【感想・ネタバレ】カササギ殺人事件 下のレビュー

あらすじ

名探偵アティカス・ピュントのシリーズ最新作『カササギ殺人事件』の原稿を結末部分まで読み進めた編集者のわたしは激怒する。ミステリを読んでいて、こんなに腹立たしいことってある? いったい何が起きているの? 勤務先の《クローヴァーリーフ・ブックス》の上司に連絡がとれずに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想もしない事態だった――。ミステリ界のトップ・ランナーが贈る、全ミステリファンへの最高のプレゼント。夢中になって読むこと間違いなし、これがミステリの面白さの原点!/解説=川出正樹

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ネタバレ

刊行されたときから読みたかったのをようやく読んだ。こんなに凝った構成だったとは想像していなかった。クラシカルな殺人事件小説が、小説内小説として登場して、それが未完のまま下巻へ。そこから、現実の物語へ移行しつつ、未完のままとなった小説内小説の方も進んでいく。その絡み方がすごいです、見たことない面白さ。

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2026年03月02日

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ネタバレ

上下巻でストーリーが一変するのが面白すぎる。1作品で2度楽しめるお得感。上巻は名探偵アティカス・ピュントが殺人事件を推理し、解決しようとする。下巻は上巻の最後の文章で一気に次を読みたくさせる。下巻はアティカス・ピュントシリーズの編集担当者の「わたし」が作者のアランの自殺を追求していく。自殺ではなく殺人ではないかと自分なりに奔走している姿がハラハラさせてくれる。現代でもピュントの中の物語でも犯人探しが行われるという作品で、読んでいててドキドキさせられる。上巻の登場人物の多さに、海外文学に慣れていない私は非常に辟易してしまったが無事読み終わることができてよかった。

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2026年02月15日

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あれ?中ってあった?上と下の前に中あったな?と思うぐらい、別な時代の別な話になります。

1回で2回分楽しめる的な。

犯人も、両方とも想像つかず。(ええっ、この人なの?的な)

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2026年01月31日

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私はフィクションの中の劇中劇や作中作が大好物なので、これは読んで楽しめました。二度おいしいです。
「えっそう来るの?」というミステリならではの仕掛けもありますが、一番好きなのは下巻の凶器があれだったことです。
まさかミステリ小説でそれを使うとは!!と驚いた後に笑いました。これぞブリティッシュユーモアかな?皮肉が効いていて拍手したくなりました。演出がうまいなあ。
それと食事の描写がまったく美味しそうではない点にイギリスを感じました。

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2026年01月26日

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『21世紀に入ってから書かれた謎解きミステリーの中で最高峰』とあとがきに書かれてた。文句なしの推理小説。上巻から下巻に入って話の展開が急に変わってページを捲る手が止まらんかった。

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2026年01月16日

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ネタバレ

よかった!作中作構造の光る名品。まさかのダブルフーダニット。
『ミステリとは、真実をめぐる物語である──それ以上のものでもないし、それ以下のものでもない。確実なことなどなにもないこの世界で、きっちりとすべてのiに点が打たれ、すべてのtに横棒の入っている本の最後のページにたどりつくのは、誰にとっても心の満たされる瞬間ではないだろうか。』私自身は首肯できるとは言えないが、ホロヴィッツの主張がしっかり筋として通っていて、よい!
「アガサ・クリスティへのオマージュに満ちたミステリ」というのも素敵な惹句で、『十角館の殺人』をはじめて読んだときみたいなワクワクが確かにあった。でもクリスティ作品に詳しくなくても作中できっちり解説されるので安心!あとピーター・ウィムジィ卿には一時期ドハマリしてたのでかなり嬉しかった。
でも肝心のピュント氏の解決部分については、引っ張ったわりには正直うーん、、みたいな、、推理の導線、果たしてあったか??どうやって突き止めれた?正直こじつければ、誰でもいけるくない?(レッドヘリング多すぎかも)この人しかできないし、この人しかやり得ない、という状況じゃないのがムズムズするんだよな。マダミスでも推理導線がないシナリオはあんまり好きじゃない。その意味であまり探偵と読者が対等ではなかったし、目の覚めるような結末提示ではあったが、そのため悔しくはならなかった。(ただし、上巻最後の台詞はいいクリフハンガーだった、やられた)
現代パートはそうは思わなかったが、手紙の差し替えトリックは人称や語尾でもっとキャラが出てしまう日本語だと厳しいのでは。ピュントのアナグラムしかり、翻訳小説の限界は感じた。

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2026年01月11日

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おもしれー
〈下〉の最初の方は何が起こってるか意味分からんかったけど。〈上〉は、小説の中の小説の話だったんだね。
構成が良すぎるよ

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2025年11月23日

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ネタバレ

入れ子式のミステリは何度か読みましたが、こんなに驚いたのは初めてかも。

まず、上巻を読み終えてすぐに下巻を開いたら「あれ?本を間違えた?カバーはカササギ殺人事件の下巻だけど、中身は別の本?」とカバーを外したこと。
そして、解説の川出正樹さんも書いていらっしゃるけれど、当に自分も同じ行動を起こして、作者のしてやったりに上手く嵌められたこと。

次にビックリしたのが、『羅紗の幕が上がるとき』と『死の踊る舞台』を読み比べたとき。
ホロヴィッツのプロ作家と素人の文章の書き分けもさることながら、翻訳の山田蘭さんが素晴らしい。
ドナルドの作品は素人の私が読んでも「読みづらい上に荒いなぁ」と思ったほど。
このまま『羅紗の幕が上がるとき』を読ませてくれよ!と思うだけでなく、アティカス・ピュントシリーズを全部読んでみたいと思いましたもん。

なんでここで聖書のカインが出てくる?と感じた違和感や散りばめられた伏線が回収されていく快感、ここに来てる方たちは皆さん味わったんですよね笑

こりゃ全世界でベストセラーになるわと帯を見て首肯するしかありませんでした。

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2025年08月10日

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ネタバレ

ここまで心惹かれて一気に読んだ作品はほかにはないかも…。上下巻というボリュームをあっという間に読んでしまった…。小説の中に小説が入ってるなんて、だれが最初に気付けるだろう…。下巻を60ページほど読み返したこと、全然後悔してない!感想を書いている今も、また上巻を開いてしまいそうな気がしている。

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2025年10月11日

購入済み

めちゃめちゃ面白い

もともと作者の方が脚本担当されていたドラマ(名探偵ポワロの初期と刑事フォイル)が面白くて大好きで、ミステリー小説を出されていたと知って早速購入したのですが、めちゃめちゃ面白かったです。味わってじっくり読むつもりが先が気になってあっという間に最後まで読んでしまいました。解決編の伏線の回収が気持ちいいです。また作中作のクリスティー愛溢れかえっている雰囲気もさすがでした(名探偵ポワロのドラマがもう一度観たくなりました笑)

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2021年11月19日

購入済み

一粒で2度美味しい

読み終えてビックリ
この本はミステリー好きなら出会えて良かったと思える作品です。
小説トリックと言えばいいのかな
下巻を読み始めたら誰もが「なに?なに?なにー?」となるのではないでしょうか。
最近は過激な内容で後味の悪いミステリーが多い中、宝石のような小説だと感じました

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2020年06月04日

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4.0 - 作中作で1冊で2つのミステリを楽しめる面白い構造の本だった
ただ、全般若干読みにくいのと、結末は面白かったが驚きという意味でのインパクトは個人的には少し薄かったかなと

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2026年01月22日

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この作品、上下巻で二度美味しい。
カレー(=上巻)の翌日はカレーうどん(=下巻)が秀逸なのと同じ原理。
美味しいカレー(=上巻)があるからこそ、次の日のカレーは味が深まり、更に違う料理へ格上げされる(=下巻)感じ。
カレーの具材が、うどんになった時にはその姿形、主張がほぼ無いのに、味の深みとしてはなくてはならない存在になってる。
カレーは洋物なのに、カレーうどんは見事に和食?味になり見事に融合してる。

作中作、入れ子式の構成、すんばらしい。
どうしても和訳が必要なので少し読みにくい、馴染みにくい雰囲気は拭えないけど、(私が海外物に慣れてないだけかも。)それでもこの緻密な構成を見事に日本語のミステリーにした、訳者山田蘭さんに拍手です
(*´ω`*ノノ☆パチパチ

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2026年01月13日

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ネタバレ

面白かった!小説の外側のストーリーも面白かったんだけど、作中劇のアティカス・ピュントのストーリーの方が好きだったので早くピュントの謎解きが読みたい!となってしまった。
原文で読めたらアナグラムの衝撃をもっと受けられたんだろうなー、もったいない

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2026年01月07日

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ネタバレ

アティカス・ピュントシリーズ、一作目。
作中作という形式で描かれる斬新な構成。
上巻でアティカス・ピュントの物語にすっかり入り込んだ後、下巻を読み始めて思わずやきもきした人も多いだろう。
オールドミステリーの形式を取るアティカス・ピュントの物語と、それを取り巻くどろどろとした現実の物語。
チャールズが殺人を犯したのは果たしてお金のためだけだったんだろうか?物語を冒涜されることへの怒りだったのでは?
上巻は古典ミステリをゆっくりと楽しみ、下巻に入ってからは目まぐるしいストーリーを楽しむという一作で二度美味しい構成でした。

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2025年12月02日

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ネタバレ

さて、下巻を読む段で私は一旦スローダウンしました。

劇中劇の外枠、アティカス・ピュントの最新作を扱う編集者の世界に戻って来ています。

早くアティカス・ピュントの事件の結末が知りたいのにとウズウズしていると、物語の展開は私の思いもよらない方向に展開していきます。

・・・
個人的には、結論はややしりすぼみ的に感じましたが、下巻の展開にはゾクゾクきました。この下巻の展開、まさか上巻と…という、ここですよ、ここ!!! 

これは面白い。

・・・
ということで、2019年本屋大賞翻訳小説部門の第一位作品を堪能させて頂きました。

ちなみに、英語のオリジナルですが、分冊されておらず一冊です。翻訳に際して分冊したようですが、非常に良いアイディアであったと思います。

分量だけに限らず、入れ子構造が明示的になりますし、翻訳サイドの工夫を感じます。

推理小説好きは読むべき本ですね。分量的に数日、ひょっとすると一週間弱くらいかかるかもしれませんが、下巻の驚きを是非味わって欲しいなあと。

既読の方、下巻で驚きましたよね? ほかの方の意見も聞いてみたくなります。

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2025年11月05日

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7年ぶりに再読。
主人公の年齢に近くなった分、前より好きになったかも。

私の読み方もあるけど、スーザンに感情移入できるかで結構話の面白さが違うと思う。

たとえば、ライトノベルの挿絵にできるような「かわいい新人編集者」みたいな人だったらエンタメ性もあがっただろうけど。

そういうコテコテのエンタメ性は劇中劇の「カササギ殺人事件」にまかせて、外側の世界は現実を生きる。

嫌な奴も、いい人も。良いように思い込みたい人も。利害も、摩擦も、親愛も、いい意味で温かくも冷たくもあり、温度を感じる。

英語で読めたらアナグラムの楽しさや、アガサ・クリスティの世界との結びつきの楽しみも増しただろうし、執拗に言語に拘るアランの嫌らしさと高度な技術に唸っただろう。

わからなくても見事なパズルの快感と、謎ときのストレスから開放される、ため息をつくような読後感が最高だった。

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2025年10月04日

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下巻の初めの方で、カササギ殺人事件の主要人物についてスーザンが思考しながら整理してくれているのがとてもわかりやすくて良かった!
アランはカササギ殺人事件に何を隠したのか?アランは殺されたのか?事故か?カササギ殺人事件の犯人は?結末は?先が気になり一気読み。性格……ひねくれてる。。
この後ドラマも見ることで(アンソニーホロヴィッツ脚本)さらに原作の面白さが増した。

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2025年08月18日

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ホロヴィッツの代表作。
作者のミステリ愛が伝わってきますね。
現実と虚構を忙しく行き来する主人公の明日はどっちだ。

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2025年08月04日

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間違いなく初めて読んだ構成の小説。現実世界と、作品の中の世界、二重に事件が起きて、編集者のスーザンが探偵役となって現実世界の謎を探っていく。一つの作品を読んで2倍楽しめる。現実でも作中作でもたくさんの伏線が散りばめられていて、とにかく作者はすごいなぁと。構想から完成まで15年かかったのもうなずける。

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2025年07月27日

Posted by ブクログ

約5年ほど積読してた本作。
ようやく読み終わりました!
上下巻の圧倒的なボリューム読み応えありです

登場人物の多さで頭がこんがらがるところもあったけど頑張って読み進めていくと
上巻のラストのあの展開のと下巻の掴みに
雷を打たれるような衝撃。
惹き込まれました
そしてラストまで夢中で読んでしまった
上巻を頑張って読んでくれたら下巻面白さが爆発してる作品だと思うのでこれから読む人は頑張って!!ボリュームがとにかくすごい作品。

そして現代のミステリーを語るなら外せない作品。

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2025年07月19日

Posted by ブクログ

作中作の犯人も、本編の犯人も、どっちもはやく知りたくて一日中読んでしまった。おかげで休日がつぶれましたよ(幸)
この『カササギ殺人事件』という作品のなかでふたつのミステリが進行し、交錯しているという状態。しかも上巻をまるごと作中作にあてるという大胆な構成。いったいどうやって収拾がつくのかしらと思いながら読んでいたけど、ちゃんとつながった。感心しちゃった。さすがに登場人物がこんがらがって、「ン?」ってなる瞬間はあったけど、本作の構成を考えたらじゅうぶん読みやすかったと思う。続きが気になってどんどんページをめくってしまう読書はやっぱりたのしいな〜!

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2025年07月13日

ネタバレ 購入済み

面白かったです。ミステリーがふたつあって倍楽しめた気がします。始まりが不穏だったのでいろいろあったけど主人公の編集者さんがハッピーエンド?でよかったです。

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2023年09月08日

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上巻の時にわたしの推理を書きましたが、盛大に外してしまいました。さて、本作は上巻と下巻では全く印象が違います。 前半ののんびりとした印象から一転した展開に、驚かされました。でも、あんまり書きすぎるとネタバレになってしまうのでやめておきますが、翻訳小説とミステリーが好きな方におすすめです。

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2025年12月21日

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2022.7.24
どちらかというと下巻の方が読みやすくてすいすい読める。
なんか似てるな〜と思ったら、やっぱりアガサクリスティーのオマージュだった。

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2026年01月13日

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ネタバレ

壮大な仕掛けのミステリー!上巻を読んだ時にはごく普通の推理小説に感じていたけど、その話は作中作で、下巻はなんと上巻の作品を書いた作者本人が殺害されてしまう!その予想外の展開には心踊ったけど、下巻は少し単調で解決編まで長く感じたのと、殺人の動機が不快なものだったのでやや満足度が低い。アランは結局人のアイデアを盗んでいたのだろうか。アティカス・ピュントの事件の方が余韻があって良かった。

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻を読み終えた後、もう犯人わかるんじゃね?と思ったけど、なるほどこういう構成ですか。

正直言って、上巻の作風が好きだったので、そのまま1本のミステリーとしてもすごくよかったと思う。それを作中作としてさらにエンタメを追求したことを評価すべきか否かだけど、自分はギリギリ不可だった。

読み返せば「おぉ、これも作中のあの部分と繋がってるのか」という感動はあるかもしれないけど、ミステリーってこの作品でも書かれていた通り、読者が探偵と肩を並べて進む話と思うんですよ。だから初読の感動が大切だし、後から読んで上手いと思う構成を評価の中心に置くのはちょっと違和感があります。

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2026年01月20日

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面白かった!けどとんでもなく疲れた!
読むのにすごく時間がかかってしまった。
あらすじを知らずに読んだので最初は「ん?アランコンウェイ?え?シリーズ一作目じゃないの?」と少し混乱。
長々と続く上巻は古典ミステリっぽく、少し退屈な場面も真相が知りたくてひたすら耐えながら読んだ。
下巻は後半まで一気に読み進め、「この残りページ数でいける?どうなるの?」とドキドキ。
最後はまぁ納得の終わり方でした。
しかし上巻こんなに長い必要あった〜!?な気もしないでもないけど、作者の試みに巻き込まれて楽しい読書体験でした。

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2026年01月07日

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上巻のオールドミステリー感ある雰囲気はすごい好みだったんだけど、下巻での予想外の展開に若干失速してしまった...欲を言えばピュントの活躍をもうちょっと見たかったな‬ぁ

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2025年12月02日

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構成が斬新!
おもしろかったけど、上巻やピュント氏のパートが、あっさりしすぎてちょっと物足りないかも。
次はヨルガオ。

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2025年11月18日

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上巻は冒頭以外は作中作のオールドファッションミステリで、アガサ・クリスティのポアロの世界観。
登場人物が多くてちょっと辟易してしまうけど、いかにもオールドファッションミステリらしいキャラクターで、それぞれに怪しくて、人間関係が絡み合っていて、少しずつベールを剥がすように真実が明るみになっていくのが面白い。

下巻に入ると、上巻の作中作が残るは結末のみという良いところで終わっていることが、それを読んでいた編集者の視点で明かされる。
その後に起きた事件と作中作に関連がありそうなことが判明してからは、とてもワクワクしながら読み進めた。
主人公は完全に読者目線で、事件について探偵のような調査を行うのが、とても新鮮でこれまでにない感じで面白かったが、作中作に比べて内容が薄いように感じた。
作中作のオールドファッションミステリと差を出すべく、書き分けているのだと思うけれど、とんとん拍子に調査が進んで、紆余曲折もなく犯人に辿り着くのは少し拍子抜けに感じた。
構成はとても面白いと感じたけれど、現代最高峰のミステリという謳い文句はいささか疑問を感じる。

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2025年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

むむむ確かに構成はスゴい、見事としか言いようがない。唯一無二ではあると思う。
だけどもだけど、おかげて上巻は地味でまじめなミステリーがひたすら進むんよな。まあ退屈ちゃ退屈。
ネタバレになるけど事件地味すぎん?
コードに足引っ掛けて死ぬとか…、天下のピュント最期の推理がコレで良いのか??
最期は遺灰を森に撒いてとか、異常に事件に愛着湧いてるし…。そんなたいそうな事件かね、この話…。
現代パートも原稿の隠し方甘くて人殴って火つけて逃げきろうって…。チャールズはん、そいつは犯罪としてあまりにもお粗末じゃないすかねえ…。
まあワタシがミステリーの教養不足でクリスティのオマージュなどさほど愉しめないのも悪いのだども。
二重構造の美しさに全フリした結果、肝心の事件やトリックが都合よいものになってしまった感が否めなーい、と感じてしまいました。
と云うわけで、総じて大作家の壮大なる挑戦作、といった感想です、はい。

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2025年10月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻よりも好きだったけど、やっぱり無駄に長いと思う。
長いわりに、動機がイマイチと思ったのは私だけでしょうか・・・

”いったい、どうしていつも妹は、自分の尺度で私を測ろうとするのだろう?ケイティが持っているものが、わたしには必ずしも必要ない、わたしはいまのままで充分に幸せなのだと、どうしてわかってくれないのだろうか?こんな言い方が苛立っているように聞こえるのとしたら、それはわたしが、ひょっとしたらケイティが正しいのかもしれないと怯えているからだろう。"

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2025年09月15日

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