ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ガラスの殺意

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    ネタバレ

    主人公の記憶に翻弄される周りの人々(と読者)にヤキモキし、犯人の犯行過程と動機が分からず一気に読んでしまいました。刑事の境遇と重なる部分があったのも良かったです。ラストは泣けました。

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    2026年06月21日
  • 蛍たちの祈り

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    親に恵まれない子供たちが、自分の生き方を見つけ、もがきながら生きようとする姿が描かれる連作短編集。

    子どもは親を選べない。
    「愛着」とは、「特定の人との間に生まれる情緒的な絆」。人は、自分のことを愛してくれている、想ってくれているという存在に気付き、それを実感できれば、自分の歩むべき小さな光を見つけて一歩ずつ前に進み、負の連鎖を止めることもできる。

    その存在は、相手が必ずしも血縁関係でなくてもいい。

    読み進めるのはとても苦しかったけど、その苦しさの中で見つける蛍のような小さな光に登場人物たちが救われる瞬間を、色んな人に見届けて欲しいと思った。

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    2026年06月21日
  • フォース・ウィング3―昏き瞳の竜騎手― 下

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    ネタバレ

    もう最高ッッ!!!!!!!
    マジで怒涛の面白さなんだが!!???

    リドックがますます好きになるし、
    ソーヤー本当に復帰して良かったし、
    アーリック…やるじゃん…てなるし、
    スローンがなんか可哀想ガンバレだし、
    ボウディもギャリックも改めてマジ良い男だし、
    ミラもブレナンも無事でいて欲しいし、
    リアンノン最強マジで上司になってくれ!!だし、
    イモジェンが泣いてるの衝撃でしんど過ぎて
    クインとイモジェンで既に"一対"だったから
    余計に苦しい本当に…
    デインは連れてこられて力の媒介要員で扱いが笑
    がんばれデインってなるし、
    ゼイデンッッッッッッ尊師絶許。そのままの貴方でいて…涙

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    2026年06月21日
  • 禁忌の子

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    スピーディーに話が進んでとても面白かった。
    タイトル回収あっぱれ。
    謎の死体に突然の分数だったり全然謎解きができなかったけれど、QEDにかけてスピード感がとても良かった。
    再度読みたいとは思わないけれど、面白い。
    やっぱり癖のあるイケメンじゃないと。

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    2026年06月21日
  • 偽医者がいる村

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    医療現場の現実と少子高齢化による地方の閉鎖的な世情、そして都心部の異常なSNS。それらに一石を投じる内容でページを捲る手が止まらなかった。産婦人科医の訴訟問題は知らなかったし、何より医者を全知全能と捉えている我々にも問題がある。医療ミスは絶対に付きものにも関わらず、あってはならないと無意識に定義づけている。オペのシーンは迫力があり、事実先生が執筆していることにも頷ける。私も富山に居たからこそ、村社会の現実が骨身に理解できるし、今後の医療政策にはもっと関心を持つべきと再認識した。

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    2026年06月21日
  • 夢詣

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    いや〜面白かったね
    言ってしまえば和製クトゥルフ神話といった感じ
    悍ましさが非常によく伝わってきた
    この世ならざる神というのはやっぱりテンション上がっちゃう
    現代日本文学でこういうことをするのは賛否両論あるのかもしれないけど、私としては怪異ものの(コズミック・)ホラーというのはこうあるべきとして凄い楽しかった

    あとこれはマジで個人的な感想だけど、出典・参考文献を読みたくなる作品はいい作品だと思う

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    2026年06月21日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    終わっちゃった..。一作目で、周りの盛り上がりとは裏腹に自分はそこまでかな、、と思ってたけれど、成瀬を取り巻く仲間たちのように、だんだん成瀬に巻き込まれ、気になり、いつのまにか好きになってる自分がいた。もっかい一作目から読み直そう。
    そんでもって坪井も梅谷も田中も咲子も、みーんなツッコミが面白いんよ。母の回では鼻の奥がツンときたり、いきなり麻雀の専門用語でてきたり、森見作品もでてくるし、鴨川デルタでこたつ?!なにそれ京都行きたい〜ってなった関東の民である。

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    2026年06月21日
  • I

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    ネタバレ

    1と2の数字を⬜︎に入れるだけでそんなに変わるのか!
    まだ時系列をあんまり理解できていないけど、たぶんこういうことなんだろうなーと。
    私は死にまくる方を選んでしまったよ…

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    2026年06月21日
  • 廃用身

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    内容の重さと文章量に圧倒されながらも面白くて手が止まらない本でした。

    あらすじ

    廃用身という言葉、すなわち麻痺したり事故や病気によって動かなくなった体に出会った漆原医師は、廃用身を切断し、残った人体で生きていく。そんな医療を考案して、自身が経営するデイサービスの患者に対して行っていた。しかし、その理屈を理解できない、またはその恐ろしさに狂乱するマスコミと大衆、漆原医師周辺の思惑によってどんどん自体は悪化していき。


    廃用身という言葉自体も初めて聞きましたね。麻痺くらいで使うのかと思いきやもっと率直な意味、使い道のない体のパーツ、医療用語にはそういうものが多くあります。本当にその通りです。

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    2026年06月21日
  • ユートピア

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    登場人物はどこにでもいる普通の人、みんな悪い人ではない、けど、みんな自己中心的。現実社会も実際にそんなものなのかもしれない。人の心の声を聞けてしまうとしたら、日々こういうことを目の当たりにしていくことになるんだろうな。。と苦く思う。

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    2026年06月21日
  • 凍りのくじら

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    ネタバレ

    幼い頃から本を読み、どこか達観して周囲を見下していた主人公。母親の病や元恋人が起こした事件を通して、自分の「覚めた個性」と向き合い、他者との繋がりの大切さを知っていく成長物語だった。
    読み進めるうちに、新聞部の先輩とのやりとりは主人公自身の内面における葛藤だったのだと感じた。誰かを愛したい、誰かに愛されたいという思いと、それを認めきれない自分との対話。本当は人間愛に飢えていた少女が、少しずつ他者へ心を開いていく過程が丁寧に描かれていた。
    ドラえもんのひみつ道具になぞらえたファンタジーのような装いだが、単純なSFではない。不思議な出来事そのものよりも、少女の心の動きを描くことに重きが置かれている

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    2026年06月21日
  • アリス殺し

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    ネタバレ

    おもしろかった。

    序盤こそ童話のアリスの世界観に入りづらかったが、中盤以降は気になることなくスラスラと読めた。

    ミステリーのトリックも満足で、どんでん返しもあって完成度の高い快作。

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    2026年06月21日
  • しょぼくれおかたづけ

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    いわしさん、もちろんネタはたくさんみたこともあるし、特に追っかけているわけではないのだが、どこか自分と重ねてしまう部分があり、なんだかほっとけない。それが本書を読んでちょっとだけわかったような気がする。

    周りには成功したと思われていそうで、でも実際にはそれほどのものでもないし、自信があるようで自信がなく、ちゃんと結果も伴わない苦しさ。贅沢な悩みなのではないかと目を逸らし、それをみないようにして逃げ続けている自分。葛藤。

    もしかすると、ちょっとだけ人生がうまくいっている人なら、人生のどこかで何度か考えたことのある悩みなのかもしれない。でもきっと、こういう悩みって人には言いにくい。本音を出しに

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    2026年06月21日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    すごく面白かったです。

    いかに私たちが人をほんの一部分でしか判断していないのか、改めて考えさせられました。
    あと自分が就活していた時期をすごく思い出しました笑

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    2026年06月21日
  • 窓ぎわのトットちゃん 新組版

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    読んでる途中の電車思わず泣いてしまった。

    トモエ学園での生活を読み終えて、どこか前に歩こうという希望を感じるとともに心があたたまった。

    小林先生の人柄の良さを感じる。

    大人になった今だからこそ読んで欲しい。
    また、人生生きづらいと思ってら方にも読んで欲しい本。

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    2026年06月20日
  • エピクロスの処方箋

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    前作を読んで久しい。読み進めるうちに思い出し、医者としての哲学に心温まる。
    考えさせられる。
    哀しみを知っているだけ。
    医療で人を救えない。
    努力したから成功したと思うことも傲慢。
    他にも名言が随所に。
    病院の大きい小さいでなく、人で決まる。
    看護師をしてるから、よりそうだと思う。
    こんな人たちと一緒に働けるといいのにと思う。
    一緒な働いてる人の心の中、哲学に触れてみることから始めたいと思える一冊。

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    2026年06月20日
  • BUTTER

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    ネタバレ

    面白すぎるだろ〜!!!!!!!!!
    私がふくよかな食べることが大好きな女性だから特に面白かったのかな
    もちろんスリラーってことで、べっとりした嫌な感じにゾワゾワすることもあったけど、それよりも何よりもこの国に生きる女性としての共感が止まらなかった!ほんとにそうなのわかるの、と勝手にお喋りしてるような気分になるような的確な描写がすごかった 主人公とは全く違う業界で働いてるけど、男性優位性のある業界だからその中でじゃあキャリアをどうするのかどう生きていくのかっていうのは本当に難しいなと思う。キャリアと結婚と家族とこうしっかり向き合うタイミングもなく自分の理想のままに歪めて見てしまっている自分自身に

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    2026年06月20日
  • 本のエンドロール

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    面白かった!
    いい本だったなあー

    これまで1000冊以上の本を読んできたはずなのに、本を読み終わった後、本当の”最後の1ページ”までじっくり読んだのは初めてだ。

    奥付、なんていう呼び名も知らなかったし、本ができるまでの工程に思いを馳せたことはあれど、追求して調べようと思ったこともなかった。

    紙の本を愛してお世話になりまくっているのにも関わらず、今までこんな大事なことに気がついていなかったことを恥じるとともに、それを教えてくれた本書には感謝しかない。

    一方で、電子書籍に関する話題も出てきた上で、実際に印刷機会が削減されるかどうかという現実的なテーマに向き合う必要も出てくる。これが書かれた

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    2026年06月20日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    アカンやばい鳥肌立っちゃった。帯の「プロポーズされた翌日に恋人が盗撮で捕まった」というバンダム級右ストレートパンチのある言葉にノックされて読みました。

    人と人はどうしてこれ程までに分かり合えないのだろうか。私たちは同じ世界を生きており、そこに赤色の箱があれば赤色の箱が見えている、はず。ただ、色盲の人がいるように私が見る赤い箱と貴方が見る赤い箱は異なるかもしれない。

    人の脳の組織の構造や物質、電子の流れが分かったところで自分以外の人は自分以外、分かる事なんてできない。ここまでが前半の感想。

    恐ろしいのは、生まれてからこの方ずっと片時も離れることもなく一緒に過ごしてきた自分自身、果たして自分

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    2026年06月20日
  • それいけ! 平安部

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    とってもピュアな気持ちになれる本!!
    最近、ミステリーとか、ギスギスな感じの本ばかり読んでるからこの本で一息付けて良かった〜。

    部員の仲間割れとか、いじめとかの表現もないので安心して読める本。部活のみんなで平安部を作り上げていく姿がほっこりするし、読んでるこっちも応援したくなる。

    だんだんと読み進めて最後には、こっちにも平安時代の良い香りがしてくる。

    とってもオススメな本ーー!
    最高でした!

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    2026年06月20日