小説・文芸の高評価レビュー
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私は小公女セーラのアニメが好きで、ラヴィニアの声にトラウマがあるからアンのアニメ版の声にどうしてもラビニアを思い浮かべてしまい、最初はあまり楽しめなかった。
しかし幼少期のアンの気狂いっぷり笑 全盛期のYouTuberに肩を並べられるほどの行動力と想像力で笑ってしまう。私もアンのように好奇心のままに思ったことを全てやっていた幼少期時代だったので、「現代の子どももこうでなくっちゃ!!」と思いながら読んだ。
そしてアンのメンタルの強靭なこと。前向きさがいい。他の人よりももっと規模の大きい失敗や癇癪をするけど、その分心優しいし情がある。
最初はマリラが酷く無愛想に思えて不安だったが、読んでいく -
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労働力が欲しい北朝鮮と朝鮮総連、棄民したい日本政府の思惑が重なって推進された帰還事業。北朝鮮は地上の楽園であると信じて帰国事業の宣伝に邁進する高校生、地上の楽園を信じて帰国した人々を待ち受ける地上の地獄。帰国事業に翻弄された人々や当時の状況について描いた物語り。
無責任に煽りそれを総括しないマスコミと政治家の姿勢は未だに正されない。また、本書で述べられる帰国事業と拉致問題が同根であるという指摘には頷かされる。
帰国した家族から日本の親類へ送った手紙の検閲から逃れるため、切手の裏に書かれた「ここはじごく ぜったいに くるな」がリアルで恐ろしい。 -
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* 万葉集=奈良時代中心の古い歌集
* 百人一首=DJ藤原定家が歴代名歌人から一首ずつ選んだベストアルバム
13世紀前半、DJ藤原定家が歴代名歌人から一首ずつ選んだベストアルバム百人一首の原文、訳文、解説面白かった。後世の俳句、浮世絵、落語に影響を与えただけある。
百人一首の紫式部の歌の解説読んで思ったんだけど、紫式部も本当はレズビアンだったんじゃないかな?男との恋愛より女友達をまるで恋人かのように歌った和歌があるらしい。だって源氏物語与謝野訳読んだけど、あれだけ魅力的な女ばかり出てくるし、女にしか目がいってない感じがするから。
紀貫之ってネカマだったらしい
「普通に読めば、これは貧し -
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ネタバレ久しぶりに結構いいなと思った本
すごく痺れたし、いま読めて良かった
また読み返したいと思う
淡くて暗くて儚い時代の物語たちなのに、
もう大人に入ってきてしまった自分にもすごく刺さる
いつまでも淡くて大切なものを、わすれたくないと思った
自分だけの感情と向き合うこと、人には人の黒さや美しさがあること
すべて、こぼしたくないね
そんななかで混ざりあって、溶けて、こぼれていくものもあるけど、大丈夫だよって
自分にも他人にも言いたい
最後のお話でたくさん泣けた
仕事や日常で、生きるために苦手なことを頑張っている自分をえらいと抱きしめてみたくなった
きらきらを夢みても、たくさん考えていても、今はできな -
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今の私の中では1番刺さったといえる本。
社会にはいろんな人がいる。そんなことがよくわかる話。人生に迷った時はこの本を思い出したい。
また、たくさんの本の紹介もあるので、何かしら気になる本が見つかると思います。
(以下ネタバレあり)
私に響いたフレーズは次の3つ。
「『仕事』と『お金』と『好きなところ』の関係性については誰もが悩み、それぞれの答えを持って行動しているのだと思う。」
→この悩みは多くの人が抱えているものだ。私もその1人だが、改めて悩んでいるのは私だけじゃないと気づけ、心が軽くなった。
「このドレスを自分が着ることがなくても、そうやって誰かが『あなたはこのドレスが似合うような -
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ネタバレ下りるために登るんさ ーー。
群馬県・御巣鷹山で起きた日航ジャンボ機の墜落事故に、地元新聞・北関の全権デスクとして奮闘した悠木と、
十七年後、険峻な岩場・衝立岩に挑む悠木。
それぞれの時間軸の悠木の闘いを通して、このフレーズの意味を考えさせられる。
「長野であってくれ」と思ってしまうような、「もらい事故」。
日航の全権デスクとして、記者たちに現場を踏ませて記事を書かせてそれを載せる。繰り返される7日間の中で、悠木が求め貫いた矜持に触れたような気持ちになった。
第一報としての現場雑観、スクープ。載せるために、過去の大久保連赤をしがむ上席らと闘う悠木の言葉が心に残った。
「俺は『新聞』を作りた
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