ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 武士はつらいよ

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    武士(さむらい)はつらいよ
    というタイトルなので もっとボヤキが多い本なのかと思って読みました。
    そしたら 主役の夏目要之助は さわやかで人好きのする好青年
    一緒に調べにあたる主馬 清兵衛とも いい関係

    事件は 殿の愛馬が殺された

    おまけに馬役のひとりも殺される
    その男 一人暮らしだけど 博打だけは好き
    殺される前 20両の借金を返していた。

    捜査にあたる要之助と主馬は 闇討ちされる。
    命には別状なかったが 
    要之助は ふと亡き父の友人 徳兵衛の話しを思い出す。

    殿の愛馬を狙った目的はなんだったのか
    だんだん核心にはいっていく。

    最後に 関係者 偉い人まで全部 集めて謎解きをする。

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    2026年05月30日
  • 君のクイズ

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    小説の良さがにじみ出てる作品。
    「ストーリーを追いかけて、事件の裏の真相に圧倒される」とは少し違うかもしれないけど、ただひたすらに文学の素晴らしさを突きつけてくる。
    繊細な心理描写に魅了されたい人、クイズの奥深さを全身で味わいたい人、わずか230ページしかないこの本をぜひ読んでみてください!

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    2026年05月30日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    実際に現場にいるかのような臨場感があった。フィクションではあるが、今なおこのような環境で戦争や紛争に関わっている人々がいることを思うと、人が極限状態で何を守ろうとするのかが強く印象に残った。

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    2026年05月30日
  • 未来

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    告白-少女-暁星-に次いで、未来。
    気づけばみな2文字の熟語のタイトルばかりが並ぶ。

    今回の未来は、本当に何というか、ディープなお話だった。
    でも著者の湊かなえさんご自身があとがきで仰っていたように、登場人物のような境遇の人生は社会のどこかの他人事ではなくて、ごく身近にあると。そしてそれに我々が気づいていないだけであると。
    我々が気づくためには、当事者が声をあげなくては、あげられた声に対して、我々が耳を傾け、気づかなくては、と。
    そうしないと、社会の根底に蔓延っている今作のような人権問題全般は解決へと進まないと。
    その風穴に、少しでも「未来」がなれたのではないかと、かなえさんは仰る。間違い無

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    2026年05月30日
  • きまぐれロボット

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    ネタバレ

    大人も子どもも楽しめるショートショート。人類は発明は得意だけど、それを使うことはあまり上手くないのかもしれない。「スピード時代」、「おみやげ」が印象的。「ネコ」、「はなとひみつ」も好きだった。


    「スピード時代」
    植物の成長を速める粉が開発される。果物も種を植えてから3時間で実がなるが、たくさん食べてもすぐお腹が空いてしまう。お腹の中でもスピードが衰えなかったというオチ。

    果物はもがれた瞬間に完全に活動が停止するわけじゃなく、収穫後も呼吸していて、内部では代謝が続く。バナナやアボカドみたいに収穫後に熟す果物もある。

    栄養の供給が断たれてからは成長というより成熟や老化に近い形で、大きくなる

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    2026年05月30日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    結婚間近のカップルがこんなシチュエーションになったら?を突き詰めていくだけなのに面白い!
    捕まったけど示談になり、前科もつかなかった。少し躓いただけって見ないふりもできない、だけどちゃんと向き合おうにもどうすればいいかも分からない、どうすれば折り合いがつくのかを探り続ける。
    1度間違えればもう死ぬまで許してもらえないのか、2度と元には戻せないならどうすればいいのか、他の人ならどう考え、どう対処して生きていくのかを読めるのが最高です。
    特に新夏の友達葵と啓久の母親の考え方が面白い!2人はどうすればいいかを分かっているというか決めている?からこの問題に対処できる。
    それに対して新夏と啓久が手探りで

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    2026年05月30日
  • 城砦〈下〉

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    上巻のように快進撃的な爽快感はゆるくなり、
    いかに働くか、
    なんのために医師であるのか
    それを問う内容に思えた。

    今の医療のことも思いつつ読むと
    この作品が名作と言われるのがよくわかる。
    夏川草介先生が訳してくれてよかったなぁと、読み終わってからしみじみ思いました。

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    2026年05月30日
  • 夢の上 サウガ城の六騎将

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    最初の3冊全部読んだかと思ったら一冊目しか読んでなかったけど、すんなり読めた。
    こんな素晴らしい話を最初の頃に書いた多崎礼先生すごいと思う。

    それぞれみんな本当に素敵な人たちで素敵なストーリーだったなぁ。
    多崎礼先生の本は身近な人たちとの会話ややり取りが、どの本もいつもすごく愛に溢れてて本当に素敵な関係だなぁと思うし、羨ましくなることが多くてとても好きです。

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    2026年05月30日
  • 野良猫を尊敬した日

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    面白かった〜!出先で読んでいたのですが、マスクの下は満面の笑みになっていました。「鼠の顔」が特に良かったです。これまでの私は、憧れの作家さんを、それこそ「神さま」のように神格化していたのですが、「神様」を読んで考えが変わりました。夢でも奇跡でもなく、いつか創作で世間を認めさせ、現実に穂村さんと対等にお話したいと思っているので。

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    2026年05月30日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    オモロでした

    ファンダム経済
    ファン➕ダム(集団)の造語らしい

    久保田
    澄香 娘
    隅川 りんファミ

    みちや(アイドル)

    視野を狭める 拡げる
    物語に人は惹かれる

    視野を広げれば、いろいろなことを見なくてはいけなくなる。狭めれば見る必要、考える必要がなくなる。
    推し活というのは狭めることになりうる。

    すみか娘は、視野を拡げる側にいたが、狭める推し活にはまっていく。大学の友達となんか合わない。プラスチックがなんたらとか、めんどくさくなってるが、推し活で変わって行く。

    りんファミは死から、自殺は嘘だ隠蔽だ。と。宗教のような場所に行き、日本の黒幕だとかどんどん問題の視野が広がって行くが

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    2026年05月30日
  • 一路 (上)

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    やはり浅田次郎の人情話は面白い

    参勤行列に参加している人々のやさしさが身に沁みる。表面上は無愛想な態度でも、言動や行動の奥に真心がうかがえる。

    上巻はこれからさらに面白くなりそうなところで終わった。下巻が楽しみ。

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    2026年05月30日
  • 短歌ください 反対に回して篇

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    雑誌『ダ・ヴィンチ』の長期連載である短歌投稿コーナー「短歌ください」の書籍化第6弾。
    歌人・穂村弘さんが、テーマを決めて短歌を募集。(自由テーマもあり)
    毎月12〜15首ほどを選出、講評をつける。

    好きな短歌、気になる短歌に、付箋をつけて読んでいたのだが、その付箋が宇宙人の顔型だったために、大量の宇宙人が本の上部から頭を出しているという、ちょっと気持ち悪いことになった。

    でも、読めてしあわせだった。

    ***

    「マロニー」とマロニーちゃんを呼び捨てるきみにはそういうおそろしさがある(水戸蜜柑・女・22歳)

    「さびしそうな海はいつでも好きだ」旅日記の母は妻でさえなく(原田冬・女・50歳)

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    2026年05月30日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    何を書いてもネタバレになってしまいそうなので書けないが、マヂでスゲー面白かった!構成、展開、最高っ!

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    2026年05月30日
  • 異セカイ系

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    発想からストーリーの流れまで、ぶっ飛んでいるなと感じました。
    空想世界のマルチバースを文章で表現することで、想像力が大きく働き、その世界観を存分に楽しめました。
    キャラクターも今どきだし、文章も今どきで、口語体感が強いですが、読みやすかったです。

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    2026年05月30日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    audibleで聴きました。
    長編小説だと思っていたら、同じテーマの短編集。第一話から、第二話に切り替わったところを聴き逃して、???となったけど、聴き進めるうちにわかってきた。
    さほどもダサい小包は出てこなかったけど、それぞれに家族が抱える問題、家族というより、子ども側の抱える問題が描かれていた。
    私には、2人の子供がいるが、2人とも独立して家を出てしまった。そんなに遠くに住んでいるわけではないので、小包を送ったことはないけれど、何か送ってあげてもいいなぁと思った。俺が送ると父親からのダサい小包ということになるけど。

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    2026年05月30日
  • 月夜行路

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    ゴロゴロ一人旅のおともに
    ドラマを見た母に勧められて買ったけどめちゃめちゃ面白くて一気に読んだ…!
    衝撃のラストに驚き…!( ; ; )
    文学には全然詳しくないからこの機会に作中に出てきた本を読んでみたいな〜と思った
    リターンズも読みたい

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    2026年05月30日
  • かがみの孤城

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    本屋大賞最多得票と知り読んだ。期待通り、見事な筆致に引き込まれた。伏線の先の伏線が凄く、エピローグにはヤラれた。映画も良かった。

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    2026年05月30日
  • ジョーカー・ゲーム

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     陸軍に極秘裏に創設されたスパイ養成学校『D機関』の面々が挑む5つの諜報戦を扱った前代未聞のスパイ・ミステリーで、国家の存亡を掛けたものや戦争の引き金になりかねないものまで重大な事件と対峙するスパイ達の姿と設立者である結城中佐の描写が際立っていて全部面白かった。

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    2026年05月30日
  • 人文知は武器になる

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    深井さんのコンテンツを摂取している立場としては「目から鱗!!」みたいな感覚はなく、復習として読むことができた。人文知の必要性については内面化されてきているのかもしれないと思った。

    人文知がなぜ必要なのか?引用含め自分なりにまとめてみると…
    AIの登場で優秀さの定義が書き換わる。ビジネスに於いて今まで重要とされていた会計・財務・統計・プログラミングなどはAIに代替され、問題提起(おもしろい問い)と判断者としての能力が重要になってくる。
    技術革新により正解が溢れすぎ、正解がない現代。自分の内部に判断基準を持たなければ、意思決定ができない。その判断基準は現状理解と人間理解の高さから滲み出てくる。そ

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    2026年05月30日
  • うまいダッツ

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     スーパーやコンビニで買える誰もが知ってる身近なお菓子がたくさん登場する。小説によく登場するのはカフェや喫茶店に出てくるデザート系のスイーツだが、うまい棒やシルベーヌ、ホワイトロリータなど次々に登場する身近なおやつにテンションが上がる。喫茶部のある高校いいなぁ。おやつ部4人がそれぞれオタクであり、真剣なおやつ部活動をしていない点が良い。表題作よりコウのおばあちゃんを救う話や、真面目な後輩が不真面目なおやつ部の活動を見学する話が面白かった。
     個人的にブルボンのプチシリーズは昔からえびが断トツトップ。

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    2026年05月30日