小説・文芸の高評価レビュー
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ハロウィーンの夜に何者かに頭を殴られ、重傷を負った27歳のジェットは辛くも一命をとりとめる。しかし負わされた傷のせいで、一週間後には脳動脈瘤が破裂し死に至るであろうことを宣告される。最期の一週間を過ごすか、それとも可能性の低い手術に賭けるか。ジェットが選んだのは、残りの一週間で自分を「殺した」犯人を見つけることだった。スリリングで切ないタイムリミットミステリです。
持病のせいで仕事も辞め、モラトリアムな生活を送っていたジェット。「時間はたっぷりとある」「あとでやる」と口癖のように言っていた彼女にいきなり突き付けられたタイムリミットはあまりに過酷です。誰が犯人なのか、そしてなぜ自分が襲われたのか -
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中前結花さんのぽろぽろ涙したエッセイがたくさんつまっている。読みながら私までぽろぽろ泣いてしまった。
悲しい話も嬉しい話もあるのだけど、すべてがとても大切なキラキラしたお話。表紙のドロップを大切そうに両手のひらで受け止めているイラストがとてもぴったり。
中前さんは記憶力がとても良いようだ。中前さんの幼いころの思い出を読んでいると、自分の記憶も蘇ってくることがある。「オトモダチ」を読んで、私も幼稚園のお泊まり会に参加したことを思い出した。宇宙人は出てこなかった。
中前さんの本は読んでいて、とても幸せな気持ちになる。世界中の一人ひとりが誰かの愛する大切な人であることを思い出させてくれるのだ。世 -
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折り合いの悪かった母の死をきっかけに実家に戻ってきた35歳の奈々恵は、実家の片付けをしている時に、食器棚の奥から出てきた母のレシピ帳を見つける。それを見て、いくつかのレシピを作りながら、母とのやりとりを思い出し、母の愛情と想いに気付いていく。母と交流のあった人々との交流からも、今まで見えていなかった母の姿を感じることになる。何かと反発し、助けも求めず、甘えることもしてこなかった自分を振り返り、生きているうちに気がついていればと後悔に襲われる奈々恵。後悔に溢れた切ないけれど、これからの奈々恵はきっと幸せに暮らしていけるだろうと思わせてくれる温かい物語。
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ネタバレあー面白かった。THEミステリー。
学生のころ館シリーズを追っていた時はあったんだけど、時計館の殺人くらいでやめちゃったんだよな。さすがにもう30年前くらいに読んだものなので、内容はすっかり忘れてしまった。ということで再購入して再読。
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を舞台に、大学のミステリー研究会の7人が、誰が殺人者なのか疑心暗鬼になりながら1週間を過ごすという物語。
そもそも、その島では半年前に殺人事件が起こっていて、人が4人ないし5人死んでいると思うと、よくもそんなところにノコノコと行ったもんだとは思う。やっぱり密室というか、閉じられた空間がないとここまでのミステリーにはならないか -
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ネタバレ母親の傲慢さに腹が立ちながら読んでいた。そして子供は親を選べず、小さい頃の環境により身についてしまった感性からの脱却は極めて困難であるというやりきれなさ。それでも親を悪く思う自身への罪悪感との戦い。あまりの逃げられなさに読者としても追い込まれた。母親の一筋の「息子を守るのは親の役目」という思いでぎりぎり持ち堪えたことや、息子にとっては殺したいと思うほど積まれた母への怒りが一筋の「諦めずに救ってくれた」で間一髪殺さなかったことから、人と人とは僅かな線でもいい方向へと転がれる可能性を持つことのできる、それを信じることのできる優しい生き物だと感じた。だからこそ愛はその人にとっての愛であり、自分にとっ
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上下巻長編小説。読み終えるまで長かった〜笑
でも、社会派ミステリー、エンタメ要素ありで読みやすかったかも。
被害者の家族、加害者の家族、先生、子供、警察、記者さん。いろ〜んな人が絡み合い、どの視点から読んでも心に刺さるシーンがあると思う。
辛くなるシーンもたくさんあったけど、人の心の中が明らかになっていくのでかなり引き込まれていった。
特に上巻の最後から下巻まではページをめくるのが早かった〜!
この本のテーマでもある無責任な噂も、人は加害者にも被害者にもなり得るんだと思うと苦しくなった。。
⭐︎噂が広がる一因となるのはまぎれもなく私たちの興味と好奇心だ。悪意だという感覚すらない。
⭐︎だ -
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『亡くなった方の人権を守る行為、元監察医の言葉の重みはずっしりと心にのしかかる』
法医学に最近興味を持ち、書店で思わず手に取った。
もちろん、法医学の知識を習得するのに非常に役には立つが、もう一方で“亡くなった方の人権を守る”こと、そしてそれを守ろうとしてくれる、いわばヒーローの様な先生の存在をよく理解できる一冊であった。
本作は、元監察医の上野先生のベストセラー。
実際に先生が検死をしたご遺体から気付いた違和感などの正体を医学的知識が少なくても理解が出来る様、非常に丁寧に語られている。
残念なことに、現在でもご遺体に生前何が起こったのかを隠されたままにされてしまう事は起こりうる、とい
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