【感想・ネタバレ】俺たちの箱根駅伝 下のレビュー

あらすじ

池井戸潤の最新長編の舞台は、
「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
青春をかけた挑戦、意地と意地のぶつかり合いが始まる。

ついに迎えた1月2日、箱根駅伝本選。
中継を担う大日テレビのスタッフは総勢千人。
東京~箱根間217.1kmを伝えるべく奔走する彼らの中枢にあって、
プロデューサー・徳重はいままさに、選択を迫られていた――。
テレビマンの矜持(きょうじ)を、「箱根」中継のスピリットを、徳重は守り切れるのか?

一方、明誠学院大学陸上競技部の青葉隼斗。
新監督の甲斐が掲げた「突拍子もない目標」の行方やいかに。
そして、煌(きら)めくようなスター選手たちを前に、彼らが選んだ戦い方とは。
全てを背負い、隼斗は走る。

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Posted by ブクログ

いやー、面白かった!

ついに迎えたレース本番。
スポットライトが当たらない「学生連合チーム」が巻き起こす、意地とプライドの下剋上物語。

箱根駅伝を見たことある人であれば、想像できる光景が随所あって、ドラマを観ているような没入感でした。ドラマやるんだけどね。
選手それぞれのストーリーがあり、それが丁寧に描かれているので、全員を応援したくなるし、ちゃんと嫌な奴も出てくる、笑。
波乱がありの最後まで目が離せない展開。
そして明かされる真実。

しかし、学生連合チームって、「記録に残らないオープン参加」だけど実際そんなにひどい扱いなのかな?
下剋上感を出すための演出なんだとは思うけど。

お正月の箱根駅伝が、今まで以上に楽しみになる一冊です。

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2026年04月11日

Posted by ブクログ

物語の集大成として、これまで積み重ねてきた想いや葛藤が一気に結実する、熱量の高い一冊だった。箱根駅伝という舞台に立つまでの過程で、それぞれの選手が抱えてきた挫折や迷いが、走りという形で昇華されていく描写が非常に胸を打つ。ただ速さを競うだけではなく、「何のために走るのか」という問いに向き合い続ける姿が印象的だった。

特に、チームとしての結束が強まっていく過程は見どころであり、個の力だけではなく、仲間を信じて襷をつなぐことの重みが丁寧に描かれている。限界を超えて走る選手たちの姿には、思わず感情を揺さぶられた。

結果だけでなく、その過程や想いにこそ価値があるというメッセージが一貫しており、読後には清々しい余韻が残る。努力と信念が報われる瞬間の尊さを感じさせてくれる、力強い締めくくりだった。

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2026年04月07日

Posted by ブクログ

いやー面白かったです。
感動して涙ながらの読書でした。
今年も流しながら見ていた箱根駅伝を
来年はかじりつきながら見るようになると思います。強いチームも弱いチームも予選で負けたチームも、
それぞれのチームに、個人個人に、色々なドラマがあり、それらを乗り越えて走ってるんだなって思うと真剣に見なきゃ失礼ですね。
これからテレビでドラマもあるみたいで楽しみにしてます!

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

記録の残らない学生連合チームとして厳しい箱根路を駆け抜ける選手たち。彼らの戦いを余すところ無く箱根駅伝ファンに届けるテレビマンたち。
大学の資金力や練習環境、家庭での生い立ち、選手や監督ごとに立場や抱えているものが全く違う。そんな中で、バラバラだった気持ちが徐々に1つに集まり、途方もない力となって本番の舞台で現れる。
お涙頂戴だけではなく、思惑だけでもない、熱い情熱と巧みな分析力とで作り上げられていく箱根駅伝の新たな1ページに釘付けになって読んだ。
箱根駅伝ランナーのひたむきな挑戦に心打たれるのはもちろんだが、あくなき挑戦は若者だけの特権ではないことをこの物語は教えてくれた。

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

率直に言って凄く面白く、感動するストーリーであった。
実際の箱根駅伝を想起させながら、しっかりと人間ドラマを分かりやすく且つテンポ良く表現されていた。
誰しもが注目していなかった学連選抜チームが快進撃を見せる中、同時に取材が薄かったことが浮き彫りになる。そこでみせた辛島アナの実況が温かく選手に寄り添った内容でとても良く、一気に辛島ファンになってしまった。
池井戸作品らしく、所々で嫌みな登場人物は出るものの駅伝の素晴らしさによって最後は良い終わり方になっていたのも良かった。
ドラマ化も控えているようだが、是非とも原作に忠実に制作してもらえることを期待したい。

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2026年03月25日

Posted by ブクログ

箱根駅伝を実況する側のテレビ局と、
一度は箱根を前に敗れた敗者の学生連合、
ふたつの場面が次第に交錯していく。

いろんなしがらみがある中でも、
ひたむきに襷を繋ぐことの意味を教えてくれる。

次の箱根では確実に学生連合を応援しちゃう、
そんな1冊です。

池井戸さんがこの本を書こうと思ったきっかけ
小涌園との繋がりの話も魅力的でした。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

今年イチ良い。ラストで涙を流した小説は何冊もあるが、こんなにも多くの箇所で涙を止められなかった小説は初めてじゃないかな。

箱根駅伝は殆ど見たことがないが、走るのは割と好き。池井戸潤氏だし読んでみる。

以前は何度も箱根駅伝に出ていた大学、今年は予選落ち。新監督とエースは学生連合枠で出ることになる。学生連合は走った記録もつかないためか、毎回最下位が定位置だが、新監督は3位以上を目指しメンバーを鼓舞する。

様々な学校から寄せ集められた選手が苦難を乗り越え、それでも走る姿に胸を打たれる。自分が信じるモノを胸に前に進む。
もっと一人一人の背景を語ってほしいとも思う。上中下巻にしても。物語をもっと読みたかった。本著者は人の感情の動きの捉え方やそれに対する他者の反応を過不足無く伝えるのがうまいなと改めて思う。

また、箱根駅伝を作るテレビクルーのドラマも同時に語られる。番組の裏側もイメージでき興味深い。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

池井戸潤さんが箱根駅伝?で、まずびっくり。読んでまたびっくり。学生連合チームの話なんだ。
素晴らしいドラマをありがとう。

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2026年03月20日

Posted by ブクログ

なぜ、こんなにこころが熱くなるんだろう。涙してしまうんだろう。
感動に包まれながら読み終えたすばらしい箱根駅伝だった。
読み返しても、感動に涙がにじんでくる。
風が強く吹いている 三浦しおん タスキメシ 額賀澪も好きだけど、関東大学連合チームなんてすごい!
今年の箱根駅伝は、見方が変わるかもしれない。1987年から放送はじまったこと、なぜ小涌園が気になってたのかなど、目からウロコであった。
敗者であろうが、寄せ集めであろうが、ゴールをめざしてタスキリレーにチャレンジ。
バラバラの気持ちをひとつにしていく様、すばらしいです。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

いよいよ箱根駅伝が始まりました。学連選抜の選手だけでなく放送局中枢、そして優勝候補の選手や監督にとっても長い2日間です。ただ走って襷を繋ぐ、という競技から生まれるドラマはどんな映画にも引けを取らないくらい感動的でした。誰の為に走るのか?何を信じて生きるのか?10区の隼人君が報われて良かったです。今から来年の箱根駅伝が楽しみです!

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

とんでもない作品だった。
ラストで泣ける話は多いけど、これは区間ごとに泣ける。
タイトルがややダサい?とか思っててすみませんでした。

レースが始まり、順位争いは手に汗握る。自分も走っているかのようで、足に乳酸がたまる。
それぞれの区を走り切るたび、仲間の声援を受けるたび、泣きそうになる。

辛島の実況。甲斐の声かけ。選手たちの想い。諸矢前監督。
キャラ設定がややデフォルメがきつく、半沢直樹に代表される勧善懲悪的なかんじが気になってはいたけど、終盤緩和されて、すっと入ってきた。

本当に、素晴らしかった。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

極度の緊張や興奮、非日常を力に変える人と、それが足枷になる人。その違いはなんなのか、メンタルや運、環境…持っているものを正しいタイミング、正しい方向へ適切に発揮できるのは何か、徹底した準備なのか、強い思いなのか…一つひとつのドラマと箱根駅伝の裏側最高でした!

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

いろいろなドラマがあって、とても感動しました。
走ってる選手だけじゃなくて、支えてくれてる人たちがいるから走れるんだな、と。タスキを渡したとき駆け寄ってくる選手達はみんな一緒に走ってたんだなーと。
今までぼんやりというか、しっかりと箱根駅伝を見たことがなかったのですが、来年の箱根駅伝はちゃんと見ようかな、と思わせる1冊でした。

そして、テレビ局もなかなか大変なんだ、ということがわかった1冊でもありました(笑)

ドラマがすごい楽しみになってきたし、きっとドラマを見たらまた本を読み返したくなるんだろうな~。
そしてできれば甲斐監督率いる明誠学院大学の活躍を描いた続編も読んでみたいな~~

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

有りがちな話だと思わなくも無いですが、登場人物それぞれのエピソードが良かった。

こんなに熱くスポーツに打ち込んだ事は無い。

熱いエピソードに涙腺が緩む事が時々彫りました。

ドラマ化されるということで、楽しみですが、主演が
大泉洋はイメージか違う。大泉洋は好きなんですけどね。

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2026年03月03日

Posted by ブクログ

文句なしに面白かった!
下巻ではいよいよ箱根駅伝がスタートし、各区を走る選手たちの背景にクローズアップしながら、手に汗握るレース展開を追っていきます。
甲斐監督の選手たちへの愛とリスペクトがある声かけ、辛島アナの丁寧な取材に基づくアナウンス、そしてそれぞれのチームメイトとの絆、それに応える選手たち、すべてが最高!
何度も涙が込み上げ、一気に読んでしまいました。
記録はない。だけど大切なものを手に入れた学生たち。まさに「俺たちの箱根駅伝」。読み終わった後に思わず拍手したくなったほど。
ドラマ化が楽しみです。

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

下巻は1区から10区までのレース模様。
上巻が効いていて文字を追っているだけなのに涙腺が危なくなる。

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2026年02月23日

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きっと箱根駅伝をよく取材されて裏側をこんなにも細かく書かれるとは。連合チームが主役という設定もいい。

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2026年02月20日

Posted by ブクログ

この本...とても面白かった。
箱根駅伝の学生連合チームの選手と監督、報道の方にスポットを当てた作品。
それぞれの人間ドラマが本当に気持ち良くガツンと胸に来る。涙腺が何回 脅かされたことか...
展開もハラハラドキドキですごく面白いので、下巻は一気読みでした。
箱根駅伝に興味がない方も楽しく読めると思うし、好きな方はもーっと没頭して読めると思います( ᵕᴗᵕ )*・
ドラマ化決定らしいので、そちらも楽しみだなぁ

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2026年03月24日

Posted by ブクログ

Audibleで視聴。
見方によっては単調になりがちな駅伝をこれだけ読ませる作品にするのはさすが池井戸潤。
今回は、強豪校ではなく、「学生連合」という日陰になるところに焦点を当てたのも秀逸。あと、箱根駅伝のテレビ放送の準備なども、半分ノンフィクション的で興味深い。
かなり取材したのでしょうねー。

なお、池井戸潤作品は、Audibleで聞くのはなかなか良いと思います。

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2026年04月11日

Posted by ブクログ

個人の、チームの情熱が未来を切り拓く。全力で駆け抜ける若者の姿が清々しい。

蛇足
山下ー?と思いましたが、当時の原さんも存外と髪は長かった。

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2026年04月01日

Posted by ブクログ

下巻は箱根駅伝のレース展開。
またかよ~になるかと思いきや、そこは戦況と選手個人の事情に
テレビ局の小競り合いも絡めて、うまいうまい。
読ませますわぁ~

箱根好きとして知らなかったエピソードも満載。
テレビ局側の中継エピソードがうまく織り込まれているのも嬉しい。
来年の箱根駅伝が楽しみ。
あ~、久石譲さんのあのファンファーレが蘇ってきたよ~

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2026年03月28日

Posted by ブクログ

予想通りの展開ではあったが、それを見越しても読んでいて楽しい話だ。
ただし下巻は一気読みしないと没入は難しい。

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2026年03月27日

Posted by ブクログ

2026.3.13 完読

上巻同様、半日で読み終わりまして。
面白かったー!が読み終わった第一声でした。

下巻は、いよいよ箱根駅伝を走ります。

昔、シード圏内に入ったことがある学生連合。
その時、私大興奮でした。
また、東京大学院生が出て、給水担当が教授だったときがあって、その時のナレーションもちゃんとそこにフォーカスした語りで、面白いなぁと思ったことがあります。
そういうときの感動を思い起こさせて、うるうるしながら、読みました。
あと、三浦しをんさんの『風が強く吹いてる』を思い出したりして。
はぁはぁはぁ

以下、ネタバレあるかも。
正直、丈くんの脚?腰?が気になって気になって。
大丈夫やったんかな?


変わらず、ずっと続いてほしい。箱根駅伝放送。
WBCが、Netflixになったり、ちょっと怖いけど、ずっと技術を繋いで地上波でやってほしい。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

フルマラソン出走前日に読み終わりテンションMAX。おかげさまで前半突っ込みすぎて大変でした。
選手たち一人ひとりが走る理由や情熱だけではなく、それを全国へ放送するプロたちの熱い思いにとても感動した。特に実況の人、最高でした。

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2026年03月19日

Posted by ブクログ

話は素晴らしく、各ランナーのバックグランドまで掘られており、胸をうつ。一方、各ランナーの話を掘りすぎ、後半は消化不良気味でもあった。
またコーチ側の目線もあっても良かったかも。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

箱根駅伝の学生連合のファンである。
箱根駅伝は毎年見ているが出身大学が関東ではないため
特に思い入れのある学校はない。
どちらかというと、いろんな大学の代表が走っている学生連合は、背景に10校分のドラマがあると想像していた。
そしてたいていは下位だし、熱烈な応援がされていないという判官贔屓もあり、TV中継ではいつも学生連合を応援している。
なので、中継するテレビ局が学生連合を冷遇しているということが意外だった。連合の一人ひとりのドラマを知りたいと視聴者としては思っていたのだが、TV局側にはその認識はまるでなかったのか。

フィクションとはいえ、学生連合を主人公にした小説には胸が熱くなった。以前青山大学の監督の講演会で聞いた話も思い出す。
この小説をきっかけに、もっと光があたってほしいし、記録も公認になるとよいと思いました。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

上巻に続き、とても熱い展開で一気読みした。
1人1人のレースにかける思いと、その背景にあるエピソードがよかった。箱根駅伝を走るのは、自分だけではない。一緒に練習してきた仲間や支えてくれた家族など、様々な人たちの思いとともに走っているのだと。今まで報われなかった選手で構成された寄せ集めのチームが自分の存在を証明しようと、色んな人たちに感謝を伝えようと、必死に走る姿に感動した。また、そんな選手たちを導く監督の的確な分析やあたたかい言葉かけに、令和がもとめるリーダー像をみた気がした。

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2026年03月05日

Posted by ブクログ

スピード感のある下巻。箱根駅伝に対して全員が熱い想いを持って進んでいきます。ヒヤヒヤしつつスカッとし、最後は涙が止まりません。

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2026年02月27日

Posted by ブクログ

下巻は1冊丸ごと箱根本戦!

他校の監督たちからは辛口コメントで批評され、マスコミからも相手にされない学生連合チーム
それでも目標は3位以上!
いよいよはじまった箱根はレースも天候も波瀾含み
まるでTVを見ているかのような臨場感

上巻から少し間が空いてしまったので、選手たちの名前がピンと来なくなってしまっていて…
これは上下巻続けて読んでください 笑

この著者なので結果は何となく想定内
上巻では丁寧に描かれていた本戦に出られなかった選手たちの事が下巻には全く出てこなくて、そこんとこちょっと残念だった
しかし、ドラマ向けの作品に間違いなく、もしかしたら数倍面白く化けるかも
ドラマ、楽しみ♩

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

この話、フィクションなの?と思うぐらい
リアルで感動した。

一人一人のドラマ。
そして頑張っている姿ってやっぱりかっこいい

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2026年02月28日

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