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中堅ゼネコン一松組の若手、富島平太が異動した先は、「談合課」と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾くぞ――たしかな技術力を武器に、真正面から入札に挑もうとする一松組の前に、「談合」の壁が立ちはだかる。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ!(講談社文庫)
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「鉄の骨」
2020年4月18日~ WOWOWプライム 出演:神木隆之介、内野聖陽、中村獅童
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Posted by ブクログ
談合という重々しいテーマの中、平太と業務化のメンバーとのやり取りが緊張をほぐしてくれる気がして、すごく好きな登場人物たちでした。特に西田が最高だった。(笑)
今まで知らなかった建築業界の裏の世界を知ることができました。 1つの仕事をとることがとても大変なんだなと思い2日間で読み終わりました。
どんどん話に引き込まれ、先が気になって、やめられない止まらない(笑 談合はルール違反、というのは分かっていますが、こんなに仕事に熱くなれるというのは、ある意味うらやましいと思ってしまいました。
談合。製造業で働く自分にとっても、その背景は理解できる話だと思う。 どの業界であれ、提供した価値に対して、適正な対価を享受できる構造にしていかないとダメだと最近思ってる中で、思ってくることをそのまま表現してくれる1冊だった。
談合の話です。 毎年同じ、区役所の駐車場管理のおじさん。 本当は入札で管理会社が選ばれるわけですから毎年同じと言うのは「当たり前」ではありません。 道路整備、ビルの建設、地下鉄工事・・・それらが「本当に」入札で決まるようだったら、建設会社はどんどん利益を削って競争し、そのうちに潰れてしま...続きを読むう。 利益度外視の新興会社が実績づくりのために入札で工事を請け負い、そのうち無理がたたって倒産したら誰が穴埋めするのか。 もし入札が不調の場合、再入札等で工期がずるずると遅れてしまう。 だから談合は「相互互助の知恵」なんだ。というのは正論なのでしょうか。 「業界、会社の当たり前」に対して疑問を持ちながらも「社員」として行動せざるを得ない主人公。 「組織」に対して「個人」は無力なのか。 「疑問」はそのうち「当たり前」に変わってしまうのか。 そういう視点で見ても面白いです。 読み応えのあるおすすめの作品です。
談合というセンシティブであり、この本の書かれた時代において社会的な話題になりやすい題材の小説。なぜ談合が起き、誰もが悪いことと解っていながらなくならないのか、様々なことを考えさせられながらも小説として面白く読み応えがあった。
2023年25冊目。必要悪。本当にそんな言葉が通用するのだろうか。談合しなければ会社が潰れて路頭に迷う人が増え、経済が成り立たなくなる、のであるのならば長きにわったて得た裏金を裏金ではなく必要なところへ渡す仕組みを作ればいいのではないのだろうか。競争があったからこその発展であり、馴れ合いで得られる仕...続きを読む事なら技術の進歩は見込めない。一旦入ってしまったら抜け出すことはできないのではなく、地位や名誉や財産を手放すのが惜しいだけ。反発は多いが一社だけでも変えていこうというところがあることが救い。楽しかった!
主人公を中心に「談合」の葛藤が描かれていて面白い。会社で入札を行う業務を行なっていることもあり、よりリアルに感じる。また、ミステリー要素も含まれていて、1週間もしないで読めた
公共事業と談合を主軸の人間ドラマ 建前では脱談合を謳いつつも、本音では談合を相互援助システムとまでいわせる お互いで共通の利益を都度、受領するさまが生々しく描かれていた ヒト、会社、政治それぞれの思惑が入り乱れ一筋縄ではいかない様も 落とし所が二転三転するように最期まで楽しめた キャラクターも魅...続きを読む力的だ 主人公 富島平太 業務課に異動当初は後向な考え方だったが、実情を見せつけられるにしたがい 徐々に談合に対し自分なりに納得していく描写が良かった 萌の揺れ動く心はこんなに必要とは思えない(^_^;) 園田にいたっては登場しなくてもいいのでは・・・ 500ページを超える作品なのでこの辺を削ればもっと緊迫した流れになったかもと思いつつ 恋愛模様を入れないとオッサンしか出てこない、息苦しいものになったかも しれないのでやはり必要なのかな?
面白かった。読みごたえもあった。最後は、そう来たら良いなと期待しながら読んでいて、その通りになりスカッッとした。尾形の考えまでは、思っていなかったので、それはさらにスカッと。さらにさらにこの後、どうなったんだろう…
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