ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 蛍たちの祈り

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    なんとなく仄暗い香感じがずっとあるので辛いなと思う部分も多かった。親だけじゃなく大人たちに子供って振り回されてるんだよなと思った。子育てしてると子供に振り回されてるって感じることが多い、それって時間とか体力とか人生が大きく変わるなんて事はほとんどない、けど子供は周りの大人達に人生を大きく変えられたりするんだよなと再確認した。子供との関わり方について考えさせられる話だった。定期的に読み返したい。

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    2025年12月14日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    数年前に映画を見てたから、小説からは遠ざかっていたがやはりいい。西田敏行のイメージがあったが、小説のナミヤ爺さんはもっと穏和なイメージだった。児童養護施設の子供たちとの繋がりに涙涙。白紙の手紙への返事にそんな風に回答する爺さんは、本当に相談事に真摯に向き合っているんだな〜と...

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    2025年12月14日
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―(新潮文庫)

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    今年の6月に「隠蔽捜査」シリーズを知り読み始め。
    12月中旬となり、「9.5」まで全て★5と楽しみまくり。
    既刊最終刊の「10」は年末の楽しみに・・・!
    2025年、今年の漢字は
    ・・・・【竜崎署長】・・・
    となりました・・・・・・・・4文字!!

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    2025年12月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    成瀬シリーズの最終巻
    小説の発売日を心待ちにしたのは
    いつ以来だろう
    それほど楽しみにしていた作品

    圧倒的なスピード感で読み進めて
    ページが少なくなるにつれて
    読み終えるのが勿体なくて
    でも止まらない
    「この街には成瀬がいる」
    作中の言葉だけど、この世界に成瀬はいて
    300年でも400年でも活躍し続けて欲しい
    素直にそう思える
    素晴らしいシリーズでした
    また何処かで成瀬の活躍が読めるといいな

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    2025年12月14日
  • 汝、星のごとく

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    もっともっと早く読めばよかったなと思う本でした。
    ちょうど一番好きだった人にもう会えなくなった時に手に取りました。
    私は好きな人の幸せを願えるほど大人でもないし、連れて行ってと縋るほど子どもでもなくて、他に良い選択肢がなかったのかなとぐるぐる考える日々です。
    私も主人公のように素直になれたらなと思います。
    誰にも教えたくない、自分で辿り着いて欲しい、そんな本です。

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    2025年12月14日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    チャーリーとは環境も生活も違うはずなのにとても身近に感じる。それは多分、人との些細なズレや相違みたいな、誰しもがする経験に似ているからなのだと思う。
    知識が後退していく中での最後の追伸は、それでも誰かを悲しむ心は褪せないことを暗示していたのかな。
    とても素敵な作品。

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    2025年12月14日
  • けろけろけろっぴの『徒然草』 毎日を素敵に変える考え方

    匿名

    購入済み

    とても良い内容でした。
    考え方を参考にしたいと思える事がたくさんあって、イラストも可愛くて読みやすかったです。

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    2025年12月14日
  • 神戸、書いてどうなるのか

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    2024/7/6 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2025/12/11〜12/13

    著者の安田さんは私より少し年上。ほぼ同世代で、同じ時期に京都にも住んでいて、現在神戸在住という共通点も多い。安田さんは神戸生まれで、大阪府某市出身の私とは違う。幼い頃の街の記憶が私には無いので、今では人生で一番長く住んでいるが、やはりどこか余所者感がある。そんな事に嫉妬しながら108のエッセイを読んだ。

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    2025年12月14日
  • 光のとこにいてね

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    貧困と複雑な母親に縛られる果遠と、裕福だが冷徹な母親のもとで孤独を抱える結珠。幼少期、思春期、そして大人へと時を刻む中で二人は出会いと別れを繰り返し、互いを深く強く想い続ける。恋愛が色濃く描かれているわけではないけれど、本人たちにしか分からない特別な絆がただひたすらに清らかで神聖なものに感じられた。「光のとこにいてね」という言葉が、幼い日の無垢な約束から次第に切なさを帯びていくその変遷に胸を強く締め付けられる。圧巻。

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    2025年12月14日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    面白い!鈴木先生はたまたまみたテレビでピックアップされていて、面白い研究されてるなという印象だったが、まさか本を出されていたとは。シジュウカラの言葉を見つけていく過程がユーモアある文章で滑らかに語られており、一緒に新しい発見をしているようだった。最後にシジュウカラの鳴きQRコードがあり、本の内容をリアルに感じられたのも良かった。

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    2025年12月14日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    他人と分かり合うことの難しさ、いや、そもそも分かり合おうなんておこがましいということが、よくよく分かった一冊でした。
    腐女子の由嘉里と、死にたいキャバ嬢のライ。
    全く違う世界で生きてきた二人が出逢い、影響を及ぼし合い‥‥というお話だと思っていたら、そんな単純な物語ではなかった。
    読んでみて思ったこと、感じたことはたくさんあって、色々書き残したいのだけれど、とても難しい。
    どんなに言葉を選んでも誰かを傷つけてしまいそうで
    躊躇してしまいます。
    由嘉里も最終的に自分がライに対してできることは彼女を傷つけないことだけだと気付きます。
    相手をどんなに愛していても、決して分かり合えないことがある。愛して

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    2025年12月14日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    とても良き小説でしたネギ。心がポカポカするネギ~♪小心者の私でも読める小説でしたネギ。
    いままで読んだ物語の中で一番かもネギ。
    今年のナンバーワンコンテンツねぎ。去年はマインクラフトねぎ。マインクラフトのトリさんかわいいネギ。

    映画化されるそうですが、かわいいあの子のお姿と時計が気になるネギ。時計欲しいネギな。

    プロジェクト・ヘイル・メアリー、二回目読書に入るネギ。今度はわからなかった用語を調べながら読むネギよ。

    今度生まれてくるときは、宇宙一のエンジニアになりたいネギ~憧れネギ~♪

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    2025年12月14日
  • 正体

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    映画をみて面白かったので購入。映画よりも詳しく事件について語られている部分があって違いを楽しみながら読んだけど…最後に衝撃が。。。

    面白かったです。映画との違いを楽しみたい方はぜひ!

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    2025年12月14日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    ネタバレ

    いやー、まさかちゃんと解明されるとは驚き。

    「はい。怪奇現象でした。幽霊がいましたー。」みたいなオチになるかと思ったけど、そんなこともなく着地してビックリ。

    この現実世界でもあり得るんじゃないかってオチでゾクッとした。

    知念先生の作品の幅広さ凄い。

    ミステリばっかり読んでたけど、ホラーもいいなぁと思わせてくれた本でした。

    面白かった!!!

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    2025年12月14日
  • スケルトン・キー

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    登場人物がサイコパスだらけで面白かった。

    なかなか凄惨な描写もあって、万人に薦められるかと言われたら苦手な人もいるかも。

    最後のネタバラシには驚き。
    道尾秀介好きだわあ。

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    2025年12月14日
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)

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    期待や評価を裏切ってはいけないという承認欲求の呪縛が日本人の生真面目性や組織構造により増幅され、組織不祥事や過労死、鬱病といった社会病理の根源になっている。個々の共同体への依存度を下げ外部とつながなければ、その呪縛から解放されない...という恐ろしい本
    個々のコミュニティの依存度を下げるという解決策は読んでてわかるんだけど、「アラサーになってしまっては家族と職場以外のコミュニティがないよぉ

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    2025年12月14日
  • アキラとあきら 下

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    読みいってしまった。面白い。バンカーの仕事をあまり知らなかったので、こんなこともしてるのかとある意味勉強にもなった

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    2025年12月14日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    半年前ほどからランニングを始め、先日初めてハーフマラソンの大会に参加したものです。あの村上春樹さんがランナーだという情報を得て、本書にたどり着きました。ひよっこランナーの自分とは違う次元にいらっしゃることは理解しつつも、共感出来る部分がたくさんありました。走っている時は何か考えているようで何も考えていない、レース中はこれ以上走りたくないと思いつつ、レース後には次のレースをどう上手く走ろうかと考えているなど。自分もまずはフルマラソンに挑戦し、ゆくゆくはトライアスロンにも参加してみたいと思います!

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    2025年12月14日
  • 真夜中法律事務所

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    成仏していない死者が見える検察官と弁護士
    成仏させるには真犯人が現実世界で罰せられなくてはならない
    法の壁に遮られ成仏できない被害者に救いはもたらされるのか?
    幽霊の設定がユニークで、その設定が謎を解く鍵になってます

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    2025年12月14日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    「うち、知りたいんです。民主主義って何なのか」

    戦後80周年。
    そんな2025年のうちに読みたかった作品をやっと読めました!

    「民主主義とは何か」
    これが、最大の問いであったように思う。

    民主主義に正解はない。
    「十人に聞けば十通りの民主主義がある」
    「日本には日本らしい民主主義の花が、いつか咲くんじゃないでしょうか。」
    確かにそのとおりだなと思う。

    私も読みながら、リュウのレッスンを受けてる気分になった。

    第6章の終わりからの伏線回収の展開にはかなり驚かされたが、ほんとうに面白い1冊だった!

    本作は何年か経てば、ドラマ化するんじゃないかなと思った!
    是非、楽しみな作品です

    分厚

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    2025年12月14日