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Posted by ブクログ
昼と夜があるように、
表の顔と、裏の顔があるように、
本音と建前があるように、
誰しも相反した二面性を持っている。
ドロドロとした汚い心を胸の奥にしまっていながら、
世間体や、よく思われたいため、相手を思いやるため、
理性が働いてこそ社会生活が送れる。
事故や事件、あるいは大きなショックで、
二つのバランスが壊れれば、病名が付くことにもなるかも。
加害者と被害者としての相反する関係も、
ストーリーの中で、考えさせられる。
「昼のはなし」で心温まる話から、
「夜のはなし」での、ある意味どんでん返しの数々。
王道の辻堂作品とコメントがあるのが、納得!
咲子の立場の気持ちも痛いほどわかるし、
母親の気持ちもよくわかるし、
茜のおばあちゃんの気持ちもやるせない。
茜の一生懸命な姿にも、胸を打たれた。
とても、感動的だった。
Posted by ブクログ
昼の話を特に疑うこともなく読んでいたら、夜の話の最初であれれ?となりました。昼の話も夜の話も、先が気になってどんどん読み進めてしまいました。
1番最後に明らかになった真実はなんとなく予想はしていたのですが(何か疑うような描写があったわけではなく、私の完全なヤマ勘です)、最後たたみかけるように色々な真実が明らかになるのは見事だなあと思いました。何一つ真実を知らずに咲子さんと別れることになった茜はかわいそうだなと思いますが、反面それはみんなが茜を守りきったからだと思うと、茜本人は実感することはできないけれど、こんなにみんなから大切にされて幸せ者なのだろうとも思います。咲子さんは、一つ一つは誰にでもあるような軽い罪だとも思うけど、ここまでの罰を受けて苦しまないといけないほどなのかな…つらいです。
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