あらすじ
戦え。もう一度生きるために。
蠱毒〔デスゲーム〕が終わる。
残り九人――。
堂々の最終巻!
〈あらすじ〉
最終決戦、開幕。
東京は瞬く間に地獄絵図に染まった。
血と慟哭にまみれる都心の一角で双葉は京八流の仇敵、幻刀斎に出くわしてしまった。
一方の愁二郎は当代最強の剣士と相まみえることに――。
戦う者の矜持を懸けた「蠱毒」がとうとう終わる。
八人の化物と、少女一人。生き残るのは誰だ。
【文庫書下ろし】
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
完結おめでとうございます!物語のラストを描いていただき、ありがとうございます!イクサガミのスピンオフ小説が出るのでは?と思うくらい、どの戦いも魅力的で拡がりそうだと思いました。
Posted by ブクログ
最後まで読んだ〜!スッキリした!
まさかの最後の一人。でも一番ホッとして明日への望みが持てる終わりだと思える。
息もつかせない重熱い戦いが続くので、もう一気に読むしかなかった!
結局唯一無二のイクサガミは愁二郎ということなんだろうと思う。
格好良い!ただ切り合うだけでなく、それぞれが抱える事情や心情がしっかりと伝わってくる…やっぱり時代劇はおもしろい!と素直に思えた!
第二章の製作が発表になったドラマでも、どのように観せてくれるか楽しみ!
Posted by ブクログ
面白かったです!終わってしまって淋しい。
最後は個人的には悲しい終わり方でした。まさかみんないなくなっちゃうなんて。彩八の時は衝撃でした。それからは何となく、みんないなくなっちゃうのか、、、と思いながら読み進めていたら。
四蔵には残って欲しかったな。
Posted by ブクログ
勝ちも負けも無い、己の使命を全うするだけ。一人一人の旅路に胸が熱くなった。
物語の後半になるにつれ、ひとり、またひとりと退場していくのが辛かった!それでもほっとするラストだったと思う。
刀也ですら、愁二郎の表と裏と表現することで、誰しもが恐ろしい怪物になりうるかもしれない事を表現するのは流石。
響陣も、カムイコチャも、ギルバードも、幻刀斉や無骨でさえもそれぞれが愛すべき個性で、彼らの物語をもっと読んでいたかった。
木偏の人々もいい味出してたよ。
勧善懲悪ストーリーになるのかと思ったけれども、敵方には敵方なりの訳があり、逆境や絶望の中であってもどう生きるのかを問いたかったのでは、と作者の想いが読み取れた。
歴史とアクションスリル、兄弟愛、友情、最高のエンタメをありがとう!
Posted by ブクログ
天・地・人を経て、蠱毒で共に仲間として、協力者として旅してきた面々の一言一言がとても沁みた。
今までどのように動き、いまこの状況を迎えているのかを考えずにはいられなかった。
特に四蔵が双葉から、彩八が幻刀斎に打たれたことを聞く場面。危険を冒してでも亡骸を迎えに行く。亡くなっていることを分かった上で。静かな愛と悔しさをひしひしと感じた。
何より最終巻では、命を落とすことを恐れている者は残っていない。自分の信念に従って決断している姿が清々しい。。
Posted by ブクログ
彩八が、響陣が、カムイコチャが、、
儚くも優しく、温かく去っていく面々に胸が熱くならないわけがない。
みんなどこまでもかっこよくて頼もしくて。
残酷なゲームの最中なのに、ずっとこのメンバーで旅ができたらいいのに、、なんて考えてしまう。
Posted by ブクログ
壮大なデスゲームだった。幕末から明治へと大きく変革する時代を背景に、主人公である嵯峨愁二郎を中心としたたくさんの人物たちの、戦いや信頼そして愛情の物語だった。
でも、やっぱり京八流の奥義を駆使した、戦闘場面の描写が1番印象的であった。
本当にたくさんの人間が血を吹き出し、手、首などを切られて惨殺されるが、嫌悪感を感じることもなく、エンタメとして楽しむことができた。
なかでも、ほとんど戦うことはなく、純粋で一途な優しさをもつ双葉の存在が、殺伐とした戦いの物語の中で、ホッと安心できるものでした。
(彩八も素敵でしたね)
最後の結末は、なるほど、読者の想像力に任せるんですね。
さて、ようやく本を読み終わったので、いよいよ、Netflixの動画を見れます。
あの京八流の奥義、実を言うと文章で武曲や貪狼を駆使して相手を破ると言っても、いまいち具体的にイメージができなかったけど、これらの奥義の技を映像でどう表現するのかが本当に楽しみです。
Posted by ブクログ
とうとう終わってしまった、、
京都天龍寺から始まったこの蠱毒の戦いも、東京に集まった魅力ある9人たちにより、怒涛の速さでストーリーが進んでいった。
天地人神、最初から最後までずっとおもしろかった。拍手!
ここからネタバレ
ラスボス天明刀弥と京八流を狙う幻刀斎、、
まず彩葉、カムイコチャがやられたとこでショックを受け、響陣が息絶えたとき、ああ、もうこれみんなダメなやつ、、と悟り本巻は仲間が次々とやられていく様が悲しかった。敵も味方も皆んな心理描写が丁寧に描かれており、バトルロワイヤル✖️ヒューマンもの。
木偏たちが自身の心のままに動き出すところ、川路が蠱毒を始めた理由、警察組織の場面も読みどころ充分。
双葉が残りつづけた意味も、戦神とはなにかを知るとわかった気がした。誰かを守るため、そのために剣を振う。それがこの物語りのテーマでもあり作者が伝えたいことでもあるような気がした。
双葉の采配でみんな報われて安心。
名作。
Posted by ブクログ
イクサガミ4冊合計1767ページ読み切った!
読み終わってしまってもうロスです…
最終巻はスピード感あって面白く、こんなにもたくさんの登場人物に思い入れができた作品は初めてだった。
作品を通して個人的に響陣のうさんくさい関西弁のストーリーが1番好きだったな。
ネトフリでの続編も楽しみ。
ギルバートはディカプリオかな。
20年前なら。
Posted by ブクログ
面白かった。戦いに描写は血だらけだけど、人の心情がそれぞれ興味深く、引き込まれた。人間が持っている思いやりの気持ちや、助ける気持ちを考えさせられるストーリーだった。
寂しいが大満足
クライマックスなのでこれまで愛着のあったキャラクター達が次々と死んでいくが、思いがつながっていく様に寂しいながらも感動。バトルは厨二的展開も多いが、これはこれでエンタメとしてあり。
Posted by ブクログ
刀剣モノ、奥義モノ、はそんなに得意なジャンルではないのだけれど、あの今村翔吾さんの人気作品ということで読み始め、読み始めたら最後、結末を知らずにいられず、最後は一気読み。
デスゲーム「蠱毒(こどく)」の開催理由は、第一巻「天」の巻では、「テロリストの芽を摘むため」という説明だったはずだけど、実際はそうではなく(掠ってはいるけど)、警視庁初代警視総監(大警視)川路利良の「ある野望」によるものだった、というのは、驚きを通り越して、滑稽ですらある。(イカゲームほどの動機の滑稽さではないが。) 命を賭けて参加している全292名が真相を知れば、ぜったい怒るよな、という内容で、実際そういう結末となった。
多種多様な人物が登場し、「推し」は人それぞれだろうけど、奥義をうまくイメージ出来ない自分としては、何の剣技も待たない一番普通の人である狭山進次郎が最も共感しやすかった。
最弱の登場人物である香月双葉が、結局最後まで生き残り、かつ、剣豪達に大きな影響力を発揮する、というのは、少年マンガの王道であり、「北斗の拳」でいうリンのようだ。
伊藤博文の描き方がなかなかカッコいい。あと前島密も。蠱毒監視員である「木偏(きへん)」の中では、橡(つるばみ)。そして、全参加者の中で一番カッコいいのは主人公の嵯峨愁次郎。双葉を守り、最後まで生き残り、でも賞金を受け取ら(れ)ず、天に変わって最後の審判を下す。
悪役スターの岡部幻刀斎と天明刀弥とでは、後者が単なる殺人鬼にしか見えないのに対して、前者は400年の呪いに苦しむ亡霊といったところで、まだ、主人公たちに近く「好敵手」っぽい。
Posted by ブクログ
最終決戦。東京に辿り着いた9名は想像通りのようでもあるし、意外でもある。9ヶ所バラバラに連れられ、時間までに上野・寛永寺を目指す。枷は命の奪い合いではない。もっとえげつなく、タチが悪い。誰一人泣き言も言わず、目的地にむかい東京を駆け回る。透けて見える蠱毒主催者の思惑、愁二郎たちのつけねばならぬケリ。怒涛とはこのことよ。
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蠱毒バトルロワイヤル完結。
いや〜、面白かった!
3巻から、登場人物も減っていき、それぞれの背景なども描かれるようになったので、2巻までと違い、登場人物に心情移入してしまっていた。
想像する展開には全くならず、愁二郎たち兄妹がバラバラになってしまったのが、本当に残念。
ラストは予想していたものの、これだけの血まみれの争いを4巻も読んだのに、喪失感に思わず涙。
最初はただのバトルロワイヤルとして読み始めていたが、京八流の話辺りから、もう少し奥の深い物語にギアを上げた感じで、ずっと同じ作品を読んできたのに、最後は違う物語を読んで来た気がする。
明治の話でも歴史にはほとんど関係なく、単純にエンタメとして楽しめる作品。
映像も面白いんだろうなぁ。
Posted by ブクログ
最初からワクワクする展開で、最後まで楽しめました。それぞれキャラクターの背景まで描かれているので、感情移入しやすく思い入れが強い人も何人かでてきました。あと、個人的に気になったのは、男性ファンは多いと思うのですが、こういう闘い中心のストーリーを女性にどこまでおすすめしていいのか好みが分かれそうで少し悩みます。
Posted by ブクログ
5冊目の今村翔吾さんはイクサガミの4巻「神」。
ついに最終巻です!
292人いた蠱毒参加者も東京にたどり着いたのはたった9人。東京では束の間の休息ののち、新しいルールが導入された第二幕、最終決戦が開幕する。果たして、最後まで生き残ることができたのは…?
さすが最終巻。これまで一緒に旅をしてきたり危ない時に助けてくれた面々が次々と倒れていく…胸が痛い。
タイトルの『イクサガミ』って象徴的な言葉なのかと思っていたけれど、ちゃんと意味があったのね。
私的には、強敵だった二人の戦いの結末がどちらもなんだかちょっと物足りなさを感じてしまいました。期待しすぎちゃったかな。
でも蠱毒参加者たちだけでなく、木偏たちにまで、それぞれが背負って来たエピソードがちゃんとあって、胸がアツくなります。
いやぁ〜本当におもしろかった!久々に夢中になって読みました。読み終わってしまったのがめちゃめちゃさみしいです。
それにしても、警視局長・川路利良も駅逓局長・前島密も実在の人物だったんですね。特に前島密って、一円切手の肖像画の方だと知ってびっくりでした。
Netflixでのドラマ化、我が家はNetflixに加入していないので観られないなぁと思っていたら、私の実家で加入していることが発覚!これは観に帰らねば。
スピンオフもいつ発売されるのかな?首を長〜くして待ちたいと思います。
Posted by ブクログ
京都から始まった蠱毒も遂に舞台を東京へ。292人の中から選ばれた9人がどのように10万円を手にするのかが非常に楽しみで最初の1ページ目をめくった。
掟は前半戦に比べると非常に単純明快で、決められた時間に上野の寺の門をくぐるということ。それだけを聞くと一見簡単だと思うが敵は東京の民衆、あわよくば全員とも言える。
残った9人達の戦う場面では息を呑む描写が多くあり読む速度が廉貞のように上がっていく。
双葉は人に助けてもらってばっかりだと自分で考えていたが、本人も知らぬところで周りを助けていた。ラストシーンで秀二郎が刀弥を討てたのも双葉が大事にしていた「心」に影響を受けたから戦神になれたのであろう。
自分の何気ない気遣い行動が周りに良い影響を及ばす(逆も然り)ことを知れたので、私生活にも活かしていきたい。
圧倒的に人が死んだ。が、生き残った双葉が皆の思いを形にしてくれたので良かった。
1〜4巻を通して非常に良い作品だと思った。しかしこれだけは言いたい。岡部幻刀斉を討てて良かった。最終秀二郎がイクサガミになれた?のもよかった。ただ!1〜3巻までほぼほぼ登場がなかった刀弥が暴れすぎではないか?と思った。確かに仲良くなメンバーが揃って賞金ゲット!は甘いけれどなんか歯痒さを感じざる負えなかった。
それも総じて面白かったです。
Posted by ブクログ
イクサガミ完結。東京到着で最終局面へ。
すんなり終わるとは思ってなかったけど、怒濤の展開に。
手に汗握る1体1の対決!そして‥
いい収まり方だけど、ちょっと切ないな。
さて、ネトフリ見よう!
Posted by ブクログ
『イクサガミ 神』は単なるデスゲーム小説の枠を超え、「生き残るとは何か」「信念を貫くとはどういうことか」を真正面から問いかけてくる完結編だった。
剣戟の激しさや展開の速さは相変わらずだが、本巻ではそれ以上に、各登場人物が背負ってきた過去や覚悟の重さが前面に押し出されている。
そのため、一つひとつの選択や死が、単なる勝敗以上の意味を帯びて読者に迫ってくる。
明治という変革期を舞台にしながら武の価値が急速に揺らいでいく時代の空気を巧みに織り込み、剣を振るう理由そのものが問い直されていく構成は見事。
勝ち残る者だけでなく、倒れていく者たちにも確かな「生」が与えられており、その描写が物語全体に深い陰影をもたらしている。
だからこそ、終盤に至っても単純なカタルシスには収束せず、むしろ静かな余韻と一抹の虚しさが残る。
シリーズを通して描かれてきたのは、力の優劣ではなく、何を信じ、どこまで引き受けるのかという人間の在り方だったのだと、本巻を読んで強く感じた。
すべてを読み終えたとき残るのは「面白かった」という感想以上に、登場人物たちの選択を自分ならどう受け止めるのかという問いである。『イクサガミ 神』は、物語を閉じながらも、読者の思考を終わらせない、重厚で誠実な完結編だった。
余談
川路利良について、「どれだけ悪党だったのだろう?」と思い調べてみた。
同郷の士からは裏切り者とされていたようであるが、概ね悪い人ではなさそう。
没年が作中「蠱毒」の直後ということで、何かの因果関係を期待したが、なるほど、そう来るかと唸らされた。
Posted by ブクログ
止まらなくて4冊を3日で読み切った。
蠱毒と兄弟達の2軸ストーリーに登場人物の人生が
折り重なって行く。
天地人で撒かれた伏線が「神」で一気に回収される。
それぞれ理由があってお金が必要になり参加してるが、敵味方含めて私利私欲キャラがいない。
キャラクターが魅力的だった。
26.01.20-16冊目
Posted by ブクログ
最終巻も勢いがあり、構成の面白さに引き込まれました。
場面ごとに変化する物語と、ときおり混じる不気味さにハラハラしながら読み進め、最後まで緊張感が途切れない一冊でした。
ラストには、物語の行く末を静かに託すような余韻があり、読み終えたあとも心に残ります。
Posted by ブクログ
「最終決戦、開幕。戦う者の矜持を懸けた『蠱毒』がとうとう終わる。」
とうとう始まる最終決戦。
ここまで残った魅力的な仲間が戦いの中で消えて行く様はとても辛い。
最終的な結末は、ここまで読んでいる人なら予想はつくだろうが、それでも一つ一つの戦いにドラマが感じられ、章の最後に書かれる「-残り、○人。」、ここに余韻を感じながらも次の章へと進む手は止まらない。
全4冊を通しての感想として、戦闘描写については少し自身で想像しないといけない部分があるため、普段は違う系統の小説、漫画を読んでいる人はNetflixでドラマを見てからの方が、戦闘描写を楽しめるかと思います。
キャラクターの背景が非常によく描かれており、味方のキャラクターは誰もが魅力的で感情移入できます。
お気に入りはカムイコチャかな。
時代物の小説を初めて読む方にはお勧めできると思います。
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。終盤のストーリーの流れの速さに少し戸惑う。きっとこうなるんだろうなと思っていた結末に向かってどんどん物語が進んでいく。予想していても悲しかった。
Netflixで映像化もされているし、復習を兼ねて映像化された作品も改めて見たいと思った。
Posted by ブクログ
9人の強者が東京に集結しての第二幕。
東海道での激戦を終えて穏やかな終焉かとも思いましたが、一層凄まじいサバイバル戦と次々迎える悲しい死別。歴史上のビックネームも入り交えてのドラマチックな展開に興奮すら覚えました。あまりにあっけない平凡な結末が少し物足りず、星4つです。
Posted by ブクログ
天、地、人、神と一気に駆け抜けました…
続きが気になって止められなかった
映像作品も観ようかなぁ
岡田くんの武術を取り入れたアクション好きだからハマりそう
キャスト豪華すぎる
蟲毒と呼ばれる死闘(デスゲーム)の最終場面。蟲毒という呪術の名称から残った9人が闘うと思っていましたが、思いもかけない趣向に驚くと共に大衆の怖さも出てきます。
剣戟も素晴らしいですが、双葉の位置付けに納得しました。