小説・文芸の高評価レビュー
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1 オムレツ、あるいは
2 木曜日のサンデー
3 プウンドケーキ
4 恋とレモネード
5 チョコレートサンドイッチと未来
6 ピクニックバスケットの歌
各章にはいずれも食べ物の名前(らしきものもあるけど)がついています。
それぞれ登場人物のこれまでだったりこれからだったりに深い関係がある食べ物です。
それは、この小説が食べ物を通して登場人物たちのトラウマとそこからの解放を描いているからです。
ぜひとも、最終章の「6 ピクニックバスケットの歌」まで読んで欲しいと思います。
そこには、登場人物(や作者)が心から言いたかったことが、まとまって語られているからです。
読者はそこで人生で -
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憧れの田舎暮らし。個性豊かで楽しい家族。同じようで違う毎日。そんな生活が羨ましくて山村留学を真剣に考えたりもした(笑)
でも「しあわせって、たぶんいくつも形があるんだろう。大きかったり、丸かったり、ピカピカ光っていたり、いびつだったり、変わった色をしていたりするかもしれない。そういうのをそのまんまで楽しめるといいとつくづく思った」に、私は私の幸せの形を探さないとダメだとはっとさせられた。そして、それはきっと山村留学ではない。
最近なんとなく惰性で生きちゃってるけど、それは自分が選択したことなんだと思い知らされた。変えるのはきっと自分。
忘れたくない言葉がいっぱいのこの本は、手元に置いて、 -
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志奈子 画家
黒澤 泥棒
河原崎 父親が飛び降り自殺
京子 カウンセラー
豊田 無職
それぞれのストーリーが絡み合い、展開していく。
だけではなかった!
様々なことが同時に起こっているだけでも目が離せないのに、時間軸が前後していたり、コレとアレが繋がってたり⋯。
泥棒の黒澤が、金や外見やステータスという分かりやすいものが好きで、目に見えない愛情だとか、仲間意識だとかなんて胡散臭いとか言っている。
だけど、
物語の最後の方では、
豊田は喉から手が出るほど欲しがってた仕事や金を選ぶのではなく、老いた犬を選んだ。
金を選ぶ人もいる。金ではない目に見えない愛情を選ぶ人もいる。
犬を選ぶエ -
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スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群! 日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。
「新潮社」内容紹介より
2~3ページのショートショート.
短い文章の中に人生に示唆を与えるエッセンス満載.
中学・高校生くらいの時に読むと
その後の人生に役に立つかも?
結末を想像させるような結論をはっきり書かない書き方はかえ -
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14歳のとき両親殺害の罪に問われ、外界との交流を拒んで孤島の研究施設に閉じこもった天才工学博士、真賀田四季。教え子の西之園萌絵とともに、島を訪ねたN大学工学部助教授、犀川創平は一週間、外部との交信を断っていた博士の部屋に入ろうとした。その瞬間、進み出てきたのはウェディングドレスを着た女の死体。そして、部屋に残されていたコンピュータのディスプレイに記されていたのは「すべてがFになる」という意味不明の言葉だった。
「BOOKデータベース」より
最後までドキドキしながら読んだ.トリックはそうくるかーという感じ.少し恋愛要素も入っていて,面白い.
事件の実際は、犯人以外のそれを追う人間にとって、解決 -
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中森リリーは、自分への評価が低く、バイトを転々としている26歳。料理を作るのが好きで、料理コンテストにも応募し、生活費のために賞金稼ぎをしている。リリーが作るのは、相手を思いやる優しい料理。愛嬌がないと自分では思い込んでいるが、人の気持ちがわかり、相手にさりげなく寄り添うことのできるリリー。タウン誌の編集者の下里、閉店間際の店主夫妻、その娘の恵実、口の悪いへそ曲がりの大家のおばあさんとその孫と、次々に登場する人たちにも少し個性的ではあるが悪人はいない。「おいしい」が明日の私を連れてくるというこの物語の紹介コピーが、ストンと胸に落ちる、美味しくて温かくて優しい物語。
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