小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
わたしの人生は、わたしの唯一の財産。
前作「爆弾」を読んでから、この本を読むことを強くお薦めします。前作を凌ぐほどの面白さで、冒頭数ページで世界に入り込めます。
ストーリーもキャラクターも全然違うのに、「羊たちの沈黙」のレクター博士が、なぜか頭に浮かんだ。試しに「爆弾」「羊たちの沈黙」で検索してみたら、作者の呉勝浩さんのインタビューがヒットした。「爆弾」は、「ダイ・ハード3」のクイズと爆弾テロという骨格に「羊たちの沈黙」の圧倒的な悪役を組み合わせたものということでした。なるほど納得、深く腑に落ちました。
前作に続き同じ登場人物たちが出てくるところもいい。また続編がありそうなので、次回も期 -
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Posted by ブクログ
幽霊屋敷を中心とした連作短編小説。
不穏で幻想的な世界観が好みでした!そこまで怖くないのでさらっと読みやすいと思います
話が進むごとにこのお屋敷で起きた事件やその周囲の出来事の真相が少しずつ浮かび上がり、繋がっていくのが楽しかったです!
「私の家では何も起こらない」→小説家の住む家に本物の幽霊屋敷を探す男が訪れる話
「私は風の音に耳を澄ます」→ある視点から屋敷の住人やその生活が描かれた話。最後はゾワっとしました。
「我々は失敗しつつある」→幽霊屋敷に行く男女のお話。このお話だけあまり分からなかったです
「あたしたちは互いの影を踏む」→キッチンで殺し合った姉妹の話。どうして事件が起こっ -
Posted by ブクログ
この国の歴史教育にはどこか歪みがあるのでは...そんな感覚を持ちながらも深く踏み込んでこなかった。そんな自分にこの本は静かに問いを投げかけてきた。見えていなかった真実や、さまざまな視点の存在に気づかされる。
日本人の持つ精神性の美しさにもあらためて触れ、日本人であることにもっと誇りを持ちたいと思えた。
魂・精神・肉体は、バトンのように受け継がれ、時代を超えて宿命のように引き寄せ合う。出会いや再会にもひとつひとつ意味があるのかもしれない...そんなことを考えさせられた。
夢中になり一気に読み終えたが、人物のつながりをもう少し丹念に辿りたい。また文章のひとつひとつに、重みと美しさと優しさが宿
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