ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • あと少し、もう少し

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    それぞれの走者にもチームにも思いやドラマがあって、それがどんどん重なり合っていくたびに1つになるのを感じ、本当に走っているのを見ているかのような感覚になった。
    『君が夏を走らせる』を先に読んだので、あんな素敵な太田君の中学生時代も知ることが出来て嬉しかった。

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    2025年12月14日
  • ここはとても速い川

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    「ここはとても速い川」
    施設で暮らす主人公「集」は5年生。
    一緒に生活している一つ下の親友「ひじり」とのやり取りや、ひょんな事から知り合う若者「モツモツ」と決行したある作戦、夏休みの宿泊訓練など、日々の出来事が集の目線で語られます。
    ダダーっと一気にしかも次々に話題が移っていくこの文体がすごくいい。整っていなくて子どもが話しているそのままの感じ。あっちこっちに飛びながら時々フッと出てくる言い回しや比喩によって、この世界にググッと近づく感覚が読んでいておもしろい。
    子どもらしい文章の中に急に差し込まれる、集やひじりの抱える問題にギクッとしたり。集の心境が垣間見えて切なくなったり。出てくるアイテム

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    2025年12月14日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    572ページ
    2300円
    2025年12月9日〜12月14日

    辛く苦しい兄妹の愛の話。レーエンデに自由をと願わずにはいられない。

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    2025年12月14日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画が大ヒット!ということで興味を持ち、読んでみたが、、、

    「映画の脚本本」と思って舐めていたが、本当に面白く、、、読む手が止まらなかった。

    時代背景、任侠の世界、敗戦後の長崎、万博前の大阪、芸妓、舞妓の世界に、義太夫。。。
    とても新鮮で、でも、身近に感じられるわかりやすい説明、筆致で、本当に楽しく読めた。

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    2025年12月14日
  • カッコーの歌

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    嘘の木で衝撃を受けて、2冊め。
    自分が小中学生の頃に読んでいたら、本当にハマって大好きだっただろうと思う。
    本国では児童書とのことだが、大人が読んでも充分に面白い。
    主人公が取り替えっ子側、という設定もすごいが、目線で見える家族の歪みが顕になっていき、取り巻いていたものの見え方が180度変わっていく場面。その過程で大人の弱さと過ちも残酷なまでに描写していく。
    子ども向けに書いた本なのに、すごく子供を信じているのだなと思う。

    昔ながらの児童書だったらこういう終わり方しないかもしれない、でもこういうところも自分が子供だったらたまらないんじゃないかと思う。
    全世界の読書好き女の子に読んで欲しい。

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    2025年12月14日
  • カフネ

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    ずっと積んでいた1冊、とっても良かった〜。
    不妊治療がうまくいかず、夫と離婚し、弟まで突然失った薫子はアルコールに頼るようになるが、弟の遺した遺言状をきっかけに弟の元恋人のせつなと再会し、一緒に家事代行サービスの仕事を手伝うことで再生していく物語。
    薫子の気持ちが分かりすぎて胸が締め付けられるけど、せつなやカフネを通じて知り合う人たちとの交流によって自分の人生を取り戻していく姿が力強い。何度も「私は不屈の努力で人生を切り開いてきた女だ」と自分を奮い立たせる薫子が最高。
    だれかと仲良くなりたい、もっと知りたいと思うとき、どこまで踏み込んでいいものか迷ってしまって難しい。でも人間関係を築くには、や

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    2025年12月14日
  • 木曜日にはココアを

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    ネタバレ

    「私は泣いた。言葉をまだ知らない幼児みたいに泣いた。泣いて泣いて泣いて、うわあああと声をあげえ、大事なふりしてずっと抱きかかえていた、固くて重くて要らないものを破壊した。心のどこかで知っていた。私は、ずっとこうしたかったのだと」


    再読。
    大好きな女の子にこの本を教えてもらったのが最初。この本を最初に読んだ時から変わらず、心があたたかくなる。

    連作短編小説、こんなに綺麗につながっていくなんて、まずはそこに惚れ惚れしてしまう。今ここに生きている人たちひとりひとりにこのような物語が無限にあるんだ、と思う。
    特に緑の話が大好き。冒頭の文章も『カウントダウン Green/Sydney』より

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    2025年12月14日
  • 金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん 仕事と人生の変わらない法則

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    [BOOK]2024.3.7 おやつ回しゲーム
    2024年03月15日04:13全体に公開 みんなの日記21 view

    本田健さんの2014年の傑作

    「金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん」

    なんと4日に買って7日に読み終わってしまいましたぁ


    ああ、面白かった

    お話はリアルに言うとヘッジファンドに国がらみでひっかる小さな村の

    市民たちを、ゾウさんで面白おかしく表現した物語

    あまりいうとネタバレになりますねっ


    ということで

    一部だけ

    いちばんまともでかつお金持ちなゾウさんが

    子どもたちを集めてお金の塾をひらく

    そこで展開されたのが

    持ってきたおやつを輪になって回しっこ

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    2025年12月14日
  • 禁忌の子

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    読み始めは海堂尊先生の雰囲気を感じた。
    途中からどんどんページを捲る手を止められなくなって、続きが気になった。
    最後はこういう事か、と納得。
    久々に面白い本を読んだ気がする。

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    2025年12月14日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    メスを置いた半年のお話。院長先生としての活躍も見ていたかったが、この経験を生かした次のステージでの活躍に期待しています。

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    2025年12月14日
  • 生きる哲学

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    [BOOK]2023.12.5 若松英輔「生きる哲学」
    2023年12月07日04:35全体に公開 みんなの日記28 view

    ちょっと読み応えのある本でした

    彼の「考えて」「生かす」哲学は、とても多岐にわたり

    (^O^)にはたして、太刀打ちできるかと

    最後までふあんでしたが

    最後に「書く」「読む」ことの示唆を

    与えてくださったので、

    ここを礎に

    ちょっと、哲学ということを

    考え直してみようかと

    思います

    皆さんも、ご参考までに(^^♪

    smile(^O^)

    若松英輔の究極の「生きる哲学」

    「書く」とは、コトバを通じて未知なる自己と出会うことである。「書く」ことに困

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    2025年12月14日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    ずっと面白いです(笑)。
    ちょっと面白いエッセイ読みたいな〜となったら気軽に読めます。

    頭を空っぽにしていつでも楽しめます!

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    2025年12月14日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    何度読んでも心が踊る。バックパックひとつ持って旅に出たくなる本。旅本としての情報は古いが、旅に出たいという気持ちを奮い立たせる効果は何年経っても色褪せない。

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    2025年12月14日
  • 汝、星のごとく

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    以下、作中の一部分を抜粋

    永遠にたどり着けない場所を目指して疾走するものが恋ならば、ゆったりと知らないうちに決定的な場所へ流れ着くものが愛のような気もする

    頭を縦にぶんぶん振りながら一気読みした。とても面白かった。

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    2025年12月14日
  • ナナメの夕暮れ

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    なんとなく生き辛い正体は【他人の否定的な視線への恐怖】である。この生き辛さに対する、解決方法を教えてもらった。

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    2025年12月14日
  • 川のほとりに立つ者は

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    人は表層的な面だけで理解するのは難しい。
    ただ理解する、助けるが上から目線になってもいけない。
    それぞれに事情があり知られたくない部分もある。

    ただ人との関係を良くするにはまずは理解しようとする姿勢は大事だと思った。

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    2025年12月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    ネタバレ

    物語完結。
    巻数を重ねるごとに癖になっていき、次巻が楽しみになっていた。
    小説で続編が楽しみに思えるのは、初めての経験で、読みながら何度笑わせてっもらったことか・・・この2年間本当に楽しませてもらい、元気をもらった。
    成瀬に『ありがとう』と言いたい!

    本編では成瀬が進学し、京都で過ごす日々が記すされている。
    新しい出会い
    ・坪井さくら
    →大学の同期、失恋から自暴自棄に。成瀬が救う

    ・梅谷誠 他
    →達磨研究会へ成瀬を誘う

    ・田中ののか
    →YouTuber ぼきののか 簿記2級 偽り
    →城山が再登場 助けれらる。
    これまで出会ってきた人たちとの話も全てが『てぇてぇ』。


    話の中で特に印象的

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    2025年12月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    成瀬、待望の続編
    オンリーワンな存在感。あー戻ってきたー、今回も電車内で堪えるのが辛かった。

    舞台を京都に移しても、滋賀愛は変わらず、大津観光大使の任務はきっちり遂行。滋賀県知事目指して欲しい!
    疏水船知らなかった。何となく写真で見たことあるけど、あの細いトンネルを船で行くなんて

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    2025年12月14日
  • パンどろぼうとほっかほっカー

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    パンどろぼうシリーズ第5弾。
    今回は出張パンやさん。

    ぶたのブーブーと車のブーブーがかけられてて面白いと思った。

    いつもはいろんなパンが出てくるお話だけど、
    今回はいろんな車が出てきたり、
    車の作り方について知ることができる話だった。

    どのパンが好きー?じゃなくて、
    どの車が好きー?といつもとちょっと違った
    楽しみ方ができるはず。

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    2025年12月14日
  • ミステリと言う勿れ 前編

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    ドラマも何度も見返した。やはり面白い。ドラマをそのまま再現しているので、読んでいると画面が頭に映し出されて、目で見る楽しみより想像が蘇る方が楽しいかもと思ってしまう。ドラマファンにオススメです。

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    2025年12月14日