【感想・ネタバレ】コンビニ人間のレビュー

あらすじ

「普通」とは何か?
現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作

36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。

「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。

ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。

累計92万部突破&20カ国語に翻訳決定。
世界各国でベストセラーの話題の書。

解説・中村文則

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コンビニのアルバイトとして18年働く、独身女性の古倉恵子36歳。
週5でシフトに入り、勤務態度はマニュアル通りの”正しい”対応。
店長から重宝され、同僚ともうまくやっている、はずでした。
新入りのアルバイトが入ってくるまでは…。

かく言う私もコンビニ店員として4年間働いていました。
正社員、歳の近い学生アルバイト、日中に働く40代の主婦、未婚(恐らく)の30歳以上の謎の人。
日本社会の縮図かと思えるほど様々な人がいますが、それぞれ自分の価値観で相手をみていて、
「自分こそが主人公」だと思っているはず。
本作は、「コンビニ店員である自分こそが、普通で正しい主人公」と考える恵子の主観が鮮明に描かれています。
「なぜコンビニ店員なのか」。これが神髄だと思います。

目まぐるしく変わる衝撃展開に魅了されたいあなたも、
世の中の“普通”について考えを深めたいあなたも、
1~2時間でサクッと本を読みたいあなたも。

世界各国で読まれていることからも、作品の魅力は語るに及ばずですが、
皆様に1度は読んでいただきたい名作です。

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感情タグBEST3

購入済み

共感しかない

冒頭から難しい描写が一切なく、
全ての言葉、文章が読みこめ、コンビニで働く自分を見ているようでした。
幼少期から周りと同じでなければいけないという
呪縛、皆と違うと変わった人と思われ、削除される「村社会」をストレートに描かれています。自分の思いを発言し皆に驚かれる描写は、私自身がいつも感じている違和感を具現化してくれました。ストーリーもこちら側の人間には「わかるわかる」と頷ける事ばかりで、普通に生きている人には衝撃かもしれません。賞を取るにふさわしい作品でした。1時間で完読しました。

3
2021年02月17日

購入済み

すごい!

普段読書などはしませんが、何かでおすすめされていて気になって読んでみました。
そんな自分にもスラスラと読めて、とても楽しめる作品でした。
そしてたまには読書もいいなと思えさせてくれました!

1
2021年05月20日

Posted by ブクログ

控えめに言って相当面白くて笑いを堪えるのに必死で、よく出来た作品だと感じました。
主人公の古倉恵子さんは最初の逸話聞いた時点で、作中で明言すらされていないもののASD気質の強い人物像として描かれているのがよくわかりました。なのでその後のシーンでも終始共感できました(さすがにわたしは友達をスコップで殴ったり、先生のスカート脱がしたり、元バイト先の同僚を部屋に居候させている状態をいの一番に家族に自慢げに報告はしませんが。。)
その恵子と白羽がお互いに世間的・大衆的・マジョリティーから見た普通の感覚とはずれている具合が絶妙に噛み合った会話や感覚になっていて、奇跡の組み合わせだなと感じました。
「私の身体はコンビニのためにある、24時間の各時間帯と自分の身体が歯車のように噛み合っている感覚がしっくりくる、就寝前でもコンビニの音が脳内再生される」というような人物像は、結構理解できます。

あとは、audibleの大久保佳代子さんの朗読がまた面白さに拍車をかけてきたと思いました。
主に、2人の周りの人々の発言シーンの声のトーンと、コンビニ店員の外人さんの話し方がツボでした笑。
移動時間だけでしかも1日で聴き終えられる文量にまとまっていて、良作でした。

0
2026年07月04日

Posted by ブクログ

クリアで感情が絡まない描写が的確で、さくさく読み進めることができました。

この先どうなっていくのか、後半に進むにつれ、ハラハラしました。

「普通」であることを求められ、まわりが勝手に想像し、その想像を押し付けてきて、感情もぶつけてくること。

そのストレートな描写が何とも痛快に感じ、おもしろく読みました。

多くの国で翻訳され、読まれているとのこと。
日本以外の文化圏の方々がどんなふうにこの作品を読まれているのかにも興味が湧いてきました。

0
2026年07月03日

Posted by ブクログ

自分も恵子と似ているようなとこはあるかも。何がみんなに受け入れられて、受けられないのかって他人の評価でしか分からず、うまくいってる人の真似をしたりして、これでよかったのかと思うことが多々ある。なので、自分にあわないような真似をそのまましてしまった時に空回り感がすごい。何かの歯車の一部になる為に日々過ごしてる。それが生きるのにはとっても楽な方法と知っている。この本は自分読書ランキングで入賞とします。

0
2026年07月02日

Posted by ブクログ

登場人物全員に共感できた。私も他人を普通に当てはめようとしたことはあるし、他人に普通を当てはめられたこともある。誰だって人を裁いて良い権利なんてないんだ。

0
2026年07月02日

Posted by ブクログ


いやあ...面白かった!
前評判だと、普通とは何かにフォーカスされる作品っていう風に聞いてたけど、確かにそれも大事のテーマなんだけど、【自分本位に生きる大切さ]っていうのは一つテーマなんじゃないかなって思ったなあ、他人から、普通であることを要求され、切望され、普通に話すことが出来る条件が揃い始めていることを喜ばれ、そうであることを貫こうと思ったが、コンビニを目の前にできず、やはり生きる道なんだと、【普通の道じゃない]のに思えたっていうのは印象深いね

人間って、成長につれて普通のグレードがなぜか上がることが要求されるけど、それはあくまで世間の普通であり、主人公にとっては関係のない事だったんだね

この本自体の描写としては、やっぱり主人公が面接前にコンビニに入って、コンビニの声が聞こえ始めてからの引き込まれるような感じが好きだったな
ほんとにこの人はコンビニが好きなんだ!というかコンビニ人間なんだなーって思ったね

0
2026年06月29日

Posted by ブクログ

村田沙耶香さんの小説を初めて読みました。
1人も好きな登場人物が出て来ないのに、面白くて一気に読んでしまいました。
主人公が外国人店員に絶望する所と、「私は人間である以上にコンビニ店員なんです」という台詞に、ゾワっとする気味悪さと、ほんの少しの共感が残りました。
文章力が凄すぎて、他の本も探そうと思います。

0
2026年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。展開が読めず普通とされる枠組みを理解できない主人公かコンビニの為に働き続ける姿を見ると本当にこんな人がこの世にいるのではと思うような気がした。話が進む事に不気味になっていく雰囲気がすごく面白かった

0
2026年06月28日

Posted by ブクログ

読んだのがだいぶ前になるので再度読んで感想を改めて書きたい。
これを読んで当時 人とは違ったものの見方で生きていても良いのだと作品に救われ感動した。
作者の他の作品も「普通」を疑ったテーマのものが多く何冊かハマって読んだ。

0
2026年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2026年に読んだ本の中でも、ベスト級の面白さ。

カナダの義姉が高校の授業で扱っていると聞き、手に取りました。

日本社会で男女に求められる役割や、慣習、社会的圧力に疑問や生きづらさを感じている人には、きっと刺さる作品だと思います。

コンビニ店員の主人公・古倉恵子と、婚活目的の白羽を中心に物語は進みますが、この二人の思考がとにかく面白い。白羽はクズでウザい以外の何者でもないのですが、男女を逆転させると、今でもああいう価値観や言動をする人は決して少なくない気がします。

何度も笑わせてもらいながら、「普通とは何か」を考えさせられました。同時に、日本の慣習や同調圧力に苛まれていた過去を、少し懐かしく思いながら読んでいました。

日本の常識は世界の非常識、なんてことはザラにある。もちろん、その逆も然り。そう考えると、「普通」なんて、あってないようなものなのだと思う。

私自身、日本の常識がまったく通用しないパートナーと出会い、世間との間に一本境界線を引けるようになってから、ずいぶん楽になりました。

今では、ある意味、治外法権状態。日本の慣習に必要以上に囚われることがなくなり、「こうあるべき」という圧から距離を取れるようになりました。

だからこそ本書を読みながら、「普通」という曖昧で強烈なものに振り回される苦しさと、そこから少しでも離れられるために、ヘンテコなパートナーシップを結ぶ主人公と白羽を他人とは思えない。古倉が白羽に作る食事を餌と呼んだり、白羽が風呂で過ごす描写は爆笑した。

主人公にパラサイトする白羽には終始イライラさせられっぱなし。普通を手に入れるために、淡々と白羽との生活をこなす主人公には、ハラハラしたけど、読後感は驚くほど爽やか。読みやすさと鋭さを兼ね備えた、とても印象に残る一冊でした。

一発で著者のファンになりました。

P.S. ちなみに、カナダと日本のコンビニはまったく違うので、カナダのコンビニをイメージして読むと、本書の面白さはかなり伝わりにくいそうです。そのため、義姉が授業で扱うにあたり、日本のコンビニの写真や仕組みを義姉に送りました。生徒たちも興味津々だったそうです。

日本人にとっては当たり前すぎるコンビニ文化も、外から見るとかなり特殊。本書は、その“社会の縮図としてのコンビニ”を知ってこそ、より面白く読める作品だと思います。

義姉が来日の際は必ずコンビニを案内したいです。

0
2026年06月27日

購入済み

小説を全く読まない自分が、知り合いにおすすめされて読みました。とても読みやすく三日坊主の自分でも最後まで読み切れましたが、読了後は言葉にできない衝撃や喪失感を感じました。普通とはなんなんですか

#深い #タメになる

0
2026年06月09日

購入済み

普通とは普通じゃないとは何か。身近な場所であるコンビニを舞台に社会的生物である人間の有り様を改めて考えさせられる面白い作品だった。

0
2026年04月06日

匿名

購入済み

難しい言葉はひとつもなく、とても読みやすい本でした。読み終わるのも一瞬で、そこまで長い話ではないが、この短い話の中でとても考えさせられるものが多くありました。人生のうちに一度でいいから読んでみてほしい本のひとつだと感じます。

#深い #タメになる

0
2025年08月09日

購入済み

おもしろい

初めての村田ワールド。気になって手に取ったが大成功。さっそく次の作品を買ってしまった
解説が中村文則なことも納得。

#共感する

0
2025年05月03日

購入済み

「普通」とは?

普通とは何なんでしょうか
普通に学校に行く?普通に友達を作る?普通に就職する?普通に結婚する?普通に子供を産む?私も様々なことに違和感を感じながら生きてきた人間なのでこの本は非常に面白かったです。
なぜ他人の人生にそこまで関心を持てる人が多いのか、いつも不思議に思います。
私は普通がつまらないです。変なやつでいたい。
きっとまた読み返します。そのくらい好きな本でした。

#深い #スカッとする

0
2024年05月15日

QM

購入済み

読みやすいが考えさせられる

読みやすい文章で、忙しい時でもサクッと読めました。
周りと同じでなければいけないという小さいころからの空気に疑問をもつ主人公、
彼女自身の考え方を見て、こういう人もいるのかと、改めて勉強になったと思います。

0
2023年12月19日

購入済み

オンリーワンの大肯定

 現代日本の同調圧力による生き辛さを一蹴する好著である。
 評価の分かれるラストシーンについては、コンビニバイトの行かず後家である主人公古倉恵子が、他人の目を気にし過ぎず、自分の納得できる生き方に進むことを示唆したもので、オンリーワンの生を大肯定するハッピーエンドと捉えたい。
 また、本書はラノベのようにエッジの効いた会話やコンビニを水槽に見立てるなど文芸作品らしい表現技巧に優れ、ぐいぐい惹き込まれつつ読んだ。

#笑える

0
2023年08月31日

購入済み

一気に読んだ

面白くて夢中になって読んでしまいました。偏った思考だし、共感できるような事はなかったのですが、何故かこちらが救われるような気がしました。

#深い

0
2022年08月03日

ネタバレ

おもしろい

読後の最初の感想は、「今っぽい話だなぁ」でした。
私は小説を頭の中でしっかりと映像化する癖があり、俳優さんや女優さんを当てて読みます。そうすることでより入り込めます。
今回の主人公は黒木華さん、店長は長谷川博己さん、など。

主人公は周りとは少し"違う"という幼少期をすごし、極力自分から何かを発さないように過ごします。
ゆくゆく自分が"違う"部分を治すのではなく、周りの"普通"な人を真似てあたかも同じかのように振る舞い生きていく。
それが非常にスムーズでやりやすいと感じたのが、コンビニ。
"古倉さん"という店員として存在し、幼少期がどうだとか考え方がどうだとか、主人公の感情や生き方など誰も気にしない。
品出し・レジ・掃除など必要とされていることを必要な分こなすという生活を35歳まで、アルバイトのまま、未婚で、続けます。

そもそも、この「誰も気にしない」というのは"普通"の人なら寂しく感じることだろうと思うけれど、主人公はその環境が心地よく感じています。
今まで"違う"ということを押し付けられていたがために、コンビニの一部になれていることに幸福を感じている。
正直、今は社会でもプライベートにまったく介入しないというのがむしろ良しとされる風潮がありますよね。
若者に多いのが
有給を取る理由を言う必要があるか?
恋人の有無を教える必要があるか?
オンライン会議では部屋を映さない  とか。
何かとハラスメントでネーミングされます。

主人公のと訳が違うのは大前提ですが、
「迷惑をかけているわけではないのだから放っておいてくれ」というのは、今っぽいですよね。
白羽は迷惑かけまくってましたけど。

といった感じで、そのリアルな社会の感じが気分を暗くさせます。
それだけ入り込めるということだと思います。
いくらでも書けそうなので強引に締めました。

あと書いておきたかったのは途中で一瞬出てきた"主人公の成れの果て"の男性です。
お客の癖に商品を整理したり客の列を正したり。
白羽に促されるまま就職してしまったら、ああなっていた。
だから主人公の判断は正解で、ハッピーエンドだと思います。

#深い #タメになる

0
2022年06月23日

Ayu

購入済み

面白い

主人公の超合理的な考えに驚かされました!

0
2022年04月25日

ネタバレ 購入済み

読みやすくて

一気に読みました。発達障害者と思われる人物がコンビニで有能なバイトとして働く様子、ラストの決断に、ロッカーや正社員のふりなどは非常識な行為ではありますが、社会に大きな迷惑をかけるでもなく、この主人公がいきいきと輝ける場所があることを嬉しく思いました。

#タメになる

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2021年09月20日

購入済み

いつものコンビニ

いつも必要最低限の買い物だったり、滞在時間だったりの無機質なコンビニ店内。その向こう側にある人間らしさを考えさせられた作品です。

0
2021年04月23日

A

購入済み

面白かった

面白かったです。
ただ、この話をどうとらえたら良いのかは難しいですね。
読んだひとそれぞれに思うところがあるでしょう。
良いとか悪いとかの話ではないでし。

ともかく、できるだけ多くのひとが下記のことに気づいて欲しいものです。

絶対的な善悪は存在しないこと。
生きることに意味は存在しないこと。
人間の行動はすべて自分のためであること。
(人のためにしていることであっても、
その人が心のそこから相手のためだと思っていたとしても)
世界中の人間はすべて別の生き物だということ。

0
2021年04月08日

ネタバレ 購入済み

読みやすかった。

とても読みやすく面白かった。主人公の思考や価値観が淡々と語られている。考えさせられる内容ではあるが、読後感は意外とすっきり。

0
2020年04月25日

悲哀を拒否している

アプローチが違えば、もう少し掘り下げられる気がする、
と読後に最初は考えた。
あまり異常な人の、突飛な行動で脚色して読者が面白がる作り方(構造)は、
これみよがしで共感も得がたく嫌だな、と思ったが、
深く考えてみると、演出や脚色が大袈裟なだけで、
こんな人はいくらでもいるのではないか、とも後で思った。
私の身近な職場にもずっとフリーターで生きている40歳オーバーが何人かいるわけで。
ただ、作者はそういう人を描きたいわけでなくて、
どちらかというと描きたかったのは、
主人公(多分作者の内面の一部)のある種の純粋さ(短絡的傾向)だと思う。
つまり、何がいけないの? と。
『主人公は』普通でありたいだけなのに、と。
間違ったことは何も言っていないと。
言ってしまえば、主人公はただすごく真面目に働いていて、
すごく真面目に質素な生活をしているだけの人ですよね。
ずるさもなく、欲もない。誰も傷付けない。周りが理解できないだけ。
肉親が哀しめば、合わせようとさえする。
独り身が悪いわけがないわけで。
それが、パブリックとプライベートの切り分けをして生きている世間の人たちからすると、
残念ながら受け容れられず浮いてしまう。
ただし、そのへんを悲哀に持っていかないのは、
作家としてそういった視点をもしかしたら
拒否しているのかもしれない。
言い換えれば、それは怒りではないかな。
やっぱり間違ったことは何もしていないわけですよ。
結婚なんて、したい人がすればいいわけで(私は妻子がいますが)。
それらを考えると、作者が主人公をかなりの変人のように描いたのは、
ある種の皮肉かもしれませんね。
そこまで考えると、大変良作だと思います。
私も作者と同じく、個性と言いながら異質なものを平均化しようとする世間は嫌いですね。

0
2020年02月14日

購入済み

人間らしさってなんだろうと思う

人間らしさってなんだろうと考えさせられる作品。人の目をつい気にしてしまう人にはとても刺さると思います。題材は結構重いが、結構サクサク読めます。おススメです。

0
2019年12月17日

購入済み

まさか、こんな内容とは

芥川賞を受賞した作品として知ってはいましたが、題名からライトな内容だと思い込んでいました。
誰かの普通は誰かの普通じゃない、そんなの当たり前だと思っていたけど、それこそ普通じゃないのだと思い知らされた感じです。
2人以上人が群れると、時として怖くなる。
普通圧力か…
深呼吸ができる場所で暮らしたいし、一緒にいる人には深呼吸させてあげられる人になりたいです。

1
2021年07月11日

Posted by ブクログ

有名な作品だったので読んでみた。コンパクトで読みやすい作品だった。

「みんなが不思議がる部分を、自分の人生から消去していく」
たくさんの情報を受け取り、たくさんの評価を得る現代だからこそ一層響く内容に思えた。自分も例に漏れず、心当たりは多くある。
主人公は不思議がられる部分をたくさん消去してきたが、ストーリーを読むとそれでも十分「個」は残っているように感じる。天然さ故に残っている「個」に気づいていないのか、最後に残った「個」を大事にしたい結果なのか、いずれにせよ自分も他人とは異なるキャラクターの部分を今後も大事にしていきたい。
今後出会う個性豊かな人達から、影響を受けたい。そして周りに影響を与えるような自分の「個」は、誰よりも自分自身が大事にしていきたい。

0
2026年07月05日

Posted by ブクログ

読みやすい。
コンビニの全てを言語化してあり自分もそこにいるかのような錯覚を起こす。
主人公は、自分が人とは違うこと、治さなければいけないこと、をきちんと理解できていた。社会に溶け込むように自分なりに工夫しながら生きていた。
周り(社会)の言葉に許せない気持ちになった。
「安定した職に就き、結婚して、子供を産む」
当たり前だと思わないでほしい。
これが普通って誰が決めた?
心配してる〜なんてこと言って人の事情に首突っ込む人ばかりで嫌になる。
こうやって人は無意識に見下し、自分の価値を見出そうとしている。

0
2026年07月05日

Posted by ブクログ

まず驚いたのが、コンビニの正確な描写。
今自分がコンビニの中にいるような気になるほど鮮明に描かれていた。
最初からぐっと引き込まれる。
こんな極端な人間はなかなか居ないとは思うが、共感できるところは多々あった。
普通ってなんだと、私も常々思う。
なぜ結婚しないのか、なぜ彼氏をつくらないのか、など、別に理由なんて無いのに周りは自分達の『普通』では無いことに理由を求めたがる。そんな私達も経験したことのある描写も共感を呼ぶと思った。
この主人公は色々なことに関心がない。淡々と生きている毎日の中にも、コンビニという場所だけは居場所だった。それに気付くには主人公自身も日常、普通から離れる必要があったのかと思う。
波風立たない刺激のない毎日がある意味普通でそれは主人公にとっての幸せで必要な物だったのかと思った。自分のルールから外れた人間に水を刺すという昔からある光景をとんでもない文章力で描いていると思った。

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2026年07月04日

Posted by ブクログ

これは異常な人の物語、そう思って読んでいたのに、最後の3ページくらいで、「待って、自分も結局同じじゃない…?」と気づいてしまい、鳥肌で終わる。

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

8年ぶりに再読

以前読んだ時とは時代が代わり印象が変わった小説になった

初回読んだ時から8年くらい経っているので初回とは読中も読後も前回とは印象がかなり変わった
一般的普通がわからない古倉さんではあるが今の世の中で言えば個性があっていいじゃんと思った
周りに流されて生きてる人達よりより人間らしくどれだけコンビニ愛の強い方なんだと言う印象で以前読んだ時は唯変わった人だったが時代が変われば小説の印象もコレだけ変わるのかと個性的な主人公が愛らしくさえ感じた話でした

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

人の仕草を真似る所やマニュアル通りなところに親近感が湧いた。洗練されたコンビニに戻るのが印象的だった。

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

比較的本の量は多くないので、1日で読めます。また、「普通」という同調圧力に、ある意味で立ち向かう主人公の心情を描いており、登場人物も多くないので、非常にリーダビリティに溢れた作品だと思います。
初めは主人公の特異性が目につきましたが、読み進めていくと、多様性を求める風潮が強まる一方で、それに呼応するように普通であることを求める風潮も強まっていて、改めて現代の生きづらさを感じました。
この終わり方には賛否あるかもしれませんが、僕自身は、主人公が自分が自分でいられることに気付けたということでは良かったように思いました。

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2026年07月01日

Posted by ブクログ

やっと読めた。ぬおお… 異質と描かれてる主人公以外もみんな剥き出しで、ぐぅ…となるお話。でも夢中で読めました。誰か遠い人の話だし、自分にも近しいし、共感できると単純には言えないような複雑な心持ちになる本だったな

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2026年07月01日

Posted by ブクログ

社会から見ると主人公は「変わってる」のだが、彼女の心の声を通してみると社会は「不可解で気持ちが悪いもの」で、みんなが同じものを目指し同じように生きているロボティックな世界にも思える。生き方がわからない彼女が、生き生きと働ける天職に出会えて良かった。

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2026年07月01日

Posted by ブクログ

淡々とした物語なのに、不思議と引き込まれる作品でした。

ちょっとシュールでクセになる、ジワジワくる。

「普通」に合わせることと、自分らしくいること。その境界について考えさせられます。読み終えたあとも心に残る一冊でした。

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2026年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

村田沙耶香さん超!ハマりそう。

何より社会人になってから読めてよかったと思える、私の好きな作家さんのなかではある意味異質ですごく嬉しい。

普通が分からなく普通になれない主人公が
コンビニ人間として生まれ生きる物語

「自分らしく」働く、やりがいをもって働く、仕事におけるダイバーシティ&インクルージョン、なんて最近すごく言うけれど、
構造化されていて、一人一人の労働も全て最適化されているコンビニのオペレーションに適用すること、自分らしさや自分の強みなんかのアイデンティティを求められないワークスタイルが結局一番生きやすくて働きやすかったりするんだよなあ。

なんか今の時代って、ダイバーシティだの、働き方改革だのフェミニズムだの個の尊重が進んでいるはずなのに、それに比例して世間の「普通はこうだよね」「これが正解」っていう価値観が減っていかないっていう歪な構造で不思議だよねえ。

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2026年06月29日

Posted by ブクログ

自分と違う、自分の周囲の人と違う
それだけで普通の枠組みから外して他者の心を土足で踏みにじる
自分も普通という言葉が嫌いだけど、いつの間にか他者を攻撃する免罪符にしていることがある
個を無くして社会に迎合することが重要視されている中で、社会に適応することが幸せに繋がらないと感じた
自分がどう感じて、どう行動するかはそれが普通の人間に見えるかどうかではなくて、自分が大切にしたいと思えるかだと感じた

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2026年06月28日

Posted by ブクログ

自分は他と違う?自分の生き方が普通じゃない?と言われた人は共感できる。同時に、自分も他人をそういう目線で見ていないか。

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2026年06月28日

購入済み

考えさせられた

普段全く読まない小説、純文学でしたが、とても読みやすかったです。社会、普通、異質、圧力…すっと全身に入ってきて理解が広がっていくようでした。主人公に今の自分が重なって、胸が苦しくなりました。

#切ない #エモい #深い

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2025年09月06日

購入済み

面白かった

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2025年05月30日

匿名

購入済み

社会が求める「普通」という名のコードとの距離感の問題はある人にとっては問題とも認識されず、またある人は完全にそれに同化してそのコードを拡大再生産する尖兵ともなり得るが、本作の主人公にとってはそれは対象として認識は出来つつもそのようには振る舞えない。一方で「コンビニ店員」としてのコードは完璧に振る舞うことができる。対して白羽にとってそのコードは自身を攻撃してくるのもでしかなく、と同時にそのコードを使って他者を攻撃してもいる。矛盾しているようでいて実際にはこのような人は多く見かける。
コンビニの他の従業員や地元の旧友、そして主人公の妹などは、彼らの価値体系(と言ってもそれは彼ら自身の頭で作り出されたものではなく社会が求める普通という規範であるが)からすると理解不能な主人公を、自身の理解可能な地平に持ってきてジャッジしようとする。そして「叱って」異物を排除して、内部の、「こちら側」の結束を固めようとする。
理解不可能なものを理解不可能なものとして理解する知性は多くの人には無いのだ。

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2024年09月12日

購入済み

普通って何?

個性が強すぎると敬遠され普通じゃないと言われ淘汰されていく。主人公は妹に助言を求め普通の人間に近づこうと外見や話し方を変えていく。そうしないと生きていけない。ただただコンビニの仕事に24時間精神も縛られてないと崩れてしまう。
毎回縄文時代を語る白羽さんとの出合いは彼女にとって普通になれる事だったのか?社会不適合者だったかも知れない彼女がコンビニ店員に身を置くことで社会の歯車に成れたと感じられればこれからも頑張れるのだろう。普通とは?と考えさせる一冊でした。

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2022年02月20日

a

購入済み

同調圧力

とはとても恐ろしいし、自分加害者になってしまっている時がある。
何事にもニュートラルでいる事は本当に、とても難しい。

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2021年07月13日

購入済み

想像の斜め上をいく展開

友達に薦められ、書評を読んでから購入しました。
ありきたりの人間の苦渋を描いたストーリーかと思いきや、想像の斜め上をいく展開に驚きながら一気読みしてしまいました。
色々な人の生き方。これからの社会の多様性のあり方を考えさせられました。

#深い #シュール

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2021年06月06日

購入済み

普通という脅迫

知らずのうちに普通を演じ普通を強要している社会で主人公はコンビニというパッケージされた社会の歯車の中で生きていて、
主人公は結局、普通を消化してしまったのかしら。
それとも選び取った選択だったのかしら。
最後に賛否が分かれるけども、その意味を考えてしまうわねー。

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2021年04月09日

購入済み

コンビニ人間

何だか知らぬうちにハマってしまう作品でした

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2019年11月25日

購入済み

せつない

コンビニ人間って何?
と思い興味本意で読んでみました。
現代の若者の象徴である就職難民からのコンビニバイト。
自分の娘や孫もそうなる可能性はゼロではないと思うと切なく、この様な社会にしてしまった大人達に是非読んで欲しいと思いました。

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2019年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はっきり言えば、読んでてちょっと気分が悪い。これを作品にした事には非常に凄みを感じるし、さすが芥川賞。といった感じがある。そのくらい、社会の横っ面を思いっきり引っ叩いている感じで、読めばその威力は文章から伝わってくるし、攻撃性すら感じる。
この本には、「普通」である事とはこう言う事であると、文章ではっきり書かれている。それは、普通である人にとっては非常に気持ち悪い事なのかもしれないし、たぶん当たっている。そして普通でない主人公は、その普通でなさが生まれながらであるし、かなり振り切れているので、多分、大抵の人は残念ながら感情移入が出来ない。まあ、ハッキリと特殊なタイプである。それでも自分も含め、「普通」というものの気持ち悪さを日々感じている人にとっては、それが文章から非常にハッキリとわかるので、その点においては、それそれ!と言う感じにはなる。がしかし、なんだろう。普通でない人間が普通に生きるための手段を模索する様な内容ながら、その方法としてはちょっといただけない気がする。特に白羽という、これがまた普通に生きられないタイプでしかもかなりの普通コンプレックスで劣等感が酷い。そして主人公は別の意味で振り切れている。となると、もう「普通」は気持ち悪いかもしれないけど、普通でない輩も相当気持ち悪い。となる。主人公は、「普通」がなにかは分からないのだが、それを色々考えたりしないタイプなので、そこに苦悩や苦痛が生まれるわけでは無く、なんとなく不都合を感じているだけ。確かにコンビニという生き場所は彼女には非常に生きやすい場所である事は分かったし、それはそれで幸せな事だとは思うが、なんか、「普通でない」と言うのは、そう言う事なのだろうか?と思ってしまう。
「普通」と、「普通な生き方」は違う。「普通」に脳みそを使える人間が、周りの普通の人間に影響されてそれが当然のように普通に振る舞うのと、同じながら「普通」に脳みそを使える人間が、色々な紆余曲折を経て、「普通」ではない生き方を選択するのでは訳が違う。この作品では「普通」の持つ「気持ち悪さ」は、ハッキリくっきり明快に描かれていて、それは非常に理解も共感もできるし、それをここまでハッキリ文章化されている事が評価されている点であると思うが、それだけでは、なにか、救いがない。いや、ある意味、救いの方向性は、普通でない人間が普通である様に生きるにはどうすればいいか?みたいな感じだ。主人公も、白羽という人間も、まあ、普通では無いのは分かるが、彼らを理解はできても、共感までは出来ない。それでも、「普通」ではない生き方があるのは確かなのに、それを表現するキャラがいない。白羽というキャラは「普通」の気持ち悪さを表現するのには必要だが、普通の気持ち悪さを理解した上で、普通ではない生き方を選択した人間ではない。ただただ普通の生き方に憧れるもののそれが出来ず、反転毛嫌いしているだけの気持ち悪い奴。で終わってしまっている。結局最後には主人公にも見限られ、彼には救いがない。確かに、彼の様に「普通」に馴染めず性格の曲がってしまった人いるのだが、ホンモノの普通でない人間が、主人公しかおらず、その主人公がちょっと先天的に異質なタイプで思考回路が見えないタイプだと、何度も言うようにどうも救いがない。「ものの考え方」が普通ではない人は必ずいるが、それは色々な経験と試行錯誤の上でそうなるのであって、生まれながらには存在し得ないのかとも思う。普通の人間でもその普通度?みたいなものには濃淡あるし、気質も違う。その中で、稀に存在するホンモノの普通でない生き方をしている人間がもう一人登場して、主人公のうやむやを理解し、せめて少しでも主人公を導いてあげるような話が欲しかった。作品中、主人公が受けるひどい言葉や扱いは、主人公だから流せているものの、本当に酷いレベル。その主人公が出した答えは、私は人間では無く、コンビニ人間。なので、自分はコンビニでしか生きられない異端者。でも幸せです。みたいなスッキリするハッピーエンドになっているものの、読み手であるこちらの読後感は正直スッキリしない。奇人変人烈伝では無く、普通では無い主人公が大事にしている価値観やプライド、その上での行動基準なんかをもうちょっと深く丁寧に掘り下げて欲しかったと思います。

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

普通とは何かを徹底的に考えさせられる作品。
大人なんだから結婚して子供産んでるでしょ?30代でアルバイトなんて…みたいな、一般常識をぶつけられる不快感がリアルですごい。
皆、自分の好きなように生きましょう

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2026年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

淡々とした主人公の日常が軽やかに描かれていたが、その「軽やかさ」は、ある意味主人公の「合理的な選択」の果てにあるのかもしれないと感じました。

私自身は「あれもしたい、これもしたい」と非常に欲深い人間なので、これほどまでに何かに特化し、それ以外のことを合理性に欠くという理由で感情が動かない主人公を少し羨ましく思いつつも、そんな人生は楽しいのだろうかと思ったりもしました。

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の古倉は幼い時から普通ではない(どうやら自分は普通ではないという自覚あり)。読み進めていっても一種の発達グレーやなと思う場面が多くあるけど、コンビニという天職の下では丁寧に仕事するし、他の店員にも迷惑をかけてないし、自分自身の普通じゃなさを自分でやりくりしているから、別にいいやんか、と思ったし、意外と周りも受け入れてるからいい職場やんと思った。
しかし、問題は突然やってくるキモ男、白羽が来てから。おかしな理屈で白羽と同棲始める古倉も変やけど、それをあれこれ囃し立てる周りの人間たちは決してこれまでも主人公の個を受け入れて仕事してたわけではない所、相手のプライベートになにか言わずにはいられないことがリアルで人間の嫌な所やなと思った。
最後、古倉は自分はコンビニ店員であるから、と白羽に別れを告げ、新たにコンビニ店員として働くことを決意する所もまた古倉の変わった性格を映し出していてなんだか違和感に感じるけれど、きっとコンビニ店員として人生を生きることが古倉にとって正解やから、一応ハッピーエンドなのかな。

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

村田沙耶香さんの書く主人公は大人びていていつも冷静。そして冷静の中に静かな狂気が存在している。
登場人物は誰一人幸せに見えなかった。他人の目を気にして他人の人生に干渉して、下を見て窘めているようで本当は下に見て安心しているだけ。
主人公以外みんな人間らしい。主人公だけはコンビニ人間。可哀想などという目でさえコンビニ人間には理解できないのだろう。
解説で中村文則さんが書かれていたように主人公が気づけば食べ物に執着しなくなり、コンビニ人間として「生まれ変わった」ベビーエンド的な描写は天然の爆発力のように見え、とても巧みな手法であった。好みは分かれそうだが物語としての完成度が高すぎて満足した。

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

こんなことを言うのは忍びないがほんっとに気持ち悪かった
小説を読んでてこんなに嫌悪感を抱いたのは初めてかもしれない。白羽も主人公もキモすぎるしおかしいのだがそれを全くわかっていないから逆に怖い
個人的には最後はハッピーエンドだと思う

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

普通とは何か?人と少しずれてる女の子がずっとコンビニ店員として働く物語。
スラスラ読める本。

人と比べてしまう人におすすめ?

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2026年07月01日

Posted by ブクログ

人間と動物の違いは何かよく分からなくなった気がした。普通ってなんだろう、社会人ってなんだろうって疑問が増えていくばかりの一冊だった。


大人になれば自由になれると言いつつ、私たちは見えないレールの上を気づかぬうちに歩いているのかもしれない。


人生を生きていくうち、必ず自分の中の知識は増えていく一方である。その中でも、学生から社会人の変わり目が一番大きく、自分で選んだ職業によって、今後の「普通」が決まっていくのではないだろうか。
職場を決めると同時に、一緒に働く人達も決まる。そして1日の大半を職場で過ごす。小説内にもあるように、関わる人によって自分の喋り方や行動に影響する。
職場の人達から受ける影響は大きなものだと感じた。

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2026年06月26日

ネタバレ 購入済み

シュールすぎる

コンビニ人間って比喩でも何でもなくてそのまんまコンビニの為に生きる人間だった。でも自分も周りの話し方を真似したり影響されたりしてるから共感。

#シュール

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2025年05月03日

購入済み

SF?それともサスペンス?読後感がとても後味が悪く、それが良い意味で面白かったです。
のほほんとしたコンビニでの日常小説かな?と、気軽な気持ちで読み始めたことを後悔しつつ、最後まで一気に読み終えてしまいました。

#エモい #シュール #ダーク

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2023年03月25日

ネタバレ

まず読み始めて、主人公は発達障害の傾向が強いなと思いました。
私自身ASDの診断を受けており、主人公には共感する部分が多い、というよりも、私が書いた日記を読んでいるかのような感覚でした。

作中で、主人公が妹に「いつになったら治るのか」「どうすれば普通になるのか」というように責められる場面があります。それに対する「指示をくれれば私はどうだっていい。ちゃんと的確に教えてよ」という主人公の言葉は、まさに私の主張そのものでした。主人公や私のような人間は、周りの要望に応えるためにわざわざ行動しようとしているというのに、一体どうして具体的な改善案を出してくれないのでしょうか。こちらが歩み寄ろうとしているのに、一方的に糾弾してくるなんて、どう考えても非があるのはあちらではないのでしょうか。

自分自身のモヤモヤが物語になった、というような作品で、共感は得られましたが、感動や新たな発見はありませんでした。

#ほのぼの

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2022年07月16日

購入済み

主人公がアスペルガー だとは書いていませんが、読み手によってはアスペルガーであるだろうと想像させて読ませてしまうところが、実際アスペルガーの人がいる中で生活している、もしくは家族や自分自身がアスペルガーである場合、評価というか読んだ感想や気持ちが大きく変わってくる作品だと思います。

小説というのはあくまで一人の人間、個人の思想を文字にするというものであるからこそ、それが全てではないということも含めて読むのでしょうが。

ここで描かれる普通や、主人公が紛れようとする普通や、登場する全ての人が目指す普通は日本独特の普通である部分も多く、人間世界に共通していえる普通もあり、日本の普通はどこかの国では普通ではない、アスペルガー だろうがなんだろうがここで書かれている皆が目指す普通のことは、ある人にとっては普通であっても、普通どころか君達は何に洗脳されてるのだと異様に感じる人もいるのも事実なので、普通を押し付けようとするシーンでのやりとりなどは、小さな世界感で独特で読んでいて気味が悪かった。カルト集団の小さな世界にも感じる。

この世界は広くて、どこかの空間では普通で当たり前になっているけど、どこかの空間では普通ではなく、当たり前じゃないことがある、人間は視野が狭くなると怖いなと感じ、気味悪さや生きづらさが伝わる作品です。

しかしながら、貧困という問題は個人の責任ではなく国をあげて取り組むべきことだと考えさせられます。こんなに真面目に一生懸命、天職を見付けて輝いて働いているにもかかわらず、人生の一生を保証されないなんて悔しいばかり。

コンビニのマニュアルは、軍隊の規律の中にいるようでさえあり、厳しいですね、怖いですね。

こんなに厳しい毎日なのに、一生懸命働いても保証されないのですね。料金支払い、荷物の受け渡し、毎日の食事まで。街の人々の為に、24時間手厚くおもてなしをしているのに、街の人のために動いてくれるはずの役所の窓口は態度が悪くても許されて、コンビニ店員は態度が悪いと社会の悪になってしまうのですね。

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2019年12月31日

K

購入済み

小説の本質がこれだとしたら、やはり小説を好きになれない。気持ち悪さだけが残った。

#ダーク

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2022年06月21日

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