ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 汝、星のごとく

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    直向きで健気な主人公の生き様に胸を打たれました。そしてその主人公を支えてくれる先生や、周囲の大人の存在に救われ、最後にタイトルの意味が分かった時、言いようのない感動が広がりました。

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    2026年01月05日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    なぜ、スズキタゴサクは警察との心理戦に挑んだのか?

    警察側の人間に『お前らは俺と同じだ』と思わせたい
    警察官としてのルールを逸脱し、破滅的欲望を自分に向けてほしい
    壮大な爆弾劇の主役になること
    単に帽子を貰った感謝だけではありません

    ということから、心理戦を挑まれた警察官の心を中心に読む必要があります。何人もスズキタゴサクの言動に揺さぶられてしまうのです

    爆弾が不発弾であったことから、明日香は娘を守るために嘘をつき続けることになります。最後の爆弾が見つからないことも含め、タゴサク優勢の心理戦の結末なのではないでしょうか

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    2026年01月05日
  • 介護未満の父に起きたこと(新潮新書)

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    老いた父の生活を支援する為に試行錯誤した娘の視点で書かれたエッセイ。

    先月末に老々介護が崩壊した自分の実家の姿と大いに重なる。認知症の母を支える父親が、食事をろくに取らず衰弱が進んでしまったが、そうか、栄養学の知識が無いだけだったのか。

    年老いていく親の生活が心配になりそうな時に読めていれば、自分にももっとやれることがあったのかも知れないと思う反面、親の人生だしと精神的な距離をとることも重要だと後押ししてもらえた。

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    2026年01月05日
  • 銀河ホテルの居候 落葉松の森を歩いて

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    2026年最初の1冊。
    本当は別の本を読み始めたのだが、どうしても入って行けなくて新年早々挫折。でも最初がこの本でよかった。特に2話目の落葉松の森を歩いて、良かったです。
    「自分に与えられた命を精一杯感じること。それがどんなにしあわせなことか。」
    本の中の文章をこうして感想に書くこともあるけれど、銀河ホテルの手紙室で、好きな色のインクで書写するっていう行為にとても共感した。とても素敵。「わたしはなにかを得るために生きているんじゃない」
    思い悩むことの多い日々だけどこの言葉を時々思い出しながら生きていこうと思う。このシリーズいつも感動するけれど今回のこの話、ドラマチックではないけれど一番私には刺

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    2026年01月05日
  • 給水塔から見た虹は

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    後半、涙が止まりませんでした。
    同じ団地内に住む中学二年生の桐乃とベトナム人のヒュウ。二人とも教室にも家にも居場所がない。
    桐乃の母、ヒュウの母、ヒュウがつるむようになる仲間達。皆の苦しい思いが伝わってくる。自分がこんなに辛いのは誰のせいなのか。皆がギリギリの心理状態で暮らしている。
    様々な視点で語られるこの物語、悪い方へ流れていってしまうのにも理由がある、ということが伝わってきて、読んでいる側も辛い。
    そして、それぞれの人の核を形作っているものは、簡単には変えられないこと。それに気付いた桐乃が最終的に、人に幸せにしてもらおうと思ってはダメだ、自分で自分を幸せにするのだ、という結論に達した心の

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    2026年01月05日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    【感想】小説を読んで初めて涙を流しました!!
    7章「最果ての出会い」から8章「52ヘルツのクジラたち」は涙と鼻水を流しながら一気に読みしてしまいました。
    また文庫本での内田剛さんの解説も興味深く、この作品が心を揺さぶらせる要因として「圧倒的な水分だ。」と述べています。
    再読する機会があったら、私もここに着目して読んでみたいと思いました。

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    2026年01月05日
  • エピクロスの処方箋

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    「病気を治す=医療の意義」ではないと考える主人公哲郎を中心に進む医療物語。
    医療の意味を語る主人公哲郎を通して、自分の仕事の意義についても考えさせられる。
    淡々とした中にも熱い思いもあり、実力もある魅力的な主人公と言葉選びから人を動かす力のある戦友花垣のやりとりが一見大人っぽくて内容は子どもっぽくて、とても魅力的。
    こんなふうに仕事と向き合いたい。

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    2026年01月05日
  • 今夜、世界からこの恋が消えても

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    本作のテーマは突き詰めれば「失う」についてに帰結するのだと思う。
    「記憶」「人」「大切なモノ」
    今自分が持っている物、当たり前だと思っている物、
    それはもしかすると明日には失うものなのかもしれない。
    大切な物というのは失ってみて初めてその大きさを知る物。
    自分が今享受している当たり前を一度見直したいと思える一作だった。

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    2026年01月05日
  • チキンライスと旅の空

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    著者の時代小説を読んでみたいと思いつつ、最初に読むことになったのはこちらだった
    入った本屋で気になる題名を見つけて

    食べ物について毎日つけている日記があるらしく、食へのこだわりが感じられる
    読みやすい文体
    どんどん焼の章が印象的だった
    小気味良く進む話かと思ったら最後は、、
    下町の雰囲気が感じられる一冊

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    2026年01月05日
  • ハウスメイド

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    ネタバレ

    タイミング的になんかちまちましか読めなかったけど、とてもおもしろかった。
    第二部の明かされていく真相にびっくり。最後、ニーナがミリーを庇ったことにぐっときた。

    ネタバレ
    前科持ちのミリーが裕福な家庭で住み込みの家政婦になる。雇い主はニーナ。8歳の娘セシリアもいる。ニーナの旦那さんはアンドリュー。
    ミリーは住み込み部屋として屋根裏部屋を与えられるが、そこは外から鍵がかかるようになっていて不審に思う。閉じ込められる?
    ミリーは若く美しい。
    ニーナはミリーに無理難題を押し付けたり、ヒステリックに怒ったり。ミリーはニーナが精神病医に入院していた過去を噂で聞く。
    アンドリューはカッコよくてニーナには不

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    2026年01月05日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    『マカン・マラン』は 深い海のよう・・・形も色も違う魚たちが、思い思いに揺蕩っている。

    幸せこそ、手軽であるべき。
    幸せだって、大きすぎれば怖くなる。
    だから適当でいいの。適当で。
    中国語の適当は、まさに『ちょうどいい』という意味。

    あなたの新しい年月に、私の新しい年月に、良い旅を。ボン・ボヤージュ。

    台湾珈琲 飲みながら 読みたい本・・・。

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    2026年01月05日
  • リバース

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    ネタバレ

    ラストで全てがひっくり返る。最終章で今までの情報を小出しにして振り返ることで、主人公が体験してきた場面を読者に1つ1つ想像させた上で爆弾を投下する構成が良かった。コーヒーが飲みたくなった。

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    2026年01月05日
  • 脅迫者

    ネタバレ 購入済み

    抗えども流され墮ちてゆく肢体

    息子を守る為にヒロインの若妻が夫を裏切る事への罪悪感に苦しみながらも自らの貞操を差し出すなど過激な展開が特徴です。全裸でマンションの一室に二歳の息子と共に閉じ込められた若妻・美代子が、誘拐犯の目的と脅迫者の魔手から息子を守ろうとする。
    犯人グループの男たちとの関係の中で、自身と息子の身の安全を守る為に已む無く貞操を差し出しながらも、やがて快楽に屈して自ら望んで求めてしまうという、刺激的で衝撃的な展開が描かれる。ヒロインが自ら望んで媚びる様な笑みを浮かべながら男の身体に自身の裸身を委ね犯人の唇を受け入れ舌を絡め合い雄々しく屹立した男根を雄のエキスを味わい尽すかの様に自身の唇と舌で扱き立てて

    #ダーク #深い #ドキドキハラハラ

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    2026年01月05日
  • 小説

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    ネタバレ

    最近、アウトプット!言語化!と世の中にやたらと煽られている気がしていたので、とてもタイムリーだった。前情報なしで読みはじめたこともあって、少し運命的なものを感じた。

    以前、
    旅行に行くのに理由は必要なのか。
    何かを掴んで成長して帰ってきて、その先で役に立たせなければいけないのか。
    そんなことを、ぐるぐる考えていた時期があった。 

    紀行文やエッセイを読み漁るなかで、
    「旅行に行くのは好奇心を満たすため。行きたいと思ったから行く」
    という言葉に出会い、肩の力が抜けた。
    そして旅が大好きになった。

    「小説」を読んでいて、その時の感覚がよみがえってきた。ただ、気の向くままに読み散らかしていくのも

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    2026年01月05日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    殺し屋シリーズ3冊目!
    今回ばかり人の入れ替わりが少なくて、兜視点でずーっと語られる、っていう違いがあるのも良い。
    あとやっぱ伏線の張り方がすごくいい!わ〜って声出る笑!

    【印象に残った台詞】
    「感情って相殺されないんですよね」
    「どういう意味ですか」
    「いいこともあるから、不満を帳消しにできるかと言ったら、そうじゃなくて。プラスマイナスで計算はできないというか」
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    「死は恐ろしいものですよ。何もかも消えます。お父さんも例外ではありませんよ」
    「そんなことはないです」「父がこの世で一番怖いのは」
    「何ですか」
    「母ですから」
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    「君のお父さんは」
    「何

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    2026年01月05日
  • マリアビートル

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    ネタバレ

    殺し屋シリーズ2冊目!やっぱり最高!
    トーマス大好きな檸檬が個人的にはお気に入り♩
    王子は『死神の浮力』の本城くらい嫌な奴だった( ・᷅-・᷄ )
    人の入れ替わるタイミングがよくて、どんどん読み進められる〜!!

    【印象に残った台詞】
    「でも、トーマス君はいいこと言うんだぜ」
    「何て」
    「『記録なんて壊されるためにあるのさ!』」
    「相手の記録を勝手に壊したやつが口にする言葉じゃないな。そこまで、心の琴線に触れる触れない台詞も珍しい」
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    「いいか、ダックはこう言った。『僕には考えつきません!』とな。そりゃそうだ。そんな気の利いた悪口、そうそう思いつくわけがねえんだよ」
    ┈┈

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    2026年01月05日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    伊坂さんの書く殺し屋ってなんでこんなに魅力的なキャラが多いんだろう!

    一人一人のキャラが濃くて、その周りとの関係性も良くて、伏線の張り方もよくて…!絶対もう1回読み返したくなる( ¨̮ )

    【印象に残った台詞】
    「じゃあな。死んでるみたいに生きたくない、ってのは本当にいい台詞だ」

    「無関心でいるといつの間にか洪水に呑まれてるんだぞ」

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    2026年01月05日
  • 東京すみっこごはん

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    積読消化!!!

    人のあたたかさとか、おいしそうなご飯描写とかが凄くいい…!
    たた、それに結びつけるためなのか登場人物が辛い思いを抱える描写も多くて…ちょっと悲しい気持ちになってしまったところも多々あった。

    シリーズものみたいなので、続きも楽しみです( ¨̮ )

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    2026年01月05日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    ネタバレ

    悩みがすごい身近で、でも最後はハッピーだったり前向きになれる青山先生作品、とても好き。

    特に「五枚目 マンナカ」は読んでて号泣してしまった…!純粋な優しさとか強さってこうだよなって考えさせられた。

    「僕は、子どもとこんなふうに話がしたくて、先生になったんだ。」
    「すべては、今からです」

    このふたつ、とっても印象に残った台詞です。

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    2026年01月05日
  • いつもの木曜日

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    絵本みたいな大きさ、厚さですごく読みやすいのに内容が刺さる!ミニチュアとカラフルなページがワクワクさせてくれる〜( ¨̮ )
    「あ!この登場人物!みたことある!」って思えるのも嬉しい〜!

    『「楽しいこと」より「楽しみなこと」がたくさんあるほうが、人生は幸せなんじゃないかと思う。』
    『実際に嫌なことが起きているよりも、「嫌なことが起きたら嫌だなあ」って思う時間が本当につらいものよ。』
    このふたつの台詞が特に印象に残りました。
    前向きに生きていける気がする…!!笑

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    2026年01月05日