ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 方舟

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    ミステリー小説はラストがエグいってよく言うけど、本当にそれだった。
    読んでいる間は、ずーっと異世界をふわふわしているようでテーマパークにいる気分だった。
    読んでいた5日間、その世界にいれたと思ったら、なんてコスパいいんだと思った!
    ただ、読んだ後の脱力感半端ない。

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    2026年09月05日
  • ハーモニー

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    ネタバレ

    これが伊藤計劃か...となりました。虐殺器官より読みやすく感じましたが、たった1年後にこれを書いたとは頭の中はどうなっているんだと思いました。
    前作も含めて筆者は言葉というものに心底惹かれていたのだなと思いました。本作では最終的に意志の話になり、言葉の範疇を超えて人間を規定する部分へ行き着きましたが、読後は先に述べた言葉への関心についてでした。
    うまく言葉にして感想に残すことが難しいですが、私はこういう本に出会うために読書を続けています。

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    2026年09月05日
  • 青天

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    アメフト用語かわからず、途中でやめようかと思ったが…
    主人公の自分との心の対話がすごすぎて、
    倫理の岩崎先生との対話が深すぎて、のめり込んでいく。
    高校で倫理を選択したが、そんなに深かったか?なんか恥ずかしくなって…
    河瀬との関わりも素敵すぎる。少しずつアメフトのゲームが頭の中でイメージできるようになり、後半の試合描写で思わず、拳に力が入る感じがした。

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    2026年09月05日
  • 八月の母

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    ネタバレ

    笑うマトリョーシカが面白かったので、こちらも読んでみた
    前情報なく読み進めたので、終盤の紘子の描写は読み進めるのがつらかった。
    美智子、エリカ、陽向へ引き継がれているものが重たく感じた。
    断ち切るのも並大抵の意思では難しいだろう。
    大なり小なり、楽に流されていく道を自分で断つ、抗うのは困難であると考えさせられる。
    読み応えのある作品だった。

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    2026年09月05日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    とても良かった。この世界観に入れて良かった。
    レーエンデ国物語、夢の上と共に大切にしたい本。
    時間を置いてまた読んでみたいと思う本。

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    2026年09月05日
  • 永遠をさがしに

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    一気読み。チェロを諦めていた和音の成長とそれを見守る父親の再婚相手。電車の中で読まなくてよかった。感動の涙。

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    2026年09月05日
  • 神都の証人

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    チャオさんのレビューをきっかけに、この本を手に取りました。ありがとうございます。
    冤罪により死刑判決を受けた人物の無罪を訴え続けた、約80年にわたる物語です。再審制度について深く考えさせられると同時に、小説としても非常に楽しめる一冊でした。
    まず驚いたのは、再審制度のハードルの高さです。やっとの思いで再審請求が認められても、検察の即時抗告によって覆されてしまう。「裁判できちんと白黒つければいいのでは」と、何度も思いました。
    近年、再審制度は見直されつつあるようですが、まだ十分とは言えない現状があるようです。人が人を裁くことの恐ろしさを改めて感じるとともに、司法に携わる方々にはどうか謙虚であって

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    2026年09月05日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    読前は、子どもの成長には、自然体験が大切だと、漠然と頭の片隅にイメージだけがあった。読後は、「センスオブワンダー」というイメージが、くっきりして、まるで筆者の幼い甥との体験談を聴いているような感覚に陥った。そして是非、同じような四季折々の自然体験を我が子としたいと思った。

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    2026年09月05日
  • ゴルフ場殺人事件

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    ネタバレ

    『ゴルフ場殺人事件』は、物語の中盤で一度事件が解決したように見える瞬間があるのが特徴的だった。
    犯人らしき人物が浮かび、動機もそれらしく説明され、一度納得してしまう。

    最終的に真相が明かされると、途中で提示された仮の解決がいかに巧妙な煙幕だったかが分かり、「最初に納得してしまった自分も見事に誘導されていたな」と感じる読後感が残った。

    『ゴルフ場殺人事件』は、一度解決したように見せてから本当の真相へ導く二段構えの構造が魅力の作品だと思った。

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    2026年09月05日
  • ソバニイルヨ

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    ネタバレ

    研究者である父親が中1の息子に贈ったロボットとの交流と成長の物語。今回も胸に刺さる人生訓が満載です。腹を立てるのは期待を裏切られるとき。時間やお金を使う時「消費」「浪費」「投資」の3つに分類されることを意識する。やらなきゃいけないことから逃げない人が強い人。夢を叶えるためにやらなければならないことへの覚悟と、「必要最低限までやること」で見えてくる高み。大切な人との別れなど哀しみを知り、相手の事を傷つけることが出来なくなり、優しくなれる。
    このような本に早くから出会う人は幸せだろうと感じた。

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    2026年09月05日
  • 桑田佳祐論(新潮新書)

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    紹介されている曲を聴きながら読むのが好き。
    もっと桑田佳祐を知ろうと思った、もっと聞こうと思った。
    命をありがとネ

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    2026年09月05日
  • 怪物の祈り

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    迫力が凄かった

    すごくすごく苦しい物語で、人間の暗い真っ黒な部分をどこまでも追求して描かれていて読むエネルギーがすごく必要な本だった。

    同じ人間という生き物がやったと
    想像もできないような凄惨な事件はフィクションに限らずリアルでも起こり得るものだと思うけど

    そんな事件を起こす”怪物”はどうやって生まれるのか

    被害者や遺族はどうやってその”怪物”を赦すのか

    人間から生まれた闇の連鎖はどうやって断ち切るのか

    とても重たく難しいテーマを圧倒的な表現で描いた作品に出会うことができた

    きっと自分の読書人生の中でターニングポイントになる出会いだった。

    薬丸さんはかなり前に「神の子」を読んだ

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    2026年09月05日
  • エピクロスの処方箋

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    今作もとても良かった
    タイトルどおりの、哲学をもって生死に対峙するマチ先生の温かさで、作中、患者さんを何人も看取るシーンがあるのに、哀しいではなくじんわりくるのがすごい

    それから今回も花垣先生カッコよかった
    教授とバチバチやるシーンは痺れました

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    2026年09月05日
  • I

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    どちらの章から読むかで展開が真逆になるという発想がすごい。この仕掛けを成立させる構成力に感嘆した。

    読みながら「ここが運命の分岐点」と分かりやすいかと思ったら、そうでもなく、最後まで「どういうこと?どっちの結末になるの?」と引き込まれた。

    読後はちょっと考えてしまう。「あそこが分岐点だったんだよね」と、読み終えた人と答え合わせしたくなる。

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    2026年09月05日
  • ジャッジメント

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    仇討ちは江戸幕府に認められた法だった。
    現代に「復讐法」として認められたなら

    現在 法で裁くために被害者や被害者遺族は
    悲しみを追体験させられる。
    被害者を罵る大衆の偽正義感の声に苦しめられる。

    いじめやすい人を選んだ加害者が悪いのに
    なぜ責任も押し付けられるのか。
    加害者のために被害者が手をかけなければ
    また世に放たれる矛盾。

    私の知らない遠いところで✖︎んじゃえばいいのに。
    そう心で罵るのが私の限界。
    関わりが無かったことには出来ない事実に
    吐き気がする。

    加害者と被害者遺族が向き合うシビアな状況が
    応報監察官の語りで丁寧に描かれていた。
    InstagramのKengo-book2

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    2026年09月05日
  • もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

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    昔流行ってたのは知ってたが、特に読むことなく来た。普通に面白かった。ストーリーとしてもそうだし、マネジメントの根本部分を抜粋して取り扱ってるのが良い。それをイメージしやすい野球部に置き換えてるのも素晴らしい発想だと思った。ぜひ原書を読んでみたい

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    2026年09月05日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    飛沫感染による未来予知、ネコジゴ・ハンター(名前が既に最高)によるかけあい、複数視点の思いもよらない繋がりなど伊坂ワールド全開の1冊。
    400ページ超とは思えないほど軽く、そしてたった400ページとは思えないほどの展開に震える。

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    2026年09月05日
  • 熟柿

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    同じ母親である自分が、同じような状況になったら…と感情移入しながら読み進めました。

    暗い渦のような中でもがく主人公の姿が悲しくて…

    読み終えたら、我が子が愛おしくなりました。

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    2026年09月05日
  • 「戦争」を語る

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    戦争といえばニュースで知るウクライナ戦争やイラン戦争、歴史の教科書の情報しか知らなかったです。
    戦争終結後の食料不足や戦争孤児などの話を見ると心が痛みました。その他、現在ノミやシラミに悩まされないのはこの時代のおかげなんですね。感謝しかないです。
    戦争を生き延びた方々のためにも戦争は絶対起こしてはならないです。

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    2026年09月05日
  • 黒い家

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    保険金を懸賞金と思ってる。相互扶助をうたう保険会社的にはたまったもんじゃない!そして後半は何のための攻撃かわからんと思ったけど、人間が蚊を殺す(邪魔になるから排除する)ようなものかと思えば納得…?
    ↓ここからは映画の感想↓
    森田芳光監督の映画版をプライムビデオで観た。原作の設定を使ったオリジナル作品かなと思った。模倣犯のような。

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    2026年09月05日