【感想・ネタバレ】ハウスメイドのレビュー

あらすじ

全米を恐怖と驚きで包み込んだ衝撃の一冊がついに邦訳!

ミリーが手にしたハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。妻の奇妙な言動。牢屋のような部屋。恐怖と驚きの結末とは

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Posted by ブクログ

前科持ちのミリーは、ウィンチェスター家のハウスメイドとしての職を得ることに成功する。給与は申し分ないものの、彼女に与えられたのは粗末な屋根裏部屋。それでも今までのことを思えば充分すぎる好待遇に歓喜していたミリーだが、働き始めてすぐに違和感を覚える。異様に散らかり汚れる部屋、態度がすぐに豹変するニーナと扱いが難しいセシリア。庭師のエンツォも謎めいた警告を発する。家の主人であるアンドリューは唯一、まともで非の打ちどころがない人間に思えたが、しかし彼はなぜこんな異常な生活に耐えているのか……。読みだしたら止まらないサスペンスです。
これは前半部分についてしか語ることができません。あとは読んでのお楽しみです。しかしその前半部分だけでも充分に引き込まれました。ニーナの不安定すぎる挙動と、それに必死に耐えるミリー。これ、普通の人間なら即逃げ出しています。行き場がないからこそ踏みとどまるミリーにはひたすら頑張れ! と応援する気持ちになりました。ミリーにぶつけられる要求の数々が理不尽すぎて、もうしんどすぎる。自分だったらすぐメンタル折れてる。無理すぎる。
そんな中、ミリーに訪れる千載一遇のチャンス。これを見事ものにしてこの状況から脱出するのか、とわくわくしたら、まさかの展開。あまりに邪悪です。だけれどラストには胸がすく思いでした。これ、続編もあるんですよね。楽しみです。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

8さんのレビューを読んでこれは!と思い、その後ひま師匠とミユキさんが登場人物の少なさと、読みやすさをアピールして下さり、新品購入でーす (๑˃̵ᴗ˂̵)و
ドンドンドン!パフパフ!!(*≧∀≦*)
新品購入全然勿体なくなかったです!!凄いッス!!!

めっちゃ好きです!
もう、超好きです!この展開

ちょっと読んで、こわっ!
もうちょっと読んで、こわっ!
ホラーかよ!


もう最初から不穏なんですよ。

住み込みのメイドさんが寝る部屋は、中からは鍵がかからないのに、外からはかかる!?

こんなん、もうこの一文読んだだけで何かが起こるって思いますやん!
お願い、その部屋に行かないでー!!!
って思いますやん!!

そこに出てくる、意地悪な雇い主と、意地悪な娘!

うわぁー、どうなるの!?
ねぇ、どうなるの!?

そこに出てくる意地悪な雇い主のイケメンご主人公ですよ。
しかも、あーた、メイドに優しいんザマすよ!

もうこんなんね、不穏続きですわ。

不穏も不穏。
不穏のオンパレードです!


この本はひょっとしたら女性向きかも!?
めっちゃ面白かったです!!

翻訳モノ、自分で買うことないですが、8さん、ミユキさん、ひま師匠のおかげで出会えました (๑˃̵ᴗ˂̵)و

めっちゃ嬉しいですっ!!

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

文句なしに面白いサスペンス小説。
数段構えのどんでん返しに、続きが気になる展開の連続で、500頁以上あることも気にならずに一気に読み進めた。
ネタバレになりそうで月並みなことしか書けないが、今年読んだ本の中でも上位にくる面白さだ。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

一気読みした。
なんだろう。読みながら、映画「Mr,ノーバディ」とか「プロミシングヤングウーマン」なんかを連想した。設定は全然違うけど、根っこの部分で通じるものがある。
化け物には化け物をぶつける、みたいなところは「貞子VS伽倻子」だし。
映画ばかり例に出して脱線してしまったけど、ミステリーというよりエンタメ要素が強いと思う。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

一気読みしてしまった。
 「こいつ」は怪しいよなというのはわりとはやく感じるのだけど、何がおかしいのかがわからない。最終的な「問題解決法」にも驚いたけれど、最後の最後には「そうくるか〜」となった。こうなったら続編も読まねばなるまい。

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

海外ミステリーはあまり読んだことがなかったけど、他の方も言われているように、読みやすい文章で一気読みできた。

登場人物に共感とか、教訓を得るとか、そんなことをなんにも考えずに、お金持ちの豪邸でハウスメイドが雇用主夫婦と繰り広げる映画やドラマみたいな映像を脳内再生しながら、ただただ楽しんだ。
次作に続くようなエピローグも最高!

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!

ツイッターでこれ面白いよ!と勧められていたので読んでみた。面白かった。

ニーナ絶対頭の病気あるだろ!と思ってたら無かった。
こわ。
第一部では、ニーナとセシリアの言う事とアンドリューが言う事、どちらも確たる証拠が無いのに、優しくてハンサムで話を聞いてくれるアンドリューのほうの情報ばかり鵜呑みにしてしまうのが怖いな。
ピーナッツアレルギーマジであったとわかった時のアンドリューの怖さ。

主人公のミリーは何の罪で17歳の時に10年刑務所にいたのかわからなかったのと、ファーストフードで辞めさせられた原因も不明確だったので、信用出来ない語り手。あとアンドリューのこと好きになって丈の短いスカート履いたりテレビ見たりすることが気になってた。脇が甘いというか、もうちょっと節度持とうよ、っていう気持ち。下心持っちゃうのわかるが。
アンドリューの本性わかってから読むとマジで怖いなこの一家って思う。でもセシリアのワガママと命の危険ゆえの生存戦略の見分けつかないよ。冷食を好むのはアンドリューに毒を盛られたからだろうなとか。なるほどな。

作者が脳外科医なので、ミーナの振る舞いは実際の患者だったり症例なんだろうな、と思った。患者が言ってることが本当だった場合も考えて問診しなきゃいけないのムズい。

最後、アンドリューのサイコパスさは母親譲りとわかったのが面白い。
アンドリューが白い服を着たブロンドを好むのも母親に認められたい気持ちの表れなんだろうな。こわ。

夫への怯えで太って嫌われようとする生存戦略は家庭内からの親、主に父親や義父からの性的虐待を避けようとする娘みたいだな、と感じた。
他の作品で見たことがある。

最後はまたDVに苦しめられている家庭に行くことになるミリー。
美人でめちゃ強なミリー。
暴力性への加減がもうちょっと出来たら警官とかFBIで出世しそうな人だなと感じた。
ニーナのこと見抜けなかったけど訓練すれば良さそうな素質具合をアンドリューへの反撃から感じた。

続編楽しみ。

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2025年11月16日

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ドキドキ、ヒヤヒヤさせられたのと軽いどんでん返し的なのもあり、凄く良かったです。
読みやすくてほぼ一気読みしました!
絶対次も早く読みたい!

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2025年11月16日

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海外ミステリーらしい怒涛の展開、緊迫感のあるテクスト、エンタメはこうでなくちゃ。
ラストは勇気づけられます。

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2025年11月12日

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海外ドラマで作られそうなとても面白い内容でした。最後まで展開がわからない、ハラハラ、ドキドキ感もあり、一気読みしてしまいました。おもしろかったです!

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2025年11月09日

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うわー面白い。
ああよくあるパターンね、とか思ってすみませんってぐらい予想外の面白さだった。
ずっと感じていた気持ち悪さの正体が第一部のラストで分かった時の衝撃。
第二部でハラハラさせられた後に続く第三部でまたしても衝撃。
そうきましたか…!と、見事にひっくり返してくれる。
多分、その瞬間は興奮で体温上がった気がする。
プロローグ、エピローグさえも秀逸で、最後までめちゃくちゃ楽しんでしまった。
これは次巻も読まなければ。

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2025年11月08日

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裏表紙の内容紹介からとても面白そうだと思い購入しましたが…読み進めていくたびに、え!?え!?えっ!!と、どんでん返しの繰り返しでした。まるで映画を観ているかのように映像が頭の中に浮かんできました。絶対読むべきミステリー

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2025年11月06日

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めっちゃ面白かった!
読みやすいし、止まらない。
続編を早く日本へ!!
やっぱりあるよね続編。次の家でも・・・
とにかく最初はニーナがやばすぎて笑ってたけど、そういうことか。

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2025年11月01日

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ネタバレ

自分の安易な予想は最後まで外れっぱなし。第一部のラストは衝撃的で、思わず本を閉じてしまった。ふう。続編も楽しみだ。

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2025年10月29日

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いやー面白かった! 10年ほど前のある作品を思い出したよ。ネタバレになるかも知れないから作品名は出せないけれど。481ページの最終行では思わす喝采をあげたよ。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

はぁ。そう来たか。と何度も唸らされる。主要な登場人物は4人。場所もほぼひとつ。こんな限られた制約でよくもまあこれだけの伏線とストーリー展開を仕込めるなあと思う。ミステリー好きの方はもちろん、名前が横文字で海外ミステリーを避けてる方にも読んでほしい。続編も映画も楽しみすぎる。

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2025年10月24日

ネタバレ 購入済み

面白かった

洋書は名前を覚えられなくて苦手だけど
主要な登場人物が少ないので読みやすかったです。
定番な流れの推理小説ではないけれど、どんでん返しが楽しめました。

#ドキドキハラハラ

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2025年09月29日

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うおー、騙された。本の半ばのあるポイントで普通に、え、あれ?!おー!!となった。ところどころで、あれ?っていう違和感があったはずなのに、軽快かつぐいぐい読ます文章だからするするとどんでん返しポイントに連れて行かれ、まんまと、うおーとなった。こういう読書体験は好きだ。

話は、刑務所から仮釈放で出てきたばかりのミリーが、富豪の家に住み込みの家政婦として雇われるところから始まる。そのミリーの目から見た、ヒステリックな女主人、嫌味な子供、そして、ダンディで紳士な夫の住む家での日々が描かれる。翻訳版家政婦は見ただ。

時折不穏な空気が流れる。英語が分からない庭師が何かを警告してくる。ミリーにあてがわれた屋根裏部屋は外から鍵を閉められる仕様だ。女主人のニーナのヒステリックないじめは度を越している。この家には、なにかある。

忘れちゃいけない、プロローグでは、何者かがこの家で殺されていて警察に誰かが事情を聞かれているところが描かれているのだ。時系列は分からないけど、誰かが殺されるのだ。ワクワク。

…と、怪しさ満点だったのに、いつしか警戒を忘れて読みふけり、そして普通に騙された…!笑
しかもどんでん返しポイントが来るのは意外に早い。そして物語がひっくり返ったあとも、どんどん面白くなる。ミニどんでん返しが連なり、最後のページまで間違いなく楽しめる1冊。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

嫌な振る舞いをする登場人物が散見されて、好みが分かれるところではありますが(私は少し苦手)、
登場人物が少なく、話の筋が追いやすく、一気読みできる作品。

ハンサムで社会的地位がある好人物のようで実はサイコパス、という象徴は物語の中で消費され尽くされているようで、(ミステリーの枠組みの中で出てきた時点で怪しまれる)それでも本作のようにまだまだ一つの作品を引っ張る力がある。
ここに実は一番一筋縄ではいかない人物は主人公であり、サイコパスを作り上げた母親もまた常識の枠外で生きているという要素を入れて、意表をつかれたい読者の期待に応えるエンタメ作品になっていると感じました。辛い目にあった女性皆が人生を取り戻すという終わり方も支持されそう。

シリーズ化ということは、ミリーは家政婦の体で家庭内トラブルの解決を(暴力を行使して)図る仕事を請け負うことになったということ、、?
続編や映画化作品も気になります。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

メイドのミリーが、明らかに精神状態のおかしい雇い主のニーナに苦しめられる第一部。しかし第二部に入ると見え方は一変。本当におかしいのは…?そしてミリーは危機を回避できるのか?
第三部はまさかの展開で、驚くとともに恐ろしさに戦慄。エピローグの、ミリーと雇い主のやり取りもゾクリとさせられる。
第一部が少々長いかなと思ったが、気がつくとページを繰る速度が上がっていた。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

軽めのホラー、サスペンス。
読みやすい!登場人物が少なくて助かる!
2部で視点が変わることでわかるようになる真相があったが、意味不明だった1部の不穏な空気にドキドキしていた読書体験もよかった。
展開は、全く予想もつかなかったというと嘘になるが、それでも十分に面白かった。
映画公開する際は、3部は応援上映で頼みます。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

海外ミステリーを久々に読んだけど、こんなに読みやすかったっけ?と思うくらいにサクサク読み進められる文章。

主要な登場人物は5名、舞台は豪邸の一軒家という限られた情報だからこそ物語に集中できたし、場面が変わったときの「そういうこと?」という驚きがダイレクトに感じられた。一文一文がさっぱりしてるからってのもある。

続きありそう〜と思ったら、続編出てたね。映画化もされそう〜と思ったらアメリカで12月公開だったね。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

前科持ちの女性がやっと得た裕福家のメイド仕事、
旦那は成功者でイケメンでジェントルマン、
妻はワガママで横暴で精神不安定、
そんな家で起こることといえば…

第1部から第2部への転換でド肝抜かれた的にあとがきで訳者もおっしゃってますが、
少しでもホラーサスペンス読んだことある人には、想定内中の想定内
ラストまでも正直想定の範囲内。
映画かドラマにはしやすそうだなー的な。

この本の一番良いとこは、訳者の方の仕事が素晴らしい。英訳の文章なのに、極めて日本語で読みやすいし、スッと没頭できる。

本作の次作もいいけど、訳者の高橋知子さんの別の本を読みたくなる。そういう意味での良書。

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

次が気になりすぐ読み終えた。
途中から夫が優しすぎる点や主人公がなぜ刑務所に入っていたかという点から結末をやや予想できたが、最後まで面白かったので続編も読みたい。

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

海外ミステリーを読むのは初!
最初はホラー要素も入ってるのかな?と思ってたけど全然そんなこともなく読めた!
個人的にサスペンス系の話はめっちゃ好きでこの作品も刺さった
そして脳外科医の先生が書かれたと言うことで
医師が書く本に今の所ハズレなし!

早く続きが読みたくなってとても楽しめた1冊

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

冒頭の「信じられないことが!」っていうのは下半身のあざのこと?だとしたら最後まで引っ張るほどの話?
なんで事故扱いになったの?
ペンチがあったらさすがに脱出できるやろ。

ってあたりが引っかかったので星マイナス1個。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

前評判通り一気読み!
途中からハラハラドキドキ、ヒヤヒヤで読み進めてあっという間でした。
ただ、どんでん返しなラストと言われると、登場人物少ないだけにあかんやつはこいつかと予想しやすかった。
あと、ちょっと登場人物が薄っぺらくてずっしり感がなかったのが残念。
ただ、エンタメとしては文句なしに面白!かったです。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

展開は正直読めるところがあるけれど登場人物少ないしテンポ良く進んでいくので楽しく読めた。
とはいえ必殺仕事人オチになるのは読めなかったのでシリーズ化するのかなと思ったら次作の邦訳が年内に出るとのこと。
本作はシドニー・スウィーニー主演で映画化するようだけれど個人的にはアニャ・テイラー・ジョイやソフィー・タッチャーとかで観たかったなと思う。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

ミステリなのかホラーなのか、どっちに転ぶのかなーと思っていたら、予想の斜め上に跳び上がり、たいへんに面白かった。解説によると続編もあるらしい。楽しみ。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

三部構成になっているが、2部に入った瞬間読みたい欲が失速、、、。
アメリカのホラー?サスペンスってなんでこーゆー展開好きなん?笑
映画で見たことありすぎる展開で、今後の展開が容易い。ほんでそんな感じ。
え?こうしたらええんちゃう?どうした主人公??思考力のバグ発生してる?でなんかも~ハァ(´д`)って感じ。
一部はめちゃおもろかった。

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2025年10月30日

Posted by ブクログ

長いが、登場人物が限られるので、結構読み飛ばした。これで続編て、どう話を捻るつもりなのか。視点を変えた第2部は映画でどう描くのやら。

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2025年10月26日

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