小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ゆえあって、再再読…90年代的な衒学文体が微笑ましい(笑)
『存在論的、郵便的』同様、よく理解できないのにめちゃくちゃ面白くて読むのを止められないので、やっぱりこの頃の東浩紀は(も)凄いなと思った。
『動物化するポストモダン』へつながる壮大な序章としても読めるけど、動ポモの引き裂かれ、両義性(=ユニークさ)に対して、本書は引き裂かれまいと格闘する様が、これはこれでエキサイティングです。
そして今読むと、テクノロジーや人工知能に関する記述が面白い。
本書はそのまま、「人工知能はなぜそう呼ばれるか」へつながるものとして読めると思います。
ペンローズ(『皇帝の新しい心』)まで遡上に乗せられていて、お -
Posted by ブクログ
ベストセラー作家と言われようとも、
本屋大賞を取ろうとも、
まだ足りない。
どうしても、直木賞が欲しい。
直木賞を渇望する女性作家の物語です。
作家だけではなく、担当編集者の視点からも話が進行するため、両者が併走しながら作品を作り上げていく過程がよく分かります。
また、出来上がった作品が賞の候補になり、受賞の有無が決まるまでの場面も緊張感たっぷりで読みごたえがありました。
以前、新聞で北方謙三先生のインタビュー記事を読んだことがあるのですが、直木賞の選考委員をしていた際のエピソードがとても印象的でした。本書の内容は、以前読んだ記事と被る部分があり、実際の出来事を折り込みながら直木賞選考の -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者が長年の動物保護活動の中で出会った6匹の猫ちゃんについて書かれている。
著者は猫だけでなく犬の保護活動もやっているということで、犬バージョンが別にあるらしい。
猫は本当に十匹十色だけど、保護活動となると自分の好き嫌いで選べるわけではないので大変なようだ。
それでも、それぞれが幸せに暮らしていけるように問題解決に翻弄されている様子がよくわかる。
すごく穏やかな表現なので、重たい気持ちにはなりにくいが、やはりどんなに手をかけても亡くなっていく子もいる。
それでも、保護活動をすることに意義を見出している著者に、「これでいいんだ」という安心感をもらうことが出来る。
普通の家猫を飼っていても後悔 -
Posted by ブクログ
なんかまたロシアの女狙撃手の話かなと思ったら全然ちゃうやん。ブレイクショットって絶対誘ってんじゃん。狙撃手の必殺ショットじゃん名前的に。
そんなことより両塾長の本当のビジネスが情弱たちの名簿作って詐欺集団に情報売ることだったって初めて知ったわ。そら恐ろしいわ、あんな可愛いライオンの格好して、裏で反社会勢力と繋がってたなんて。最近見ないけど本当に抹殺されて違う人が裏で演じてたりね。あとは確かにスポーツ界のLGBTってあんまりカミングアウトされないよね、芸能と違って求められるものが違うのだろうか。サッカー日本代表って統計的には過去絶対にいたはず(いるはず)なのに、やっぱりスポンサー対応とかなのかな -
Posted by ブクログ
思いがけずすごい好きな作品に出会ってしまった。
6人兄弟がそれぞれいいキャラで、それもこれもお父さんを失ってしまって、それぞれが乗り切るために色んなことを諦めたり悩んだりして今に至っていると伝わる描写が多かった。
真歩の話が好きだった。
お父さんとの思い出がたくさんある上の兄弟達も、それぞれ葛藤や寂しさがあると思うが、その中でもあまりに思い出が少ない真歩は真歩なりに、みんなの寂しさも感じ取ってしまうんだなと思った。
いつもの朝井リョウ先生の作品と少しテイストが違かったが、安直に「それから」が書かれてないところが、心の中でみんなの幸せを祈れるから好きだなと思った。
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