あらすじ
妻の様子がなんだかおかしい。毎週金曜日に仕事と偽って、近所のカフェに通っているのだ。常連客は、不登校の小学生に、定年退職した男性、憧れの日本で暮らす外国人、そし
て僕!?自分の居場所が見つからないお客たちに、店主は美味しいコーヒーと焼きたてのスコーンと共に、本を処方するが……。心もお腹も満たされるブックカフェ、営業中!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルと装丁に惹かれての衝動買い!
…これが大当たり(^^)
カフェB&Yの心地良さにすっかり浸ってしまった!
出てくる絵本はどれも耳にした事のあるお話だったけれど、こんなふうに絵本から教えてもらえる事がたくさんあったなんて…
読みながら何度もハッとしたり納得したり…
今まで表面しか読んでなかったんだなぁ^^;
続編読みたいなぁ❤︎
また浸りたい!
こんなカフェあったら、そりぁ〜通いますよ(^^)
居場所を求めて…
Posted by ブクログ
意外なほど面白かった。
ふんわりした童話のような空気をそのままに、悩み事を聞きながら、最後は大人の世界に入っていく。
なるほどなと思わせる一冊!
Posted by ブクログ
NHKでバニラな毎日を見てから知り
初読みの作家さんでした。
カフェが舞台の作品って
ほっこり優しくなれるものが多い気がしますが
それだけではなくて、最後の第5話では
お互いが大切な存在だからこそ
そうなってしまったんだと切なくなりました…
どうやって物語が終わるのかと気になって
すぐ読んでしまいました。
バニラな毎日も読んでみようと思います!
Posted by ブクログ
ちょっぴり、心温まる物語でした。
主人公は、田中道也。作家。
物語の舞台は、美味しいコーヒーとスコーンを出す、洋書専門のブックカフェ。
そこに通う人々に店主が処方箋という名の洋書•本を渡す。という物語。
作品の中に懐かしい書名が出てくるのも嬉しかった。
1話、ドリトル先生航海記
2話、長くつ下のピッピ
3話、ちいさいおうち
4話、あおい目のこねこ
5話、賢者の贈り物
他に『ふたりはともだち』も出てきます。
物語の終わりの方では、洋書しか置いていなかったのが日本の作品も置くようになるみたいで、「続編も出るのなか〜」と勝手に想像しました。
続きも是非、読んでみたいです。
本の表紙は作品に登場する児童書のように可愛らしく、内容はちょっぴり元気づけてくれる心温まる作品でした。
Posted by ブクログ
なんだかんだで、みんな近所にこういうカフェを求めているんだと思う。
本の処方箋
いい言葉だと思った。
私も今居場所を求めて新たな道を進もうとしている。
Posted by ブクログ
妻の後をつけて知った外国の本ばかりあるカフェ。
個性的なお客さんの悩みを本で処方するドゥリトル先生の選ぶ本による癒しの処方箋。出てくるスコーンがとても美味しそう。
Posted by ブクログ
途中までは、とても面白く読みました。
最後、物語の中心になるかなさんが、新しい世界に踏み出すのですが、その過程もその後も、残された旦那さんも、なんだかなぁと思ってしまって、ちょっと残念。もう少し深みがあったら良かったです。