ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 星を継ぐもの

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    2026/08/31 読み始めた

    SFの名作と聞いたので。

    2026/09/21 読み終わった

    想像よりも名作だった。これはすごい。途中正直ダレたけど、真相に迫るにつれて凄みが増していく。SF要素(上質な)はもちろんあり、だが読後感はミステリに近い気がする。
    原題Inherit The Stars。The Starsは「星」というよりは星系、とか銀河、に近いイメージかも。

    続編があって全6作らしい。これ全部読むかどうか迷う。

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    2026年09月27日
  • コクーン

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    葉真中さん4冊目。

    いつも思う。
    構成と登場人物の交わり方が私好み。

    リアルで重ための内容で、読み進めるのがしんどい時もあったけど、一気よみ。
    いろんな人の人生を垣間見れる作品。

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    2026年09月27日
  • かわいそうだね?

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    知らないうちに自分の物差しで他人を見ているのだと感じた。

    表題作では「かわいそう」という言葉が印象に残った。相手を思いやる優しい言葉のようでありながら、相手を自分より弱い立場に置いてしまうこともある。「困っている人はいてもかわいそうな人なんて一人もいない」という言葉に、この作品のテーマが詰まっているように思った。

    「亜美ちゃんは美人」では、「美人」という評価もまた人を縛るものとして描かれていた。さかきちゃんが「自分自身が満たされれば亜美への嫉妬もなくなる」と気づく場面が特に印象に残った。

    「かわいそう」も「美人」も、結局は他人がつける評価なのかもしれない。人と比べたり、勝手にその人の幸せや不幸を決めたりするのではなく、その人自身を見ることの大切さを感じた一冊だった。

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    2026年09月27日
  • ファイア・ドーム 上

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    誘拐、殺人事件を通して人の心情、、被害者も加害者もその家族も、地域の人も心かき乱される様は恐怖そのもの。人の正義感も人に刃を剥くし、SNSのある世界の怖さも、SNSなんかなかった時代の地域性の圧迫感も恐ろしかった。

    心がザワザワさせられ、すごく不安になったまま上巻が終わってしまい、早く下巻を読んで早く心を落ち着けたい欲に駆られてる。

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    2026年09月27日
  • 会社員、夢を追う

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    ネタバレ

    この本は面白かった。
    はらだみずきさんの本は海が見える家シリーズから2作品目だったけど、心理描写がすごく丁寧だと思う。
    本作は、夢と現実間で葛藤する思いが就職活動の中や就職先など主人公の進む道でどう変化していくのかが丁寧に描かれているので、きっと共感することも多くあるはず!!

    どこまで小説でどこからが実話なのかすごく気になる笑笑

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    2026年09月27日
  • ロビンソン・クルーソー

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    ハラハラワクワクし、とても読み応えあり。300年前に出版された本だが、古臭くなく楽しく読める。
    様々な無人島サバイバル系の小説の、原点となった本。
    一番の魅力は、まるで著者が体験したかのように具体的なサバイバルの様子。
    食べ物の確保・道具の製作・日付の数え方・日々のルーティン・日記をつける様子など、事細かとても面白い。

    そして、20年以上の無人島生活によって、変化し達観していく主人公の心境や神に対する考え方も興味深い。
    途中から、ロビンソンは島での暮らしがこれまでで一番幸福だと感じるようになる。

    「人が神の与えてくれたものに満足できないとすれば、それは人が神の与えなかったものに目を向け、ないものねだりをしているからに過ぎない。ものがないという不満は、あるものに対する感謝の不足から生じるのだと思う。」

    自分の不幸な面ばかり意識しがちだが、幸せな面をしっかりと認識し感謝することが大切。

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    2026年09月27日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    新刊ムーブに乗りたくて(笑)
    何度か目の再読です。

    現代の描写は端々に時代の変化を感じますが、異国に1人放り込まれ、数々の苦難を乗り越える陽子の姿は何度読んでも胸が締め付けられますね。

    出会う人出会う人に次から次へと裏切られる描写ですが、以前は「みんな意地悪だなぁ」くらいにしか思えなかったんですが、大陸の弱肉強食の気風を反映してるのぁなぁ、と今読んでみて感じることも。

    下巻も楽しみます。

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    2026年09月27日
  • まどろみの星たち

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    大人たちを主体とした文章ではありますが、子どもたちの様子が置いてけぼりになるわけではなく、そうすることで、ちゃんと焦点の定まった作品となっていました。
    その子は何故夜泣きをするのか?先生は何故夜間保育勤務を希望しているのか?その子のお父さんは何故そんなにも頑ななのか?謎解きのような展開もあって、読みながら想像か膨らみ、自分が登場人物の一人になったようでした。

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    2026年09月27日
  • 屁理屈と哲学

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    ネタバレ

    小川哲さんをぎゅっと凝縮した本(^^)笑

    一部未発表原稿からの抜粋もあるようなので、著者を網羅した方にも楽しめると思います。

    積読チャンネル経由で購入しましたが、限定カバーかわいいですよー

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    2026年09月27日
  • ラバー・ソウル

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    はぁぁ…ぁ?
    って感じ笑

    これは見破るとか、トリックがわかる人はいないのでは?というか無理だよね?って感じ。
    「護る」の意味。
    なんとも言えない読後感。

    半分超えてからは一気読みって感じだったな。
    プラスティックよりはラバーソウルの方が私は面白かった。

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    2026年09月27日
  • エピクロスの処方箋

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    今回も本当に良い話だった。患者さんと家族とのやりとりも、丁寧に描かれていてすき。人の死とどう向き合うか、職業柄この本は私のバイブルになる。

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    2026年09月27日
  • 世にも奇妙な君物語

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    「世にも奇妙な物語」といえば、子供の頃からよく観ていたと思う。
    「おばあちゃん(タイトル不明)」や「12番目の客」「懲役30日」「23分間の奇跡」など、印象的な物語がたくさんある。

    今作は、朝井リョウさんが5本立て構成で、まさにテレビで見ているような感覚で楽しめる作品となっている。
    「世にも奇妙な物語」にある、イヤミスな感じもあり、ミステリー好きな人にはおすすめである。

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    2026年09月27日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    雨季になると巨獣リヴァイアサンの襲撃に悩まされる神聖カナム大帝国で、技術省高官が謎めいた死を遂げる。それが誰かに仕組まれた殺人であるとして捜査に乗り出したのは、変わり者の捜査官アナと助手で記銘師のディン。二人の活躍により無事事件は解決するものの、同じ手口で十人の技官が殺されていたことが判明する。ファンタジー世界を下地にしたミステリです。
    科学や薬学の技術で人間の一部の能力を飛躍的に強化した「卓越者」たちが存在する世界。謎めいた魔法のようなアイテムも多々登場し、それほどここに詳しい説明がなされないのですが(単位などはまったく謎です)。しかしその世界観が読むうちに案外スムーズに馴染んできます。
    体内から爆発的に生えた木に殺される、というインパクトのある手口に唖然。しかもそのシーンが目の当たりにされるところもあって、これは衝撃的でした。しかしどうやってそれを仕込んだか、というところなどは完全に本格ミステリ。特殊設定ミステリとしての読みごたえが抜群です。
    現場に行かないアナの代わりに状況を記憶し伝達し、さらにとんでもない能力が徐々に明らかになるディンだけれど、何かを抱えているらしいのも読みどころ。アナとのバディとしての活躍も実に楽しいです。これ、続編も書かれているのですね。邦訳が待たれます。

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    2026年09月27日
  • 多類婚姻譚

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    ネタバレ

    現代の結婚や男女間の心情について、言語化されていて興味深い。女性の社会での活躍とともに、結婚や育児の考え方は、今後、大きく変わっていくのだろう。

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    2026年09月27日
  • 今日未明

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    メディアで様々な事件のニュースを見聞きするたび、
    どうして、こんな事が起きたんだろう、と、
    色々と、想像したり考察したり、誰しもするだろう。

    加害者の生い立ちや事情を知ると、なんだか同情するときもある。
    そんな世間の心情を、見事にくすぐったストーリーばかり。

    事件の内容を後から読んだほうがいい、とアドバイスを頂いていたが、思わず先に読んでしまったけれど、
    逆に、事件の内容を知ったうえで、考察することが、ワクワクして読めた。
    どうゆう流れで事件に結びつくのか、たくさんの伏せんが散らばめられ、恐怖さえ感じた。


    「夕焼け空と三輪車」
    サ高住にそうそう入居できないし、面会ができない?

    「そびえる塔と街明かり」
    なんてお人好しな男性だろう。

    「ジャングルジムとチューリップ」
    幸せになるはずの理想の人生が・・・

    「まだ見ぬ海と青い山」
    その町がとても気に入っても、やっぱりよそ者でしかないなんて。

    「四角い窓と室外機」
    決定的な原因は、やっぱりいつものハグを拒んだことではないかな~

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    2026年09月27日
  • 旅をする木

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    旅をした気になる本
    アラスカの広大な自然の中で暮らす写真家の著者
    幼少期の旅やアラスカでの経験がエッセイ的に語られる。

    読んでいて大自然の風を感じれる。
    私は元来、旅行を心から楽しめない性質だけど、行ってみたいと少しは思えた。
    読んですぐyoutubeでアラスカの映像を見てしまった

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    2026年09月27日
  • 777 トリプルセブン

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    作品紹介から派手なドンパチものを想像していたが、思っていたよりも展開や駆け引きが楽しめる作品だった。次々と起こる出来事にハラハラしながら、先の展開が気になって一気に読み終えた。登場人物も個性的で、それぞれの思惑が交錯していくのも面白かった。

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    2026年09月27日
  • 新装版 ホームレス中学生

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    この本は私がはじめて読んで泣いた本です!
    家族にいきなり解散と言われて心細いはずなのに兄や姉に甘えずに公園ですごす主人公がすごいと思ったし、最後のお母さんへの手紙は主人公のお母さんの感謝や気持ちが溢れ出てきているのがわかりました。困難に立ち向かう主人公の姿がとてもカッコよかったです。
    ぜひ、読んでみてください!

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    2026年09月27日
  • 放課後ミステリクラブ 9生きかえったカブトムシ事件

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    カブトムシの生態とかよくわからず、謎が解けなかった。どんな状況がカブトムシにとって幸せなのかが書いてある。

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    2026年09月27日
  • 教団X

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    ネタバレ

    カルト教団とその信者達
    神とは?幸福とは?
    中村文則らしく、タブーに踏み込んで訴えてくる
    この教団は性に対して奔放さをうけいれる
    それが人間らしさだから
    つまり禁欲が尊いと思いがちな一般的な宗教とは異なる
    確かに性行為を崇める宗教や秘密結社は、多く存在する
    悪や欲が渦巻く作品だったが、なぜか幸せとは何か考えさせられた

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    2026年09月27日