坂幸太郎も昔はこんな文書を書いてたんだな、と。初期の頃から読んでいくものが良さそうだ。教訓。

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2026年06月18日

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