ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 朝星夜星(下)

    Posted by ブクログ

    明治の偉人たちとともに駆け抜けた人生は楽しうございました。

    自由亭の支店を開業して、萬助を店長とした。ゆきは犬の大吉を散歩させる。女正月の日、ゆきとよしと萬助は自由亭で食事を供される。鉄道が敷かれるので、明治天皇が来られる。晩餐を命じられたのだ。試食会だ。
    本番4日後、また行在所からご注文があり、西洋料理を献じた。明治天皇は美味しいおいしくないの感想は言わない人なので、お気に召したのだろう。
    西南戦争勃発。京都支店開業。丈吉は忙しい。

    と思えば、3人の女性が挨拶にくる。何も聞かされていない。だれの奥方だろうと思っていたら、丈吉が妾としてひいた女子らだという。
    10年ぶりに長崎に帰省。新店の

    0
    2026年09月06日
  • なれのはて

    Posted by ブクログ

    戦争は、間違いなく人生を狂わせる。しかし、一枚の絵から始まる探求の旅には純粋にワクワクさせられました。途中の凄惨なシーンは重かったが無機質な化学式に変換して乗り切りました。登場人物にも全て惹き込まれた作品でした。

    0
    2026年09月06日
  • 私のものではない国で

    Posted by ブクログ

    読んでいてハッと、これまでの自分の言葉に不安になる瞬間が多々あった。
    排他的な日本のムードに嫌悪を感じているし、日本国籍を持たない人への誹謗中傷は許せない。だけど、日本に暮らす日本国籍を持たない人の一人一人の生活に思いを馳せることはなかった。彼らがどんな言葉に傷つき、どんなことにモヤモヤし、どんなことに失望しているのか。解像度が低すぎる。
    台湾の歴史を知れば知るほど、自分がいかに無知で何も知ろうとしてこなかったかを思い知る。
    何気なく使っていた「◯◯人」という言葉を問い直すきっかけとなりました。

    0
    2026年09月06日
  • それを世界と言うんだね

    Posted by ブクログ

    自分の正体を探りながら不幸な童話の登場人物を救うという題材に惹かれて読み始めました。自分は童話に詳しい方だと自負しているので主人公たちの正体も推測しながら読み進めていたのですが、まさかの正体に驚きが隠せませんでした。読後はとても幸せな気持ちになりました。童話が好きな方はぜひ読んで欲しいです。

    0
    2026年09月06日
  • 咲良は上手に説明したい!

    Posted by ブクログ

    テクニカルライターという職業ははじめて知ったが、分かりやすい文章や資料を書くというのは仕事とも絡んでいるので面白かった。自分ならこのマニュアルのどこをどう直すかという目線で考えながら読んでしまった。
    それを抜きにしても、魅力的なキャラクターで没頭して読んだ。
    個人的にはミヤが一番好きだった。
    ちょっとだけ登場したふなきちとの話など、続きが読みたい作品だった。

    0
    2026年09月06日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

    Posted by ブクログ

    映画「ライ麦畑の反逆児」がおもしろく、サリンジャー関連でそういえばこの本持ってたと思い出して再読。(初読のとき感想書いたかな?と思って本棚内検索したら、わたしは2007年から感想書きはじめていたようで、2003年出版のこの本は出てこなかった)。
    最初に村上春樹氏による「キャッチャー・イン・ザ・ライ」訳者解説を読んだら、「ライ麦畑の反逆者」のストーリーがよりよくわかって、さらに細部が補完される感じですごくよかった。村上氏は、サリンジャーは戦争体験がショッキングすぎて小説にすることができず、「キャッチャー~」は書かれることのなかった彼の個人的な「戦争小説」かもしれない、ということを書いていた。

    0
    2026年09月06日
  • スローターハウス5

    Posted by ブクログ

    私が必要としていた言葉がたくさん見つかった。
    今この瞬間も起きている愚かで不条理で納得のいかないことと、愛おしくて満ち足りた日々の一瞬一瞬を、どう共存させたらよいのか。どう考えれば納得いくのか。それは妥協のようにも聞こえるけれど、戦争体験者がもがき苦しみたどり着いた真理だと思う。決して諦めではなく、この瞬間を生きることに集中するということ。

    「美しい瞬間をながめながら、われわれは永遠をついやす」

    素晴らしい作品で、私のベスト10に入りました。
    もう一度読もう、原書も読もう。

    日本に生まれ育った自分としては、ドレスデン爆撃を広島の原爆と比較して語られることにモヤっとするけれど、伊藤典夫さん

    0
    2026年09月06日
  • 私は女になりたい

    Posted by ブクログ

    「自分が求めていた安心」をこんなにも包み込むように与えてくれる人が現れたら、好きになってしまうのも当然だと思いました。

    読み進めていく上で、主人公の奥深い気持ちを知るほど、2人の恋愛は誰も踏み込んではいけない2人の世界のように感じます。

    何かに囚われながら束縛されて、自分の気持ちのままに恋愛ができないことは、とっても辛くて苦しいこと…! 恋愛は、自分の自然な気持ちと向き合いながら進んでいくものだと思うからこそ!!

    籍を入れているかどうかに関係なく、これからの未来2人が生涯一緒に幸せに暮らしていると願いたいです。

    P149 新しいものがいつも美しいとは限らない

    0
    2026年09月06日
  • ファイア・ドーム 上

    Posted by ブクログ

    前半特に小説の名を借りた社会風刺のように感じ、耳の痛い話だと思った。中盤から後半にかけて物語が急展開を迎え、下巻が楽しみである。

    0
    2026年09月06日
  • 方舟

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!
    閉鎖空間で次々と起こる殺人と、限られた時間の中での脱出劇。緊張感のある展開に引き込まれ、最後まで犯人を絞り切れないまま一気に読み終えた。

    途中でいくつか気になる伏線には気づいていたものの、それらを犯人や動機へ結びつけることはできず。真相が明らかになってから振り返ると細かな描写まできれいに繋がっていく。

    タイトルの意味がしっくりき過ぎて苦笑。最後まで読み終えて初めて全体像が見える構成が巧い。

    犯人悪いな!!!
    仕掛けは当然として、作中の描写からラストに掛けて立ち上がる犯人の人間性に一番面白みを感じた。
    気持ちのいいバッドエンド!!!!

    0
    2026年09月06日
  • ストーンサークルの殺人

    Posted by ブクログ

    話の中盤から読むことを止められなくなりました。読み終わって、傑作だとため息をつきました。シリーズ全部読もうと決心。

    0
    2026年09月06日
  • 生きとるわ

    Posted by ブクログ

    辛いはずなのに軽く読めた。どん底に落ちていくさまをただかわいそうにとどめていないのが面白かった。滑稽で、ほんとに人生って狂うときは狂うんだなあと…。生きてます

    0
    2026年09月06日
  • 神は沈黙せず(下)

    Posted by ブクログ

    終盤一気に持ってかれた。急に2020年代中盤現代に接続してくるじゃん。ニューラルネットワークなし、遺伝的アルゴリズムのみでよくその結論に行きついたなあ。なんていうか、すんごく奇妙なアプローチでの収斂進化を見たような感じ。面白かった。

    0
    2026年09月06日
  • ペーパー・リリイ

    Posted by ブクログ

    いや〜面白かった!

    主人公は杏ちゃん。結婚詐欺師の叔父と一緒に暮らしている女子高校生。
    そして、この本の物語は、その結婚詐欺師の叔父に騙されてたことに気づいたキヨエさんが、杏の家に来たことから始まる、2人の、たった1週間の、一夏の、旅の物語です。


    この本、物語がずっと面白かった、というよりかは、最後のしてやられた感。これが、読後の感想をより一層「面白かった!」にさせてくれています。

    「きっとあなたも騙される。」
    って言葉が、しっくりくるんじゃないかな。

    物語全体の印象としては、すごく読みやすい。疾走感や爽やかさもある。
    計画性のない旅、突如起こる旅のトラブル。それらをその場その場で対

    0
    2026年09月06日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

    Posted by ブクログ

    一気読み

    途中から何となく先が読めてくるんですが、それでも、最後の一句まで面白かった。

    字が異なるが、小説を読んでるの?新聞を読んでるの?etc.自分が登場人物の1人なったような気分を味わえました。

    0
    2026年09月06日
  • 連続殺人鬼カエル男

    Posted by ブクログ

    これぞまさにサイコホラー!最後の最後まで引きつけられて一気読みしちゃうほど面白い!リアルな描写があるので覚悟して読もう

    0
    2026年09月06日
  • イン・ザ・メガチャーチ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ゾクゾクした。

    文章中から引用。
    「自己紹介すら苦手で、四人以上の集まりには気が引ける気質の私は、本当に海外留学なんてできるのだろうか。だって、好きなものと向いているものが合致するとは限らない。」
    女子大生が過去の自分と全く同じ状況すぎて刺さりました。

    サラリーマン、最後は怖かった。
    仕事とプライベート、どんな時でも自分の立場を弁えて過ごそうと思った。

    自分も推し活をしているけど、この女性ほどではないけど、周りが見えなくなるほどの熱中は避けようと考えました。

    0
    2026年09月06日
  • プレゼント(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    今大人気の作家さんの短編集、
    サクッと読めたのも良かったし、さすがで面白かった(*^^*)
    もう9月だけど夏を感じられた!
    六番目の小夜子とか意外に読んだことないから読んでみたくなった、、、

    0
    2026年09月06日
  • 改訂完全版 奇想、天を動かす

    Posted by ブクログ

    刑事が足を使って捜査を進め、ヒラメキによって解決する物語。少しずつ前に進む感覚がたまらなく面白い。途中までは全くトリックが分からず、解決しないのではないかと不安になるほど難解であったが、徐々に紐解いていく感覚は気持ちがよい。ただ、難点を挙げるとすれば、都合のよい点がいつくかあるところで、写真に証拠が写っていてずいぶん昔のものなのに捨てられていなかったとか、みんなの記憶が結構鮮明であるとか。
    まぁそれでも楽しめました。

    0
    2026年09月06日
  • ブティック

    Posted by ブクログ

    池井戸さんのこんな作品を待ってました。
    ビジネスの厳しさと楽しさが詰まっている作品でした。
    金儲けのためではなく、人のために理念を持って、ノスタルジックに流されることなく仕事をしようと思いました。

    0
    2026年09月06日