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スマホとネットが日常の一部となり、顔の見えない人ともコミュニケーションできる現代社会は、便利な反面、やっかいでもある。言葉の力が生きる力とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何か――恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のつかい方を、歌人ならではの視点で、実体験をふまえて考察する。
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Posted by ブクログ
子供が生まれ、現在育休中。自分は中学国語の教師。残り半年の育休で思いっきり読書したいと考え、意気込んだ最初の一冊目として、この作品を選んだ。 読んでよかった。 読みながら自分の子供に伝えたいこと、生徒に伝えたいこと、自分の心の中で大切にしたいことがどんどん見つかった。 また文章中に、俵さんがおすす...続きを読むめする作品、影響を受けた作品が出てくるため、次に読みたい本が決まる。読書欲が高まっている。 言葉を使って生きなくてはいけない私たちにとって、大切なことが詰まっている本。忘れそうになったとき、何度でも読み返したい。
新書ではあるけれど、エッセイのように軽やかに読める。 柔軟でセンスあふれる語彙力が私にはないものの、 AIに頼って最近短歌作りデビュー。 いろんな歌集を読んで勉強したい!
歌人である俵万智さんの語る「生きる言葉」 言葉に並々ならぬ思いがある私としては、これは是非読みたいと即決購入。 『言葉には、発する人の気持ちが乗る。そして言葉の後ろにある気持ちを感じて、人は少なからず感情を揺さぶられるのだと思います。』 「はじめに」の文章から早くも引き込まれ、ひとり頷きながら読...続きを読むみました。 子どもの真っすぐな質問に答える章での様々な問い。 「説明できないわからない気持ちがあるのはなんで?」 言葉と心と向きあう問いに、私も思考をめぐらせました。純粋な疑問て本質的で、普段あまり意識しないことを掘り下げて考えるきっかけになります。 そしてその問いへの万智さんの答え(考察)も深いものでした。 私には日常あまり触れる機会のない短歌ですが、歌には想像の余白があって、見た人それぞれがどんな場面・心情を歌ったものなのかを想像するのがおもしろい。 読書の、読む人や読むタイミングで感じ方が異なるのに通じるおもしろさがある。 「歌」と「ラップ」についての比較についても興味深かった。 『同じ一首が心にあることで、記憶や感情を共有することができるのだ。ーーー和歌というタイムカプセルは、時を越えて生きる言葉を運んでくれる。』 著者の言葉に、歴史上の人物と時代を越えて感情を共有しているのだと想像したら、壮大でじわりとした感動がこみ上げてきました。 俵万智さんのビジネス書、良かったです。 『読み聞かせというのは、生きた言葉によるオーダーメイドの読書なのだ。』 『子どもを植物にたとえるなら、言葉は光であり水である。かけるほど吸収され、栄養になっていく。』 『人間が実際に体験できることには限りがあるが、本を手に取れば、体験は無限大になる。』 『繰り返しのなかで、絵本の言葉が栄養になっていく』
クソリプへの対応の仕方は国語の授業でそのまま使えるのではないかと思う。無用な軋轢をうまないための知恵。
思っていたよりもラフな感じ。 正直な言葉って感じで好き。 クソリプのところは面白かったな。 子供の問いに答える章はめちゃ刺さった。 本を読むことで得られる体験や感覚の豊かさを知り、ほんとにその通りだなと。 AIに代替されない、心の種を織り交ぜた言葉。 出来上がる歌はあくまでも副産物。 なるほど...続きを読む。 歌を詠むことは言葉を疑い、慈しみ、自らの心の機微に向き合うことなんだなぁ。 すごく丁寧で綺麗な感じがしてかっこいい。 歌は詠まないにしても、この姿勢は見習いたい。
短歌や日常会話を通じて日本語の面白さを伝えている俵万智先生の珠玉の新書です。 歌人や作家、芸能人との対談なども一部引用されており、万智先生が感じたことは勿論、相手の意見も書かれておりさまざまな視点から言葉について考えられる点がよかったです。 クソリプについて長く言及されているところは笑いが止まりま...続きを読むせんでした笑 あとは全編通して息子さんの考えやエピソードが素晴らしいと感じました。どのように社会で活躍されるのか楽しみでなりません。
日常では短歌に触れることは皆無ですが、とても興味を持って読みました。 言葉に対する深い洞察力、豊かな知性と教養が感じられ、かつユーモアのセンスもあって、素敵な一冊だと思いました。
歌人・俵万智さんが紡ぐ言葉の話。 言葉の扱い方なんて、俵さんが書くはずなかろうと思ったら、やはり違った。 言葉のもつ美しさ、もろさ、不可解さ、そしてそれらのことをひっくるめての言葉の力。 言葉がいかにして生きるのか 言葉といかにして生きるのか そんなことを、時にユーモアを交えながら綴ったエッ...続きを読むセイと言えるだろう。 私は俳句は詠むけど、短歌は詠まない。 なんとなく気が引けてしまう。 でも、俵万智さんの歌集を手に、そして本書で語られた言葉の力を支えに、いっちょ詠んでみようかな。 綴る言葉に悩みながら。
新聞の書評を読んで興味が湧き手に取りました。 著者の作品、サラダ記念日は当時母が買ってきて、その時私は中学生でした。 とても印象的で短歌って面白いんだな、と思ったことを覚えています。 さて本書は、言葉にまつわるエッセイです。子育て、恋愛ドラマ、歌会、SNS、AIなど、身近なシーンで使う言葉につい...続きを読むて考察されており、とても面白かったです。 読み終えた第一印象は、著者は言葉に対しての許容範囲が広い!ということ。 ラップやホスト短歌など、歌人として一見眉を顰めそうなところにもグイグイ入り込み、共通点や楽しさを見出す感じもよかったし、言葉遊びをアートにしてしまう、技術に裏付けされた心地よさにも感動しました。 また、言葉に対してこんなに真摯に向き合っているのにSNSにかかれば著者も同様にディスられることにも驚きました。 そういうのクソリプっていうらしい。(下品な言い方だけど下品な行為だから仕方ない。)そういうものへの自衛策にも触れられていて、著者の苦労も想像されます。本当に、匿名の人から受ける誹謗中傷は早くなくなるよう、国が考えてほしい。 あとは、詩が日常にある日本という国を少し誇りに思う気持ちが芽生えました。 サラダ記念日、久しぶりに読み返してみようかな。
簡単にAIでも言葉を作れちゃう時代だったり、話し言葉でなんとなく単語を並べるだけでもなんとなく意味が通じてしまうこともあったりするけど やっぱり丁寧に言葉を扱いたいねえ 言葉ひとつひとつが愛おしくなるような本でした 最近愛おしいってばっか言ってるな
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生きる言葉(新潮新書)
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