【感想・ネタバレ】コンビニ人間のレビュー

あらすじ

「普通」とは何か?
現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作

36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。

「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。

ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。

累計92万部突破&20カ国語に翻訳決定。
世界各国でベストセラーの話題の書。

解説・中村文則

...続きを読む

コンビニのアルバイトとして18年働く、独身女性の古倉恵子36歳。
週5でシフトに入り、勤務態度はマニュアル通りの”正しい”対応。
店長から重宝され、同僚ともうまくやっている、はずでした。
新入りのアルバイトが入ってくるまでは…。

かく言う私もコンビニ店員として4年間働いていました。
正社員、歳の近い学生アルバイト、日中に働く40代の主婦、未婚(恐らく)の30歳以上の謎の人。
日本社会の縮図かと思えるほど様々な人がいますが、それぞれ自分の価値観で相手をみていて、
「自分こそが主人公」だと思っているはず。
本作は、「コンビニ店員である自分こそが、普通で正しい主人公」と考える恵子の主観が鮮明に描かれています。
「なぜコンビニ店員なのか」。これが神髄だと思います。

目まぐるしく変わる衝撃展開に魅了されたいあなたも、
世の中の“普通”について考えを深めたいあなたも、
1~2時間でサクッと本を読みたいあなたも。

世界各国で読まれていることからも、作品の魅力は語るに及ばずですが、
皆様に1度は読んでいただきたい名作です。

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感情タグBEST3

購入済み

共感しかない

冒頭から難しい描写が一切なく、
全ての言葉、文章が読みこめ、コンビニで働く自分を見ているようでした。
幼少期から周りと同じでなければいけないという
呪縛、皆と違うと変わった人と思われ、削除される「村社会」をストレートに描かれています。自分の思いを発言し皆に驚かれる描写は、私自身がいつも感じている違和感を具現化してくれました。ストーリーもこちら側の人間には「わかるわかる」と頷ける事ばかりで、普通に生きている人には衝撃かもしれません。賞を取るにふさわしい作品でした。1時間で完読しました。

2
2021年02月17日

購入済み

すごい!

普段読書などはしませんが、何かでおすすめされていて気になって読んでみました。
そんな自分にもスラスラと読めて、とても楽しめる作品でした。
そしてたまには読書もいいなと思えさせてくれました!

1
2021年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさにコンビニ人間。
超面白かった!!

コンビニ人間と気付いてから描写が生々しくなったのも、今までの無機質なただの機械人間からコンビニ人間としての命が芽吹いたって感じがした。

0
2026年02月22日

Posted by ブクログ

アブノーマルな人間は普通の社会では排除されるが、コンビニという存在が主人公の全てとなる
俺らも見えない圧力というか、普通であるためにマニュアル化された自分を演じているんだろうな
少しの出来事でストーリーを作ってしまうし、自分の未知の世界を不気味がって仲間と社会と共存するために演じる。人を助けようとしていることは、人を傷つけているかもしれない。多様性って言葉で片付けられないから、死ぬまでにいろんな未知に触れないといけないんだなと

0
2026年02月22日

Posted by ブクログ

普通とは何かというありふれた疑問について美しく文字にしている本だった。無機質な物体を五感の濃淡で表現しているという解説が文学の美しさを感じて素晴らしい作品だと気付かされた

0
2026年02月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私も学生時代に2年ほどコンビニでアルバイトをしていたので、コンビニで働いたことのある人なら分かる分かる!となる描写がたくさん散りばめられていて、とても懐かしい気持ちになりました。

古倉さんは冒頭から幼少期のエピソードで世間一般でいう普通とはかけ離れた子として描かれていますが、白羽というどうしようも無いクズ人間が登場してから更に古倉さんの異様さが際立ちます。
(古倉さんの応答にスカッとします)

最後、白羽の手を振り解き人間であることをやめてコンビニ店員という動物として生きていくと決めた古倉さん。
コンビニの窓ガラスが妹の生まれたばかりの赤ちゃんを見た時の病院のガラスと同じように映り、その中でコンビニ人間 古倉恵子が誕生して物語は幕を閉じるのですが、古倉さんにはコンビニ店員が天職で最後にそれに気づけたのが私個人としてはハッピーエンドだったなと感じました。

普通を押しつけられるのは窮屈で、そもそも普通とは何なのだろうと思わされる一冊でした。

0
2026年02月19日

Posted by ブクログ

芥川賞受賞者の作品で、唯一読破できた
どうも純文学のオチのなさというか、淡々と流れる景色のような文章がハマらないのかも

私はかつてコンビニで働いたことがあるので、コンビニあるあるが散りばめられたこの小説が読み切れたのだと思うが

人の心の機微が分からない恵子は、すべてがシステマティックに決められているコンビニの仕事に没入していく

コンビニの仕事には素晴らしく適性を持っていて、コンビニの仕事をしている時だけ「普通の人」であれることに気づく

って感じなのかな

「普通」の人なんてこの世にはいなくて、私も含めみんなが存在しない「普通」に振り回されている

ある意味マイペースに生きている恵子は、幸せなのかもと思わないこともない…

もし私が恵子の母親だったら、自分亡き後を憂いて、そんなこと言ってられないんだろうけど

恵子みたいに「生きるために生きる」ってことに何の辛さも感じないなら、もっと生きやすいのかもね、と思った


しかし
余談だけど
私は恵子みたいにコンビニ仕事をこなせなかった
暴君みたいなお客さんに疲弊し、3カ月で逃げ出してしまった
10年以上前の話ですが、以降コンビニやスーパーのレジの方々には、それまで以上に丁重に接するようになった

感謝の気持ちでいっぱい

でも恵子にはお礼を言ってもキョトンとされそうですね

0
2026年02月19日

Posted by ブクログ

主人公に惹き込まれてあっという間に読んでしまった。 「普通」や「あたりまえ」という概念を改めて考えさせられた。

0
2026年02月15日

Posted by ブクログ

感情移入はあんまりできず、わかりやすいハッピーエンドじゃなかったけど、心に残りました。
みんな普通を探りながら生きてる。まわりの様子を伺って。みんな?自分か。
主人公はネジが何本か外れてしまっているけれど、だからなのか、世界が許さなくても、人間としていびつでも、真っ直ぐに前を向いた。ある意味羨ましい。中途半端じゃない。
自分はどう生きていくのか考えさせられるが、誰しも、もがきながら、自分で決めて進むしかない。
迷った時、また再読したい。

0
2026年02月11日

匿名

購入済み

難しい言葉はひとつもなく、とても読みやすい本でした。読み終わるのも一瞬で、そこまで長い話ではないが、この短い話の中でとても考えさせられるものが多くありました。人生のうちに一度でいいから読んでみてほしい本のひとつだと感じます。

#深い #タメになる

0
2025年08月09日

購入済み

おもしろい

初めての村田ワールド。気になって手に取ったが大成功。さっそく次の作品を買ってしまった
解説が中村文則なことも納得。

#共感する

0
2025年05月03日

購入済み

「普通」とは?

普通とは何なんでしょうか
普通に学校に行く?普通に友達を作る?普通に就職する?普通に結婚する?普通に子供を産む?私も様々なことに違和感を感じながら生きてきた人間なのでこの本は非常に面白かったです。
なぜ他人の人生にそこまで関心を持てる人が多いのか、いつも不思議に思います。
私は普通がつまらないです。変なやつでいたい。
きっとまた読み返します。そのくらい好きな本でした。

#深い #スカッとする

0
2024年05月15日

QM

購入済み

読みやすいが考えさせられる

読みやすい文章で、忙しい時でもサクッと読めました。
周りと同じでなければいけないという小さいころからの空気に疑問をもつ主人公、
彼女自身の考え方を見て、こういう人もいるのかと、改めて勉強になったと思います。

0
2023年12月19日

購入済み

オンリーワンの大肯定

 現代日本の同調圧力による生き辛さを一蹴する好著である。
 評価の分かれるラストシーンについては、コンビニバイトの行かず後家である主人公古倉恵子が、他人の目を気にし過ぎず、自分の納得できる生き方に進むことを示唆したもので、オンリーワンの生を大肯定するハッピーエンドと捉えたい。
 また、本書はラノベのようにエッジの効いた会話やコンビニを水槽に見立てるなど文芸作品らしい表現技巧に優れ、ぐいぐい惹き込まれつつ読んだ。

#笑える

0
2023年08月31日

購入済み

一気に読んだ

面白くて夢中になって読んでしまいました。偏った思考だし、共感できるような事はなかったのですが、何故かこちらが救われるような気がしました。

#深い

0
2022年08月03日

ネタバレ

おもしろい

読後の最初の感想は、「今っぽい話だなぁ」でした。
私は小説を頭の中でしっかりと映像化する癖があり、俳優さんや女優さんを当てて読みます。そうすることでより入り込めます。
今回の主人公は黒木華さん、店長は長谷川博己さん、など。

主人公は周りとは少し"違う"という幼少期をすごし、極力自分から何かを発さないように過ごします。
ゆくゆく自分が"違う"部分を治すのではなく、周りの"普通"な人を真似てあたかも同じかのように振る舞い生きていく。
それが非常にスムーズでやりやすいと感じたのが、コンビニ。
"古倉さん"という店員として存在し、幼少期がどうだとか考え方がどうだとか、主人公の感情や生き方など誰も気にしない。
品出し・レジ・掃除など必要とされていることを必要な分こなすという生活を35歳まで、アルバイトのまま、未婚で、続けます。

そもそも、この「誰も気にしない」というのは"普通"の人なら寂しく感じることだろうと思うけれど、主人公はその環境が心地よく感じています。
今まで"違う"ということを押し付けられていたがために、コンビニの一部になれていることに幸福を感じている。
正直、今は社会でもプライベートにまったく介入しないというのがむしろ良しとされる風潮がありますよね。
若者に多いのが
有給を取る理由を言う必要があるか?
恋人の有無を教える必要があるか?
オンライン会議では部屋を映さない  とか。
何かとハラスメントでネーミングされます。

主人公のと訳が違うのは大前提ですが、
「迷惑をかけているわけではないのだから放っておいてくれ」というのは、今っぽいですよね。
白羽は迷惑かけまくってましたけど。

といった感じで、そのリアルな社会の感じが気分を暗くさせます。
それだけ入り込めるということだと思います。
いくらでも書けそうなので強引に締めました。

あと書いておきたかったのは途中で一瞬出てきた"主人公の成れの果て"の男性です。
お客の癖に商品を整理したり客の列を正したり。
白羽に促されるまま就職してしまったら、ああなっていた。
だから主人公の判断は正解で、ハッピーエンドだと思います。

#深い #タメになる

0
2022年06月23日

Ayu

購入済み

面白い

主人公の超合理的な考えに驚かされました!

0
2022年04月25日

ネタバレ 購入済み

読みやすくて

一気に読みました。発達障害者と思われる人物がコンビニで有能なバイトとして働く様子、ラストの決断に、ロッカーや正社員のふりなどは非常識な行為ではありますが、社会に大きな迷惑をかけるでもなく、この主人公がいきいきと輝ける場所があることを嬉しく思いました。

#タメになる

0
2021年09月20日

購入済み

いつものコンビニ

いつも必要最低限の買い物だったり、滞在時間だったりの無機質なコンビニ店内。その向こう側にある人間らしさを考えさせられた作品です。

0
2021年04月23日

A

購入済み

面白かった

面白かったです。
ただ、この話をどうとらえたら良いのかは難しいですね。
読んだひとそれぞれに思うところがあるでしょう。
良いとか悪いとかの話ではないでし。

ともかく、できるだけ多くのひとが下記のことに気づいて欲しいものです。

絶対的な善悪は存在しないこと。
生きることに意味は存在しないこと。
人間の行動はすべて自分のためであること。
(人のためにしていることであっても、
その人が心のそこから相手のためだと思っていたとしても)
世界中の人間はすべて別の生き物だということ。

0
2021年04月08日

ネタバレ 購入済み

読みやすかった。

とても読みやすく面白かった。主人公の思考や価値観が淡々と語られている。考えさせられる内容ではあるが、読後感は意外とすっきり。

0
2020年04月25日

悲哀を拒否している

アプローチが違えば、もう少し掘り下げられる気がする、
と読後に最初は考えた。
あまり異常な人の、突飛な行動で脚色して読者が面白がる作り方(構造)は、
これみよがしで共感も得がたく嫌だな、と思ったが、
深く考えてみると、演出や脚色が大袈裟なだけで、
こんな人はいくらでもいるのではないか、とも後で思った。
私の身近な職場にもずっとフリーターで生きている40歳オーバーが何人かいるわけで。
ただ、作者はそういう人を描きたいわけでなくて、
どちらかというと描きたかったのは、
主人公(多分作者の内面の一部)のある種の純粋さ(短絡的傾向)だと思う。
つまり、何がいけないの? と。
『主人公は』普通でありたいだけなのに、と。
間違ったことは何も言っていないと。
言ってしまえば、主人公はただすごく真面目に働いていて、
すごく真面目に質素な生活をしているだけの人ですよね。
ずるさもなく、欲もない。誰も傷付けない。周りが理解できないだけ。
肉親が哀しめば、合わせようとさえする。
独り身が悪いわけがないわけで。
それが、パブリックとプライベートの切り分けをして生きている世間の人たちからすると、
残念ながら受け容れられず浮いてしまう。
ただし、そのへんを悲哀に持っていかないのは、
作家としてそういった視点をもしかしたら
拒否しているのかもしれない。
言い換えれば、それは怒りではないかな。
やっぱり間違ったことは何もしていないわけですよ。
結婚なんて、したい人がすればいいわけで(私は妻子がいますが)。
それらを考えると、作者が主人公をかなりの変人のように描いたのは、
ある種の皮肉かもしれませんね。
そこまで考えると、大変良作だと思います。
私も作者と同じく、個性と言いながら異質なものを平均化しようとする世間は嫌いですね。

0
2020年02月14日

購入済み

人間らしさってなんだろうと思う

人間らしさってなんだろうと考えさせられる作品。人の目をつい気にしてしまう人にはとても刺さると思います。題材は結構重いが、結構サクサク読めます。おススメです。

0
2019年12月17日

購入済み

まさか、こんな内容とは

芥川賞を受賞した作品として知ってはいましたが、題名からライトな内容だと思い込んでいました。
誰かの普通は誰かの普通じゃない、そんなの当たり前だと思っていたけど、それこそ普通じゃないのだと思い知らされた感じです。
2人以上人が群れると、時として怖くなる。
普通圧力か…
深呼吸ができる場所で暮らしたいし、一緒にいる人には深呼吸させてあげられる人になりたいです。

1
2021年07月11日

Posted by ブクログ

主人公は合理的だが、サイコパスだとも言える。
コンビニというマニュアル化された環境で働くことで、社会の歯車になり普通を装うという設定が面白かった。

多様化が進んだ社会において未だ普通であることの圧力が存在することだと感じた。
現代社会で普通でいることの圧力を普通ではない主人公の立場から描いているが、その圧力がとても不気味に感じた。

私は未婚のアラサーであり、結婚適正ないのかなと日々悩んでるので、耳が痛くなるシーンがあった。
周りは普通に結婚して普通に子供を作るが、私は休日も基本1人で行動し、趣味に明け暮れる
今の所、いわゆる社会的な普通を全うできない私はこの本を読んで何とも居た堪れない気持ちになった。

0
2026年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とてもいい本だった。面白かった。
上手く人間社会に溶け込めない「異常な」主人公が出てくるのだが、何だか小説としてすごく説得力がある。読みやすくてサクッと手軽に読めて、考えさせられるところもある、とてもいい小説だと思った。

心に残った部分を抜粋する。
------
正常な世界はとても強引だから、異物は静かに削除される。まっとうでない人間は処理されていく。
そうか、だから治らなくてはならないんだ。治らないと、正常な人達に削除されるんだ。

「気が付いたんです。私は人間である以上にコンビニ店員なんです。」
------
自らが人間である以上にコンビニ店員という動物なのだと自覚する主人公の言葉は明らかに異常だが、何でこんなに共鳴できるのだろう。不思議である。

0
2026年02月23日

Posted by ブクログ

社会で「普通」にしないと変な目でみられる生きづらさが分かりやすく描かれていた 人それぞれの幸せや生き方があるのに、正社員が普通とか結婚てないのにいい歳してアルバイトはやばいとかある程度の恋愛経験は当たり前とかその人がそれが幸せかどうかなんてわからないのに自分の普通を押し付けるのは違うよね 好きなように生きやすいように生きたらいいと思うのと同時にそれは勇気もいるし孤独もあるんだろうなと考えさせられた わたしも人の目を気にしてしまうタイプだから「普通」を装って生きてるのかもしれない

0
2026年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

非常に解釈が難しいが、話す内容が現代的で非常に面白かった。

人よりも「どこかおかしい」主人公が、コンビニの中では正常に生きれて、コンビニが生きる軸として進んでいく話。

現実、いい企業に勤め、愛する人と結婚し、子供を授かり、愛する人に看取られながら生涯を終えることが謂わゆる幸福で普通の人間が望むこととされている。

主人公は幼少期から合理的に物事を俯瞰し、普通の人が感じ取れる感覚的なものが
わからなかった。

コンビニでは、合理的に稼働する光る箱として、自身の価値観•判断基準と一致する。そこに生きやすさを感じる。

コンビニの外の世界では、指示がないとうまく立ち回れない。それは人が幸福と感じる事を幸福と感じ取ることができない。人の心がわからないからだ。

人の心がわからない主人公は、現実世界で孤立してより合理性(マニュアル)だけが求められるコンビニ店員に執着していく。

0
2026年02月22日

Posted by ブクログ

短編ながらも展開が多く読み応えのある作品。音や光といった五感を通じた表現が印象的。定期的に読み直したくなる。

0
2026年02月21日

Posted by ブクログ

「コンビニ人間」として大学一年生から18年同じ店に勤務し続けてる人のお話。

最後はハッピーエンドに思えた。

「コンビニ人間」として、社会の歯車の一つになって廻り続けている…ステキなことジャン!

0
2026年02月20日

Posted by ブクログ

とっても短い小説で、あっとゆう間に読み終わりますが、内容はとても濃ゆく『普通とは』についてとことん考えさせられます。

主人公の社会や周りに合わせる事の難しさや、“コンビニの店員”とゆう自分の役割を果たすことで得られる安心感が読んでいてがっつり伝わってきます。

クズを極めたみたいな白羽よりも、読んでいてもっと気持ち悪いと思わされた主人公の周りの『普通』を生きる人たち。ただ、最後のコンビニでの主人公に一番ゾッとした。

0
2026年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

書店でぼーっと本を眺めていたら目に止まったので購入。
2,3時間ぐらいでサクッと読めました。



幼少期の頃から、人の感情を読み取るのが不得意な古倉恵子。世間の当たり前が恵子にとっては当たり前ではない。普通ではない人間を周りの人間は普通の人間のように当てはめようとする。理解できない存在が怖いからだろうか。恵子は無感情なわけではない。世間からの見られ方を気にしていないだけ。ただ、生きにくいのは不便なため、妹のアドバイス通り普通ではないことに言い訳をして生きている。そんな恵子が取り繕わずに世間と接続できる場所、それがコンビニである。与えられた仕事をこなしていれば、それ以上は何も詮索してこない。この空間に、恵子は最大限適応する。

恵子はいつも冷静沈着であるが、白羽さんとの交際(してないが)がコンビニコミュニティにバレ、いつものコンビニでなくなってしまったときの慌てようが、いかにコンビニを信頼していたのかが窺えるし、そんなコンビニに裏切られたことが哀しい。

なんかでも恵子の気持ちも分かる気がするなあ。
結婚、恋愛してるやつが正義みたいな風潮やめてほしいなぁ。でも、これをリアルで言うと負け惜しみみたいな感じがして言わないんだけども。結婚したいから好きな人を探すなんてしたくない。結婚したいぐらい好きな人が出来たから結婚する、がイイネ。

0
2026年02月18日

Posted by ブクログ

何度も押し付けられる【普通】。

理解できないこと、理解してても出来ないこと沢山ある中で、コンビニという日常に溶け込んでいる場所で【普通】を演じるという事が面白かった。

何となく生きにくいと感じる部分、どことなく感じる不安を上手く言語化してくれるからこそ、今の自分と向き合えるような話だった。


自分を棚に上げて言い訳に言い訳を重ね他責する白羽。
自分の歩んで来た道を正しいものだと疑わない友人夫婦。
本当に恵子の事を思って涙を流しているのか分からない妹。

誰もが普通を他人に求める。

自分は普通を演じられているのだろうかと考えた時、少し不安で怖くなった。

誰かの理想の中で完璧を演じ疲れた人に読んで欲しい本だと感じました。

0
2026年02月17日

Posted by ブクログ

「特に悩んだことはなかったが、皆、私が苦しんでいるということを前提に話をどんどん進めている。たとえ本当にそうだとしても、みんな言うようなわかりやすい形の苦悩とは限らないのに、誰もそこまで考えようとはしない。その方が自分たちにとってわかりやすいからそういうことにしたい、と言われている気がした。」P42

「普通の人間っていうのはね、普通じゃない人間を裁判するのが趣味なんですよ。」P123

上二つが自分の周りのコミュニティに当てはまらないのが、自分はすごく恵まれているなと感じさせられた。


マジで俺と境遇近いだろみたいな感じで笑える。知り合いに読んでもらいたいレベル。でもそれだと俺、あの店でまだ頑張らなきゃいけないんだよなー…


俺にとってこの主人公の共感できない異常性は、「人生の意味」的なものを全く考えずに生きれていること。周囲と価値観が合わないから辛いは無くていいんだけど、シンプルに生きるのだるいとは思わないのかなと。この主人公は動物としてやれてるなーって感覚。俺ももっと動物性が必要だきっと。
つかこれって結局鬱なのかなー。動物って生きるのだるくならんのかね?

0
2026年02月16日

Posted by ブクログ

すごく読みやすくて、クズ男過ぎる白羽とのやり取りは面白く、ただ主人公が全然怒らず、周りに波風立たないようにするためにはどうしたらいいか考えてるのがすごいと思った。
自分はコンビニ人間と気付いて覚醒するところも面白かった。
その人らしく健やかに生きていられることが1番。型にはめようとする人、知らずに洗脳されてしまうからやめてほしい。自分らしくいられる生き方に気付いて良かった。

0
2026年02月16日

Posted by ブクログ

社会に適合するってのはまわりと波長を合わせることと言いますか、誰かが誰かの悪口を言えばそれに同調して盛り上がることも必要だし、普通と言われる人達はやっぱり普通ではないと言われる人に向ける目はきついものがありますし、あー自分もそっち側の人間なんだろなぁと考えさせられる。

そんな場に行ったら傷つくだけだから行くのやめぇ!!と思ったり。笑

すらすらと読めてちょいちょい胸に響くものもあり、おすすめです。

0
2026年02月16日

Posted by ブクログ

タイトル通りの内容で面白かった。
全てコンビニから得たもので生きている主人公がかなり独特。その主人公からどんな言葉が発せられるのか、行動が出てくるのか楽しみにスラスラと読めました。白羽とのやり取りの時は面白くて笑ってしまった。
ページをめくる手が止まらなかった作品

0
2026年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「普通」って何だろう

面白かった点
◾︎「普通」を考えるきっかけになった
↪︎言葉遣いや価値観の「普通」は人によって違うのかとハッとさせられた
話を読み始めた頃は、主人公と白羽さんの言葉遣いや表現、価値観が独特だなぁと思って読み進めていた
話が進むにつれ、あぁこの人達の「普通」はこれなんだ、と腑に落ちた
自分の思う「普通」は、あくまでも「自分」が思う「普通」なんだと
アインシュタイン曰く、「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクション」 、正にこれを表現している作品のように感じた

◾︎気になった点
↪︎とは言え、腑に落ちるまでは?マークな表現が多い
私の普通に当てはまる事がすくないのも要因かも…

◾︎総合
↪︎価値観が広がる良い作品だと思った

0
2026年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

普通ってなんだろう?
青い小鳥は死んでいると可哀想なのに、焼き鳥や,唐揚げは可哀想じゃない。
死んだ小鳥は可哀想と埋めるのに、今まさに生きている花をちぎって殺してお供えする。

あー、そういう考え方もあるよなあ、、、
と考えさせられた。
みんながみんな自分や社会の一般的な「普通」から外れたものを嬉々として説教し始める。
自分も経験あるなあと思った。

0
2026年02月15日

Posted by ブクログ

普通とは何か、人によって普通は異なる。
人によって価値観は異なる。
同じ人でも状況や視点が変わると人の態度は変わるというのを痛感させられる作品。

0
2026年02月15日

Posted by ブクログ

友達にすすめられ、初・村田沙耶香さん

何ヶ国語にも訳されているというけれど、コンビニの音の描写やバイトの細かい作業など、それぞれの国で理解されるのかしらん

そして、主人公のような‘普通ではない’人が私の周りにはいない(と思う)
家族の苦労は本人の生き辛さと同じくらいタイヘンだろうなと
共感ゼロだけど、こんな人がいるんだなぁと世界が少し広がりました
朝井リョウさん「正欲」ほどの衝撃ではなかったけれど

そういえば朝日新聞の夕刊だったか、誰かのマネをしたり演じたりして人生やり過ごしている人のシリーズを読んだ気が……
その記事もう一度今読み直したい

0
2026年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「普通」を疑いながらも、「普通」からは外れないことが大切だなと最近考えていたことがあって、この小説がまさにそれを体現していて読んでいて面白かった。
白羽の社会に対する不満には頷けるし、普通であることへの周りからの圧力はたしかに強い。そうやって社会に対して疑問に思うことはとても大切ではあるが、完全に拒絶し身を隠そうとするのは違うのではないかと思う。人間である以上、生きていくためには社会との繋がりを最低限持っていなければならない。
周りになんと言われようと自分の好きなように、自分の生き方をすればいいけど、ある程度は社会の規範(作中でのマニュアル)に従うことも必要で、マニュアルを守りつつも、呑まれすぎない、だけども離れすぎちゃいけない、外れてはいけない、バランスを保つことが何よりだなと思う。(言葉にするのは簡単だけれど結局のところ難しい。)

0
2026年02月21日

購入済み

考えさせられた

普段全く読まない小説、純文学でしたが、とても読みやすかったです。社会、普通、異質、圧力…すっと全身に入ってきて理解が広がっていくようでした。主人公に今の自分が重なって、胸が苦しくなりました。

#切ない #エモい #深い

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2025年09月06日

購入済み

面白かった

0
2025年05月30日

匿名

購入済み

社会が求める「普通」という名のコードとの距離感の問題はある人にとっては問題とも認識されず、またある人は完全にそれに同化してそのコードを拡大再生産する尖兵ともなり得るが、本作の主人公にとってはそれは対象として認識は出来つつもそのようには振る舞えない。一方で「コンビニ店員」としてのコードは完璧に振る舞うことができる。対して白羽にとってそのコードは自身を攻撃してくるのもでしかなく、と同時にそのコードを使って他者を攻撃してもいる。矛盾しているようでいて実際にはこのような人は多く見かける。
コンビニの他の従業員や地元の旧友、そして主人公の妹などは、彼らの価値体系(と言ってもそれは彼ら自身の頭で作り出されたものではなく社会が求める普通という規範であるが)からすると理解不能な主人公を、自身の理解可能な地平に持ってきてジャッジしようとする。そして「叱って」異物を排除して、内部の、「こちら側」の結束を固めようとする。
理解不可能なものを理解不可能なものとして理解する知性は多くの人には無いのだ。

0
2024年09月12日

購入済み

普通って何?

個性が強すぎると敬遠され普通じゃないと言われ淘汰されていく。主人公は妹に助言を求め普通の人間に近づこうと外見や話し方を変えていく。そうしないと生きていけない。ただただコンビニの仕事に24時間精神も縛られてないと崩れてしまう。
毎回縄文時代を語る白羽さんとの出合いは彼女にとって普通になれる事だったのか?社会不適合者だったかも知れない彼女がコンビニ店員に身を置くことで社会の歯車に成れたと感じられればこれからも頑張れるのだろう。普通とは?と考えさせる一冊でした。

0
2022年02月20日

a

購入済み

同調圧力

とはとても恐ろしいし、自分加害者になってしまっている時がある。
何事にもニュートラルでいる事は本当に、とても難しい。

0
2021年07月13日

購入済み

想像の斜め上をいく展開

友達に薦められ、書評を読んでから購入しました。
ありきたりの人間の苦渋を描いたストーリーかと思いきや、想像の斜め上をいく展開に驚きながら一気読みしてしまいました。
色々な人の生き方。これからの社会の多様性のあり方を考えさせられました。

#深い #シュール

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2021年06月06日

購入済み

普通という脅迫

知らずのうちに普通を演じ普通を強要している社会で主人公はコンビニというパッケージされた社会の歯車の中で生きていて、
主人公は結局、普通を消化してしまったのかしら。
それとも選び取った選択だったのかしら。
最後に賛否が分かれるけども、その意味を考えてしまうわねー。

0
2021年04月09日

購入済み

コンビニ人間

何だか知らぬうちにハマってしまう作品でした

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2019年11月25日

購入済み

せつない

コンビニ人間って何?
と思い興味本意で読んでみました。
現代の若者の象徴である就職難民からのコンビニバイト。
自分の娘や孫もそうなる可能性はゼロではないと思うと切なく、この様な社会にしてしまった大人達に是非読んで欲しいと思いました。

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2019年01月24日

Posted by ブクログ

①私も相手の話し方を真似る時があるなと改めて思った。真似することで自分自身をさらけ出さないために、否定されても自分を否定されたわけじゃ無いと自分自身は傷つけられたくないと怖がっていた。
②多様性と言いながらも、こうあるべきと自分の価値観を相手に押し付けてる所は少なからずあると思った。でもそれが自分の価値観だから、それはそれで良いのかもしれない。作品の主人公はコンビニ人間かもしれないが、合理的で仕事への向き合い方が素晴らしかった。他にも応用できれば、バリキャリになれるだろうと思った。

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中盤から登場する白羽。終始気持ちの悪い言動で見ていてとてもイライラした。しかし、終盤、主人公に呆れて去ってしまうシーンは白羽に共感した。やはり主人公が1番やばいやつやん。
この物語のすごいところは、主人公の異常性を散りばめながらも、主人公が唯一完璧にこなせるコンビニ業務を挟んでくることで、主人公の異常性をごまかし、あたかも主人公がまともな人間であるかのように見せているところであると感じた。生活をするためにバイトをしているのではなく、バイトをするために社会から外れないようにしているという点が、異常であると思いつつ、現状から抜け出すことに恐れを抱いているというところは、現代のフリーターなどにも当てはまるところがあるのかもしれないと思った。

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

大学へ行って社会人になったら働いて、いい人と結婚して、家庭を持つ。世間の普通に馴染むために、普通の1人になるために基準を求める主人公がコンビニのマニュアルの中で、コンビニとして生きるお話。普通になれない、変わった人もいるこの世の中で自分たちがどれだけ普通に囚われているのだろうと思った。多様化が謳われる現代、本来ならいろんな生き方があってもいいのに、生きにくいのは普通が当たり前だからかな。主人公や白羽さんの生き方は理解できないけど、そういう人もいるよな。

理解できないものに対しては、多かれ少なかれ恐怖に近い感情をもつのが生存本能の作用で、でも他人に対しての理解できなさは、他者を理解できる形に押し込めようとしたり、場合によっては異物にして排除する圧力になったりするのか。

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

普通が人それぞれなのはよく分かるが、怒りという感情が湧かない主人公が怖い
普通がないからその人のことが分からなくて私も友達になれなそう

多様性な時代にぴったりな作品

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2026年02月20日

Posted by ブクログ

コンビニ人間

「読んだあとはいつものコンビニがまったく違って見える」
帯にそう書かれている通りだった。
読んだあと、コンビニに行きたくなった。

カテゴライズされることを拒む人や多様性を強く求める人が多いこの時代に、こんな本が出ることが驚きだった。

主人公の古倉は、コンビニがあることで自分の異物感を、コンビニ店員というカテゴリーに押し込んで、普通の店員として働いている。
30代後半にも差し掛かっていて、みんなと同じように就職や恋愛をしないことを、怪訝に思われても尚彼女は、「小さな光の箱」で働くことを選ぶ。

いままで私が追ってきた作品や考えとは真っ向から反対のものが颯爽と現れたような奇妙な感覚は何にも喩えることのできない。

多様性の時代にこのような作品が、と述べたが訂正したい。多様性の時代が「個」を必要としないコンビニ人間を産んだのだと。

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2026年02月18日

ネタバレ 購入済み

シュールすぎる

コンビニ人間って比喩でも何でもなくてそのまんまコンビニの為に生きる人間だった。でも自分も周りの話し方を真似したり影響されたりしてるから共感。

#シュール

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2025年05月03日

購入済み

SF?それともサスペンス?読後感がとても後味が悪く、それが良い意味で面白かったです。
のほほんとしたコンビニでの日常小説かな?と、気軽な気持ちで読み始めたことを後悔しつつ、最後まで一気に読み終えてしまいました。

#エモい #シュール #ダーク

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2023年03月25日

ネタバレ

まず読み始めて、主人公は発達障害の傾向が強いなと思いました。
私自身ASDの診断を受けており、主人公には共感する部分が多い、というよりも、私が書いた日記を読んでいるかのような感覚でした。

作中で、主人公が妹に「いつになったら治るのか」「どうすれば普通になるのか」というように責められる場面があります。それに対する「指示をくれれば私はどうだっていい。ちゃんと的確に教えてよ」という主人公の言葉は、まさに私の主張そのものでした。主人公や私のような人間は、周りの要望に応えるためにわざわざ行動しようとしているというのに、一体どうして具体的な改善案を出してくれないのでしょうか。こちらが歩み寄ろうとしているのに、一方的に糾弾してくるなんて、どう考えても非があるのはあちらではないのでしょうか。

自分自身のモヤモヤが物語になった、というような作品で、共感は得られましたが、感動や新たな発見はありませんでした。

#ほのぼの

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2022年07月16日

購入済み

主人公がアスペルガー だとは書いていませんが、読み手によってはアスペルガーであるだろうと想像させて読ませてしまうところが、実際アスペルガーの人がいる中で生活している、もしくは家族や自分自身がアスペルガーである場合、評価というか読んだ感想や気持ちが大きく変わってくる作品だと思います。

小説というのはあくまで一人の人間、個人の思想を文字にするというものであるからこそ、それが全てではないということも含めて読むのでしょうが。

ここで描かれる普通や、主人公が紛れようとする普通や、登場する全ての人が目指す普通は日本独特の普通である部分も多く、人間世界に共通していえる普通もあり、日本の普通はどこかの国では普通ではない、アスペルガー だろうがなんだろうがここで書かれている皆が目指す普通のことは、ある人にとっては普通であっても、普通どころか君達は何に洗脳されてるのだと異様に感じる人もいるのも事実なので、普通を押し付けようとするシーンでのやりとりなどは、小さな世界感で独特で読んでいて気味が悪かった。カルト集団の小さな世界にも感じる。

この世界は広くて、どこかの空間では普通で当たり前になっているけど、どこかの空間では普通ではなく、当たり前じゃないことがある、人間は視野が狭くなると怖いなと感じ、気味悪さや生きづらさが伝わる作品です。

しかしながら、貧困という問題は個人の責任ではなく国をあげて取り組むべきことだと考えさせられます。こんなに真面目に一生懸命、天職を見付けて輝いて働いているにもかかわらず、人生の一生を保証されないなんて悔しいばかり。

コンビニのマニュアルは、軍隊の規律の中にいるようでさえあり、厳しいですね、怖いですね。

こんなに厳しい毎日なのに、一生懸命働いても保証されないのですね。料金支払い、荷物の受け渡し、毎日の食事まで。街の人々の為に、24時間手厚くおもてなしをしているのに、街の人のために動いてくれるはずの役所の窓口は態度が悪くても許されて、コンビニ店員は態度が悪いと社会の悪になってしまうのですね。

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2019年12月31日

K

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小説の本質がこれだとしたら、やはり小説を好きになれない。気持ち悪さだけが残った。

#ダーク

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2022年06月21日

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