ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    やっぱさすがに面白すぎる

    成瀬みたいな人がいたら、わたしも友達になれるような人になりたい

    一気読み。

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    2026年06月20日
  • ありふれた家を建てる

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    回想録なのに実況中継のようなビートで次々と驚きの展開を見せるから足がしびれようが喉が渇こうが途中で休憩できかねる面白さ。驚愕。「猫と私」を読んだときにも思ったのだが作者は議論ができる人なのです。自分の主張も伝えられるけど相手の話も聞けてその上で自分で考えることができる人なのです。だからこういう展開になる。それに家を建てるのは一生に一度のことがほとんどなのでそもそも「ありふれた話」にはならないですよね。

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    2026年06月20日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    面白かった。作者の報道の執念を感じたのと同時に警察に対する不信感が募った。
    現場の大切さが非常によくわかる話であったし、それは報道という仕事だけでなくさまざまな仕事に通じるものがあると感じた。
    この本を読むまで死刑制度に対しては賛成であったし、今もそのスタンスは変わらないが改めて感がる良い機会となった。
    特に再審がなされる場での誤認逮捕された方が元検察官に対して怒りを滲ませて話をする描写があったが、ものすごい迫力だったのだろうと文字の上からでも伝わって来た。
    ぜひみなさんに読んでもらいた一冊だと感じた。

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    2026年06月20日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

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    ネタバレ

    金田一耕助シリーズ初読み。
    名探偵ものの王道推理小説という感じで懐かしさも感じる。
    戦後すぐに発売のため、読みやすさを心配していたが、杞憂だった。とても読みやすい。
    ただ、現代ではあまり使われない言葉はあり、その点だけ時間がかかった(調べる時間)。
    もっとも、読み飛ばしても大して影響はないのかもしれない。
    表紙の絵は電子書籍版の方が昭和っぽく好み。

    以下、犯人やトリックを簡単に以下に書きます。
    ネタバレですので、ご注意ください。
    それにしても、三作ともトリックにまんまと騙されました。面白い。









    ・本陣殺人寺事件
    まさか妻を殺してから自殺とは驚き。
    そして、弟は共犯とは。
    犯人

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    2026年06月20日
  • 47都道府県おいしいもの巡り

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    阿古さんの表現力が素晴らしく、旅をしている気持ち、旅に出たくなる気持ちが共に湧き上がる素晴らしいエッセイ。阿古さん、ファンになりました。

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    2026年06月20日
  • パリのすてきなおじさん

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    金井さんの人柄の表れたユーモアと深い洞察力がぎゅっと濃縮された、めちゃ楽しくも、深い学びがあるオジサンエッセイ。オジサンさいこー!!

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    2026年06月20日
  • おいしいベランダ。 返事は7日後のランチで聞かせて

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    ネタバレ

    まもりちゃん、葉二さんおめでとう!!!
    2人らしくどちらかが折れるじゃなくて、2人で考えられる関係性すごく羨ましい…。

    可愛い一冊だった。

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    2026年06月20日
  • コンビニ人間

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    ネタバレ

    ⭐︎7くらい。

    村田さんワールド全開でおもしろすぎる。
    この気持ち悪いような不思議な着眼点が凄すぎて鳥肌。

    白羽さんが辞め、常連のお婆さんが「本当に、ここは変わらないわねぇ」のあとに今日、ここから一人消えたんですよ。
    餌、白羽さんを飼い始め…
    風呂場に住まわせてるの
    とか色々パワーワードが多くて笑ってしまった。

    接客経験のある人なら少しはわかるのではないでしょうか。素では働けず、少しはキャラを作らないといけないあの感じ。これを言語化されてるのが凄い。

    結末も素晴らしかった。
    作者の解像度が高く、最後の中村文則氏による解説も着眼点が高くて勉強になった。その見方できてなかったなーなど。

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    2026年06月20日
  • 憧れの作家は人間じゃありませんでしたEX

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    ううう、ホントに積読が増えるとなかなか新刊に辿り着けないジレンマ〜!!やっと読めた〜(o^^o)

    まさか続編が読めるとは思ってなかったので、超嬉しい〜やっぱりドラマ効果でしょうか。
    (ドラマ観てないけども!)
    本屋でも前作揃い踏みで並んでたし〜(≧∇≦)

    夏樹の過去話や広野と異捜との始まりが読めたのも良かった。できれば正木がどうなってるのか…その後も読みたい。高良の話はこれだけで別シリーズが出来そうなくらい色々なシチュで楽しめそうだし。
    高槻先生側とのクロスもあるし、今後も色々楽しめそうな予感。

    第4章を読みながら思ったんだけど、普通の人間と吸血鬼の寿命の違いって他の作品とかでもしばしば

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    2026年06月20日
  • タイム・アフター・タイム

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    ネタバレ

    どうしようもなく大切で、愛しくて、
    でも、帰れない日々。

    主人公二人が、好きで好きで大好きで、
    壊れそうなくらい想い合う。

    それは、ピュアで美しく、
    はち切れそうなくらいの想いなのに、
    小さな針やナイフやナタで切られるような
    出来事が重なり。

    好きな想いを壊れないように、大切に大切に
    逃げて守って生きていく。
    それでも、人の心は慣れや疲れやどうしようもないものに
    擦り減らされ、削られ、傷つけあってしまう。

    それさえを、良かったと思える未来。

    颯の子供が、弱いものを助けようとした姿。
    それは、子供の成長であり、颯の親としての育て方、姿があったから。
    そして、そこには流れた時間があり、あ

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    2026年06月20日
  • ロールキャベツ

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    ネタバレ

    この著者はいつもあったかい文章なのでとても好き。
    仲がいいとはいえ、友達のプライベートを別の友達にそんな言うか!?と何度か突っ込んだし、ちょっとあたたかすぎる(出来すぎてる)んじゃ?とも思ったけど、けど総じてとても良い本だった。

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    2026年06月20日
  • レモン・インセスト

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    二人の想いのすれ違いが愛おしい。
    オチが最高すぎる。
    昭吾はすでに淡々と狂っていたのだな。暴力的な解決方法に男性味を感じて正直滅茶苦茶興奮した…‼️

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    2026年06月20日
  • イクサガミ 人

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    ネタバレ

    愛着のあるキャラがはらはらと脱落してゆく段階に入って、1ページも油断できない。
    大乱戦のなか、闘ってるひとらと同じくらい汽車を動かす漢がカッコイイ。
    あと、木偏のひとたちのそこはかとないサラリーマン感が好きになってきた。掟に関する融通はきかないけど、各自の解釈の範囲で情をかけてくれるのよき。

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    2026年06月20日
  • 永い言い訳

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    自分の夫婦関係と照らし合わせるように読んだ。夫のこと愛してるかと言われると、そんな気も、そうでない気もする。けど、いなくなったらきっと幸夫のようにどこか心に穴が開き、これまで一番身近な夫に向き合ってこなかったことを後悔するんだろうな〜と、感じた。大宮家の家族描写は、こどもが母のいない生活を営む姿と陽一のいつまでも妻を失ってうなだれる姿を想像すると、甘えていいはずの子どもたちが甘えられない苦しさを考えて胸が苦しくなった。当たり前って当たり前じゃなかったんだと、自分のこれまでの人生がいかに恵まれていたかを感じた。

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    2026年06月20日
  • 鬼平犯科帳[決定版](三)

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    長期休暇で父の菩提寺のある京へ行くの巻。
    そこは鬼平の事。
    様々な事件に巻き込まれる。
    コメディタッチの「盗方秘伝」、若き日の過ち「艶婦の毒」、平蔵危機一髪「兇剣」が印象的。

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    2026年06月20日
  • 自分を好きになる方法

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    機微の描写力が凄い。
    原田ひ香さんの「#台所のあるところ」に漂う孤独が好きな人にはうってつけの本。
    読む年齢によって、感想は異なると思う。
    だから、久しぶりに何年かおきに読みたいと思う。
    以前は『蛇にピアス』を年齢で感想が流動的になる作品として、定期的に再読したいと位置付けていた作品だけど、あちらはアラフォー前に卒業。「人生はいたいよね」というのが私自身わかった節があるから。
    本作の47歳以降のリンデには共感できるところがなかったんだけど、たぶん10年後、味わい深い読後感を得ていることだろう。
    本谷さんの表現も好き。

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    2026年06月20日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    箱根駅伝をめぐるチームビルディングを描く。上巻はシード校以外の出場校を決める立川の予選会からチーム内で誰がどの区間を走るかの発表があるまでをカバー。学生チームが試行錯誤しながらもまとまっていく様子と不測の事態をカバーしながら準備をしていくテレビ中継チームの様子が交互に語られる。たまたま2年前の予選会の日にゴールとなる昭和記念公園にいて、結果発表の様子などを見たこともあって、冒頭は実際に触れた予選会の雰囲気を思い出しながら読んだ。速いテンポで話が進み、面白くて上巻の終わりに即下巻を読み始めた。

    箱根駅伝の実況生中継が始まったのが丁度私がオーストラリアに移住した年で、私自身はその人気の度合いは想

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    2026年06月20日
  • たゆたえども沈まず

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    文庫で再読。好きすぎて、文庫も本棚に登録しよう。
    ゴッホを好きになって1年。ゴッホ展に行き、作品に触れ、今回は絵画、そしてテオやヨーのことを知った上での読書だったので、頭の中に映像が浮かび、前回とはまた違う臨場感が。いや、小説だから。ゴッホと林忠正が接触していた証拠はないから。と言われても、あのパリでこんな出会いが繰り広げられていたかもしれないと想像するだけで、愛おしい気持ちになる、そんな作品に出会えたことが嬉しい。

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    2026年06月20日
  • ストロベリームーン

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    ネタバレ

    芥川なおさんの作品は、主人公の日向の視点を中心に、萌との恋愛を通して命の尊さや家族・友人との絆を丁寧に描いている。

    読み進めるほどに、日向の心の揺れや成長が自分のことのように胸に響き、物語の世界に深く引き込まれていった。
    特に印象に残ったのは、萌の視点で描かれた日向との出会いの場面だ。

    クレーンゲームで景品が取れずに泣いていた子どもに対し、日向がさりげなく景品を取り、「忘れ物だよ」と言って渡すシーンは、彼の人柄を象徴するような優しさに満ちていた。
    相手の気持ちを傷つけないように配慮しながら手を差し伸べるその姿は、男女を問わず誰もが心を動かされるだろう。

    萌が日向に惹かれた理由が、この一場

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    2026年06月20日
  • 風と雅の帝

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     歴代から消された北朝初代天皇であり、南北朝の動乱を生き抜いた光厳天皇の激動の生涯を描いた歴史小説。

     500ページを超える大作でしたが、すっかりその歴史の中に没入して読み終えてしまいました。

     いわゆる太平記の時代が舞台であり、自分はあまりなじみのない時代でしたが、まさに動乱の時代であったことを再認識しました。

     当時の複雑な皇室の在り方、武士としての生き様や貪欲さ、そしてそれぞれの駆け引きなども描かれ、歴史小説としての醍醐味を十分に堪能することができました。

     そして、光厳天皇については、私の歴史の知識の中には今までなかっただけに、この動乱に翻弄されながらも、天皇としての生き方を全

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    2026年06月20日