小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
箱根駅伝の小説と聞くと、当然ランナーの物語だと思っていた。ところが本作は、箱根駅伝を中継するテレビ局や、ランナーでも「学生連合」と呼ばれる寄せ集めのチーム、そしてその監督など、これまで知らなかった視点から箱根駅伝を描いていて面白かった。
お正月になんとなく見ていた箱根駅伝の解像度が一気に上がった。選手がたすきをつなぐだけではなく、その裏には大会を支える多くの人たちがいて、駅伝を「人間ドラマ」として届けるために、放送局のスタッフがどれほど取材を重ねているのかも知ることができた。
特に印象に残ったのは、甲斐監督の「選手自身に考えさせる」という指導方針。常に考えることを求め、主体性を大切にする考 -
Posted by ブクログ
前半と後半の二部構成。
前半はご主人との共闘の日々。後半は、日本の医療に関する現状を述べている。
こういう本の場合、読み手としてどこを軸にすべきか非常に迷う。読み進める中で患者たるご主人がどのように死ぬのかを読み手(自分自身)が期待しているんじゃないかと勝手な興味本位を感じたりもする。非常に複雑だ。
しかし、筆者たる患者の妻はこれを記録として出版してくれている。読まないより読んだ方が絶対いいのだ。
後半は正直、読み流した。前半部分が重く(充実?濃い?もちろん良い意味)どうでもよかった。
医者も仕事。利益追求もよく理解できる。医者だけが責められることもない。毎度難しいテーマだ。
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