小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレとてもよかった。瀬戸内海の情景の綺麗さと、逆に登場人物それぞれが抱える孤独の対比がよかった。みんなもれなく幸せになってくれ!と願うけれど、そう上手く行かないのが物語。最後の部分はバスに乗りながら読んだ。危なかった、1人の時に読んでたら確実に泣いていた。
文章の内容は大きく変わってないのに、プロローグとエピローグでの感じ方が一気に変わった。最初プロローグを読んだ時は、井上先生、唯ちゃん、暁海の関係がいまいち分からなくて、相関図どうなってるのとハテナが出てた。作品を読んでる中で、最初のエピローグをすっかり忘れてたから、エピローグの最初を読んだ時に、グワァーっと、記憶が戻った感じがあった。プロロー -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
ネタバレこの作品ほど、芸術とは何か、芸術家とはどのように生きる存在なのかを深く描いた小説を、私はこれまで読んだことがない。芸術が生まれるまでの長い修練や、人生の経験がどのように創造へと昇華されるのかが、非常に崇高なかたちで描かれている。
同時に、この物語には強くユング的な心理の視点を感じた。理性と精神の世界に生きるナルチスと、感覚と生命の世界を放浪するゴルトムント。二人はそれぞれ Geist(精神)とSeele(魂) を体現している存在のように思える。若い頃は互いに相手の中に自分にないものを見て憧れ、同時にどこか劣等感を抱いている。しかし長い人生を経て、二人は互いの影響を自分の中に取り込みながら、そ -
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スパイものですが、読みやすくて爽快な作品。作品内の教えとしてはスパイの過酷さや報われなさなどが説明されていますが、実際に描かれるストーリーとしては重さやグロさはないです。短編形式で一つ一つの事件に対するページ数が少なく、しっかり解決して終わるので、ヒーローものや時代劇のような爽快さがあります。
評価にもそれがあれわれいるようで、高評価が多い中、本を読み慣れている方からは強めの低評価が散見されています。その理由で多いのは文章や人物描写の拙さ、時代背景の不正確さ、ストーリーの深みのなさなどです。ただし低評価の多くに共通する点として文学賞受賞作品なので手に取ったという背景があるので、ここでミスマッチ -
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遂に読み終えた。
こんなに長いミステリーを読む機会は、今後訪れないだろう。
超面白かった。
もしかすると
「読み終えたぞ!」という達成感によるブーストが多少あるのかも知れないが、
個人的には館シリーズの中で一番面白かったかもしれない。
この長さでほとんど中弛みせずに楽しめるのは凄いことだと思う。
シリーズの代表作といえば"十角館"なんだろうけど、
何もかもが違う。
これまで館シリーズを読んできた読書に対する、
ご褒美のような超長編。
私は前作から時間を空けて読んでしまったが、
間髪入れずに読んでる人はより一層楽しめると思う。
ファンタジー要素が入っている、と見
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