ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    この小説もまたゲームのようだ。

    読破まで1ヶ月強かかってしまった。少しずつ少しずつ読んでようやくゲームクリアとなった。サム、セイディ、マークスと夏を満喫した。

    読み終えてみると作品そのものがシリーズもののゲームだったように感じる。

    各キャラクターに成長や変化があるのはもちろん、前章で出てきた伏線が回収されたり、ニヤリとする対比や繰り返しがあったりして、このゲームは2周目3周目の周回で気づくこともたっぷりありそうだ。ひょっとしたらイースターエッグ(隠し要素)もあるかも…

    休みをとってガーッとプレイするのもいいけど、一つ一つの街をゆっくり時間をかけて攻略するのもいいもんだ。そしてそういう楽

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    2026年09月06日
  • ザリガニの鳴くところ

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    ネタバレ

    幼い一人の女の子の四半世紀と、十数年後に起こった殺人事件が交互に展開される小説。
    カイアの壮絶な人生を通して、人種差別、裏切り、貧困、戦争にまつわる話なども絡んでいてなかなかに複雑。
    飢えをしのぐため、あの手この手でサバイバル生活を送るカイアは本当にたくましい。
    テイトとチェイスの2人の男性との恋愛模様も見所。特にテイト…テイトの気持ちも分かるけど、テイトがカイアを「住む世界が違う」とあそこで見放していなければ、彼女は罪を犯さなかったのではないかと思ってしまう。
    チェイスと出会うこともなく、「殺さなければ生きていけない」という決断にも至らなかったと思う。
    裁判中、優秀な弁護士の元無罪になったが

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    2026年09月06日
  • GOAT Summer 2026

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    麻布競馬場さんの小説と梨さんをまずは読みました。 梨さんはやっぱホラーでした。 麻布競馬場さんはじわじわと良くない方向へ向かっていく見せ方がお上手。

    ボリュームがあるので全部読めていませんがパラパラ見た限りでは癖はありそうです。

    余談ですが、ラジオで新郎側の親がお箸の使い方に厳しく結婚に向けて彼氏が彼女のお箸の使い方を躾た話の投稿がありMC達は良い彼氏〜って絶賛してたけど私は絶対嫌だと思った記憶がある。一つ要望を叶えたらさらなる要求してきそうだし。私は箸が持てないのでゾッとしますわ。幸せなのかね…

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    2026年09月06日
  • 怪物の祈り

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    「教誨師」という職業を知れたことは大きかった。
    並大抵の精神では、絶対に慣れない職種。刑務官もそう。
    特に保阪はどれだけの思いで、石原と向かい合わせになったのか。自分じゃとても無理。

    リアルに描かれすぎて、ついどの人物にも感情移入してしまう。
    由亜ごめん…このセリフにすべてを持ってかれた。

    これはもう今年読んだ中でかなり自分に刺さった本だった。生きるための復讐。新しすぎる。でも、何のために生きるのか、それは「伝え続けること」なのかな。

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    2026年09月06日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    軽く手に取ったけど、とんでもない。「入道雲が生まれるころ」の、リセット症候群の藤江さんの言葉を小さい頃の自分に言ってあげたい。「あなたは、どう思うん?」「あなたが、そうしたいん?」

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    2026年09月06日
  • 我らが音楽に祝福あれ

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    ネタバレ

    おもしろかった〜
    主人公のこども時代から晩年まで、特別恵まれた環境ではない中で音楽と出会って、いろんな人たちとの出会いがあって、支えられて、高め合って、めぐってきた機会を活かして、苦難もあったけど、音楽とともに幸せな人生を送った、といういいお話だった。

    貴子さんのこと、現実離れはしているけど、でもそういうこともあるかもねと思える素敵なファンタジーで、私は好きだった。

    ほかにも魅力的な登場人物が多くて、読んでいて幸せな気持ちになる本だった。私がクラシック好きだということもあるけど。

    また演奏会聴きに行きたくなったなあ。

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    2026年09月06日
  • 真昼にも星が光ると知ったのは

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    ネタバレ

    いろんな障害などのケースについて書かれており知らないことばかりでした。
    障害で大切なのは受け入れることであり、治すことではない、よりそっていきたいと思いました。

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    2026年09月06日
  • ナナメの夕暮れ

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    小さい頃から心の中で思っていた違和感を若林さんが言葉にして教えてくれました。
    そしてそんな違和感とか生きづらさも年齢を重ねるごとに気にならなくなるよ…気になるにも体力がいるよ…笑
    …と励ましてくれました!
    年齢を重ねることで起きる考え方の変化もしっかりと自分として受け止めている若林さんのエッセイ本が私は大好きです。
    また次作品、その次の作品と若林さんの紡ぐ言葉を楽しめる場がありますように!

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    2026年09月06日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ネタバレ

    恋パートを読んでいた時は、ダメな男に振り回される可哀想な女の子と友達のために人殺しも厭わない狂気を感じる友達の話に映ったが、最後、茂実を殺害したのが「留利絵」ではなく「蘭花」だった、という真実が明かされて、話の意味が反転した。

    結局己の気持ちに貼ったラベルが「恋」か「友情」かが違うだけで、蘭花と留利絵は本質な部分で似た人となっている。「自分自身の価値を他者との関係から見出す」という部分でだ。

    蘭花は、「才能ある若き音楽家、茂実星近の彼女」として、
    留利絵、「綺麗で賢い一瀬蘭花の親友」として自分を定義している。
    別にそれを誇りに思うのは問題ないが、問題は自分から価値を見出せる要素がそれしかい

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    2026年09月06日
  • ぼぎわんが、来る

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    今までサイコホラーやSFホラーを読むことが多かったので、心霊ホラーは新鮮な感じがしました。
    三部作となっており、それぞれ別の人の視点で描かれているので、各登場人物の心情が理解しやすかったです。

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    2026年09月06日
  • 総長さま、溺愛中につき。1 転校先は、最強男子だらけ

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    以前に読んだことがあるのですが、また読み返してみました。
    由姫ちゃんの内面がきれいすぎて、読んでいるだけで心が浄化されます... 私も由姫ちゃんみたいに優しい人になりたい...
    こんなに可愛い由姫ちゃんを好きになるなんて当然だよね、
    私もサラのファンクラブに入りたいです...
    やっぱり何回読んでも胸キュンする作品だなあと思いました。
    6巻からは買っていなかったのですが、少しずつ全巻揃えていこうかな、と思います

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    2026年09月06日
  • 阪急電車

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    面白かったです!
    それぞれの駅で起きる人間模様がひとつにつながり、どんな結末になっていくのか、先が気になり出したら、読む手が止まりませんでした。人柄や関係性も
    現実的なものになっていると感じて、物語にもすっと
    入り込めました。ひとつひとつのお話は長くはないので、読みやすくなっています。読み終わった後に、短編がひとつの長編にまとまって完結するようになっているのは計算された構成力なのだと感服いたしました。

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    2026年09月06日
  • サイレントシンガー

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    ネタバレ

    とてもよかったです。

    ”アカシアの野辺”で育ったリリカの物語。静かではあるけれど、とても揺さぶられる物語だった。
    老介護人との会話が読んでてほっこりだった。幼いリリカが覚えたての指言葉で子守唄をねだる様子や老介護人の不完全で完全な「ありがとう」。
    老介護人の最期、喉の窪みに左手の小指をあてがって「家路」を歌うリリカ。
    その様子を想像して目が熱くなった。歌を意味するこの指言葉はおまじないとなって、ずっとリリカを支え続けたのだ。

    ポピーちゃん人形、アシカショー、『すみれ』、ジュウシマツの実験、仮歌、歌の祭典。。。
    どれもおもしろいエピソードだった。小川さんの文章、文体、描写がとても素敵でなんて

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    2026年09月06日
  • 木曜日にはココアを

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    青山さんのことがもっと好きになった本!
    私の知らないところで、私のやりたいことができるように動いている人がいて、だから勇気を出して一歩踏み出せば、その人たちに出会えるって思ちゃった。悩みながら過ごす毎日も、何かにつながっているはずって思えた。

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    2026年09月06日
  • じんかん

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    九兵衛(松永久秀)の物語。案内役が信長という設定もなんとも秀逸である。
    少年時代の多聞丸、日夏との出会い。そんな少年の物語でもあるからこそ、久秀となってからも九兵衛という名が多く使われている。三好元長、義興との別れも心打たれるものがある。
    人は飢え死のうとも、孤独には勝てない。動物としては異常としか思えないが、どうやら人間とはそのように出来ているらしい。
    「信疑一如」疑っているから信じようとする。疑いが微塵もなければ信じることもない。
    武士や足軽は自身では何も生み出さず、人から搾取するのみ。
    甚助の「俺はもう自分の生まれた意味を知っている。英雄の兄を支え続けることさ」少年の心を感じる。
    久秀が

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    2026年09月06日
  • 白夜行

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    とにかく読後の虚しさは、これまで読んだ本の中で一番大きかった。2人は自分たちだけの世界でずっと支え合っていたのだろう。それは恋人や友達、家族といった単純な言葉では到底言い表せない、あまりにも深い精神的結合だった。だからこそ、「もし最初の事件が数年先だったら」「もしあの2人に他に頼れる人がいたら」と、どこかで“もしも”の話ばかりを考えて彼らを救いたい気持ちでいっぱいになった。幼少期の記憶や経験は非常に重要で、それがその後の生き様に直結するのだと改めて実感した。同じ世界観を引き継ぐという『幻夜』も、ぜひ続けて読みたい。

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    2026年09月06日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    読み終わってしまった…。
    とてものめり込み、ここまで早く一冊読み終わったのも初めてだし、一番好きな小説が更新された。
    妙にリアルで、うわぁ…と思うシーンもたくさんあったが、この作品に出会えて私はとても幸せです。
    ありがとうございました。

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    2026年09月06日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    もったいなくて少しずつ読み進めていた。
    文字通り珠玉の短編集。
    それぞれの作家さんたちの他の本を読んでいだからこそ気づくリンクするシーンや特徴。
    何度も読み返し味わいながらじっくり楽しめた。

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    2026年09月06日
  • 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)

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    月9連ドラ風で一発GO!がコンセプトだと言うこの本、本棚を整理していたら出て来たので、久しぶりに読んでみた。文句なしに面白い!郁のキャラクターが飛び出てて大好き。シリーズ全部読み直したくなった。

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    2026年09月06日
  • 楽園のカンヴァス

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    珍しくミステリーを読んだ
    登場人物も絵も魅力的で、ストーリー展開もワクワクするほど楽しかった
    絵に興味のない私が美術館に行きたくなった
    絵を愛する人たちの画家への思いが新鮮だった
    芸術だけでなく今までなかった新しいものが、なかなか世間に評価されなくて、本人が亡くなってから認められるって残念だなと思った

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    2026年09月06日