ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 新装版 殺戮にいたる病

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    グロテスクな描写は多いものの、引き込まれるように読み進めました。
    最後の数ページで、えっ??と、なり、頭の中を整理するのが大変でした。
    もう一度、読み返したくなる面白い一冊でした。

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    2026年01月04日
  • 罪と罰(下)

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    概念が人格化した様な登場人物たち。荒ぶる言葉に立ち上がる手触りのある世界観。ラスコーリニコフの気持ち、完全に自分と違っていた。そして救済はかのように、唐突に、そして静かに、心の中に訪れるのだと思う。

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    2026年01月04日
  • 梅雨物語

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    ネタバレ

    おもしろかったーー!!
    どの話も本当に面白かった。
    ホラーミステリーとして最高の体験。

    俳句の話は、真相が気になりすぎて遅読な私も物凄いスピードで読みました。
    ミステリー感強めだけど、やっぱりそこは貴志先生。
    最終的に怖っ!となれるところが痺れます。

    黒い蝶の話もなんだなんだと読み進めて、えっ!?ああそういうこと!と
    なんとなく想像できていた部分についても
    文字で見るとやっぱり怖くて気持ち悪くて、すこし「天使の囀り」を思い出しました。

    キノコの話は、びっくり。
    まさか、貴志先生のホラーミステリーで泣きそうになるとは。
    これも先が気になりすぎて、超スピードで読みました。
    全然違うけど、アガ

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    2026年01月04日
  • 湯気を食べる

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    共感できすぎる…!!!と思わず唸ってしまった。
    ここまで私が「自炊をすること」「食べること」に対して感じていたことを全て言語化している本はないのではなかろうか…?と思わされるほど
    特に共感したものを以下に述べていきたい。

    「すいかのサラダ」
    おそらくこの話で出てきた札幌のお店は、狸小路8丁目にある「バール・メンタ」というお店ではないかと思う。私も大学時代友人とここを訪ね、想像もできない食材の掛け合わせに度肝を抜かれ、再現に勤しんだ経験がある。しかしながらどう頑張ってもこのお店の味を出すことはできず、また行きたい、行かねばならないと思ってしまうのだ。

    「醤油はいずれなくなる」
    料理は調味料次

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    2026年01月04日
  • 愚か者の石

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    石の仕掛けはやや大げさに感じるも、
    主人公2人とメインの看守の交流、互いが抱く感情や厳しい北海道の刑務所環境の描写などは非常にリアル。

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    2026年01月04日
  • 未来

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    こんなにも似た様な不幸を背負った人が繋がるのだろうか,と言うことはさておき無知であることの恐ろしさを痛感した。子供も含め無知でおとなしい人は食い物にされる、弱肉強食の世界。親に恵まれないのはとにかく救いようがなく心が痛んだ。個人的にグッときたのは章子のママのお兄さん。なんだろな、初めはクズでしかないと思ったけど、それだけじゃない。生きていくためにクズになろうとしたけどなりきれないところとか、この子の賢さがよくわかる描写が好きだった。

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    2026年01月04日
  • 正体

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    ネタバレ

    600ページ位の長編なのに面白すぎて1日で読んでしまった。
    鏑木を何で死なせちゃったの?って思ったし後書きで作者も謝ってて笑ってしまった。でもこういうことは現実でもあるんだろうなとやるせなくなった。
    ハッピーエンドではないけど鏑木が殺人犯ではないのを見抜いていた人たちがいたのが救い。ネットのニュースで会ったこともない人を糾弾するのは良くないことだなと改めて思った。
    一番好きなのは渡辺さんが冤罪を主張して鏑木も泣くシーン。ラストを読んだ後に読み返すと感慨深くなる。人を疑ってかかるのはやめようと思える小説だった。

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    2026年01月04日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    2026年1冊目

    成瀬シリーズ3作目にして堂々の完結作
    1作目の閃光のようなデビューから一緒に駆け抜けてきたかのような疾走感(本の感想に使うワードとして正しいのかよくわからないけど)
    京大編に突入して、新しい仲間たちがたくさん増えても島崎の安定感に心揺さぶられる
    成瀬が200歳まで生きるなら、成瀬の人生史を200歳分見せて欲しいよ

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    2026年01月04日
  • 方舟

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    ネタバレ

    淡々と語る翔太郎の名探偵ぶりを、これまた淡々と褒める犯人。全てが反転する最後のシーンは本当に衝撃的だった。あらゆる要素が綺麗に回収されて一つの結論に向かう姿は美しく、それが上から落ちてくる大岩に踏みつけられるのは快感ですらある。方舟っていうかこれカルネアデスの板じゃねえか!!!

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    2026年01月04日
  • モンテ・クリスト伯 中

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     18歳のころ、船長への昇進と結婚を目前に彼を妬む者たちにより貶められ、犯罪者とされ、孤島の土牢に収容された、エドモン・ダンテスは14年後に奇跡の脱出を果たした。
     そして「モンテ・クリスト伯」という謎の大金持ちとして、かつて彼に陰謀を働いた知人やその息子たちに復讐を計画する。彼にかつて陰謀を働いた者たちは狡猾に立ち回り、成金、新参者の貴族になっていた。モンテ・クリスト伯は社交界にデビューし、華々しいジェントルマンとして注目されながら、じわじわと彼らに近づき、着々と復讐の足場を固めていく。
     まだどんな形で復讐するのか分からないのだが、少しずつ少しずつ化けの皮を剥がしていく過程は探偵物のようで

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    2026年01月04日
  • 鹿の王 1

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    強大な帝国に侵略された架空の地方が舞台。奴隷のヴァンと赤子のユナは伝説の病「黒狼熱」にかかるも生き残り旅をする。ファンタジー&医療サスペンス。2015年本屋大賞。

    四巻まで一気読み。そして大好きな西加奈子さんが三巻の解説を書いていることに気づき歓喜。身体と国家、ミクロとマクロなようで共通の構造を持つという面白さが良い。登場人物も全員魅力的。いろんな思惑を持つ人物や組織がいて、謎解き的要素もあって、エンタメ的にも哲学的にも面白かった。

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    2026年01月04日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    推し活にハマる人達の心理、それを悪魔的に操る企業側の戦略がうまく書かれていて身に覚えがあって怖かった 人は何かの中毒者になっている方が現実を見なくて楽だから、むしろ何かに嵌りたいって言葉分かる 当方ドルオタな為、推しが死んだらどうしようって読んでて不安になり泣けてきたので、私もすっかりインザメガチャーチの自覚あり

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    2026年01月04日
  • わたしを離さないで Never Let Me Go

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    無駄な装飾が無く淡々と進むのに、惹きつけられ深みのある文章だった。ある意味近代的なテーマなのに古典のような安定感がある。
    また幼少期から思春期を超え、大人になるまでの登場人物の絶妙な関係性の揺らぎがものすごいバランス感覚で描かれていて、ノーベル賞作家の格の違いを感じた。

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    2026年01月04日
  • 雨月物語

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    江戸時代の怪異譚。
    訳が読みやすくサクサク読めた。
    切ない物語が多くありつつも、それぞれの執着や依存が垣間見えて面白かった。
    原文でも読みたいし、もっと古典読んでみようと思えてよかった。

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    2026年01月04日
  • 老人と海(新潮文庫)

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    すごい読書体験だった。
    老人の人生を丸ごと食らわされた、泥臭い英雄譚。
    人生の中で読んでよかったと心から思える作品。

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    2026年01月04日
  • 火花

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    序盤に出てくる「幻のように鮮やかな花火が夜空一面に咲いて、残滓を煌めかせながら時間をかけて消えた。」という一節がとても美しい。
    この一節はストーリーの根幹にある「売れた芸人の華々しさと売れずに散っていた芸人の儚さ」を暗示しているようにも思われ、そう考えるとより味わい深い。

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    2026年01月04日
  • エンジェル エンジェル エンジェル(新潮文庫)

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    高校生のときに読んだもの再読
    人は神を必要としている。神もまた、人を必要としたのだろうか。その善良なだけではいられなかった在り方に、失望だけではない憐れみを抱いてくれたのだろうか。そうなら救われるのに。と思ったことを思い出した。今ようやく言葉にできた。

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    2026年01月04日
  • 告白

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    自分自身、子供を持つ親の立場として主人公である教師に感情移入して、怒り、哀しみ、やりきれない気持ちやらで心が揺さぶられました。
    主人公→加害者生徒→生徒親→加害者生徒→主人公と視点が変わる事で事実が見えてくる流れと、ムカムカともスッキリとも違う、何とも言えないゾクッとする様なラストが秀逸でした。
    おすすめです。

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    2026年01月04日
  • 方舟

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    ネタバレ

    ガチで面白かった…
    人から貸してもらったけど、まさにどんでん返しって感じ。カメラとか、ボンベとか、登場人物の発言がこういう風に関連してくるとはって感じ。
    最後のページもすごくイヤミスだな〜〜

    星5!!!

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    2026年01月04日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    ずっと、読んで見たかった本。
    大人よりも子どもの方が、物事も考え方も柔軟で、純粋なんだと思った。
    大人や私も積んできた経験などで物事を柔軟に考えれず、先入観や表面だけで「これはこう」と決めつけてしまっているなぁとしみじみ思った。
    『いちばんたいせつなことは、目に見えない』
    この言葉は本当にその通りだと思った。子どもの方が大人よりも本質を見て、目だけでは見えないものを感じ取っていると思った。
    たまには先入観や固定概念だけにはまらず自分が思うままに居ていいんだよ。と王子さまに言われているような気がした。
    凄く優しく、だけど深い。
    また読み直したらまた違った捉え方ができるような、自分自身のその時の感

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    2026年01月04日