ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • うつくしいってなに?

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    最果タヒ氏の言葉がどこまでも透明で輪郭のくっきりした水滴のように美しい。新井良二氏の絵の魅力を最大限堪能できるようにそっと溶け込んでいる。

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    2026年05月10日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    私は小公女セーラのアニメが好きで、ラヴィニアの声にトラウマがあるからアンのアニメ版の声にどうしてもラビニアを思い浮かべてしまい、最初はあまり楽しめなかった。

    しかし幼少期のアンの気狂いっぷり笑 全盛期のYouTuberに肩を並べられるほどの行動力と想像力で笑ってしまう。私もアンのように好奇心のままに思ったことを全てやっていた幼少期時代だったので、「現代の子どももこうでなくっちゃ!!」と思いながら読んだ。

    そしてアンのメンタルの強靭なこと。前向きさがいい。他の人よりももっと規模の大きい失敗や癇癪をするけど、その分心優しいし情がある。

    最初はマリラが酷く無愛想に思えて不安だったが、読んでいく

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    2026年05月10日
  • 校閲ガール

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    ドラマを見て気になったので原作を読んでみたのですが、いい意味でドラマのままで、悦子のセリフが脳内で石原さとみさんの声で再生されとても面白かったです。

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    2026年05月10日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    ずっと読みたかった作品をようやく購入。しばらく積読になっていたけれど、ドラマ化が決まり、「やっぱり今読もう」と手に取った。
    読み始めると第一章から涙。若者たちのまっすぐさや、一生懸命に走る姿が本当に眩しくて、青春を少し思い出した。
    誰かのためだけではなく、自分自身の成長や限界に挑む姿に強く心を惹かれた。
    一章ごとにそれぞれのドラマがあり、終わってほしくないと思うくらい夢中で読んだ作品。
    実際の箱根駅伝と重ねながら読むのも楽しく、続きとドラマ化が今から楽しみ。

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    2026年05月10日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    読む手が止まらなくて、「まだ終わらないでほしい」と少し寂しい気持ちになりながら読んだ作品。
    誰かに認められるためではなく、自分自身の成長や限界に挑むために走る姿がとても印象的だった。
    記録には残らなくても、その瞬間に全力を尽くしている人たちの姿に何度も胸が熱くなった。
    仲間とのつながりや、それぞれの想いにもたくさん心を動かされた。
    ドラマ化も本当に楽しみ。

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    2026年05月10日
  • 塗られた本

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    松本清張全集未収録作品。
    いまの時代になってこれを読むと、まったく紺野美也子に同情できないどころか、青沼氏に同情する方が多いのではないだろうか。そもそも色仕掛けで契約履行を促してきたのは紺野側。青沼氏の据え膳を食うのはまあ男としてあるあるであろう。純粋な夫の愛情が美化されているが、ホス狂いの女とまったく同じ思考回路ではないか。
    もちろん小説自体は面白く、文句なしの五つ星。

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    2026年05月10日
  • 踊りつかれて

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    存在のすべてをでも感じたが、1章と終章でもつ印象が全くかわる。
    SNSには他者を追い詰める誹謗中傷が溢れている。眺める側の人間だが、その言葉たちがある日突然自分1人に向かって降り注いでくると考えたら恐怖でしかないだろう。
    それを想像すること、匿名は免罪符ではないということ、きちんと考えることが発信する人の責任だと思う。

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    2026年05月10日
  • 告白

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    すごすぎる完成度。
    もっと早く読めばよかった…。

    どこからやり直せば森口の娘が死ななくて済んだのか、読むごとに分からなくなっていく感覚も面白かった。

    ハッピーエンドとは言えない終わり方だったけど、森口にとっては最高の結末だったのかな。

    絶対映画も観る。

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    2026年05月10日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    疲れた人たちが、夜食とシャールさんの温かさに少しずつ救われていく物語でした。
    特に印象に残ったのは、同世代の女性が「こうあるべき」から離れ、自分のやりたいことに向かって歩き出すお話。誰かの期待ではなく、自分のために生きようとする姿がとても素敵で、読んでいて胸が熱くなりました。
    シャールさんは見た目ではなく、その人のしんどさや本当の思いを見てくれる人で、「人は見かけじゃない」と改めて感じました。
    出てくる夜食もどれも美味しそうで、私もマカン・マランのような場所で、静かにご飯を食べてみたいです。

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    2026年05月10日
  • 地上の楽園

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    労働力が欲しい北朝鮮と朝鮮総連、棄民したい日本政府の思惑が重なって推進された帰還事業。北朝鮮は地上の楽園であると信じて帰国事業の宣伝に邁進する高校生、地上の楽園を信じて帰国した人々を待ち受ける地上の地獄。帰国事業に翻弄された人々や当時の状況について描いた物語り。
    無責任に煽りそれを総括しないマスコミと政治家の姿勢は未だに正されない。また、本書で述べられる帰国事業と拉致問題が同根であるという指摘には頷かされる。
    帰国した家族から日本の親類へ送った手紙の検閲から逃れるため、切手の裏に書かれた「ここはじごく ぜったいに くるな」がリアルで恐ろしい。

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    2026年05月10日
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

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    面白かった!
    電車の中で読んでいて、マスクの中で何度となく吹き出してしまった。
    文章は正直でまっすぐで簡潔で飾りがなく、とても魅力を感じた。
    なんというか、本来言葉ってこれでいいんだなって思わされた。

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    2026年05月10日
  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    * 万葉集=奈良時代中心の古い歌集
    * 百人一首=DJ藤原定家が歴代名歌人から一首ずつ選んだベストアルバム

    13世紀前半、DJ藤原定家が歴代名歌人から一首ずつ選んだベストアルバム百人一首の原文、訳文、解説面白かった。後世の俳句、浮世絵、落語に影響を与えただけある。

    百人一首の紫式部の歌の解説読んで思ったんだけど、紫式部も本当はレズビアンだったんじゃないかな?男との恋愛より女友達をまるで恋人かのように歌った和歌があるらしい。だって源氏物語与謝野訳読んだけど、あれだけ魅力的な女ばかり出てくるし、女にしか目がいってない感じがするから。

    紀貫之ってネカマだったらしい

    「普通に読めば、これは貧し

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    2026年05月10日
  • もういちど生まれる

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    ネタバレ

    久しぶりに結構いいなと思った本
    すごく痺れたし、いま読めて良かった
    また読み返したいと思う
    淡くて暗くて儚い時代の物語たちなのに、
    もう大人に入ってきてしまった自分にもすごく刺さる
    いつまでも淡くて大切なものを、わすれたくないと思った
    自分だけの感情と向き合うこと、人には人の黒さや美しさがあること
    すべて、こぼしたくないね
    そんななかで混ざりあって、溶けて、こぼれていくものもあるけど、大丈夫だよって
    自分にも他人にも言いたい

    最後のお話でたくさん泣けた
    仕事や日常で、生きるために苦手なことを頑張っている自分をえらいと抱きしめてみたくなった
    きらきらを夢みても、たくさん考えていても、今はできな

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    2026年05月10日
  • 出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

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    今の私の中では1番刺さったといえる本。
    社会にはいろんな人がいる。そんなことがよくわかる話。人生に迷った時はこの本を思い出したい。
    また、たくさんの本の紹介もあるので、何かしら気になる本が見つかると思います。
    (以下ネタバレあり)


    私に響いたフレーズは次の3つ。

    「『仕事』と『お金』と『好きなところ』の関係性については誰もが悩み、それぞれの答えを持って行動しているのだと思う。」
    →この悩みは多くの人が抱えているものだ。私もその1人だが、改めて悩んでいるのは私だけじゃないと気づけ、心が軽くなった。

    「このドレスを自分が着ることがなくても、そうやって誰かが『あなたはこのドレスが似合うような

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    2026年05月10日
  • ひまわり

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    500ページ弱の小説で毎晩楽しみに読んだ。
    難点は内容に惹き込まれて、眠気がとんで数日間、寝不足になったこと。
    頸髄損傷、四肢麻痺を負いながら、音声認識ソフトを使って司法試験を突破した菅原崇弁護士のエピソードを参考に、弁護士でもある著者によって執筆された。

    事故で毎日が激変し、入院生活が続くなか、入院後はじめて外出し、美容院に行き、プレゼントされたリップグロスをぬった主人公が、私は綺麗だった、と実感する場面が泣けた。

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    2026年05月10日
  • 蜜の残り

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    どれが一つくらい当てはまる気持ちが書かれているんじゃないかな、と感じるほど奥底のずるさ、もどかしさなどに心の中の振り幅が大きくなる。思い出せるような忘れたいような、でも大切な気持ち。それでも生きていく。不倫でも叔父でも、正しさと好きな気持ちは比例しない。短いけどいい作品、読んでよかった。私も味わってみたい。

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    2026年05月10日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    とても読みやすくぐいぐいと世界観に引き込まれてしまい、読み進める手を止めることが難しかった。
    いろいろな細かい設定に、伏線回収等満足できる点が多く自分としては当たりだなぁと思えました。
    続編あるのかな?あればぜひ読みたいし、なければ是非とも書いてほしいなと思いました。

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    2026年05月10日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    アルコール依存をテーマにしながらも、軽妙でユーモラスな語り口によって物語へ引き込まれるアル中小説。冒頭からテンポの良い会話が続き、どこか可笑しみを含んだ世界観の中で読み進めることになる。
    一方で、随所に鋭さや繊細さを感じさせる感情の描写もあり、単なる滑稽さではなく、人間の弱さや揺らぎが丁寧に掬い取られている点が印象的だった。
    作者自身の経験を背景にしながら、重い題材をここまで軽やかに、かつ深みを持って描き切っている点に手腕を感じる一冊だった。

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    2026年05月10日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    親として・働く人として、私は「人に与える側になりたい」と思っていました。いつからか、そのことを疎かにしていた私に、この本が改めて気づかせてくれた言葉がありました。

    サチゑさんの言葉

    「人というのは最初こそ貰う側やけんど、いずれは与える側にならないかん。いつまでも貰ってばかりじゃいかんのよ。親になれば、尚のこと。」

    私も40代。人からたくさんのことを貰ってきました。これからは私の経験(痛みや苦しみ、喜び等)を出来るだけ与える人になりたい………いや、なるんだ!なるぞー!

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    2026年05月10日
  • クライマーズ・ハイ

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    ネタバレ

    下りるために登るんさ ーー。

    群馬県・御巣鷹山で起きた日航ジャンボ機の墜落事故に、地元新聞・北関の全権デスクとして奮闘した悠木と、
    十七年後、険峻な岩場・衝立岩に挑む悠木。
    それぞれの時間軸の悠木の闘いを通して、このフレーズの意味を考えさせられる。

    「長野であってくれ」と思ってしまうような、「もらい事故」。
    日航の全権デスクとして、記者たちに現場を踏ませて記事を書かせてそれを載せる。繰り返される7日間の中で、悠木が求め貫いた矜持に触れたような気持ちになった。
    第一報としての現場雑観、スクープ。載せるために、過去の大久保連赤をしがむ上席らと闘う悠木の言葉が心に残った。
    「俺は『新聞』を作りた

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    2026年05月10日