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山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは? 探偵・上苙丞(うえおろじょう)はその謎が奇蹟であることを証明しようとする。論理(ロジック)の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵にミステリ界激賞の話題作。
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Posted by ブクログ
キリスト教含む宗教、中国語、ミステリー、私がちょうど好きで学んでいるコンテンツが出ている小説で、とっっっても良かった! やっぱり知識があって読むのと無くて読むのとでは全然違うんだなぁ、、、としみじみ感じた。 読書を習慣としてから数ヶ月、こういう所にも読書の楽しみがあるんだなぁ、と思いました! 海外文...続きを読む学、洋画が好きな私には、登場人物たちの回りくどい言い回しや蘊蓄などもとっても痺れた! ただ、台詞回しや仕草に往々にしてアニメ感が出ていたので苦手な人は多そう。。 でも!でも!私は好きだった〜!
一般的に「悪魔の証明」を反証するのは、極めて合理的な反論がないと難しいとされている。しかし、この作中では依頼人が語った過去の事実のみでロジカルに反論をやってのけている。 本作の主人公である上苙丞は「その可能性はすでに考えた」と放ち、巧みに相手を反証している。その快刀乱麻っぶりはなかなか気持ちがいいも...続きを読むのだ。とはいえ、次々と対戦相手が出てきて、戦っていく様はまるでRPGゲームをやっているのかのような興奮感すらあった。 この男が、この探偵が、次はどのような推理バトルを繰り広げるのか楽しみである。
名前の読み方などがちょっと取っ付きにくい部分があるが、それに慣れだした頃にはもう沼にハマっている。一見ミステリー小説によくあるいろんな事件の短編が連なっている構成に感じるが、あくまで一つの事件のありとあらゆる可能性を描いているだけで、主人公にしか見えていない事件の全貌が解き明かされていく感じが、事件...続きを読む解決ものとは逆のアプローチがしてとても面白い。終盤の主人公が追い詰められているところで助手役が発破をかけるシーンなんかはもう少年漫画かのようにアツくて震えた。一気に読み終えてしまった作品。
単なる事件解決でなく、ライバルの推理を否定して事件でなく奇蹟と証明する、新鮮すぎるフォーマット。加速度的な展開も魅力的。 個人的には、中華系に寄せる必要があったのか疑問。ただでさえ繊細なロジックなので、理解しやすい日本語でもよかったのでは。
めちゃくちゃクセがあるミステリ。そもそも登場人物が若干大袈裟というか漫画ちっくなのでその世界観に慣れなきゃいけない。推理自体はとても興味深かった。ひとつの事件のさまざまな可能性の話。希望が持てる話は好きだ。
奇蹟を否定するための推理合戦と、その推理への反駁っていうテーマが面白い! 個人的にあんまりミステリーの推理合戦パートは得意じゃないことが多いんだけど(どうせこのタイミングで出てきたってことは誤答なんでしょ?って冷めちゃう……)、否定すること前提なら見方は変わってくる。
証明方法も今までになく、話の流れもよくまとまってておもしろかった。が、中国人や枢機卿が出てきたりと世界観はわかりにくく入り込みにくかった。
なるほど、そうゆう進め方か。と、ストーリー展開について、私は楽しめる作品でした。 時代背景や登場人物たちの設定を理解するために、片手で検索しながら読み進める部分もありましたが、それも含めて楽しかったです。
『うみねこの鳴く頃に』というビジュアルノベルを思い出すようなトンデモ論理対決。私はかの作品も好きなので好きな部類でした。謎の答えを一意にすることの難しさを書き手の視点で感じる。 一方で現代側のストーリーは少々急展開でバトル漫画みたいな調子だった。
探偵が早すぎる、アリアドネの声の次に読みました。 こんなすごいものを生み出していたなんて…! そもそもの推理に向けての設定がめっちゃいいし、すごい論理的な話をされつつ、ロマンがあるふわっとした世界観が最高でした。
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