小説・文芸の高評価レビュー
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吉本ばななと宮本輝の対談集。温かい雰囲気で、素敵な時間だったのだろうと思われる。
宮本輝の温かい言葉が並べられたあとの(あとがきで本人は言葉を省略していることを反省しているけれど)、吉本ばななの鋭い一言に何度も考えさせられた。きっかけをもらって、その対談とは全然違うことを考えることも多かった。
吉本ばななが「世界中のひきこもりのような感じの人に『あなたの本を読んで救われた』と言ってもらえるんです」と述べているとおり、生きづらさを抱えながらもがんばって生きている人たち(私を含む)にとって、吉本ばななの職人のようにコツコツと救いを届けるための本を書いてくれる人がいることは、非常にありがたいと思 -
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ネタバレ宙が実母と暮らし始めてざっくり高校卒業するまでのお話
ごはんを通じて、家族の身勝手な事情に振り回されて傷ついた人たちが立ち直っていくエピソードが5本ほどある。
どうしてこんなにもと思わされるような自己中心的な人間が毎回出てきてそのたびに心がざわつかされた。
家庭トラブルは人それぞれで傍から見たら実にくだらなく感じるけど当事者にとってはまさに人生を左右する問題であって逃げ場がなかなか作れない。宙の人生の要所要所で自分だったりそんな境遇の人たちに出会っていくが、そういう場面を見るたびに家族というもっとも小さな社会単位の大きさに圧倒された。
そんな事情を持った人たちに料理とともに寄り添うことで立ち -
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ラングドンシリーズはこれまで全作読んできたので、新作が出たと知った瞬間に迷わず購入。上下巻で5000円超えには「高っ!」と思いましたが(笑)、やっぱり買ってしまいました。
今回のテーマは「意識」と「脳」の秘密。こういう題材は一歩間違えるとスピリチュアルな話になりそうですが、それを科学的な視点から解き明かしていくところがとても面白く、なるほど!と納得しながら読み進めました。
そしてダン・ブラウンらしく、冒頭からいきなり衝撃的。実在するプラハの場所や施設が物語に組み込まれているのも魅力で、読んでいるうちに「ここ、本当に行って自分の目で見てみたい!」という気持ちに。
歴史や科学、謎解き、実在す -
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ネタバレやっぱり全員死ぬんかーい!
上巻で予想したトリック、当たってましたね、ドンピシャリ。
そんなわけで、答え合わせの気分で読むこととなった下巻な訳ですが伏線をすごく綺麗に回収してくれて、不満に思う点が一切ありませんでした、素晴らしい。
トリックの内容と犯人までは分かったんですが、あそこまで壮大なオチは読めませんでした。金持ちってすげ〜。お陰様で最後まで面白く読むことができました、ミステリというよりかキャラクターの魅力にやられた感じかな。由季弥と紗世子いいよね、ある意味でしっかり自分を罰したオチでした。
どうやったらこんなに綺麗にプロットを描けるのか、これが1番のミステリかもしれません。 -
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ネタバレ▼2026年9月 再読(n回目)
夢ゾウに続き、大好きな本! ★1つ追加!
アレックスのユーモア溢れる行動はこちらまで元気になる!
・"前向きに生きるということは、周りにいる人を楽しませようとすること"
つらいときや苦しい時、悲しい時も
そんなことをできる姿勢は矢印が常に他人に向いていて、とてもかっこいいと思った。
すぐに真似できるものではないかもしれないけど、
アレックスを見ると自分は真面目に生きすぎてる節があるからもう少しユーモアを持って「周りの人が笑ってくれるために何かできることあるかな?」と考えてみたい!
・また、"無理だと言ったらその時点で無理に -
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ネタバレ読みやすく、心に残るフレーズが多かった。
そして大人になったからこそ分かる、あたたかい言葉が多かった。
2009年頃の民主党政権交代やオバマ大統領の就任などは、この物語から直接的に思い出せる出来事。
自分はまだ中学生でその意味合いがわからなかったが、先生や親などの近くの大人たちが耳に残るフレーズを口に出してたのは記憶にある。
この本を読んであの時代のあのフレーズの意味合いってこういうことだったのか、と。
困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出してい
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こんな小説を読むのは初めてだ。
意表をつく状況設定で、読むほどに薄気味悪さが募り想像をこえる世界観に脳の感応も戸惑う。
よくある学園共同生活の描写から始まる。
年少の頃から主人公キャシーは好意をもつトミーが皆に無視されたり虐められるのが気になる。
年長になり友だちのルースがトミーと親しくなり、
その後結ばれる。
そこでは絵や工作や詩などの優秀作が選ばれて別の場所に飾られる。
・・・・
ひたひたと小出しの断片的な事象が積み重なる。
日常のエピソードが全体構成のピースを形作る。
徐々に彼らの学園生活と別次元の全貌が像を結ぶ。「彼らの人生」が人類生存の手段になることが決められた社会だ。嫌悪に響い
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