【感想・ネタバレ】ヨルガオ殺人事件 上のレビュー

あらすじ

『カササギ殺人事件』から2年。クレタ島でホテルを経営する元編集者のわたしを、英国から裕福な夫妻が訪ねてくる。彼らが所有するホテルで8年前に起きた殺人事件の真相をある本で見つけた──そう連絡してきた直後に娘が失踪したというのだ。その本とは名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの『愚行の代償』。かつてわたしが編集したミステリだった……。巨匠クリスティへの完璧なオマージュ作品×英国のホテルで起きた殺人事件。『カササギ殺人事件』の続編にして、至高の犯人当てミステリ登場!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

詳細な感想は下巻で。

四年近くぶりにこのシリーズを読んだが、ホーソーンシリーズより好きかもしれない。非常に良い。
そして、ここでくるか!というね笑

0
2025年10月28日

Posted by ブクログ

 8年前にとあるホテルで起きた殺人事件と一冊のミステリー小説の事件、この二つの類似性に気づいた女性の失踪事件など、前作から面白さはそのままで新しいアプローチが展開されていて終始続きが気になってしまった。詳しい感想は下巻で。

0
2025年10月10日

Posted by ブクログ

前作「カサザキ殺人事件」からだいぶ経っていたから、人間関係があまり思い出せなかったが、全く問題なくのめり込めた。
一作品で二作の推理小説が読めるとは!こな作者の才能に感服。
作中作品の方が気になる!!

0
2025年08月23日

Posted by ブクログ

カササギ殺人事件の連作小説

引き続き面白い
一気に読み進める
小説の中で小説を読んでいて不思議な感覚

どなたかの感想を読んで食いついたら大正解
この作家さんの本を有るだけ入手中

0
2025年03月27日

Posted by ブクログ

カササギ殺人事件の続編。
前作はきれいに終わっていたのでどんな続編になるかと思ったら前作以上に引き込まれた。

0
2025年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 シリーズの続きがあることに気づいたので仕事帰りウキウキで購入。この作中作の形式で続編を出せるなんて、天才としか言いようがない。
 カササギ殺人事件同様に作中作が丸ごと組み込まれているけれど、導入はスーザン視点で丁寧に描かれていたので前作よりも簡単に読めた。スーザンは相変わらず沢山の悩みを抱えていて、置かれた環境で必死にもがいている姿を見ると応援したくなる。また、前作にいたジェイムズ・テイラーとの再会も嬉しかった。あけすけな性格で、スーザンが好ましく思うのも理解できる(あけすけすぎるけど笑)。
 作中作はピュントシリーズ3作目「愚行の代償」で、元妻のメリッサと同姓同名の女優が殺される展開には笑ってしまった。成る程、メリッサを殺してからジェイムズを出してきたと。アランは本当にいい性格をしている。3作目では助手のジェイムズが未登場のため、秘書のミス・ケインがピュントをサポートしている。少し抜けているジェイムズと優秀なミス・ケイン。この辺りで読み味が変わりそうで良かった。下巻の捜査が楽しみ。

0
2025年02月18日

Posted by ブクログ

読者にフェアなミステリーだったので満足です。

素人が探偵行為をすることに対しての、事件関係の対応が現実的だなと思いました。
そう思うと、他のミステリーは素人探偵に対して寛容的過ぎる?
赤の他人がプライベートのことまで立ち入ってくるのに。

0
2024年12月28日

Posted by ブクログ

面白かった。
前作カササギ殺人事件もとても面白かったので、続編も読みたくなりました。
前作のその後からスタートするので、先にカササギ事件は読んでおいたほうがいいですね。

前作は先に劇中劇のアティカスピュントの話からスタートでしたが、今回は先に実際の事件が起きてからいざ劇中劇が始まる展開。

相変わらず読みやすくて頭にはいってきやすい。
上巻読んだけどまったくどういう展開になるのかわからないな。早く下巻読みたい

0
2024年12月03日

Posted by ブクログ

やっぱり面白いな〜。
今回も『カササギ』同様にホロヴィッツ作品とアラン・コンウェイ作品の2つが楽しめる。(どっちもホロヴィッツだけど^_^;)

今作はホロヴィッツ作品からはじまる。
スーザンがその後どうしているか気になってた。
やっぱりそうなるよね〜と思いながら、前回で登場人物を把握しているのでホロヴィッツ作品も面白い!

どいつもこいつも怪しくて、これこれ〜と自分の好きなタイプでニヤニヤしてしまう。
真面目なスーザンの妹まで怪しくて、すごく気になるけど下巻までお預けだ。

やっとスピルバーグ監督が出てこないと思ったら、今度はアラン作品の方で巨匠が出てきた笑
もうここまで毎回有名映画監督が出てくると笑えてくる( ^ω^ )

いつもAudibleは移動中とか家事をしながらの時だけ聴いてるけど、ホロヴィッツ作品は先が気になってずっと聴いてしまう。

そのくらい夢中になれるのはこの作品が大好きな証拠だ。あっという間に上巻は終わってしまった。早く先が知りたい!!
Audibleにて。

0
2024年08月17日

Posted by ブクログ

登場人物が多すぎて誰が誰だかわからなくなるのが難点…
だけどどうなっていくのか全然想像ができなくて興味深い。

0
2025年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新刊マーブル館を買ったところで、その前にヨルガオだった、と読み進めているシリーズ2作目。カササギを読んだのが何年も前なので全然思い出せなくて、読み返すか迷い中。多分読まなくても大丈夫。入れ子構造だった記憶は鮮明にあるので、今回もアティカス・ピュントが活躍しかけたところで上巻おわり。続きが気になるのに読書タイムのはずの外出先に下巻を持って出るのを忘れて帰宅までお預け。さてこの先どんな展開になるのやら。アンソニー・ホロヴィッツにハズレなしなので楽しみ♪

0
2025年10月23日

Posted by ブクログ

久しぶりのアンソニー・ホロヴィッツ
やっぱり世界観にのめり込めるし
涼しくなった秋にぴったりの作品かと。

カササギ殺人事件から2年後のお話。
今回も本の中でアランコンウェイの
アティカス・ピュントシリーズが楽しめます。
2度お得なミステリー作品!
感想は下巻にて。

0
2025年10月17日

Posted by ブクログ

名探偵アティカス・ピュントのシリーズ第二弾。といってもピュントは作中作である「愚行の代償」に登場して二つの謎を解くという超絶した作品構成となっている。作中作だけでも圧巻の面白さを堪能しつつ、感想は下巻で。

0
2025年10月16日

Posted by ブクログ

前作がよくわからんなぁ、って印象だったのですが、これは今のところぐんぐん読み進めてます。
作中作でベース事件忘れないかが心配笑

2025.10.7
188

0
2025年10月07日

Posted by ブクログ

今回の作中作はアティカス・ピュントシリーズ愚行の代償。その本を読んだ女性が失踪し、探して欲しいとスーザンに依頼が。作中作の愚行の代償が相変わらず雰囲気良くて好き。現代パートとどう繋がるのか?

0
2025年08月18日

Posted by ブクログ

 前作「カササギ殺人事件」に続く推理小説。前作の続きは作れないだろうと思っていたら、見事に同じような雰囲気の続編が登場していた。前作は古めかしい作中作が前半で、後半が現代劇だったがその順番は今回は逆だった。どちらのパートも面白かったのだが、ただ劇中劇がどこまでうまくいかされているかというと、期待したほどにはいかされていないように思われて、そこはちょっと残念だった。前作の「カササギ殺人事件」のほうが好きかな。

0
2025年08月02日

Posted by ブクログ

上質な謎解き犯人あてミステリを二度も味わえるなんとも贅沢な作品。前回の「カササギ~」に劣らず、質の高さはそのままなのがすごい。

0
2025年06月16日

Posted by ブクログ

ちょこちょこ進まないところもあり。
まあ、前作同様に伏線を張っているところだろうけど。
語り手が出てきすぎね。ヒントもりもり。

0
2025年06月06日

Posted by ブクログ

イギリスの作家アンソニー・ホロヴィッツの長篇ミステリ作品『ヨルガオ殺人事件〈上〉〈下〉(原題:Moonflower Murders)』を読みました。
アンソニー・ホロヴィッツの作品は4年前に読んだ『モリアーティ』以来なので久し振りですね。

-----story-------------
*第1位『このミステリーがすごい! 2022年版』海外編 
*第1位〈週刊文春〉2021ミステリーベスト10 海外部門
*第1位『2022本格ミステリ・ベスト10』海外篇
*第2位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇

〈上〉
『カササギ殺人事件』から2年。
クレタ島で暮らす元編集者のわたしを、英国から裕福な夫妻が訪ねてくる。
彼らのホテルで8年前に起きた殺人の真相を、ある本で見つけた──そう連絡してきた直後に夫妻の娘が失踪したという。
その本とは、わたしが編集した名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの一冊だった……。
『カササギ殺人事件』の続編にして、至高の犯人当てミステリ!

〈下〉
“すぐ目の前にあって──わたしをまっすぐ見つめかえしていたの”名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの『愚行の代償』を読んだ女性は、ある殺人事件の真相についてそう言い残して姿を消した。
その作品の舞台は1953年の英国の村、事件は一世を風靡(ふうび)した女優の殺人。
ピースが次々と組み合わさり、意外な真相が浮かびあがる──そんなミステリの醍醐味を二回も味わえる傑作!
解説/酒井貞道
-----------------------

『カササギ殺人事件』に続く、スーザン・ライランド・シリーズの第2作……2020年(令和2年)に刊行された作品です。

『カササギ殺人事件』から二年後、編集者を辞めてクレタ島で暮らすスーザン・ライランドのもとに、イギリスからトレハーン夫妻が訪ねてきた……それは彼らが経営する高級ホテル・ブランロウ・ホールで起きた8年前の殺人事件に関することだった、、、

あるとき夫妻の娘セシリーが、事件をモデルにした小説『愚行の代償』を読んだところ、逮捕された男は犯人ではないと気付いたらしい……だがまもなくセシリーは失踪した。

『愚行の代償』とは、アラン・コンウェイによるアティカス・ピュント・シリーズの第3作……またしてもライランドは、かつての担当作家による謎めいた企みに翻弄されていく、、、

自身が編集した『愚行の代償』をいざ再読してみたものの、事件関係者をモデルにしたキャラクターが登場する以外、まるで関係のない物語に思えた……だが、この2つの探偵物語はひそかに共鳴しあい、詳細かつ精査に読み解けば事件の真相に迫ることができるのだった。

前作の『カササギ殺人事件』と同じく、精巧に組み立てられた入れ子構造で大きな箱と中の小さな箱の中身の不思議な関係性が愉しめる作品でした……作中作で1953年のイギリスの村を舞台にした『愚行の代償』だけでも十分謎解きが愉しめるクオリティなのですが、、、

『愚行の代償』の中で描かれた物語の中に本編『ヨルガオ殺人事件』の謎解きに必要なヒントや伏線が巧く織り込まれているんですよねー 表面的には本編に関連しているとは思えないのですが、ある前提条件を知っている人が読めば、真相が隠されていることがわかる……ホントに巧いなー と感じました。

真相がわかってから読み返すと……ヒントがたくさん詰まっているんですよねー 1冊で2つの謎解きが愉しめる、お得な作品でした、、、

アラン・コンウェイによる名探偵アティカス・ピュント・シリーズは全10作あるという設定なので、残8作品と絡めた、スーザン・ライランド・シリーズを描いてほしいですね!

0
2025年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうやら続き物だった模様。でもキャラの関係などをほのめかす描写も多いので、初の人間でも十分…に読めるかなあ。その人の作品スタイルにハマるのに、今回は物凄く時間がかかった。殺人事件、失踪事件、それをお金目当てに追いかける元編集者。今のところ怪しい人たちばっかりで、誰が犯人とか全然分からない。しかも急に作中で新しい小説が始まってびっくりした。海外のって凄いなあ。

0
2025年02月08日

Posted by ブクログ

小説の内容と実際の殺人事件が交錯するのは前作のカササギ殺人事件と共通しています。今回の方が、現実と小説がはっきりと分かれているようなので、二つの作品を楽しめます。ただ、共感できる登場人物がいないことと、登場人物が2倍で外国人の名前の覚えづらさも重なるので、読むスピードはあまりあがりません。下巻はどうだろうか。

0
2025年01月27日

Posted by ブクログ

「カササギ殺人事件」の続編。編集者を引退したスーザンは、クレタ島に移住してホテル経営に勤しんでいた。そこへイギリス人夫婦がやって来てある依頼をされる。夫婦の娘が失踪した。8年前に起きた殺人事件の真相に、娘がある本を読んでいて気付いたことが原因だというのだ。その本とはアラン•コンウェイ著"アティカス•ピュント"シリーズ第三段「愚行の代償」。スーザンが編集者として世に送り出した本だった…。

前作に引き続き入子状態の作中作。上巻途中からは「愚行の代償」の表紙から再度物語が始まる感じになる。しかもこちらの人物紹介も22人の大所帯。(本編はもっと多くて28人)なかなか読み出があります。何しろ「愚行の代償」は二つの事件が登場するんだから、一作品で3回謎解きに関われる。すごい。とにかく、連続して下巻を読もう!

0
2025年01月12日

Posted by ブクログ

上下巻読んでの感想。いろいろな葛藤を抱えながら、殺人事件の真相を探るのは前作と同様。今回は作中作の中に隠されている部分は少なかったかも?でも面白かったです。

0
2024年08月01日

Posted by ブクログ

『カササギ殺人事件』の続編と聞いて、「続編って言っても、アラン・コンウェイは死んじゃったし、どうやって?」と思っていたら、そう来ましたか。
それ自体もクオリティの高い作中作品が、作中世界で展開する事件の手掛かりとなる、というややこしい構造は今回も活きており、しかも巻末解説によると、第3作も構想されているとか。単純に考えても長編推理小説2作分の手間が要るのだから、普通の2倍は売り上げないと採算が取れないコスパの悪いシリーズ――とか、みみっちいことを考えてはイケナイのでしょう。何はともあれ、間一髪の所でスーザンの危機を救った後で彼女への変わらぬ愛をさらりと言える、アンドレアスがひたすら格好いい。

0
2023年09月07日

Posted by ブクログ

まさかのカササギ殺人事件の続編。
あの傑作の続きが読めるなんて予想すらしていなかった。

元編集者のスーザンは前作『カササギ殺人事件』での壮絶な体験を経て、
今は恋人のアンドレアスの故郷、ギリシャのクレタ島で暮らしていた。
アンドレアスと共にホテルを経営していたのだが、その雲行きはだいぶ怪しい。
んな彼女の元に、イギリスから裕福な夫妻訪れスーザンにある依頼をする。
彼らが所有するホテルで8年前に起きた殺人事件の真相をある本で見つけた
──そう連絡してきた直後に娘が失踪したというのだ。その本とは名探偵アティカス・ピュントシリーズの『愚行の代償』
それは、かつてスーザンが編集したミステリだった。

今回においては頭から物語の構造を明かしていくスタイル。
そりゃ続編なのだから当たり前なのだが。
とは言え、一冊で二度おいしいというスタイルは変わらず。
今作はよりアテュカス・ピュントが誕生するまでの裏側が堪能できる。
良くも悪くも、輝かしい物では決してないのだが。
下巻に向けて、良い塩梅で謎が深まっていく。

0
2025年08月18日

Posted by ブクログ

カササギ殺人事件から2年後の話
登場人物が多くて覚えるのが大変だった。
全然予想がつかないので下巻が楽しみ♩

0
2025年11月28日

Posted by ブクログ

名探偵ピュントのシリーズ2作目。
前作は綺麗に上手くまとまっていましたので、この2作目はどのような展開になるのか期待と不安でいっぱいでした。
読んでみると、変にひねった事はしていない正当な続編。
作中作があるので登場人物が異様に多い序盤は大変でしたが、中盤以降は読む手が止まらなくなってきました。

0
2025年11月12日

Posted by ブクログ

カササギ殺人事件の続編で、事件から2年後の話。
クレタ島でホテル経営をして暮らしていた元編集者のスーザンの元へ、ある裕福な老夫婦が訪ねてくる。スーザンが編集に携わった名探偵アティカス・ピュントシリーズの一作「愚行の代償」に8年前に起きた殺人の真相が描かれていると連絡してきた彼らの娘が、そのまま消息を絶ってしまったという…

カササギ殺人事件の内容はほとんど覚えてなかったけど面白かった記憶があるので続編を読んでみましたが、前作からの登場人物が主人公なのでカササギ殺人事件の記憶があるうちに読んだ方がよかったかも。
スーザンが事件の関係者一人一人に話を聞いていく場面の合間に恋愛関係のうだうだが挟まって長い…どうでもいいから早く「愚行の代償」を読ませてくれ…という思いで読み進め、やっと320ページから「愚行の代償」の始まり。作中作はワクワクするな。
下巻に続く。

0
2025年05月14日

Posted by ブクログ

『カササギ殺人事件』の続編。主人公が事件に巻き込まれる理由は小説ならではの突飛なものに感じるけど、実は下巻で必然性が示されるんじゃないかと期待してる。相変わらず作り込まれた構成。

0
2025年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文庫本2冊分…長かった。
1つのストーリーの中に1冊の本の話が丸ごと載ってるからね…。
スーザンが頼まれた依頼をこなし犯人を見つけたのに、なんだか報われないラストになってしまった。

0
2024年08月08日

「小説」ランキング