ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 推し、燃ゆ

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    主人公は勉強が苦手で学校にも馴染めない、バイトでも失敗ばかりな女子高生。何かしらの診断がおりているらしいことが明言されている。
    そんな彼女の推しが炎上するところから物語は始まる。
    主人公は推しの炎上をどのように捉えたのか。「推しを解釈したい」と熱をあげているが、結局は自分に都合の良い部分を拾って、推しを神格化しているように思う。推しも人間であり、メディアでみる記号化された姿の裏には、複雑に入り組んだ思いや生活がある。それをまざまざと見せつけられ支えを失った主人公は、どのように生きて行くのだろう。

    主人公の散らかった頭の中が文章表現からも読み取れて、共感というか、同情というか。
    そんな彼女も色

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    2026年02月14日
  • キネマの神様

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    原田マハさんの小説がやっぱり好きだ
    何冊読んでもそう思える。

    映画に魅せられた個性豊かなキャラクターと
    家族と友人の物語。
    キャラクターがそれぞれ思いやりに溢れている姿も読んでいて気持ちが良いい。
    好きなものを同じ熱量で語り合える仲間となら
    どんなことでも挑戦できる。

    読み進めるごとに面白く、あっという間に読んだ。まさに映画を1本見た後のような感動に浸っている。

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    2026年02月14日
  • キャットフード

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    ネタバレ

    ☆4.5
    緋山くん、安楽椅子探偵タイプだったか。
    化け猫というファンタジックな設定と、人肉工場というグロテスクな設定の同居が良い。三途川とウィリーの攻防もテンポ良く見応えあって面白かった。
    化け猫という性質を使ったトリックも一風変わってて好き。

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    2026年02月14日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    よかった!タイトルから持っていた作品の雰囲気をいい意味で裏切られた。

    序盤からしばらくの間、シーンがちょいちょい移り変わり、この物語はどう着地するんだ?というのが読めず、主人公も妙に捉えどころがない。けどなぜか読みやすいし気になるいい塩梅。
    ある時点で結構な衝撃があり、でもこの物語は騙そうとして騙しているわけではなく、折りしも物語の中のセリフと同じで、「言わなかっただけ」だったのがすごくうまい。

    そしてその衝撃の余韻が終わらないうちにラストの、さくらへ向けての必死な語りがなぜかこちらにも伝わってきて。
    何つう爽やかな読後感を予想外にぶつけてくるんだ。
    わずか数ページで元気まで出るとは思わな

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    2026年02月14日
  • 傲慢と善良

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    ネタバレ

    まず思ったのは真実の架の気持ちを全く考えない、他者の気持ちを考えることを放棄したその思慮の浅さに反吐が出た。
    ストーカー被害にあって、命すらどうなっているかわからない婚約者を何日も何ヶ月も不安な気持ちになりながら探している架を自分の両親や身の周りの人を、自分のことを悲劇のヒロインか何かだと思い、思考から逃げたことにほんとに腹が立った。
    架と連絡をとって再会して、謝るまでに時間がかかったことも許せない、第一声はごめんなさいだろうと。
    途中までインスタの名前がその歳でそれかとか、色々思うところはあったが、細かいところは全部吹き飛ぶぐらい気持ち悪かった。
    あと架の友達に架が70点って言ってたことを信

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    2026年02月14日
  • お梅は魔法少女ごと呪いたい

    匿名

    購入済み

    イライザが現れて、お梅のキャラがより面白くなった。初めて呪いが成熟するの?と、驚きもしました。
    それぞれのその後も幸せそうで楽しめました。

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    2026年02月14日
  • 坂の上の雲(八)

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    日露戦争のクライマックスともいえる、日本海海戦が描かれる。
    一瞬一瞬の各艦の動き、登場人物の心理にハラハラさせられる。
    「敵艦見ユトノ警報ニ接シ、聯合艦隊ハ直ニ出動、之ヲ撃滅セントス」、「本日晴朗ナレドモ浪高シ」、「皇国の興廃、此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ。」という、有名な言葉もあらわれる。
    この巻も、秋山真之の心理を通して描かれる戦争像、東郷平八郎という人物の器の大きさが印象的である。

    あとがき等でも書かれているが、準備期間、執筆器官あわせて10年にものぼるこれほどの大作小説を書き上げた作者の努力と読者を引き込む力は、驚嘆すべきものと思われる。

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    2026年02月14日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    全人類に読んでほしい作品

    車の車種としてのブレイクショット、ビリヤードとしてのブレイクショットがかかっている。
    全く関係のない様な出来事も、実は繋がっている。
    それはすなわち、一つの出来事が連鎖的に何かを波及して影響していくということ。

    最終的に、主人公…と言っていいか分かりませんが善人である彼らが報われてよかった。
    ルールの裏をかくのではなく、ルールのなかで正々堂々と戦うこと、そしてルールに不満があるならそれを変えるために動くことというシーンが熱かった。

    自分のちょっとした発言や行動が、良い意味で誰かや社会に対して影響を与えていけるといいなと思った。

    伏線回収がめっちゃ気持ちいい。

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    2026年02月14日
  • 奇跡のバックホーム

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    横田選手のことは知っていた。
    これからの選手だと楽しみにしていた矢先
    まさか...と思った。
    日々、小さな目標を持って生活しようと思う。
    映画は涙が止まらなかった。

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    2026年02月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    ネタバレ

    【成瀬は都を駆け抜ける】
    宮島未奈さんによる成瀬シリーズ第3作にして完結編です!
    
高校を卒業した成瀬あかりが京都大学へ進学、京都と大津を舞台に、大学1年の1年間で巻き起こす出来事を6つの短編で描く青春小説です。
    相変わらず成瀬らしくまっすぐで破天荒な行動に、周囲の人々が影響を受けて変わっていく構造はそのままです。
そして、新たな仲間やサークル、日常の小さな事件を通して、シリーズの集大成となる物語が展開します。

    私の心に刺さる好きな成瀬のフレーズを一つだけ紹介。

    「琵琶湖の水はみんなのもの」

    彼女の価値観そのものが凝縮されていると思います。

    成瀬は、他人の領域に踏み込みすぎないのに、妙

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    2026年02月14日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    動物言語の勉強になる〜!研究ってこんな感じなんだ!ってだけじゃなくて、エピソードがシュール面白すぎる。映画化とかしないかな。尊敬するんだけどドン引きもするこの複雑な感情を多くの人に味わって欲しい。

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    2026年02月14日
  • 方舟

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    2.3重に裏切られた。
    こんなにも簡単なトリックに、最後の最後まで
    地下のみんなも自分も騙されていたことが悔しいし面白い。
    淡々とそのためだけに行動していた犯人が怖いが、分かっていたからこその行動かと理解もできてしまう奇妙な納得感。
    とても面白かった。

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    2026年02月14日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    凄く読みやすい内容で面白かった!

    生き物に対する飽くなき興味と探究心を持ち続ける凄まじさを感じるのに、著者本人はきっと「ただ好きだから」で日々研究されているんだろうなと感じた。
    勿論、上手くいかない事や大変な事はあったであろうけれど、情熱を絶やす事なく続けているというのは本当に尊敬に値する。

    シジュウカラについて調べたくなって、色んな鳴き声や生態について知ることができた。
    きっと講演会なども素晴らしい内容なんだろうなと思う。

    こういう自分が普通に過ごしているなかでの興味の外側にある世界を知ることができるのは読書の醍醐味だなと思う。

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    2026年02月14日
  • グレタ・ニンプ

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    妻が破水した時の抗生剤を私が落とし、怒られたことを思い出しました。水道で洗って、もう一回怒られました。コメディ過ぎてもハラハラさました。全てが無事でよかった〜。

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    2026年02月14日
  • 禁忌の子

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    読み終わった時に「禁忌の子」というタイトルの秀逸さに感動した。あまりタイトルから物語を連想して読み進めたりしないので、なおさら衝撃でした!

    本編は本格ミステリのような、はたまた社会派ミステリのような、形容が難しいジャンルでしたが兎にも角にもミステリとしては一級品でした!

    2025年話題になった本なので、読んでみましたが、まだ2026年始まったばかりなのに2026年のイチオシになりそうな予感(笑)

    次回作も読んでみようかな〜

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    2026年02月14日
  • 私たちの世代は

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    瀬尾まいこさんの作品は、毎回心あたたかくなります。
    辛いこと、悲しいことが起こっても、大丈夫!前を向いて、生きていこう!って思わされます。
    感染症が大変だった頃を思い出しました。

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    2026年02月14日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    SF要素については、少し理科が分かる程度でしたが、スラスラ読めました。冗長な表現があるおかげでその辺りも理解できた気がします。
    地球を救うべく科学の力を使って奮闘する中で、ロッキーとのアツい友情シーンもあり、読み終わった最後はしあわせな気持ちになれました。
    グレースが地球にいるときの最後の選択から物語最後の選択にいたるまで、心境の変化の要因がなにか考察のしがいがあると思いました。
    また、各章の最後の締め方が秀逸で次の章を読みたくなる気持ちにさせられました。

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    2026年02月14日
  • ルッキオとフリフリ はじめてのクリスマス

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    ★5億。ルッキオとフリフリは、ねこだけどサンタさんは来てくれて、ねこかんをあんなにもらえるんだったら、前から気づいていればよかったなと思った。

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    2026年02月14日
  • おいしくて泣くとき

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    「こども飯」を提供する食堂とカフェの2つの話。
    それぞれの話がどうつながるのか楽しみにしながら読み進める。

    中学生たちの心情の描き方が見事。
    大人たちの事情や想いも痛いほど伝わってくる。

    久々にやさしくて心温まる森沢ワールドを堪能。

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    2026年02月14日
  • ミーナの行進

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    主人公はごく普通の中学1年生・朋子。家庭の事情で伯父さんのもとで暮らすことになります。
    この伯父さん、飲料メーカーの社長でお金持ち。芦屋の洋館で過ごす1年はまさに絵に描いたような夢の暮らし。
    しかも母親がドイツ人の伯父さんはイケオジ、その息子・いとこのお兄ちゃんももちイケメン!シャンデリアのお屋敷、池のある広大なお庭…まさに少女マンガの世界。
    そしてもう一人のいとこ・ミーナは小学6年生。美少女でか弱くまさに蝶よ花よ。あ〜ハイハイ知ってますこういうの、やっぱマンガだね。と思いきや!

    ミーナはバリバリ関西弁、お屋敷の池に住むのはコビトカバ。そしてミーナはそのカバ「ポチ子」に乗って登校(!)するの

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    2026年02月14日