どうせ世界は終わるけど

どうせ世界は終わるけど

1,683円 (税込)

8pt

人類はゆるりと滅亡に向かう?

人類滅亡の危機がやってくる――ただし百年後に。世界を駆け巡った衝撃ニュースだったが、「終末」を意識させるには、小惑星衝突までの猶予が長かった。人々のささやかな勇気が少しずつ重なり合い、世界に希望をともしていく奇跡の連作短編集!

――これを機に、人類は捨てたりしないのかな。
――なにを?
――種の存続っていう根源的な本能を。

ベストセラー『#真相をお話しします』著者にして、ミステリ界のエースががどうしても描きたかった、未来なき世界で“希望”を編む人々の物語。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    336ページ
  • 電子版発売日
    2025年05月28日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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どうせ世界は終わるけど のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なんとも中途半端で絶妙な設定なのだろう(褒めてる)
    100年後なんて、いま生きてる人は普通に寿命を全うできる年月なんだから、何ひとつ変わることはないハズなのに、地球に未来がないというほんのりとした不安がこんなに人々の行動を支配することになるとは。
    映画よろしく地球を救うために命がけで行動するわけでも

    0
    2025年12月11日

    Posted by ブクログ

    著者作品は初めて読みました。
    それぞれの短編が後半に向けて緩やかに繋がっていき、それぞれの主人公がささやかな希望を胸に立ち上がっていく様に涙腺が緩みます

    過剰にエモーショナルな表現を避け、無駄のない構成により感情移入しやすくなっております

    傑作です!

    他の作品も読みます


    人類滅亡の危機がや

    0
    2025年12月10日

    Posted by ブクログ

    世界は終わる。ただそれは、100年後。
    捨て鉢になるには早すぎる、人生残したことをより数えるには時間がありすぎる。
    どうせ世界は終わるけど、どうせ終わる世界だとしても。その時まで、世界はあり続ける。
    「一緒にいるよ」最後の1日まで。最後の1秒まで。 

    どうせと自暴自棄になる人、好きなように生きる人

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    直径20キロを超える隕石が地球に衝突して、
    人類は滅びてしまうことが判明しました。
    でも、それは100年後のことです。

    マクロ視点では、当然全世界が叡智を結集して
    衝突の回避を目指します。

    では、ミクロ視点である人々の暮らしは
    どう変わるのか。これが本書の主題です。

    伊坂幸太郎の「終末のフール

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    短編集なんだけど一つ一つの話がホープ襲来という出来事でつながっていて、さらに時間軸が違うことで各話が絡んでいて、読んでいて心地よい作品だった。一つ一つの話も心温まるもので読後感もよい。
    人に勧めたくなる作品だった。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    「どうせ、世界が終わるけど」
    それが明日だろうが来年だろうが100年後だろうが、それはいつか来ること。
    その期間に左右されるのではなく、ただ自分の「好き」や「やりたい」に素直に向き合うことが大切。
    ただ、とは言ってもなかなかできることではないよな〜とも思う。
    それでもなるべく、できるだけ、「どうせ、

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    レビュー書いていたのだが、間違って違う小説のレビューを上書きしてしまった。慌てて消したけど前に何を書いていたのか覚えてない。まあまあ面白かったような気がする。

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    100年後、小惑星が衝突して地球の生命体が滅亡することがわかったら…。

    100年後だから、自分や自分の子供はもう生きてない世界。でも、子供たち世代が大人になった時、彼らは子供を持つべきか選択を迫られる。

    あなたならどうする?どうせ世界は終わるんだから、とやけっぱちになる?なんとかして回避できるよ

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    設定が面白い。ものすごいSFチックな作風を予想してたのに、ゆっくり進む展開が却ってジワジワと終末を意識させた。最後に希望を望ませる雰囲気が良い。

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    どうせ世界は終わるのに、日常は続いていく。みんなが「どうせ世界は終わるのに」と思いながら、生活をしないといけないやるせなさ。
    その中でも、最後には希望が見える素敵なお話たちだった。

    短編ではあるけど、どのお話も伏線回収が散りばめられていて、一気読み。

    0
    2025年11月23日

どうせ世界は終わるけど の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    336ページ
  • 電子版発売日
    2025年05月28日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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