ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ファイア・ドーム 上

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    著者らしさ全快の作品と感じた。そういう意味で、あまり驚きはなく、恐らくこんな方向に行くのでは?という展開だったように思う。
    社会情勢、SNS時代の怖さといったトピックの絡め方が秀逸。想像の範囲を大きく超えるわけではないが、涙が出る展開が確約されたも同然の下巻を読まずにはいられない。

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    2026年10月11日
  • 増補版 日本の異国

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    大学の近くにも沢山の中華料理屋やベトナム料理屋などのアジア人が経営しているお店があったり、日常的にアジア人を見かけることがあったが、その人々の生活を深くは考えたことがなかった。この本ではそれが明らかになると同時に、日本人がいかに排他的かが垣間見れた。国際的なことに興味を持つ以上、日本に住む外国人の生活が分かりとても良かった。共存するためには何ができるのかを考えていきたい。

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    2026年10月11日
  • いい匂いのする方へ

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    すごいよかった。言葉一つ一つがきれい(気取ってるって意味じゃなくて)正直に音楽と人生に向き合ってるっていうか、その受け止め方が好き。だから曲もストレートにいい感じなんだなって思いましたです。ファンになったかも。今度ライブ連れて行かれるのが楽しみになった。

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    2026年10月11日
  • 夜叉ヶ池(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    泉鏡花の幻想的な世界を、現代のイラストレーター・しきみさんが表現した乙女の 本棚シリーズ『夜叉ヶ池』。

    しきみさんの描くイラストでは、なんといっても白雪の描写がかわいらしい。キュートでおきゃんで現代風にアレンジされています。

    でも、物語の世界にぴったりなんですよ。

    そのほか、蟹の関守に鯰の入道など、眷属たちもかわいらしい。

    物語の場面を描いたイラスト、姫が動くと洪水が起こる様子を描いた絵は、まるで川の流れが裳裾(スカート)のよう。イラストだけではなく、構成やアイデアも格好いい…!

    令和の夜叉ヶ池を見事に表現されています。

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    2026年10月11日
  • 秘密(乙女の本棚)

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    文豪の名作とイラストレーターによる乙女の 本棚。谷崎潤一郎の『秘密』は、私の大好きなマツオヒロミさんがイラストを描いています。

    谷崎潤一郎の刺激的な耽美主義が全開の物語です。女装、隠れ家、ファム・ファタール、秘密の情事…。
    文体も美しく、文章の中に交じる外国語が非日常の世界へと読者をいざなってくれます。

    マツオヒロミさんの描く谷崎の『秘密』は、女性はもちろん、男性も退廃的で美しいのです。目隠しをしたままタバコをくゆらせる煙。しなだれかかる女の曲線の美しさと妖艶な瞳。

    人物だけでなく、着物や小道具の書き込みもすごい、昔の絵葉書のようなフレームや中国風の衣装、そしてもちろん、着物のデザイン。

    原作の描写を活かしながら妖艶に詳細に物語を彩っています。

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    2026年10月11日
  • そして、バトンは渡された

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    コメダのカウンター席で咽び泣く53歳です。

    自らが望んだ形ではなかったけれど、構成員が変わり続ける家族の中で育った優子。

    でもきっと不幸じゃない。

    それぞれの形でみんながそれぞれ彼女に目一杯の愛情を注ぎ、そして彼らもまた、かけがえのない時間を優子から受け取っている。

    大切な誰かを、まだ見ぬ輝く未来に送るため、美味しいご飯を作りましょ。

    あなたと囲んだ食卓の思い出が、明日の私の背中を押してくれるから。

    日常を愛したくなる1冊です。


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    2026年10月11日
  • 傲慢と善良

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    ​自分は別に結婚する気なんてないしと思っていたけど、想像以上にグサグサと胸に刺さりまくった一冊。
    ​物語の中で明かされる「傲慢と善良」の仕組みがとにかくリアルで痛い。自分では「普通」に生きているつもりでも、どこかで自分という存在に値打ちをこいて、相手や世間を無意識に値踏みしている。それこそが「自己愛」からくる圧倒的な傲慢さなのだと気づいた。

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    2026年10月11日
  • スーパーヒーローの秘密

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    シャンナ•スウェンドソンの大好きなシリーズ。
    ニューヨークに共存している魔法界が見える人間の女性の、ニューヨークOL&ロマンス&ファンタジーストーリー。

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    2026年10月11日
  • リア王 真訳シェイクスピア

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    シェイクスピアはマクベスに続いて。忘恩と人間の悪しきことを描いて悲劇を招く。
    とても身近なものとして読むことができた

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    2026年10月11日
  • 魔法使いにキスを

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    シャンナ•スウェンドソンの大好きなシリーズ。
    ニューヨークに共存している魔法界が見える人間の女性の、ニューヨークOL&ロマンス&ファンタジーストーリー。

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    2026年10月11日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    インザメガチャーチと通ずるところもあったが、私にはこちらの方が強烈だった。個人が尊重されるようになった結果、自分で自分の価値を決め続けないといけない苦しさを、正面からぶつけてくる本だった。なんとなく感じていたことだけど、こんなに上手く表現されると、すごく胸に刺さった。

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    2026年10月11日
  • 重力ピエロ

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    とてもいい小説だった。家族愛が感じられるし、色々なことが楽になる名言が多く素敵な場面が多かった印象。

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    2026年10月11日
  • イクサガミ 神

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    みんなに生きてほしかった。作者も涙しながらそれぞれの死を描いたんじゃないか。すごいストーリーだった。漫画もいい味出してたので、そっちも楽しんでみようと思う。
    やっぱり好きな作家さんだなぁ。

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    2026年10月11日
  • 神様のカルテ3

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    日々どれだけ働いても目の前の患者さんの列が途切れることはない。そんな中で、どうやって新しい知識を取り入れたり、論文を書いたりできるのだろうか。もっと人間らしい生活をさせてあげたいと思いつつ、かと言って、自分や家族が苦しんでいたら診てほしいと思うし、誤診や医療ミスによって命を落としたら、仕方ないと割り切れるものでもない。ギリギリすぎやしないか。超人でないと医師は務まらないのか。
    医療に関わらない私ができることは、せめてこうした現実を知っておくこと。無闇に医療の世界の人々の足を引っ張ることをしないこと。応援すること。夏川さんの本を読むこと。できることからしていこうと思う。

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    2026年10月11日
  • 夜明けのはざま

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    人の死が主なテーマの作品なのに、生きてる人の大事にしている物とそれに葛藤する作品でとても心に刺さった。
    何かを取るなら何かを犠牲にしなければならない。
    でも、その中で自分が本当に大事にしたいもの、大事にするべきものは見誤っちゃいけないよなぁと思いました。
    短編集のはずなのに、最後にはどの話もしっかり繋がっていてとても読み応えがありました。

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    2026年10月11日
  • ニューヨークの魔法使い

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    シャンナ•スウェンドソンの大好きなシリーズ。
    ニューヨークに共存している魔法界が見える人間の女性の、ニューヨークOL&ロマンス&ファンタジーストーリー。

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    2026年10月11日
  • 消滅世界

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    村田沙耶香がクレイジー沙耶香である由縁がまさに詰め込まれたバラエティーパック

    感性では理解できないのに頭では理解できる恐ろしのエデン。ユートピアやディストピアを超越してまさにエデンなんですね。
    性欲に挑んだ今作の村田沙耶香はそれを失くすこと、そして作ることを選ぶんですね。
    まず、まずですけど、これを思い付いてそして描くことが頭おかしいって話で、主人公は最後…
    私は神話で言うところの彼女はイブになったんじゃないかと思いました。
    蛇がイブを唆し、禁断の果実を教えたように、彼女は蛇(母の呪い)によってイブになったのかもしれないと、そしてアダムに教えようとしている。それは神視点の私たちはどう捉えようか…実は村田沙耶香は最後に旧約聖書に戻した、いや作ったんじゃないかと、ほんとは最後どうなることが正解なのか…ほんとにすごい作品を手にしていると思いました。
    関係ないかもしれないが、旧約聖書を読みたい

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    2026年10月11日
  • 探偵小石は戻らない

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    ネタバレ

    前作にあたる「探偵小石は恋しない」が大好きだったので続編も発売日に購入した。

    森バジル先生らしい見た事ないトリックが施された一冊。21章から始まってどんどん遡っていくなんてミステリー初めて過ぎて最初は戸惑ったが、段々謎が解かれていく様は楽しかった。

    最初は「どう考えても小石が犯人じゃん」としか思えなかったが、遡っていくにつれて「七瀬しか怪しくないんだけど、小石が嵌めてんのかな」と思える構成は流石。結果、七瀬が蓮杖に異常ともいえる恋情を抱いていた為に起きた殺人計画。小石が創作した殺人事件に準えて七瀬を嵌める結末となった。

    小石が過去に受けた恋愛絡みの辛い出来事を、今度は蓮杖に向けるとはなぁ。
    その結果小石も嫉妬?なのか自分の気持ちに気づけたわけで、タイトルの「探偵小石は戻らない」というのは【現状維持にこだわる】過去には戻らず、【蓮杖との関係を進める】という未来に向かうという意味なのかと思った。

    最後の「わたしね、蓮杖くんのことが好きみたい」を読んだ時は声出たよ。
    --恋愛話大好きなおじさんより

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    2026年10月11日
  • ダ・ヴィンチ 2026年11月号

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    32年続いた雑誌『ダヴィンチ』の休刊号。今後もweb版は残るそうだ。

    いつも楽しみにしているのは、読者が投稿した短歌の中から穂村弘さんが選んだ短歌が掲載される「短歌ください」。
    なんとそこに、今回俺の短歌が掲載されていた!ペンネームは、石井啄也。

    全カラスがぼくに微笑みかけてくるラッキーカラーが黒の一日

    (穂村さんのコメント)「ラッキー」とアンラッキーが反転するような感覚にくらくらします。

    前回掲載されたのが2022年11月号だったから、4年ぶりである。4年間、投稿しては不掲載の日々が続いていたから、泣きそうになった。感謝。

    「短歌ください」以外では、やはり穂村弘さんのインタビューが一番印象に残った。「短歌ください」への熱い思いを知って、これからも投稿したいとあらためて思った。

    他に、興味深く読んだのは『ダヴィンチ』とゆかりの深い人たちに『ダヴィンチ』の思い出を聞いた「ともに歩んだ作家たち」。角田光代さん、京極夏彦さん、綾辻行人さんと有栖川有栖さんの対談、伊坂幸太郎さん、益田ミリさん、大槻ケンヂさん。

    編集後記も、ダヴィンチの編集に携わった人たちの思いが綴られていて、心に残った。

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    2026年10月11日
  • 卯ノ花さんちのおいしい食卓 お弁当はみんなでいっしょに

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    人間は不死身とか長生きに憧れがちだが、超長寿がゆえに出会いと別れにこんなにも苦しむのかと考えさせられた。

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    2026年10月11日