ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 一撃のお姫さま

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    私この作品とっても好きでした。
    落ちることがない、と思う反面、落ちる可能性が過ぎるのと、そこに微かに落ちたい願望がある、恋と自己防衛の間の感情がゆらゆら波立つ感覚を覚えた。

    最初の話は、小波が続いて乗り越えてるつもりだったけどダメージ蓄積して転覆した心のお話。

    2番目は多分自分とは遠い人生を歩んでるから、その勢い含め好感。

    3番目は、そりゃ怖いよね、信じたいとかそーゆー次元の話じゃないの、ってことでわかりみ深く。

    4番目はちょっと微笑ましくて

    表題作の5番目は人とお金と欲望と感情といろんな渦が渦にならずに存在していて、読みやすかった。ホストと女風のスライドは良かったんだなぁ

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    2026年01月04日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    散りばめられた伏線の回収、始まりと終わりのつながりがとても気持ちよく、本を読む手が止まりませんでした。

    個人的には、元々臆病で心配性だったはずのイズミが、最終的には覚悟を決めるまでに至る成長が良いと思いました。
    とはいえ、親父の前では本来のイズミが出ている気がして人間らしさも感じました。

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    2026年01月04日
  • 短篇七芒星

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    書き出しが話題になってるけど、ストーリーも文体も最後までとんでもなく面白い。
    短編集だから全てが解決するわけではないけど、想像の余地が残るのが短編集のいいところ。
    本当におすすめ。

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    2026年01月04日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    優しくあたためてくれる物語でした。
    中学生の頃、この作品に出会えていたら今が変わっていたのかなと思います。
    自分の意志で決めることを大切にしようと強く感じました。

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    2026年01月04日
  • 暁星

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    一言メモ、食事は、人生の、あの時間のしおり

    お腹いっぱいになる内容のボリュームで、満足。事件の実行者と、同じ境遇で生きてきた人物、2人のそれぞれの立場から描かれた2部構成で、読みやすい。
    食べ物がいくつか出てきて、読んだあとも、その食べ物や飲み物が、“あの時”のことだと印象づけてくれる。
    自分のための事件が、星のためでもある事件となっていく…暁はどのタイミングから、星に好意を抱いて、事件を起こすことに対する強力な心の支えになったのか、読み返し。
    暁の高校の先生が、団体でも教育者として勤めていて(おそらく、そうなんだと)、宗教の身近さが怖い。
    まだ読書歴が浅浅の身分だからわからないけど、文学賞

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    2026年01月04日
  • 行動心理捜査官・楯岡絵麻vsミステリー作家・佐藤青南

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    ネタバレ

    前作に続いて、楯岡独自の取調べが面白かった。相手がサイコパスの場合の行動パターンは?殺人の自覚がない者の供述からいかにして解決の糸口を見つけるか?など、難問を解いているようで楽しめた。マルチとかカルトみたいな物語って渦中の人はキツいけど、キツさに誰も気づいてない不気味さとか、トップの底知れなさとか側から見ている分にはスリリングで癖になる。今作はこの気持ち悪さが余すことなく書かれてて、楯岡と佐藤の知力も拮抗している感じがエンタメとしてもクオリティが高いと感じた。

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    2026年01月04日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 II

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    ※オーディブルで聴了
    今回も静緒は格好よかった。自分の伝手や人脈、アイデアを駆使して仕事に邁進していく姿は爽快極まりなかった。自分の提案を形にしていくって本当に大変なことだし気力も体力も必要な中、頑張って奮闘している姿に元気をもらった。
    今回の作品の中でよかったのは、ヤクザの愛人の珠理の話と桝家のお母様のお話だった。世の中の生きづらい人の視点や気持ちを偏りなく書いてくれていると感じたので嫌な気持ちにはならなかった。
    この作中で出てくる人が自分の周りにもいてくれたら、良いのになと感じることもあった。

    今回は、登場が少なかったが金宮寺のビシッとバシッと言う姿が好きなので次巻はもう少し登場回数が多

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    2026年01月04日
  • 【電子版限定特典付き】毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話

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    何度も生と死の境界を彷徨い、その後また家族と静かに生きることもできたろうに、noteにいくつも記事を書いて、この本を出すという選択をしてくれて、本当にありがとうございますという気持ち。そこがたろちんがたろちんたる所以なのだろうけど。
    noteは全部読んだけど、本は内容が結構異なる(増強版って感じ)なので、そこで悩んでる人は読むべきと思う。

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    2026年01月04日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    面白かった。考えさせられた。でも、作者の伝えたいことには届かなかったという爽やかな後味。これから自分がやりたいことの枠組みをもらった感じ。

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    2026年01月04日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    「昔特有の言葉遣い。読み進めるのに苦労しそう。」そんな印象を持ちながら読み始めた。躓く箇所は確かにあったけれど、語り手が伝える彼らの歩んできた人生の背景を知るにつれ、ページを捲る手が止まらなくなった。
    各章で格言のような文言が登場し、お気に入りのフレーズを見つけることもできた。
    じわっと胸に沁みる場面も多々あり、感情を揺れ動かしてくれた作品。来月に映画化されるとのことで、映画館で各登場人物を観れるのが非常に楽しみです。

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    2026年01月04日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 XI 誰が書いたかシャーロック

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    シャーロック読んだ事ない私でも、凄く面白く読めました。売れていく作家は作家で苦悩があるんだなぁ。そして、李奈がすっごく格好良かった!!このシリーズは全て追い掛けて行きたい大好きな作品です。

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    2026年01月04日
  • ジャイロスコープ

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    伊坂幸太郎短編集。久々に読んだが面白い。短い物語の中でも読者を裏切る仕掛けをしっかり仕込ませて驚かせてくれる。他にこの手の作家はあまり見かけないので定期的に読みたくなる。
    残酷な人物や描写も少ないため誰でも抵抗なく読みやすい作品。

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    2026年01月04日
  • 白夜行

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    ネタバレ

    最後に亮司と雪穂の人生が交わると思ったら、最後まで徹底して表では交わらなかった!亮司の相手の人生には迷惑をかけない徹底して黒子の姿勢がすごい。どうしてそこまで徹底できるのか?二人の心理描写は一度も描かれず、終始どんどん新たに出てくる登場人物を通しての二人しか描かれないため、最後まで背景を理解はしきれなかった。だけど、幼いころから生きていくために必死だった二人は、こうせざるを得なかったんだろう。二人とも生まれてからずっと昼を生きたことがない、外が明るくてもそれは白夜。すごく良くできたストーリーだと思う。

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    2026年01月04日
  • 虚弱に生きる

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    ネタバレ

    共感に次ぐ共感。
    健康であることは死活問題なのだ。こう書くとそれは誰にとっても同じことであるはずなのだが、虚弱にとってはより切実な問題なのである。そして著者の終電さんは虚弱であることをこの年齢で受け入れて努力されていて素晴らしい。
    私は自分が虚弱であることを認められたのが中年になってから。それを受け入れられるまで、自分のことは怠け者であり努力のできない女であり、面倒くさがりであると思っていた。そして自分を責めることしかできなかった。そもそもの課題が己の体がもって生まれた体力と、体力に伴う気力の充実度合いによるのだとある日気づいてからは、この体質も含めて私なのだとやっと自分の人生に合点がいった。

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    2026年01月04日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    ネタバレ

    精神的に追い詰められ、犯行に及ぶ選択しか出来なかった女性の苦悩を感じ辛くなった。厳しい環境で死を選ばず、これだけ耐えて生きてきたのだから、事件が起こる前にどうにか助けてあげられなかったのか、、、。

    「嘘をつくことに慣れる」ことは、嘘をついてしまう環境に追いやられ、それが日常的に普通のこととなってしまうことだと思う。そんな人はこの世の中たくさんいると思う。ほとんどの人は嘘をつきたくてついている訳じゃないはず。本人にそのつもりは無くても嘘を強要してくる人は一定数いる。そんな人間から自ら距離を置く行動が出来れば良いが、出来ないのであれば、周囲にいる人が距離を置けるように助けてあげるべき。

    母親が

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    2026年01月04日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    ずっとアイドルを応援している身からすると、刺さるフレーズがたくさんあった。“推し活“の文化が流行るのはいいけど、それとは一緒にしないで!って思ってることとか、多分ヲタクじゃない人からしたら心底どうでもいいプライド(笑)
    大海原にいるとき、旗がないと漠然と不安になる気持ち凄い分かる。年齢を重ねる度にそうなりやすいんだろうな〜。

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    2026年01月04日
  • いもうと(新潮文庫)

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    久しぶりに、懐かしい感覚で読めた小説です
    主人公へ共感しながら、悪人への憎悪、ズルい奴への不快感、犯罪者への恐怖、浮つく恋心と、若かりし頃に、小説が一番に面白いんだって気持ちで本を読んでいた頃を思い出しました
    たぶん読者の中で、千人に一人の「ふたり」を読んでいない者ですが、小説として、読み飽きずに最後まで読めました
    プロの作家として、読める作品にするための、話の間や、予期しない展開、演出される状況は、すべて昔ながらの良さを感じました、それは懐かしい醤油ラーメンのようで、お家で食べるときにはハムがのっていた決まりきった良さでした 食べ慣れた味わいに、鮮度は関係なく、書店に併設されたCDショップの

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    2026年01月04日
  • 瀬越家殺人事件

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    作者本人も自認している通り紛れもない“奇書”
    いろは歌で48の情景を描き、冒頭の文字も48音全て使う文字による超絶技巧!挿絵も全てご本人。
    奇妙な館に三姉妹、召使、そして名探偵!
    ミステリとして起承転結を描き余韻も残すラスト…感動という他ない傑作!
    アートブックとしてバラすのもったいないなあ…あと一冊買うか?

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    2026年01月04日
  • コスメティック

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    化粧品業界の裏側、
    キャリアウーマンの沙美の生き方が
    描かれていて面白い
    30代の主人公が、50代になったらどうなるのか…しあわせの基準はなんだろう
    と考えながら、一気に読んでしまった

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    2026年01月04日
  • ババヤガの夜

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    読みやすい!
    展開が早いから、ちょっとん?ってなる所も次でなんかあるやろで読み進めてたらまんまと術中にはまってました
    映像で見る暴力シーンは苦手で避けてたけど、私の浅い解像度でもイメージできるくらい新道依子の神業は鮮明に書かれていて想像しやすかった
    名前の呼び方に関してはずーっとこれなんて読むんだろが頭にありながら進めていってたからあ!そう言うこと?!となった時はすっきりした
    女同士の助け合いのようなそこまで深くないようなでもしっかり目的に対して繋がってる柳と依子じゃできなかった絆
    たしかに夫婦になって紛れるのは1番隠れやすいし目立たない1人だとなんやかんや言われるからな
    お正月に家で1人で過

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    2026年01月04日