小説・文芸の高評価レビュー
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いや驚いた…この那須さんと武田さんの絵本はもう一冊あった。
あの『ねんどの神さま』だ。
粘土の塊の如く心にズシンと重しを乗せてきたあの『ねんどの神さま』のお2人の作品。
那須正幹 作 となっているけど、絵本になる前に亡くなられている。
だからこれは遺作になるらしい。
『ねんどの神さま』と『やくそく』同じ人が描いたとは思えない。
こんなにポップで可愛い絵なのに、やっぱり心に重たい物を投げ込まれた。
最後に那須さんが1990年に記した文書も掲載されているんだけど、まさしく今、2026年の今を心配されていた。
戦争を知らない世代が多くなり、『戦争は嫌だ』という気持ちが私たち一般市民の心から薄ま -
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ネタバレビブリア古書堂の事件手帖栞子さん第4弾ですね。いつもは短編集ですが、今回はなんと長編小説でした。
遂に母との再会!というか直接対決?貴重な古書のあるところに引き寄せられてくる親子です。
江戸川乱歩の怪人二十面相の話は度々出ていたのに、実は依頼人の二人は入れ替わっていたのは全く気づきませんでしたね。よくよく見ると、タイトルの「二つの顔」はそういうことだったのか?または瓜二つの栞子親子のことなのか、志田の二面性のことだったのか?エピローグは志田についての話でしたね、まさかのお前だったのかー!という、そして大輔が問い詰めてて、栞子さんの影響が出てきているかなと思いました。
まぁまぁそんなことよ -
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「京都で体調を壊したら原田病院で診察を受けたい」
そんなことを思った。
この物語に登場する原田病院の魅力的なドクター&看護師さんたちに会ってみたいのだ。
主人公・マチ先生の「人間の生と死」に対する思想というか距離感がとても素敵だ。
いろいろな親族事情でちょっと揺らいでいた僕の気持ちをスーっと静めてくれた。ありがとうマチ先生。
オーディブルで聴いていたらナレーションも見事でどんどん引き込まれた。そして、オーディブルに導かれるままに続編も聴き始めている。
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「実際に存在してそうだよね」と思いネットで調べてみると、実際に京都市内に原田病院は存在していた。 -
Posted by ブクログ
「言語とは民族の象徴である」と言ったのは、十六世紀の機織り職人ヒマーワリ・メーロンですが、あるいは「民族を隔てる」ものとも言える
傲慢なバベルの塔の計画は神の怒りに触れ、その裁きによって人々は分断を余儀なくされた
「翻訳」とは分断された人々を再び繋げるための営みなのか
しかし悲しいかな「翻訳」に”完全”はない、異なった言語では全ての単語に全く同じ意味を持つ対の言葉は存在しないからだ
どんなに近しい言葉でも、住む場所が違えば全く同じニュアンスで使われることはない
それでは人々は「完全に分かり合う」ことはできないのだろうか?
フィクションの力を借りずとも、現実の世界はその答えを明確に示してい
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