小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
私は自分が理解できない事件が起こった時、その本を読むことにしています。今回は頂き女子りりちゃんについて。作家の朝井リョウさんがおすすめしていた本でもあり、読んでみようと思いました。
りりちゃんがやった事はもちろん悪で、裁かれるべきものですが、何故そこに至ったのか、何故それをしなければいけなかったのか、我々第三者が考えるべきでもあると考えます。
なぜ若い子は歌舞伎町に集まるのか、そしてホストにのめり込むのか、詐欺までして。到底自分では理解できない人達ですが、こういった本を読むと、少し、ほんの少し理解できる部分もあり、可哀想な人なのだと同情の気持ちも湧いてきます。
理解できなくてもこういう人達 -
Posted by ブクログ
法医学者、監察医の経験もある作者が、若かりし頃留学していたイギリスに、祖母と一緒に旅行をした話
八十を超えた祖母がふと言った「一生に一度でいいからイギリスに行きたい。お姫様みたいな旅がしてみたいわ」という一言を、若い孫一人で伯父達からの資金提供があったとはいえ、かなり大変だったよね、きっと。
でも、本当にゴージャスな旅をしたんだろうなぁ。と、二人の旅行記を読みながら自分では経験できない話を色々知れて本当に面白かった!
祖母姫のかっこよさはもとより、多分相当スペシャルなホテルの皆さんとの話が、スッゴクよかった!
ファーストクラスのCAさんも、皆から私も色々教わった気がします。
ホテルの一流 -
Posted by ブクログ
小説なんて中学から読んでなかったけど、毎日デスクワークで、仕事の事で頭いっぱいいっぱいで急に小説を読みたくなって手に取った本がこれ。
物語の展開がコロコロ変わることもなく一定の空気感で、静かな夜に1人で読むのに最適な本。心動かされたとか、気付かされたとか、そーゆーのは特に感じなかったけど、読み始めるとすぐに物語に吸い込まれる感が好きだった。日常で人の香りが前よりも気になるようになった。香りって一生記憶に残る。今思い出せなくても香った瞬間にフラッシュバックする。いい意味でも、悪い意味でも。そー感じること前からあったから、共感できる事が多かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ吉凶通りも店が増えて、賑やかになったようだ。この巻では「教える、伝える、学ぶ」がメインのようだ。冒頭は自分の想いを伝えられない善二が紅子に花屋に付き添いを頼む。「虫眼鏡」の秋音は虫眼鏡を使って、娘の初音の物語を添削し、悪いところを伝えたが、初音らしさを消してしまった。「ティー茶〜」の日菜莉は手芸に関して才能はあったようだが、相手のレベルに立って教えることができなかった。「千珠楽器店」の隼人は自分の音楽を伝えたいと思ったからこそ、ギターを手に入れることはしなかった。「こはくの山登り」の智広は山の危険性、装備の大切さを教えて伝えていたのに、登山者達は聞く事をしない。そして最後のストロンググミの譲は
-
Posted by ブクログ
丹念な自然観察からの数々の新しい発見を実験などをもとに科学的に証明するという研究手法は、自身が大学で学んだ「仮説演繹法」を体現していて、科学的検証とはこういうことかと腑に落ちた。著者にとっては「あたりまえ」の発見なのに、世間の定説とは異なっており、前提を覆す世紀の大発見となっている点も面白い。「勉強」だけの頭でっかちな議論ではなく、自然に身を置く地道な「観察」が発端となっているからなのだろう。
シジュウカラに対するとてつもない根性や熱意を尊敬するが、それらも好きという純粋な思いが突き動かしていることに感銘を受けた。私もそこまで熱意を注げるものをみつけたい。
本作から伝わる著者の人柄やユーモラス
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。