小説・文芸の高評価レビュー
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どこが良かったのか?と言われるとうまく説明できないのだけど、すごく好きな種類の小説だった。
・先が気になる物語だったし、律と瀬里奈の関係性がとても良い
律に共感できる部分もあったし、律と瀬里奈の成長を見ているのも面白かったし、あとはくるみ割り人形のマリーが気になりすぎるので読みたい!
・ただクラスの男の子たちが意地悪?というか暴力的?すぎて、リアルに小学校ってこんな感じのことある???とちょっと現実味湧かなかった 現実にはあってほしくない
・村田さんにしてはポジティブな作品だという意見もいくつか見かけたのでぜひ他の作品も読みたいという気持ち
なんだか律は気づいていなさそうだったけど、瀬 -
Posted by ブクログ
恐怖心は余白や物語られなさによって形作られる。リミナルスペースを出発点として、恐怖や美学を語る点が面白い。2章からはネットカルチャーの変遷を追っていて、ネットの中で次々と作品がオマージュされ、ジャンルとして定義されていく過程が、人間の想像力のダイナミズムを地図に描いているようで非常に興味深かった。
この本を読んでいるうちに、自分でも「昔観たあの映画も、アニメも、ゲームも、リミナルだったのでは」と想像力を掻き立てられる。リミナルスペースとは、見る者に新しい視点を与えるもので、世界の見方、認知が不可逆的に変わるという意味ではミーム的な側面があるようにも思えて、ジャンルの奥深さを感じられた。 -
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朝井リョウらしさ全開の小説だと思った。生きづらさの描写がとても上手い。
自分は「生きがい」というものを普段あまり意識していないし、生きづらさにも鈍感なほうだと思う。それでも朝井リョウの作品を読むと、普段は無自覚でいることを否応なく意識させられ、自分の立場まで危うくされるような感覚がある。だからこそ、朝井リョウの小説は面白い。
本作で特に印象に残ったのは、智也自身も「生きがいなんてなくてもいい」と考えているようでいて、実際には「雄介を止めること」を自分の生きがいにしてしまっているところだ。相手を否定することで、自分の存在意義を作ってしまう。この構造こそが本作の核心であり、これを軸に一つの小説 -
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とっっっっっってもおもしろかった。
これぞ謎解きミステリー!
この方の本は初めて読ませていただきました。ミステリーの要素に関してはもう、申し分ないほどの精密で考えられている謎解きとトリックのダブル要素。
なにより、人間関係の書き方がお上手で、登場人物のバックグラウンドがめっちゃ気になる。あと大事なのは、名前が読みやすい。
私めっちゃ名前が読めなくて、毎回こうゆう登場人物が沢山でてくるミステリーって、登場人物の欄を何往復もしてしまうんですよね。一気読みしてても内容ばっかり覚えるのに必死で、名前とか読みにくくて、覚えられない小説あるんですよね。この本はその点がなくて、名前読みやすくて嬉しかった。
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ネタバレ【きっかけ】
だいぶ前に、読みたい登録したが、死と向き合う内容であろうことから、読み始めるのが、躊躇われた。
お盆に入って朝晩少し涼しくなり、読むなら今と判断。
【読後】
魅力的な医師たち。
主人公の医師は、一際、魅力的である。
達観している感じもするが、決して冷たくなく、諦めているわけでもなければ、過度にがむしゃらというわけでもない。とても落ち着いている。
どうすれば、このように落ち着いた人間になれるのか。
命を救っても、その命が、永続するはずもない。
ドラマのように、奇跡のように、命が救われることばかり、続くこともない。
人は、死に向かう生き物なのだ。
龍之介と向き合う哲郎の、選ぶ言葉が -
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あまりにフィクションすぎるノンフィクションだった。笑
登場人物のほとんどが個性的でそれでいてかわいいんだよなあ
表題作もそうだけど、やること起きること思うことすべてがかわいくてこの本でしか得られない栄養素がある感じ
ばかだなーは愛おしいっていう表現が出てくるけどほんとにその通りだなと思う。
何かと暗いしかわいらしくない性格っていう自負があるけど、愛おしいばかさはずっと大事にしたいな~とおもった。
あと、感想を書く上で外せないのは、本は”心臓の前で開く小さな盾”っていう表現
読書は昔から好きだったけど、なかなか読めない時期もあったりして、心が荒んだ時期も当然あった
けど大人になって -
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ネタバレ時代小説はとっつきにくいんだよなあ…と思って読み始めたけど、どこにもとっつきにくい要素がなかった。たぶん最初の章の一八の語りが軽妙だからだろう。
木挽町の芝居小屋に縁がある登場人物たちがリレー方式で語っていく感じは、すごくミステリ味を感じて(前情報は一切見ずに読んだので…)、これからどこに着地するんだろう…という気持ちで読み進める。読んでいくにつれて、徐々にぼんやりとした全体図が見えるように(というか真実に辿り着くためのパーツが揃う、的な面白さがある)なり、終章で種明かし編が始まる。
この、全体を通した爽やかさもさることながら、一つ一つの章の強度も非常に高い。一癖も二癖もある登場人物たちの -
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これまで以上に爽やかでした。前巻で見え隠れしていた美空の漆原への想いも成就し(たのかな?)、仕事面でも立派に成長し、もしかしてこれが最終巻? というような感じもしました。大好きなシリーズだけに、余韻を残して、それならそれでもいいのかなとも…。
どのキャラクターも好きですが、強いて言えば里見さん。仏さまのような方。癒されます。
映画化されるようですが、メメは好きですが、でも観ないかな。初巻から読んできて出来上がった、私が作り上げた「みんな」のイメージを大切にしたいので。
追記
読み終えた4日後、父が亡くなりました。前の日も電話をしたり、メールをしたりしていたのに、その日、昼寝から起きてきません -
Posted by ブクログ
自分には一生経験できない「皇族としての日々」と、息の詰まるような「英オックスフォード大での博士号取得の道のり」を追体験した気分、読後感。
博士号取得と一言で言っても平坦で約束された道があったわけではなく、それはそれはそれは大変な努力をされてきて、彬子女王の性格や人柄が人との繋がりを作って、周囲からの示唆や激励を受けながら得られた結果なのだと感じさせられる。決して簡単な道ではない、苦労のある道を自ら選んでこられたことを感じさせるような物語だった。
本書にはいろんなエピソードが出てくるが、周囲の人に大変に愛されていて、一方で人を想うようなお方なのだなということが伝わってくる温かな話や、英国とい
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