ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 幻影の戦

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    水使いの森二作目。
    幼かったラクスミィがかなりしっかりとした女性に成長。
    序盤から先行きの重さを感じたけどそのまま試練続き。
    いったいどうなるのかと先が気になって仕方なかった。
    とても面白かった。

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    2026年06月20日
  • 水使いの森

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    創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞作。
    とても面白かった。
    中盤からの盛り上がりが特に良かった。
    水、風、土、光などその他それぞれの属性を持つ術式(魔法のようなもの)の設定も面白く、独自設定がしっかりと練られたファンタジーは好き。
    登場人物たちも魅力的だった。

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    2026年06月20日
  • くもをさがす

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    目頭が熱くなることもしばしば。西加奈子さんの本は初めて読んだんです。すごく好きになりました。闘病で辛い中、恐怖を受け入れて西加奈子さんすごい。病気をしていない自分にも自分との向き合い方、認める勇気、愛、響くメッセージがたくさん詰まっていました。
    そして、関心があったのが、日本とバンクーバーの違い。日本のよいところ特徴的なところ、バンクーバーのおおらかでユーモアがあり、愛がある登場人物たち。そういった感じとる感性が今の私にはないので興味深かったです。

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    2026年06月20日
  • 海霧 ―ジリ―

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    北海道を舞台にしたロードノベル
    主人公 大樹と愛犬ジリの絆が強くて泣ける!
    「人は死ぬ。必ず死ぬ。時に呆気なく死ぬ。」このフレーズが何度も出てくる
    途中から登場する、胡散臭いオヤジ作田が大樹にかける言葉「時間じゃねぇんだ。どんだけ時間かけたってダチにはなれねえやつらがいる。会った瞬間から気が合うやつもいる。そういうこったろ?」 いい奴だな、作田!

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    2026年06月20日
  • ファイア・ドーム 下

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    作者、痩身のと言う言葉通りの小説だと思います。
    上下2冊だから(電子書籍で読んだから厚さがわからない)、長い物語だと思うけど、全然そう感じない、無駄な出来事もなく充実した、物語です。

    初めて読んだけ、良い作家さんですねー!

    個人的に何故か、横山秀夫の「64」を思い出してしまった。

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    2026年06月20日
  • ホテルやまのなか小学校

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    児童書だけどすごく良かった。2人の宿泊客、バイオリニストと星の観測者。心に余裕がなく課題曲もうまく弾けなくなって倒れてしまう。オーナーのミナさんの看病で癒やされていく。星の観測者は人と交流するのが苦手。花さんが現れてだんだんと心がほぐれていく。
    素敵なホテルに1年間泊まりたい。

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    2026年06月20日
  • お探し物は図書室まで

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    青山美智子先生の本は、何を読んでも心が暖まる。
    「人生はメリーゴーランドのようなもの。独身の人は結婚したいと思う。結婚した人は子供が欲しいと願う。子育て真っ最中の人は時間のある独身者を羨む。ずっと巡り巡っている」という言葉が刺さった。わたしもこうやってアラフィフを前にしても独身である自分を卑下して、既婚者の友人を羨んでいたけど、比較してもどうにもならないことに気がついた。
    ストーリーの登場人物が、小町さんを通して、見失っていたものに気づいていく。わたしも身の回りにある小さなことに喜びを見つけて、ささやかな幸せを楽しみながら生きていきたいと思えた。

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    2026年06月20日
  • ニュー日本文学史

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    三宅香帆最新刊。
    そういっている間に来月2026年7月に新刊を2冊上梓するとの情報解禁があった。どんなペースで執筆をしているのか、超人ぶりが伺える。

    本作は淡交社とあまり馴染みのない出版社から発売されている。なんでも京都老舗の出版社で茶にまつわるテーマを扱っている雑誌「なごみ」の連載を書籍化したとのこと。京都在住の縁もあるだろうが著者の活動範囲の広さを思い知る。

    古典紹介というと、各作品の特徴や著者紹介という個別具体に焦点を当て深堀する手法も考えられる。
    しかし、本作では「日本文学史を新しく編みなおす」を標榜し、各作品が持つ新しさを共通するテーマとして各作品を分析している。それぞれジャンル

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    2026年06月20日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    もっとミステリーが読みたくなった!
    登場人物の名付けとなる有名な作家、全然知らず恥ずかしい
    代表作1つくらい読むべきか

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    2026年06月20日
  • ライオンのおやつ

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    「そんなに簡単に自分の生き方を変えることはできない。でも、自分の人生を最後まであきらめずに変えようと努力すること。そのことに大きな意味がある。」
    今日から意識して生きていきます。

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    2026年06月20日
  • 茜唄(下)

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    「塞王の楯」「イクサガミ」など今村さんの歴史小説はとても読みやすく面白いのですが、私はこの作品が凄く好きです。平家物語。知盛の人柄や生き様がめちゃくちゃかっこよいし、知盛を兄者としたう教経もよい。そして、敵でもあり、ライバルでもあった義経。最後は・・なのですがとても関係性がよい。
    対極になるけど、頼朝は印象よくないですね・・。特に慕っていた義経に対する仕打ちは許しがたいですね。
    最後に知盛のこの言葉を
    「仮に平家が滅亡しようとも・・・我らが抗い続けた美しさを、愚かしさを生きた証を残しましょう。後の者がそれに学び、いつの日か人が争いを捨てることを信じて」

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    2026年06月20日
  • 本屋さんのある街で

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    買うものがなくても入って棚を眺めて歩いているだけで楽しい。そんな、街の本屋さんの好きなところがたくさん感じられる短編集。三浦しをんさんの作品の《 本屋とはおかしなものだ。そこで売っているものをいくら手に入れても、おなかはいっぱいにならないし、暖も涼も取ることはできない。でも、町に一軒も本屋がなかったら、なんとなくさびしく物足りない気持ちになるだろう。》という一節に共感する。色々と厳しい現状は聞くけれど本屋さんはずっと在ってほしいなあ。

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    2026年06月20日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    本当に美味しそうなスパイス料理の数々。そのスパイスが人々の心をあたため、がんじがらめになったものを解いていくように光を灯していく話ばかりで、心がいっぱいになった。また次の本を読むのが楽しみ。

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    2026年06月20日
  • 海霧 ―ジリ―

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    馳星周作の犬が関わる小説は良い。
    ヤクザの女だった霧子と愛犬ジリと共にヤクザから追われる大樹。
    老犬の衰えと、広域に大樹たちを追うヤクザからの逃避行は、緊張を余儀なくされ、安楽な状況も直ぐに緊張ある逃避に駆り立てられてしまう。
    読む手が止めらないれない小説だった。

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    2026年06月20日
  • 煌夜祭

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    多崎礼先生のデビュー作ということなんで読んでみたのだけれども,サイコーに面白かった.アルゴン(ゼントが失われたから塩素?)の電子配置のような,王島イズーを周回する島々かなる世界が,まず何ともいい.はじめは,おとぎ話の寄せ集めのように思わせて,だんだんと繋がりがわかってきて,最後にきれいにまとめ上げる手腕に脱帽.いいものを読ませていただきました.レーエンデ国物語,早く文庫にならないかな.

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    2026年06月20日
  • シャッフル航法

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    2026.05.16〜06.20

    やはり、わからない部分だらけ。
    でも、そのわからなさが癖になる。そして、言葉の使い方を考える。
    楽しかった。

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    2026年06月20日
  • バリ山行

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    バリ山行と言う言葉を初めて知りました。中小企業に勤める主人公たちの日常の仕事に纏わる悩みや不安と、登山で体験できる非日常が上手く描かれていて、面白かったです。
    ただ、仕事の辛さを忘れたくて現実逃避的に読書をしたい派なので、日常の仕事の辛さを突きつけられてしんどかったです笑。

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    2026年06月20日
  • 影法師

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    参りました。最後に明らかになってくる彦四郎の剣技のすごさや竹馬の友とみねを守る生き様に感動せずにはいられなかった。人間として本当に守るべきもの、貫くべきものを考えさせられる秀逸な一冊でした。

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    2026年06月20日
  • ファイア・ドーム 下

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    発売日に購入し、2週かけて上下巻ともじっくり読みました。

    事件が起こり、捜査し、解決する。
    解決したことにホッとする。真実の開示にワクワクする。

    そうしたミステリーの枠を超えた、重厚な面白さがありました。一つ一つの事象が変化していくプロセスにじっくりと触れていくような。

    この時代に、こういったスタイルの小説を読めて大満足です。辻村深月さん大好きです!

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    2026年06月20日
  • 逆ソクラテス

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    読みやすかったです。
    小学生の子供たちが主人公で5つのお話に分かれます。
    1つ1つが大人でも教訓になる小説です。

    この本は現代人にぴったりだと思いました。考える力、変化する力、集団で生きる力、誠実さ、あの作品の登場人物たちはいろんな力を持っている(持ち始めた)と思います。生成AIで変化の激しい時代に現代に生きる私たちが必要な力を彼らは備えている、そういう風に読みました。学校では教えてくれないこと、それが現代社会に生きる必要な力かもしれないですね。

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    2026年06月20日