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14年前に起きた産院放火殺人事件。その被害者遺族三名を誘拐したのは、加害者の息子・湊川潤だった。取り調べを担当する警視庁の羽山圭司と高尾署の森垣里穂子に対し、湊川は加害者家族として歩んだ過酷な日々を一方的に語ったうえで問う。「殺人事件の加害者家族と被害者遺族──一つ選べと言われたら、あなたはどちらになりたいですか?」二人が湊川の真意を掴めぬうち、管内で新たな凶悪事件が起きてしまい……。『トリカゴ』の刑事たちが辿り着いた慟哭の真相とは。辻堂ミステリの新たなる到達点!
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Posted by ブクログ
二転三転するストーリーに翻弄されました。 正直最後のは、ちょっと強引かなとも思いましたが、とても面白く読めました。
物語の中にこんなにヒントが隠されていたかーと読み終わって驚愕した。丁寧にメモりながら読み進めたらまた面白そう。ミステリーとかあまり読まないから、慣れてなくて読みにくくて途中くじけそうになったけど、最後まで読んで達成感ハンパない!面白かったー
過去の事件の反転、現在の事件における逆転など被害者遺族と加害者家族の難しいテーマを扱いながらミステリとしての面白さを描くのはめっちゃ良かった 3329冊 今年228冊目
このミステリーは凄いとしか言いようがない。 予想を遥かに超えた真実に最後は何度も読み返したほど。 14年前に起きた産院放火殺人事件の加害者の息子が、被害者遺族3名を誘拐する。 加害者家族として生きてきた過酷さが故の恨みなのか…と思っていたが、それだけでは終わらなかった。 取り調べ中に再び被害者宅が...続きを読む…。 誰が…。 共犯者がいるのか…。 思いもよらぬ方向に進んでいき、まさかの加害者が被害者だったのか?で終わりになるはずもなく、さらに追い打ちをかけるかのような真相が、警視庁の羽山と高尾署の森垣によって伝えられる。 不都合な真実であるが、伝えなければならなかったこと。 まさかの結末に唸るしかなかった。
時間をかけ考え抜かれたストーリーに感服しました。読み進める中での小さな違和感がキレイに回収されていく最後の場面は圧巻です。次回作の期待が募るばかりです。
14年前の産院放火事件の被害者遺族3名が誘拐された。 誘拐したのは加害者遺族、犯人の息子だった。 複雑に絡み合った糸がほぐれていき、バラバラだったピースがカチリと嵌る。 そんな感覚でした。 絶えず訪れる焦燥感。 後手後手に回る刑事たち。 そして起きる新たな事件。 そして明かされる真相。 ...続きを読む見事でした。 読むべき1冊。
とても良かったです。 実は地名も馴染み深くて、本当に起こったことのようにして読んだ分思い入れが強い作品になりました。 ここまでメッセージ性の強い作品に久しぶりに出会いました。 また少し時間が経ったら読み返したいです。
読み終わったとき、思わず「これ、すげー」と口から出て、全身に鳥肌がめぐった。 内容には一切触れない。 ただただ、この読み終わった瞬間の衝撃を味わってほしい。
#ドキドキハラハラ
読み応え充分。 次々と明らかになる出来事に手が止まらず一日で一気読み。 「−大抵の真実は、美しくなんかないんです」 犯罪者、被害者、その両者家族のあり様もそれぞれで決して一面的ではない。 そして必ずしも美しくない…。 読み応えありだけどなかなか痛さも感じる作品。 「トリカコ゚」を再読したくなった...続きを読む。
前半は淡々と進んで行き、ここまでは普通の警察小説と思いながら読み進めていました。 後半から一気に伏線を回収しつつ、物語が進みます。 大半のページを割いた誘拐事件すら伏線だとは… 被害者と加害者がキーになっているのですが…もう一度再読します
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