【感想・ネタバレ】プロジェクト・ヘイル・メアリー 下のレビュー

あらすじ

ライアン・ゴズリング主演、2026年公開の映画原作!

未知の物質によって太陽に異常が発生、氷河期に突入しつつある地球。ひとり宇宙へ飛び立った男は、人類を救うミッションに挑む!地球上の全生命滅亡まで30年、人類の命運を賭けた一大プロジェクトに挑む宇宙飛行士の奮闘を描く、極限のエンターテインメント!

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Posted by ブクログ

人気のある本だったので、気になりオーディブルで試聴。宇宙で地球外知的生命体と協力し、お互いの惑星を救う設定にも驚いたが、まさか、最後にはロッキーの惑星に行くことになるなんて...

この作品は二部構成で、現在の宇宙でのミッションと、記憶を失った主人公がなぜこのミッションに参加することになったのか、その過去を徐々に思い出すように、交互に描かれていて、最初は意味不明だったものが、段々解き明かされていく謎解き。
ロッキーと互いの惑星を救うため、知識と技術を駆使して、立ちはだかる問題をひとつひとつクリアしていく様子や言葉のキャッチボールの楽しさ。
互いを死なせたくないと思いあう友情。
推しどころ満載で、ずっと読んでいたかった。

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すすめられて読んだ。上下巻の感想をまとめて。
SFはあまり読まないのだけど、すごい本格的で、私は理数系科目が苦手なため、詳しい原理を書いてくれていてもあまり理解はできなかった。でもすごく興味深い。
グレース博士が昏睡から起きて地球での記憶が徐々に回復していく時間を遡るパートと、現在のミッションが進んでいく宇宙パートが交互に書かれている。上巻の前半は状況がわからないのと科学的な話が多くて少しついていけなかったが、ロッキーと出会ってからはすごく面白かった。言語を交わしていく様子、技術の情報交換、お互いの得意なことと文化を尊重し合って同じ目的に進んでいくのはわくわくした。
でも宇宙空間の孤独な状況を想像してしまうのが苦手。グレース博士が起きた時に他のクルーが亡くなっていたり、ロッキーも仲間が原因がわからないまま全員亡くなってしまっていたり。ゼログラビティという映画でも、孤独な戦いって本当に怖いと思ったけど、この小説でもグレース博士やロッキーの孤独を想像するとやるせなくなった。
地球やロッキーの故郷の星を救う超大変な目的があるんだけど、解明のための研究の過程はおもしろかった。実験して、うまくいくこともあれば想定外のエラーが起こったり。そのエラーのせいでグレース博士がロッキーの星を救うための犠牲とか、科学だけでなくかたっぽは異星人だけどすごくしっかりした人間ドラマで感動した。映画もみたい。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

科学赤点人間だから科学的な部分とか専門用語とかちんぷんかんぷんのままほぼ流し読みしてたけど全く問題ないくらい面白かった。
(わかればもっと面白いんだろうなとも思った)

宇宙にいる現在とヘイルメアリーに乗り込むまでの過去の出来事が物語スタートから交互に描かれてきたのが下巻の後半になって効いてくる。元は研究者とはいえ宇宙飛行士ではない科学教師がなぜヘイルメアリーに?とずっとうっすら抱いてきた疑問が「拒否したけど強制的に乗せられました!」で返ってくる衝撃。思い出してももうストラットの思惑通り任務をやり遂げるしかない状況に何とも言えない気持ちになった。
ストラットの主張は尤もだし責任ある立場の人間として当然の判断だと思う。思うがそれはそれとして地球人類の命なんて途方もないものが懸かってるミッションじゃなかったらどのタイミングで思い出そうがムカつきすぎてUターンしてたとおもう。私だったら。たとえそれで自分が死ぬことになっても。グレースがどうしようもない天邪鬼じゃなくてよかったよな。
ロッキーと喜びの祝杯を上げたあとでようやく独房に入れられてその時を待ってる記憶が蘇るのはめちゃくちゃドラマチックで好きな演出だった。落差。

というかロッキーがずっといいやつでよかった。
目が覚めたら死体とともに宇宙を漂っていた──からはじまるミステリーだと勘違いしていた土壌と、そもそもSFって何をするジャンルなの……?という右も左もわからない巨大な不安によってその内この良い異星人が大裏切りをかまして一人勝ちする線もあるか?などといらん勘繰りをしていたがいらん勘繰りだったことを反省。
ロッキーに対する愛着をめちゃくちゃに高めてから最後の最後にタウメーバがキセナイトを通り抜ける……てことは!?助けに行くっきゃ!?に持って行ったの最高すぎる。全然そのまま帰って年老いたストラットに結局何も言えないエンディングあると思ってたからガチで激アツかった。

ほんでさいご、∀ℓ 章でありえんくらいニヤニヤしちゃった。エリドで生活しているグレースのターンだから章表記もエリディアン語にするという遊び心。異星人の星で異星人に歓迎されて生活しているなんて壮大なエンディングを迎えるとは思わず、なるほどこれがアブロードのSFね……と唸り、どことなく星新一みを感じるなどした。
仕事ってエリドで一体何をやってるんだろうと思ったら当たり前に教師だったの最高の終わり方だ。臆病による逃げのための口実だったとしても子供たちの未来のために生き残る術を教えたい、だからヘイルメアリーには乗りたくないと言っていたグレースが死ぬ前提のミッションの果てに異星で異星人の子供たちを前に教鞭を執っている。余韻の残る終わり方が大好きだ……。ありがとうアンディ・ウィアー。
映画も観よう。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犠牲になる気なんてさらさらなく、ただ強制的にヘイルメアリー号の片道切符を握らされていたグレース。しかし終盤、二度と帰れないのを承知で帰り道を逆走、ロッキーの危機に駆けつける。宇宙での試練が彼を変えたのか、彼が元々持っていた素養なのか。確かなのはふたりの絆。「見る」方法も発声方法も棲む空気も違うふたりが、挨拶を交わし、知識と悲しみを共有して、時に悪態をつきながら育んだ絆だ。
終盤はより難解さを増した専門用語の数々に脳が焦げるような心地になりつつ怒涛、胸熱な展開を一気に読み切った。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後半の話は比較的映画とそこまで差異は感じなかった。映画で流されたところ(燃料や食料問題など)もしっかりと科学的根拠に基づいて話が展開されてるので非常に納得よかった。(基本はロッキーによって全て解決されるが)タウメーバのサンプル採取あたりからはほんとに読む手が止まらなかった。気持ちの良い物語。

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2026年05月17日

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ネタバレ

上巻に引き続き、回想(地上)編と現在(宇宙)編が交互に繰り返される。

現在(宇宙)編
タウ・セチで出会った異星人ロッキーと交流をしていくグレース。ロッキーも主人公と同じくアストロファージを燃料にした宇宙船に乗っており、さらに相対性理論を知らないため、予定よりも多くのアストロファージを保有している。さらにロッキーがそれを分けてくれると話し、それを使用すれば地球へ帰ることができることを知り希望を持つ。
ロッキーはすでにずいぶん昔からタウ・セチにおり、タウ・セチの惑星の一つ、エイドリアン(と作中で名づける)の大気組成を分析し、その大気中にアストロファージを捕食するアメーバ(のちにタウメーバと命名される)がいると推測する。エイドリアンの重力とヘイルメアリー号の速度等から、タウメーバがいると思われる大気圏から10km上空までしか近づけないと導き出した二人は、エリドの万能鉱石キセノナイトで10kmの鎖を作成し、サンプル採取に成功する。しかし、採取に安どしたのもつかの間、大気との摩擦に負け損傷した燃料タンクからエイドリアンに向かってアストロファージが放出され、4つ中2つの燃料タンクを破棄したほか、ロッキーは重傷を負ってしまう。
ロッキーの素晴らしい自己再生力で治癒したのち、捕食者がいることを発見した2人だったが、今度はエイドリアンでの損傷により破損した個所から、逃げ出したタウメーバが侵入しアストロファージを食い尽くしてしまっていた。燃料を失ったヘイルメアリー号は電源を喪失するが、地球に送る情報船(ビートルズ)の燃料を使い何とか事なきを得る。
そしてロッキーの船のところまで戻り、タウメーバの繁殖を試みるが、タウメーバが窒素に非常に弱いことを発見。しかし、分裂を繰り返す中で少しずつ窒素耐性を上げ、ついに窒素8.25%でも耐えられるタウメーバを生み出すことに成功。
タウメーバを積んだロッキーとグレースはついに別れを告げるが、地球への帰路についている最中に、タウメーバが脱走していることを発見。そしてその要因が、タウメーバ82.5がキセノナイト中に入り込める進化を遂げていることを突き止める。グレースの燃料タンクには被害がなく、問題なく地球に帰れるが、ロッキーの宇宙船はキセノナイトでできているため、このままではロッキーがエリドに帰れないことに気づく。ロッキーとエリドを救い自身は死ぬか、自身が地球に戻って生きながらえるかの2拓を迫られるが、宇宙でできた友人を救いにロッキーを追いかけ、そのままヘイルメアリー号でエリダウに向かうことを決める。
自身の星を救うことができるロッキーは喜ぶが、グレースは自身の食料がエリドまで持たないことを告げる。(ロッキーの食事は毒である重金属が含まれており食べられない)しかし、ロッキーの提案により、タウメーバを食事として使用することに気づき、何とかエリドまでたどり着いたグレース。
最終章。エリドに人間が住める環境を作ってもらい、グレースは生きていた。太陽の光度が戻ったことを聞き、自身の手によって地球が救われたことを聞いて安堵する。

回想(地上)編
タウ・セチまでの4年間、クルー同士が閉鎖空間で殺しあわないよう、昏睡状態にするための遺伝子を持っている人が行く必要がある。そして、指揮官1人、エンジニア1人、微生物科学者1人の3人のクルーを、メインとサブでそれぞれ用意した。
しかし、打ち上げの9日前、アストロファージ研究を行っていた微生物科学者が2人がいる研究所が大爆発し、メイン、サブ両方のクルーがなくなってしまう。原因は、研究のために与えられたアストロファージの量が1ngではなく1mgであり、1mgの膨大な質量エネルギーを持ったアストロファージがエネルギーを放出したことによる大爆発であった。
軌道の問題から打ち上げを延期することができず、十分な知識を持った科学の専門家を育成する時間がないと考えたストラットは、昏睡体制を持ち、アストロファージに詳しい専門家=グレースを選択する。グレースは恐怖により拒否するが、ストラットはグレースが”いい人”であり、無理やり宇宙に放り出されたとしてもミッションを全うすることを見抜いていた。人類の命運がかかった状況では拒否も通らず、尋問剤を注入された上でヘイルメアリー号に乗せられミッションを背負うことになった。
(グレースが目覚めたときにひどく意識混濁、記憶喪失があったのは昏睡の影響のみならず、尋問剤の影響が大きかった)
つまり、グレースは自分の意志でヘイルメアリー号に乗ったわけではなく、無理やり乗せられたのであった。

〇感想
最初はアストロファージをどのように解決するのか?という疑問がまだまだ残っていたが、タウメーバという解決策が見つかってからはイベント・トラブルの連続でかなりハラハラする展開が多く、読んでいて非常に面白かった。
また、過去編ではグレースが乗らなくていいような状況がずいぶんと組まれていたので、中盤くらいからかなりの急展開が発生し、中学教諭であるグレースが乗らないといけない理由がしっかり描かれており、ちゃんと理屈が通った納得のいくものであった。
過去編、現在編ともに読みごたえがあり、スピード感やハラハラ感のあるとても面白いSF小説だった。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

宇宙SFでこんなに泣けるなんて思ってもみなかった。映画ももちろん感動したけど、それとはまた別でさらに感動した。これはどっちも観るべし。

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

物理学や科学で数々の問題を解決していく過程を一緒に体験できるのが魅力。
隔たりを越えた友情もシビれる。
能力の差を認識しながらも完全に対等に意見し協力し合う美しい関係。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

ハードカバーを読んで、映画を見て、文庫でもう1回読んだ。

最高だな! 掛け値なく最高!

映画も良かったが、めちゃくちゃ端折ってる。4時間バージョンがあるという噂は本当だろうか。

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

最高の宇宙旅行した気分で読み終えた。
やっぱり宇宙ってロマンだ!

お互いがお互いを助け合うシーンは胸熱で最高でしかなかった。

専門用語は結構出てきて難しい部分はあるけど、本好きな人にはお勧めしたい本だ。
読んだ後にはみんなロッキー可愛いやつやんって感想になるよ

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2026年05月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あーん読み終わっちゃった、寂しい( ; ; )
ロッキーロス!!

グレースとロッキー2人の会話、行動力、知性、友情、すべてが最高だった!!!終わり方も、ロッキーと意外とあっさり別れちゃったな…と淋しくなっていた私にとってはとても良かった笑。

映画とっても観たいけど、ギリ間に合わなさそうだ…もっと早くに読んでおけばよかった。。。

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2026年05月12日

Posted by ブクログ

終盤にまさかの事実がわかり、最後の最後まで展開が読めずハラハラしっぱなし。そして最後にはとても心があたたかくなった。読後は満足感しかない。

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2026年05月11日

Posted by ブクログ

終盤は映画化を見据えたかような展開で、ある意味あざといくらいなのにそれを感じさせず主人公達を応援してしまう。弱さのある人間だからこそそこを乗り越える姿に感動してしまう。最後の締めくくりも見事で爽やかさすら感じた。

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2026年05月11日

Posted by ブクログ

三体を一回挫折しているのでめちゃくちゃ心配してたけど、科学に疎い自分でも面白く読めた!名前の覚えやすさ大事、、
アツイアツイ友情の物語だった

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

下巻も面白すぎた!
ずっとドキドキする展開で、読み終わるまであっという間だった。ロッキーとグレースの関係性が本当に良くて涙。
終わり方は想定外だったけど、とにかくよかった!
映画も行きたいな

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

読み終わってしまったーーーー!!!
 SF超大作!ということで時間はかなり要したが、本当に読んで良かった。グレースとロッキーの喜びも悲しみも、様々な感情がたくさん伝わってきて、もう最後の方は興奮が抑えられない!!
熱すぎだろこの二人!!
 下巻からは一気に物語が動いて、過去回想の方で謎を全て回収した状態でストーリーが進むため、拍車をかけて最後まで物語に惹き込まれた。
 最後の結末は予想外なんだけど、しっかり感動できて思わずニヤけてしまう。素晴らしい締めくくりだった!
無限に広がる宇宙、異星人との遭遇、夢があるなぁ。
 
映画を見る前に読んで良かった。こりゃ、映画が楽しみすぎんだろ!

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

まずは長い物語。決して読むのが早い方ではないので、まあまあかかってしまったが、読み終えたー!という満足感でいっぱいです。
ふうつに考えて、これだけ長い物語を読ませる面白さはすごい。正直、細かいとこは分からないことばっかりだったけど、それでも完走させるからやっぱりすごい。

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻もめちゃくちゃ面白かった。映画でさらっと流されていて(なんかわからんけどとりあえず上手くいったんだな)と感じていた部分の試行錯誤がふんだんに描かれていて、それがとても面白かった。
地球に戻れるだけのアストロファージをロッキーが分け与えてくれるシーン、映画ではハグをしていてそれがとてもよかったが、原作にはない映画オリジナルであることに驚いた。映画を先に観ておいてよかったなと思った。原作が先だったら余計なオリジナルだったなと思っていた可能性がある。映画でのハグは、3時間という短い時間で彼らの親密度を描くのに効果的だったと思う。
アストロファージを採取し分析、そしてタウセチで釣りをして大気を採取。この採取でヘイルメアリーの船体に異常が起こり、緊急事態になる。Gがかかりすぎて動けなくなったグレースを、自分が生命活動できる大気状態ではないにも関わらず、ロッキーが助けてくれる。そして意識を取り戻したグレースが、ロッキーをどうにか助けるためにロッキーの生命活動領域まで押し戻す。映画ではさらっと行われていたが、原作では29気圧のアンモニアが一気に押し寄せてきてグレースが火傷していたので、そりゃそうだよな、と思った。いい納得があった。
映画ではこの釣りでの危機的状況が一番の「転」だったなと思うが、原作はそこから更に採取した細胞達の調査研究パートが豊富にあり、それもまた面白かった。タウメーバの発見、タウメーバは金星の環境では生きれないことの発覚、窒素の耐性がない、生物には免疫があるから少しずつ耐性を持つタウメーバを培養していく、という過程がつぶさに描かれていて、とても面白かった。
ロッキーの超技術を映画で映像として見ているので、複雑そうな物体を作っている場面を難しく考えることなく「なんか複雑なものを作っているんだな」と流せたのも読みやすかった。
窒素に耐えるタウメーバを開発した二人が喜ぶシーンや、別れの前の宴のシーンも当然めちゃくちゃよかった。
別れた後、最後のハプニング。タウメーバが逃げた。ここも映画だとかなりさらっとしていたが、「なぜ逃げたのか」「どこから逃げたのか」「どうしてそうなったのか」についてひとつひとつ思考して明らかにされていてよかった。キセノナイトの分子構造をすり抜けられるようにタウメーバが成長してしまったという真相判明までの道筋も面白かった。
これまた映画ではするっとロッキーを助けに行っていたが、助けに向かったら自分の食料が尽きてしまうというジレンマも書かれている。そういやそうだな、と原作読んで気づいた。そのジレンマを抱えた上で、ロッキーを助けるためにグレースは地球に戻る道を手放すわけで、原作だとより痛切な覚悟とロッキーへの強い愛を感じることができた。
ロッキーの宇宙船を見つけるまでの過程も面白い。映画で省かれていた数々の理屈の部分がすべからく面白かった。
そして最後に、問題となっていたグレースの食料について、タウメーバはどうかという回答が出る。これもまた気持ちのいいものだった。エリドに着いた後に栄養失調で脚気やらなんやらが大変だったというのもそうだろうなと思ったし、いい落としどころだなと思った。ファンタジーの部分もありつつ、しかし説明できうる限りの部分は科学的で、SFの面白さが詰まっているなと思う。
ラストシーンは映画と変わらず、とてもいいものだった。
上下巻を通して、ロッキーとグレースの異種族交流・文化理解の部分もとても面白かった。互いの星で使っている単位の違い、技術の違い、食べ物の違い、食べ方の違い、人間にとって味は大切、寝る時は見守る、繁殖方法の違い、放射線に耐える必要がない環境だから放射線を知らない、相対性理論を知らない、など、SFでの異種族交流の見どころがこれでもかというほどに詰まっていて、その点でもとても面白かった。
ロッキーがグレースに対して「君はぼくが出会った中で一番勇敢な人間だ」と言ったジョークが映画オリジナルなことに驚いた。ジョークという体裁で本気で称えているところがとてもいいなと思っていた。
そして何よりハッピーエンドなことがよかった。グレースとロッキーがどちらも善性に溢れた生命体だったことがとてもよかった。

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最終盤に向けてのトラブル続きでそれを解決していく流れが好みだった。
なんで最初に記憶がなくて徐々に取り戻していくのかに理由があったのに驚かせた。
結末も予想外で全体的にかなり面白かった。

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

映画を見てから下巻を読みました。ちょっと読み終わるのに時間がかかってしまった…原作もロッキーは可愛いしグレースは良性の塊みたいな人間で、「希望」という言葉をSFにしたらこれになるだろうなって感じで最後まで本当に楽しく読めて良かったです。
もう一回映画見てから原作読み直したいな…

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2026年05月08日

Posted by ブクログ

下巻はずっと面白かった。SFでバディものって…こんな展開を書けるアンディウィアー本当に天才とおもう。すごいすごいすごい!
希望と絶望の浮き沈みが激しくて、どうなっちゃうのって読んでたけど、終わり方もよかったし、ロッキーかわいいし、2人が言い合ってるところが本当に尊い…

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

原作では科学的なことが細かく描かれている。科学とは仮説を立てて、実験を繰り返し行う時間と根気が必要な学問だと改めて思った。
グレースは自分で志願してこのプロジェクトに臨んだのではなく、強制的に宇宙船に乗せられた臆病者だったのだと落ち込む。このグレースの設定が人間らしくてとても好きだ。
地球に帰る途中、タウメーバがキセノナイトを通過することに気づき、地球にこのまま帰るか、自分の命を諦めてロッキーを救いに行くかの選択を迫られた時、ロッキーを救いに行ったグレースは臆病者ではない、勇敢な人だった。グレースにとってロッキーはそれ程大切な存在になっていたのだと思う。
前情報なく映画を観て、原作が気になって原作を読んだ。イメージしにくい科学的な描写は映像を先に観ていたので理解しやすかったと思う。そして原作を読み終わって再び映画鑑賞。1度目より映画に没入できてとても良かった。

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごくよかった。ロッキーがとにかく可愛いし、文化的交流が楽しすぎる。完全な異文化圏の生物が知識を共有し、擦り合わせて、共通の問題を対処していくバディものになるとは思わなかった!最高に知的好奇心が刺激された。

ストラットの覚悟ガンギマリムーブも楽しかった。
環境活動家に、南極の氷を破壊させるの酷すぎて笑った。化学的な合理性を担保しながらユーモアのある展開と、台詞回しを提供してくれるのがいい。
ロッキーでいえば両手が3つ指だから6進法というのがシンプルかつ説得力があってよかったなぁ。
主人公のグレースのパーソナリティも好きだった。人間という種のためには命を捨てられないという弱さというか、ある意味で常識的な部分を見せてからロッキーのために命を賭けてくれたのが最高だった。この段階では100%ロッキーのことが好きになってるので、こうでなくっちゃな!と思った。
あと性行COした二人が急に爆死したの笑った。やはりホラー映画やサメ映画と同じでこういうこと言ったやつって死ぬんだなって。

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

感動感動感動
解説にもある通り科学そのものが本作の面白さになっていて、
文系だけど高校で物理とか生物をやっておいて良かったと初めて思った。

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

長編SFを読んだのは初めてでした。

難しい用語や、宇宙船の複雑な描写は読み飛ばしながらの読書となりましたが、話が分からなくなる事はなく、楽しく読み終えられました。

「前情報なしで読んだ方が良い」と聞いていたので、映画の予告編を見るのを我慢して、最後まで読み切りました。

なかなかのボリュームに、時間をかけて読み切りましたが、良い読書体験になりました。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

用語がなかなか頭に入ってこなくて
何度か挫折しそうになった。

今作は我ながら頑張って読んだなって思う。
後半の加速から面白さが増してきた。
グレースの人柄とロッキーのやりとりが大好き。
そしてこんな予想だにしなかったラストが待っていてくれるとは!

よい!よい!よい!

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

徐々に明かされる真実と、ロッキーとの微笑ましい日常。過去パートも現在パートもおもろい。

ロッキーの絵を想像のまま書いてみたら、ちゃんと≒でした。自分の想像力も悪くなかった。

最後の最後まで、何で主人公この船乗ってるの?が明かされず、いつ明かされるのかと読み進めてしまうのと、現実パートのまさかの終わり方で、これぞまさしくSFだ!と満足しました。

よし、これで映画見に行ける。
自分の思い描いたプロジェクトヘイルメアリーと実写化されたプロジェクトヘイルメアリーの比較を持って本当の意味での作品の理解になるとかならないとか。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

映画が話題だったので、手に取ってみた。読み終えた全体の感想は確かに【映画化決定】。

主人公が徐々に過去を思い出しながら、人類滅亡回避に関するプロジェクトを完遂させていく物語。と、こう書くと何やらとても壮大な話のように感じられるけれども、実際に半分くらいは宇宙船の中での物語。話のスケールとしては舞台が狭く、その分イメージもしやすい。この当たりが読んだ感想が【映画化決定】となる部分だと思う。例えば、近年のSF大作である三体は、話のスケールが大きく、また舞台も大きかった。だから、Netflixでドラマ化決定の話を聞いた時はいけるのか?とも思った。しかし、こちらは映画化されるイメージがすぐに湧いた。

ただ、映画化される上での強い条件、おもしろさも十分に兼ね備えている。特にゼロから始まる冒頭から、過去方向にも未来方向にも話が進んでいき、狭冒険感溢れる展開。テンポよく未知が明らかになっていき、好奇心が上手く刺激される。終わり方も納得の好きな本でした。

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2026年05月09日

Posted by ブクログ

2026/04/19〜2026/05/04

ボリューミーだけどすらすら読めた。
おもしろすぎた。10時間ぐらいの完全版実写作ってくれ。

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

最高、最高、最高!
文章も読みやすい(翻訳の人すごい)し、展開も一難さってまた一難の少年漫画的でハラハラさせられるし、なによりグレースやロッキーのキャラクターがいい!
この登場人物たちといっしょだったから、上下巻に渡る長い旅を終えられた感じ。
長い旅といってもそれほど長くは感じなかった。
いい意味で短く感じた。
それほど面白いということ。
充実した時間は短く感じる、これが相対性理論ってやつか。
惜しむらくは、自分の科学的知識のなさ。
SF作品に触れる度に自分が理系だったらなと思う。
それだけが残念。
でも、そんなの関係なく楽しめる作品ではある。
そして、本作で一番好きなのは、世界が一つになっているところ。
今、中東で戦争が起こっていてこれから日本もどうなるか分からないという状況の中ですごく響くものがあった。
本作の世界は、地球の危機という問題に直面したおかげで一致団結しているけど、現実ではそんな問題なんてなくても平和のために団結して欲しい。
事実は小説より奇なりっていうし、ね?

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2026年05月06日

購入済み

ネタバレ厳禁に騙された人

大ピンチの部分は続きが気になるし、上巻から続くバディものとしてもうるっとくるところもあった。
映画公開発表時のネタバレ厳禁という話で、勝手にどんでん返しがあるのか!と思ったので、「普通の話だった」という感想になった。
ネタバレ厳禁は上巻の導入部分だけね。
小説を読むのはもう何年ぶりにもなるのだけど、文章は読みやすく、回想をなんども挟んだり、バディものだったり、危機が訪れたり、刻々と変わるストーリーも飽きがこなくて良い。
でも、どんでん返しがなかったので、刺激が足りなく思ってしまう。
何度も読み返すくらい好きな人もいるそうだけど、どういうとこが他の小説と違うんだろうな

#笑える #感動する #ドキドキハラハラ

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2026年04月25日

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