小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
結婚や恋愛にまつわる連作短編集。
現代社会での恋愛や結婚に関する考え方、価値観をおもいっきりぶつけてきている作品。作品の並びもいいね。
レブビアンカップルを描いた「thank you for your understanding」から始まり、多様な価値観、現代社会ではこれが正しいでしょ?を描き尽くしたあと、最後の最後で仕事も恋愛もままならない、不倫するのもされるのも自分の意思次第という、今の価値観ならぶった斬られそうな「C'est la vie」で批判されるべき価値観のなかで、自由に楽しく芯を持って生きている人物を描くことで、何が"正解"か問いかけるというか、わか -
Posted by ブクログ
PMSで感情のコントロールが効かなくなってしまうというのは自分もあったけれど、仕事や自分の将来にも支障してしまう程なんて、、主人公に深く同情してしまった。
そんな主人公が出会った職場の山添もパニック障害を患っていた。正直言って私はこの本を読んでパニック障害がどういう病気なのか全くわかっていなかったんだと思った。
想像以上に過酷ということ、人生を狂わされてしまうこと、、治療というよりどう付き合っていくかということ、、
25歳という未来がこれからって時に仕事、恋人、友人全てを失い、家と仕事の往復の生活。
主人公美沙と出会ったことで、できることを少しずつ探して、行動に移していく山添の姿に、は読んでい -
Posted by ブクログ
物凄くしんみりと自分のこれまでの人生を考えさせられる感覚と、物語に出てくる登場人物の温かい行動に感動させられる感覚を、読後に感じた。体験したことのない「死」というものに前向きに向き合い、だからこそ生きている今が大切にしていく姿勢の描かれ方・それらの情景が本当に印象的だった。
おやつは確かに生きる上で必須ではなく、日常生活の中に何気なくあったものだけど、だからこそ周辺の人との繋がりやこれまでの人生の想いが絡むものでもあらようにも思えた。心の栄養って表現があったけどまさにその通りだなと。
自分が最後に食べたいおやつは、バナナとプレーンヨーグルトのセットだなと考えながら読んでいた。毎週日曜の夕方に無