ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 母ではなくて、親になる

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    一万円選書 一冊目

    いわた書店の一万円選書
    とにかく作者の考えに共感の嵐だったし
    なんて言語化がうまいんだろうと感服

    すごく心に刺さったし
    過去と未来があるからこそ、今が輝く
    っていうセリフがすごく印象的だった

    選書を読み進めるこの感じ、本当にワクワクで楽しい
    次の本も楽しみ。

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    2026年07月19日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    面白かった。
    叙述トリックの本とは聞いていたので、絶対に騙されないぞーと思って読んでいたけど、ころっと騙された。ちょろすぎるな、自分。

    描写が生々しくて、気持ち悪いので、好みは分かれる本かもしれません。
    読み終わってから、二重に読んで、伏線回収するはめになりました。読んでない自分に戻ってまた最初から読んで、こんどこそ気付きたいと思える一冊。読んでいない人がうらやましい。

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    2026年07月19日
  • 広告の会社、作りました

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    2作目はありますか!?

    と、思った。
    情景が浮かぶ丁寧な描写。この物語のテーマ。留めて置きたくなるフレーズの数々。綺麗な伏線の回収。どれも良かった。
    なにより今仕事についての悩みがあり、その解決の糸口(心構え)になった気がする。

    読むことで気分転換になればいいなと思ったが、あっという間に読み切ってしまったし、充分な気分転換になった。タイパが良いと言えるだろうか。

    ひとつだけ。この本を読むのは秋から冬がいいと思った。その方が、心により染みる。

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    2026年07月19日
  • バチカン奇跡調査官 法王の魔導書

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    ネタバレ

    ◯解放のファンタズマ
    アメデオの無能っぷりが健在。それを凌駕する良い人。最後にローレンにかけた言葉がそれを表している。
    フィオナは相変わらず優秀。どこかネジが飛んでそうなところもあるけど、やっぱり良い人なんだよね。被害者への接し方がさすがプロ。
    シン博士の可愛げが目立つ。
    ローレンの変装姿の講演会、行ってみたいものだ。
    犯人に思い至ったとき、背筋が凍るようだった。

    ◯真緋色の轍 あけいろのわだち
    アルバーノの半生がわかる。
    すごく静かな物語だった。
    仲間に会って殺し合いをするのだけれど、アルバーノの気持ちの揺らぎが静かで、水の波紋のようだった。フィジカルはボコボコなんだけど。

    ◯法王の魔導

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    2026年07月19日
  • 1946年の女子塁球部

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    うえむらちかさんの新作セミノンフィクション小説は、足掛け10年で上梓を迎えた難産の作品とのこと。

    1945年に原子爆弾で甚大な被害を受けた広島が、そして物語の主人公であるカズヱやその周りの人々がどのようにして立ち上がっていったか、今の時代では考えられないような社会的な風潮も背景にあり、そこにまたドラマが生まれていると感じる。

    カズヱ=うえむらちかさんの実祖母…の証言だけでなく、歴史的事実も非常によく調査・研究されていて、1946年当時の広島の実情をわかりやすく知ることができる、ある意味、歴史書としても価値のある作品。

    広島だけでなく、全国の若者にもぜひ読んでもらいたいし、ゆくゆくは舞台化

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    2026年07月19日
  • エンド・オブ・ライフ

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    ノンフィクション大賞の本をさかのぼって読もうと思い読みました。

    内容は、訪問医療に密着した心を揺さぶるノンフィクション作品です。

    普段、当たり前のようなダラダラテレビをみてゴロゴロしている毎日。

    どの本でも1日1日を大切にと書かれているが、3日で忘れてしまう私。

    ご飯美味しいね、このテレビ面白いねと家族との何気ない会話の日々の大切さを感じさせられました。

    特に30代から40代くらいで子供がいて、親の介護などを考える世代には特に刺さります。

    普段仕事のお昼休みは本を読んでいるのですがこの本、一章毎に目頭が熱くなり我慢できなくなりました。

    一人でゆっくり読める環境でお読みすることをお

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    2026年07月19日
  • 普天を我が手に 第一部

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    わずか7日間だけだった昭和元年に4人の赤ん坊が生まれるところから物語が始まる。
    軍人、ヤクザ、満州に渡ったジャズマン→興行師、婦人運動家 
    第一部は主に親であるこの4人の物語で構成されている。
    いったいどうやって調べたの?てぐらい描写が細かくて、当時こんなふうにして過ごしていたのかーというのが脳内で再現される。
    アメリカと戦争するなんてとんでもないと全力で阻止しようとする軍人もいたし、特高の威張り散らした態度には腹が立つし、昭和初期の人々のさまざまな熱気をプンプンと感じる。建国直後の満洲国にも興味津々。
    あれ?そこでそこの子供と子供が出会ってる?ていうような会話があったり、続きが気になる作品!

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    2026年07月19日
  • ○○○○○○○○殺人事件

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    非常に読みやすく、ロジカルで、結末を除けば小説を読んだことのない人に薦めたい小説。
    良い感じに舐め腐っている感がたまらない。
    例えば炎と近いイズムを感じる。

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    2026年07月19日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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     悩み相談の手紙を入れると翌朝には回答が来るナミヤ雑貨店に纏わる不思議な物語。根っからの悪人ではない強盗を働いた若者3人組が、真剣に返事を考える姿が微笑ましい。手紙なんてもう何年も書いていないが、手紙だからこそ真摯な想いがより伝わるように思う。魚屋ミュージシャンと夜逃げ少年の話が印象的。家族が揃ってさえいれば、どんな困難も乗り越えて行ける。この言葉は忘れずにしまっておきたい。東野氏のほっこり系ファンタジーもいいけど、私はやっぱり重めのテーマでもっとドロドロした人間模様を描いたミステリの方が好き。

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    2026年07月19日
  • 口に関するアンケート

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    友達と映画を見てきて、怖かったので、その足で興味があって、書店で購入。お財布にやさしいポケットサイズだったけど、やっぱり、原作も怖かった。しばらく、セミは見るのも嫌です・・

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    2026年07月19日
  • 誰でも、みんな知っている

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    感動とか心揺さぶられるとかではない。
    それなのに、この本を見つけられて良かったな、と読んでいる最中から思えた。
    何故なら、次の読書のヒントを沢山受け取れたと思えたから。
    視界が開けた感覚もある。
    著者は多方面に色んな引き出しを持っていて、読んでいて色んな好奇心がムクムクと湧いてきた。
    早速紹介されていた本を探してみよう。なければ関連図書も合わせて探してみようと、気になるジャンルや本のタイトルをメモメモ。
    それにしても、何か出来事などがあって、それを「これは⋯アレだな」と別の似ている事柄に結びつけられる能力、記憶力が凄かった。着眼点も。
    よほど色々な本や映画を網羅していなくては難しいだろうと思う

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    2026年07月19日
  • 友が消えた夏~終わらない探偵物語~

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    鶴扇閣殺人事件とタクシー拉致事件と現代がどのように絡み合っていくのかだんだん分かって面白かった。登場人物多いのでメモしながら&紙の本で読むことをおすすめします

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    2026年07月19日
  • エミリー・ワイルドの妖精事典

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    出版社のXでの紹介を見て読みたくなって手に取った。

    主人公のエミリーはケンブリッジ大学の教授で、樹木妖精学研究者。
    フィールドワークで各地の伝承や妖精を調査する、ごくごく平凡な見た目の女性。
    少し人付き合いが苦手で、話すことも苦手。
    そんな性質が災いし、北極圏に近いリョースランド島での妖精フィールドワークは村人たちの協力を得られず前途多難。
    後からひょっこり現れて、図々しくエミリーの研究に合流した同僚のライバル、バンブルビーはその美貌と人当たりの良さと軽やかな口であっという間に村人に溶け込み、図らずもエミリーの研究が進めやすくなる。
    相容れない2人の対立と協力体制を軸に、リョースランド島フラ

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    2026年07月19日
  • スピノザの診察室

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    マチ先生のように、考え、語り、人を助けられる人でありたい。医師である著者もきっとそう考えたのだろうな。「ちょっと説教臭い」ってセリフ。確かにね。著者の照れかな。

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    2026年07月19日
  • 赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。

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    軽快なリズムで進んでいく赤ずきんの謎解き旅
    決め台詞が出たらキタ!!!となります
    T◯ICKの全部お見通しだ!と同じ感覚(?)
    こういうリズム感の良い物語大好き

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    2026年07月19日
  • 7.5グラムの奇跡

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    眼科医院に勤め始めたばかりの視能訓練士の成長を追った物語。

    母が緑内障の診断をされた時に何冊かの目の病気の本を読み、その後自分も緑内障の診断を受け眼科に通い続けて15年。更に父が認知症になり…お陰でこの本に出てくる目の病気や検査がよく分かり、目薬は忘れないようにしなくちゃと改めて決意!(笑)

    それはともかく『線は、僕を描く』の優しさをそのままに、今度は支えて行く側へと成長する姿を描いた作品で、やっぱり砥上さんの作品は優しさや感動を押し付けてこなくて好きです。

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    2026年07月19日
  • コンビニ人間

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    気持ち悪かった。褒めてます。
    その他の登場人物はある程度記号化された「いそうな人」で、恵子と白羽さんは完全フィクションの存在なのに、2人の言葉がノンフィクションにしか思えないときがあって気持ち悪かった。

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    2026年07月19日
  • アルファベット荘事件

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    ネタバレ

    本館ミステリ長編。

    バラバラ死体。

    アルファベット荘。庭にAからZの立体の文字。Iは屋敷内。

    ディは数年前より昔の記憶を持たない。

    創生の箱。空っぽのはずの箱の中にいつの間にか物体が入り込む。

    創生の箱は衆人環境に置かれていた。鍵は教授のポケット。後で開けると中から死体。
    二重底ではない。底板が開くようなことはない。

    事件。
    庭に雪の足跡無し。
    創生の箱、なくなっている。大広間の中央に置かれていた。
    ミノルがその中で死んでいた。箱の底に鍵。

    吹雪の山荘。

    犯人は午前2時頃、ミノルさんの部屋に行き殺害後、広間にあった創生の箱の中に彼の死体を入れ、庭に足跡を残すことなく、創生の箱を

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    2026年07月19日
  • 本屋さんのある街で

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    最近わが町の本屋さんもとうとう店仕舞いした。すでに徒歩圏内に本屋はなく、車か電車で行ける範囲に大手の書店があるばかりになってしまった。

    そんな状況にあって、本作を手に取った。読んでいて、本屋を経営することの厳しさ、難しさとともに、本屋があることのありがたさ、心強さを実感した。

    5つの短編それぞれが違った切り口から本屋を描写しているがどれも面白く、本屋で働くのも楽しそう…などと、さっきその困難さを言ったばかりなのに、思わず主人公たちと一緒に働く自分を想像してしまった。

    とりわけ、一穂さんの作品は中身がぶっ飛んでいて、そんなふうに着地するのかと読み終わってしばらく放心状態になったほど…。おす

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    2026年07月19日
  • 悪母

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    ネタバレ

    ママ友社会に潜む悪意を描いた連作サスペンス。子育てを経験した身として他人事とは思えない。細かい針が次々と心に刺さるような痛みが続いた。悪意を向ける側だけでなく、主人公・奈江にも他力本願さや自己中心的な一面が見え隠れし、それが妙に現実的で「自分にもないだろうか」と考えさせられる。痛いのに、嫌なのに目が離せなくなる。環境が変わっても失いたくない「居場所」を求める切実さに、思いがけず共感してしまった。

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    2026年07月19日