【感想・ネタバレ】穴を穿つ(第9回大藪春彦新人賞受賞作)のレビュー

あらすじ

赤松利市氏、西尾潤氏らを輩出した大藪春彦新人賞。
第9回はW受賞!


●今野敏氏 選評(抜粋)
候補作の中でレベルがずば抜けている。

●馳星周氏 選評(抜粋)
読む者の心を鷲掴みにする筆力には感心せざるを得ない。

●徳間書店文芸編集部編集長 選評(抜粋)
このまま雑誌に載っていても十分に通用する完成度の高さに圧倒されました。

●あらすじ

「さく、さく、さく……」

加賀藩前田家の取次検死役である七郎兵衛は、
『せんさく』の『さく』の字を忘れてしまった。

字引きは息子が持ち出しており、
頼りにしている同輩は家を空けているらしい。

書きかけの草稿を書き上げるには、
『詮索』の『索』ではなく、難しいほうの『さく』。
『穿』に続く『さく』の字を突き止めなくてはならない。

『さく』の字を訊いてまわる七郎兵衛だったが、
思いがけず、加賀藩の闇に切り込むことになり――。



※受賞作のほか、選評および受賞の言葉を収録

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ご近所の出来事のように

初老の物忘れを口切りに、ご家族の様子やお調度が伝わる描写で楽しく拝読しました。「も、漢字がわからなかったらググってごらんなさいまし」で済む現代と違いますよね。後半は突拍子もない感じの展開になり、2度読みしましたが。どの時代にあっても不正はなくならないですよね、と感じました。

#ほのぼの #共感する

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2026年02月15日

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