ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 法廷占拠 爆弾2

    Posted by ブクログ

    わたしの人生は、わたしの唯一の財産。

    前作「爆弾」を読んでから、この本を読むことを強くお薦めします。前作を凌ぐほどの面白さで、冒頭数ページで世界に入り込めます。

    ストーリーもキャラクターも全然違うのに、「羊たちの沈黙」のレクター博士が、なぜか頭に浮かんだ。試しに「爆弾」「羊たちの沈黙」で検索してみたら、作者の呉勝浩さんのインタビューがヒットした。「爆弾」は、「ダイ・ハード3」のクイズと爆弾テロという骨格に「羊たちの沈黙」の圧倒的な悪役を組み合わせたものということでした。なるほど納得、深く腑に落ちました。

    前作に続き同じ登場人物たちが出てくるところもいい。また続編がありそうなので、次回も期

    0
    2026年03月28日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

    Posted by ブクログ

    成瀬シリーズ3作目。
    どうしてこんなに成瀬に心惹かれるんだろうか?今作もワールド全開で読み終えるのがもったいなくて敢えてゆっくり読んでしまった。
    最後が島崎だったのがエモい。
    今作が3部作の完結編らしいのが本当に残念。スピンオフでもいいからまた成瀬に会いたい!
    どうか新潮社さん前向きにご検討ください。

    0
    2026年03月28日
  • ビバリウム Adoと私

    Posted by ブクログ

    Adoさんのことは有名な曲しか知りませんでしたが、この自叙伝を読み、ボカロへの愛や曲に対する想いを強く感じれました。
    ファンじゃない方に特に読んでほしいと思います。

    0
    2026年03月28日
  • 偶然短歌

    Posted by ブクログ

    Wikipediaから短歌を抽出するプログラムを作って出てきたものを短歌として掲載している本。意外と面白いものが多い。

    0
    2026年03月28日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    最も注意すべきこと。読む場所をよく考えないといけない。通勤電車で日々読み進めており、必死に笑いを堪えていた。このニヤニヤは容易に止められないと認識した上で読む場所を選ばないといけない。
    さくらももこさんのエッセイのように何にもメッセージ性は無く、トイレやお風呂などどこでも気軽に読めるバカバカしい内容の最高のエッセイに仕上がっていることは間違いない。ニヤニヤ必至。何とかこらえて誤魔化そうとしていると面長馬顔になっていまいそう。しかし私はきっとまたこの続編も懲りずに通勤電車でニヤニヤしながら読むことだろう。

    0
    2026年03月28日
  • 私の家では何も起こらない

    Posted by ブクログ

    幽霊屋敷を中心とした連作短編小説。

    不穏で幻想的な世界観が好みでした!そこまで怖くないのでさらっと読みやすいと思います
    話が進むごとにこのお屋敷で起きた事件やその周囲の出来事の真相が少しずつ浮かび上がり、繋がっていくのが楽しかったです!

    「私の家では何も起こらない」→小説家の住む家に本物の幽霊屋敷を探す男が訪れる話

    「私は風の音に耳を澄ます」→ある視点から屋敷の住人やその生活が描かれた話。最後はゾワっとしました。

    「我々は失敗しつつある」→幽霊屋敷に行く男女のお話。このお話だけあまり分からなかったです

    「あたしたちは互いの影を踏む」→キッチンで殺し合った姉妹の話。どうして事件が起こっ

    0
    2026年03月28日
  • さるのこしかけ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもろ!
    痔がドクダミで治る!(笑)
    切れ痔の場合かな?
    大麻 豊さん、ドンピシャすぎる名前だなー。
    めちゃ笑うわ。
    自分でもそれをネタにしてる。
    家で読んでよかった〜。

    0
    2026年03月28日
  • 小説

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終えて、「読むだけでいいんだ、それ自体に意味があるんだ」と安心した。日頃、小説というフィクション、エンタメを読むだけの行為に意味があるのか、自己啓発本とか読まないと読書の意味がないのではと悩んでいたから。自分の内側を豊かにするために、小説を読むんだと思えた。

    0
    2026年03月28日
  • 暁星

    Posted by ブクログ

    前半(終章除く)の暁星を読んでから、
    後半の金星を読み、物語の本来の姿が
    見えてくると同時に心が締め付けられました。
    読み終えた時、重く、でもどこか救われたような
    複雑な心境で、涙が止まりませんでした。
    私の中で大切にしたい一冊になりました。

    0
    2026年03月28日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

    Posted by ブクログ

    シャールさん、待ってました!ジャダや比佐子、柳田たちもご健在で何よりです。此度も装画を一目拝見しただけで、むくむくと期待が膨らみました。料理はどれも美味しそうで、人々も温かい。互いを尊重し、相手を思いやる心友たちに癒やされました。シャールさん、また逢える日を楽しみにしています。

    0
    2026年03月28日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    映画を先に見た。小説の方は、登場人物の身の上話しを展開しながら、「仇討ち」の真相があらわになる。
    悪所と呼ばれる芝居小屋に、様々な事情を抱え、辿り着き、自分にできる事を生業に日々を生き抜き、命を全うしていく。その姿勢に涙が止まらない。

    0
    2026年03月28日
  • 百年の時効

    Posted by ブクログ

    戦後から昭和、現代を舞台にした刑事ものです。
    重厚でかなりの長編。読み応えがありました。

    昭和中期におこった一家惨殺事件と、さらに過去に遡った戦後の銀行支店長殺害事件
    という未解決事件を主軸に捜査は進み、
    複雑な相関図によって複数の事件が繋がり、真相が明らかにされていきます。

    時効を迎えてもなお事件解決に向け諦めずに次世代へと思いを繋いでいく刑事たちに
    胸が熱くなりました。

    0
    2026年03月28日
  • 続 遠慮深いうたた寝

    Posted by ブクログ

    前作が好きだったので本作も手に取った。
    著者の人柄や姿勢が滲み出ているエッセイ集。
    特に読書や執筆に関するエッセイがとても心に響く。色々な情報が溢れた現代で、やはり小説が好きで、その世界を鑑賞し追体験し思索することの幸せ。小川さんが紹介した本も読みたくなった。

    0
    2026年03月28日
  • なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あとがきの「心は一瞬で変化するときには危うくて、かけた時間の分だけ変化するのがいい。」という一文に作者が伝えたいことが詰まっている気がした。
    世の中には主張の強い自己啓発本やビジネス書もたくさんある。即効性のあるものが必要な時もあるけど、即効性のあるものは反動がくる。
    本書は悩みをすぱっと解決してくれるわけではないし、この本を自分のものにするためにはすごく時間がかかる。
    だけど、時間をかける意味はあるなと思える内容だった。

    0
    2026年03月28日
  • 天使は見えないから、描かない

    Posted by ブクログ

    この人の作品で描かれる(いうほどたくさん読んでいない。すみません。)、ステレオタイプの男の嫌なところ。それを読んで「そんな人今どきいるか?」と思ってしまうのは、俺が男だからか。俺はリベラリストでフェミニストになりたい。

    0
    2026年03月28日
  • 私が最後に遺した歌

    Posted by ブクログ

    「君が最後に遺した歌」のヒロイン綾音視点と言われている作品です。

    この作品の主人公は、春人や綾音ではなくロックンローラーだと思いました。

    両親がいない綾音を小さい頃から支えてきた、娘を見守るようなケンさん視点で綴られたこの作品。

    最後の手紙では大号泣でした…

    0
    2026年03月28日
  • 木曜日にはココアを

    Posted by ブクログ

    老夫婦のお話と、保育士のネイルの話、家事が苦手な奥さんのお話が良くて号泣した。読んだ後本当に心が温まって、最終章を読んだ時には自分も誰かの人生に登場してるんだとワクワクさせられた。ホットココアが飲みたくなる、素敵な短編集でした。

    0
    2026年03月28日
  • カフェーの帰り道

    Posted by ブクログ

    戦前から戦後に至るまでのカフェー西行で働く女給さん達の物語。
    そうか、ほんの100年前の東京はこんな景色だったのか。皆それぞれ沢山思い悩みながらも周りの人に助けられ励まされ時にはそっと寄り添い…そういうことの積み重ねで人って何度でも前を向いて生きていけるんだなぁとしみじみ思った。
    文章も読みやすく、昔の東京にタイムスリップしたかのような感覚が味わえて非常に面白かった。ずっと手元に置いておきたい良作

    0
    2026年03月28日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

    Posted by ブクログ

    小市民シリーズを最後から読むことになってもまあいいか、と手にした。
    さすがは米澤穂信。面白かった、ほんとに。
    バディのそれぞれにちょっとクセがあって常識人でないところが上手く使われている。
    思わぬ結末に驚かされたが、それにしても今どきの中学生や高校生がこんなにクレバーだろうか。普通には使わない言葉が出るたびにそれを使う必然性があるのかなあと考えてしまった。
    春期限定から読んでみたい。

    0
    2026年03月28日
  • 哀瞳のレムリア 太平洋を巡る神々の光波と久遠の時を刻む魂たちからの伝言

    Posted by ブクログ

    この国の歴史教育にはどこか歪みがあるのでは...そんな感覚を持ちながらも深く踏み込んでこなかった。そんな自分にこの本は静かに問いを投げかけてきた。見えていなかった真実や、さまざまな視点の存在に気づかされる。

    日本人の持つ精神性の美しさにもあらためて触れ、日本人であることにもっと誇りを持ちたいと思えた。

    魂・精神・肉体は、バトンのように受け継がれ、時代を超えて宿命のように引き寄せ合う。出会いや再会にもひとつひとつ意味があるのかもしれない...そんなことを考えさせられた。

    夢中になり一気に読み終えたが、人物のつながりをもう少し丹念に辿りたい。また文章のひとつひとつに、重みと美しさと優しさが宿

    0
    2026年03月28日