あらすじ
17歳の少女が自ら警察に保護を求めてきた。その背景を探る刑事に鑑識から報告が入る。少女が生活していたマンションの浴室から、大量の血痕が見つかったのだった。やがて、同じ部屋で暮らしていた女も警察に保護される。2人は事情聴取に応じるが、その内容は食い違う。――圧倒的な描写力で描く事件は、小説でしか説明する術をもたない。単行本刊行時に大反響を呼んだ、著者の新しいステージを告げる問題作にして衝撃作がいよいよ文庫に!
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Posted by ブクログ
やばい!!いろいろな意味で。
グロいな〜、割とグロい本好きでよく読むけどここまでは初めてかも。もちろんいい意味で。
ラスト、いろんな人たちの思いが交錯しててやるせない。現実にあった事件をモデルにしているらしいから本当に現実でもこんな人、こんなことがあるんだろうな。私だったら耐えられない。誉田さん最近読み始めたけどおもしろいな。好きかも
Posted by ブクログ
作品自体はとてもグロテスクで、読んでいるだけでその光景が浮かんできてしまうほどでした。しかし、読者に想像させるほど分かりやすい文章を作成できることがすごいなと思います。
Posted by ブクログ
やばい。
鬼畜すぎてビビる
洗脳ってこわいな。時に人を洗脳できるって羨ましいなとか思ってたけど、こういう使い方はしないな。
小説としては凄く面白かった。
Posted by ブクログ
描写が生々しくてとにかくグロかった!!
だけど読み始めると先が気になって気付けば読み終わっていました。
本当にあった事件を参考にしているというから怖かった。
最後の参考文献もいくつか読んてみたいなと思いました。
Posted by ブクログ
読み終わってほやほや
なんか…ホントすごい…
これが本当にあった事件を参考にしてるとのことで…
話も長いし
とにかく疲れた…
でも、完走できて良かった
めちゃくちゃ読み応えあった
Posted by ブクログ
かなり恐ろしい内容だった
グロさとかは表現されてないから想像でしかないけどむごい
実話をもとにしてあると知ってさらに驚愕
この作者の他の作品も気になった
Posted by ブクログ
『最も怖いのは、全て現実で起こっていたことであろう』
本作は、北九州連続監禁殺人事件がモデルとなっている。
そう、つまりあの吐き気を催すような数々の虐待や殺人は、実際に起こっていたことがもとになっているのである。
ここで、モデルとなった北九州監禁殺人事件について述べよう。
この事件は、「1人の男」が内縁の妻、またその家族や知人などを脅迫•洗脳し、金を巻き上げ、お互いを虐待、さらには殺しあうように仕向けた、そんな狂っているとしか言い様がないものなのである。
しかも、「その男の手は一切汚すことなく」だ。
これら全てを詰め込んでいるのが本作なのである。
虐待•殺人、それ以降の描写はかなりリアルな為、かなり辛くなるような残酷な表現が多い。
ただ、忘れてはならない事件に数えられることに間違いはない。
休み休みながらでもいい、でも二度と起きてはならない事件だと心の何処かに起きながら、読んでみて欲しい。
Posted by ブクログ
2025.11.30
実際の事件にヒントを得ているのかもしれないが、登場人物それぞれが語る真実は「真実」ではないのかもという思いが拭えない、「藪の中」であることを味わう作品。
Posted by ブクログ
読む前から、引きそうな感じやけど、きつっいのプリーズなんで、読も!
ハイ!R18指定!もうR1000でもええわ!
キツい〜キツい〜キツい〜×10000
これ、確か実話ベース違ったはず。
(北九州監禁連続殺人事件をモデルにしたと言われてる)
他人の家庭に入り込み、暴力で支配し、寄生する…
鬼畜というか、人でないというか…
もうめっちゃめっちゃやん!
透明にもするし(詳細は、「冷たい熱帯魚」(映画)観て下さい!)。
暴行、虐待
ペンチ、コテ、通電…
で、亡くなると、透明にする。
(詳細は、「冷たい熱帯魚」(映画)観て下さい!)。
ぶつ切りして、
臭いがキツいから、
麺つゆとかで茹でて…
ミキサーですり潰して…
ペットボトルに入れて…
そのうち、近所の川とかトイレに
( 。・・)/⌒□ポイ
(꒪ཀ꒪) (꒪ཀ꒪) (꒪ཀ꒪)
まぁ、完全犯罪なんやろうな…
何も残らんから…
恐怖とかで支配して、家族同士で…
取調室で、徐々に真実が明かされる形式で進むから、まだ、ええけど…ストーリー仕立てになってたら、怖すぎる!
ちゃんと、どんでん返し的な流れになってて、サスペンスになってるんやけど、お腹いっぱいで、どんでん返しにも無反応に…
ゲロゲロ〜(꒪ཀ꒪) _| ̄|○
これを題材した映画もネトフリでありそう…これは観ないかな…
事実は小説よりグロし…_| ̄|○
「人殺し、詐欺師、泥棒、性犯者・・・・何をしでかしたかは様々ですが、そんな中にも、その手の人間は紛れ込んでいます。最初は分かりません。普段は愛想もいいですし、刑務だって一応はこなしています。でもそれは、獲物を油断させるためのカムフラージュ・・・・・・いわば、擬態です。奴らは、人間ではありません。中身はケモノです。人間に見えるように、化けているだけです」
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今日は、おウチで、映画!
ネトフリで、
「ハウス・オブ・ダイナマイト」
地球自体が、火薬庫って事か…
なんかの間違いで、どこかも分からんけど、核ミサイルが発射されたら、それと呼応するように…
なんか、いまいまの話で怖いなぁ…
でも、実際にもそうなるんかな?
こんなん、
「あっ!間違って、ミサイル発射してしまいました!」
→ 人類終了〜〜!
やんか(−_−;)
アマプラ
「巷説百物語 狐者異」
何回処刑されても蘇るという噂の極悪人・祇右衛門の謎!
怪異もんかな?って思ったけど、そうではないか…
京極堂+仕事人みたいな。
怪異として、解決するのは、面白い!
まぁ、オチは、妖怪とか、お化けより、怖いのは人間ってことか…(−_−;)
Posted by ブクログ
とにかく残酷で冷酷非情な事件が綴られていた。
梅木ヨシオという男に操られる女たち、その家族。暴力や拷問によって精神を操られ、犯罪をさせられる状況は想像できないほど、したくないほど酷いシーンだった。
犯罪者を同じ人間ではなく、ケモノと表したことでより残酷さが伝わってきた。
小倉聖子と中本三郎の行方も気になるが、最後の描写でなんとか苦労しながら生きているようにかんがえられる。辰伍の立場が可哀想でならなかった。
Posted by ブクログ
あまりにもリアルで、想像できてしまうような文章だった。読んでいてとても辛かったが、実話をもとにしてるということなので忘れてはいけない酷い事件だと思う。洗脳や環境、人の怖さを感じた。
Posted by ブクログ
オーディオブックで聞き読。
状況の描写があまりにリアルで
自分自身が経験した事がない事であっても容易にその状況を想像する事が出来た。
事件を供述する部分はあまりにグロテスクで聞き飛ばしたぐらいだ。
ある事件を題材にしていると知って、こんな酷いことを考えるサディストが現実にいるのだと人間に恐怖を覚えた。
幽霊など以上に生身の人間が一番怖い。
Posted by ブクログ
グロすぎて気持ち悪くなると知人に言われどんなもんかと覚悟しながら読んだけど、思ってたよりは大丈夫だった。ただ、実際に起きた事件を元にした作品だと思ったらじわじわ怖くなってくる…
気持ち悪いけど続きが気になって仕方がなくて一瞬で読んだ。
こんな事を平気でする人がいるんだと思うと、結局一番怖いのは生きてる人間だと改めて感じた笑
Posted by ブクログ
想像を超えるイヤミス!
描写がリアルすぎて
サイコパスがサイコ過ぎて、
最後まで真意が分からなさすぎて、、
とにかくつらい
1人の少女が監禁されていたと警察に助けを求める
その監禁場所にいたのは正気のない女性
その近くのマンションで同棲をしている仲睦まじいカップル
2つのストーリーが同時に進むカタチが好きな自分としてはどこでこの話が繋がるのか気になって止まらなくなった
なんて最悪な設定なんだと思ったらこれは実話を元にしていると聞いて愕然とした
もう一度読みたいとは思わないけど、きっと忘れられない作品だと思った
Posted by ブクログ
北九州連続監禁殺人事件がモデルとなって描かれた小説ということで気になって読んでみた。
実際の事件もこれくらい凄惨で人間の所業じゃなかったようだが、この本の描写もかなりグロテスクだった。
読んでいて泣いてしまったのは、姉が自分の息子の弘夢くんに手をかけるところと最後のやり取り。
子供はただただ純粋な視線をママに向けていて、自分も息子がいるので想像したら涙が止まらなかった。
息子を殺させるなんてあまりにもひどすぎる。
最後、結局ヨシオを殺したのが誰なのかは曖昧なままお話が終わっていたが、もやもやするけどこれはこれでこの作品の良さなのか。
こんな人間性のかけらもない人が存在するなんて怖すぎる。
Posted by ブクログ
グロい!!男が洗脳して家族を乗っ取って殺させていく話。家族を殺させてバラバラにして処理させたり、拷問させたり、排せつ物をたべさてたり、総じてグロい!人ってこうも洗脳されていくもんかと、非現実的なんだけど少し現実的でもあって怖い、と思ったら実話を元にしてるの?恐ろしすぎ。彼女の父の三郎さんが犯人かと思ったらちがくて犯人がすでに殺されてたのにはびっくり。
Posted by ブクログ
この前にカエル男ふたたび読んだからグロに若干よ耐性があったと思っていたが…圧倒的なグロさ。あの描写の長さが絶望的な一室に自分もいるかのような無力感にさせる気がする。ストロベリーナイトもグロかったけどね。現実に起きた事件だし…恐ろしい…次はまたほっこり系を読む。
匿名
同棲してる家に彼女の父親が転がり込んで来る。話は交差しながらもう1つの事件へと繋がってゆく。保護された少女から恐ろしい事件の内容が明らかになってゆく。マインドコントロールされた人達、肉親なのに、そこまで酷い事ができるの?と、何度もゾッとしました。恐怖でそこまで人を支配できる事が怖かったです。
Posted by ブクログ
真相が明らかになればなるほど想像絶する展開が待っていた。一家をマインドコントロールし、監禁、虐待、死に至らしめる残虐性は人を超えたケモノそのものでした。実際に起きた事件を元にしていても、とても現実に起きた事だとは思いたくない内容でした。衝撃の読書体験でした。
Posted by ブクログ
展開を予想しながら読み進めていくけれど
やっぱりそうかと思ったら裏切られ
納得しかけたら疑念が生まれるというストーリーで思わず一気読みしてしまった。
グロテスクな事件でしかも、実際に起こったことがモデルとなると、本当に気が滅入るし不安になるけれど、読んで後悔は無い。
Posted by ブクログ
愛情というものが完全にゼロの人間は存在する…
怖かったー。
実際にあった北九州連続監禁殺人事件を基にした小説。
この事件を辿っただけの物語ではなく、ちゃんと小説としてひねりが効いて面白かった。
読む手が止まらなくて一気に読み終えてしまった。
どのようにこの点と点が繋がっていくのだろう?とワクワクした。
しかしグロ過ぎて寝る前に読むには良くない小説だったよう。悪夢にうなされた。笑
ただ、実際このような人の域を超えたまるで「ケモノ」のような人間はいるんだろうな。
しかも擬態して潜んでいる。
それがきっとサイコパスと呼ばれる人なのだろう。
この作品を書くにあたって、誉田さんも相当な深淵を覗いてすり減らしただろうなぁ、と解説を読んで思った。
面白かったです。
参考文献の「消された一家」も購入してしまった。
私はまた悪夢にうなされるかもなぁ…
Posted by ブクログ
これを「面白い」と表現して良いものかどうかわからないけど、ケモノの城ってそういうことか…と。
決して共感することの出来ない異常性、狂気。
想像を絶する拷問と洗脳。
こんなことよく思いつくな…と恐ろしかったけど、実際の事件がベースになっていると気付いて納得したような余計に怖くなったような。
最後は思わぬどんでん返しもあったけど、終わり方が切ない。
もう少し救われる未来がなかったんだろうか。
Posted by ブクログ
面白かった!
結構序盤の方で、「この小説って、かの有名な北九州一家殺人事件を参考にして書かれてるのでは...?」って気づいたけど最後まで面白く読めた!参考文献に北九州一家殺人事件関連の書籍あったからやっぱり!とも思った!
登場人物たちがどう繋がってくるか最後まで分からなくてドキドキハラハラしながら読んだー!三郎のまさかの正体!
結末は少しスッキリしないけどでもそれでも十分面白かった!
Posted by ブクログ
現実の事件をモチーフにしているらしく、描写がとにかく気持ち悪いほど生々しい。
加害者・被害者・若者・警察と複数の視点が交互に展開される構成。
読んでいて吐き気がするほどの場面に耐えられなくなると、場面が切り替わりまた引き込まれる…完全に筆者の術中。
特に取調室での捜査官と容疑者のやり取りは緊張感が張り詰めていて面白かった。
ただラストはもう少しはっきりしてほしかったかな。
それでも「読んだ」という体験が強烈に残る一冊でした。
Posted by ブクログ
クライマックスにかけての盛り上がりは面白かった。ただグロテスクな部分が多く、気持ちが悪くなることもあった。もう少し軽めにしてくれたらいいのにと思った。
Posted by ブクログ
え、、これ、実話ベースなの!?
グロいとの感想が多くて、想像スイッチをoffめにして読んでたので読書中はうわー、やばいな、地獄だな、位の軽い感想だったけど元になった事件があると知ったら急に色付いてしまい、やはり地獄です。
Posted by ブクログ
これでもかと畳み掛けるほどの暴力性
実際の事件がモチーフということなので、余計に滅入る
暴力的な描写が続くのでしんどいが、心理描写はさほど出てこない
最後、あの二人はどうなったんだろう
Posted by ブクログ
悲惨なシーンがリアルに描かれていて、目を背けたくなるような場面も多かった。そしてこれが事実をもとにしていると思うとさらに吐き気がする。
それでもどんどん惹かれていき、読み進めてしまうのは作者の表現力によるものか。そして洗脳の恐ろしさを痛感させられた。
実際の事件をもとにしているからか、終わりがふわっとした印象。
Posted by ブクログ
読むの後悔するほどひどいお話( ´;ㅿ;`)
気持ち悪くなるほどに過激でした、、
想像を超えるってこういう事なんだな、
読み始めたら最後もう戻れないというか
逃げれないみたいな( ›ω‹ )
色々とやりきれなさとか切なさとか
もやもやする終わり方( ›ω‹ )
結局最後は誰が犯人なのか
何もかも正気じゃなさすぎて
わからなくなりました。。。
覚悟を持って読むべきお話です。
誉田哲也さんはこれからもこうなんだろうし
できれば読みたくないなぁ(_;´꒳`;):_
おすすめもしないかなぁ:( ´꒳` ):