ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • コンビニ人間

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    僕は、誰かに何かを言うときに、会話をするときに、
    刺されないように気をつけている

    刺されるというのは、ナイフとかで
    これ言ったらいつか殺されちゃわない?、刺されちゃわない?と、人と話しているときにその基準が頭の中にあって、それに基づいて、言葉選びしているクセがある

    そんな僕なので、そこまで言ったら、刺されちゃうよ!とヒヤヒヤしながら読み進めた。
    僕にとっての刺されちゃう発言が、コンビニ人間の中には多すぎた

    でも僕にも刺してくれてよかった!
    たしかにナイフで刺されたけど、痛いとこじゃなくて、膿を刺されたような心地?
    新生活でなかなか読むのに時間かかっちゃったけどね
    読み終えた後、うわーーっ

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    2026年05月31日
  • オーブランの少女

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    ネタバレ

    創元推理文庫版の装幀も世界観に合っていて素敵で、大切な一冊。

    『オーブランの少女』
    いかにも何かが始まりそうな、森の奥の洋館から物語は始まる。
    二人の老女の存在に、これはファンタジーなのか、ミステリなのかと探りながら読み進めるうち、閉ざされていく子どもたちの日常と、大人たちのちぐはぐな言動に不穏なものを感じていく。
    そして終盤、物語は【現実】に着地し、強い衝撃を受ける。
    生涯寄り添い続けた二人の女性は、【あの日】からずっと少女のままだったのではないか。そう思うのは、幼い子の中に見えることのある残忍さを、最後に見せつけられたから。
    悲しい歴史を終わらせられずにいた二人の女性の心を、心象の洋館ご

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    2026年05月31日
  • 殺し屋、続けてます。

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    相変わらず楽しかった。
    人を呪わば穴二つというか、峰打ちというか、なんだかそういう話が多かった気がする。

    同業者が出てきたのは意外だった。
    しかもお互いがお互いのこと全然気づいてないし、淡々とした仕事しかしてないのは印象的だった。

    個人的にはいつも全然意味わからないけど、宗教団体の謎が解けたので印象深かった。
    他のは何故?が富澤が教えてくれるまで全然分からなかったが、他の人にとっては全く気にならないことも殺される本人には理由があって、それを依頼者がとても嫌だったりするんだなと、こちらも淡々とした考えを持った。

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    2026年05月31日
  • 対立

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    天然酵母を使い続けているパン屋の店主が早朝に銃殺された。マフィア絡みを疑う対策班と対立することになったP分署のメンバーは……。
    それぞれのプライベートも大きく動くシリーズ5作目。
    今作も最高!

    今回も二つの事件が同時進行で語られつつそれぞれのプライベートをじっくり描いていくスタイル。
    とりあえずロマーノ!!良かったなぁ。私は嬉しい。
    ピザネッリが追っている事件が真相に近づいていてドキドキしたり、ロヤコーノはとりあえずそこに正座すべし、と思ったり(笑)
    モテすぎやろマジで→

    アレックスの成長にニマニマしながら読んでたらアラゴーナよ……ってなったり、ほんま感情が忙しい。
    ラウラのラストにはびっ

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    2026年05月31日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    ●やすらぎハムエッグ
    坪井さくらは神奈川に住んでいて、同級生の早田君が京大を目指すと知り受験し合格するも、早田君は東大に受かっており愕然とする。意気消沈し京大の入学式で転んだところを成瀬あかり(理学部1年生で実家の大津市膳所=ぜぜ から通う)に助けられ親しくなっていく。成瀬に料理に打ち込んで気を紛らわしてはどうかとアドバイスをうけ、料理にのめり込んでいく。成瀬を出町柳駅近くの一人暮らしの家に招待し、成瀬にすすめられたハムエッグ丼をつくる。その後鴨川デルタに2人で向かい、成瀬の誕生日を蛍を見ながら過ごす。
    ●実家が北白川
    北白川の実家から京大に通う梅谷誠(農学部1回生)は鍋を囲む集

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    2026年05月31日
  • 竜の医師団5

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    もっと有名になれー!って思う作品
    1年ぶりのこの世界は、やはりワクワクさせてくれて凄く楽しい

    奇跡の子の為に、新たな国へ
    そこでの新たな竜との対面を
    おじいちゃん竜のディドウス、子供を咥えての大移動
    それを想像すると微笑ましく、そしてご老体で頑張ってることにクスッと笑ってしまう

    新たな新天地はカランバスよりも遥か南の国
    暖かい国で過ごしやすそうだ
    そこにいる竜は、女帝の名を冠する子孫が住まう国
    今作出てきた黒き竜は、御歳100歳ほど…それでまだ子供!?
    母に寄り添う姿を見たら、きっと私もうるっとしてしまうよ
    チューダが他の幼子と遊ぶ姿を見たら絶対泣いてしまうと思うし笑

    今作は治療の場面は

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    2026年05月31日
  • イクサガミ 天

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    ネタバレ

    明治11年 村は虎狼痢が蔓延し、廃刀令が出され困窮する武士たち。
    「武技ニ優レタル者」に「金十万円ヲ得ル機会」を与えるとの怪文書によって、京都の天龍寺に全国から292人が集まった。

    それぞれに木札が配られ、東海道を通り東京を目指す〈蠱毒〉という名の「遊び」が始まった。
    木札は1枚1点。点数を集めながら進まなければならない。
    点数を集める方法は、、、

    「奪い合うのです!その手段は問いません!」

    ハラハラドキドキの目まぐるしい展開。
    蠱毒の参加理由は、金、力、家族、名誉、故郷のためなど、参加者の背景を知るたびにグッとくる。

    なぜ、こんな「遊び」が行われるのか?蠱毒の真の目的は?
    ゴールの

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    2026年05月31日
  • 獄門島 金田一耕助ファイル 3 アニメカバー版

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    金田一耕助シリーズ2作品目。
    1作品目の本陣殺人事件を事前に読んでおいたので、冒頭の時系列における説明がしっくりくる状態で読み進めることができた。たとえ本陣を読んでいなくても、今作の本編としては何ら支障はないが。

    今作は事件の絵面が鮮明なイメージとして残る、とても印象的な作品だった。締めくくりは本陣にも増して暗く悲しい結末が待っていた。そんなことって…。

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    2026年05月31日
  • 金田一耕助ファイル3 獄門島

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    金田一耕助シリーズ2作品目。
    1作品目の本陣殺人事件を事前に読んでおいたので、冒頭の時系列における説明がしっくりくる状態で読み進めることができた。たとえ本陣を読んでいなくても、今作の本編としては何ら支障はないが。

    今作は事件の絵面が鮮明なイメージとして残る、とても印象的な作品だった。締めくくりは本陣にも増して暗く悲しい結末が待っていた。そんなことって…。

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    2026年05月31日
  • パンダの丸かじり

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    2018年刊行時の話題が懐かしい。カーリング女子「そだねー」の言葉が先生はとてもお気に入りだったようだ。
    丸かじりシリーズはいつでもどんな時でも大丈夫と思える。落ち込んでいる時にも嬉しい時にも。

    長年続けていると同じ題材にもぶち当たる。でも書く切り口が違う。いつも新鮮であることに驚きを感じ、また新たな食の世界に誘ってもらえる喜びがあるのは本当に凄いことである。

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    2026年05月31日
  • しばわんこの和のおもてなし

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    和のおもてなしって素敵。食べ物はもちろん、器にも色んな種類があって目で見ても楽しい。
    記載している絵も綺麗でページをめくるのが楽しかった。

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    2026年05月31日
  • 蒼海館の殺人

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    通常の単行本よりかなり厚かったので、途中で挫折しないか少し心配でしたが(笑)、気づけば夢中になって読んでいました。

    館ものミステリーならではの閉ざされた空間で繰り広げられる物語が好きなので、登場人物たちの言動にもそれぞれ怪しさがあり、「犯人は誰なんだろう」と考えながら読むのがとても楽しかったです。

    ページをめくるたびに新たな謎や気になる展開があり、終盤は真相が気になって読む手が止まりませんでした。

    読み終わったあとの満足感も大きく、本格ミステリーの面白さを存分に味わえる一冊でした。

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    2026年05月31日
  • くもをさがす

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    西加奈子さんの海外闘病記。
    様々な西さんの感情が伝わってきました。
    生と死。
    切り離すことは決してできない。
    生を大切にしたい。いつ来るかわからない死が訪れる瞬間まで、自分を生きたい。

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    2026年05月31日
  • かがみの孤城

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    学校に通えていない悩みを抱える子供達が、不思議な城に集められ鍵探しをする。どんな仕掛けがあるのかなと思っていたら、そういうことか!と伏線回収が面白かった。
    子供達の悩みはそれぞれだけど、少しずつ大人になり始める時期、時には子供だなぁと思ったり、そんな考え方や対応できるなんて大人だなぁと思ったり、等身大の彼女達が純粋に眩しかった。
    「普通」に出会ったら多分互いに距離を置くタイプの子達が集まっているように思える。
    それでもかがみの孤城で会うことで、学校という掛け値から切り離してそれぞれを個人として見て接して距離を縮めていく姿が、人との繋がりの大事なところを示しているように感じた。それでも、それぞれ

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    2026年05月31日
  • 幸せな結末 大滝詠一ができるまで

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    大瀧詠一さんが鬼籍に入られて早13年。これまでに何度となく、大瀧さんの残した金字塔『ロングバケーション』を振り返る番組や特集を見聞するたびに、必ずと言っていいほどコメントを求められていたのが本書の筆者・萩原健太さんでした。彼がパーソナリティを務めるラジオ番組もよく聞いていたので、今回本書を執筆したと聞いてさっそく手に取りました。

    副題に『大瀧詠一ができるまで』とある通り、大瀧さんの幼少期から晩年までの、音楽を中心とした多岐にわたる遍歴を、筆者が大瀧さんから直接聞いたインタビューをもとにして著したとあって、これまで門外不出で誰も知らなかったことが次々と明らかにされています。

    『ロンバケ』の中

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    2026年05月31日
  • メメンとモリ

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    日々いろんなことを考える中で『生きる意味』にモヤモヤすることもある。ただ、時代の変化やライフステージの変化の中でバランス取りながら生きていく。最初に描いた形と違っても今見える世界が素敵なのかもと感じさせてくれました。

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    2026年05月31日
  • ふたり腐れ

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    ✾ふたり腐れ
    ✾櫛木理宇
    ✾早川書房

    ーーーーーー

    殺人者と二人で連れ合って逃避行!?

    ーーーーーー

    平凡な日常を静かに過ごしていた、
    コールセンターで働くイチカ。

    ある日居酒屋で隣り合った大柄な女が人を殺す場面を目撃。
    連続殺人鬼との奇妙な共同生活が始まる。

    その関係は支配か友情か恋か。
    ふたりが堕ちてゆく果てにあるものとは?

    ーーーーーー

    好きな小説。
    だけど悲しい小説だ。

    それでも、
    何度も思い返してしまう。

    推し本です✧

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    2026年05月31日
  • 風の中のマリア

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    ネタバレ

    主人公がハチという斬新な小説
    最初はハチ目線に馴染めず最後まで読めるかな…と思ったけどいつの間にか続きが気になりすぎてあっという間に最後まで読んだ。
    ハチの一生が切ない。たまに出てくる他の虫たちとの会話で自分たちがどう思われてるかやそれぞれの虫の価値観と遭遇して、自分の生き方が合ってるのかと一瞬思ったり、そんなこと考えても仕方ないと思ったりするところに感情移入させられた。

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    2026年05月31日
  • 青天

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    いいか、最後まで戦うぞ。試合に負けて、自分にも負けたら、試合の後もずっと負けるんだよ。何日も何日も、どこに居てもずっと負ける。教室に居ても、ゲーセンに居ても、ケンタに居ても、家に居ても、ずっと負ける。だから、最後まで戦って、出し切って、お前らは明日からは勝て。オフェンスやってるなら0点はダメだ。死んでも1本取るぞ。

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    2026年05月31日
  • カフェーの帰り道

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    襷がけのふたりにつづき、島津さん、2作目。
    どちらも時代を生きる女性の、なんだか強さというものを感じる作品。

    カフェ西行と菊田を中心に、色々な環境の女性たちが共に働く。そして、時を経て、様変わりした時代を経て、また再会したり。
    どの女性たちも愛おしい。原田ひ香さんと同じことを感じた。

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    2026年05月31日