小説・文芸の高評価レビュー
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ドラマが始まる前に読み終わりたいと思いギリギリ間に合いました
今夜からのドラマが楽しみです
池井戸潤さんの作品はずっと以前に2〜3冊読みました
いずれも面白かったです
この「俺達の箱根駅伝」は今までの池井戸潤さんには無いスポーツを取り入れた作品です
選手の側と制作するテレビ局側の両方から捉えています
今までに箱根駅伝に関する本も「風が強く吹いている」をはじめ同じように関東学生連合チームを取り上げた「チーム」も読みましたこの「俺達の箱根駅伝」はテレビ番組を作る側からみた箱根駅伝は初めてかと思います
でもやはり感動するのはランナー1人ひとりのドラマの部分だと思います
それぞれのドラマに焦点があたった部分は思わず涙が出ます
毎年1月1.2.日は箱根駅伝はテレビで見ていますが来年のはより身近に感じると思います
皆さんにもぜひお勧めします。 -
Posted by ブクログ
前作から数年経ったハヤブサ。ミステリ作家の三馬太郎は消防団員として八百万町ハヤブサ地区に溶け込み、のどかな日々を送っている。前作の温かい空気はそのままに、町長の交代をきっかけに物語は静かに動き出す。
太郎は文学賞の候補となり、ライバルの人気作家・北原未南に不可解な疑惑が持ち上がる。一方で町では、不審な水死事件が起きていた。
ここで描かれるのは、「その人にはその人が世に問うべき作品がある」という信念と、書き手としての苦悩だ。その葛藤を表には出さず、静かな決意とともに、作品を世に出す覚悟は相当なものである。
ハヤブサ地区の民俗史や歴史も物語に絡み、過去と現在がつながっていく。読み終えると、日本の歴史に思いを馳せ、自分の先祖がたどった道を知りたくなる。ミステリの面白さに、土地と血のつながりへの思索が加わった、非常に厚みのある一冊。 -
Posted by ブクログ
数学は美しい。集中してると楽しい。
准教授就任の挨拶を兼ねて、恩師の小沼に熊沢は会いに行く。6年前に亡くなった三ツ矢の研究ノートが出てきたのだ。ノートにはコラッツ予想の証明が書いてある、と書いてあるが判別不能だ。
三ツ矢は特別推薦生として大学の理学部数学科に来た。熊沢もそうだ。もう一人特別推薦生に佐那がいた。三ツ矢は入学早々研究室に通い詰めるがみんな、バイトだとか部活動でやってこないが、そのうち研究室に集まり始める。
2ヶ月経ったがノートは全然解読できていない。三ツ矢の造語が至る所に転がっていて、調べてもわからないことが多い。
三ツ矢は大学2年で論文2本。飛び級卒業と学長賞、大学院入学を持ちかけられる。みなが嫉妬する中、三ツ矢はただ戸惑う。
小沼研究室夏の合宿にでかける。熊沢はここで小沼とは関係ない弦理論を発表する。
佐那から連絡があり、三ツ矢のノートを見せて欲しいという。実はネットに公開したのだ。
小沼が国立数理科学研究所に去って、新任の平賀が来る。ひらめき型の小沼や三ツ矢と違って、平賀はコツコツ正確さを積み重ねるタイプでまったくあわない。
三ツ矢は授業もろくに行わない。アルコール依存症になっている。 -
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書店が次々と閉店していく現状と、なぜ人は本を読めなくなって行ったのかその理由がよく理解出来た
そして思ってた以上に本を読まない人が多い事、電子書籍が思った以上に伸びていないことを知った
逆に私はその書店業界を盛り上げようとしてるYouTubeを見て読書欲が再熱している少数派なのだという確認をした
少し心外だったのは読んだ本をSNSにUPする事で読書している私が好きという内容の声が書かれていてそれを肯定しているところもあったようだけど、素直に感動したことを誰かに伝えたい!っていう意図も多いのでは?と思った
私自身、周りに読書好きがあまりいないので、面白い本を読んだ時なんかはその喜びをSNSで伝えたくもなる
しかし承認欲求的なものと思われては嫌なので自粛する時も大いにあるのだ -
Posted by ブクログ
オーディブルで聴いた。
物語の初めのほうは、主人公であるドン・キホーテの言うことなす事があまりにはちゃめちゃで、行く先々でトラブルを引き起こし過ぎて、ちょっと笑えないと言うか、これは統合失調症を発症してるんじゃないかと思いながら聴いていた。
サンチョとの旅が進んでいくにつれて、ドン・キホーテとサンチョが繰り広げる珍道中にも会話にも笑えて笑えて、いつの間にか2人にすっかりハマっていた。
愛すべき存在のドン・キホーテとサンチョ。
主従関係でありながら、割と対等で、ドン・キホーテの真剣なボケもサンチョのツッコミも面白い。
時にボケとツッコミが入れ替わる。
更に時々格言も入り混ざる。
ドン・キホーテにとっては騎士道物語の世界を生きることが生き甲斐であり、そのために命を懸けることも厭わない程、それが彼の全てだった。
だから正気に戻って突き進むものを失ってからは、急激に心身衰えて寿命が尽きてしまう。
生き甲斐がどれほど人間にとって大事なものか、人生を豊かにするだけじゃなく、病気や寿命にも関わってくるものであるということは経験的にも納得。
最後は物語が終わってしまうこと、ドン・キホーテがアロンソ•キハーノに戻ってしまうことに寂しさを覚えた。
あとがきを読んでみると、この作品が作られた時代背景やセルバンテスの当時の状況を知ることができる。
セルバンテスはこの物語を牢獄の中で思いついたようだ。
作者とドン・キホーテを重ね合わせてみると、ドストエフスキーの書評も何となく理解できた。
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