【感想・ネタバレ】生きる言葉(新潮新書)のレビュー

あらすじ

スマホとネットが日常の一部となり、顔の見えない人ともコミュニケーションできる現代社会は、便利な反面、やっかいでもある。言葉の力が生きる力とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何か――恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のつかい方を、歌人ならではの視点で、実体験をふまえて考察する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「言葉」は日常に溢れているけれど、ただやりとりしているだけでなく、いろいろな力を宿してるな改めて感じた。
「クソリプに学ぶ」はとても興味深かったし、面白かった。SNS見ると喧嘩腰の人多いものね…。

「言葉は、受け止める側のコンディションにも左右されるのだ。」の一文はその通りだなと強く響いた。
自分から発する言葉を大事にしたいな。

年末に良い作品を読んだ。

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2025年12月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

年初の初読み。味気ない言葉の氾濫で言葉に飢えている人が多いのだろう。『生きる言葉』というタイトル、巧緻な表現の極意をさらす俵万智に引き寄せられたのか、すでに13万部に乗せているという。全体に興味深い章立てで一気に読んでしまった。
まず養育論から入り、子どもは「基本野放し」という村長の主張を支持する。そこにコミュ力が醸成されるという。“言葉の輪郭をあいまいにする「も」”の使い方についても視点がいい。メディアがタイトルなどで安易に使う「も」については辟易している。ホストグループの歌会も興味深い。AI短歌についての考察にも引き込まれた。内容については程々にするとして、挿入の短歌はどれも面白く、サビの利いた著者のコメントには拍手喝さいを贈りたい。
「やや手前味噌で恐縮だが」といった表現にみられるように、著者が随所で臆面もなく成果と自信を強調しているのは頼もしい限りだ。
次は『愛する源氏物語』を手に取っている。

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2026年01月03日

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