小説・文芸の高評価レビュー
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武士(さむらい)はつらいよ
というタイトルなので もっとボヤキが多い本なのかと思って読みました。
そしたら 主役の夏目要之助は さわやかで人好きのする好青年
一緒に調べにあたる主馬 清兵衛とも いい関係
事件は 殿の愛馬が殺された
おまけに馬役のひとりも殺される
その男 一人暮らしだけど 博打だけは好き
殺される前 20両の借金を返していた。
捜査にあたる要之助と主馬は 闇討ちされる。
命には別状なかったが
要之助は ふと亡き父の友人 徳兵衛の話しを思い出す。
殿の愛馬を狙った目的はなんだったのか
だんだん核心にはいっていく。
最後に 関係者 偉い人まで全部 集めて謎解きをする。
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告白-少女-暁星-に次いで、未来。
気づけばみな2文字の熟語のタイトルばかりが並ぶ。
今回の未来は、本当に何というか、ディープなお話だった。
でも著者の湊かなえさんご自身があとがきで仰っていたように、登場人物のような境遇の人生は社会のどこかの他人事ではなくて、ごく身近にあると。そしてそれに我々が気づいていないだけであると。
我々が気づくためには、当事者が声をあげなくては、あげられた声に対して、我々が耳を傾け、気づかなくては、と。
そうしないと、社会の根底に蔓延っている今作のような人権問題全般は解決へと進まないと。
その風穴に、少しでも「未来」がなれたのではないかと、かなえさんは仰る。間違い無 -
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ネタバレ大人も子どもも楽しめるショートショート。人類は発明は得意だけど、それを使うことはあまり上手くないのかもしれない。「スピード時代」、「おみやげ」が印象的。「ネコ」、「はなとひみつ」も好きだった。
「スピード時代」
植物の成長を速める粉が開発される。果物も種を植えてから3時間で実がなるが、たくさん食べてもすぐお腹が空いてしまう。お腹の中でもスピードが衰えなかったというオチ。
果物はもがれた瞬間に完全に活動が停止するわけじゃなく、収穫後も呼吸していて、内部では代謝が続く。バナナやアボカドみたいに収穫後に熟す果物もある。
栄養の供給が断たれてからは成長というより成熟や老化に近い形で、大きくなる -
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ネタバレ結婚間近のカップルがこんなシチュエーションになったら?を突き詰めていくだけなのに面白い!
捕まったけど示談になり、前科もつかなかった。少し躓いただけって見ないふりもできない、だけどちゃんと向き合おうにもどうすればいいかも分からない、どうすれば折り合いがつくのかを探り続ける。
1度間違えればもう死ぬまで許してもらえないのか、2度と元には戻せないならどうすればいいのか、他の人ならどう考え、どう対処して生きていくのかを読めるのが最高です。
特に新夏の友達葵と啓久の母親の考え方が面白い!2人はどうすればいいかを分かっているというか決めている?からこの問題に対処できる。
それに対して新夏と啓久が手探りで -
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オモロでした
ファンダム経済
ファン➕ダム(集団)の造語らしい
久保田
澄香 娘
隅川 りんファミ
みちや(アイドル)
視野を狭める 拡げる
物語に人は惹かれる
視野を広げれば、いろいろなことを見なくてはいけなくなる。狭めれば見る必要、考える必要がなくなる。
推し活というのは狭めることになりうる。
すみか娘は、視野を拡げる側にいたが、狭める推し活にはまっていく。大学の友達となんか合わない。プラスチックがなんたらとか、めんどくさくなってるが、推し活で変わって行く。
りんファミは死から、自殺は嘘だ隠蔽だ。と。宗教のような場所に行き、日本の黒幕だとかどんどん問題の視野が広がって行くが -
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雑誌『ダ・ヴィンチ』の長期連載である短歌投稿コーナー「短歌ください」の書籍化第6弾。
歌人・穂村弘さんが、テーマを決めて短歌を募集。(自由テーマもあり)
毎月12〜15首ほどを選出、講評をつける。
好きな短歌、気になる短歌に、付箋をつけて読んでいたのだが、その付箋が宇宙人の顔型だったために、大量の宇宙人が本の上部から頭を出しているという、ちょっと気持ち悪いことになった。
でも、読めてしあわせだった。
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「マロニー」とマロニーちゃんを呼び捨てるきみにはそういうおそろしさがある(水戸蜜柑・女・22歳)
「さびしそうな海はいつでも好きだ」旅日記の母は妻でさえなく(原田冬・女・50歳) -
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深井さんのコンテンツを摂取している立場としては「目から鱗!!」みたいな感覚はなく、復習として読むことができた。人文知の必要性については内面化されてきているのかもしれないと思った。
人文知がなぜ必要なのか?引用含め自分なりにまとめてみると…
AIの登場で優秀さの定義が書き換わる。ビジネスに於いて今まで重要とされていた会計・財務・統計・プログラミングなどはAIに代替され、問題提起(おもしろい問い)と判断者としての能力が重要になってくる。
技術革新により正解が溢れすぎ、正解がない現代。自分の内部に判断基準を持たなければ、意思決定ができない。その判断基準は現状理解と人間理解の高さから滲み出てくる。そ