小説・文芸の高評価レビュー
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ヴェロニカばあちゃん、ぶっ飛んでる!
85歳でここまでできる人は、なかなかいない。
最初は、頭の固ーーーい頑固ばあちゃんの話しで、なんでこんな本にに人気があるのか?最後まで読めないかも…って思ってたけど、強引に南極へ行ったあたりからおもしろくて、止まらなくなってきた。
この感想を書いていて、物語の大きな出来事ってなんだろうと思い出してみたら、ばあちゃんの人生が波瀾万丈すぎて、南極での出来事が大した事なく感じている。全編通してすごい出来事の連続なのに、なんか麻痺してるのに気づいた。
3部作ということなので、2作目以降も発売されることを願います。 -
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コミュニティハウスの図書室に訪れる5人の(短編の)物語で、それぞれが今の状況に行き詰まりを感じている。そんな彼らが、司書の元を尋ねるとカンファレンスして渡された本と付録を渡され、それらがきっかけとなり、行き詰まりを解決していく。この物語で好きなところは、カンファレンスして渡される本が実在の本であるところです。だからそれぞれの主人公がどんな内容の本を読んで、いろんなことを考えたのかを追体験することも可能でしょう。今度、読んでみたいと思います。実在の本が小説に出てきて、それが物語の進行に関与しているのは、あとは三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖』ぐらいでしょうか。こちらも大好きなシリーズです。
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アンディ・ウィアーによる長編第3作にあたる本作は、1人の科学教師が人類滅亡の危機を救うために宇宙で奮闘するというシンプルなストーリーラインである。しかし、宇宙空間で目覚めた時にはほとんど記憶喪失の状態だった主人公ライランド・グレースが徐々に記憶を取り戻していく「現在」パートと、現在に至るまでに起こった出来事を描く「過去」パートが交互に展開する仕掛けが物語の密度を高めており、ページをめくる手が止まらなくなるほどの興奮を読者に与えてくれる。宇宙船の中にいるということ以外に一切の情報が与えられていない状態から徐々に記憶を取り戻していくグレースと一緒に、読者は次々と謎が明らかになっていく状況を臨場感
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シリーズ第3弾
「必要とあらば地雷原を下駄履きで突破する女性」こと冴子さんは今作も大活躍です
シリーズが進むにつれて冴子さんの魅力にメロメロ度爆上がりのQちゃんです
メロンパンナちゃんのメロメロパンチはいりません
が、アマゾネス冴子ちゃんのメロメロパンチならおかわりしたいです(むふふ♡)
しかーし、今回は冴子さんの話はやめておこう
なぜなら、「これは俺の事件だ」と言っている郡山が活躍する一冊だからです
冴子さんもカッコいいですが、郡山も負けず劣らずカッコいいです
最高の上司と部下です
そんな郡山は身も心もボロボロになりますが頑張ります
Qちゃんは何もしてあげられません
見守るこ -
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ネタバレアメリカの作家、ロバート・ジャクソン・ベネットのファンタジーミステリ。世界幻想文学大賞とヒューゴー賞を受賞し、MWA最終候補というとんでもない作品。
神聖カナム大帝国の辺境の州で、政府の高官が体の中から樹に食い破られて死亡する事件が発生する。完全記憶能力を持つ記銘師のディンは、上司で変人のアナと調査を開始するが…
間違いなく今年度ベスト級の作品。名だたる賞の受賞も納得の作品。
読みやすさもさることながら、ストーリー展開やミステリ的な意外性もしっかりしていて、のめり込んでしまった。
特殊能力や海からやってくるリヴァイアサンなど、ファンタジーの材料でもあるが、それらをしっかりと推理に活用してい -
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ネタバレ3作品目も非常に面白かった。
物語の中には結局温かみのある良い人たちが多く登場するので、毎回読み終わった後の満足感が大きい。
島内さんの話の、
「生きる努力をしてみてもよいのではありませんか?」
という場面のやり取りが特に印象に残った。相手を思うからこそ生きる道を選ぶべきだという考え方には重みがあり、栗原先生が言うからこそより響く言葉なのだと思った。
また、男爵の
「生きるってことは、学歴とか肩書きとかを掻き集めていくことじゃない。今自分にできることを、少しずつ積み上げていくことだ」
という言葉も心に残った。日々の積み重ねが大切で、誰が見ていようと見ていまいと、自分にできることを地道に続け -
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全員がずっと手が汚れていて、その手でお互いの真っ白なところを触り合っている。そんな様子を垣間見た気がしました。
誰かを幸せにするために、さまざまな人が犠牲になるという、感動とは真逆のファシズム的なビジネス「推し活」。それぞれの幸せのために、個々のアイドルが犠牲になる感動ポルノを費消する。
こんな恐ろしい話があるか、と思いました。
思想とも違う、欲求とも違う。互いに自分の正義を押し付け合い、正義だから正しいと無知蒙昧の如く、経済的犠牲は僥倖とさえ思う。まさに信仰。
砂利のような言葉遊びである、「儲け」という字は『信者』と書く、というもの。これが具体的な物語になったらこうなる気がする。
そして、
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