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雪山の洋館での殺人。犯人は双子のどちらか。なのにいずれが犯人でも矛盾。この不可解な事件を奇蹟の実在を信じる探偵・上苙丞(うえおろじょう)が見事解決ーーと思いきや、癒やし系天才美人学者の硯(すずり)さんは、その推理を「数理論理学」による検証でひっくり返す!! 他にも個性豊かな名探偵たちが続々登場。名探偵を脅かす推理の検証者、誕生! 大ヒットミステリー『その可能性はすでに考えた』はここから始まった!?
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Posted by ブクログ
井上真偽さんのデビュー作。 数理論理学という聞き慣れない学問を使って、事件の推理が正しかったのかを検証する、という話。 難解な数式というよりは、命題や論理の記号を駆使して、推理を数式化しており、恐らく多くの読者には理解できない部分が多かったと思う。 (私も含めて) しかし、敢えて井上先生はそれを...続きを読む分かって本作を書いており、主人公の大学生も高度な説明に全くついていけていない、という形で読者の理解のハードルを同じレベルにしてくれている。 また、各章の話が最後に繋がりを見せる部分は、私の大好きなどんでん返しの要素もあり、とても良い気分でひっくり返されてしまった。
この作品の主人公しかり、硯の論理式やらなんやらをばっちり理解できた人間の方が少ないだろう、いや少ないに決まってる。それは置いといて、面白い作品だった。特にタイトルの意味の判明やら伏線回収やらがここまで鮮やかなのは久々かもしれない。伏線についてはある箇所に違和感は少しあったもののそれが最後にああいう風...続きを読むに絡んでくるとは想像もしてなかった。
『姑獲鳥の夏』を読んだ時と似た衝撃が走った 何処かと言われればレッスンⅡに出てくる直観主義論理のところ これがどう面白いかは是非読んで確かめてもらって 何より、今までの探偵小説を超越(メタ)した推理が面白かった 論理学自体にも興味を持ってきた
文系なので主人公と同じ目線で硯さん何言ってんだと思いつつ読み進めた。(主人公は一応理系だけど) 文系にも分かりやすい例題のくだりは笑ったし、色んな場面でちょいちょい笑わせてくるので楽しく読みやすかった!
ミステリ小説と思って読んだら難しい数式が立ち並び読者を数学論理の世界に引き摺り込む世にも珍しい小説だった。内容もちゃんと練られており、ジャンルとしてはミステリになると思うが所々に出てくる専門用語(シークエント計算とかもはや読者に分からせる気ないやろ!)の内容が全体の3分の1くらいを占めていてメフィス...続きを読むト賞も頷ける奇天烈な内容であった。この著者はもはや小説ではなく学者とか違う分野でも成功できるのでは?次作のその可能性はすでに考えたも最高に面白いのでまだ読んでない方本書も合わせては是非読んでみてほしい!
もっと評価されていい。 後にも先にもこんな推理を見せてくれる作品は無いのでは。 恋愛要素のところで若干の取っつきにくさを感じたが、オチで腹落ちさせてくれる設定も妙で、感服。 シリーズ化を強く望みますが、難しいのかなぁ。 本当に読んでいて楽しいのが素晴らしい。変にセンセーショナルな展開で釣るのではなく...続きを読む、平々凡々な進め方をしているのに常にポジティブな場所へ読者を連れていってくれる才能が素晴らしい。
91点:僕が絶対不変の事実と信じていた公理が今、形を変えた。 天才的な伯母に探偵の推理があってるか検証してもらう主人公。そもそもなぜ検証してもらうのか?圧倒的傑作!
なるほど分からん! 数理論理学難しい 上苙丞シリーズかと思いきや上苙が登場するのはほんの一部分 主人公は天才論理学者の硯さんと詠彦 詠彦が解決済事件の内容を硯さんに話、硯さんはその事件の真偽を判断するという安楽椅子探偵さながらの推理をしていく またその推理の過程に数理論理学を用いるという一風変わっ...続きを読むた物語の展開がされる が数理論理学の内容が難しすぎて、さながら詠彦と同じ状態だった 巻末資料もなんのことやらさっぱり笑 ラスト付近にどんでん返しもありで物語自体は面白いので記号や符号の羅列が苦じゃないよという方はおすすめ
探偵が既に推理したトリックが実現可能かどうか、数理論理学を以て検証するという珍しい小説だった。 テーマが難しいので、もっと読むのに時間がかかるかと思っていたけれど、地の文の軽さや、キャラクターのコメディ感でバランスが取れているのかテンポよく読めた。 有識者が読んだらどうコメントするのかわからないが、...続きを読む数理論理学に興味を持つきっかけになる一冊だと思う。
名探偵が披露する名推理に潜むバグを瞬時に見抜く天才学者 4つの事件とエピローグで明かされる本当の目的で二重構造のミステリー がっつり「数理論理学」の難解な講義を読む…ことをクリアできるかできないか…それが問題だ □P:この本を最後まで読めたらクリアできた True or False
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恋と禁忌の述語論理
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井上真偽
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