【感想・ネタバレ】ハウスメイドのレビュー

あらすじ

全米を恐怖と驚きで包み込んだ衝撃の一冊がついに邦訳!

ミリーが手にしたハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。妻の奇妙な言動。牢屋のような部屋。恐怖と驚きの結末とは

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

登場人物も限られているのもあってとても読みやすく
2章から一気に読み終えてしまいました。
怖い!
ミステリ好きでまだ読んでいない人はネタバレなしで
是非読んでほしいと思う。
ハウスメイド2も近日中に読む予定。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

面白さと読みやすさで言えば満点かなと。
翻訳ものとは思えない軽快でポップな文章で読むリズムが生まれて、分厚い割にはあっと言う間に読みおわる。
前科持ちのミリーがハウスメイドとして働く家で起こる違和感。
雇い主のニーナがあまりに別人格になる異常者に対してとんでもなく優しくてイケメンな旦那のアンドリューという設定の時点であまりにおかしな組み合わせ。
大方予想出来そうな展開で、きっとこうだろうなと思う人は多いが、その更に深いとこまで連れていってくれます。
人間の恐ろしさと狡猾さが最後の章でわかった時の自分への哀れさというか、わかったつもりになった読者を少し叩き落としてくれる感じに鳥肌が立ちました。
ミステリー度は低いが違う意味で唸ります。
続編がでたので間違いなく読みます。

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2025年12月17日

Posted by ブクログ

翻訳ものの割には章が短いからかすごく読みやすかった。
最後の最後までどうなるのかとドキドキした!
いやぁー怖かった!
2が出てるみたいなので、また時間を空けて続きを読みたい。

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2025年12月17日

Posted by ブクログ

翻訳ものだが、最初から面白くて一気に読める。

前科持ちのミリーが手に入れたのは、裕福な家庭でのハウスメイドだったが…。

最初の印象とは違う妻ニーナの言動のおかしさと生意気な娘セシリアに疲弊するミリーは、夫のアンドリューは何故、ニーナと結婚生活が続いているのかが疑問だったのだが…
庭師エンツォが言うには…
ニーナが出ていき、ミリーが体験したことは…

第2部からの展開は予想できず、衝撃を受けた。
登場人物が少ないので、ストーリーが追いやすく充分に楽しめた。

次作も楽しみだ。



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2025年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何が怖いって第一部のニーナ、言動が実に「それらしい」リアルさ。邪悪で不愉快なストーリー、そして一気に広がるエンターテイメント!すごい作者だ!追いかけよう

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

面白い!
想像以上に読みやすく、頭の中で映像化しやすい作品でした!

一部までは、最近読書を再開した友達(基本殺人とか怖いのダメ)にオススメしようかと思っていましたが、二部に入ってやめました…!

すでに続編も刊行されているので、さっそく買って来ます。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

500ページ以上ある作品ですが、一気読みでした!海外作品なのに文章がとっても分かりやすくて、登場人物も多くないので読みやすい!!

序盤の違和感が中盤以降、伏線として次々に回収されていき、面白すぎて読む手が止まりませんでした

ハウスメイドとして働くことになったミリー、雇い主のニーナとその夫のアンドリュー、娘のセシリア、庭師のエンツォ。
読み始めと読後では、全員の印象が変わっていると思います

一度のどんでん返しだけでは終わらず、何度も驚きな展開があり、最後まで大満足な小説でした!ずっと飽きることがない
続編もあるようなので、読もうと思います

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

初めのうちは「ニーナ、言ってることがコロコロ変わって苦手」と感じていました。ですが、終盤でミリーの言動の真意を知ったときにハッとさせられました。トリックの仕込み方がすごすぎです!
DVや残虐な行為の描写が苦手でしたが、それでも読み進めてしまうこの物語の魅力には脱帽です。
トリックを知った今、改めて最初から読みたいなと思っています。

P.S.
フィクションに対して怒るのは筋違いかもしれないが言わせて欲しい。
アンドリューがやったことについて許せない。
せめてコナーズの娘さんとの婚約破棄の時点で気づいて欲しかったーーそう思わずにはいられません。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

ハウスメイドとして雇われた家は何かがおかしい。
読み進むうちに物語にどんどん引き込まれ、休みなく一気に読みました。
ホラー寄りのミステリー小説です。

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

評判通りの面白さだった。
500P超えの本を1日で読み切ってしまったのは初めて。
とにかく先の展開が気になって夢中で読んだ。

微妙にネタバレになるかもしれないが…

最後、諸悪の根源が明らかになったとき「やっぱりね…」と思うと同時に、やりきれない思いでいっぱいに。
完全な悪も完全な善も存在しない。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

ミステリが読みたい2025年海外篇1位。

ブク友さん、多くの方々のお勧め本です。
確かに皆さんのおっしゃられる通りライトで読みやすい本でした。
500ページ以上あるとは思えない読み心地でした。



前科持ちのミリーが手に入れた裕福な家庭でのハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。不可解な言動を繰り返す妻ニーナと、生意気な娘セシリア。夫のアンドリューはなぜ結婚生活を続けていられるのだろうか?ミリーは屋根裏部屋を与えられ、生活を始める。しかし、この部屋には…。そして、家族にまつわる真相が明かされるや、それまでに目にしたものすべてがひっくり返る。恐怖と衝撃のエンタメ小説、
ー以上文庫うらすじより。




第一部、第二部、第三部の三部構成になっています。
第二部で物語の真相が大体わかるのですが、そのトリックが全部明かされる前に途中でほとんどの読者にも仕掛けがわかるので読者も面白いと思います。

でも第三部の展開には私は気づけませんでした。
読者に最初に優越感を与え、あとで驚かせる。
この話はできすぎだと思いました。

今まで読んだ本の中ではスティーブンキングの『ミザリー』を思い出しました。

そしてエピローグ、続編があるのは知っていましたが、もう出だしがすでにここに書かれています。
読まないわけにはいきません。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

前科持ちのミリーは、ウィンチェスター家のハウスメイドとしての職を得ることに成功する。給与は申し分ないものの、彼女に与えられたのは粗末な屋根裏部屋。それでも今までのことを思えば充分すぎる好待遇に歓喜していたミリーだが、働き始めてすぐに違和感を覚える。異様に散らかり汚れる部屋、態度がすぐに豹変するニーナと扱いが難しいセシリア。庭師のエンツォも謎めいた警告を発する。家の主人であるアンドリューは唯一、まともで非の打ちどころがない人間に思えたが、しかし彼はなぜこんな異常な生活に耐えているのか……。読みだしたら止まらないサスペンスです。
これは前半部分についてしか語ることができません。あとは読んでのお楽しみです。しかしその前半部分だけでも充分に引き込まれました。ニーナの不安定すぎる挙動と、それに必死に耐えるミリー。これ、普通の人間なら即逃げ出しています。行き場がないからこそ踏みとどまるミリーにはひたすら頑張れ! と応援する気持ちになりました。ミリーにぶつけられる要求の数々が理不尽すぎて、もうしんどすぎる。自分だったらすぐメンタル折れてる。無理すぎる。
そんな中、ミリーに訪れる千載一遇のチャンス。これを見事ものにしてこの状況から脱出するのか、とわくわくしたら、まさかの展開。あまりに邪悪です。だけれどラストには胸がすく思いでした。これ、続編もあるんですよね。楽しみです。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

8さんのレビューを読んでこれは!と思い、その後ひま師匠とミユキさんが登場人物の少なさと、読みやすさをアピールして下さり、新品購入でーす (๑˃̵ᴗ˂̵)و
ドンドンドン!パフパフ!!(*≧∀≦*)
新品購入全然勿体なくなかったです!!凄いッス!!!

めっちゃ好きです!
もう、超好きです!この展開

ちょっと読んで、こわっ!
もうちょっと読んで、こわっ!
ホラーかよ!


もう最初から不穏なんですよ。

住み込みのメイドさんが寝る部屋は、中からは鍵がかからないのに、外からはかかる!?

こんなん、もうこの一文読んだだけで何かが起こるって思いますやん!
お願い、その部屋に行かないでー!!!
って思いますやん!!

そこに出てくる、意地悪な雇い主と、意地悪な娘!

うわぁー、どうなるの!?
ねぇ、どうなるの!?

そこに出てくる意地悪な雇い主のイケメンご主人公ですよ。
しかも、あーた、メイドに優しいんザマすよ!

もうこんなんね、不穏続きですわ。

不穏も不穏。
不穏のオンパレードです!


この本はひょっとしたら女性向きかも!?
めっちゃ面白かったです!!

翻訳モノ、自分で買うことないですが、8さん、ミユキさん、ひま師匠のおかげで出会えました (๑˃̵ᴗ˂̵)و

めっちゃ嬉しいですっ!!

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

文句なしに面白いサスペンス小説。
数段構えのどんでん返しに、続きが気になる展開の連続で、500頁以上あることも気にならずに一気に読み進めた。
ネタバレになりそうで月並みなことしか書けないが、今年読んだ本の中でも上位にくる面白さだ。

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2025年11月23日

ネタバレ 購入済み

面白かった

洋書は名前を覚えられなくて苦手だけど
主要な登場人物が少ないので読みやすかったです。
定番な流れの推理小説ではないけれど、どんでん返しが楽しめました。

#ドキドキハラハラ

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2025年09月29日

mii

購入済み

ヒューマンホラー

洋書はあまり得意ではないですが、SNSで評判が良かったため購入。

口コミなどからある程度の予想はついてましたが、さらにその一枚上を行かれた感。
やられた。面白かったです!

刑務所に入っていたとか母乳とか青いバケツとか、日本ではなかなか触れないようなことを何のためらいもなく表現する感じがアメリカだなぁと思いました。日本の価値観からするとちょっとギョッとするというか新鮮というか。

先述のポイントもふまえて、面白いけど映像化は難しいだろうと思ってたら訳者解説で映画化の話されててびっくり。これを映像化しちゃうところもアメリカ!って感じですね。
アマンダ・セイフリッドのヒステリックな演技気になる……。

#ドキドキハラハラ #ダーク #スカッとする

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2025年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

海外小説は滅多に手に取らないのだけど、これはサクサクとストレスなく読める。

作品は、ミステリーというよりも、これは人怖なのではないか。
雇い主がやたらヒスを起こしまくるのので、若干疲労を感じたけれど、まさかそんな展開で?!と一気に話が盛り上がってくる。
胸糞悪くなるようなサイコ、狂気、原因が分かった時には、まさかの事実に驚いた。
「このミス」にもランクインしてるということで、前知識なく読んでみたけど、かなり没頭した。
続編も注文してしまった。

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2025年12月19日

Posted by ブクログ

どっひゃー!面白かった。
サクサク読みやすいし、前半は面白くもまぁありがちよね〜なんて思ってたんだけど。
後半から終盤への流れはもうゾクゾクしたわ。
これぞエンタメ。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

海外の小説って読みにくいと思ってたけど、これはめちゃくちゃ読みやすくて文字通り一気読み。
話の展開もスムーズで1秒たりとも飽きることなく読み切った。
ミリーがユーモアある正直な女性でクスッとなる部分もありつつ、アンドリューと惹かれあっていくところはこちらまでドキドキさせられた。
読む前はなんとなくハウスキーパーがやばい系の話なのかと思ってたけど、雇い主がやばい系かぁ。
昨今どんでんからのどんでんみたいなのも多くあるから、実はこの庭師が…?とか思ったりもしたけど、そう言う意味では割とストレートな展開かも。
こういうやばい男性の影に母ありというのは、実際そういうもんなのかなぁ。ステレオタイプ的なものなのかなぁ。
最終的にはすべて丸く収まり読後感も良かった。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あっという間に読める!あるお金持ち一家のもとでメイドとして働くことになった前科持ちのミリー。嫌味な女主人ニーナと、端正で紳士的な夫アンドリュー。話が進むにつれて意外な事実が見えてくる…。
正と悪が反転するどんでん返しもの。展開はおもしろいのだが、アンドリューのヤバさ加減が少し物足りなかった。サイコパスというよりは洗脳型。もちろんニーナは可哀想だし、やっていることは極悪非道なのだが、殺されるほどの悪人には思えなかった。というのも、彼が罰を与えることに対して悪意がないというか、虐めて楽しんでいるのではなく、悪いことをしたのだから罰を受けるのは当たり前だという、彼なりの理論で動いてるに過ぎないからだろうか。
一方で、アンドリューにとっては不運なことにミリーには加虐性があったようだ。
ダークヒーローのメイドという設定はとてもおもしろかった。次作も楽しみ!

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

分厚さをものともしない面白さ!一度も退屈になることなく読み終わった。
登場人物が少なくわかりやすいから入り込みやすい。だからといって単純な物語などではなく、しっかり驚きも用意されている。
絶対に予想できないかと言われればそうでもない塩梅なのがとても良いなと思った。

ミリーのキャラクターが面白い。前科者だし、前科について同情の余地はあれど、やっぱりけっこうやばい女なのでは…というところがたまらない。

2はこの続き(最後に出てきたおうちのお話)なのかな……!早く読みたい!
今月アメリカで公開されるという実写映画の予告編も見たけれど、そちらも気になる。日本で公開してくれるのかなあ。

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

翻訳ものなのに
シーンが映像として浮かび
読みやすかった。
そして、小さな謎が
いくつも散りばめられ
この家は何かおかしい⁈
とぐいぐいと引き込まれ
結末まで一気に煽られた。
主人公のメイドの過去や
雇い主の思惑、夫の秘密
警察の捜査など
なぜ?という疑問にも
(納得できるかどうかはともかく)
それなりの答え合わせがあり
また続編も読みたくなった。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

⭐︎3.8
個人的にこういうヒトコワ系が好きなこともあり、ストーリー自体には新鮮味は感じなかった。でも少ない登場人物で、圧倒的に読みやすく、サクッとどんでん返しが楽しめることを考えるとすごく良いエンタメ作品だなと思う。洋画を観ているようなスピード感であっという間に読み終えてしまった。第2部で語り視点が変わったとき、すべてがひっくり返される感覚は楽しかった。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

前科持ちのミリーが住み込みの家政婦として働くことになったウィンチェスター家は、「まともな夫アンドリュー」と「言動が支離滅裂な妻ニーナ」と「クソ生意気な娘セシリア」という3人家族でした…というところから始まるサスペンス小説。
章立てが細かくてスイスイ読める。
「親の顔が見てみたい」という悪口があるが、クズ親に育てられた子は成長したらクズ人間になりがちなのかな(親を反面教師として善人になる人もいるだろうけれど)…というストーリー。
さらなる悲劇を予感させるエピローグも好みで、面白く読めました。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ読みやすくてスラスラと最後まで読むのが早かった!海外の本でも出てくる人が少なくて、なんなら国内よりわかりやすいくらい。
アメリカ映画のようにサクサク行くので、飽きなく読めるし、なんとなくこーだろうなぁと思う事が当たってしまったけど、楽しかった!びっくり展開も!初心者も読みやすい!

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ読みやすい。
ストーリー構成もしっかりしてて章ごとにちゃんと話がまとまってます。
難しい言葉もなく、誰でも読みやすい小説かと思います。若干展開が読めてしまうストーリーですが、それを差し置いても面白かったです。
翻訳が素晴らしいのかとても読みやすくページをめくる手が止まりません。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

うおー、騙された。本の半ばのあるポイントで普通に、え、あれ?!おー!!となった。ところどころで、あれ?っていう違和感があったはずなのに、軽快かつぐいぐい読ます文章だからするするとどんでん返しポイントに連れて行かれ、まんまと、うおーとなった。こういう読書体験は好きだ。

話は、刑務所から仮釈放で出てきたばかりのミリーが、富豪の家に住み込みの家政婦として雇われるところから始まる。そのミリーの目から見た、ヒステリックな女主人、嫌味な子供、そして、ダンディで紳士な夫の住む家での日々が描かれる。翻訳版家政婦は見ただ。

時折不穏な空気が流れる。英語が分からない庭師が何かを警告してくる。ミリーにあてがわれた屋根裏部屋は外から鍵を閉められる仕様だ。女主人のニーナのヒステリックないじめは度を越している。この家には、なにかある。

忘れちゃいけない、プロローグでは、何者かがこの家で殺されていて警察に誰かが事情を聞かれているところが描かれているのだ。時系列は分からないけど、誰かが殺されるのだ。ワクワク。

…と、怪しさ満点だったのに、いつしか警戒を忘れて読みふけり、そして普通に騙された…!笑
しかもどんでん返しポイントが来るのは意外に早い。そして物語がひっくり返ったあとも、どんどん面白くなる。ミニどんでん返しが連なり、最後のページまで間違いなく楽しめる1冊。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

全て「現在形」で物語が進みます。ミリーと同じ状況にこちらも置かれてしまい、そこから逃れられません。徐々に積み重なっていく精神的な痛みと肉体的な痛み。そして、少しずつ明らかになる三人それぞれの過去と思惑…。救われた登場人物がいたとしても、読者は救われないラストシーンのように思います。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

舞台は家の中だし、登場人物も少ない。なのに息をするのも忘れるくらいの圧倒的な展開にただただ驚愕した。雇い主のニーナが主人公のミリーにきつく当たったり、娘のセシリアが懐かなかったり序盤から嫌な雰囲気が漂っていたが、ページを進めるごとにその濃度は濃くなるばかり。この家族の秘密と家の異質さが分かった時、読者の反応は決まって目を伏せるだろう。耐えがたいストーリーに気持ちの整理をどうつけるか。凄まじい小説を読んだ気がする。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パッと思いつくところで3つほど言いたいことがある。

・冒頭の「信じられないものが!」って言ってたのは下半身のあざのこと?だとしたら最後まで引っ張るほどのネタじゃない。
・なんで事故扱いになったの?奥さんやメイドがなにか仕掛けをしたのならともかくなんもしてないのに。刑事の娘がどうこうじゃあ弱過ぎる。
・ペンチがあったらさすがに脱出できるやろ。バカなの?

詰めが甘い。星マイナス1。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

前評判通り一気読み!
途中からハラハラドキドキ、ヒヤヒヤで読み進めてあっという間でした。
ただ、どんでん返しなラストと言われると、登場人物少ないだけにあかんやつはこいつかと予想しやすかった。
あと、ちょっと登場人物が薄っぺらくてずっしり感がなかったのが残念。
ただ、エンタメとしては文句なしに面白!かったです。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 前科持ちのミリーが得た住み込みのハウスメイドの仕事。裕福なウィンチェスター家は理想的な家庭に思えたが、妻ニーナの不可解な言動と態度、反抗的な娘セシリアらにミリーは困惑する。寝室として与えられた外側からのみ施錠できる屋根裏部屋、英語が話せない庭師エンツォが告げた"Pericoro(危険)"という言葉。穏やかで魅力的な夫アンドリューの気遣いがいつかミリーの安らぎになっていくが―。
 言行の一致しないニーナの行動は次第にミリーを陥れるいじめのようになっていくが、この仕事を失うわけにいかないミリーは黙って耐えるしかない。さらにはニーナの友人からは彼女の衝撃的な過去を聞かされる。精神的に不安定な妻を献身的に支える一方で、メイドの自分にも優しさを示すアンドリューに惹かれていくミリーだったが、ニーナはそれも見透かしているようだった。そうして決定的な事件が起きる……。

 ミリーの視点で語られる第1部(全体の2/3にあたる)はひたすらに不穏で、ひょっとして超自然的要素も絡んでいる?なんて予想も出来得るが、ニーナの視点に切り替わる第2部で家族の秘密と彼女の不可解な行動の理由、ミリーを雇入れた目的等が語られていく。人物の視点が変わると読者に提示された世界も一変するという作品はそう珍しくもないが、明かされる実態は―第1部では伏線らしきものもほぼないため―それなりの驚きはある。
 主な登場人物はミリーとウィンチェスター家の3名、そして庭師のエンツォの計5名しかおらず、各章立ても短めで執拗な程に詳細な情景描写なんてものもないため、500㌻弱の長編ながらリーダビリティは高い。それでいて現代のアメリカ社会の病理も鋭く捉えている点なども全米で200万部超のヒット作となった理由なんだろう。
“逃げ出したいのに逃げられない”不安と焦燥が終幕部前までを覆う、全体的に人怖系というほどではない、イヤミスならぬイヤサス(厭系サスペンス)というところだろう、か。

 もしも……ジャック・ケッチャムが全く同じプロットで書いていたら、そうとうエゲつない作品になってただろうなぁ、なんて妄想も読後にしてみたり。

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2025年12月04日

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