【感想・ネタバレ】生きる言葉(新潮新書)のレビュー

あらすじ

スマホとネットが日常の一部となり、顔の見えない人ともコミュニケーションできる現代社会は、便利な反面、やっかいでもある。言葉の力が生きる力とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何か――恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のつかい方を、歌人ならではの視点で、実体験をふまえて考察する。

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Posted by ブクログ

言葉のプロフェッショナル
俵万智さんの短歌の背景が知れる
抱きしめて確かめている子のかたち心は皮膚にあるという説
→心はどこにあるの?心は脳にあるという説、心臓という説、ハグしてもらうと安心するから皮膚にあるという説。その説を知って生まれた句だそう。
あとがきにあるように、本書は「大好きな日本語と息子」の話だが、そのどちらもが興味深く面白い。日本語を大好きで、日本語の可能性と魅力を知っている人が身近なものを語るとこうも学びが多いのか。
俵さんの息子はかなり特殊な環境で育ったそう。小学校は石垣島の複式学級レベルの小規模校。そこで子どもたちだけで野放図に遊び回った、いつの間にかゲームもしなくなり、息子の言葉から
「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ という短歌ができるほど島の生活を楽しんだそう。中学はこれまた全寮制の中高一貫校。山奥で2か月ごとにルームメイトが変わり、そこでコミュニケーション能力を身につける。さらに中高時代は携帯禁止。スマホから隔離された世界でコミュ力を磨いたそう。幼少期から絵本を読み聞かせされ、かなり偏った環境で育った息子さん、それがバッチリハマったようで、本書の節々から息子さんへの愛が、温かい眼差しが感じられる。子育て本ではないので、こういう子育てがよいというものではないので、悪しからず。

5 言い切りは優しくないのかでは、曖昧表現を好む日本語表現を考察。〇〇界隈も言い切らない日本語の優しさ。ちなみに俵さんは【「も」警察の万智さん】だそうで、ソフトさを出す助詞の「も」を短歌で使うことに厳しい目をお持ち。並列で使う〇〇とかのとかを映画とか見て、というように単独で使うことを90年代には「とか弁」と読んだらしい。この「とか弁」もふんわり表現。なるほどしっくり。このような日本語のおもしろさも本書では味わえる。

言葉で気持ちを100%伝えることはできないが、気持ちを表す目印としては使える。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

スマホやネットの時代だからこそ言葉の使い方が難しいと感じる昨今。言葉を発しない方が平和に暮らせそうと思ってしまう。でも、言葉無くしては生きていけない。だから言葉を鍛えたいって思った。早速、短歌にチャレンジしてみた。良い感じ。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

言葉の力を信じたいと思いました。
でも、言葉の力を疑ってもいたいと思いました。
言葉で伝えられることが沢山あるけど、言葉では全てを語り尽くすことはできないから。

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2026年01月06日

Posted by ブクログ

読者メモの転記です。
短歌と言葉、日常生活がどのように関連しているか考えさせられる1冊です。
俵万智さんの表現も面白いので、すいすい読み進めることができます。
「歌会」もワークショップとして取り入れてみようかと思います。


- 本の内容
- 演劇→ダイアローグ
たった一つの言いたいことのために、言葉を積み重ねていく作業。

  短歌→モノローグ
たった一つの言いたいことのために、言葉を削っていく作業。

人に伝えようとしているとき、どちらで伝えようとしているのか意識してみることも有効。
「言葉で言わない」ことも大事。

- 「論点をずらす」ことで思いやりとユーモアを表現することもできる
- 「愛の不時着」より
 「私のこと忘れないでね」
→「空から落ちてきた女を忘れられるか」

- 「間違えて乗った汽車が時には目的地に連れて行ってくれる」(インドのことわざ)

- 本業の依頼は断るな(先生の教え)
→勘を鈍らせるなというメッセージ

- 耳を傾けるべき→外野 ×
自分の心の中を流れる音楽 ◎

- プロフェッショナル=「夢中 得意 努力」
むっちゃ夢中とことん得意どこまでも努力できればプロフェッショナル
つかうほど増えてゆくものかけるほど子が育つもの答えは言葉

- マルハラが話題の昨今
→「マルで終わるって日本語の優しさでは?」

- 1つしかないのに「〜とか」「〇〇あたり」
「こちらピザトーストになります」
→はっきり言わない方が、まどろっこしいが丁寧な印象
過剰に丁寧=責任逃れのムード・誤解にもつながる

- 曖昧表現(〜界隈など)
→ちょっとした安心感+後ろめたさの緩和

- 「も」=表現としては曖昧
的確で必要ならOK→基本的には置き換えた方がベター
「が」「は」「の」「を」へ

- 遊びのポイント
- 「子ども同士で」「自然の中で」「野方図に」
勉強=大人になってから取り戻せる
勉強×遊び=子どもは前に進める

- 言葉=世界の目印
→世界の理解、自分の気持ちを表現することに役立つ

- 自閉症の方と母とのやりとり
「賢い人ってどんな人?」(母)
→「笑顔である事。幸せである事。正直である事。誇りを持つ事。」

- 同じ題でものを書くとき一番やってはいけない事
=大多数が書きそうなことを
大多数が書きそうな理由とともに述べること。
「んん?」と思わせることが大事。
最初に期待値を下げておくことも有効。

- 自分の言葉がどんなふうに人に伝わるかを見ることができる⇒「歌会」
無記名で歌を提出し、感想・意見を述べ合う
「歌会では自分の投票した歌を他の人がどう読んだかに一番注目せよ」(佐々木幸綱)→最も勉強になり、「読む力」をつけられる
一喜一憂する必要はない
→何が伝わり、何が伝わらなかったか
何を読み取れて、何を読み取れなかったか

- 短歌を通して自分の人生を振り返り、言語化することで何かを乗り越えた、という手ごたえ
⇒これが短歌を詠む意味
この時間が尊いし、その時間も含めて短歌

- 手塚マキ=歌舞伎町界のNO.1ホストを経て複数経営する実業家
- 「お客様のちょっとした一言から、気持ちを汲み取る力、そして短い言葉で的確に伝えられる力」を養うものとして短歌◎。

- 曖昧な言葉で一括りにするとき、抜け落ちてしまう何か。
そこを掬うのが文学の役目。

- 「宿ってしまった歌」の条件
- やむにやまれぬ衝動があること。
- 空想や伝聞ではなく、ゼロから全部手順をたどりついた境地であること。(作り続けていないと、宿るものも宿らない。)

- どういうときに短歌が生まれるか
「あらゆる場面で心が揺れた時。アッと思ったら立ち止まって、その揺れを観察。そこから言葉探しの旅が始まる。」
いつ「それ」が訪れるかわからない

- AIの発展…人は心から言葉を紡ぐことを目指すべし
- AI:1→100、自分:0→1

- 作品=副産物
詠む=心を掘り当てる(川添愛)
適切な濃度の中でこそ言葉は生きる
それぞれの器に対する濃さの程良さが大事

- 谷川俊太郎…言葉を疑う人
- 言葉と世界→一対一対応していない・ズレがある
⇒それをどう小さくするかが大事

- 言葉の力=生きる力に直結
心が立ち止まった時、もう歌は始まっている

- お互いにせっかちに言葉を投げ合う前に、ほんの少しでも立ち止まることを大事に

- 言葉=世界をともに歩く頼もしい相棒

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2026年01月04日

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制約の中に想像力、創造力が発揮される
字数や韻踏み、時間の制約の中で伝える言葉、取り組む仕事の意味を見い出し、表現する

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2026年01月04日

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全日本人の愛読書にしてほしいくらいよかった。同じ意味でも人を傷つける場面と傷つけない場面があることに気づかせてくれたり、◯◯ハラスメントへの違和感を言語化してくれたり、クソリプを事細かに解説してくれたり。相手の顔が見えなくてもコミュニケーションが取れる現代だからこそ言葉を大事にしたい。
それにしても俵万智さんの息子さん、人間が出来すぎている。

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2025年12月31日

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言葉で表現することのむずかしさ、楽しさ、奥深さを学ぶ。ホスト万葉集は読んでみよう。後、この人の歌集を、いつか読んだ気もするけど、また読んでみよう。

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2025年12月29日

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ネタバレ

「言葉」は日常に溢れているけれど、ただやりとりしているだけでなく、いろいろな力を宿してるな改めて感じた。
「クソリプに学ぶ」はとても興味深かったし、面白かった。SNS見ると喧嘩腰の人多いものね…。

「言葉は、受け止める側のコンディションにも左右されるのだ。」の一文はその通りだなと強く響いた。
自分から発する言葉を大事にしたいな。

年末に良い作品を読んだ。

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2025年12月27日

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面白かった。
色んな内容が書かれていて飽きない。
息子氏の言葉がちょこちょこ出てきて、そこになるほど…となる。
様々な作品が紹介されているので、読んでみようと思う。

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2025年12月26日

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2025年12月4日のアイドル歌会の現場で、俵万智さんのサイン入りを見て、思わず買った一冊。

60歳を超えられていて、これだけの活動量やいろんな人との関わり合いをみて、凄まじい知的好奇心と体力だなぁ…と言葉以外の部分にも俵さんの凄さを感じた一冊でした。

想いや考えを言葉に出して相手に伝える言語化能力。
シンプルだが、大事なこの能力が飛び抜けた方だなと感じた。

「ゲームはおやつ。(一部、略。)
ケーキやチョコレートと同じ。おいしいからって、朝はケーキ、昼はポテチ、夜はチョコレートだったらおおきくなれないし、病気になってしまうよ。誰らゲームも、おやつみたいに分量と時間を決めて、楽しくやろう」

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2025年12月26日

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読み終わった最初の感想は、「なんかいいな」という感じの本です。著者の俵万智さんは歌人として有名ですが、本書に出てくる俵万智さんは、お母さんとして、歌人として、国語の先生として、女性として、いろいろな俵万智さんの人となりが味わえる1冊です。エッセイの部分はとても洗練されているプロフェッショナルな文章で、とてもテンポが良くてわかりやすいし、ところどころ挟まれている短歌はとても趣味が良くて、なんとなくいいなと思わされる構成です。本書は、子育ての体験談から始まり、ネットでの書き込み、源氏物語に至るまで、言葉そのものが持つ曖昧さと、その言葉を使ってわかり合おうとすることについて、とても読まされました。

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2025年12月18日

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本屋さんのおすすめからなんとなく買いました。
むかし、サラダ記念日に出会った時の事を懐かしく思います。
今回は、言葉、短歌の表現には、その人の生き方、考え方、想い、などなどが詰まっていて、その想いを言葉で表すのは正確にはできないけど、大切な事と思いました。
ヒコロヒーさん、Mummy-Dさんとのお話、大河ドラマ光る君への話など、楽しんで読ませてもらいました。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

ああ、私は俵万智さんが好きなんだ、と実感しました。
万智さんが紡ぎ出す言葉は優しくて、近所のおばちゃんと話しているような感覚になりました。

言葉ってなんで存在するのか、言葉の普遍性について考える時間でした。
世界の物事を「言葉」という「手段」を用いて表現しているだけであって、私たちが想像するものや考えは一つではないことを改めて感じることができました。
だからこそ、言葉は慎重に扱わなければならないし、言葉の持つ可能性や魅力をもっともっと感じたいと思いました。

私は幼い頃に絵本を読んでもらっていたから本が好きだと思っていました。
もちろんそれは事実ですが、それ以上に言葉が好きなんだと気づきました。
言葉を紡ぐことで新しい世界を知れて、新しい価値観に触れられる。
その経験が楽しくて楽しくて仕方がないです。

ある小説で読んだ、「本を読むことは誰でもできることだけど、書くことは誰にでもできることではない」という一文がずっと忘れられずにいます。
私はそっち側(書く側)にはなれないと、ずっと思っていましたが、俵万智さんの最後の言葉を読んで、ちょっとだけ勇気が出ました。
勉強しなくても使える日本語を使って表現しないなんて勿体無い!
ちょっとだけチャレンジしてみたいです。

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

個人的2025新書大賞!!!
SNSが普及し、気軽に簡単に誰かとやり取りができるようになった現代。言葉の持つ魅力、威力、脆さについて、俵さんならではの考察と経験談が柔らかい文体で描かれていて、とっても面白かった!歌人として短歌や言葉と長年向き合っている方だからこそ、言葉に対しての愛がもの凄く伝わってきました¨̮♡掲載されている短歌を読んで、その優しい響きにほろりと感動しちゃった(TT)
そしてクソリプの分類図が細かくてめちゃめちゃ笑ったwwクソリプについてここまで詳細に解説と対応方法を述べている新書は初めて( ᵔ̥̥̀ᗢᵔ̥̥́ )読む時は周りにくれぐれも注意です。笑
言葉について、じっくりゆったり俵さんと考えたくなる1冊。自分で買い直してぜひまた読もう!

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

今年度読んだ本の中で、個人的No. 1です。現代の言葉について、とても大切なことを学ぶことができます。何度も読んで、傍に置いておきたい本です。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

年初の初読み。味気ない言葉の氾濫で言葉に飢えている人が多いのだろう。『生きる言葉』というタイトル、巧緻な表現の極意をさらす俵万智に引き寄せられたのか、すでに13万部に乗せているという。全体に興味深い章立てで一気に読んでしまった。
まず養育論から入り、子どもは「基本野放し」という村長の主張を支持する。そこにコミュ力が醸成されるという。“言葉の輪郭をあいまいにする「も」”の使い方についても視点がいい。メディアがタイトルなどで安易に使う「も」については辟易している。ホストグループの歌会も興味深い。AI短歌についての考察にも引き込まれた。内容については程々にするとして、挿入の短歌はどれも面白く、サビの利いた著者のコメントには拍手喝さいを贈りたい。
「やや手前味噌で恐縮だが」といった表現にみられるように、著者が随所で臆面もなく成果と自信を強調しているのは頼もしい限りだ。
次は『愛する源氏物語』を手に取っている。

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2026年01月03日

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いつか読もうと思ってはいたんだけど、年末ランキングとかでも取り上げられているのを見て、やっぱなるべく早めに、ってことで。著者のことは、めちゃ有名な短歌のいくつかは知っている、という程度なんだけど、本書を読んでいるうち、もっと触れてみたくなった。”踊りつかれて”読後で敏感になっていたこともあり、一番興味深く読んだのは”クソリプ”のくだり。言葉のプロが考えた、言葉の悪意への対処法だけに、しっかり心の止め置きたい内容ばかり。『それにしてもSNSって…』って方向に、どうしてもいってしまうんだけど。

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2025年12月22日

Posted by ブクログ

自分が普段、何気なく読んでいる文章や言葉を、咀嚼することの楽しさ、奥深さを知ることができました。
コラムの賢い人とは?の話が自分には全くない視点で賢い人を表し、さらにそのことがお話として綺麗にまとめられており、最後は少し泣きそうになりました。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

いい本だった。大学時代に文系のまま戻るなら、こんな研究やってみたかったな。短歌いいよね。
そして俵万智さんのバックボーンを知って、より興味深くこの本を読めた気がする。面白い方だな。日常生活の解像度がまるで違う。息子さんも健やかないい子すぎて優しい世界だった。
あ、「も」警察に取り締まられそう。

の「ことばが足りない」話、そうだよね。自分に圧倒的に足りないところ。コミュニケーションは失敗を重ねて成熟するという(きっとみんなにとっては)当たり前のことを再確認できた。

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2025年12月18日

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言葉は世界を完全に表現できない、だからこそ真摯に自分の気持ちに立ち返る表現者がいて、自分の気持ちを投影できる読み手がいる。言葉の魅力の様々な面を味わえた

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2025年12月14日

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息子さんが言葉を身につけていくさま、著者とラッパーの対談に息子さんが目を輝かせて付いてきたエピソード、現代あるあるのクソリプ分析などおもしろかった。
著者が関わった「ホスト万葉集」は巻一、巻ニとも読んでいて、著者が短歌の裾野を広げようとしてるのが、しかも楽しんで行っているのが頼もしい。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

言葉と教育という自身と繋がるテーマのためとても興味深い内容だった。それぞれに面白さがあるけれど、「賢いってどういう人?」というコラムに泣いた。ある自閉症の男性が発した賢い人の定義がハッとさせらるもので、その言葉を解説している俵さんの文章も素敵だ。
俵万智さんが国語科教員だったり、結婚せずに子どもを産んでいたりたり、と知らないことがあり、その生き方を知って改めて魅力的な人だなと感じた。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

言葉の持つ力や魅力を改めて認識させられた本だった。

クソリプの分類の話しと言葉の輪郭を曖昧にする「も」の話しが興味深く、印象に残った。

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

短歌を詠む俵万智が新聞に連載したコラムを含めて書いたものである。和歌がどのようにつくられているのか、さらにそれだけでなく、自分の子どもとの言葉のやり取りもかかれている。短歌の作られる場面についてなかなか知る機会がないので、興味深く読むことができる。

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

AIも短歌を作れるのにびっくり
大学で学ぶのが羨ましいのは本当にそう
大学時代の自分が勿体なさすぎて…
連濁を初めて知った
子どものために自然豊かなところへ移住するのがすごい

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

素直、誠実、まっすぐ、温かい、丁寧、そのような印象を受ける文章。すっとここの奥まで届くような、ずっと隣りにいてほしいような言葉がたくさんありました。

私もこんなふうに言葉を使いたいと自然と思える一冊です。日本語を愛しているんだなぁというのが伝わります。

気持ちをニュートラルに整えたいときに読み直したい本。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

内容は徒然なるままに書かれていて、オムニバスというか、雑文だったが、そこから拾い上げたいものはいくつかあった。この本を通して、読みたい本や、やってみたいことが見つかるはずだ。

気になった短歌

それまではおやすみいつか砂浜でいっしょに疲れようね靴より 木下龍也

作品は副産物と思うまで詠むとは心掘り当てること 俵万智

最後とは知らぬ最後がすぎてゆくその連続と思う子育て 俵万智

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

少しずつ長い時間をかけて読んだ。
あまりに少しずつ読んだので、もっとも印象に残ったのが
「朝ごはん食べましたか」の返事が、午前なら「食べていません」午後なら「食べませんでした」と言う謎。
なぜなんだ?


最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て

この短歌を数年前知った時、不覚にも泣いてしまったのが懐かしい。こんな短歌はおそらくAIには詠めないだろな。


俳句か短歌をやるか、どちらにするか、悩んだ時期もあるなと懐かしい。(やらないくせに悩むだけ悩む)で、どちらもやっていない笑

なかなか短歌はハードルが高いです。
優れた鑑賞付きで楽しむものかも。

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2025年12月22日

Posted by ブクログ

[こんな人におすすめ]
*『愛の不時着』が好きな人
 「大好き!」というほどではないけれど、面白い韓国ドラマだったと感じた人には、ぜひ本書の『愛の不時着』について書かれた章だけでも読んでみてほしいです。登場人物の言葉の選び方について俵万智さんの視点を通して読むことで、ドラマの魅力を改めて実感できるでしょう。本書を読み終える頃には、クリスマス前にもう一度ドラマを観たくなるはずです。

[こんな人は次の機会に]
*『チ。―地球の運動について―』に影響を受け、何かしらの知識を吸収したい、学びを得たいという気持ちでいっぱいな人
 私自身も「知」を得たい欲にかられながら過ごした一年でした。ただし、本書は新幹線の乗車前に本屋に立ち寄り、旅のお供として選ぶのにぴったりな一冊になります。そのため、強い知的欲求を満たすことは難しいかもしれません。俵万智さんから何かを受け取りたいのであれば、シンプルに歌集をおすすめします。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

明るく正しい感じがダサく思えて、昔はこの人のことをいいと思わなかった。屈託のなさが浅く見えていた。(なに目線かわからないが)
しかし、強度があるんよね。わかりやすいし。
これは、おわりに、にあるようにことばと息子について書かれた本で、愛が詰まってる。そしてやはりわかりやすい。そして面白い。

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2025年12月02日

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