ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 平安文学の謎を解く

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    学者ではない素人にも分かりやすく、筆者の独自の見解を述べてくれている本で、とても面白かった。
    小野小町ー恋多き美女というのは残された歌から勝手に想像された伝説。サロンの中で、求められた歌を詠んだに過ぎない。身分はあまり高くないが、極めて有能なインテリ・キャリアウーマンであったのだろう。
    在原業平ー東下りや二条の妃(藤原高子)との恋などはなかった。業平は高子のサロンに属していて、屏風絵やその場で与えられた題に即して、物語の中の歌のように歌を詠んだに過ぎない。高子はそのプライドを満足させたに違いない。
    紀貫之ー宮廷という狭い環境の中で、お題によって人工的な歌を詠んでいた紀貫之は、晩年初めて、土佐に

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    2026年07月19日
  • ゆびさきに魔法

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    おもしろかった〜。更に、続きを読みたい気分。ネイリストの事に関しては全く無知だったけど、素敵なお仕事なのねって思った。ネイルは、みんなをハッピーにする。月島の、星絵ちゃんを育てたい気持ち、成長を喜ぶ気持ち、みんなわかるなあと思った。それに、昔、一緒にやってきた星野への羨望やちょっとしたコンプレックスみたいなものも、すごくわかる。でも、月島には月島の良さがあるんだってことも、星野や、周りが教えてくれる。いい仲間に囲まれてるなあ。いろんな事に挑戦してこうって気持ちは、見習いたいし、元気をもらえた。

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    2026年07月19日
  • タイム・アフター・タイム

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    こんなにも彩度が高い本は読んだことがない。
    永遠と思える恋愛をした過去と、恋愛だけが全てでは無いと知る現在のコントラストで、感情が揺り動かされる。

    この人がいれば十分、この人がいれば私は自由。
    果たしてどれだけの人が、そう思える恋愛を人生でする事ができるだろうか。

    読み終えてカバーを取って出た青に、泣きたくなる。

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    2026年07月19日
  • 精霊を統べる者 下

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    久しぶりに大当たり来たーー!てくらいどっぷりハマれた。
    世界観、設定、キャラクター、セリフ、全部良い。
    描写は色などの表現も細かいので、着てる服まで鮮やかなカラー映像で目に浮かぶ(そしておしゃれ)。
    古代エジプトの神様やアラビアンナイトとか、ちょっと予備知識あればさらに楽しめそう。
    ソロモン王の指輪とかも出てくる。

    主人公の女性捜査官ファティマの恋人・シティ(女性)が素敵で、かなり強烈なキャラクター。
    だけどほかにも、バディとなる新人や、脇役の他の捜査官仲間たちまでも魅力的。
    脇役に血が通ってる作品はまちないなく名作なんだ…

    謎解き、どんでん返し、アクション、最後はド級のエンターテイメント

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    2026年07月19日
  • 吹けば飛ぶよな男だが

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    苦労を重ねた、SUPERBEAVERのボーカル初のエッセイ集+書き下ろし小説です!この感じ、このめんどくささ、このこだわり、好きですね〜(^^♪

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    2026年07月19日
  • 傲慢と善良

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    今のこの時代の恋愛観を表しているなあと共感する場面が多かった。共感しすぎて私にも傲慢さがあるなと省みた。私が日々苦手と思う人達は本作でいう善良な人等で、理解はできないながらも善良側の考え方を知ることができて良かった。

    友人間でも「アプリはピンとくる人がいない。」とよく話題に出るが、その言葉をとても噛み砕いた本だったと思う。

    小説はその世界観にのめり込むことが多いのだが、本作は読み進めるごとに自分の人生を振り返る場面が多くて少し怖かった。私にとっては新しい小説の楽しみ方だった。

    架は現実世界ではこんな人いるか!?と思うくらい良い人だったけど、小説の世界くらいはこんな人がいてくれた方が良い。

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    2026年07月19日
  • 穢れなき者へ(新潮文庫)

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    最初は何が起きてるのかよく分からず、またイズレルの立場も人となりもよく分からなくて謎だらけだったけど、状況がクリアになるにつれてハマっていった。どんな結末が待っているのか想像もできなくてハラハラしっぱなしだったけど、最後は良かった。少年ライマンがすごくいい。

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    2026年07月19日
  • Red

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    ネタバレ

    初めはおいおい、流されやすすぎだろっとツッコミながら読んでいたのですが、段々とのめり込み、読後は喪失感に呆然、、、、、。恋愛小説は初めて読んだけど、感情移入できる部分も多くてすいすい読めた。真君キモかった。そして鞍田ロスです

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    2026年07月19日
  • ファイア・ドーム 上

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    もし息子がそうなったら、、と苦しくなった。息が吸えなくなるような感覚をもつ、すごい小説。
    噂ってなんだろう。何が正解なんだろう。
    同じようなニュースが最近あったからこそ、余計に想像ができて辛かった。

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    2026年07月19日
  • 向日葵の咲かない夏

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    すごく面白かった。
    ずっと不気味な雰囲気が流れてて、みんなが少しずつ怪しくて、おかしくて、誰が犯人で誰が嘘をついているのか全くわからなかった。
    少しずつん?なにこれ?どういう展開!?え?みたいなころころ物語が覆ってく感じがすごく面白かった。
    どんでん返し!ってよりもうころころ手のひらで転がされてる気分になれてよかった。

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    2026年07月19日
  • 暗黒館の殺人(一)

    購入済み

    館シリーズを読み進めてきましたが、4冊に分かれていてそのボリュームが感じられる1冊目でした。今までの作品とはメインキャラクターが異なり、江南はいるものの怪我でいつもとは違う様子です。
    1冊目読了時点で、明らかな殺人は感じられません。怪しく暗い館の中で奇妙な住人たちがどうなってしまうのか楽しみです。

    #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2026年07月19日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    どんどん不穏になる展開に手が止まらなかった。
    界隈の解像度の高さが凄すぎて驚いた。惹き込まれる文章が多く面白かった

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    2026年07月19日
  • カフネ

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    主人公は、法務局に勤める41歳国家公務員の野宮薫子
    最愛の弟春彦が急死して、遺言に従って弟の元恋人
    小野寺せつな29際と会うことなり
    彼女が勤める家事代行サービスカフネを手伝うようになる
    薫子とせつなの出会いは2人の運命を変えて
    話は思いもよらない方向に展開していきます
    弟の死の疑惑に触れ、人って知ってるようで知らない、
    自由のようで自由でないことに気づくことに

    2025年本屋大賞受賞のお話で
    不器用だけどとっても魅力的な2人の女性のお話でした

    阿部暁子『カフネ』公式サイト cafune.kodansha.co.jp

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    2026年07月19日
  • ファイア・ドーム 下

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    ネタバレ

    25年前の未解決の事件が掘り起こされる。行方不明になった光太郎が見つかって本当に良かったです。登場人物は人と人を言葉で繋ぐ記者。子供を思いやる若い女性教師などなど。読んで、噂はとても悪いことだという認識が深まりました。噂を聞いてしまった時、その噂が真実である証拠がないなら、聞かなかったことにしよう。噂は真実を覆ってしまう事もあると学べました。

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    2026年07月18日
  • クリムゾンの迷宮

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    他の方の感想を読んで、気になっていた作品です。
    わたしはホラー系は苦手ですが、夏になるとなぜか読みたくなるので、意を決して手に取りました。

    結論から言うと、怖さよりも先の展開がどうなるのかが気になり、サクサク読み進められました。
    わたしは怖いものを読むと夜中にトイレに行きづらくなるのですが、そういうホラーではなかったです。
    しかし物語はとても面白いのですが、残酷なシーンがありますのでなかなか人には薦めづらいですね…。

    序盤はゲームのルールを覚えたり、サバイバルの細かい知識が披露されたりして、少しついていくのが大変な印象がありましたが、後半は皮肉にもルールが分かりやすくなるので、難しく感じる

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    2026年07月18日
  • しりながおばけ

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    あはははは
    無心でオモロ

    たなかひかるさん初読
    お笑い芸人、ギャグ漫画家

    後ろでどろぼうがーw
    お相撲さんがーww

    たのしい!

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    2026年07月18日
  • 多類婚姻譚

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    現代の結婚をテーマにした連作短編集。
    当たり前だけど全ての人にそれぞれの価値観があって、好きでも分かり合えない人だっているんだよね。
    色んな価値観でがんじがらめになってる今の状態が言語化されてて、リアルな話ばかりだった。

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    2026年07月18日
  • ラウリ・クースクを探して

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    ネタバレ

     第11回高校生直木賞、第4回加賀乙彦顕彰特別文学賞受賞。第170回直木賞候補作。
     エストニアの小さな村に生まれた一人の男性が辿った人生の道のりを描くことで、旧ソ連の崩壊と国家の独立、ナショナルなアイデンティティの確立と「記憶の戦争」のただ中で生きることを余儀なくされた人々の生が書き込まれた小説。物語の最終盤で叙述トリックが仕掛けられていて、「ラウリ・クースク」を探していた語り手が、少年時代の彼の唯一の親友・イヴァンだったことが明かされる。
     バルト三国の中でもエストニアは、ロシア系住民とエストニア独立派との歴史認識をめぐる対立が先鋭化した土地だったことは、知識としては知っていた。しかし、第

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    2026年07月18日
  • カフェーの帰り道

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    「百年前のわたしたちの物語」って、あまりにも素敵な表現だと思い手に取りました。あの頃生きていた女性たちも、今を生きる私たちと大差ない女性たちだったのですよね。ただ、生きている時代背景が違うだけで。
    当たり前のことなのに、今まで気付けなかった(気付こうとしなかった、が正しいかも?)ことに、読みながらハッとしました。全体的にとても読みやすく、色んな方におすすめしたい本です。

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    2026年07月18日
  • 方舟

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    ネタバレ

    こんなすごミステリー2022年に発表されて今まで知らなかったの何しに本屋に行ってたの、、。
    読後うわああああ!ってなってレビュー検索しまくって「読み終わってからが絶望の始まり」って書いてあるの見つけて、、もう、、ほんとに、、!!!!
    まじで翔太郎の強キャラ感でもう絶対大丈夫だと思うじゃん、、翔太郎仲間なら全部解決だと思うじゃん、、。
    3日かけて読み終えたけどそのうち2晩は恐い夢みました。
    まじでよかったなー。
    久しぶりに良質ミステリ。感情とかじゃなくてロジックでやられた。よかった。

    あと麻衣が犯人とわかってみんなが生贄を頼む時の何かよくないことが起こる感もよかった。
    正常な判断ができていれば

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    2026年07月18日