小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレハァ…すごい小説だった…天才じゃん…
結末に向けての謎解き逆転劇だけじゃなくて、すごくリアル。昨今の色んな事件事故の裏側には計り知れない葛藤がありますよね…
まじでフィクションとノンフィクションのバランスが絶妙だし、雪の日の凍結臨とか磯部の引退後の描写とか最後の噴水広場とかとにかく情景の描写が秀逸。
頭で映像化してそれを情景として捉えてから文字に起こしてる感じで、不謹慎ながら滝川の殺人の描写さえも引き込まれてしまった。
上巻は修司の話しから始まってるんだけど、そこあってこその終盤だったし修司の事ただのやんちゃボーイだと思っててごめん…
事件後の山科さんが気がかりだったんですけど、ゴミ袋とこ -
Posted by ブクログ
星野源の印象って芝居もできて音楽もよくて書く仕事もできる多才とか、新垣結衣ちゃんの旦那とかあるけど、この本読んだら全部ぶっ飛んでう◯ちの人になった。それくらい下ネタエピソードばっかりなんだけどこれが絶妙なくだらなさで仕事の休憩中に読むのに私的にはぴったり。描かれてるエピソードが現実の目の前の光景にはあってほしくないけど想像の中だとめちゃめちゃおもしろい(笑)全裸に喪服のジャケットだけ羽織った星野源想像したらそりゃ笑うわ。
それな〜って思ったのが「自分に寄る」「自分がなくなる」ということ。この本でいう「自分がなくなる」状態というのは私も感じたことはあり、そのときの気持ちよさや充実感は結構覚えてい