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スマホとネットが日常の一部となり、顔の見えない人ともコミュニケーションできる現代社会は、便利な反面、やっかいでもある。言葉の力が生きる力とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何か――恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のつかい方を、歌人ならではの視点で、実体験をふまえて考察する。
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Posted by ブクログ
読み終わった最初の感想は、「なんかいいな」という感じの本です。著者の俵万智さんは歌人として有名ですが、本書に出てくる俵万智さんは、お母さんとして、歌人として、国語の先生として、女性として、いろいろな俵万智さんの人となりが味わえる1冊です。エッセイの部分はとても洗練されているプロフェッショナルな文章で...続きを読む、とてもテンポが良くてわかりやすいし、ところどころ挟まれている短歌はとても趣味が良くて、なんとなくいいなと思わされる構成です。本書は、子育ての体験談から始まり、ネットでの書き込み、源氏物語に至るまで、言葉そのものが持つ曖昧さと、その言葉を使ってわかり合おうとすることについて、とても読まされました。
本屋さんのおすすめからなんとなく買いました。 むかし、サラダ記念日に出会った時の事を懐かしく思います。 今回は、言葉、短歌の表現には、その人の生き方、考え方、想い、などなどが詰まっていて、その想いを言葉で表すのは正確にはできないけど、大切な事と思いました。 ヒコロヒーさん、Mummy-Dさんとのお話...続きを読む、大河ドラマ光る君への話など、楽しんで読ませてもらいました。
ああ、私は俵万智さんが好きなんだ、と実感しました。 万智さんが紡ぎ出す言葉は優しくて、近所のおばちゃんと話しているような感覚になりました。 言葉ってなんで存在するのか、言葉の普遍性について考える時間でした。 世界の物事を「言葉」という「手段」を用いて表現しているだけであって、私たちが想像するものや...続きを読む考えは一つではないことを改めて感じることができました。 だからこそ、言葉は慎重に扱わなければならないし、言葉の持つ可能性や魅力をもっともっと感じたいと思いました。 私は幼い頃に絵本を読んでもらっていたから本が好きだと思っていました。 もちろんそれは事実ですが、それ以上に言葉が好きなんだと気づきました。 言葉を紡ぐことで新しい世界を知れて、新しい価値観に触れられる。 その経験が楽しくて楽しくて仕方がないです。 ある小説で読んだ、「本を読むことは誰でもできることだけど、書くことは誰にでもできることではない」という一文がずっと忘れられずにいます。 私はそっち側(書く側)にはなれないと、ずっと思っていましたが、俵万智さんの最後の言葉を読んで、ちょっとだけ勇気が出ました。 勉強しなくても使える日本語を使って表現しないなんて勿体無い! ちょっとだけチャレンジしてみたいです。
個人的2025新書大賞!!! SNSが普及し、気軽に簡単に誰かとやり取りができるようになった現代。言葉の持つ魅力、威力、脆さについて、俵さんならではの考察と経験談が柔らかい文体で描かれていて、とっても面白かった!歌人として短歌や言葉と長年向き合っている方だからこそ、言葉に対しての愛がもの凄く伝わって...続きを読むきました¨̮♡掲載されている短歌を読んで、その優しい響きにほろりと感動しちゃった(TT) そしてクソリプの分類図が細かくてめちゃめちゃ笑ったwwクソリプについてここまで詳細に解説と対応方法を述べている新書は初めて( ᵔ̥̥̀ᗢᵔ̥̥́ )読む時は周りにくれぐれも注意です。笑 言葉について、じっくりゆったり俵さんと考えたくなる1冊。自分で買い直してぜひまた読もう!
今年度読んだ本の中で、個人的No. 1です。現代の言葉について、とても大切なことを学ぶことができます。何度も読んで、傍に置いておきたい本です。
子どもの相談の答えが素敵です。こんな返事を返したい。 個人的には「光る君へ」で詠まれた短歌の解説に熱くなりました。俵万智さんの解説にこちらも感涙です。
正しく言葉を受け取ってもらうことの難しさを考えさせられる一冊。俵万智さんの言葉のやりとりに関する実体験が散りばめてられているのも面白い。あの俵万智さんでも、言葉を尽くしたにも関わらず相手に意図通りに言葉を伝えることができず苦悶されたエピソードが印象的であった。言葉は文字で書き下ろせるものであるが、受...続きを読むけ取られるその時はそれぞれの状況や背景から意図せぬ修飾がつくということを忘れてはいけない。また、その状況背景全てを予め理解しておくことは大変に難しいという前提を忘れず、細かな言葉のやり取りの積み重ねを心がけることでそのギャップは小さくすることができるのかもしれない。
自分が普段、何気なく読んでいる文章や言葉を、咀嚼することの楽しさ、奥深さを知ることができました。 コラムの賢い人とは?の話が自分には全くない視点で賢い人を表し、さらにそのことがお話として綺麗にまとめられており、最後は少し泣きそうになりました。
いい本だった。大学時代に文系のまま戻るなら、こんな研究やってみたかったな。短歌いいよね。 そして俵万智さんのバックボーンを知って、より興味深くこの本を読めた気がする。面白い方だな。日常生活の解像度がまるで違う。息子さんも健やかないい子すぎて優しい世界だった。 あ、「も」警察に取り締まられそう。 寮...続きを読むの「ことばが足りない」話、そうだよね。自分に圧倒的に足りないところ。コミュニケーションは失敗を重ねて成熟するという(きっとみんなにとっては)当たり前のことを再確認できた。
言葉は世界を完全に表現できない、だからこそ真摯に自分の気持ちに立ち返る表現者がいて、自分の気持ちを投影できる読み手がいる。言葉の魅力の様々な面を味わえた
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生きる言葉(新潮新書)
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