ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • イクサガミ 神

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    この長い物語を最後まで一切ダレることなく緊張感を持たせながら綺麗に決着させたのはお見事という他ない。自分は彩葉の新富座における対幻刀斎戦が特に読み応えあり、なんとも切なかった。彩葉メインでスピンオフ書いて欲しい。

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    2025年12月13日
  • ツミデミック

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    最初の2話は、なんか怖すぎ。なので、ここで一旦読むのが止まった。数日おいて第3話。話がキレすぎてコワ。でも、よく出来ている。第4話、なんかホッとした。やっぱり、こういう系が好き。第5話も大変だけど明るめで終わって良かった。第6話、こんなおぞましい話、ありましたよね、怖っ。でも、なんとかホッと終わって良かったです。さすが、この短編集、どれもストーリーよく出来ていて、日本語も上手。著者の腕が光る作品だと思いました。

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    2025年12月13日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下

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    物語の時代背景や人物像をじっくり描いたため、読み応えのあった上巻。ラストの衝撃を抱えたまま、下巻に突入!こちらはこちらで怒涛のスピード感。一気読み必至。これまで観てきた映画やドラマのワンシーンが折々に目に浮かんでは消えた。単純に“おもしろかった”で片付けられない複雑な気持ち。やっぱり豊崎由美さんが絶賛する本にハズレ無しだな。

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    2025年12月13日
  • キャンプをしたいだけなのに 雪中キャンプ編

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    冬になったら読もうと思って、満を持して読んでみた。
    寒い時の炎やストーブの暖かさって文字を通してでも暖まるし癒されるんだなあ。
    そしてこんな殺人鬼とか出てきちゃうにも関わらず、キャンプの楽しそうなこと!何故か魅力が1冊通して伝わってきちゃうんだよね。にしてもナツ…まだキャンプする気なのは流石の一言。

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    2025年12月13日
  • 一撃のお姫さま

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    年齢も職業も生活状況も様々な女性たちが主人公の短編集。
    主人公たちの抱えている悩みというか、生きづらさみたいなものもそれぞれで、ただ、それを見ないようしたりはせず、苦しくても不器用に向き合う人たちだった。
    彼女たち必死で抱えているものと向き合うなかで感じている痛みがひりひり伝わってきて、短編だけど一つ一つとても読みごたえがあった。

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    2025年12月13日
  • ベートーヴェン捏造

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    変人しかでてこない
    登場人物全員変人です

    ベートーヴェンのソナタが大好きで
    何冊か本も読みました
    マイルドに書かれている真面目な書籍ですら
    ベートーヴェンって変わった人だったんだな
    ってわかるくらい
    個性的な人物だったと思うのですが
    こちらの本では変人っぷりが突き抜けてます
    類は友を呼び、知人友人みんな変人です
    そして群を抜いてヤバい方向で変人なのが
    この本の主に書かれているシンドラー氏
    ベートーヴェンへの偏執的な愛、執着、神格化
    変人ベートーヴェンですら、あっ、こいつヤバいって思ってたんだろうなぁ

    物語の主人公って、変人であればあるほど面白いので
    とっても面白く読めました

    シンドラーは

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    2025年12月13日
  • 名前探しの放課後(上)

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    大人向けな『僕らシリーズ』という感じ。上巻では妙に不自然なやり取りがあるが、それが下巻で回収されるのは圧巻。何よりも、同じ作家の他作品を読んでいると深く楽しめる。

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    2025年12月13日
  • 名前探しの放課後(下)

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    大人向けな『僕らシリーズ』という感じ。上巻では妙に不自然なやり取りがあるが、それが下巻で回収されるのは圧巻。何よりも、同じ作家の他作品を読んでいると深く楽しめる。

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    2025年12月13日
  • マジック・ツリーハウス1 恐竜の谷の大冒険

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    小2息子、初めてハマった小説シリーズ。これまでは理科知識系の写真多めの本、ふしぎシリーズ、工作関連の本、迷路が興味の中心で、物語はそこまでの様子だった。ゾロリもぞくぞく村もあれば読むけどそこまでハマらず。そんな息子が初めて、続きをどんどん読みたい!と言いだしたのがこちら。1年ほど前にさりげなく置いておいたりオーディブルで聴いたりしたが、そのときはそこまでだった。出会うタイミングでハマるものって変わるよねと改めて思う。とにもかくにも、ハマるシリーズに出会えたようで私は嬉しい。ふ図。2025/12/13(土)

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    2025年12月13日
  • さるのこしかけ

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    ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんのエッセイが気になり、読んでみました。バスの中で読んでいたのですが、くすっと笑ってしまうぐらいとても面白く、こんなにも面白いさくらももこさんの文章、エッセイが卓越されていて素晴らしかったです。こんなにも、小学校の時の記憶や旅行の記憶から、体験談として面白く書くことや話すことが難しいのに、さくらももこさんは、さらっと面白く書かれていて、圧巻でした。印象に残ったエッセイは、旅行話がとても好きなのでインドのエッセイです。まだ、「もものかんづめ」を読んでないので読みたいです。

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    2025年12月13日
  • 人間狩り

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    20年前、14歳の少年Aが女児を殺して、目玉をくり抜いた。少年Aはその殺害現場および目玉をくり抜く状況を撮影しており、そのビデオは捜査資料として警察に保管されていた。
    だがビデオが流出する。警察内部の犯行が疑われ、当時関わった警察官(元刑事も含めて)に内偵が開始される。時を同じくして、少年院から出所していた少年Aの身元確認や現在の状況などの調査もSNS上で始まった。

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    2025年12月13日
  • 失われた貌

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    バーのマスターがヤバい、あのマスターはマスターの中のマスター、周りのマスターなんか目じゃないキングマスターオブマスター

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    2025年12月13日
  • おにたろかっぱ

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    タロも父ちゃんも母ちゃんも竹蔵さんもう他の登場人物もみんな素敵だ。訪問する街の匂いも感じられ、一緒にいい旅ができる。素敵な物語でした。

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    2025年12月13日
  • カフネ

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    本屋大賞、信頼できすぎる。
    あっという間に読んだ。
    胸が熱くなって泣ける。
    生きていくために、必要とされること、必要としてる人がそばにいることって大事ね。でもそれが満たされることってほんとに奇跡。

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    2025年12月13日
  • 現代生活独習ノート

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    最後、なぜかじんわり涙が浮かんできた。
    ここ数年はミステリーとか非日常の話を読むことが多くて。
    日常の設定(今振り返れば、それぞれ独特なんだけれど)小説の感じを思い出すのに、最初ちょっとだけ時間がかかった。
    でも、ほんと一瞬。2話以降、どんどん面白くなってきて、最後は一気に読み進めた。


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    2025年12月13日
  • 家族

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    読んでいて、辛くなる小説でした
    実際に起きた事件をモチーフに描かれているとの事ですが、この様な事件が実際に起きたとなると
    ひどいなと思いました
    自分の立場ならどうやって守ろうかと思ったり
    色々考えた作品でした
    途中目を背けたくなる描写があったので
    そこは少し斜め読みしてしまいました

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    2025年12月13日
  • イクサガミ 天

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    歴史小説という事で食わず嫌いでしたが、Netflixでドラマ化という事で気になり、読みました。歴史小説にありがちな、昔ながらの言い回しもなく、バトルロワイヤルという事で完全にアクションに振り切った内容で、すごく面白かったです。続編も読んでいきたい

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    2025年12月13日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    量子論やAIなど専門用語が多くて難解だと感じましたが、そんなものか程度に読み進めても、物語に必要な事はしっかりと解説してあるので、面白く読めました。著者独特の感傷的な読後感なのも非常に良かったです

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    2025年12月13日
  • 小説

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    めちゃくちゃ面白かった。
    SF要素もミステリー要素も科学についても触れることができて、小説の百科事典という作品だった。
    よい意味で中身が濃く、感覚として100ページ位読み進めている時があったが、実際30ページしか読みすすめていなかった時もあった。
    この小説を読む前と読んだ後でその人の読書に対する考え方も変化すると思う。

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    2025年12月13日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    生殖器視点で書くという発想の斬新さに、まず驚かされた。
    数年前に話題になった議員の発言や、現在の社会の風潮に対する作者の違和感や思考が、生殖器視点(ある意味での神視点)という構造をとることで、感情論に流れず、非常に客観的に伝えられていると感じた。

    また本作では、わたしたちが共同体感覚を持つこと=安心感を得ることだという点が、繰り返し提示されている。

    「仕事でも家庭でも社会貢献活動でも何でもいいから、自分を走り続けさせてくれるものが欲しい」
    という言葉は、特に印象に残った。

    おそらく今は、価値観が多様化する中で、
    「共同体への貢献=善」とする構造そのものに違和感を覚える人が、少しずつ増えて

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    2025年12月13日