【感想・ネタバレ】俺たちの箱根駅伝 下のレビュー

あらすじ

池井戸潤の最新長編の舞台は、
「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
青春をかけた挑戦、意地と意地のぶつかり合いが始まる。

ついに迎えた1月2日、箱根駅伝本選。
中継を担う大日テレビのスタッフは総勢千人。
東京~箱根間217.1kmを伝えるべく奔走する彼らの中枢にあって、
プロデューサー・徳重はいままさに、選択を迫られていた――。
テレビマンの矜持(きょうじ)を、「箱根」中継のスピリットを、徳重は守り切れるのか?

一方、明誠学院大学陸上競技部の青葉隼斗。
新監督の甲斐が掲げた「突拍子もない目標」の行方やいかに。
そして、煌(きら)めくようなスター選手たちを前に、彼らが選んだ戦い方とは。
全てを背負い、隼斗は走る。

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Posted by ブクログ

池井戸氏お得意の、王道の企業モノや銀行を舞台にした逆転劇とは一味違う本作。
主人公たちは、天下の強豪校のエースたちだけではない。予選会で敗れ、本戦への切符を逃した大学の中から選ばれた、いわば「寄せ集め」の関東学生連合チーム、そしてあの巨大な生中継の裏で命を削るテレビ局のスタッフたちである。

「勝者」の陰で夢破れた者たち、そして記録にも残らないかもしれない過酷な舞台に挑む若者たちのドラマが、これでもかとばかりに胸を打つ!母校の襷ではなく「オープン参加」として箱根路を走る学生連合の選手たちの「俺たちは何のために走るのか?」という葛藤を抱えながら、バラバラだった個性が、不器用ながらも一つのチームへとまとまっていく過程は、スポーツを経験した人なら誰もが共感できるもののはず。どれだけ泥臭くても、どれだけ報われないように見えても、自分の信じた道や仲間との絆のために全力で走り抜ける姿は、見ている私たちの背中を力強く押してくれる。

最高の物語をありがとう。

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

もうこれは控えめに言って最高の作品でした。
上巻に続いてAudibleで堪能しましたが、もはやこれは小説を越えてエンターテインメントでした。
下巻開始の瞬間から、1月2日の往路本戦が始まるナレーションを聴いている体験は、本物さながらでまさに正月にワープした気分でした。

良かった点の1つ目は、1〜10区の各区間ごとの学生連合のランナーたちの生い立ちから箱根に至るまでをナレーションで語る点。更に中でも活躍する選手については、取材不足のプロデューサーサイドではなくセンターアナの唐島から改めて語らせる・紹介させている点ですかね。上巻でもめにもめた彼らのことが、区間に当てはめてイメージすると全部ハマり役で、現実世界の箱根駅伝を何度も見ている側からするとありありとその様子を思い浮かべることができ、本当に楽しめました。
2つ目は、ライバル校(関東、東西、実在する各大学)のランナーたちを、一度しか・一場面しか出てこないにも関わらず、全員に姓名をあてていた点です。その有無で読み手が感じるリアリティには雲泥の差があると感じました、池井戸さんの綿密な設定に感嘆しました。

用意されていたエンディングが、予想していた展開とは異なるものだったので大いに驚き、また感激し、「3位」相当に目標設定した点と比較してまたしても妙にリアリティを感じてしまいました。
本当によくできたエンターテインメント作品だったと思います。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

下巻は、箱根駅伝の往路スタートから復路ゴールまでの様子を余すことなく伝えています。 その臨場感と緊迫感はまるでテレビで中継を見ているようです。その迫真の筆致をどうレビューにしていいか‥とにかく読んでみてくださいというしかありません。

予選会で敗退した敗者集団である関東学生連合チームが、監督経験のない、商社マン出身の甲斐真人監督の教えのもと、渾身の力を振り絞って箱根路を激走していきます。

伝統ある駅伝中継を担う大日テレビ。そのプロデューサーやメインアナウンサーにも箱根駅伝を映し続けたテレビマンのプライドと魂を感じさせます。

選手、家族、テレビ局、給水ポイントでボトルを渡す学生にすらドラマがあり、泣かせます。

順位も記録もつかない関東学生連合という存在と、選手ファーストの新人監督、甲斐真人。掲げた目標は箱根駅伝総合三位以上。失笑と非難を浴びながら、読者として涙をこらえながら読む個所が何度もあって、胸に沁みる読書時間となりました。

読後に感じたのは、作者の池井戸さんが伝えたかったのは、駅伝の最中、運営管理車から選手たちに声をかける甲斐監督の言葉ひとつひとつだったのだと思いました。走る選手に「ありがとう」って言える監督、素敵です。



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2026年07月17日

Posted by ブクログ

池井戸潤さんの『俺たちの箱根駅伝』下巻も読み終わってしまった。一言で言えば、クサイ。いや、クサすぎる。どれだけ王道なんだよと。でもそのクサさがいい。王道だからいい。先日まで連日のオリンピック日本代表選手の活躍にエネルギーとパワーをもらっていた。同じような熱い思いを、受けとったよ!

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

【良かった点】
10区間それぞれに一人ひとりの人生があり、10回の感動が待っている。箱根駅伝を走る選手だけでなく、支える仲間や裏方の想いまで丁寧に描かれていて、襷の重みが伝わってきた。特に最後の10区で、仲違いしていた仲間が給水に来る場面は涙なしには読めない。

【気になった点】
池井戸潤らしい熱さや展開の作り方が好みによっては少し王道に感じるかもしれないが、箱根駅伝という舞台ではそれが大きな魅力になっている。

【おすすめ度】
★★★★★(5)

【ミステリーとしての意外性】
ミステリー作品ではないため仕掛けや驚きではなく、人物の成長や絆で読ませる作品。10人それぞれの物語が積み重なり、最後には大きな感動として結実する。満点をつけたい一冊。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

泣いた~~~??
選手一人ひとりのエピソードの度に泣いた~~~??
学生連合じゃないチームの選手のエピも深堀してくれてありがとう。勝負とは相手がいるから成り立つんだよね。
とはいえ、学生連合は記録も順位も付かないから、敵は自分自身になるんだけど…
もう選手と一緒に走ってたし、沿道から旗振ってたし、みんなのお母さんになった気分だったよ。
最高でした。ドラマ超楽しみです!!

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

上位を目指す学連チームの駆け引きの様子が臨場感たっぷりでとてもよかった。沿道の声援や選手の息遣いまで聞こえてくるようだった。個人的には9区横浜の給水シーンが予想外で1番アツかったかも。

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

とても良い!誰も傷つかない青春ドラマ。
読んでいると正月の箱根駅伝の映像がオーバーラップして、とてもリアリティがあって読みやすかった。青学や駒澤、中央などの箱根常連校がそのまま名前を使っており、よりリアルさが伝わってきて面白かった。
連合チーム(寄せ集め)の一体感、ランナー一人一人のドラマ、チーム戦略、結果は、、、
とても面白かった!

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

走者や選手関係者に加えて、テレビ局の制作サイドのストーリーが入ることで、よりレースのドラマが引き立つ展開。
面白かったなぁ。
思わず泣いてしまうところもあり、没入して一気に読んだ。

悪者がしっかり悪役に徹していて勧善懲悪なのは、いかにも池井戸潤さんって感じもあり。
頭の中でドラマ化される。

来年の箱根駅伝をしっかり観てみることにする。

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2026年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻になって一気にいろんな人の背景などの掘り下げが来た。それの中でも特に晴と隼人がいいなって感じがした。面白すぎてテスト週間だったのに読む手を止めれなかった。

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

泣いた。デトックス。
甲斐監督、ビジネスマンでありアスリート、なかなかこういう人格者いないけど、なれたらなと思う。
メンタル強くなりたい。

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2026年06月28日

Posted by ブクログ

そういえばかつて選抜チームが10位以内に入って、翌年の箱根駅伝のシード枠が減らされたことがあった。今でもそのルールだと思っていたけれど、関東学連選抜から関東学生連合に名称が変わるとともに、完全オープン参加になっていたのか。知らなんだ。確かにいつも下位のほうだし、注目していなかった。現実にここまで選抜チームが放送局側から蔑まれているとは思いたくないものの、まあチームをまとめ上げるのは大変だ。臨場感あふれる作中にのめり込んで、いけいけ、優勝しちゃえ!とばかりに大応援しちまった。来年からの箱根駅伝は選抜に注目。

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

箱根駅伝は毎年見てるけど、今度から見方が変わりそう。テレビ局の方々の伝統的なこだわりと情熱を噛み締めながら見たいと思った。関東学生連合に着目したのも意外性があって面白かった。

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2026年06月26日

Posted by ブクログ

1区から10区までそれぞれのランナーの話で涙ボロボロ…
続きが気になり早く読み進めたい気持ちと読み終わりたくない気持ちが葛藤していた
今まで箱根駅伝を見てても、どんな気持ちで走ってるんだろう、長距離しんどそうだな、とランナーばかりに目を向けていたけれど、放送する側の難しさも知れて面白かった
甲斐が監督として率いる明誠の駅伝も読みたい!

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

箱根駅伝を走る選手の心情や体の状態等の状況描写は箱根駅伝を見ているようだ。名物アナウンサーの実況も心に響く。テレビ局の中継の大変さも伺える。順位変動が起こりそうな時のCMは気になるよな。来年の箱根駅伝が気になってしょうがない!

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2026年06月20日

Posted by ブクログ

後半は箱根駅伝のライブ感がたっぷりの内容。放送局の舞台裏もわかって面白かった。選手、監督の人間模様も読ませてくれます。TVドラマの放送も楽しみです。

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

「半沢直樹みたいだったら困るな」と思って手にしましたが、かなり抑えた控えめな「波」で助かりました。
毎年テレビにくぎ付けとなっていますが、観る側だけじゃなく、走る側、撮る側、走らない側、撮らない側の同時並行で臨場感たっぷりでした。

秋にドラマでも観れるとのことで『期待大』です♪
が、
甲斐が山下智久で、諸矢が寺尾聰、大沼が金田明夫、北野が駿河太郎(と、同僚ランナーたちが有名人じゃないところ)まではすばらしいチョイスと思うものの、菜月の伊藤沙莉、徳重の大泉洋で「?」が付き、平川は山本耕史とのこと。
うーん、放送終了後の山本耕史に悪影響与えなければ良いのですが。。。
でも、もっともっとよく考えたら、どの役も最適のキャストかも知れません♪

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2026年06月05日

Posted by ブクログ

臨場感あって面白かった!
もう少しキャラクターの掘り下げも見たかったけど、そのあたりの補完はドラマでやりそう。
いつも箱根駅伝は寝てて5区と10区ばかり見てるけど、来年は1区からちゃんと見たい

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

実際に箱根駅伝を視聴しているような臨場感でした。
出場している選手の人間ドラマだけでなく、各大学の監督やOBなどのかかわり、番組作成側の苦労など、いろんな角度から箱根駅伝を見ることができ、どんどん読み進めることができました。ホント面白かったです。
秋にはドラマ化されるのでそれも楽しみです。

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

久しぶりに小説を読みました。上下巻ともに素晴らしかったです。様々な人間模様と共に、迫力のある駅伝シーン。本選には選ばれなかった悔しい気持ちを持っていた16人。その人達が一体どのような走りを見せてくれるのか。スポーツ好き、箱根駅伝好き、そして感動するものを読んでみたいと思う方、ぜひ読んでみて欲しいです

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2026年06月01日

Posted by ブクログ

箱根駅伝本番、学生連合チームの10区間と放送の裏側が描かれた下巻。文量は多いが、止まらなくなり一気読み。
10区間を走る選手それぞれに歴史があり、とにかくキャラが立っている。ただ、上巻ではどんな人だっけ?がはっきりとは覚えられなかったため、ドラマで顔がわかるのはいいかも。
また、天候により選手も放送サイドもバタバタしたり、判断を迫られたりと常に動きがあり、ノンストップ、中弛みすることなく物語も走り抜けた。1区間ずつも長すぎずちょうどいい。山場も多く、映像映えしそうだなと思うと同時にこれをやる役者さんは大変なのでは!?と思った。
箱根駅伝、全く見たことないけど、正直めっちゃ興味出た。あと、自分が走るときもちょっと箱根駅伝の気持ちになる。笑
とにかくおもしろい1冊!

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

箱根駅伝を伝える小説として三浦しをんさんの「風が強く吹いている」を思い出しながらの読書

どちらも青春ドラマとして涙涙の感動作だが、
こちらは、テレビ中継というもうひとつのドラマも見ることができる。

箱根駅伝は15年前くらいにはまって、毎年テレビにかじりついて見ていた。
子育てで忙しく、普段テレビをみる暇もない私が、唯一お正月の2日間だけはゆっくり箱根駅伝を見ることを自分に許していたのだ。

5区と6区の中継の少なさやCMのタイミングに不満を抱いていたこと、アナウンサーの情報量で感動の大きさが変わると思っていたことを思い出す

この本を読んでテレビ中継する放送局の並々ならぬ努力と信念までもが伝わってきた。

箱根駅伝はランナー達の物語だ。

けれどもそこには監督をはじめ、コーチ、マネージャー、家族、大学、テレビ局、スポンサー等など、様々な人達に支えられていることを知る。

それぞれの想いを一手に受けて走るランナー達。

その中での、学生連合のランナー達は、最下位闘いの定番のように思われながらも、それぞれの大学のチームメンバー達の想いを胸に走っているのだ。

学生連合チームは、寄せ集めでありながら、未知の可能性を持つ。
そこにはやはり監督の影響力が大きい。

甲斐監督の観察眼とランナーに向けるアドバイスとそのタイミング。
生まれ持った才能に加えビジネスで培われたスキルなのだろう。

そんな素晴らしい監督を信じて、目標に向かっていく学生達の姿が眩しかった。

やはり、チーム力とはチームメンバーを信じることなのだろう。
信じることは人間関係すべてに共通する成功の秘訣なのかもしれない。

箱根駅伝とはランナー達の箱根駅伝であり、その誰かのための箱根駅伝。
でも…
「俺たちの箱根駅伝」
その想いこそが勝利に導かれたと言える。

あと、半年先だけれど久しぶりに今度の箱根駅伝はゆっくり観てみよう。

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

上巻の途中から面白くなってきて、上巻を読み終えた翌日に下巻を一気読み。
『風が強く吹いている』も箱根駅伝を取り上げた小説として有名だが、この小説もそれと同様に、区間ごとに話を進めていくスタイル。

異なる点としては、選手や監督など箱根路にいる人たちの目線と、テレビ中継のアナウンスをする人や中継号車の切り替えの采配をする人たちの目線が登場すること。これら複数の視点からのコメントが程よく絡み合っている作りが、秀逸だと感じた。
なかでも、中継スイッチング指示を出す菜月を巡る描写があるからこそ、特定の選手だけを張り付いて描くのではなく、各集団の攻勢や順位の入れ替わりなどを交えて描写でき、それゆえに色々な選手が登場できている。読者がレースの全体像を頭に入れつつ読める設計なのが、実際の中継さながらの臨場感をもたらしていて、上手だと感じた。

個人的に推しだった選手は、弾と晴。実際に中継で見ていたら思いっきり応援したくなりそう!
辛島さんも、芯には温かみを持っている人であることが上下巻を通して伝わってきて、好きになったな。
ちなみに、一部では実際にある大学や監督名も登場していて、滅多に箱根本選に進めない母校の名前を見た時には嬉しくなってしまった。

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2026年06月06日

Posted by ブクログ

始まった本選。

当たり前だけど調子のいいメンバーとそうでないメンバーがいて、順位が目まぐるしく変わるから目が離せない。

甲斐監督の声かけはもちろん、所属大学のチームメイトや監督からの給水時の声かけが熱くて泣きそうになってしまった。

自分が監督ならどう声をかけるだろうかと考えてしまったりもした。

ただ、もう少しレース中の心理描写があると良かったかな。物足りなく感じてしまった。

そして速いチームではなく強いチームが勝つといいつつ、強さとは何かという答えを提示できてなかったような気もするなあ。

どう終わるのか気になって一気読みしたけど、残念ながら上巻で高まりきった期待を超えてくるような感じではなかった。

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

面白かった。

思ったよりサクサクと10区それぞれが語られた印象はあるが、それぞれのランナーに物語がある。

チーム目標は3位以上。

上巻の伏線で、10区での安愚楽との対決で何とか勝って3位という結末なのかなと思ったら、まさか優勝するんじやないかという展開にまで。
結果は2位。


ランナーに声をかける、甲斐の言葉が泣ける。やはり甲斐監督をやらせるなら鈴木亮平さんがいいな、

また、テレビ局側の徳重は上位に上がってくる、関東学生チームのメンバーの情報不足に準備不足を痛感。 ランナーの情報をテレビの向こうに伝えられないと焦るが、そこでメインアナの辛島がランナー個人の情報や想いを伝えるシーンは胸熱。ジンと来た。

辛島はテレビ局が関東学連の情報が薄いと見越して独自の取材をしていた。


壮行会で甲斐は正式にOB達に認められる。
隼人はその光景に涙するが、俺たちの走りが認められたのだ というシーンはジンとくる。

テレビ局側の熱き箱根に対する思いが伝わってよかった。

ホントは日曜劇場でやってほしいな。

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

箱根駅伝の臨場感が伝わってきて良かった。
ドラマ化したらさらに面白そう!
ただ後半の駆け足感に星四つで。

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2026年06月19日

Posted by ブクログ

おもしろかった。
ドラマも…山Pの甲斐監督も楽しみだ!!
そして、浩太のエピソードでの富山弁が自然でよかったです笑
選手一人一人にドラマがあり、思いがある。箱根駅伝は本当に面白い。

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2026年06月09日

Posted by ブクログ

オーディブルにて。

私はスポーツの真の魅力は、勝った負けたの結果だけでなく、その裏にある選手の努力、背景、考え方といった、その人物(もしくはチーム)の”物語”に、見ている側が共鳴することで、他では味わうことのできないような熱狂、感動が生まれる点だと考えています。
本作は、スポーツの魅力を思う存分に感じることができる作品です。
また、そういった意味で、本作における私の中でのMVPは辛島アナです。
放送局として学生連合に対する準備不足があったにもかかわらず、辛島だけは独自に泥臭く選手に取材をしていました。、辛島アナの仕事(箱根駅伝)に対する真摯さ、これがまさにプロフェッショナルの流儀だと感じました。
また、彼が選手のバックボーンや将来のビジョンについて説明することで、選手の走りに血が通い、その一歩一歩に感動が生まれます。

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

 池井戸潤は、読者を引き入れて離さないーー読ませる作家。同じく売れっ子作家である東野圭吾と比べても、がっしりと読者を捕まえる力がはるかに強い。勧善懲悪、お涙頂戴ーー陳腐さを感じる瞬間もあるのだが、読んでいると、ついついストーリーに引き込まれてしまう。やはり面白いのだ。

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いよいよ箱根駅伝の本選がスタート。
1区天馬 2区大地 3区周人 4区星也 5区弾
6区猪又 7区晴 8区圭介 9区浩太 10区隼斗
東西大が最初から飛ばし、それぞれの想いを抱えてレースは進む。
箱根が近づくと共に天気が崩れ、2日目は雪と雨。
学生連合にもアクシデントがあり。

走る学生たちよりも、テレビ局員たちの緊張感がクローズアップ。
テレビ局員たちの客観的な視点で語られるからレース展開も迫力がある。
そして、こういう風に撮影しているんだ、という裏舞台を覗いてるドキドキもあり。
走る学生連合の皆んなの気持ちはあまり前面に出さないところがバランスがいいのかな。
甲斐さん、最後まで人物像が周囲からの印象だけで語られていて謎のままだった。
出来すぎでは、と思いつつもやっぱり爽快な読後。
ゴールのあたりは何度も繰り返し読んでしまった。
辛島アナが泣かすから。
平川も悪童も畑山も完全な悪人で終わらないところも良かった。

「結局、選手が一番よくわかってるんだ」

「俺たちはいま、かけがえのない宝物を手に入れた。」「いつまでも色あせることのない宝物だ。それはきっと、これから俺たちの人生を照らしてくれる。もし迷うことがあったら、何度でもここに戻ってこよう。そこからまた、すべてが始まるんだ。」

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2026年07月23日

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