あらすじ
中堅ゼネコン一松組の若手、富島平太が異動した先は、「談合課」と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾くぞ――たしかな技術力を武器に、真正面から入札に挑もうとする一松組の前に、「談合」の壁が立ちはだかる。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ!(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
売れている作家さんの本はやはり面白いんですね。恥ずかしながら池井戸作品初体験でした。談合。言葉は知っているけれど具体的な中身は、と聞かれてもちゃんとは答えられない。その現場を読書にわかりやすくスリリングに書いてくれる。かつ、日本の労働人口の多くがサラリーマンな中、普通のサラリーマン社会が舞台の話はやはり入ってきますねー。長かったですが一気読みでした。
Posted by ブクログ
まきちゃんのレビューを読んで
急に読みたくなって職場で借りました。
面白かった!!
ゼネコンと銀行と検察。
そして母の愛と恋愛が並行して描かれていて
楽しかった。主体になる話は「談合」
かなりガッツリと重ための話題。
でも最後までどうなるのか二転三転して
ワクワクしながら読み終えた。
かなり厚かったけど、どうしても先が知りたくてついつい夜更かし。
明日(金)あ、もう今日だけど夏休みです。
友人とのランチ会。
池袋でドリア食べてきまーす♪
楽しみ!
Posted by ブクログ
兄弟子、1Q84O1さん(本名)の『民王 シベリアの陰謀 (2)』のコメント欄でこの本を教えて頂き探していたところ出会えました (๑˃̵ᴗ˂̵)و
素晴らしい厚みです!
ありがとう一休さんっ!!
信州上田出身の富島平太は、中堅ゼネコン『一松組』に就職し、作業現場で作業服にヘルメットで働いていた。
就職から四年目、大口公共事業の受注部署である業務課に異動になる。
業務課は、下請けとの価格調整などの仕事の他、裏の仕事『調整』という名の重要任務があった。つまり、談合だ、、、
平太には大学のテニスサークルで出会い、就職してから付き合い始めた銀行員の彼女(萌)がおり、業務課に異動してから価値観にズレが生じてくる。
そんな時、萌に近付く萌の銀行のエリート銀行員、、、
平太の仕事を中心に、彼女の萌ちゃん、平太のお母さんの病気など同時進行していきます。
それらの物語を丁寧に描きながらも、談合ってこういうもんだぜ!談合はダメだぜっ!っていうのがしっかり伝わるお仕事小説。
そして萌ちゃんね、、、
萌ちゃんに近付くエリート銀行マンの園田俊一、コイツ嫌ですねー(-。-;
女はこういうタイプに弱いのか!?
踏み潰してやりたくなりました( *`ω´)
なのに、園田のお母さんはとってもいい感じd(^_^o)
池井戸さん読むの、かなり久しぶりでした。
以前は経理の偉い人が、池井戸さんや辻村さんの本を譲ってくれたりしていたのですが、その方が退職されてから全く読んでいませんでした。
池井戸さん、大量殺人事件書きませんしね(笑)
久しぶりに読んだら、めっちゃ面白かったです。こんなに厚いのに一気に読んじゃいました♪
一休さんありがとうございました(*´꒳`*)
さぁて、今日はこれから会社の仲間4人で女子会ですっ!飛騨牛コース&ノミホ 5500円 らしいです♪行ってきまぁーす٩(ˊᗜˋ*)و
Posted by ブクログ
建設業界の談合と言う私には全く知らない世界の話であったにも関わらず、とても読みやすく楽しめました。池井戸小説はとにかく登場人物が多いなぁと思っていますが、様々な人の立場や心情から談合が描かれる事で、身近なものの様に感じられました。
男の世界、支える女性、それぞれの葛藤に、悲哀と哀愁を感じる良い作品だったと思います。
Posted by ブクログ
池井戸潤。絶対面白いとは分かっていても、勧善懲悪のフィニッシュまであれこれしんどいことが起きるのかなー、と、厚さ2.5センチの文庫本を前に、読書に割かれる時間を想像して、読み始めるのを少しためらってしまった。。
結果、ええ、スキマ時間はすべて読書でした。こんなに長編なのに、飽きないってスゴイ。場面がちょいちょい変わるんだけど、どこも気になるから、とにかく続きが気になっちゃう。
萌ちゃんの展開も良かったし、平太の最後も良かった。あー、おもしろかった!
Posted by ブクログ
建設業界の談合の話。友人の勧めで読んだ。
建設業界に少しだけ関わりのある身だが、あまり実感の湧かない話しであった。ただし、物語自体は非常に分かりやすく面白い。650頁ほどの大作だったが、ほとんど一気に読めてしまった。
どこの業界にも闇、必要悪といった存在はあるのではないか、そんなことを考えながらただただ楽しんだ。
非現実的な話のようで、妙に生々しくて、そんな部分が面白いと感じたのかもしれない。
池井戸潤の作品は初めてだったが、他の作品にも興味が湧いた。
Posted by ブクログ
分厚い…読み応えがすごい…!
西田さんがかっこいいです。
平太は最後現場に戻れてよかったし、永山さんとの関係に目頭が熱くなったけど、業務課のチームを離れちゃうのはちょっと寂しいな。
若い男女のあれこれも、リアルで懐かしい感じがしました。
未熟さが若さなのよ。
いっぱい間違うし、外野から見ていたら理解できなかったりもどかしかったり、そういうものよねー。
Posted by ブクログ
談合という言葉は知っていたし、そんなことばっかりやってるからだめなんだよ、とか漠然と思っていた。こんなにまともに、しかも素人読者に分かりやすく教えてくれてありがとう。談合の背景の企業、そして人々。読後は単純な勧善懲悪意識をひっくり返されてしまい、しばらくボーっとしてしまいました。
萌ちゃんには少しイラついた。
Posted by ブクログ
吉川英治文学新人賞受賞作。
おもしろかったー!
ゼネコンの「談合」がテーマ。
645ページもあるから身構えたけど、冒頭から面白く、そして読みやすい。2日で読んでしまった。
中堅ゼネコンの一松組で建築・土木に携わる、入社三年目の富島平太。「オレたちバブル入行組」などに出てきた白水銀行も。
入札に向けて邁進する中で、あっと驚かせるシーンがたくさん。特に抜本的なコスト削減には感嘆させられた。
登場人物も魅力的。
お調子者だけど優秀な先輩の西田。寡黙な実力者の尾形。人情味あふれる天皇こと三橋。
ライバルたちを小物感あふれる書き方にするのは池井戸流ですね。
平太の母と園田の母も、良い。
萌のストーリーはここまで詳細には必要なかった気はするな。
Posted by ブクログ
中堅ゼネコンの現場で働く主人公・平太は、ある日いわゆる「談合課」に突然異動を命じられる
「談合」は業界を守るための「必要悪」だと諭されて、戸惑いながらも徐々にその考えに染まっていく平太
一見、単なる社会派小説に思われるが、この平太の人事異動が恋人・萌との距離をつくるキッカケとなってしまう
萌の方も勤務先の銀行での考えと平太の「仕事」に対するズレから、徐々に同じ銀行の上司に惹かれていく
企業で働くとは? 生き方とは? 家族とは?
自分にとって真に近くにいてほしい人とは?
そうした問いかけを平太や萌の視点を通して読者に語りかけられる
そして平太と同郷で母とも繋がりがあったと思われるゼネコン会の天皇・三橋との出会いによって平太の考えや取り巻きが大きく変わっていく
また検察側の視点も程よいタイミングで入ってくることで、談合する側だけの論理ではなく「社会」として広い視点で「談合」を見つめながら物語は進む
読みながら平太とともにハラハラしながら、社会人として自分自身にも投げかけられるような問いが随所に散りばめられており、さらに池井戸作品としては安定のミステリ要素もしっかりと踏まえた結末に楽しませてもらった
本書あとがきに書かれていたが、私は著者が当初候補としていたタイトルがこの作品にはとてもしっくりくると思った
「走れ、平太」
泥臭く社会に揉まれながらも、目の前の道を走っていく青年の姿に好感を持たない人はいないはずだ
Posted by ブクログ
ネタバレ 池井戸潤最高でした。この所10冊以上Unlimited出してるから、毎日の様によんでるが、この本と空飛ぶタイヤはとくに良かった、今迄、1000冊以上、サスペンス絡みの人間ドラマ読んでるが、結末に至るストーリーが、まるで映画観てるごとく、先が読めない様で、読むと感動してしまう、最高作品である。
「今回の地下鉄工事の入札で、なぜ一松組は他のゼネコンとJVを組まなかったのか。なぜ、談合の打ち合わせに尾形常務が出席しなかったのか。なぜ、他社の談合担当者が逮捕されたのにウチは誰も逮捕されないのか。それはつまり、これが最初っから尾形の策略だったからだ」
内部告発して検察に情報を流していたのは──尾形常務なんだよ」
「検察だよ。東京地検だ。俺も調べてみた。内藤っていうのは、今回の特捜部長だ。間違いない。尾形はこう考えたのさ。競争相手を談合で潰し、一松組だけが生き残って地下鉄工事を受注することはできないか。また、そうなれば全国で指名停止を食らった真野建設も山崎組も村田組も、しばらくはなにもできなくなる。それは一松組にとって千載一遇のチャンスだ。これぞまさしく談合特需だ、ザマーみろってな!」
「三橋の調整を失敗に追い込むことさ。調整が不調に終われば、社長の意向がどうあろうと公正入札に頼らざるを得ない。尾形さんの狙いは、談合潰しなのかも知れないぜ」
ただ尾形常務の計画に利用されるために来たんですか、ここに。談合課に」
潜る、とは、談合で取り交わされた約束を破り、低い価格で落札することを意味する。禁じ手というより、裏切り行為だ。
中堅ゼネコン一松組の若手、富島平太が異動したた。「三橋の調整を失敗に追い込むことさ。調整が不調に終われば、社長の意向がどうあろうと公正入札に頼らざるを得ない。尾形さんの狙いは、談合潰しなのかも知れないぜ」先は、「談合課」と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾くぞ――たしかな技術力を武器に、真正面から入札に挑もうとする一松組の前に、「談合」の壁が立ちはだかる。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ!(講談社文庫)
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった。
平太のこと、萌の事、談合課の事、そして入札の事。
談合という大きな話を取り巻く、それぞれのストーリーがテンポよく展開されていて、とても読みやすかった。
談合は、必要か、不要か、その答えは自分の中でも出なかった。ただ、一番心に刺さった考え方は西田の考え方で、初めは役所にアプローチをかけるような描写もあったが、結局、案件が欲しければ、他者との調整ではなく、自社が持つ知恵と技術で落とすべきだという信念が感じられた。
良し悪しのつかない物事を前に、正々堂々の信念を持てるような人になりたい。
工事を発注する自治体の、コストへの関心はもっと高まるべきだな。
Posted by ブクログ
とても面白かった! タイトルに惹かれてたまたま手に取ったけれども、最初のページを読んで「あ、苦手なタイプかも」と思った。
しかしさすが池井戸潤。
読み始めたらもうやめられない止まらない!
談合とは何か、建設業界の癒着とは何か。
普段だったら避けがちな内容が盛り込まれているのにページを繰る手が止まらず、一気読みしました。
Posted by ブクログ
さすがの池井戸潤。めちゃくちゃ読みやすかったして勧善懲悪。一松組の技術力に対するプライドやサラリーマン根性、同僚の支えによって平太がどんどん強くなっていくのがよかった。あとは全然サイドストーリーだけど、萌の恋愛事情がいちばん気になる。
Posted by ブクログ
建築業界の談合の話ですが、読み応えありましたね。著者の銀行絡みの内容が秀逸ですね。
サラリーマンとしての従わねばならない立場もわかるし、不条理な社会の歯車にどっぷり浸かってしまった役員たち。
さらにその裏を行く強者達。
現実世界でも無さそうであり得るリアリティ。
業界の方々には考えさせられる物語です。
Posted by ブクログ
鉄の骨は、建設業界に巣食う談合という重いテーマを、骨太で緊張感のある筆致で描き切った社会派小説である。主人公が直面するのは、正義と組織論理の衝突という、働く者であれば誰もが一度は思い当たる不条理だ。現場の空気、上層部の圧力、同僚たちの保身と良心の揺らぎが現実味をもって迫る。一方で、主人公の彼女の存在は物語の推進力としてやや必然性に欠け、リズムを緩めた印象も否めない。しかし、主人公を取り巻く人物造形は極めて人間的で、弱さや矛盾を抱えた姿に強い説得力がある。本作は、個人が組織の一員として抗い続けることの重さと覚悟を、静かに、しかし確実に読者へ突きつける一冊だ。
Posted by ブクログ
さすがの面白さ。一気に読み進められる。
ゼネコンの「談合」が「調整」という名で語られることに、なるほど、うまいこと言うな、なんて思った。公共工事の入札制度の見直しも必要、でもそんなの待っていたら価格競争の果てに各社が疲弊して潰れてしまう、だから「調整」が必要なのだ、と。これは必要悪だと。いつかなくなることが望ましいけど、いまは必要だ、と正当化する。よく聞くような話だ。
主人公の若手社員の平太は戸惑いながらも会社で自分に与えられた役割を果たすことに力を注ぎ、そんな平太に正論でダメ出しをしてくる銀行勤めの彼女の萌とは関係もギクシャクしてくる。平太の先輩同僚の西田は一見チャランポランだけど仕事は抜群で現実を見据えながらも仕事への情熱を持っている熱い男だ。上司の兼松はどこの会社にもいそうな中間管理職をまさに体現した男だ。常務の尾形や調整のフィクサーの三橋。恋敵となる銀行融資課のエリートの園田、他のゼネコン大手の部長らの傲慢さ。
どの登場人物もしっかりキャラが立っていて、それぞれの立場からの視点がよくわかって面白く、色々と考えさせられる。いろんな立場だけどいろんな登場人物に共感も出来る。でも1番読めなかったのは尾形か。怪物かも。こういう人物がいて思いもよらない展開になるのは小説だけの話ではないかもしれない。
何を大切なもの、守るべきものとして仕事をするのか。それによって判断や行動は変わってくる。自分はどうだろう、何に価値を置いて日々仕事してるのだろう、とあらためて自問してみたりした。
Posted by ブクログ
ザ池井戸作品。
日曜劇場の絵が浮かんだ。
談合は自らの業界でもあり、当事者たちはそれこそが重要な"業務"にすり替わり麻痺していく感覚、勝手な上下関係が生まれ、それが風習になる雰囲気もわかる。
談合をオチに昇華していく後半はさすが。マネーロンダリングに関してもよく考えられていて面白かった。実話?
Posted by ブクログ
・談合について考えさせられる内容だった。
・それぞれの立場もあるが、悪いものは悪いと言える人でありたい。今までとか、過去がとかではなく、今とこれからを考えて行動しなければならない。
・主人公の彼女の立ち回りがとても不愉快。自分がすごいわけではないのに、見下す感じが嫌
(評価)3.8
Posted by ブクログ
まず読みやすい。今まで知らない談合の世界を知ることができた一冊。社会人なら誰もが楽しめるのが池井戸作品の良さ。この「鉄の骨」も間違いなくそうである。
Posted by ブクログ
池井戸先生の作品は本当にページを捲る手が止められない。。
談合をテーマにした作品
自分もサラリーマンなので組織にいる人間として主人公の心情に共感できるところが多数。。(犯罪に加担するという点では無いです)
ともあれ犯罪は犯罪
法治国家である以上、法律は守らないといけない当たり前が、大企業の数々の不祥事で基盤が揺らいでいる時代
改めてサラリーマンとしてあるべき姿を問わないといけないと思う作品でした
Posted by ブクログ
面白かった。
談合とはこのような形で行われるのかと、勉強になった。
ただ、萌の存在に最後までモヤモヤした。
平太とちゃんと別れてないのにもかかわらず、他の男と付き合う。
うーんという感想です。
Posted by ブクログ
富島平太は現場から本社に異動になり、本来違法な談合がはびこる業界の中でどのようにして自社の利益を上げつつ案件を取ってくるかに苦悩する
大局を見ることこそが大人で小さな視点で仕事をする平太とは価値観が会わないと感じる萌は次第に有能な先輩に惹かれていく
様々な人が寄り道を繰り返しながらあるべき姿に収束していく様は読者を捉えて離さない
Posted by ブクログ
一部難しくて分からないところもあったけど、入札のシーンなんかはすごく緊迫した。
にしても、働きすぎよ。
徹夜とか自分の予定を押し切ってまで、働き詰めになるのはキツイな。
業界としてはまだこんな世界があるだろうかと気になった。
初めは頼りない若手社員だった平太が他社の役員のやつらに毅然と意見を言う姿は格好良かった。
終始応援したいキャラだった。
西田さんも普段はチャランポランでも仕事は誇りを持った熱い男な感じがしてよかったな。
自分がここにいる意味とか青臭い存在論なんか考えるより、自分には何をできるか考えろ!
この言葉は、最近くすぶってる自分に一番印象に残った言葉だった。
園田がうざすぎたので-1
Posted by ブクログ
テンポよく読めて面白かった。
それぞれの立場があり、しがらみがある。それはどんな仕事でもきっとあるのだろうけど、未来に向けて変化していこうという熱い気持ちに共感した。
Posted by ブクログ
久々の池井戸作品は面白かった!
建設会社と政治家、談合と裏金をテーマに扱っていたが銀行や検察との関係も分かりやすく読みやすかった!企業とは何かそこで働く人間の正義感と倫理観の狭間で葛藤する姿が読んでいて感情移入を誘った。働く事に悩みを抱える社会人にはおすすめの一冊。
Posted by ブクログ
富島平太は、一松組という建設会社で現場から業務課に異動し、新たな挑戦を始める。
業界の裏で行われる談合や不正に疑問を抱きながら、奮闘し続ける熱い物語。
この本を読んだ当時は女子中学生だった私にとって、「中堅ゼネコン(中規模の建築会社)」は少し難しく感じたけれど、本自体は読みやすくて面白かった記憶がある。知られざる世界を覗き見るような感覚があり、ワクワクした。
この本をきっかけに、池井戸潤さんの作品をたくさん読むようになった。
Posted by ブクログ
最後まで結末が分からない展開は、ドキドキさせられる。
一途な性格の主人公平太が、企業倫理上は良くない「談合」を受け入れざるを得ないサーラリーマン論理の間でどう折り合いを付けるかに悩む姿に共感。また、密かに想っている野村萌との関係もこの先どうなるのかとドキドキ感を持たせてくれる。
後半は、入札直前まで談合の条件で揉めるが、いざ入札。開札の結果、抜け駆けした一松組が一番札を撮った瞬間に検察官によるガサ入れ。
といった波瀾万丈のストーリーだがり、非常に読み応えがあって面白かった。
Posted by ブクログ
談合は必要悪なのかを問いてる内容です。
自分は建築業界のことは全くわからないので、初めて知るようなことが多かったのですが、談合によって業界全体が守られているという発想は今までありませんでした。
ストーリーに関しては、著者の作品ですので間違いないです。