ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 星を編む

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    【2026年97冊目】
    櫂と暁海を見守った教師の北原が抱える過去とは――「春に翔ぶ」、若くして亡くなった櫂と尚人の生み出した作品を世に出すことに力を入れる2人の編集者――「星を編む」、暁海と北原、二人を取り巻く人々のその後を描く――「波を渡る」。「汝、星のごとく」の続編。

    「汝、星のごとく」を読んで「あまりにも救いがなさすぎる」と思った人にこそ読んで欲しい一冊です。あのままだと、止まってしまっていた登場人物たちの時が、過去から未来へと確実に動いている一作だからです。

    とはいえ、最初の「春に翔ぶ」から結構重いので、そこで結構ボディブローを食らうかもしれません。「星を編む」も思わぬ流れ弾を食ら

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    2026年08月16日
  • 孤独な夜 下

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    これは文句なしに面白かった!!読むのが止まらない、勢いのまま下巻読み切りました。
    事件と事件の繋がりに何かあるだろう、どうなるんだろうと推理して読んだものの、まんまとハメられてしまいました。
    そして何より、今回はケイトもケイレブも少し人として前進したのでは?!
    孤独な夜は誰にでもある。登場人物たちの辛さ、寂しさ、誰もが持つ弱さ。コイツぜんぜんダメみたいな登場人物もいたけど、パメラみたいに前を向いた人もいてよき。ケイレブはもうちょい頑張って欲しかった。
    ああ、続きが読みたいなあ。このシリーズ、オススメです!

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    2026年08月16日
  • 侍女の物語

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    様々な抑圧が次々と提示され、すべて女性側に押し付けられる。男性がこれを読んでいいのか、いや男性こそ読むべきなのか、揺さぶられながら読んだ。すごい。

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    2026年08月16日
  • 透析を止めた日

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    透析のことは知人に透析を受けている人がいたり、血液透析がどんな風に行われるかは結構知っていたつもりだったが、血液透析の終末期がこんなに辛いなんて全く知らなくて、この本はものすごい衝撃だった。
    透析患者のブログなどでは途中で更新が止まってそれきり、というものばかりで、そこはブラックボックス。その先はただ『死』なのだろうと推測はするだろうが、その『死』までの間に起こることが読んでいて恐怖を感じた。
    著者の夫は難病が原因となり、血液透析を始めている。透析が続けるのが難しくなり、終末期に激痛と溺れるかのような呼吸困難がダブルで襲い、なのに緩和病棟はおろか緩和ケアもまともに受けられない。
    血液透析の導入

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    2026年08月16日
  • GOAT Summer 2026

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    過去4冊で一番好きかも。食欲が刺激されたのもありますが、全体的に『世にも奇妙な物語』ぽさのあるお話が多くて面白かったのです。

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    2026年08月16日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    【2026年90冊目】
    「モンスターを倒した。これで一安心だ」河川敷で発見されたバラバラ死体。逮捕されたのは医学部を9浪していた31歳の娘だった。実在の事件を元に書いたノンフィクション小説。

    強烈でした。「行き過ぎた教育」なんてものじゃない。母親がどうしてこうなってしまったのか、理解できないし、したくもないほどの毒親でした。幼少期から看守と囚人のような暮らしを強いられ、それが当たり前のことだと洗脳され、心を抉られるような言葉を投げつけられながらも、必死に生きていた娘。こんなにも酷い親があっていいのか、とこっちまで心を抉られるようでした。

    娘さんからしたら、そんなことはないって感じかもしれま

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    2026年08月16日
  • 神様ゲーム

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    ネタバレ

    妹からの誕生日プレゼントで貰った1冊✩.*˚



    表紙でのイメージとはかけ離れた作品でびっくり。
    猫殺しはオマケ考えすごい。


    「神様」は本当に神様なのか自称なのか?

    「共犯者」への天罰はどういうこと?どっち?

    主人公の本当の両親とは?

    と、とても疑問に残ることが多かったけど、
    モヤモヤと謎が多かったけど、
    内容としては面白かった。


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    2026年08月16日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    読書感想文|イン・ザ・メガチャーチ

    2020年代において最も”売れる”作家の一人と言っていい朝井リョウの最新作にあたるのがこの『イン・ザ・メガチャーチ』だ。推し活にまつわる3人のキャラクターを同時並行的に描き分けて、最終的に渋谷で一つのカタストロフィーを迎えるまでを描く。

    主人公として物語を動かしていくのは年齢も性別もバラバラの3人だ。
    一人目はもともとあるアイドルグループにハマっていたが、”推し”が自殺をしたことをきっかけとして、「この世界の真実」に気づくことになる30代後半の女性。
    二人目は音楽会社で経理として働いており、家族と離れた後は半ば抜け殻のようになって生き続ける40代の男性。

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    2026年08月16日
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】

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    こみあげる情熱と極めて冷静な筆致。おもしろすぎる。インドはやっぱりやばい。沢木耕太郎が磯崎新と知り合いなことに衝撃。この小説に磯崎新が出てくるとは思わなかった。

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    2026年08月16日
  • ファイア・ドーム 上

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    ネタバレ

    噂をテーマにした物語。
    悪意のない噂により人は苦しみ、傷つく。

    それでも負けずに立ち上がる姿に感動した。
    安易な発言で会ったこともない誰かを傷つける可能性があることを自覚し、気をつけようと思った。

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    2026年08月16日
  • どこかでベートーヴェン

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    多くは凡庸でありオンリーワンでもないこと、才能というのは希望して手に入るものではないこと、それを見極める勇気、別の道の神様を探す努力、それを理解することが大人になるということ。岬洋介シリーズ、今回は急にメタになって終わる世界観が面白かった。お父さんと洋介が、いつか分かり合えるといいなと思う。

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    2026年08月16日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    映画、ドラマであらすじも犯人も分かった状態で読みましたが結構印象が違いました。
    だって映画は山崎努のあの風貌、宣伝での「祟りじゃーー」の雄叫び、鍾乳洞のミイラ、小川真由美の怖ろしい美しさ、連続殺人を高笑いで見下ろす夏八木勲の怨霊、などなどおどろおどろしい印象だったのですが、原作は多くの殺人事件もあるけれども、鍾乳洞冒険だとか、いくつもの愛の姿だとかを経て、ラストは驚きの爽やかさ。やっぱりいいな横溝正史。

    ===
    神戸の勤め人28歳の寺田辰弥は、弁護士を通して岡山県の八つ墓村分限者(資産家)の田治見家から「お前は我が家の血を引いている。跡取りとして戻ってきてほしい」と申し入れられる。だが同時に

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    2026年08月16日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    ネタバレ

    楽しめた。
    「透明な夜の香り」を読んでなくても楽しめる。
    でも読んでた方が、あの場所の雰囲気と登場人物を
    もっと上手く捉え楽しむことができると思う。
    この作品では朔の過去をほんの少し知る事ができる。
    あの才能と普段の佇まいから、朔も完璧ではない
    普通の人間だという事を忘れてしまいそうになるけ
    ど、その普通っぽい面が垣間見られる今作。
    朔と一香から同じ香りがするというのが、少しくす
    ぐったく感じた。毎日通うわけでもないのに、未だ
    にそうしているところに朔の気持ちが見えるような…
    朔が準備している瓶を一香が必要とする日がこない
    といいな。いつまでも二人一緒にいて欲しい。

    満は、香りで誤魔化さず、

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    2026年08月16日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    こういうのだよ!こういう話が読みたかったんだよー。

    本編は八雲父・七瀬美雪との対決みたいになって、それもそれでよかったんだけど、一つの心霊絡みの事件を解決するこういう話が読みたかった。
    アナザーファイルは全部こんな感じなのかな。

    今回は石井さんの過去ということで、傷は決して癒えないけれど向き合うことで新たな境地に進めたのではないだろうか。
    なんだか、最後きれいな話にまとめられていたのはちょっと納得がいかない。
    イジメは何かきっかけがあったとしても、100%加害者側が悪い。
    石井さんも「自業自得だな!」くらい言ってやればいいのに。

    アナザーファイルまだ一巻目。
    まだまだ楽しみが続く~!

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    2026年08月16日
  • 本日は、お日柄もよく

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    何度も読んでる大好きな小説。
    言葉の力の大きさを感じた。
    すっきり前向きな気持ちになれた。最高。

    *お気に入り*
    困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。
    どうだい?そんなに難しいことじゃないだろ?だって人間は、そういうふうにできている。

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    2026年08月16日
  • 動物哲学物語 ナイス実存(集英社インターナショナル)

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    読み終えて、なんて言ったら良いのだろう。ホッとするような、やっぱりって言いたい気分と言うか、また、時間を置いてもう一度読んでみたら、印象が変わるカモと言う気分になる本である。
    この作者は一体何者なんだろう。怪しいネーミングの作家名。私より若い世代の作家ではあるけど、断絶を感ずるような世界観。
    一気読みして、暇に任せてまた開いたところのお話だけ読んで、また閉じてを繰り返している。まだまだ手元に置いて、時間を使って読みたいかも。
    そういえばこの作家の本はこれで三冊目。共通しているのは、文章を読み進めると、この作者は「オス」って直感する部分がある。それは私が若い頃、男の子も育てた経験から感ず

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    2026年08月16日
  • たのしか

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    時を経て、また見たい、と思わせてくれる本。
    書とその言葉からのメッセージが一つに。
    言葉と書の持つ、計り知れない力を感じる、実に奥深いメッセージ作品集。
    熊本出身だと初めて知った。
    この夏、偶然にも熊本に関わる本を手に取っている。

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    2026年08月16日
  • 星の王子さま

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    大人になってから読み返したいと思って、やっと手にとれた本。
    こんなに切なくて愛あるお話だったっけ?というくらいジーンとくる。
    じっくり時間をかけて日々を味わうことの大切さを感じさせてくれます。

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    2026年08月16日
  • ブティック

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    元銀行マンがM&Aアドバイザーとして活躍するお話。
    M&Aの利益相反問題、詐欺事件、小型M&A、創業家とアクティビストの対立と、終始展開が面白い。
    銀行をテーマにした半沢直樹よりこの作品の方が好み、シリーズ化してほしい。
    雨宮がランパス東京でどう成長するなか見守りたい。

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    2026年08月16日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    人は日々表面上でしか他人を判断できていないのだなと感じた。私自身もそうであるし、人がどう言う人なのかずっと一緒にいても分からない、そのような考えにしらずと目を背けてたことが明るみになったし、これからの人生をより深く人付き合いに関して考えようと感じれた。

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    2026年08月16日