あらすじ
戦え。もう一度生きるために。
蠱毒〔デスゲーム〕が終わる。
残り九人――。
堂々の最終巻!
〈あらすじ〉
最終決戦、開幕。
東京は瞬く間に地獄絵図に染まった。
血と慟哭にまみれる都心の一角で双葉は京八流の仇敵、幻刀斎に出くわしてしまった。
一方の愁二郎は当代最強の剣士と相まみえることに――。
戦う者の矜持を懸けた「蠱毒」がとうとう終わる。
八人の化物と、少女一人。生き残るのは誰だ。
【文庫書下ろし】
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『イクサガミ 神』は、壮大な蠱毒の戦いに決着をつけるシリーズ最終巻。舞台はついに東京へ移り、新橋停車場、銀座、日本橋、秋葉原、上野など、文明開化の街そのものが最後の戦場となる。参加者たちは顔写真付きで指名手配され、賞金まで懸けられた「公敵」に。剣客同士の殺し合いだった蠱毒が、国家権力と群衆まで巻き込む巨大な見世物へと変貌していく構図が実に面白い。
愁二郎、双葉、彩八、四蔵、響陣らの思いが交錯する中、とりわけ双葉の存在感が増していくのがよかった。守られる側にも見えた彼女が、人と人をつなぎ、託された言葉を運び、物語を前へ進めていく。さらに京八流と朧流の伝承が明かされ、この物語が長い歴史と継承の物語でもあったことが見えてくる。
剣戟、伝奇、群像劇の熱量を最後まで失わず、ひとつの時代が終わる寂しさまで描き切った見事な完結編。読み終えたあとには、決着を見届けた満足感と、旅の終わりへの深い喪失感が残った。
Posted by ブクログ
イクサガミついに完読!
蠱毒の最後、京八流や朧流の秘密も解き明かされ、最後に残るのは…
それぞれのキャラクターが個性的に描かれて面白かったです!映画では表せないような空想力をかき立てる矢技の応酬、読んでてドキドキでした!
本を読んだ後、映像の続きはどうなるのか、原作とは違うストーリーの続編も楽しみになりました!しばらくネトフリは手放せそうにないです。
もちろん、本もいろいろ読みたいですが\(^o^)/
Posted by ブクログ
泣きながら読んでた。
泣いて、堪えて、読んですぐ泣いて。
悲しくて泣いたけど感謝しながらも泣いた。
双葉ちゃん、ありがとう。
双葉ちゃんを助けてくれた人達にも感謝してもしきれない。
京八流と朧流、幻刀斎の因縁。
幻刀斎の凄まじい執念。それは事の発端である八坂刀斎が居なくとも京八流がある限り終わらない復讐。
たまったもんじゃない。
当代の託された奥義が幻刀斎を上回ったのは嬉しいが幻刀斎を過去を思うとやるせない気持ち。
橡さん、椒さん、杜さん。
この人たちにも大分助けられましたね。
最後の、最強の忍び。
ただではやられない。
進次郎さんが居たから出来た事。
カムイコチャさん、ギルバートさん。
それぞれ最後まで残れる実力者だったのに。
揺るぎない信念。
四蔵さん、彩八さん。
兄妹の絆が強くてあたたかい。
互いを想い合う強い絆が継がれてちゃんと勝ったよ。護ったよ。
愁二郎さん強かったな。
実力は勿論、継いだものを背負う心と身体も。
勝ってくれてありがとう。
双葉ちゃんが居たから出来た縁。
愁二郎さんが紡いでた縁。
どれか一つでも足りなかったらこうはならなかったんだろうな。
川路さん、色々言いたい事、思った事ありますが、とりあえず、蠱毒に使った金、全国に少しずつでもばらまいて欲しかったです。
最後、本当に終わったんだなって分かって良かったです。
Posted by ブクログ
期待を裏切らない面白さ。終わってしまって寂しい〜。Netflixのアクションシーンも良かったけど、やっぱり原作が一番!
登場人物それぞれの物語に引き込まれました。最後に大金を手にするのは誰?好きなキャラがバタバタと倒れていくのが辛かったです。最後の展開は予想できましたが、読む手が止まらなかったです。
Posted by ブクログ
極上のエンターテイメントを味わった。
1巻の感想に少年マンガを読んでいるような錯覚に陥ったと書いたが、蠱毒はまさに「超人オリンピック」や「天下一武道会」の系譜に連なるものではないだろうか。次々と登場する魅力的なキャラクター、剣の奥義の継承といったワクワク要素に加え、スピード感のある物語進行で全く飽きさせることなく、ラストまで読ませる。
そして、まだ日本という国の形がおぼろげで混沌とした空気の残る明治初期の雰囲気が、時代小説としてもしっかりと書かれているので、さまざまな背景を持つ参加者たちの生き様がよりリアルに感じられた。
さらに、双葉の存在が読者も含め皆の救いになっており、彼女によって物語全体がきれいにまとまり収束していく。
ああ、おもしろかった。
では、我慢してたNetflix見まーす。
Posted by ブクログ
Netflixのドラマがとても面白かったので購入。
ドラマではアクションに惹かれたが、原作では各々の人間像に惹かれ、終始面白かった。
金、復讐など、様々な目的で蠱毒に参加した人たちが双葉の優しさという強さに触れることによって変わっていく様がとても良かった。
殺伐とした時代や社会でも他者と繋がることで穏やかになったり、心が楽になったりするのは明治初期と現代で違えど通ずるものがあると思った。
ただ戦いを求め参加した者も、敵として魅力的な悪だったり、純粋さが表現されていた。
デスゲームという設定だが、優しさや他者との繋がりによって得られるものを感じることができる作品だった。
奥義、技なども漫画のようでとても胸が躍る表現がされており、4部構成だが長さを感じることもなく一気に読んでしまった。
最高でした!
Posted by ブクログ
読み終わってしまった。
終わってほしくなくて最後の30ページくらいを残し1週間読まずに放置しておりました。その間「天」から読み直してみたり、忍者について調べたりとだいぶ焦らしました。たまにあるんです、アニメや漫画の最終回が観られないことが…何か寂しくなるじゃないですか。
そしてついに長い旅の結末を見届けた。
何とも言えない複雑な感情が湧き上がってきて。
誰とは言いませんが、あの人とあの人は死ななきゃダメでしたか…涙
幕末から明治にかけての時代の狭間で、守りたいものを守るための強さや覚悟、生き様がそれぞれ皆んなかっこよかった。素晴らしい作品でした。
Posted by ブクログ
いよいよ最後の巻。この最終巻は、予想通り壮絶な戦いの連続!兄弟は生き残ることができるのか、生き残ってほしいなあと思い、また仲間を思いやる気持ち、1人またひとりと登場人物が減らされていく寂しさなど、いろんな場面に、胸が熱くなりながらの読書体験でした。まるでドラゴンボールのようなめまぐるしい闘いの連続。でもなんだろう。あまりにも多くの人が死に、最後の終わり方も余韻が残る終わり方と言ってしまえばそれまでですが、なんかスッキリしませんでした。
Posted by ブクログ
蟲毒はついに決着する。
そしてイクサガミとは何か、京八流とは何か、蟲毒の目的は何か、すべての謎が明らかになる。
愁二郎と双葉は最後にどうなるのか、ぜひその目で確かめてください!
あ、でも難読漢字が多かったのはちょっと…。
Posted by ブクログ
これまでになく睡眠を削って爆速で読んだ作品
ただのデスゲームだと思って読み始めた頃とは印象が全部変わって、登場人物たちの過去とか、明治という時代背景とか、傷を背負った人たちの人間ドラマの話だった
欲を言えば刀弥をもっと掘り下げてほしかった……スピンオフをください
Posted by ブクログ
イクサガミシリーズ第4巻(最終)。ついに東京で何を目的にするかが明かされます。そして、最終決戦。最後までハラハラしながら、それぞれが持つ因縁、しがらみを噛み締めながら読みました。本当はこんなに人がコロコロ死んでいく話は好きじゃないんですけど、これはそれを超越して楽しむことが出来ました。
以下、ややネタバレあるので、内容知りたくない人は読まないようにしてください。
◆東京に入った9人
化野四蔵
香月双葉
衣笠彩八
柘植響陣
嵯峨愁二郎
ギルバート・カペル・コールマン
岡部幻刀斎
天明刀弥
カムイコチャ
◆京八流奥義(最初は名前通りに持つ)
1 北辰 目の奥義 →愁二郎
2 武曲 脚の奥義
3 禄存 耳の奥義 →彩八
4 破軍 腕の奥義、怪力で武器を破壊
5 巨門 胴の奥義、筋を硬化させ、皮だけ切らせるに留める →四蔵
6 貪狼 肌の奥義、攻撃に自動的に反応しいかなる攻めをも屠る→愁二郎
7 廉貞 口の奥義、呼吸で身体能力上げる →四蔵
8 文曲 指の奥義、剣の動きをあり得ない方向へ曲げる
Posted by ブクログ
楽しみにしていた最終巻で期待を裏切らず好きな剣豪が集う内容で面白く読めた。バトルロワイアルで剣を交えるストーリーを上手く時代背景とマッチさせエンターテイメントとして仕上げ引き込まれた。
明治初期、蠱毒の個々に持たされた札の奪い合いルールで生き残った8人の剣豪と1人の少女9人は遂にゴールの江戸に着く。しかし蠱毒は終わりで無く江戸に着いた9人は写真を撮られ其々江戸に各地に散らされ、9人の写真が江戸中に犯罪者として賞金がかけられ警察他狙われる中、新たな最終ゴールとなる上野寛永寺黒門時間(23:50-0:00)に向かわせられる。
双葉は、愁二郎と別れる前何か有れば彩八を頼れとの言葉を思い出し彩八と合流するも京八流継承者を狙う幻刀斎に追われギルバートに助けられる。
愁二郎は、双葉との合流を目指すも天明刀弥と遭遇して刀を交えるも天明の強さに驚く、そこに四蔵が現れ共闘するも天明は強く戦いの場を離れ双葉を探す為二手に分かれる。
カムイコチャは、蠱毒側の中村半次郎と出会い交戦するも分けて分かれる。
彩八と双葉は再度幻刀斎に追いつかれ、双葉に技の伝承を託した彩八は、幻刀斎と戦うも敗れる→残り8人
双葉は、カムイコチャ、四蔵と合流するも四蔵は双葉経由で彩八の技の伝授を受け仇を打つため、双葉をカムイコチャに委ね幻刀斎と対峙に向かう。
双葉とカムイコチャは次に響陣と出会うも響陣は、蠱毒参加の目的で有った吉原の恋人を人質に取られ引換に愁二郎を殺す話を打ち明ける。
双葉は電報で見方の前島に響陣の恋人の救出を託した後、双葉とカムイコチャは天明に出会い双葉を逃す為、カムイコチャは天明と戦い敗れる→残り7人
響陣が愁二郎に戦いを挑む中、双葉から前島部隊が恋人の救出をした事を聞き蠱毒側の元甲賀最強の千景、多羅尾譲ニを抹殺するも制御の効かない死技で死す→残り6人
愁二郎は双葉と日本橋を渡るも中村半次郎と出会い愁二郎は双葉を逃がし離れて半次郎を葬る。
四蔵は、幻刀斎と対峙して彩八他兄弟から受け継いだ技を駆使して幻刀斎を葬る→残り5人
双葉は1人寛永寺を目指すも天明に出会ってしまう、そこに開門を待っていたギルバートが現れ身を呈して双葉を助けるも天明に敗れる→残り4人
双葉は、天明に討たれる前に幻刀斎との戦いで満身創痍状態の四蔵が駆け付け助けられるも四蔵は天明に敗れる→残り3人
遅れて愁二郎も駆け付け四蔵が亡くなる前に京八流奥義全ての伝授がなされ双葉を寛永寺開門に進ませ天明と対峙する。→到達者1人(=双葉)
愁二郎と天明の生存が定かでない状態で刀の時代と共に終焉を迎える。
双葉はその後1年を掛けて蠱毒で助けれれた参加者の目的を果たすべく賞金を分配する旅を終え、蠱毒主催者前島警視総監の暗殺の報で終える。愁二郎が暗殺したのかは、???
江戸到着者9人
衣笠彩八(京八流):没→カムイコチャ(弓矢):没→拓殖響陣(伊賀忍者):没→岡野幻刀斎(京八流暗殺者):没→ギルバート(サーベル):没→化野四蔵(京八流):没→天明刀弥(剣豪):不明→嵯峨愁二郎(京八流):不明→香月双葉:生存
Posted by ブクログ
物語の終わりに近づくにつれて、それまで散りばめられてきた人物の因縁や行動の理由、何気ない描写の意味が次々と明らかになり、点だった出来事が一本の線としてつながっていく。飽くまでぎりぎりの緊張感を損なわず伏線が回収されていく様に、本の残り半分くらいまできたところで、高揚感が止まらず最後まで一気に読み進めた。
Posted by ブクログ
残り9人、さあさあ、今度こそ、この後どうなるの?最終巻「神」へ急がねば。…と前巻のレビューに書いたが、その後Netflixの配信が始まって盛り上がったからなのか、なかなか近所のBOOKOFFに現われず、「急がねば」と書いた割には間が開いてしまった。
東京に入り、嵐の前の静けさの時間が過ぎた後、いやあ、こんな展開が待っていようとは。
如何に前島を頼ろうとも『今更、何をしても無駄』と思わす〈蠱毒〉の奸計には、読んでいてもう胸がドキドキ。一気に読むには心臓に悪く、だが間を置くには先が気になって仕方がない、スピーディーな活劇に手に汗を握る。
初めてまみえる愁二郎&四蔵vs.天明刀弥から、彩八vs.○○、カムイコチャvs.□□、響陣vs.△△、幻刀斎vs.◇◇、ギルバートvs.□□……、それぞれの生き様を賭けた壮絶な戦いぶりに敗者が倒れる時には胸を突かれる。
間で語られる京八流と朧流の因縁、政府内部の暗闘、吉原での大立ち回り、木偏の来し方などが面白さに輪をかける。
〈蠱毒〉の真相が空虚で、ラスボスが寒々しくつかみどころがないあいつというのが、いささか不満だが、それもこれも武士の時代の終焉を描いたこの物語に相応しいと言えば相応しいか。
明治維新を経て希望とともに踏み出したこの国の未来を、生き残った者の存在と足取りが象徴した終ノ章が良かった。(そこから146年余、なかなか希望を持ちづらい国になってしまったけどね…)
Posted by ブクログ
ずっと読む気もなく積読状態でしたが、読み始めてからのめり込むように読み終えてしまいました。
4巻と言う長さのなかで、ぐだくだにならない展開の速さ、ほんの少しキャラに愛着が湧いてきたと感じたとたんに来るそのキャラの過去、そして離脱。
本当に自分も俯瞰で観ているようなハラハラ感。
所謂デスゲームで感動なんかしないだろと思っていましたが、ラスト1巻は手汗びしょびしょの大感動でした。
Posted by ブクログ
終わっちまっただ。。。
正直、2〜3人は生き残ると思ってんだけどな。
ある意味2人残ったか。
東京に入ってからの展開は、そうきたか!でした。
川尻の目的がなぁ、なんつーか、もっとなんかあっただろ、ここまで人を動かせるなら、と思わずにはいられなかった。
それを除けば、皆さんの結末に拍手でした。
特に、彩八、成長した、めっちゃ成長した!
あとカムイコチャ好きだったからすごい残念。。。
最後まで抜かりなく戦わせたねぇ、作者様
最後になって木偏の皆様も人間味が出てきたのもよかった。
ネトフリでも結末までやってほしいなぁ
2026.2.10
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Posted by ブクログ
面白かったです!終わってしまって淋しい。
最後は個人的には悲しい終わり方でした。まさかみんないなくなっちゃうなんて。彩八の時は衝撃でした。それからは何となく、みんないなくなっちゃうのか、、、と思いながら読み進めていたら。
四蔵には残って欲しかったな。
2026.3.10 追記
Netflixでドラマを見たけど、原作の方がめちゃくちゃ面白いです。ドラマは私にはいまいちでした。
Posted by ブクログ
【きっかけ】
面白過ぎて、どうにも止まらない。いよいよ最終巻。おそらく最終的にはこうなるだろうな。でも、〇〇には生き残って欲しい。でも、イクサガミっていうタイトルからすると、こういう展開になるしかないよな。そしたら、最後はやっぱりあんな展開で…。妄想しつつ、読み進める。
【読後】
いよいよ最終章。長く、厳しかった闘いの日々が終焉する。ネタバレなく感想書くのは難しいけれど、出来るだけネタバレ少なめに頑張ってみる。そういった意味で、概要と見所について、ポイントを押さえ、読みたいと思わせるレビューを書く人は、凄いなぁとつくづく。真似はできないが、イクサガミ全体を通して振り返ってみる。
(神)
蟲毒の旅の中で、十二歳の香月双葉は、守り助けられながら東京に到着する。最終巻では、嵯峨愁二郎(さがしゅうじろう)、柘植響陣(つげきょうじん)、衣笠彩八(きぬがさいろは)、化野四蔵(あだしのしくら)、カムイコチャ、幻刀斎(げんとうさい)、ギルバート・カペル・コールマン、天明刀弥(てんみょうとうや)などが、それぞれの旅路の結末を迎える。
木扁(きへん)の面々の活躍も重要。槐(えんじゅ)、橡(つるばみ)、椒(はじかみ)etc。(木扁の字って、こんなにたくさんあるのだと驚きを隠せない。)彼らの背景も様々で、時代を背景に運命を翻弄された登場人物達の思いが、蟲毒参加者と絡み合うさまも見どころだ。
他にも重要な人物達が登場する。川路利良(かわじとしよし)、前島密(まえじまひそか)、そして、狭山進次郎(さやましんじろう)。
恐ろしく強く、神がかった強さを持つ難敵の前に、次から次に、(私が)感情移入してしまった愛すべきキャラ達が力尽きていく。しかし、それぞれが、最後の最後まで、己の信じるもの、矜持に身を投じて、守り、思いを繋ぎ、力を伝えていく。残されたものは、その心を引き継ぎ、成長し、強く時代の荒波を生き抜いていく決意をする。思いを託し、身を賭す姿に涙してしまう。絵が思い浮かぶんだよな。
コロナ禍を経て、いや、時代の流れの中で、かつて日本人の多くに脈々と受け継がれてきた思い(武士道精神?)が失われていくのを感じる中、本来、人間とはその生の中で何を大事に、何をなすべきか?ということを考えさせてくれる傑作か。鬼滅の刃での鬼殺隊と鬼との闘いを通して感動させられたことも思い出す。それにしても、これだけ沢山の登場人物に、それぞれのストーリーを分かりやすくまとめていく作者は凄い。素晴らしいエンタメだ。漫画向きかも。読んでみようか。ネットフリックスも気になる。
Posted by ブクログ
もうさ、〇〇や〇〇には退場してもろて、みんなで山分けしよ。それでいいやん。
などと甘っちょろい願望を持っていた私には、しんどい最終巻でした。
でも、京八流も、朧流も、終わり方も、きれいで納得できました。
登場人物は、やなヤツ含めてみんな魅力的。
話の面白さ、流れる文章、全て良かった。
私個人としましては、推しが退場した時、
「作者さん、人の心とか無いんか⁉︎」
と、とあるキャラクターの名ゼリフを叫んでましたが。(幸せなその後を勝手に想像してたので)
すっばらしい作品に出会たなぁ。
しばらくは余韻に浸ると思います。
寂しいが大満足
クライマックスなのでこれまで愛着のあったキャラクター達が次々と死んでいくが、思いがつながっていく様に寂しいながらも感動。バトルは厨二的展開も多いが、これはこれでエンタメとしてあり。
Posted by ブクログ
最終巻の発売を心待ちにしていたが、その甲斐はあった。
「奪うのではなく、託す。それが俺たちの剣だ」という愁二郎の言葉が全てで、言葉に力を持たせるために物語が構成されたのではないか。
一人、また一人と斃れていく仲間。道半ばであっても信念を貫いた散り際は美しく、残された者に力を残す。今村氏らしい余白を残した幕引きも秀逸。
なお、第一部の感想では「細かいことは考えずに楽しむのが正解」と書いており、テーマを認識できていなかった感あり。先が気になってじっくり読めていなかったという自覚もあるので、少し時間をおいてシリーズを読み返したい。
Posted by ブクログ
エンタメ小説と割り切って読むと非常に面白く読めた。影に隠れていた蠱毒運営役の木偏についても掘り下げ、終盤の重要な役どころを与えていたのはとても良かった。
蠱毒を企画した動機や、資金提供者のインセンティブなど、ネタバラシに関する部分は、かなり設定が甘く、納得感に欠けたが、そうでもしないとこんな舞台を整えることができなかったのだろうなと割り切る必要があった。
エピローグで匂わせがあった愁次郎の消息、行動は、自身の家族や兄弟を裏切るものではないのかと疑問に感じた。
兄妹たちは、自身や大久保卿暗殺の復讐よりも、一人でも多くの兄妹が生き残って、明治の時代を平穏に暮らすことをこそ望んでいたのではないか。
Posted by ブクログ
かなり漫画っぽくなった感じ…に思った。
だけど、先が気になり読む手が止まらないのにはかわりはなかった。元々、映像化を目的に執筆されたし、文庫書き下ろしの作品だから、ある程度は受け入れられるんだろうとは思う。
Posted by ブクログ
長き旅の終わり
最終章
正直、ちょっと駆け足で終わりに向かった感はあるかな だいぶ闘わせて人を無理やり削った感ある
勝敗もだいたい予想通り 最後はシュウジロウと天明だろうなと
双葉が残るだろうことも
もう少し丁寧に最後まで書いて欲しかった感はあるが、まあこのぐらいが丁度いいのかな
必殺技っぽいところが若干漫画を思わせる感じで、文芸作品としてはちょっとチープな気もするが、まあターゲット層が若年層だろうし、マーケティング的にはありなのかな
4.46はやり過ぎだと思うけど、面白いとは思う
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。読んでまずは喪失感。
次は何を読めば満たされるのか。という思いと、ちょっと残念なところもあったかな。
理由は、③までに期待度を上げすぎたのもあるけど、④は少し中弛み感とデスゲームならではの理不尽なルールがちょっと気になってしまった。
個人的にはくらましやシリーズの方が好きですね。
とは言っても、今村翔吾さんの作品はまだまだあるので、楽しみにしたいと思います。
イクサガミシリーズは以下のようです。
①天→読んだ
②地→読んだ
③人→読んだ
④神→読んだ
Posted by ブクログ
遂に完結!長い旅でしたけど終わってなんだか、残念。イクサガミ、戦神の本当の意味とは。ただのバトルだけじゃなくて、兄弟愛、絆を感じる作品でした。また滅びゆくサムライの末路、時代の流れに翻弄される人々の哀愁がたまらない。現代人にも通ずるものがあるかと。バトル描写は今後のドラマで楽しもうと思います。でも凄過ぎて映像化できるかな。
Posted by ブクログ
【audible】
・東京の地図と京八流の奥義一覧図が添付ファイルについていたのに途中で気づいた。地図あって良かった…というか今までの巻ももしかして付いてたのだろうか…だとしたら気付かなかった…。
・最終巻、全体的に駆け足気味に感じた。でも巻数を重ねるごとにどんどん面白くなっていった。
・推しキャラ達がどんどん退場してしまって終始辛い展開だった。彩八とカムイコチャの最期辛い…。響陣は勝手に生き残りそうと思ってたのでショックだった。でも最後まで中身良いやつだったな。
・あれだけ因縁を描いておいてラスボスが幻刀斎じゃない…だと…。兄弟全員で闘うんちゃうんかい、揃うまで待てよ。何なら四蔵vs幻刀斎、ちょっとサラッと終わりすぎた印象。彩八戦の方がクライマックス感あった。
・雑に片付いたなと思った最期→ギルバート、桜、四蔵。キャラクターが多すぎた感。
・口伝で第三者から奥義が伝えられるなら、文曲と禄存、両方とも貰えるじゃん!と思ったげとなんかダメらしい。京八流の修行してない双葉なら呪い効かなさそうなのになと思った。
・最後、八つ全ての奥義を手に入れた愁二郎。京八流の全てを発揮するために必要なもの…がはっきり言及されていないので良くわからなかった。守る事?奪うのではなく与えられる事?結局精神論?
・双葉以外の侍たち全滅エンドかよ…。だとしたらあまりにも報われなさすぎる、と思ったけど愁二郎は生きてそうで良かった。
推し→彩八、カムイコチャ、響陣。
ドラマ版2期どうするんだろう…京八流の設定を無視して描くのは無理あるストーリーだぞ…。と勝手に期待と心配をして終わる。
Posted by ブクログ
京八流の兄弟はみんなかっこよかった。
登場人物が正義側か悪者側かがはっきりしてるから、シンプルに主人公たちを応援できてスッキリ読み終えられた。
売る
以下ネタバレ
カムイコチャ〜!信念があってかっこいい!響陣は最後まで生き残って幸せになってほしかった。本当は明治を2人で生きたかったんやろな。四蔵もかっこいい!無骨の生い立ちは特に描かれないままなのね。
最後はどうなったん?愁二郎が生きてんのか死んでんのかはそれぞれの想像次第?
Posted by ブクログ
舞台を変え、登場人物をしぼっての
これまでの旅を凝縮した物語。
シリーズのピークとしては
「人」かな、と思うけれど
完結編としてはドラマチックでよかった。
なんなら
複数人で崩したラストもよかったかな、と思いました。
蟲毒と呼ばれる死闘(デスゲーム)の最終場面。蟲毒という呪術の名称から残った9人が闘うと思っていましたが、思いもかけない趣向に驚くと共に大衆の怖さも出てきます。
剣戟も素晴らしいですが、双葉の位置付けに納得しました。