ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • おいしいごはんが食べられますように

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!!
    教えて欲しいんだけど、二谷でも押尾さんでもなくキレイなままお菓子捨ててたのは誰?結局わからないってこと?めっちゃ怖くないですか…。

    食という普遍的なものを軸に進むお話、めちゃくちゃよかった。 ちょっと違うかもだけど、人に言いづらいけど自分も食に興味がなく、というか子供時代食が細い上に好き嫌いが多くて食事の時間が苦痛だった。給食は最後の一人だし胃がふくれて痛いのに全部食べさせられるし。

    「食べることが好き」とか、芦川さんみたいな人を余裕で二谷や押尾さんと同じ目線で見られる。ここまでの守られる人には出会ったことないけど、いるよねこんな人。でも弱さには勝てないの。二谷にはなりた

    0
    2026年06月21日
  • たぶん、恋しい

    Posted by ブクログ

    読みやすかったです。
    恋愛小説中心の短編集。
    それぞれの短編集に付けられてる表題の意味が分かると更にこの本が愛おしくなります。
    それこそ「たぶん、恋しい」という気持ちに自分自身がなっているんだ思います。
    一穂ミチさんのこういう繊細な文章がやはり好きです。

    0
    2026年06月21日
  • 正欲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!
    予想以上に性欲の話だった。そして予想してなかった世界だった。
    でも夏月がいう「季節がない」ってのはすごくわかるなー。

    多くの人がまとも側の岸にいようと、確かめようとする。ずっとまとも側を選び続ける確率なんて低いのに。自分が想像もしない世界があることを頭に留めておかないといけない。

    大也と八重子の罵倒シーンはかなりの読み応え。途中並行線すぎて狂気さえ。違う、違うんよ。でも本当のことなんて言えないし言っても分からんし……すごいなーこれ現代に生きる人全員に読んでほしいわ。みんなの感想見るのも楽しみだな!

    カバーの鴨にはどういう意味があるんだろう。

    初めての朝井リョウ本でした。本

    0
    2026年06月21日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    京大生になった成瀬。個性的な仲間との友情、西浦くんとの胸キュンあり。過去作の登場人物も出てきて最高のハッピーエンドでした。
    お母様の短編が印象的でした。ともすれば悪目立ちしそうな成瀬を「そういう子なので」と全てを受け入れる姿に心を打たれました。

    0
    2026年06月21日
  • 方舟

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったー!
    自分にしては超特急で3日で読んだ!いつもは移動中に読書するけど面白くて止まらなくて家だけで読んだ。読んだ人と話したいなー!
    後から新情報、ではなくちゃんと伏線はられてたのも素晴らしい。

    方舟内部の想像しながら読んだけど難しかった。結構えげつない殺人が続くのでちょっとこわい。いやーそれにしても最後まで騙されまくりで最高。ラストも唐突に幕が下りる感じ、後味の悪さが良い…柊一に選ぶ余地を与えたけど、そらあの状況じゃ選べないよ…。

    こんな本読んだら、もう洞窟とか地下とかいけなくなるなあ、、笑 とにかく食料は持っておきたくなる…。

    十戒もこんど買うぞー!!

    0
    2026年06月21日
  • 存在のすべてを

    Posted by ブクログ

    2024本屋大賞3位
    半分までは場面が色々と切り替わって登場人物もバラバラで、そのたびに頭を切り替えなくてはならず、ようやく物語に入り込めたのにまた場面が変わるのか、と読むのを何度も投げ出したくなった。それらの点と点が繋がり始めてからは一気に読めました。切なくて深い話、誘拐事件の関係者,当事者の事情、心の動きが手に取るように伝わり、最後まで読んで良かったと、感じました。温かい心の持ち主の心の琴線に触れることで、登場人物と共に私も救われました。

    0
    2026年06月21日
  • 紅茶とマドレーヌ

    Posted by ブクログ

    野村美月さんの『紅茶とマドレーヌ』1作目を読み終わった!
    1番ドキドキしたのは"ビクトリアケーキは揺るがない"で、え、その流れ……!?って思ったら、その後めちゃくちゃグッときて思わず1度本を閉じてしまった。わたしも歳を重ねて色々と感じるところもあって、このお話しをこのタイミングで読めてとっても良かった
    読後はとても穏やかであたたかな気持ちになれる作品。
    そして、本読んでる間ずっと紅茶とマドレーヌを頂きたくなった。

    0
    2026年06月21日
  • チームⅡ 堂場瞬一スポーツ小説コレクション

    Posted by ブクログ

    山城の葛藤に元学連選抜とチームメイトが浦を中心に支える。表面的な仲間ではなく本当の意味の仲間(チーム)だと思った。
    最後の言葉はグッと胸に込み上げるものがあった。

    0
    2026年06月21日
  • 国宝 下 花道篇

    Posted by ブクログ

    途中から芸術を完成させるための喜久雄という生贄の記録なんじゃないかと思えてきて震えた

    人間国宝って狂気
    人として大切なものを削り続けて、最後に「宝」になるんだもの

    美しさが妖しさを内包してるのって日本的感性な気がする
    芸に喰われて空っぽの美しい怪物になっていく喜久雄に怖さを感じた

    喜久雄は歌舞伎の殉教者だ

    0
    2026年06月21日
  • 国宝 上 青春篇

    Posted by ブクログ

    歌舞伎界という究極の血統社会で血のない苦しみを背負う喜久雄
    血への渇望が彼を芸へ追い立てているのだろうか
    血筋も才能もあるのに喜久雄に追いつけない俊介
    血統はスタートラインを与えるけれど芸を保証してはくれない
    血も芸もどちらも呪いだ

    0
    2026年06月21日
  • 何者

    Posted by ブクログ

    私は最近、似たようなテーマばかり考えている。
    ただ、「考えている自分」に少し安心してたのかも知れない。

    考えることで行動しない理由を作っているのかもと、自分自身の行動を振り返って最後ドキッとした。

    0
    2026年06月21日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

    Posted by ブクログ

    えぐおもしろかった。

    直近で読んだ夕木春央さんの『方舟』の作品のようだなという印象を受けました。あまり本を読んだことない私なので、閉鎖された状況で犯人がわからないままの連続殺人という設定はよくあるのかな?と思いました。
    ただ、本作品は犯人視点で物語が始まったので、ん?犯人ここにおるやんって思いました。しかし、そんな矢先に殺人が起こり、おっとおっとまじかね、と思っていたら、その後の展開があまりにもすいすいと進んでしまうので、まだ半分も読み終えていないのに物語終わってしまうのではないか?と、この後何が綴られていんだ??と思いました。
    2部構成になっている本作品は、第2部で主人公が一転してお話が変

    0
    2026年06月21日
  • 永遠についての証明

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネガティブ・ケイパビリティについて知ってからこの本を読みました。
    恐らく、この本は以前にも読んでいましたが
    今回、人との関わりについてすごく考えさせられました。

    後半はどこの職場でもありそうな部下と上司の関係が描かれている感覚でした。
    誰が悪いとか、責められる点はないとしても、無自覚が一番たちが悪い。
    「正解」「正論」を伝える時に、相手の背景を何も見ようとせずに責めるような言葉を使うことがどれだけ相手を追い詰めるのか。
    今までの自分が恥ずかしく思う時間でした。

    好きだなと感じたのは、瞭司のことを思う人が暖かい人ばかりだったということ。
    「一緒に数学を楽しみたい」その思いで一緒にいられた。

    0
    2026年06月21日
  • 憧れの作家は人間じゃありませんでしたEX

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    各キャラのその後が読める番外編の刊行なんて、嬉しいに決まってます!
    夏樹と人外の《おばあちゃん》の話は泣きそうになった。
    君は本当にイイ奴だし、間違いなくいい子だ。
    広野の話も良かったなあ。
    あんなに真面目で堅物なキャラなのに、血だらけの御崎に対して次回作の話を振るところ好きすぎるわ。
    ああでもやっぱり読みたかったのはこの二人なんだよ。
    恋人同士になった御崎とあさひの様子が予想以上に甘くてニマニマしちゃう。
    御崎からの特大矢印にタジタジになってるあさひも良いけど、編集者の鑑さんモードのあさひも大好きです。
    いやもうホント満足した!
    この一冊で幸せホルモンの分泌量が一気に増えた気がする。

    0
    2026年06月21日
  • 多類婚姻譚

    Posted by ブクログ

    同棲中の彼氏と冷戦状態の中、この本に出会いました。本の中の女の人達は強い。どんな年齢であろうとも自分自身の軸、揺るがない何かを持っている。けど、社会、人間関係はそう簡単に上手くはいかない。でも、それでもいい、C'est la vie。

    私も自分の気持ちに嘘は付かず、けれど自分良がりにならないように相手を尊重できる大人でありたい。
    彼氏に自身の思いを伝え、一緒に歩んでいける未来を考えたい。
    この本に出会えてよかった。

    0
    2026年06月21日
  • 泡

    Posted by ブクログ

    読んで良かった。不登校になった男子高校生の薫が夏休みに大叔父のもとへ行き、ジャズ喫茶で2人の男性と一緒に働く中で、自分を見つめ直していく。薫の心理描写が繊細に描かれていて、じんわりと共感した。

    0
    2026年06月21日
  • ブティック

    購入済み

    サクサク読めました

    主人公の青臭さが見事に表現されてます。
    難しい言い回しもなく読みやすかったです。
    出世のみを考えてるやつ、拝金主義のやつ、全て上から目線のやつ、そんな人たちが出てきます。

    #ほのぼの #ドキドキハラハラ #共感する

    0
    2026年06月21日
  • 常夏荘物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2026/6/12
    やっと…やっと!やっと!!!涙涙
    過去に不自然に分かれた道がやっとあるべきところに交わった。
    ほんまにやっとやで。
    うじうじしてるからさ、イライラもするんやけど、途中もめっちゃおもしろいねん。
    やっぱさ、人生は有限やからさ、40過ぎたあたりでもう自分のために生きないとなと思うわ。
    40まで真面目に生きてきた人はさ、自分のために生きたらそれが周りの人のためになるような人生を送ってると思うねん。
    ヨウヨ達なんてまさにそうやん。
    もう人のためには尽くしてきたやん。
    あなたたちが幸せになることが周りの幸せになる人生を送ってきたのよ。
    どうか幸せになってほしい。
    って泣きながら書いて

    0
    2026年06月21日
  • 人間失格

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    ・世間、って世の中ではなくて個人

    ・同じ穴の狢だと思ってた堀木が自分とは違い何一つ失っていないと知った時、自分のことを見下していたことに気づいた時

    ・何があっても自分を信頼してくれていたヨシ子が、その純粋な心ゆえに人に騙されてしまうこと、それによって2人の関係性も破綻してしまうこと

    ・あとがきのマダムのことば「私たちの知っている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、いいえ、飲んでも、……神様みたいないい子でした」
    そんな人がかかえる内側の苦悩

    高校生の時に読んでなにもわからなかったけど、今読み返して良かった

    0
    2026年06月21日
  • 島はぼくらと

    Posted by ブクログ

    人口3千人の瀬戸内海の島が舞台の作品。
    田舎ならではの住みやすさや逆に田舎故の人間関係の難しさなどを描きつつも、故郷を愛する高校生4人の視点で爽やかに描かれている。

    単なるふるさと万歳な話ではなく、必死に存続をかけた地方都市の戦いも生々しく書かれている。

    主人公の少年少女はずっと4人でいれたらと思いつつ、時間や環境、人間関係などのあらゆる変化と向き合っており、その度に読んでいる自分もよりリアルな感情になった。

    こういう体験ができることこそ小説の醍醐味。
    読後感もよく、素敵な作品でした。

    0
    2026年06月21日