ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

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    シゲマツワールド。団地、ガリ版、少年ドラマの三題噺。
    住民の高齢化、建替えの決まった団地、スターハウスを舞台とした小説。現代と過去を結びつけた設定がはお見事。

    団地で育った子供は大人となり、子育てと介護に追われる。子供が独立し残った親は高齢化。日本の都市、団地ではどこでも見られる光景。そんな団地の輝いていた時代をノスタルジックに描いた作品。

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    2026年07月18日
  • ファイア・ドーム 上

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    ネタバレ

    あれこれ感想を書くとこらから読む人の喜びを奪うので書かないけれども、今まで読んだミステリーの中でも傑出した作品。登場人物がしっかりと描かれていて、読んでいて不快感がない。辻村深月という小説家の新たな魅力を十分に堪能させてくれる。読んで絶対に損はない。

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    2026年07月18日
  • 祖母姫、ロンドンへ行く!

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    おばあさまのキャラがとてもつよつよで、確かに若い孫がお世話でついてくだけだったら、要所要所こんちくしょ〜ってなってるやろなと思うけど、著者さんが年齢を重ねてからの思い出として語っている&関西弁のツッコミ!という書きぶりなのでとてもほんわかする。そしてお年寄りの言葉の含蓄に驚かされる。

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    2026年07月18日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    やっぱりミリーだ!最後はスカッとするどんでん返しに、ページをめくる手が止まらない!一気読みしちゃった!

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    2026年07月18日
  • 星を編む

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    本編もそうだったけれど、自分の語彙力の無さから、何を書いても陳腐な気がしてしまって結局なにも書けない…。
    何も関係ないのに、自分の人生まで肯定された気がした。読めて本当によかった!出版していただけたことに感謝です。

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    2026年07月18日
  • ありか

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    大学生の頃から好きな小説家だ。どの作品も読んでいる時、読後も温かく、ゆったりした気持ちになる。20年以上前に雑誌ダビンチに掲載されていたショートストーリーに感動し一気にファンになったけど、最新の作品もその頃と全く変わらない温かく優しい気持ちになれるし、歳をとった私であっても全く変わらず作品を楽しめるから不思議だ。あの作品、もう一度読んでみたいけどタイトルも何も分からないなぁ…。そんな温かい作品ばかりだけど、物語が抱える問題は今我々の周りで起こっている課題そのものであり、テーマは時代に沿ってバージョンアップしているように思う。ぜひお盆休みに部屋をエアコンで涼しくして、この作品じっくり楽しんで欲し

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    2026年07月18日
  • フェスタ

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    ステイゴールド産駒、ステイゴールド、ナカヤマフェスタ、競馬が好きな人は必読。

    競走馬一頭にさまざまな人々が関わり、夢を追う胸が熱くなる作品でした。

    後半は目頭が潤みながら読みました。
    ネタバレになるので書けないのですが、最後のレースは『さすがこの血統だな。』と笑ってしまいそうになりました。

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    2026年07月18日
  • おむこさんは殺人鬼

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    題名のインパクトと、最近ハマっている荒木あかねさんの短編集、ということで予約して入手。

    おもしろかった。

    毎作思うけれど、すごく読みやすい。
    この人の描く文章、スッと入ってくる。

    物事っていうのは、多方面から見る事で浮かび上がる事実があるんだな。
    5つの物語、そこに生きている登場人物たち。
    ミステリというより、彼ら彼女らの新たな一歩目を見守る序章だったように、感じた。

    早くも次作が楽しみです。

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    2026年07月18日
  • 時をかけるゆとり

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    朝井リョウが送るユーモア系エッセイ集。気軽に読めて、どこか心に残る夏休み前にぴったりの1冊でした!個人的には『地獄の100キロハイク』がお気に入り。僕も100kmウォーク大会に出ているので、休憩所まで「あと少し」から長かったり、深夜の辛さから来る「何で出たんだろう」という後悔、それでいて途中で諦めるのは「今後も何も成し遂げられない気がする」という奮起、どれもが共感できて嬉しかったです。
    筆者自身はバスローブの仮装で雨に打たれゴールしたそうですが、これは本当に凄すぎます。気力、体力を容赦なく奪いに来る雨に打ち勝ってやろうという強い精神が、重厚な長編小説の執筆を可能にするのでしょうか。
    就職活動の

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    2026年07月18日
  • 『石球城』殺人事件

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    分厚く、読み応えのある本。13の密室トリックもすごかった。密室部分の謎解きで、理系を感じた。儚い世界観とミステリーの融合、楽しめました。

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    2026年07月18日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    この物語は壮大でとても楽しかった。のめり込むように一気に読めた。
    私が昭和生まれなのでカセットテープもポケベルもテレクラなんかも知ってたので、あれ?時代が違うメンバーなのか?と途中から気づいたけど、みんなが整理整頓してからの流れは気持ちいい伏線回収だった。
    リオンとオオカミ様の関係も、おそらくリオンの推測で間違いない。そしてリオンは記憶を残してもらえたと思う。
    あと何気に登場していた喜多嶋先生の正体が分かり、しっかりエピローグまで読むべきだなと思った。

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    2026年07月18日
  • 蛇行する月

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    桜木紫乃作品を10年ほど前にかなり読みましたが、この本は読んでなかった。
    今回は、期間限定の営業担当イチオシのカバーに、「しあわせって誰かと張り合うものじゃない」という言葉に惹かれて購入。
    主人公は6人の女性だけど、みんな順子という女性につながる。
    昔、生活にいろいろ大変だったときに、ある方に
    「今あるものを数えて、無いものは数えるな。今の幸せに感謝を」
    と言われたことを思い出した。
    順子のいう女性はまさに、今ある存在する幸せに感謝している女性。
    周りの女性たちから見たら、綺麗にお化粧し着飾ってもせず、何が幸せかわからない順子の生活だけど、順子自身は小さな小さな幸せを毎日感謝して噛み締めて生き

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    2026年07月18日
  • 太陽の子

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    歴史の教科書では半ページ、下手したら一文で済まされているような出来事も、背景には数えきれない人たちの過去や思いが凝縮されている。
    「人を愛するというのは、知らない人生を知るということ」
    人や物事を、自分の視界に写っているものだけではなく、奥行きを感じながら見つめ、考えるように心がけたいと思った。

    永遠の0から連続でこの本を読んだので、戦時中の惨さや苦しみに心が引き裂かれる思いだった。

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    2026年07月18日
  • おばけとしょかん 花子さんをさがせ

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    小2子どもの感想
    たくさんのオバケに「花子さんを探そうよ」と言われた時、自分だったら動けなくなって「無理です無理です!」って言うと思う。主人公は勇気を持って「いいですよ」と言ったのが力強いなと思った。シリーズの他の本も読んでみたいです。

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    2026年07月18日
  • 方舟

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    小説読み始めて2冊目。
    一冊目の十戒が面白く、それよりも評価の高いこの本に期待を込めて読んだが、それを遥かに超える面白さだった。
    読み止まらず、3日で読み終わった。
    最後は鳥肌が止まらず、面白すぎて涙がでそうになった。こんな感覚は初めての経験で少し戸惑った。
    これを超える作品は他にあるのだろうか。
    犯人を炙り出して完結と思ったら、最後はバッドエンドという大どんでん返しが炸裂した。

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    2026年07月18日
  • 地雷グリコ

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    よくこんな独自のゲームと裏をかく手段を思いつくなと感心しながら読んだ。
    難しいけどイメージ図があるからギリギリなんとかついていけた。
    いや正直ついていけなくても面白い。
    シリーズなら次も読みたいと思えた。
    人が死んだりとかいう賭けじゃなくても緊張感があるのがよかった。

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    2026年07月18日
  • ファイア・ドーム 下

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    がっつり期待してから読み始め
    もう本当に期待を裏切らない作品
    これからあなた達はどう生きていくのか?と問われているようだ 

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    2026年07月18日
  • スロウハイツの神様(上)

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    後半戦を予想しよう。共同生活をしてる男女7人、三階に住む美女オーナーが突如殺害された。容疑者は同居する6人。誰もがオーナーと付き合いが長く、動機はそれぞれにある。真犯人は誰なのか、推理がされていくなかでまさかの第2の殺人が起こる、、、結末はいかに。

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    2026年07月18日
  • 地面師たち

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    ドラマ化で話題になった本作は、緩急つけた読みやすい文体でほぼ一気読みでした。
    実際の事件について情報を持っていたので、そこに絡んでいくフィクションが絶妙でした。次作もあるようなので、楽しみです。

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    2026年07月18日
  • 痴人の愛

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    純文学にしては非常に読みやすくスラスラ読めてまるで映画を見ているようだった。
    ナオミに対する描写があまりにも繊細でリアルスティックで谷崎潤一郎の筆の巧さを全身で感じ、戦慄さえも走った。
    一言で表すと女性の肉体は男にとって蜜であり毒であるのだ。一度舐めてしまったら毒とは気づかず君主の体は蝕まれていく。
    実際にそれは武器となり現代社会では欠かせないものになってる。

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    2026年07月18日