ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 国宝 下 花道篇

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    映画を観てから本へ。主役2人だけではなく、周りの人たちも濃密に描かれていて、やっぱり小説っておもしろいなあとしみじみ思いながら読む。

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    2026年01月03日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    娘がひたすら虐待された挙句に母を殺すに至るノンフィク。最初、遠い世界の出来事と思ってたのだけど、端々の出来事がブラックな部署でパワハラを受け、パワハラをしてしまった経験と重なり、読むのが辛くなった。もしかすると母は娘を幸せにしたかっただけかも知れない。しかし、娘は考えを常に否定され、虐待され、ギブアップは許されず、そして人生の全てを搾取され続けた。自分の記憶の中の呪縛と牢獄が頭をぐるぐるまわってしまって読むのに時間がかかったけど、自分は今、どう在りたいという気持ちを再認識できた。

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    2026年01月03日
  • 火星の女王

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    なんて私好みな小説。SF特有の難解なところもほとんどなく、人間ドラマが主軸だった。

    火星で暮らす人は地球から支援物資をもらって生活しているが、地球は旨味の無くなった火星から手を引こうとしているという両者(両星)の関係性がまず面白い。圧倒的に地球の方が有利で、火星は従うしかないのではないかと思いきや、火星も新たな物質を切り札に地球から独立しようとしているので、両者間の緊張は段々高まっていく。
    物語は火星の研究者、火星の自治警察の捜査員、火星から地球へ旅行する学生、地球のISDAに在籍する職員の4人の視点が入れ替わり、物語が進んでいく。どの人物も好感が持てるし、皆、地球と火星が対立することなんて

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    2026年01月03日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    就活面接の話。最終選考をグループディスカッションで行う事となりそこで事件が起きる。 話の全般に渡って、嘘をつかれたというより、勝手に思い込んだなという感じで面白かった。しばらくは、表面的に見て感じた事を、ひょっとするとその背後に事情があるのではなかろうかと思うのがはやりそう。

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    2026年01月03日
  • 魔女の婚姻 偽花嫁と冷酷騎士の初恋

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    ネタバレ

    楽しめた。ライトノベルらしく、軽くサラッと読める。
    でもプロットもしっかりしてるので安っぽさはない。
    母の行方を探すため魔女のネリは花嫁に姿を変えて騎士
    の家に入り込む。
    人間社会から離れて暮らしてきた分ナイーブで、素直で
    優しいネリがとてもかわいい。
    エルヴィンも恋愛経験がないので、意識し始めた二人の
    様子が微笑ましかった。思わず笑ってしまう部分も。
    結婚した後の二人の活躍も見たかったけど、この終わり
    方にも満足。

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    2026年01月03日
  • 成瀬は信じた道をいく

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    ネタバレ

    今回の成瀬も最高!
    初作は最終章で成瀬の迷いや意外な繊細さが明らかになり、成瀬も人間だと思う反面期待を裏切られた感もあったが、今回は成瀬の一人称はなく、周囲から見た成瀬っぷりが炸裂しっぱなしだった。
    成瀬に憧れて共にパトロールをすることになる北川みらい、成瀬に振り回されつつ浅はかな思考と抜群の行動力で成瀬を読み誤る成瀬の父親の慶彦、成瀬がアルバイトするフレンドマートで「お客さまの声」への投書(=クレーム)を繰り返す自分が少し嫌でありつつもバイトの成瀬から真剣に万引き犯の特定への協力を依頼され見事に検挙に繋がったうえに成瀬から「状況がわかりやすく店員視点では気付かない貴重な意見」と言われ喜びに満

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    2026年01月03日
  • 労組日本プロ野球選手会をつくった男たち(集英社インターナショナル)

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    プロ野球選手会が労働組合となって間もないころに、ヤクルトの選手会が脱退を発表し、そのときヤクルト選手会長の角選手が「選手と球団は『おもてうら一体であり』」と読み上げていて、「筋肉脳はこんなのも読めないのかよ」と思った記憶がある。実際は全然違った。オーナー側からのしょうもない圧力で言わされていたんだ。ばかにしてごめん、角さん。そしてただの「ゼッコーチョー男」としか見ていなかった中畑清に対する印象ががらっと変わった。中畑さん、アンタすごいよ。
    たしかに、選手会が労働組合になる前はどんないい選手でもオーナーや監督に嫌われれば懲罰人事でトレードか出場機会を奪われて飼い殺しというイメージがあった。それが

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    2026年01月03日
  • 容疑者Xの献身

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    読書が苦手な自分が、一番最初に読み切った小説です。先ずは有名な作品から読んでみようと思い、東野圭吾の情報なんか全く知らない状態で読んだところ、凄まじく面白かったです。情景やトリックが全て緻密に書いていて読み易く、なおかつ思いもしない展開に感銘を受けました。
    読書嫌いだった自分を小説の世界に誘ってくれた、想い出深い作品です。

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    2026年01月03日
  • テミスの不確かな法廷 再審の証人

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    発達障害を抱えた裁判官の物語、第2弾。
    前作と同様に、発達障害の当事者の状況が、とても詳細に描かれている。
    今回は、主人公の家族関係も描かれ、宇宙人の人物歴が少しかいまみえる。
    前作と本作を通して、法廷にはドラマがあるのだとつくづく感じさせられた。

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    2026年01月03日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ピカソの《ゲルニカ》を実際に目にした翌日、原田マハの『暗幕のゲルニカ』を読んだ。教科書で知っていた一枚の絵は、実物では想像以上に巨大で、名作が並ぶ美術館の中でも圧倒的な存在感を放っていた。その迫力と、言葉にできない物悲しさが強く心に残ったまま、この小説を読み始めた。

    物語は、《ゲルニカ》に魅了された二人の女性の視点から交互に描かれる。ひとりは、ピカソが《ゲルニカ》を制作する過程を最も近くで見つめたドラ・マール。もうひとりは、現代のニューヨークでMoMAのキュレーターとして働き、9.11で夫を失った瑤子である。時代も立場も異なる二人だが、彼女たちの人生は《ゲルニカ》を軸に静かに呼応していく。

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    2026年01月03日
  • お梅は呪いたい

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    色々語りたいことはありますが、めちゃくちゃおもしろい!こういう小説を待っていたと言っても過言ではありません。
    お梅が呪いをかけたつもりがことごとく失敗して悔しがる姿を想像すると楽しくて私も幸せな気分になりました。
    今後のお梅の活躍に期待です。

    それぞれの章の話はおもしろいのですが、それだけではなくすべてが関連していてみんな幸せになっていくなんてのもすごく好きです。
    大好きなシリーズになりました。

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    2026年01月03日
  • 殺し屋の営業術

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    ネタバレ

    シンプルに面白すぎる!!
    営業術を武器に殺し屋界隈で3億円稼ぐという設定がまず面白い。
    そして鳥井というキャラクターの技術とサイコパス的な側面にゾクゾクさせられる!
    しっかりどんでん返し的な展開もあるし、ストーリーがシンプルだからこそスラスラと読める。
    読後感の爽やかな感じがたまらない!!
    エンタメ小説として100点満点

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    2026年01月03日
  • あなたはここにいなくとも

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    全5編、粋なおばあちゃんとほぼクズ男が登場する。読んで分かったが浮気や不倫をする事を女性の方が理性で断つのがいいね。スカッとしたのは「くろい穴」。女性同士協力するのが賢いと私は思う。
    「先を生くひと」かっこよく可愛いおばあちゃん、年をとればとるほどいい女になっていくとおどけて笑う彼女はとても魅力だ。
    初回限定特典でカバー裏にエッセイが書いてあるが粋なおばあちゃんに町田その子さんはなりたいとの事。文学通じてなっとるじゃん、おばあちゃんではないけど。

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    2026年01月03日
  • 流浪の月

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    彼氏の表現がすごいリアルで、なんだか読んでる最中心拍数が上がった。
    「被害者」だから「かわいそう」という無意識の決めつけで、自分が守らなくてはという正義感が、いつの間にか言う事を聞いて当たり前という構図にさせてしまっていたのかもしれないなと感じた。
    お互いがお互いに心を埋める存在で、恋とか愛とかそういう言葉すら陳腐な物に感じさせる物語だった。

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    2026年01月03日
  • 狐笛のかなた

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    ネタバレ

    後半がとんとん拍子で進むのでよかったな
    簡単に言えば異類婚姻譚だが、それだけでは片付かないほどの美しい桜の風景がこの本の中にある。

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    2026年01月03日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    シジュウカラに対する最強の推し活本だと感じた。

    作者は鳴き声の微妙な違いに気づいたことをきっかけに、この世界に深くのめり込んでいく。非常にマニアックな着眼点だが、その細分化された世界観は、人間社会ともどこか通じるものがあるように思えた。

    アニメや映画でも、伏線回収を気にして細部まで注視するファンは少なくない。それと同じ構造が、この研究にもあるのではないだろうか。

    一方で、最も難しいのは「どうすれば他人に理解してもらえるか」という点だと感じた。どれほど画期的な発見であっても、再現性がなければ他者の理解は得られない。発見そのものだけでなく、他人に納得してもらうための実験方法についても、相当な

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    2026年01月03日
  • 正欲(新潮文庫)

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    大好きな本
    いつでもここに立ち返ってきたい
    常に私は自分の視野でしか物事を見れていないということを、忘れたくない

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    2026年01月03日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    ネタバレ

    ジャンルはSF>>ミステリ、
    感情あり、嘘もつける強いAI「ディセンバー」
    が本当に強すぎる。
    舞台設定と登場人物の把握が難しくて
    最初は時間がかかったけど、ラストに向けて
    たたみかけてくる感じが面白かったし、
    「犯人との対決」という展開もアクションゲームの
    ボス戦みたいで胸熱でした。
    読みづらかったプロローグも最後まで読み切った
    後に読むと大変エモい。
    新年一発目大当たりでした!

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    2026年01月03日
  • 言葉のトランジット

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    作者のインタビューを動画で見て興味を持ち、読んだ。動画で見た作者の静かな語り口調に違わない静かで落ち着いた文章だったので、作者が直接語りかけてくれているような至福の時間を過ごせた。「ここに座らないで下さい」の看板の話がすごく好き。

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    2026年01月03日
  • イクサガミ 天

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    明治時代のバトルロワイアル

    強者でも序盤から死ぬ。
    守ってあげたくなる女の子。双葉。
    一子相伝。
    カムイコチャかっこいい!

    見どころがたくさん詰まってる。

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    2026年01月03日