ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    下巻はまるごと駅伝シーン。池井戸潤作品とオーディオブックの親和性は元々高いけど、これまで読んだ作品の中で一番かもしれない。最終順位も展開もある程度予想できるのに、特に5区以降の展開が熱すぎて、ひたすら聴き入ってしまった。

    【目次】
    第二部 東京箱根間往復大学駅伝競走
    第一章 大手町スタートライン
    第二章 立ちはだかる壁
    第三章 人間機関車
    第四章 点と線
    第五章 ハーフタイム
    第六章 天国と地獄
    第七章 才能と尺度
    第八章 ギフト
    第九章 雑草の誉れ
    第十章 俺たちの箱根駅伝
    最終章 エンディング、ロール

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    2026年01月04日
  • 本の背骨が最後に残る

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    ネタバレ

    痛い・怖いの繰り返しの短編集だったけれど、読むのをやめようとは思わなかった。
    むしろ惹きつけられるものが多くて、私の中にも残虐な部分はあるのだろうと思ったり。
    「ドッペルイェーガー」が一番好きだった。

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    2026年01月04日
  • 虚弱に生きる

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    私自身、体が弱いので、作者さんにすごく共感しました。
    頑張ってやってやっとスタート地点なことや、虚弱なおかげで時間がないことやお金がないこと…
    私だけじゃないいんだなと思いました。

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    2026年01月04日
  • 「働けない」をとことん考えてみた。

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     去年の半ばから、なんかちょっとしんどいなぁと思いながら、そんな自分の声に応えてくれそうな本に手を伸ばして色々読んできた。その中で、星座を作るように点つなぎ遊びをしてみるならば⋯
     野坂きみ子『“発達障害かもしれない人”とともに働くこと』の中で提示されていた、「発達障害というものが人類史においてここ数十年で“発見された”ということをどう捉えるべきなのか?」という問いへのひとつの答えに、本書はなるのではないかと思う。「働けない」とは、産業社会からはみ出しちゃいましたということだが、産業社会の側から見ればそれは傷病だったり障害だったり個人の性格の問題だったりして、それを周縁者として位置づければ制度

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    2026年01月04日
  • 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24

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    現在公開中の映画を2回見た上で拝読したが、年始に読んで正解だったと思う1冊だった。生きることの尊さ、命の儚さ、苦難困難に立ち向かうことの大切さなど、様々なことを感じた。
    感想ということを述べるのも烏滸がましいくらい。

    どんな感想を書いても横田選手には届かないが、限りあるこの命を全うすることが、横田選手への何よりもの恩返しかもしれない。

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    2026年01月04日
  • たゆたえども沈まず

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    ゴッホが好きなので、ゴッホとテオが日本人と関わってたらというお話で、ありそうで無かったお話でとても面白かったです。
    ゴッホとというよりはテオよりのお話でした!

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    2026年01月04日
  • 翼、ふたたび

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    JALの再生をモデルにした物語。
    壊れてしまった組織が生き返るまでの様子がありありと伝わった。
    個々が頑張っていても組織としての成果が出ない。
    他の部署の仕事内容が分からず、なぜ自分たちだけがと考えてしまう。
    とにかく顧客第一に自分にできることをきちんとやり、仲間が同じ方向を向くことは、自分の働き方についても考えさせられた。
    終盤は東日本大震災のシーンが続き、胸が締め付けられた。
    震災には語り尽くせない事実があり、作者があえて文字にしていない部分もしっかり読み解くようにとのメッセージを受けている気持ちになった。

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    2026年01月04日
  • 方舟

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    ネタバレ

    読み終わってしばらく放心してしまった。
    まさかまさかの展開でびっくりした。

    彼女の動機はなるほどと思うものだったけれど、果たして私があの中にいたら同じようにできただろうか…と考える。たぶん無理だと思う。
    そう言う意味では抜群の行動力の持ち主だと感じた。

    その後彼女は生き延びただろうか。
    方舟を出られても、きっと外もそれなりに被災しているはずで容易くはないだろうな。
    でも生きてて欲しい。そう思える魅力のある人だった。

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    2026年01月04日
  • 羊と鋼の森

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    音楽をやる身として読んでいて面白い所が多かった。
    板鳥の音を聞いて外村が人生を決めたように私の音を聞いて人生が変わった人が現れてくれれば嬉しいなと思った。

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    2026年01月04日
  • 闇祓

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    すごく面白かった。「うわぁ、あるよねこういう時!」と思わず言いたくなるし、共有したくなる。色んな視点の色んな闇を感じた。とにかく最後まで読んでほしい。
    読んだ時に自分はどうなのか?と感じさせられる。

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    2026年01月04日
  • 殺し屋がレジにいる

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    面白かった!
    ドラマ化ならNHK10かなー

    ちゃんと怒ること、サボってたなぁ
    そうそう!散々勝手なこと言っておいて、弱った風になって、反省してるとか言って、こっちがモヤモヤしたり怒ったりするのが間違ってる風な雰囲気出してくる人ね!

    現実でこんな風に逆襲?はできないけど、今年こそ体鍛えたり、髪を切ったりするぞー!

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    2026年01月04日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    最高に面白かった。そしてどうなるのか全く想像もつかなかった結末まで、全てが好きすぎる。こんなに良い、幸せな読書体験は初めてだ。ここまで何も知らず、何の先入観も持たずに読めたことが幸運だった。彼らの仕事がうまくいった時やブレイクスルーの達成感を一緒に味わいながらもハラハラドキドキは尽きない展開、実際に何度も心拍数があがるようだった。

    疑問に思うことは読むほどに明らかになり知的好奇心が刺激される。対話には癒しも感じ、辿々しく感じたエリディアン語の理解が最終章で流暢になっているところも最高だ。

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    2026年01月04日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    面白すぎる…。まず、冒頭から引き込まれる。プロジェクトの内容や主人公の置かれている状況など、続きが気になりページをめくる手が止まらない。それらが、読めば読むほど明らかになっていくところに小説ならではの良さを感じた。宇宙空間での物語の例に漏れず、神秘的で好奇心がくすぐられる面白さはもちろん、どこか切なさがあるのも良い。とにかく主人公が(というか著者が)頭脳明晰ですごい。途中本当にドキドキするような展開もあり…何だか夢のような読書体験だった。これがSFか。下巻へつづく

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    2026年01月04日
  • 熱源

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    勧められて読んでみた。とても面白かった。読んだ後の余韻がすごい。ぜひ読んだ人と意見を交わしたいぐらい。
    行動で人を動かす作品。どの登場人物の視点にたっても、ぐっと来る。個人的にはイペカラが大好き。
    色んな視点が楽しめてワクワクしながら読んだ。難しく感じていた作品だが、これはメッセージ性がつよい。何を熱源として捉えるか?自分ごとのように感じさせる。忘れられない一冊。

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    2026年01月04日
  • 満願(新潮文庫)

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    全6篇が収録されたミステリー短編集

    数々の賞を受賞しているのもあり、とてもよかったです!全編通してヒトコワ、イヤミスな話が綺麗にまとめられていました。読後はぞわっといやぁなものでしたが面白かった!
    米澤さんの文章は読みやすくてきれいでとても好みです!!伏線もさらりと軽く書かれていることで、あとの驚きが大きくていい!

    「夜警」は柳岡が部下の川藤巡査の殉職についての真相を突き詰めていく話。美談かと思いきや…。

    「死人宿」は恋人との復縁を望み主人公が恋人のいる宿を訪れ、ある頼まれごとをする話。結構お気に入りの話。ラストはまったく予想できませんでした!

    「柘榴」は中学生姉妹の親権を巡る話。母の

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    2026年01月04日
  • 灯台へ(新潮文庫)

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    登場人物たちの心の中や辺りを自在にたゆたっているような、不思議で素敵な感覚に包まれ今までにない新しい読み心地。

    100年ほど前に書かれた小説だが、物語の世界へ入り込むとそこは現代的にまで感じられるというのが驚き。時々何かを失い、目に見えないものを積み重ねながら人は生きていく。深い思考の奥底へと沈んでいくような、読んでいる間豊かな時間を過ごした。この先何度でも読み返したい。

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    2026年01月04日
  • ギンガムチェックと塩漬けライム 翻訳家が読み解く海外文学の名作

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    翻訳家の鴻巣友季子さんによる海外小説のブックガイド。いっとき、何も意識せず読みたい本を選んでいたら鴻巣さんの翻訳が続いていたことがあり、それまで翻訳家の方を意識したことがなかったが以来気になっていた方。

    読んだことのある作品もまだ知らぬ作品もあり、ページを進める時のドキドキした気持ちや、人間の悍ましさに直面した時のような恐ろしい気持ちが一気に呼び起こされた。海外文学への憧れがぎっしり詰まっていて、自分が何故こうも海外の小説に惹かれてしまうのかもよく分かった。同時に、翻訳家の偉大さを改めて知る。

    このあと、紹介されていた『灯台へ』、『ねじの回転』、『若草物語』を読んだ。『ジェイン・エア』、『

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    2026年01月04日
  • リボンちゃん

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    かなり好きな本だった。
    百花ちゃんもえみちゃんも、加代子さんもマリエさんも福田くんも波瑠ちゃんも愛瑠ちゃんも小百合さんも好き。
    新しく知った”善性”って言葉が、最近自分の中でのキーワードなんだけど、この本の中でもそれを感じた。えみちゃんとの居酒屋さんの場面とか。私こういう子好きだな。
    新年早々、そしてこのタイミングでこんないい本と出会えてよかった。

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    2026年01月04日
  • SOSの猿

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    引きこもり青年との面談を頼まれた青年と会社のミスを調べる会社員などを中心に繰り広げられる物語。狭い地域で起きている事なのに精神的スケールが大きかった。
    漫画なら分かりやすそうな展開や表現が多く、よく文章化できるなーと感心してしまう。あとがき見たら漫画とリンクする作品のようなので納得。
    いつもの怒涛の回収も素晴らしい。
    これって、もしかしたら未来や過去は変えられるという話なのでは?とか思うとむやみに希望がわく。
    伊坂幸太郎作品ではモヤモヤシリーズと言われる時期のものだそうですが、私にはかなりスッキリと刺さりました。
    ただ、語り手目線が変わるのと同時に口調も変わるので、読みにくいと思う人はいるかも

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    2026年01月04日
  • ウィトゲンシュタインの愛人

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    ネタバレ

    人からのおすすめ閾値超えで年末年始読書に手を取りました。2026年初読書はこちらでした。「ジョイスやベケットの系譜に連なる…」という前情報だったので少し警戒気味(?)だったのですが、読みやすく、スイスイ読みながら、これはジョイスやベケットの系譜に連なってるわ!となっていした笑。
    自分が普段認識しない意識や思考のながれをそれとなく認識させてくれる文章なのがすごい。
    個人的に絵画や音楽の話がふんだんに使われているのも面白かったし。途中で時々間違えるので、こちらもアンテナを張ってないといけないわけですが。。笑(ライナー・マリア・ラスコーリニコフとかw)
    自分自身が世界で1人になったら、私はどのような

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    2026年01月04日