【感想・ネタバレ】六人の嘘つきな大学生のレビュー

あらすじ

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■■各種ミステリランキングで話題沸騰中■■

『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)国内編8位
週刊文春ミステリーベスト10(週刊文春2021年12月9日号)国内部門6位
「ミステリが読みたい! 2022年版」(ハヤカワミステリマガジン2022年1月号)国内篇8位
『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング4位


成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。

怒濤の伏線回収に驚嘆の声続出! 青春ミステリの傑作が、ついに文庫化!

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Posted by ブクログ

友達から借りた本。スピラリンクスという大企業のたったひとつの採用枠を6人の大学生たちが争うというストーリー。この本の凄いところはコロコロと人の印象が変わってしまうこと。私も読みながらこの人はいい人だなと感じたと思えばこの人はとんでもない人だったりと。物語の中だけでなく現実でも私たちは相手の1面だけを見て人柄などを判断してしまう。人の本当の中身まで見ることはトテモ難しいと思った。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ずーと前から気になっていたが,パッケージがあまり惹かれず読まなかった作品。

いや面白いじゃん!
人間には表と裏,良い部分と悪い部分があるよね、
どっちかだけ見て判断するのは良くないよねと感じた作品だった

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

次々と変わる展開に手が止まらなかった。
ミステリー話だけかと思いきや、就活に潜む矛盾や誰もが抱える葛藤を描いていて自分も就活していた身としてとても共感できた。

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

2026.01.31

就活 人気IT企業の最終選考 グループディスカッション 告発写真 犯人は? 10年後 最後の告発状

面白かった。伏線やミスリード、構成がとてもうまい。ハッピーエンドてわけでもないんだけど、いい読後感。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

構成が面白かった。
1人ずつ「犯人」の候補から消されていく構成だったり、一人一人の証言の中にも伏線がありつつ、
二転三転する展開にのめり込んで一気読み。

朝井リョウさんの『何者』を読んで日が浅いので
同じ系統かと思いきや、こちらはかなりミステリー要素強め。『就活』そのものに対する疑問への斬り込み方や人の善悪など、作者が訴えたい真相に触れられた気がする。


採用担当に憧れの気持ちがあった私はいったい、、笑 私まで抉られた。
未熟な学生に、完全な人間だと崇められたかったのだろうか…
がっつり就活を経験した当時は、採用担当者が『会社の代表』のような佇まいで、本当に輝いて見えていた。
特に航空業界の就活は特殊で、それ専用の対策ノートを作っていたし、面接会場に入る所作から、人の話を聞いている時の姿勢や表情まで1秒たりとも気が抜けなかった。その分意気込みも他社とは違った。とある会社のCAの最終面接で、面接官の前で涙を流す人が多かったところからも、精神状態は異常だったと思う。


もちろん『就活』への違和感は人相応に抱いたし懐疑的になったりもしたけれど、
「疑問ばっかり並べたところでやるしかないから長いものに巻かれとこ」精神で、その問題は右から左にスルーした。
ここをスルーしないのが、作家と一般人との違いなんだろう。

終盤、鴻上さんの独白があまりにも独白すぎて(?)面食らった。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

告発文の犯人を探すというミステリーの面白さもありながら、人の印象に関するテーマも絡んでおり、自分なりに学ぶ部分もありました。
伏線もすべて丁寧に回収されており、あぁ面白かった!!!と爽快な気分で読み終えました。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

おすすめしたい。ニンゲンらしいお話だった。
見えていること全てはほんと氷山の一角だなと思わせてくれる本だった。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

すごい面白かったです!!
就活を舞台に学生同士の騙し合いとか心理的駆け引きを楽しみつつ、物語全体に散りばめられた謎やヒントが最後に回収されていって本当に見事な終わり方だなと思います!

就活を経験した身、企業で採用活動もした身からすると、就職活動という人生の中でも本当に異質な時間をうまく切り取って、それに様々な要素を盛り込んで、小説にしたんだなと感動します。当たり前にある日常に、工夫を載せて、物語にする!すごいことです!

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2026年01月17日

Posted by ブクログ

人を見るとき、その人を一面だけで見ることはできない。ひとりの人間には、さまざま姿がある。同じ出来事も、受け止め方でかわることを教えてくれる作品。

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2026年01月17日

Posted by ブクログ

就職の最終グループディスカッションで、採用する一人を学生達自身で選ばせるお話

成長著しいベンチャーIT企業「スピラリンクス」
最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、グループディスカッションに臨むこと
場合によっては全員を採用する事も有り得る
メンバー達は全員で合格するため順調にスピラリンクスの分析を行うが、突如課題の変更を告げるメールが届く
震災の煽りを受け、採用人数が一人になったため、グループディスカッションの課題は、六人の中から一人の内定者を決めること
それまで仲間意識を持っていた六人はお互いにライバルになる
内定を賭けたディスカッションが始まった後、室内に封筒が発見される
その中にはそれぞれ宛の封筒が入っており、とある人物は開けたところ、メンバーの一人を名指しで人殺しであるという告発文と証拠となる画像が入っていた
他の封筒の内容は何か?封筒を用意した犯人は誰か?犯人の目的は?
無事、犯人は特定されたかに見えるが、果たして本当に犯人だったのか?
彼ら彼女らの嘘と本当の姿とは?

就職活動における欺瞞
全くの嘘ではないものの、誇張された内容が横行するプロフィール
逆に、企業側の採用する能力に対する疑問


六人の概略
波多野 祥吾:立教大学 経済学部 経済政策学科 調整力に長けた参謀タイプ
九賀 蒼太:慶應大学 総合政策学部 総合政策学 イケメンで有能
袴田 亮:明治大学 国際日本学部 国際日本学科 元野球部の体育会系 脳筋的な印象を与えるが、場の雰囲気を変える気遣いもできる
矢代 つばさ:お茶水女子大学 文教育学部 グローバル文化学環 海外経験も豊富で、様々な社会問題にも取り組んでいる
森久保 公彦(22)一橋大学 社会学部 社会学科 情報収集・分析能力に長けている
嶌 衣織:早稲田大学 文学部 社会学科 洞察力と人を見る目がある


就職活動を描いた小説だと、石田衣良の「シューカツ!」を思い浮かべる
あっちもあっちで就活生の虚飾にまみれた姿を描いていたけど
この作品はもっと複雑な仕掛けがされてある

浅倉秋成だしなー という謎の信頼感があったので
どれだけ悪そうな人が出てきても何か事情があるんだろうなーと思って読んでしまう

鬼平犯科帳でも語られておるように、
善人と思える人物が悪行に手を染めたり、逆に悪人と呼ばれる盗賊たちが人間味あふれる義理堅い一面を見せたりすることが多くある
ある一つの行動を取ってみても、それが誰かにとって悪行に思えても、他の誰かのための善行である場合もある
その行動を起こした理由まで掘り下げないと、真意はわからないですよね

はやり伏線の名手だけあって、序盤から中盤にかけての仕込みが凄い
その仕掛けが多段になってひっくり返してくる構図が凄い
そして、余計な情報はなく、意味ありげに提示されていた情報は全てストーリーに関わってきているところも凄い

ただ、タクシーを拾うときに、セダンタイプを見送ってスライド式の方を選ぶという描写の意図が、素直にそんな理由があるのだろうなーと思ってしまい
タクシー会社のブランドなんて気にしなかった
都会に住んでないので、伏線を張られるにしても読者の知識が求められるのだなぁ……

あと、「犯人」に関しては、ある程度の怪しさは中盤まで読んで感じていた
証拠の手に入れやすさ、証拠を入手した人物を探られた歳の足のつきやすさ
そして何より、ストーリーとして成立する開封の順番になっているあたりで、自作自演という疑いは持ってしまう
ただ、その時点で動機はわからなかたけどね


それにしても、就職活動かー
まぁ、そんなもの、ある意味で運でしかないというのは社会人になれば自ずと知れる
優秀・無能、採用・不採用という組み合わせで考えたら
優秀な人を取りこぼす、無能を採用するという事態は往々にしてありえるわけで
優秀であれば人事の人が採用してくれるというのは幻想であるのは自明
他の会社は知らないけど、うちの会社の人事という組織の目的は、とにかく人を確保するのが第一であり
ある程度の質は求められるものの、採用された人を育てるのは配属先という風潮がある

ステラリンクのような会社はわからないけど
人材不足の中小企業なんてそんなもんだと思うよ

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成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。
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2026年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

就活生の不安定な情緒と純粋さが可愛くて面白かった。
結局みんな性格いいっていうオチ大好き。
ワクワクして面白かった!

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『6人の嘘つきな大学生』を読んで、就活の裏側や人間の本質について考えさせられた。この本は、大手IT企業の最終選考で出会った6人が「全員内定」を目指して仲を深めていくところから始まる。しかし直前になって採用枠が1人に減らされ、結果、ディスカッションの場で6人が争い、それぞれの裏の顔が暴かれていく。

特に印象に残ったのは、就活から時間が経過した後、嶌が4人にインタビューする場面だ。情報が一部省かれているため、彼らの印象が悪く見え、「やっぱりクズだったのか」と感じた。しかし、省かれていた情報を知ると、彼らへの印象が変わる。少しの情報だけでその人がどんな人間であるかを結論づけてしまっていたことに気付いて恐ろしくなった。波多野の「おそらく完全にいい人も、完全に悪い人もこの世にはいない。」という言葉は、この人は良い人、この人は悪い人、とすぐ無意識に判断している自分に深く刺さった。

「人には良い面と悪い面があるのは当然であり、悪い面だけを見てその人すべてを否定してはいけない」と学んだ。

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2026年01月28日

H

購入済み

それほど期待せずに読み始めましたが、一気に読みました。
外から人を見ると、その人の一面しか見えず単純化してしまいます。そうではないよ、人は複雑で単純に見てはいけませんという考えれば当たり前のことをミステリーでありながら考えさせられる作品です。良かったです。

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2025年02月04日

購入済み

面白かった!

就活に関して、多くの人が思うであろうことをすぱっと文章に起こしてくれた部分はとてもスカッとしました。
この本を読んでいる自分自身の感情の動きがとても面白かったです。

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2024年12月20日

匿名

購入済み

反転

一人称のミステリーでどうどんでん返しを味わえるのか楽しみにしてました。挿入されるインタビューが巧く機能して、見事に反転され伏線回収していく後半に痺れました。面白かった!

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2024年11月23日

ネタバレ 購入済み

無題

とにかく早く次のページを読みたいという気持ちで最後まで読み進めました。
最終的に登場人物全員のことが好きだなぁと。人間はどうしても表面的な部分だったり、噂だったりでその人を判断しがちだけれども、それってすごく損していることだなと改めて考えさせられました。
敷き詰められた伏線の数々は本当にお見事で楽しませてもらいました!

#ドキドキハラハラ #深い #共感する

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2024年09月18日

購入済み

何度も驚かされるから全く飽きずに最後まで読めました
細やかな伏線があったり、人物のイメージの変化も凄く楽しめる作品だと感じます!

#共感する

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2024年06月16日

購入済み

大どんでん返し

自分の好きな話のジャンルでサクサク読めた。ついつい一気読みしてしまうほど面白かった。どんでん返しが好きな人にはハマると思う。

#ダーク #共感する

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2024年06月04日

購入済み

六人の嘘つきな大学生

自分も就活をした事を思い出し面白そうだなと購入させて頂いたのですが読み始めると止まらない止まらない。え!?嘘!?と思う所も確かにと思える部分も多々あり面白く深くそしていろいろ考えさせられる作品でした。

#笑える #切ない #深い

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2024年06月02日

匿名

購入済み

多彩な表現、面白かった

最近すごく売れているので気になっていたが、期待以上に面白かった。話の展開ときめ細かな心情の表現が素敵だった。就活に対しての当時の気持ちを思い出したし、臨場感があってサクサク読み進めた。

#ドキドキハラハラ #ドロドロ

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2024年01月13日

匿名

購入済み

就活時に読みたかった

就活時に感じた社会を、会社を、都合良く解釈して、深く考えないように、早く終わって平穏に戻りたい、そのときの気持ちが蘇ってきた。
よく考えたら、採用側もそう考えるよな、会社によって違うよな、ってそんなことも考えにいたらないまま大事な大事な自分の人生をなんとなく決める。もちろん、しっかりと理解する人もいるが、多少の憧れを会社に求めているのではないだろうか?
犯人は誰か?を追うメインパートも文句なく面白いが、就活について、関わる全員のなんとなくで、なんとか保っている日本の現状をこれでもかと疑問提起した内容にとても感心した。

#切ない #深い

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2023年09月25日

購入済み

記憶を消してもう一度読みたい。

最初から最後まで作者の手のひらの上で転がされている感覚でした。登場人物への印象がコロコロ変わっていくのが新鮮でした。一気に読みたくなる作品です。

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2023年09月21日

Posted by ブクログ

同じ事実でも前提や背景が変わると見え方が違ってくる現象を体感できる作品。世の中にあふれるニュースやSNSの情報を複眼的に見る重要性を感じた。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

まぁ、こうなるだろうな。犯人はこの人だろうな。トリックはわからないけど。

まさに、そのような展開でそのような結末だった。
と思ったのだけど、後半は全くの予想外の展開になった。

誰かが殺されるとかでもなく、ある限られた就活の最終面接というシチュエーションでここまでのストーリーが描けるのは凄い。

また、大人というか社会人の汚い部分というか、ある種の人間らしい部分が、学生からはどう映るのかが非常に上手く描かれていた気がする。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

6人が1つの採用枠を巡ってディスカッションする話。
最初は全員で受かろうとして和気あいあいという雰囲気だが、途中から受かるのが1人となった際の空気の変わりようが感じ取れ、そこからは一気読みだった。

自分も経験したが、今思えば自己アピールというのも少しの事案を過剰に言ったり、嘘はついていないが本当のことは言ってないという、少しでも自分をよく言う方法は自分も経験し、回りもしていたと思う。
「犯人」の犯行の理由というのがイマイチ納得できなかったが、途中悪く思えていたそれぞれの印象が最後少し挽回できたのは良かったし、全体的にたのしかった。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 『就職活動』を題材に、人の多面性を考える話。予想を何回も裏切られる展開からの読み終わった後の高揚感が良い。

 この話を読んで、自分も不確かな情報で人間を一面的な見方しかしていない人だと気付かされた。一側面をみただけで判断してはいけない。柔軟に対応できる解釈力が必要なのだと改めて考えさせられた。単純に考えず、事象だけで安易に決めつけないようにしようと思います。
 みんな、いろんな面を持っていて、見る角度によって、見え方が変わります。完全にいい人も、完全に悪い人も、いない(おそらく。まぁそう思いたい。)人を知ることで、自分を知ることもできるし、自分の弱い所を改善していくきっかけにもなるなと思いました。

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2026年02月04日

Posted by ブクログ

読み進める毎に登場人物の印象が変わっていく。
月の裏面はボコボコしてる。それと同じで人の一面だけではその人を判断できない。

ちりばめられた伏線が全て回収され、読後すっきりした気持ちになれます。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

意外にも読後感がよい一冊。ただ就活に疑問を持っていた身としては、読みながらすごく胸が痛くなった。「意外や意外」「想像できない」ということは一切ないけれど、若者におすすめしたい一冊。

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

無意識の内に人をラベリングし、レッテル貼り、評価しようとする人間の醜さを感じつつ、こういうどんでん返しもあるかぁ~と何度も唸らされる一級のエンタメ作品でした!

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

清々しいまでに綺麗に見事に踊らされた。
面白かったし、読みやすかった。
告発文(?)も一気に出てこないから、気になって移動中も読んでました。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

序盤から展開がテンポが良い上に、ストーリーも納得生があり、題名の意味もしっかり土台を支えている。
さらに現代の就活に実情に切り込んだ色々な面で面白かった一冊。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

4.1

あまり見たことのない構成で面白かったです!
とても考えられていることに純粋に素晴らしい!と称賛する気持ちの中に、ほんの少しだけ(本当に少しだけですよ!)作られてる感を感じてしまい、物語に没頭し切れないところもありました。

著者も登場人物もみな頭がいいんだろうなあ、と感じられました。

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2026年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み物としてとても面白かった。途中のたるみや、退屈なシーンがなく、読む手がとまらなかった。考えさせられたり、登場人物に感情移入させられたりはなかったが、展開が二転三転したり、心理の読み合いの場面がとても印象的だった。シンプルにめっちゃ面白い作品。登場人物の一面だけで善人と悪人に分けられないと言うのがこの作品の伝えたいことだと思うが、それには同意する。だからこそ、同級生のあいつ変やで、とか、あいつは性格悪いから関わらん方がいいよ、とかのうわさにも、でも実際に喋ったことないしほんまかわからんからなぁと思うことが多いのだと思う。結局人はいいところも悪いところもあると言うことを、波多野も含めて全員が表していた。解説に書かれていた、筆者の物語の組み立て方はすごい。別に文章書いたことないけど参考になる。

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2026年01月20日

購入済み

止まらなくなる

仕事の合間に少しづつ読むつもりでしたが、一気に読みたくなるような展開で面白かったです。
人の裏、表誰かを信じる難しいさ共感できる本でした。

#共感する

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2025年06月22日

ネタバレ 購入済み

就活中、、

刺さった🥲こんな過去の暴露大会ゲームには絶対ならないから逆に安心して就活出来た。実はみんないい人だって分かるところが好き。性善説と性悪説。

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2025年05月03日

購入済み

性善説もとい性悪説

以前、女優の芦田愛菜さんがおっしゃられていたことがそのままこの本を表していると思います。

『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて」
「だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えたときに『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど」
「でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました」

#ドキドキハラハラ

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2024年03月09日

Posted by ブクログ

人の死なないミステリに入るのでしょうか。
読んでいるときの小さな違和感は後から全て伏線回収されるのですっきり。
読後感も主人公の怜悧な性格も相まって爽やかなものになっています。

そして誰もが思っているであろう就職活動の異常さを言語化してくれています。
毎年シーズンになると見かける、着慣れないスーツとパンプスをまとい、髪は黒く染めて一つに結んだ大学生たち。
昔はここまで画一的じゃなかったと思うんですけど、世間が彼らをこうさせてしまってるんですよね。

登場人物それぞれもしっかり設定されているので、ストレスなく読み進めることができました。
動機やキーアイテムは少し強引かもと思いましたがそこはさほど重要視していなかったのでいいです。

こちらの作者は「教室が、ひとりになるまで」に次いで2作目だったのですが、全く同じ作者だとは気づきませんでした。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全体としてはテンポもよく、最後まで一気に読めた。
「面白かった」という感想は素直にある。

ただ、いくつかモヤっとする点も残った。

主人公が内定を取れない結末は、物語の流れからある程度予想できてしまった。
また、犯人の動機については、もう一段の説得力が欲しかったというのが正直なところだ。

物語の鍵となる妹の行動も、彼女が動かなければ成立しない展開であり、やや都合の良さを感じた。
加えて、時系列がインタビュー形式で前後する構成は、読者を試しているように感じられ、少し気分が悪くなる場面もあった。

それでも、就職活動という題材を使ったミステリーとしての完成度は高い。
楽しめた一方で、読後に小さな引っかかりが残る一冊だった。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事前に入念に用意されたプロットを読んでいるような作品だった。

どんでん返しのために、不自然な展開を我慢しなければいけない。例えば、下戸の主人公が飲酒しているような場面、例えば、キャバクラに勤めていたことだけで相手の見方を変えるという流れ、例えば、障害者用の駐車場に停められた車。伏線として入れてあるのだろうけど、入れられた場所での違和感が大きすぎるのではないか。ロジカルな展開を期待させておきながら、伏線のために前後の流れから非ロジカルな描写や会話がさしこまれていてフラストレーションがたまった。最後の実は良い人でしたパートも良いに振れすぎている。

文章の表現には、クリシェ的な使い回しが多々見られる。読点の乱用が読みにくい。

全体的には、人物描写と文章がもう少し丁寧に出来ていたらもっと面白いのだろうにな、という感覚があった。

テーマについては、就活の色々がばからしくて、人を選ぶなんて無理だよねというのは同意する。けれど、それがこの話のテーマになっていたかはよくわからない。

こんなに文句を言いながらも、最後はどうまとめてくるのか気になって読み進められた。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

★3.5
★4つには届かないけど、★3つでは足りないなぁ…という読後感。
ミステリー慣れしていないミステリー初心者のわたしとしては、“この場面って必要なのかな” “この会話ってなんで今?”とモヤモヤしつつ読み進めてしまった。そしたら後半でどんどん伏線回収。おぉ…これがミステリーというものか!と感動(笑)
解説も面白かった。あらすじ代わりに解説を読んでから買おうかどうか、読もうかどうか考えても楽しいかも。
当然だけど、人は完璧じゃないし、善意も悪意もそりゃあるよね。けどその中で理性を働かせて上手い塩梅でライン引きしてく。それがうまく出来るかどうか。
個人的は、めっちゃいい人!ってより、ちょっとズルい所もあるけど結局はいい人だよねって人間のほうが信頼できるし好きだな。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

面白かったけど、期待以上ではなかったかな?
人は誰でも裏面があって、一側面からでは判断できないなぁ。読む度に登場人物の印象がコロコロ変わるのが斬新だった。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

人気企業の最終選考に残った6人の大学生。最後のグループディスカッションで内定者が決まるが、その選考途中で思いがけないことが起こる。

犯人がわかって終わりかと思ったが、そこから何度か展開があって先が読めなかった。

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

評価が高い本だったので少し期待しすぎてしまったかも。最後のどんでん返し感や伏線回収のスッキリ感が、自分の想像より低かった。
一部の就活生のいわゆる「異常さ」「異質さ」みたいなのはよく描いていたと思う。けど自分的には少し現実味が薄い設定だった。同じ就活小説の朝井リョウの「何者」のほうが共感できたかな。

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2026年01月14日

購入済み

最後まで展開がわからない

最後まで展開がわからない。物語の視点がうまくズラされていて気がついたら最後まで一気読みしてしまった。これテレビドラマにしたら面白いかも。

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2024年12月02日

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