生きる言葉(新潮新書)

生きる言葉(新潮新書)

1,034円 (税込)

5pt

スマホとネットが日常の一部となり、顔の見えない人ともコミュニケーションできる現代社会は、便利な反面、やっかいでもある。言葉の力が生きる力とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何か――恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のつかい方を、歌人ならではの視点で、実体験をふまえて考察する。

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生きる言葉(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わった最初の感想は、「なんかいいな」という感じの本です。著者の俵万智さんは歌人として有名ですが、本書に出てくる俵万智さんは、お母さんとして、歌人として、国語の先生として、女性として、いろいろな俵万智さんの人となりが味わえる1冊です。エッセイの部分はとても洗練されているプロフェッショナルな文章で

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    本屋さんのおすすめからなんとなく買いました。
    むかし、サラダ記念日に出会った時の事を懐かしく思います。
    今回は、言葉、短歌の表現には、その人の生き方、考え方、想い、などなどが詰まっていて、その想いを言葉で表すのは正確にはできないけど、大切な事と思いました。
    ヒコロヒーさん、Mummy-Dさんとのお話

    0
    2025年12月11日

    Posted by ブクログ

    ああ、私は俵万智さんが好きなんだ、と実感しました。
    万智さんが紡ぎ出す言葉は優しくて、近所のおばちゃんと話しているような感覚になりました。

    言葉ってなんで存在するのか、言葉の普遍性について考える時間でした。
    世界の物事を「言葉」という「手段」を用いて表現しているだけであって、私たちが想像するものや

    0
    2025年12月10日

    Posted by ブクログ

    個人的2025新書大賞!!!
    SNSが普及し、気軽に簡単に誰かとやり取りができるようになった現代。言葉の持つ魅力、威力、脆さについて、俵さんならではの考察と経験談が柔らかい文体で描かれていて、とっても面白かった!歌人として短歌や言葉と長年向き合っている方だからこそ、言葉に対しての愛がもの凄く伝わって

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    今年度読んだ本の中で、個人的No. 1です。現代の言葉について、とても大切なことを学ぶことができます。何度も読んで、傍に置いておきたい本です。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    子どもの相談の答えが素敵です。こんな返事を返したい。
    個人的には「光る君へ」で詠まれた短歌の解説に熱くなりました。俵万智さんの解説にこちらも感涙です。

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    正しく言葉を受け取ってもらうことの難しさを考えさせられる一冊。俵万智さんの言葉のやりとりに関する実体験が散りばめてられているのも面白い。あの俵万智さんでも、言葉を尽くしたにも関わらず相手に意図通りに言葉を伝えることができず苦悶されたエピソードが印象的であった。言葉は文字で書き下ろせるものであるが、受

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    自分が普段、何気なく読んでいる文章や言葉を、咀嚼することの楽しさ、奥深さを知ることができました。
    コラムの賢い人とは?の話が自分には全くない視点で賢い人を表し、さらにそのことがお話として綺麗にまとめられており、最後は少し泣きそうになりました。

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    いい本だった。大学時代に文系のまま戻るなら、こんな研究やってみたかったな。短歌いいよね。
    そして俵万智さんのバックボーンを知って、より興味深くこの本を読めた気がする。面白い方だな。日常生活の解像度がまるで違う。息子さんも健やかないい子すぎて優しい世界だった。
    あ、「も」警察に取り締まられそう。

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    言葉は世界を完全に表現できない、だからこそ真摯に自分の気持ちに立ち返る表現者がいて、自分の気持ちを投影できる読み手がいる。言葉の魅力の様々な面を味わえた

    0
    2025年12月14日

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