【感想・ネタバレ】俺たちの箱根駅伝 下のレビュー

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ネタバレ

無謀とも思える上位3位以内を目標にする寄せ集めの関東学生連合チームはどこまで行けるのか?!箱根に雪が降るなど悪条件の中、予想に反する好タイムで襷をつないでいく連合チーム。抜きつ抜かれつに目が離せなくて一気読みだった。選手に怒鳴りつけるような声かけをする大学もある中、連合チーム監督・甲斐の、選手一人一人の心に寄りそう声かけは感動的。正式な記録が残らないのにがんばる意味があるのかと言われたチームがどんどん順位を上げていくのは実に気分爽快!誰が何と言おうと、彼らにとっては意味があるのだ!記録が得られなくても、かけがえのない仲間を得て皆が光り輝いていた。箱根駅伝での健闘は、彼らの人生をいつまでも照らしてくれる色褪あせることのない宝物。素晴らしかった。

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2024年07月21日

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箱根駅伝は毎年見ていて、大ファンです。期待を裏切らないか少し不安な部分がありましたが、そんな心配は全くいらず、話の展開は熱く、それぞれバックグランドがある選手が箱根駅伝を目指し、襷を繋ぐ描写は涙無しには読めませんでした、、、読み終わった後には自分も頑張ろうと思える背中を押してくれる小説だと思います! 
年末の箱根駅伝とドラマ化(いつかは分かりませんが)が今から楽しみです!

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2024年07月19日

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鳥肌の連続でした。監督の一言一言が刺さります。感動で涙が出ました。箱根駅伝の見方が変わりそうです!
自信を持ってお勧めできる本です!
ただし、実写化については内容が素晴らしすぎて、表現できるのだろうかという不安から、してほしいようなしてほしくないような、葛藤があります。

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2024年07月18日

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下巻はレース本番。
キャストそれぞれに焦点を当て、それを伝えるアナウンサーの言葉の組立の上手さ。
各校選手間の駆け引き、給水時のエール、後任に託すに至った動機、様々な伏線が回収されてはつながり、そしてまた、つないでいく。
つなぐのは、つないでいっているのは今だけではなく、レースにおけるタスキだけではない。
順位も記録も残らなくても記憶に残る。
最近薄れてきていた大事なものを思い出させてくれる、そんな1冊でした。

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2024年07月17日

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期待どおり。弱い者たちが必死に力を合わせて悩みくるしみながら最後に何かを勝ち取る。最初は悪者だった人もドラマがあり、それがエンドロールに向かって違う姿に変わって。鉄板の流れですが、これが気持ちいい。来年は、箱根駅伝、じっくり見てみるか、という気分になりました。そして、これはやっぱり日曜劇場だよね?と思いましたが、箱根駅伝は日テレ。まぁ、いつかどこかで映像化されるでしょうが、本の魅力を失わないで欲しい、と思いました。

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2024年07月17日

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駅伝が好きだし、箱根駅伝が好きです。

ずっと泣きそうになりながら耐えながら読んでたんだけど、
やはり10区は我慢できなかった。

それそれの選手の戦いなんだけど、その家族や大学や駅伝を愛する人や報道や沢山の人の想いが詰まってる、「俺たちの箱根駅伝」が素晴らしかった!!

大好きな本が増えました!

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2024年07月15日

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ネタバレ

第84回の箱根駅伝で、実際に関東学生連合チームが4位でゴールしていたとは…
その時の監督が原監督。
甲斐さんのモデルは原監督だったのね…
いやー参りました。

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2024年07月15日

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【俺たちの箱根駅伝】
池井戸潤さんの最新作です、
毎年正月に繰り広げられる箱根駅伝、正式名称は『東京箱根間往復大学駅伝競走』

物語は秋に開催される予選会から始まります。
正月に行われた箱根駅伝で11位以下の大学は、残り10枚の箱根駅伝への出場権をかけて、各大学から10人〜12名が走り、その上位10人の総合タイムで本戦出場の切符獲得を目指します。

主人公の青葉隼人、かつては箱根駅伝に定連、でも今は2年連続本戦出場を逃す明誠学園大学のキャプテン。

それでも今回は一人ひとりの記録上では予選会を突破、本戦出場射程圏にというチーム状態で挑みます。

さて、その壁を越えられるのか…。

結果は惜敗。

そんな予選会で挫折を味わいながらも、寄せ集めと言われる学連選抜チームに収集、そしてそれぞれの思いを胸に箱根駅伝に挑む物語です。

上下巻ですが、とにかくスピード感がありあっという間に読み終えます。
それにしても何度目頭が熱くなったことか。

それは人それぞれのドラマがあるからであって、私たち一人ひとりもそんなドラマの中を生きているんだと心がジワッとします。

物語では箱根駅伝に出場する10人のランナーだけでなく、その仲間、監督、コーチ、2日間にわたって選手の思いをブラウン管越しに伝えようとするテレビ局の関係者も大切なキーマンとなります。その複雑な人間関係がとても爽やかに記されています。

池井戸さん、さすがだなぁ。

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2024年07月15日

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箱根駅伝ファンとして、毎年、学生連合チームを黒石や畑山のような見方をしていた自分を恥じ、来年からは学生連合チームの1人1人の選手を応援したいと思いました。
そして、ドラマ化は間違いないですね!
読みながら、甲斐監督は鈴木亮平さんのイメージでした(´∀`)

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2024年07月14日

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箱根に懸ける選手たちはもちろん、それを取り巻く監督、コーチ、各大学OB、番組スタッフなど、様々な立場から見た「箱根」が意識できたのが新鮮だった。次回箱根駅伝がさらに楽しめそう!

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2024年07月13日

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実際の箱根駅伝を観ているようで、1日で一気読みしました。いつか、こんな箱根駅伝を本当に見られるかもしれない…と思ってしまった。

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2024年07月08日

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10区をひたすら走るという間延びしがちな場面を、釘付けにさせる筆力は圧巻。外連味のない辛島の実況や関東学生連合チームの熱き友情に、幾度も感涙。甲斐監督が選手一人ひとりに投げ掛けた励ましの言葉が、心に優しく染み入る。本作品は、正に『俺たち』の箱根駅伝であった。

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2024年07月08日

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翌日の往路前に1人だけメンバー変更したランナーは青森で育ち悪天候に強かった。徐々にランクを上げて行く連合チームに誰もが目を疑っている。テレビで映すものの、誰も取材をしていない連合チームのアナウンスを流せない。そんな中、ベテランアナウンサーだけが個々の取材をしていて、名場面に解説を入れていた。まさか?連合チームが優勝までいくのか?と思わせる展開であったが、そこは2位でうまくまとめたなぁと思った。しかし、いつも下位を走っているイメージだった連合チーム、調べたら過去に3位になったことがあったので、あながちこの物語が出来過ぎ!って事でも無いなぁとおもった。適材適所、監督のランナーを見る鋭い視点。ランナーの調子のいい時と悪い時がわかるすごい監督だ。この監督が来年の箱根駅伝を自分の大学を率いた続編出ないかなぁ。

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2024年07月08日

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ずっとボロ泣きだった。
面白かった!
スポーツものとしても、ある意味お仕事小説としても面白い。
実際の箱根駅伝が見たくなった。

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2024年07月07日

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いよいよ箱根駅伝が始まります。
面白すぎて、下巻も夜遅くまで一気読み。途中でまた後でという勇気は私にはありませんでした。
波瀾万丈の往路、復路でした。
こんなに熱い戦いが続く箱根駅伝は見てみたいです。
来年以降の学生連合はこの本と比べられるのかな。プレッシャーはかなりきつくなりそう。でも応援します。
放送側も大変だということがよくわかりました。
箱根駅伝の見方も変える一作品でした。

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2024年07月05日

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2024年 40冊目
何回心を打たれただろうか。。ランナー全員のドラマに感動したのもさることながら、そのドラマを真っ直ぐに伝えたいテレビマンのプライドにもグッとくる、読み応え抜群の上下巻であった。
今年1番かもしれない。

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2024年07月05日

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大感動

三浦しをんさんの「風が強く吹いている」
私の中で箱根駅伝の物語といえばこちらで
何度も読み返してきた大好きな一冊
勝るとも劣らず...

甲斐、辛島の言葉の数々に涙が溢れて困った

毎年欠かさず見ている箱根駅伝、
今年はまた違った見方ができそうで楽しみ

辛島の最後のアナウンス
';'歴史に残らない歴史が生まれようとしています''

「風が強く吹いている」のアナウンス場面
''風が強く吹いています!''
こんなセリフだったようなと
記憶していたけど見つけられず、、、、
このシーンは映画ですか?
分かる方教えていただきたいです、、、

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2024年07月04日

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季節外れの箱根駅伝を本格的に味わえた
劇的な展開は、いつもの箱根駅伝の通りなんだけど、最後のあっさり感もまた良い
複数の人の視点で語られながら、キーマンである新監督の視点がないのが、もどかしさもありながら面白さになってる気がする。
今年は編成されなかった学生連合、次出るなら盛り上がりを期待してしまう

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2024年07月01日

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ネタバレ

池井戸先生にいいように泣かされっぱなしで参りました。家で読んだので思う存分嗚咽しました。臨場感が凄くてテレビで箱根駅伝を観ているかのような気になり、読むスピードもどんどん上がってしまい、あっという間に読み終わってしまいました。
北野監督の檄を思い出しただけで涙が出てきました。今、電車の中です。

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2024年07月01日

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4回泣きました
電車の中では読まないほうがいいです

ドラマ化するとしたら…車から選手に声かけるシーンが大切だから、監督役は声が良い俳優さんがいいな
阿部寛じゃちょっと歳とりすぎてるから、福山雅治かな

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2024年07月19日

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本戦の10区間をとても丁寧に描き、エピローグも加えることで、俺たちの箱根駅伝を描ききっていると思う。甲斐監督が追求したもの、選手に発せられる言葉や行動にとても胸が熱くなった。

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2024年06月30日

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熱い!スポーツって、やっぱり感動がありますよね。これがお話だとしても現実と結びつけて感じてしまいます。安愚楽や友介のことをもっと読みたかった気がするけど、青葉の走りと辛島さんの実況、甲斐監督、諸矢監督が素晴らしかったから満足です。
箱根駅伝が楽しみになりました。

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2024年06月24日

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ちょっとだけネタバレかな⁈
さあ、箱根駅伝本番です!

読後
久しぶりに本を読んで、泣きました。
池井戸さんの躍動感のある文章力もありますが、ストーリーが…。
皆様、ぜひお読みください!!

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2024年06月30日

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上下巻とも、一気読みとなった。悪役はこの人か、味方はこの人かと分かりやすいのだが、面白い。
この作品も映像化されるのだろうか。
その後も気になるので、続編希望。

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2024年07月20日

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上下巻で4000円!とちょっと思いましたが、その価値あり!の作品でした。
監督の人選や、選手達の家庭環境をめぐる記述、テレビ局の裏側の事情も面白かったですが、迫力ある箱根駅伝本戦の描写は、池井戸さんの綿密な取材があるからこそですね!
辛島アナのように。
きっと映像化されますね…日テレで!

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2024年07月16日

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下巻は本選。
ランナー一人ひとりが1章となり、作品の中でもタスキをつないでいく。
同時に繰り広げられるテレビ中継の緊迫感と、アナウンサーの辛島の淡々とした解説がアクセントとなって良い。

結果はちょっと出来すぎな感も否めないが、来年からの学生連合の走りに注目する人が増える気がする。

6区で転倒した丈が心配だったが、ゴールにいたということは大丈夫だったのだろうが、気になるところだ。

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2024年07月14日

Posted by ブクログ

腹が立つ…!
ご都合主義にも程がある展開にも関わらず、どうしてこんなに胸が熱くなってしまうのか…!
何度も涙が出てきてしまった、辛島さん泣かせ過ぎだろう…!

箱根駅伝において我々が見たいと願う、美しく輝き、煌めき、心が昂る瞬間ばかりを見事に収めてくれた作品。


テレビ局の動きも描かれるため、三浦しをんほど選手ひとりひとりにページが割かれてはいない。それでも、ランナーたちの個性がすっと入ってきて、各々の想いが伝わる。そしてみんないい奴すぎ。
こんな美しさは現実世界にはあり得ない。
しかし、せめて小説の中だけでも綺麗な世界が存在してほしいから、それでいいしそれがいい。あと、嫌味な奴にはちゃんと苛々させられる。


アナウンサーの実況や、運営車から飛ぶ監督の声掛け。シンプルだとしても、言葉が持つ圧倒的な力を突きつけられた。欲しいタイミングで、宝物のような言葉が耳に届くことの奇跡と美しさを感じられた。


やっぱり箱根はいいなあ!
…悔しいから星ひとつ減らしたった!くそう!


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2024年07月11日

Posted by ブクログ

下巻は、箱根駅伝本番の様子を描いています。それぞれの選手たちの物語は、ぐっとくるものがあります。過剰演出を嫌う辛島アナウンサーの淡々としつつ、しっかり伝えていく姿は、池井戸さんの小説で、物語を描く様子と重なります。過剰演出せず、しっかり物語を描くことで、心に響く話になっています。

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2024年07月05日

Posted by ブクログ

2024.12th
箱根駅伝には全く興味がなかったので、池井戸先生の作品じゃなかったらおそらく手に取ることもなかったでしょう。
上巻は少し冗長に感じました。明誠学院が予選会で敗退し、関東学生連合チームがチームとしてまとまって行くまでのストーリーと制作サイドのストーリーの2本立てになってましたからね( ; ; )
とはいえ、池井戸作品なのでそこは下巻で上手くまとめていくんだろうなと思ってはいましたが…。
最高でしたね!まるでスポーツ中継を見てるかのような臨場感と感動がありました!さすが池井戸先生!
これもドラマ化確実でしょうねヽ(´▽`)/

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2024年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

辛島さんの丁寧な取材と共にその存在感が際立った下巻。主役はもちろん走る人達だけれど、その背後にあるそれぞれのドラマを公平に丁寧に取材するの体力気力はいかほどのものか。箱根を大切に思う人が箱根をここまで盛り上げ、守ってきているのだろうなと痛感しました。親子のドラマも泣けました。良い終わりでした。

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2024年06月26日

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