チップス先生、さようなら

チップス先生、さようなら

小説・文芸
539円 (税込)

2pt

霧深い夕暮れ、煖炉の前に座って回想にふけるチップス先生の胸に、ブルックフィールド校での六十余年の楽しい思い出が去来する――。腕白だが礼儀正しい学生たちとの愉快な毎日、美しく聡明だった亡き妻、大戦当時の緊迫した明け暮れ……。厳格な反面、ユーモアに満ちた英国人気質の愛すべき老教師と、イギリスの代表的なパブリック・スクールの生活を描いて絶賛された不朽の名作。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    チップス先生、さようなら
  • タイトルID
    :
    387092
  • 電子版発売日
    :
    2016年07月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

チップス先生、さようなら のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ひっさしぶりに読書できた!

    ウン十年一つのパブリックスクールにつとめ続けたチップス先生。退職してからも一度臨時校長で戻り、最後まで学校とともに過ごしてきた人生。こういう一つのことに徹するのいいなぁ。
    過去を振り返るシーンも、私はまだそんなに歳をとってないけど、思い出を懐かしむあの楽しさ、寂しさ、そして少しの孤独感が文章になっていてなんだか少しセンチメンタルな気分になった。

    いい読書時間を過ごせて満足!

    0
    2026年04月21日

    Posted by ブクログ

    イギリスの裕福な家庭の子供たちが通う歴史の古いパブリックスクールで、先生を務め終え退職後も母校の隣に住んでいたチップス先生の回想録。
    最近文庫でもページ数の多いものに疲れてきたので、この100ページちょっとの本ならすぐに読めるかなと思って。


    先生は、次々に卒業していく子供たちには、真面目で平凡な紳士と思われていたが、授業は後々まで語られるくらい冗談交じりの愉快なものだった。

    独身者の寮に、退職まで長く住んでいたが、若い頃に一度結婚したことがあった。山で知り合った、キャサリン・ブリジスという女性で、この明るく聡明で、美しい人はすぐにみんなの人気者になった。
    彼女の影響でチップス先生も注目され、彼の生活は輝いていた。
    しかし三年後、子供を出産するというときに、親子ともに亡くなってしまった。
    先生は一度に無くした家族のために打ちのめされた。

    時がたち、チップス先生は想う。
    細々と、まあなんと沢山の出来事が、過去に深く埋めてしまわれたことだろう。

    先生は色々な出来事を思い出しながら、学校から聞こえる子供の声や、鐘の合図を聞き、運動会やスポーツの対抗戦の見物をして、たまに子供たちが訪ねてくるとお茶をご馳走する。
    そして、今でもその子供たちの父親のそのまた父親の子供の頃の話をしてみんなを笑わせ、穏やか日々を過ごしている。

    ガズオ・イシグロの「日の名残り」を思い出す。長く執事を務めたあと、思い出の女性を訪ねてみようと思いつく、そんな男性の心情が胸に残る小説だが、この本も同じく、静かなユーモアの中にイギリスの歴史が篭っているような、余韻のあるいい本だった。

    訳が読みづらかった。言葉遣いも変わってきてはいるだろう。もう少しこなれた訳だったら、面白さももっと感じられたかもしれない。

    映画化されてアカデミー賞主演男優賞を受賞したのは、チップス先生を演じたピーター・オトゥールだったそうだ、悲しいような、時にはキラキラ輝くような眼をするオトゥール、なんだかチップス先生は彼のような人物かもしれない、と思った。

    0
    2026年02月11日

    Posted by ブクログ

    時代の好ましくない変化に流されることなく、穏やかさとユーモアで、ひとりひとりの生徒へ愛情を込めて接したチップス先生。心が温まる作品。

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    中学生の頃、薄いからすぐ読めると手に取りました。何とも言えず心に染みるお話でした。グッドバイ、ミスターチップス。

    0
    2024年01月22日

    Posted by ブクログ

    津村のやりなおし世界文学の1冊である。あまりにも有名な本であるが、名前ばかりであまり読まれていないのかもしれない。新しいことばかりが求められる学校教育であるが、そうでないことも必要である、という教育の本質を教える教員養成大学生に必須の本であろう。

    0
    2023年05月08日

    Posted by ブクログ

    淡々としていて読みやすい本。こんな先生いたら素敵だなぁと思ったのと同時に、少なからずどの先生にもチップス先生っぽさを思い出せて、今読んでよかったなと思える本でした。自分の人生も、彼のようにユーモアに包まれた幸せな人生にしたいと思います。

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    駄洒落が好きで人気の主人公のチップス先生。その穏やかな性格の裏には考え方を曲げない骨太な面がある。敵国の戦死者を悼んだり、やり手の若き校長と喧喧諤諤やりあったり。臨時で校長を何年か勤めたが、やっぱり教師が好きな生き方。幸せな生き方の見本のようだ。2019.4.2

    0
    2019年04月02日

    Posted by ブクログ

    子供(中2)が学校で読むのに良い本が無いかと家内に相談され、ふと目に付いたのがこの本。やはり子供は興味ないみたいだけど、自分で読むことにした。
    老人を主人公にした物語として、今流行の”白い犬とワルツを”と2重写しになるとことも多い。あまり大きな盛り上がりも無く、同じように淡々と話が進み、最後は主人公が亡くなってしまう。
    では、どちらが・・・といえば、私としてはチップス先生ですね。どこが違うというわけではないのですが、どこかに残る暖かさが、本書のほうが多い感じがする。

    0
    2017年11月16日

    Posted by ブクログ

    雑誌プレジデントで、齋藤孝がこの本を解説してたので購入した。
    積み重ねが、人望となって返ってくるんだな〜

    読み終えて『陽のあたる教室』を思い出した。

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

    イギリスらしいウィットに富んだ1933年に発表された作品。昔ながらの良さを含み、名作とされるシリーズ。心がほっとあたたかくなる作品だった。

    0
    2026年05月17日

チップス先生、さようなら の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    チップス先生、さようなら
  • タイトルID
    :
    387092
  • 電子版発売日
    :
    2016年07月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す