ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 瀬越家殺人事件

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    作者本人も自認している通り紛れもない“奇書”
    いろは歌で48の情景を描き、冒頭の文字も48音全て使う文字による超絶技巧!挿絵も全てご本人。
    奇妙な館に三姉妹、召使、そして名探偵!
    ミステリとして起承転結を描き余韻も残すラスト…感動という他ない傑作!
    アートブックとしてバラすのもったいないなあ…あと一冊買うか?

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    2026年01月04日
  • コスメティック

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    化粧品業界の裏側、
    キャリアウーマンの沙美の生き方が
    描かれていて面白い
    30代の主人公が、50代になったらどうなるのか…しあわせの基準はなんだろう
    と考えながら、一気に読んでしまった

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    2026年01月04日
  • ババヤガの夜

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    読みやすい!
    展開が早いから、ちょっとん?ってなる所も次でなんかあるやろで読み進めてたらまんまと術中にはまってました
    映像で見る暴力シーンは苦手で避けてたけど、私の浅い解像度でもイメージできるくらい新道依子の神業は鮮明に書かれていて想像しやすかった
    名前の呼び方に関してはずーっとこれなんて読むんだろが頭にありながら進めていってたからあ!そう言うこと?!となった時はすっきりした
    女同士の助け合いのようなそこまで深くないようなでもしっかり目的に対して繋がってる柳と依子じゃできなかった絆
    たしかに夫婦になって紛れるのは1番隠れやすいし目立たない1人だとなんやかんや言われるからな
    お正月に家で1人で過

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    2026年01月04日
  • 月魚

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    文章、表現がとても綺麗。繊細な日本語の単語、表現を使いこなしていてすごい。
    ストーリーは現代っぽくないところだが、引き込まれる。

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    2026年01月04日
  • 老人ホテル

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    タイトルと設定から、各住人の群像劇かと思いきや、リアルな投資世界の小説になっていてとても面白かった。投資の基本的な考え方が堅実だし、元手を作る所から指南する展開も
    マルサの女の「金持ちになりたければコップの水を飲んではいけない、溢れた水滴を1滴舐めるんだ」とも通ずる真理という雰囲気

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    2026年01月04日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    実際の冤罪事件を追った記者によって書かれた一冊。普段は読まないジャンルなので読みきれるか不安だったけど、読んでみて本当に良かったし、多くの人に読んで貰いたいとも思った。
    ミステリーのようにハラハラ一気に読み進められる文体と展開ながら、ノンフィクションなので司法や報道や社会構造の問題点など、非常に考えさせられる。

    「足利事件」は1990年、栃木県足利市で当時4歳の女の子が行方不明になり、遺体で発見されたという痛ましい事件。警察は菅家利和さんという男性を逮捕して、DNA鑑定を根拠に有罪にし、無期懲役が確定した。しかし、その後の科学の進歩と再鑑定によって、DNA型が一致しないと判明し、2009年に

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    2026年01月04日
  • 自然をこんなふうに見てごらん 宮澤賢治のことば

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    宮沢賢治の文章はもちろん、著者の文もとても穏やかな文章と、掲載されている精錬な自然の写真が
    気を張って生きねばと毎日を過ごしている日に読むと、少し心がほぐれるような感覚を取り戻すことができる。

    近所の公園やハイキングにでかけてみたくなる。

    こころスケッチというものが紹介されていた。
    自然に触れたときに湧き上がる心情や言葉、風景を記録するだけのスケッチ。
    そうすることで忙しい毎日のなかに立ち止まる時間がうまれ、そばにあるものに感動でき、
    自分のなかの先入観ややさしさを耕しなおす。
    そんなことができそうだと思った。

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    2026年01月04日
  • イニシエーション・ラブ

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    バブル初期を舞台にした恋愛ミステリー。A-Side(大学編)とB-Side(新社会人編)の2部構成。比喩でも何でもなく、最後の2行で物語がひっくり返る超展開が魅力っ!

    あ、Googleで『イニシエーション・ラブ』を検索するとAIに完全ネタバレされるので注意です。

    ・女の子ってどこでそんな高等なきゅんテクを学ぶの?
    ・モテない男の心理描写が生々しくて良い、共感する…
    ・後半になるとほとんどのキャラが何かイヤになるっ
    ・読み返したくなる工夫が丁寧でスゴい!
    『二度読みミステリー』のキャッチコピーは伊達じゃない

    数年、読書をしない生活が続いていた中、一念発起し読んだ本です。久々の読書、しかも今

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    2026年01月04日
  • AX アックス

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    後半は読んでて涙が出てきた…殺し屋稼業だが、父親であり夫である主人公。仕事(公)と私事(私)という意味では、世の中の会社員と変わらない境遇なのではないか?自分と重ね合わせ、感情移入してしまう。読後、(没入しすぎて)疲れたのは久しぶり…

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    2026年01月04日
  • 暁星

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    「暁闇」暁のノンフィクション、「金星」星賀の小説、の二部構成です。


    「暁闇」
    作家の父を持つ永瀬暁が、新興宗教の愛光教会の幹部である清水義之、文部科学大臣をナイフで刺して殺害します。
    暁には父の自殺の原因を作った人物が清水であったこと、愛光教会に母が弟の輝の医療費を貢いだせいで、輝が亡くなったという二つの動機がありましたが…。

    「金星」
    白金星賀の母は愛光教会の熱心な信者でした。星賀は自分が級友に万引きをさせられた時のことを後悔する作文を愛光教会に認められN県代表として信者たちの前で本当は読みたくなかった作文を読まされます。
    そしてその会場で以前宗教活動の一環であるクッキー作りで出会った

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    2026年01月04日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    成瀬のユニークなキャラクターと行動力に不思議と勇気をもらえます。また、親友との漫才コンビを組むなどの面白いストーリーに加え、ちょっと感動もありで、前向きな気持ちになりたい人にはおすすめの一冊です。

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    2026年01月04日
  • 歌われなかった海賊へ

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    長年積んでいたのだが、年末年始ということで開いたら一気に読み進めてしまった。
    現代ドイツ、移民のトルコ人の少年に頭を悩ませる教師。そのトルコ人の少年に近所の偏屈爺が何かを言ったらしい。偏屈爺から託された一冊の本、そこにはWW2の時に起きたことが書かれていた……。8割はWW2の時の話なのだが、2割が現代の私たちとつないでくれるので終盤でぐっと自分事に戻される。2026年に読むにはあまりにつらい本で、だけれど2026年だからこそ読んで欲しい本。

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    2026年01月04日
  • もうしばらくは早歩き

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    新幹線、教習所、新車購入、タクシー、早歩き、たらい舟、地下鉄、サーフボード、台車、夢トラ、様々な乗り物や移動にまつわるエッセイ。

    くどうさんらしく、解像度が高く、ユーモラスで、自分に正直な文章でとても面白い。くどうさんの周りの友達のリアクションも面白い。そういう友達が自然と引き寄せられるのか、くどうさんが面白さを引き出すのか、楽しそうでうらやましい。

    表紙の絵は、出張など出先の帰りで、お土産をたくさん買い込んだくどうさん。教習所の右を「んぎ」、左を「んだり」というおじいちゃん教官早川さんとのやりとりが印象的だった。

    時折「んだぎ!」と言い、どっちなのと笑いながら、聞き返すと、
    「どっちで

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    2026年01月04日
  • 小学校の秘密の通路

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    桜若葉小学校でおきたちょっと不思議な話4話。中庭のクスノキがもう一つの世界の出入り口になっている。この出入り口を使って二つの世界の困ったことを解決するのが探偵のレオン。にわとりが怖かったり少し頼りないところもあるけれど、穏やかに問題を解決するための工夫が心憎い。
    短編4話で、長いお話に慣れていない子供でも読みやすく、挿絵も面白い。

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    2026年01月04日
  • お探し物は図書室まで

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    すんなりと入ってくる短編が続き、読みやすかった。
    登場人物のように、ある時ぱっと心が開くような本に出会ってみたいと思った。
    もしかしたらもう通り過ぎてしまった中にあるのかもしれないが、それを受け取るにはこちらも素直な純粋な心持ちが必要なんだろう。
    もう少し柔軟に視野を広げていたいと思った。

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    2026年01月04日
  • アフター・ユー

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     アフター・ユーとは、お先にどうぞ、という意味。つまり、私はあとでいきますから、ということ。
     以前、ホテルのエレベーターを降りる時、外国人の男性に順番を譲られて先に降りたことがあります。その時に、手のひらを出して言われました。

     大切な人を見送る時、私もあとから逝きますからねと言ってあげてください。あちらでまた会えますからね、と。
     愛する人をこの世に残して旅立つ人はもちろん辛いでしょうが、残された人はもっと辛いかもしれません。
     何気なく過ごしてきた日常から一緒に居た人が急に居なくなるのは、どれほど辛いことでしょうか。。。

     このお話の主人公、川西青吾(かわにし せいご)さんは、都内で

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    2026年01月04日
  • 国宝 下 花道篇

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     人生は長いようで短く、芸術は世代を越えて延々と続く。
    人というのは、世の変遷に合わせながら与えられた人生の役回りを演じる存在に過ぎないのかもしれません。

     下巻では、バブル期とその崩壊など、日本の移り変わりを背景に、梨園を支えるようになった二人の宿命のライバル同士の人生の岐路が描かれます。(よく下巻一冊でおさまったなぁ、と思います)

     きっと作者は歌舞伎をとても愛しているかたなのでしょうね。
    二人の主人公の人生を描くことによって、歌舞伎という芸能の存在の大きさが浮き彫りにされているような気がします。

     ここへきて、この作品のタイトルがなぜ「国宝」なのか? ということを考えざるを得ません

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    2026年01月04日
  • 最後の一色 下

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    史実としても勉強になり、物語としても面白い。
    類稀なる才能もうちにある憐憫の情に負けてしまう一色五郎の生き方に感動しました。愛と友情と主従の絆の物語でした。

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    2026年01月04日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    おなかすくー!
    出てくる食べ物がみんなおいしそう…
    「心を育てるのが栄養と愛情がたっぷりつまった美味しい料理だ」
    ほんとそう。
    ついついコンビニ飯に頼りがちだけど、たまにでも自分の身体を労る食べ物を口にしようって思った。

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    2026年01月04日
  • 変な家2 ~11の間取り図~

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    話は当然のように面白いし読むのが止まらなかった
    気付きをひとつ

    □枝葉(一つの間取り)だけでは、
    数多の出来事が複雑に絡み合った因果の事情は窺い知ることはできない。
    もちろん、根っこの存在が持った思惑も。

    転じて、一つの出来事から推測できることなど僅かで的外れになる事ばかり。日々の中で見知ったことは枝葉がほとんどで、幹や中身を把握し切ることなんて不可能に等しい。
    安易に推測するのは無駄だし、真相に近づきたいなら、多方面から徹底的に調べ尽くす必要がある。それでも確実とは限らない覚悟も。

    ■ちょっとしたことで心を乱すなんてむだむだ。
    変な想像はたいていハズレてるし、起こらないんだから。むだな

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    2026年01月04日