小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
私の小さい頃の公園にもあったなぁ…ゾウやカバやウサギのアニマルライドが。リカバリー伝説はなかったが、撫でたり、叩いたり、八つ当たりしたりと結構乱暴に扱っていたような気がするけれど、何気ない癒やしになっていたかもしれません。
そんなアニマルライドの癒しが、近くに住むそれぞれの悩みを持つ人たちをリカバリーしていく。アニマルライドのカバヒコは当然だが何かするわけではないのだが…
そこで私はふと気づいた。誰かの相談事に何かしなければ…、何とかしてあげたい…とか思うのだが、只々傾聴することでその存在だけで、リカバリーしていくことが確かにあることに。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ鹿野さんは筋ジストロフィーでありながらも一人暮らしをするため、沢山のボランティアを育成し、交代で入らせているという取り組みをしていました。ボランティアは揉めることも多かったそうです。鹿野さんが好き勝手な欲求(だけど体が自由なら誰もが意識しないままできてしまう、例えば真夜中にバナナを食べたいというような)を、ボランティアにどんどんぶつけていたからです。
鹿野さんの家は、人間関係のぶつかり合いの場だったと文中にありました。色々な思いでボランティアに参加する人がいて、介護に自分の存在意義を見出そうとしてくる人もいたし、逆に鹿野さんが女性ボランティアに告白して困惑させることもあったとのことです。
著者は、鹿野さんとボランティアたちが互いの要求を拒絶したり、対立したりする様子を見て、これこそが介護される側とする側の対等で健全な関係性だと思ったそうです。それに完全に同意するかと言われれば、そうでもないのですが、著者の視点は私にとって新機軸だったので、星5をつけました。
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