あらすじ
戦え。もう一度生きるために。
蠱毒〔デスゲーム〕が終わる。
残り九人――。
堂々の最終巻!
〈あらすじ〉
最終決戦、開幕。
東京は瞬く間に地獄絵図に染まった。
血と慟哭にまみれる都心の一角で双葉は京八流の仇敵、幻刀斎に出くわしてしまった。
一方の愁二郎は当代最強の剣士と相まみえることに――。
戦う者の矜持を懸けた「蠱毒」がとうとう終わる。
八人の化物と、少女一人。生き残るのは誰だ。
【文庫書下ろし】
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
己の目的を持って、それを達成するためならなんでも構わない、その熱い信念がすごかった。響陣は身内とぶつかり合うことを虐げられ信念を貫いた。譲れないとこがある、さいごまで熱い漢だったな。
Posted by ブクログ
ついに終わってしまった涙
生き残った一行は東京に到着し、最後のバトルを繰り広げます。残ったメンバーはこれまで計四巻に渡り登場していた人物らで、読者として彼らを追ってきた身としては一人一人に思い入れがあり、、、。
兄弟らの死の場面では特に心にくるものがありました。
Posted by ブクログ
### 1. 作品の背景と後半戦のルール
明治初期、多額の賞金を懸けたデスゲーム「蠱毒」もついに最終局面を迎えます。京都から東京へ辿り着いた生き残り9人は、東京を舞台にした後半戦に挑みます。
* **ルール**: 午前0時までに上野の寛永寺「黒門」に辿り着くこと。門が開くのは終了10分前。辿り着いた者たちで賞金10万円(現在の価値で数億円)を山分けする。
* **過酷な状況**: 参加者9人は「凶悪犯」として写真付きで指名手配され、警察や一般市民からも追われる身となります。唯一、香月双葉だけが悪事を働いていないため、黒幕の川路利良にとっては都合の悪い存在となっていました。
### 2. 壮絶な死闘と仲間たちの最期
後半戦では、最強の敵・**天明刀弥**や、剣客・**幻刀斎**との戦いで、仲間たちが次々と命を落としていきます。
* **彩八**: 新富座(劇場)で幻刀斎と対決。深手を負いながらも双葉を逃がし、愁二郎と四蔵へ京八流の奥義を伝えるよう言い残して命を落とします。
* **響陣**: 幼馴染を人質に取られ愁二郎を襲いますが、双葉の助けで呪縛から解かれます。しかし、自らの命を削る最終奥義を使い、追手たちを道連れに爆死しました。
* **カムイコチャ & ギルバート**: 追い縋る天明刀弥から双葉を守るために殿(しんがり)を務めます。二人とも圧倒的な強さを持つ天明に敗れ、戦死します。
* **四蔵**: 義兄弟たちの仇である幻刀斎を死闘の末に討ち果たします。その後、寛永寺の黒門前で天明を足止めしますが、駆けつけた愁二郎の腕の中で、兄弟たちの想いを託して息を引き取ります。
### 3. クライマックス:愁二郎 vs 天明刀弥
ついに主人公・**嵯峨愁二郎**と、怪物的な強さを誇る**天明刀弥**が激突します。
愁二郎は、亡くなった仲間(義兄弟)たちから受け継いだ全ての奥義を同時に繰り出すという、真の「イクサガミ(戦神)」の姿を見せます。愁二郎は双葉を先に門の中へ行かせ、自身は天明との戦いを続けます。
### 4. 結末とエピローグ
* **蠱毒の結末**: 制限時間内に黒門に辿り着いたのは、**香月双葉ただ一人**でした。
* **黒幕の目的**: 警視総監・川路利良がこの凄惨なゲームを仕掛けた真の目的は、「凶悪犯(参加者)を制圧するために、警察に拳銃携帯の許可を認めさせること」でした。
**【1年後】**
双葉は手にした賞金10万円を、自分のためではなく、共に戦って死んでいった仲間たちの遺族や志のために配り歩きます。
* 愁二郎の妻子、響陣の幼馴染、カムイコチャの故郷の復興資金など、それぞれの想いを繋ぐために金を使いました。
* 愁二郎の生死は明確には描かれませんが、双葉は東京の雑踏の中に彼の背中を見た気がします。「いつかまた会える」という希望を感じさせる幕引きとなっています。
Posted by ブクログ
Netflixを観賞後、続きが気になりすぎて一気読み。4巻を3日で駆け抜けた。
鮮烈な戦いの描写にページをめくる手が止まらなかった。それぞれの登場人物にエピソードがあったのも深みが増していた。刀弥のエピソードがやや薄い気もしたのは残念かも。
個人的には知っている場所がたくさん出てきたのもより臨場感があって好きだった。
途中でどんどん死んでしまって悲しかったけど最後の終わり方は潔くて爽快。ギルバート生きててほしかったな、、
Netflixの続編楽しみ。
ちょっと気になる点としては、、
柘榴を割ったような〜〜って表現が3回?くらい出てきてちょっとくどいなと思ってしまった笑
あと"鑑みる"の誤用も数回あったけどもう許容すべきなのかな、、?
特に歴史小説なのに現代の誤用で使われるのは少し違和感がある。なんで校閲OKなんだろうと思ってしまった。
Posted by ブクログ
一気に読んでしまった。結末が知りたい欲求が、常時溢れ出していた。読み進める毎に「あれ?残りで終わる?」と心配しながら読んでいた。つまり、意外とあっさりやん!と思うところもあった。更に、ラスボスお前なの?や、イクサガミというタイトルなら…等々あり、これが満票でない所以。人を頼ることは悪いことではない、というフレーズは印象的だった。